Honda Cカードの審査難易度は?年会費やポイントなど特徴を解説

Honda Cカードは、本田技研工業株式会社と3つの発行会社が提携して発行するクレジットカードです。
ポイントを貯めてHonda車の購入に充てることもできるので、Hondaの車が好きな方やこれから購入を検討している方はHonda Cカードの申込みも検討してみてはどうでしょうか。
この記事では、Honda Cカードの審査難易度や、種類、年会費、特典、ポイント、国際ブランド、付帯保険など特徴を詳しく解説していきます。
Honda Cカードの特徴
種類 | 6種類(3つの発行会社でそれぞれ2種類ずつ) |
発行会社 | JCB、DC(三菱UFJニコス)、UC |
年会費 | 一般カード1,650円、ゴールドカード11,000円 |
付帯カード | 家族カード、ETCカード、QUICPayカード(JCBのみ) |
公式サイト | こちら |
Honda Cカードの種類
Honda Cカードには全部で6つの種類があり、提携している発行会社が3つ、それぞれ一般カードとゴールドカードがあります。
Honda Cカードの発行会社は次のとおりです。
・JCB
・DC(三菱UFJニコス)
・UC
また、Honda Cカードの国際ブランドは、JCBを選んだ場合はJCBのみ、DCとUCを選んだ場合は、VISAかMasterCardから選ぶことができます。
JCBもVISAもMasterCardも、加盟店が多いので、どれを選んでも決済する場面で使えずに不自由をすることはないと考えられます。
Honda Cカードの付帯カード
Honda Cカードでは、本カードのほかに家族カードやETCカードを発行することが可能です。
家族カードでもポイントを貯めることができ、家族カードのポイントは本会員に合算されます。
ETCカードは、発行手数料や年会費無料で、ETCの利用でもポイントをためることができてお得です。
また、JCBのHonda CカードであればQUICPayカードを発行することもできます。
Honda Cカードの年会費
Honda Cカードの年会費は、一般カード、ゴールドカード、それぞれの家族カードごとに年会費が統一されていますので、どのカードを選んでも年会費は基本的には変わりません。
しかし、カードによっては特定の条件を満たすことで年会費が優遇されることもあるため、条件さえ満たせば年会費が他よりもお得なHonda Cカードもあるということができます。
まず、基本的なHonda Cカードの種類ごとの年会費について詳しく見ていきましょう。
一般カードの家族カード年会費は715円(税込)です。
▼ゴールドカード:11,000円(税込)
ゴールドカードの場合、家族カードは1名まで年会費が無料で、2枚目以降は、1名につき1,100円(税込)の年会費が必要です。
DCのHonda Cカードの場合、年会費の優遇あり
DCのHonda Cカードを選んだ場合、一般カードでもゴールドカードでも「楽pay」に登録することで、年会費の優遇を受けることができます。
楽payとは、毎月の支払額を自分の都合に合わせて自由に設定したり変更したりできるサービスです。
楽payに登録した場合、一般カードであれば通常年会費(税込)の半額が優遇され、ゴールドカードの場合は通常年会費(税込)から3,000円が優遇されます。
つまり、楽payに登録した場合のHonda Cカード(DC)の年会費は一般カードなら825円(税込)、ゴールドカードなら8,000円(税込み)となります。
ただし、楽payで設定した支払金額よりもその月の支払い額が多いときには翌月に繰り越され、リボ払い手数料がかかる仕組みになっています。
年会費の優遇はありがたいですが、リボ払い手数料が高くついてしまったということがないように考えて利用を検討したいところです。
Honda Cカードの申込方法
Honda Cカードは、店頭での申込みか、インターネットでの申込みとなっています。Hondaのお店に行く予定のない方はインターネットでの申込みがおすすめです。
JCB、UC、DC、のうち希望する発行会社を選び、該当するカード会社のページからHonda Cカードに申込みをします。
Honda Cカードは申込~発行までは通常3~4週間程度かかります。
