クレジットカードを複数使い分け!デメリットは?

クレジットカードは、チャージも現金も不要でその場で決済できる便利なアイテムで、リボ払いや分割払いなど支払方法も豊富なので、一括払いが難しい高額な商品を購入した場合でも安心です。

優待特典やポイントサービス、付帯保険なども用意されていて、持っているだけでお得になるクレジットカードもたくさんありますので、複数枚所有し、使い分けているという方も多いのではないでしょうか。

ここでは便利なクレジットカードを複数使い分けする方法や、そのメリット・デメリットについて解説します。


もくじ

クレジットカードの必要枚数、複数使い分けの方法

クレジットカードは1枚あれば十分と思っている方もいれば、複数持っていないと不安という方もいるでしょう。

集めるのが趣味で色々なクレジットカードをたくさん収集しているという方もいるかもしれませんね。

最近は魅力的な入会特典を用意しているクレジットカードも多いので、十分な枚数を持っていても、特典に惹かれて作りたい衝動に駆られることもあるかもしれません。

基本的にクレジットカードの所有枚数に規定はないため、1枚しか持っていなくても、1枚も持っていなくても、何十枚も持っていたとしても大丈夫です。

しかし、あまり多くのクレジットカードを所有していると管理が大変になりますし、紛失や盗難のリスクも高まります。

逆にクレジットカードを1枚しか持っていない場合は、トラブル発生時に別のカードで対応できないため、たいていの方は以下のような使い方で、2~3枚程度のカードを所有している方が多いようです。

<所有カードの使い分け方>

・個人用カードと法人用カードとして使い分け(プライベート用と仕事用に分けることができる)

・家計管理としてクレジットカードを使い分け(個人ショッピング用、生活費用、会社立て替え用など分けて管理ができる)

・利用目的ごとにクレジットカードを使い分け(通販用、日常使い用、電子マネーチャージ用など、目的ごとに使い分けることで特典が得られる)

・利用店舗ごとにクレジットカードを使い分け(イオンではイオンカード、ファミリーマートではファミマTカードなどにすると、それぞれの店舗で還元率が上がる)

・提携カードとプロパーカードの使い分け(提携カードで特典が得られ、プロパーカードでステータスが得られる)

・メインカードと予備のサブカード(紛失等のトラブル発生時も、予備カードで対応できるので安心)

・持ち歩き用と自宅保管用のクレジットカード(財布ごと紛失した場合の予備のため)

このように利用場所や目的ごとに使い分けたり、予備のためにクレジットカードを複数所有していると、それぞれクレジットカードのメリットを存分に受け取りながら、万が一の時にも対応できるため、お得かつ安心です。

クレジットカードの複数持ちのメリット

クレジットカードを複数持つことでデメリットも生じるのですが、複数持ちには以下のような多くのメリットもあります。

まずは、クレジットカードを複数持つと、どれだけお得かつ便利になるのかを解説しますので、カードを持っていない方、もしくはカードを1枚しか持っていない方は参考にしてみてください。

⇒2枚目のクレジットカードの選び方は?審査は厳しくなる?おすすめサブカードも紹介

クレジットカードの良いとこ取りができる

クレジットカードにはそれぞれ以下のような異なる特典やサービスが用意されています。

・特定の店舗で還元率が上がるカード

・特定の店舗での優待サービスがあるカード

・旅行保険付帯、海外サポートデスク設置、空港ラウンジ無料利用等、旅行に強いカード

・Suica機能・定期券機能・Suicaオートチャージ機能搭載の、通勤・通学に便利なカード

・給油が割引になる、給油のたびにポイントが貯まる、ロードサービス付き等、車を運転する方にお得なカード

・ネットショッピングの際に特典が増え、オンライン不正利用防止のための保険がついたネットショッピング用のカード

・ステータス性の高いカード

など

しかし、クレジットカードごとに得意・不得意の分野がありますし、所有する方の好みやライフスタイルによっても「欲しい機能」というものは変わってくるため、希望を全て叶えてくれるたった1枚のカードを見つけるのは難しくなります。

たった1枚だけに絞る場合は「何かを削る」必要が出てきますね。

例えば、「旅行するのに便利で、よく利用するイオンでお得になり、Suicaへのオートチャージもできるカードが欲しい」という希望がある場合、「「イオンJMBカード」であれば、マイルも貯まりイオンでもお得になりますが、Suicaチャージ機能がついていません。

「イオンSuicaカード」であれば、イオンでお得になり、貯めたポイントでSuicaチャージが可能ですが、マイルは貯まりませんし旅行保険もついていないので「旅行に便利なカード」という部分は諦めなければなりません。

しかし、クレジットカードを複数持つとしたらどうでしょう?