Honda Cカードのポイント制度
Honda Cカードでは、Hondaキャッシュポイントが貯まります。
通常、提携カードでは、カード発行会社の独自ポイント(たとえば、JCBならOki Dokiポイント、UCなら永久不滅ポイントなど)が付与されるケースが多いですが、Honda Cカードの場合はどの発行会社を選んでもカード発行会社の独自ポイントは付与されません。
Honda Cカードで付与されるポイントは、どのカードでも「Hondaキャッシュポイント」のみとなっていまので、カード会社のポイントプログラムでの交換はできず、Hondaキャッシュポイントの使いみちはかなり限定的なものになります。
以下では、Hondaキャッシュポイントの付与率や使いみち、還元率などを解説していきます。
Honda Cカードのポイント付与率
Honda Cカードのポイント付与率は、基本的には1%で、月額累計の端数が切り捨てられ、100円(税込)につき1ポイント付与されます。
ただし、Hondaの販売会社や関連施設でHonda Cカードを利用すると、2倍の2ポイントが付与されます。
また、家族カードでもHondaキャッシュポイントを貯めることができ、本会員のカードに合算されます。
付与されたポイントの有効期限は5年間(60ヶ月)となっており、61ヶ月目になったHondaキャッシュポイントは消失してしまいますので、有効期限になる前に使い切ってしまいましょう。
Hondaキャッシュポイントの使いみちと還元率
Hondaキャッシュポイントの使いみちは、現金でキャッシュバックをしてもらうか、楽天Edyへ交換するかのどちらかとなります。
Hondaキャッシュポイントを現金に交換する場合に注意したいのは、Honda車の車検や購入時に限られるということです。
Honda車の車検、12ヶ月点検、二輪新車購入時であれば、1ポイント1円として、Honda車の四輪車を購入するときには2ポイント1円として、キャッシュバックか楽天Edyへの交換が選べます。
1ポイント1円で利用する場合には、還元率は1%となり、2ポイント1円の場合の還元率は0.5%です。
キャッシュバックを受ける際には、Hondaの店頭で申し込むか、郵送で申し込む必要があり、郵送で申し込む場合は、ポイント還元申込書が必要なので、Honda Cカードが提携する各カード会社デスクへ資料請求してください。
申込期限は、ポイント対象月の翌月から3か月目の月末の消印まで有効で、添付資料として売買契約書や車検証のコピーなどが必要になるので、キャッシュバックを考えている方は手元に残しておきましょう。
Hondaキャッシュポイントを楽天Edyへ交換する場合はいつでも可能ですが、10ポイント1円なので、還元率は0.1%ということになります。
以前はもっとHonda Cカードのポイント還元率は高かったのですが、改定されて現在はこちらの還元率になっています。
ポイントの還元率については、過去(改定前)には、「還元率が良かった、還元率変更後もホンダ車に乗る方は十分得をする」というような口コミをされている方もいれば「付与率2%のHondaで毎月数万円使うことはまずない、年会費に見合うメリットがあるか疑問」といった評価をしている方もいました。
Honda Cカードの還元率が改悪されてしまったのは残念ですね。
ポイントキャッシュバックの上限
Honda Cカードのポイント還元には上限があります。たとえば、新車購入やリース、中古車購入や車検の場合は30万円分が上限となり、原付きや自動二輪の購入時には15,000円~50,000円分が上限となります。
Hondaキャッシュポイントをたくさんためて、新車購入に充てようと考えていても、このように上限があるので注意が必要です。
Honda Cカードの付帯保険
Honda Cカードには、保険が付帯している種類もあります。
一般カードで保険が付帯しているHonda CカードはJCBのみ、UCやDCの場合は、ゴールドカードであれば保険が付帯していますが、一般カードには保険がついていません。
Honda Cカードは、JCBもUCもDCも、年会費に差はないものの、付帯保険で考えると一般カード・ゴールドカードともにJCBが手厚いといえそうです。
それぞれのHonda Cカードには、どのような保険がついているかをチェックしていきましょう。
Honda Cカード【JCB】の付帯保険
Honda Cカード【JCB】の場合、ゴールドカードの保険内容に関しては、内容・補償金額ともに申し分ない内容となっています。
一般カード | ショッピング保険最高100万円(海外のみ) |
ゴールドカード | ショッピング保険最高500万円(海外と国内)、海外旅行傷害保険最高1億円、国内旅行傷害保険最高5,000万円 |
Honda Cカード【DC・UC】の付帯保険
Honda Cカード【DC・UC】の一般カードには付帯保険なし、ゴールドカードの保険としては標準的な内容と補償金額になっています。
一般カード | なし |
ゴールドカード | 最大5,000万円の海外・国内旅行傷害保険、ショッピング保険年間最高300万円 |
Honda Cカードの特典
Honda Cカードの特典で検索すると、ロードサービスや車のメンテナンス履歴の照会ができる…といった情報もでてきますが、現在はそのような特典が確認できません。
今現在、Honda Cカードで利用できる特典は次のようなものになります。
関連施設の優待特典
Honda Cカードをもっていると、次のような関連施設で優待を受けることができます。
・鈴鹿サーキット
・ツインリンクもてぎ
・レインボーモータースクール
鈴鹿サーキットでは、遊園地の入場料やパスポートが2~5%割引になるほか、レース観戦券が10%割引になるので、お子さんのいる方やF1が好きな方には嬉しい優待内容といえそうです。
ツインリンクもてぎでは、Honda Cカードの会員1名につき同伴者4名様(合計5名)まで割引をうけることができ、ホテル、オートキャンプ場、レース観戦券などの割引があります。
レインボーモータースクールでは、免許教習入所金、安全運転研修料、レース観戦券が10%割引となっています。
さらに、これらの施設でHonda Cカードを使って料金を支払うと、ポイントの付与率が2%と、通常の付与率よりもお得になります。
Honda Cカードで社会貢献ができる
Honda Cカードを利用することで、ユニセフや日本赤十字へ寄付をすることができます。
寄付といっても、年間総利用額の一部をHondaがユニセフと赤十字に寄付しているものなので、Honda Cカードの会員が寄付金を負担するというわけではありません。
普通にHonda Cカードを利用するだけで、自己負担なく社会貢献をすることができます。
Honda Cカード Club Off
Honda Cカード Club Offは、株式会社リロクラブが提供するサービスで、国内外の宿泊施設やアミューズメント施設を優待価格で利用できるようになっています。
Honda Cカードユーザーのなかには「高級ホテルに安く宿泊できたりとトータルで約10万円くらい得した」と口コミをしている方もいます。
Club Offをうまく利用すれば、Honda Cカードの年会費のもとは簡単に取れそうです。
Honda Cカードのゴールドカード特典
Honda Cカードのゴールドカードには、一般カードにはないワンランク上の特典がついてきます。
Honda Cカード(DC)のゴールドカードでは、付帯保険が特典扱いになっており、空港ラウンジサービスなどの特典はありません。
ゴールドカード特典がより充実しているのが、JCBとUCのHonda Cカードです。
どちらかといえばHonda Cカード(JCB)の方がゴールドカード特典が充実している印象がありますが、それぞれ特典についてみてみましょう。
Honda Cカード【JCB】のゴールドカード特典
Honda Cカード(JCB)のゴールドカード特典は、空港ラウンジサービスも充実していますが、通常では予約が困難なゴルフ名門コースの手配などもしてくれるので、利用する機会がありそうな方にはおすすめできます。
また、JCBのゴールドカード会員向けの優待施設が多いので、日頃の生活でもお得に利用できそうです。
・世界1,100ヵ所以上のラウンジをUS32ドルで利用できる空港ラウンジサービス
・コンシュルジュサービス
・ゴルフ名門コース手配サービス
・グルメ優待サービス
・全国70,000ヵ所以上の施設(映画館やスポーツ施設など)での優待