JALカード(旅行に便利)」「イオンカード(イオンでお得)」「ビューカード(Suica機能搭載)」を3枚か、「イオンJMBカード」と「ビューカード」の2枚、「イオンSuicaカード」と「ANAカード(旅行に便利)」の2枚等のように、欲しい機能を補えるカードを複数所有し、場面ごとに使い分けると、自分の希望を全て叶えることができますね。

このように、クレジットカードを複数持つことで、それぞれのカードのいいとこどりができるのです。

ポイント還元率が上がる

それぞれのクレジットカードは、加盟店で利用するとポイント還元率が上がる傾向にあり、例えば、イオンカードを取得したのであれば、イオングループの対象店舗で活用するとポイント還元率が上がりますね。

しかし、イオンカードを使ってローソンで買い物をしても還元率は上がりません。

逆にローソンPontaプラスを取得してローソンで買い物をすると還元率が上がりますが、ローソンPontaプラスを使ってイオンで買い物をしても還元率は上がりません。

しかし、イオンカードとローソンPontaプラスの両方のクレジットカードを持っていたとしたらどうでしょう?

イオンではイオンカードを、ローソンではローソンPontaプラスを使うと、どちらの買い物でもポイント還元率が上がりお得になります。

⇒クレジットカードの還元率とは?還元率高いカード一覧と選び方・注意点

カードの利用可能店舗が増える

国際ブランドがVISAの場合は、VISA加盟店で利用できますが、JCB加盟店では利用できません。

国際ブランドがJCBの場合は、JCB加盟店で利用できますが、Mastercard加盟店では利用できません。

VISAもJCBもMastercardも全て使えるという店舗も多いのですが、例えばコストコのようにMastercardしか使えない店舗などもあります。

しかし、JCB、VISA、Mastercardそれぞれの国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、利用するカードを変えるだけでどの加盟店でも利用することができます。

カードを複数枚持つと付帯サービスが増える

クレジットカードには以下のような付帯サービスがついたものがあります。

・ETCカードの追加発行
・家族カードの追加発行
・電子マネー機能
・電子マネーオートチャージ機能
・ロードサービス
・空港ラウンジ無料利用
・レンタカー優待
・優待価格でレストランやホテル利用

など

たいていのクレジットカードは、ETCカードや家族カードの追加発行が可能ですが、枚数が限られる場合が多く、また電子マネー機能がついていても、Suicaしか使えない、iDと楽天Edyのみ可能など、限られてしまう傾向にあります。

ロードサービスがついたカードは車を運転する方に便利な機能が備わっていますが、空港ラウンジ無料利用やレンタカー優待など旅行に便利な機能は備わっていません。

しかし、クレジットカードを複数所有していると、使える電子マネーの幅が広がりますし、ETCカードや家族カードも欲しい数だけ発行することができます。

また、ロードサービス付きカードと旅行用カードを2枚所有するとそれぞれのクレジットカードのメリットを受けることができるようになります。

さらにそれぞれのクレジットカードでは優待割引になる加盟店などが用意されていますので、カードの枚数分、優待割引店舗が増えますね。

カードを複数枚持つと付帯保険も増える

クレジットカードの付帯保険は、以下のように様々な種類があります。

・紛失、盗難保険
・国内旅行傷害保険
・海外旅行傷害保険
・ショッピング保険
・シートベルト傷害保険
・航空遅延保険
・オンライン不正利用保険

など

⇒クレジットカード付帯保険の種類・使い方は?海外・国内傷害保険だけじゃない!

どの保険を付帯しているかはクレジットカードごとに異なっており、ショッピング保険のみのカードもあれば、国内・海外旅行傷害保険のみのカードもありますし、オンライン補償等がついているカードもあります。

更に旅行保険は、利用付帯(クレジットカードで旅費を支払った場合に対象となる保険)もあれば自動付帯(カードで旅費を支払っていなくても自動的に補償してくれる保険)もあります。

全ての保険が付帯されている安心なクレジットカードもありますが、保険は充実していてもその他のサービス内容が希望に合っていなかったり、よく利用する店舗で使えないカードだったりすると意味がありませんね。