Honda Cカード【UC】のゴールドカード特典
Honda Cカード(UC)のゴールドカード特典は次のとおりで、一般的なゴールドカードに付帯する特典はもれなくついている印象です。
・人気のホテルやレストランでの優待
・コンシュルジュサービス(海外の現地情報の提供、航空券やホテルなどの手配)
・エンターテインメントのチケットを優先予約
Honda Cカードの支払い方法
Honda Cカードの支払い方法について各カード会社(JCB・UC・DC)ごとに確認しておきましょう。
Honda Cカード【JCB】の支払い方法
Honda Cカード【JCB】の締め日は、毎月15日で、翌月10日が支払い日(引き落とし日)となっており、次のような支払い方法が選べます。手数料がかかる支払い方法には実質年利も記載しました。
・2回払い
・ボーナス1回払い
・分割払い(実質年利7.92~18.00%)
・リボ払い(実質年率8.04~18.00%)
・スキップ払い(実質年率7.92~18.00%、支払いする月をあとから最長6ヵ月先までスキップできます。)
Honda Cカード【JCB】の場合、リボ払いにあとから変更したり、リボ払い専用カードを作ることも可能です。また、「スマリボ」というサービスに登録すると、ショッピング1回払い利用分が自動的にリボ払いになります。
Honda Cカード【DC】の支払い方法
Honda Cカード【DC】は、毎月15日が締日、翌月10日が引き落とし日となっており、次のような支払い方法が選択できます。
・2回払い
・ボーナス払い
・リボ払い(実質年率15.00%)
・分割払い(実質年率12.30%~15.00%)
Honda Cカード【DC】の場合、「楽pay」という自動的にリボ払いに変更するサービスを利用すると年会費がお得になり、あとから分割払いやリボ払いに変更するサービスもあります。
Honda Cカード【UC】の支払い方法
Honda Cカード【UC】は、毎月10日締めの翌月5日が引き落とし日となっており、次のような支払い方法が可能です。
・2回払い
・リボ払い(実質年率11.2%~15.0%)
・分割払い(実質年利10.25%~12.75%)
・ボーナス一括払い
Honda Cカード【UC】の場合、分割払いの実質年利が他社と比べると若干低くなっています。
また、Honda Cカード【UC】には、他社と同様に自動的にリボ払いになる「リボ宣言」というサービスもあり、あとからリボ払いに変更することも可能です。
Honda Cカードの利用明細確認方法
Honda Cカードの利用明細は各発行会社が提供している会員専用ページ(インターネット)で確認することができます。
紙の利用明細書を希望する場合には、毎月有料となることもありますので、Honda Cカードの会員専用ページでの確認をおすすめします。
Honda Cカードでキャッシング
Honda Cカードでは、キャッシング機能を利用してお金を借りることも可能です。
キャッシング機能とは、Honda Cカードにあらかじめキャッシング枠を設定しておくことで、クレジットカードをつかっていつでも現金を融資してもらえるサービスです。
Honda Cカードのキャッシングの利用方法
Honda Cカードは、JCB、DC、UCとも国内だけでなく海外キャッシングにも対応しており、海外に設置されているATMやCDを使って現地通貨を引き出すことができます。
海外旅行や出張時に現金を持ち歩かなくてよいという安全面でのメリットや、両替するより手数料が安い場合があるといった経済面でのメリットもあります。
Honda Cカードで国内でキャッシングをする場合には、全国の金融機関やコンビニなどの提携ATMやCDから引き出すほか、電話やインターネットで申し込んで引き落とし口座に振り込んでもらう方法があります。
平日にインターネットでキャッシングを申し込めば、最短数十秒で口座へ反映されることもあり、あらたにカードローンを契約するよりもスピーディーに現金を手にすることができます。
Honda Cカードのキャッシングには手数料(利息)が必要
Honda Cカードでキャッシングする場合、「お金を借りる」ことになりますので、当然ながら利息が発生します。