また保険の種類だけが豊富で、それぞれの補償内容が物足りなくなってしまうクレジットカードもあります。

しかし、例えば以下のようにクレジットカードを複数持ちすると、欲しい保険も欲しい機能も両方手にすることができます。

・「ショッピング保険やオンライン不正利用保険が充実していてサービス内容もお気に入りのカード」+「旅行保険が充実したカード」の2枚持ち

・「ショッピング保険と旅行保険つきのサービス内容がお気に入りのカード」+「旅行保険が自動付帯で補償も手厚いカード」の2枚持ち

※旅行保険は「死亡保険金、後遺障害保険金」以外は合算されるので複数の保険つきカードを持っていると補償の幅が広がります。

クレジットカードの申し込みをする場合は、特典や優待サービスなどに注目しがちですが、付帯保険にも目を向けてみるとまた違った選び方ができるかもしれませんね。

⇒クレジットカードの選び方【お得&おすすめ】

カードを複数枚持つと海外旅行も安心

①どの国でもクレジットカードを利用できる

国によって利用できる国際ブランドが異なります。

VISAやMastercardであれば加盟店が豊富なのでたいていは大丈夫ですが、JCBの場合は加盟店が少なく利用できない国もあるでしょう。

しかし、国際ブランドの違うクレジットカードを複数持っていると、その国に合わせてカードを使い分けることができます。

現地では両替にも手数料や手間がかかるため、どの国でもクレジットカード払いが可能だと安心ですね。

②補償額、補償内容が増える場合がある

所有している複数のカードそれぞれに旅行傷害保険が付帯されている場合、治療費用や賠償責任等の保険金額を合算した額を限度としたその範囲内で保険金が支払われます。

また、1つのクレジットカードには携行品損害保険がついていなかったとしても、別のカードに付帯されていると携行品についても補償されます。

クレジットカードに付帯されている保険は補償に物足りなさを感じる場合がありますが、複数のカードを所有することで補償の幅が広がるので安心ですね。

ただし、以下のような場合は合算されないので注意しましょう。

・死亡保険金、後遺障害保険金(これらの保険については、所有しているカードのうち最も高い保険金が支払われることになります)

・利用付帯の保険(利用付帯の保険の場合、旅費をカード払いしていないと対象外になります)

※参考:日本損害保険協会 損害保険Q&A

カード決済時のトラブル発生時も安心

「レジで決済しようとしたらカードが読み取れない」という時、慌てますね。

クレジットカードは摩擦や衝撃などにより破損したり磁気不良で読み込めなくなってしまったり、その他以下のようなトラブルが発生することも考えられます。

・磁気やICチップの異常
・紛失や盗難
・支払い遅延により、利用停止処分を受ける
・決済ブランドの決済システムのダウン
・カードの有効期限切れ

など

このような理由から使う予定だったクレジットカードが使えない場合、現金や電子マネーなどの別の決済方法を用意していないと支払うことができなくなってしまいます。

しかし予備として他にもクレジットカードを持っていれば、別のカードで対応することができますね。

クレジットカードの決済時のトラブルはいつ発生するかわからないので、このような万が一の時のために、予備のカードを用意しておくと安心です。

※ただし同じサイフにカードを複数入れていると、財布ごと盗まれた場合に不正利用されるリスクがカードの枚数分増えてしまうので注意しましょう。

カードを複数枚で使い分けると家計管理ができる

利用目的に合わせて複数のクレジットカードを使い分けることで、家計管理として役立てることもできます。

クレジットカードごとに支払口座を分けることもできるので、例えば、1枚目のカードは個人のショッピング用、2枚目は生活費用、3枚目は会社の立替用などと分けておくと、明細も別になるので管理しやすくなりますね。

自営業の方は、プライベート用のクレジットカードと事業用のクレジットカードに使い分けると、事業費と家計費を分けることもできます。

クレジットカードの複数持ちのデメリット

上記のように、クレジットカードを複数持って使い分けることで多くのメリットが受け取れれますが、残念ながら複数持つことによるデメリットもあります。

クレジットカードを複数持つ場合は、デメリット部分も理解したうえで、管理できる枚数までと決めておくことが大切です。

もし、すでにクレジットカードをたくさん所有していて、何枚持っているかわからない・しばらく使っていないカードがたくさんある・年会費無料だからと作るだけ作って放置しているなどと言う場合は、不正利用防止のためにもこの機会に自分にとって必要なカードはどれなのかを確認し、不要なものは解約してカードを整理しておくといいでしょう。