Honda Cカード(JCB、DC、UC)それぞれのキャッシング手数料の実質年利は次のとおりです。
発行会社 | キャッシングの実質年率 |
JCB | 15.00%~18.00% |
DC | 14.95%~17.95%(カードローンタイプの場合15.00%~18.00%) |
UC | 15.00%~18.00% |
Honda Cカードのキャッシング金利は、概ね15%~18%となっており、発行会社による差はないといってよいでしょう。ほとんどの場合、最高金利が適用されますので、金利は18%と考えておいたほうがよいでしょう。
Honda Cカード キャッシングの返済方法
Honda Cカードのキャッシング枠の返済方法は、ショッピング枠とは異なり、限られた返済方法しか認められていない場合もあります。
発行会社 | キャッシング枠返済方法 |
JCB | 一括払いまたはリボ払い |
DC | 一括払いまたはリボ払い(リボ払いはカードローンタイプのみ利用可能) |
UC | 一括払いまたはリボ払い |
Honda Cカード【DC】のキャッシングは、原則として一括払いのみとなります。リボ払いで支払いたい場合はカードローン利用となり(手持ちのクレジットカードでカードローンが利用できるようになっています)、金利が変わります。
Honda Cカードの審査難易度
クレジットカードの審査項目や審査方法は、どのカードであっても一般に公開されているものではありませんが、クレジットカードのランク(一般カードか、ゴールドカードかといったこと)や、クレジットカードの発行元によって審査難易度の大まかな傾向を知ることは可能です。
ここでは、Honda Cカードそれぞれの申込み条件や、発行会社から、審査難易度を推測していきます。
Honda Cカードの申込み条件から審査難易度を考える
Honda Cカード【JCB】の申込み条件
Honda Cカード【JCB】の申込み条件は次のとおりです。
18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上の学生の方。
<ゴールドカード>
20歳以上で、本人に安定継続収入のある方。(学生の方は不可)
一般カードでは学生や配偶者に安定継続収入のある方(つまり主婦や主夫)でも申込みが可能なのに対して、ゴールドカードでは本人に安定継続収入がなくてはならず、学生の申込みも不可となっています。
Honda Cカード【DC】の申込み条件
18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。
<ゴールドカード>
30歳以上で安定した収入のある方(学生を除く)
Honda Cカード【DC】の場合、ゴールドカード申込みの年齢基準が高いのが目立ちます。30歳以上という条件を考えると、スーパーホワイト(クレジットヒストリーがない状態)では、審査に落ちてしまう可能性が高いと考えられます。
暗に「20代のうちに、良好なクレジットヒストリーを築いている方」という条件も垣間見えます。
Honda Cカード【UC】の申込み条件
Honda Cカード【UC】の申込み条件は次のとおりです。
満18歳以上の方(高校生は除きます)、専業主婦や学生も申し込み可能。
<ゴールドカード>
原則として満25歳以上で年収500万円以上の方
Honda Cカード【UC】の場合、一般カードの申込基準は厳しくないものの、ゴールドカードの申込みには年収の条件が記載されています。
年齢に関しては「原則として」とあるので、24歳でも年収が500万円以上あってクレジットヒストリーもあるなどの場合は多少柔軟に審査をしてくれるようにも感じますが、あえて年収の下限が記載されているところを見る限り、年収に関してはシビアに審査されることが予想されます。
発行会社からHonda Cカードの審査難易度を考える
発行会社の種類別に見る審査難易度は、審査が難しい順に、
「銀行系、独自系(交通系など)、信販系、流通系、消費者金融系…」
となっているのが一般的です。
Honda Cカードの場合、Hondaは車のメーカーであり車を販売しているので「流通系」と考えることができます。
流通系がクレジットカードを発行する目的には、自社のサービスをよりたくさん利用してもらうことも含まれますので、審査難易度が厳しすぎると、顧客に自社のクレジットカードが行き渡らず、目的を達成することが難しくなります。
そのため、流通系のクレジットカードは、できるだけ多くのお客さんに持ってもらうために審査の難易度はそう高く設定されていないはずです。
では、提携先の発行会社はどうでしょうか?Honda Cカードは、JCB、DC(三菱UFJニコス)、UCの3つの発行会社がありますが、これらはどれも「信販系」といってよいでしょう。
信販系の難易度は、特別高いというわけでも、低いというわけでもありません。
そのため、発行会社から審査難易度を考える場合には、Honda Cカードの審査難易度は「中」と考えてよいでしょう。
一般カードの審査難易度はほぼ同じ
以上から考えると、Honda Cカードの一般カードの審査難易度はどれを選んでもほぼ同じといえるのではないでしょうか。
ゴールドカードに関しては、申込み条件から年齢の下限が高い/低い、年収の記載がある/ない…と、それぞれの発行会社がどのような点を重視するのか推測することができます。
Honda Cカードの審査方法や審査で重視する点は各会社によって若干異なるところなので、申込み条件を参考にしましょう。
申込み条件を参考にすると、Honda Cカードの場合、一般カードは審査難易度がそれぞれ同等と考えてよいでしょう。
ゴールドカード目当てに一般カードに申し込むのもアリ
Honda Cカードにはゴールドカードがあるので、せっかくならゴールドカードに申込みたいという方もいるでしょう。
しかし、まだ申し込める年齢に達していない場合や、クレジットヒストリーにいまひとつ自信がない…という方は、Honda Cカードをあきらめるのではなく、一般カードで利用実績を積んでみてはいかがでしょうか。
いきなりゴールドカードを申し込むよりも、申込み条件が満たせるまで、あるいは自信がつくまで、Honda Cカードの一般カードを適切に利用することで良好なクレジットヒストリー(信用)を築くことができます。
Honda Cカードの解約方法
Honda Cカードの解約するには、各会社のデスクに電話する必要がありますので、会員本人がカード裏面に書かれている電話番号にかけましょう。
Honda Cカードを解約すると、ETCカードや家族カードは使えなくなり、Hondaキャッシュポイントもなくなってしまいます。
もし、Hondaキャッシュポイントが残っていたら、解約する前にすべて利用するようにしましょう。
【まとめ】onda Cカードのメリット・デメリット
全体をまとめつつHonda Cカードのメリットやデメリットについて考えていきましょう。
メリットから考えると、Honda Cカードは、Honda車オーナーやこれからHonda車を購入する予定のある方におすすめできるカードです。
一方で、ポイントプログラムのお得度を期待する方には、Honda Cカードはあまり向いていないカードかもしれません。
Honda Cカードのデメリット
・ポイントが使いづらい
・発行まで時間がかかる
Honda Cカードのデメリットは、ポイントが使いづらいところにあると思います。キャッシュバックか楽天Edyへの交換の2択しかなく、キャッシュバックが受けられるのはHondaのサービス利用時のみとなり、手続きもやや煩雑な印象です。
楽天Edyへ交換した場合のポイント還元率がとても低く、ポイント面でのメリットはあまり期待できません。
また、Honda Cカードは審査申込~発行までに通常3~4週間かかってしまうのがやや残念です。
Honda Cカードのメリット
・Honda関連の優待が充実している
Honda Cカードのデメリットでポイントが使いづらい点を挙げましたが、Honda車の購入や車検などでポイントを使えることはHonda車オーナーにとっては嬉しい点であるのも事実です。
Honda Cカードのポイント有効期限も5年間とたっぷりめなので、車の購入に向けてコツコツ貯めるのもよさそうです。
特典もレース観戦券が割引価格になるなどF1が好き、Hondaが好き、という方には嬉しい内容になっているのではないでしょうか。
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