年会費がかさむ、カードの管理が大変

年会費無料のクレジットカードばかり所有している場合は安心ですが、年会費がかかるカードを複数持っていると、カードの枚数分年会費はかさんでしまいます。

年会費が1枚数百円だから、1,000円程度だからと安心していても、2枚、3枚とカードが増えると2,000円、3,000円と高額になっていきます。

また、以下のように条件付きで年会費が無料のカードを所有している場合は、その管理も大切です。

初年度年会費無料で、年会費が発生する前に解約する予定の場合

カードの入会特典などが目当てで、1年後に解約すればいいと思って作った場合でも、契約月をしっかり管理しておかないと、解約前に年会費が口座から引き落とされてしまうかもしれません。

いつまでにクレジットカードを解約すると年会費がかからないのか、も確認し期日管理をすることが大切です。

一定金額以上のカード利用で年会費が無料という場合

クレジットカード会社で定めた金額以上の利用がないと年会費が発生してしまうため、年会費引き落とし前に、条件をクリアできているか確認しておく必要があります。

しかし、カード1枚分であれば利用額の把握は簡単でも、複数枚になるとそれぞれのカードの利用分をチェックするのは大変になっていきます。

またクレジットカードが多いと支払いが分散されるため、一定金額以上利用するのが難しくなってしまうこともあるでしょう。

カードが複数あると利用額・締日・支払い日の管理が大変

クレジットカードを利用した場合は、締め日時点での利用額を把握して、支払日までに必要額を支払い口座へ入金する必要があります。

クレジットカードが1枚の場合はそのカードの明細をチェックし、支払日までに入金するだけでいいのですが、カードが複数になり、さらにそれぞれの締め日・支払日・支払い口座が異なる場合、管理は大変ですね。

うっかり支払日を忘れてしまったり、入金しても金額を間違えていたり、別の口座に入金してしまったり、ミスも増えるかもしれません。

⇒クレジットカードの締め日と支払日(引き落とし日)とは?一覧も紹介

しかし、このようなうっかりミスでも、クレジットカードの支払日に必要額が引き落とせないと「支払い遅延」としてカード会社へ悪い印象を与えてしまいます。

もし支払い遅延が何度も続いたり、数カ月入金が遅れたりすると個人信用情報に記録され、今後のローン審査に悪影響を及ぼしてしまう危険性もあります。

⇒クレジットカードの引き落としが残高不足でできない!返済を延滞したら?

管理が苦手という場合は、締め日・支払日が同じクレジットカードを所有するか、管理可能な枚数に絞る必要があります。

不正利用をされても気づかない危険性

カードを利用すると毎月利用明細が届きますが、カードが複数ある場合は、その枚数分の利用明細をチェックする必要があります。

そして、もし身に覚えのない引き落としがあればすぐ不正利用を疑い、カード会社へ連絡しなければならないのです。

しかし、カードの枚数が多ければ多いほど、明細をチェックする作業が手間となるでしょう。

また、以前は紙のカード明細が主流でしたが、最近はWEB明細に切り替わってきています。

紙の明細の場合は、クレジットカード会社から定期的に届く封筒を開けるだけで良かったのですが、WEBの場合は自分で期日管理をして、引き落とし日より前にホームページを開き、パスワードなどを入力し確認をしなければなりません。

それぞれのクレジットカードごとにパスワードやIDは異なるため、マイページを開くのが面倒と感じる方も少なくないでしょう。

クレジットカードによっては、明細を開かなくても次の支払予定額をメールでお知らせしてくれるものもありますが、メールチェックを忘れたり、広告メールとと間違えて削除してしまう危険性もありますね。

しかし、クレジットカードの利用明細をしっかり確認しないと、不正利用されていたとしても気づかずに支払いをしてしまうかもしれないので危険です。

⇒クレジットカードを悪用(不正利用)されたら?保証されないケースも

クレジットカードを使い過ぎる危険性

クレジットカードは利用可能枠まで使えますが、利用可能枠ぎりぎりまで使い切ってしまうと支払いも大変になってくるので、ある程度余裕を持った使い方が大切です。

しかしクレジットカードが複数になり、どのカードでいくら使ったかをしっかり把握できていないと、気づかないうちに使いすぎているという場合もあるでしょう。

特にリボ払いを利用していると、毎月の返済額が一定になるため、使い過ぎに気づきにくくなる傾向にあります。

リボ払いは一見便利な支払方法のように見えますが、手数料が増えることで支払総額が膨れ上がっていきますし、完済までの期間がどんどん延びてしまう危険性があります。

⇒クレジットカードのリボ払いとは?分割払いとの違いやメリット・デメリット

返しても返しても完済できないということにならないよう、クレジットカードを複数持っている場合は特に計画的な利用が大切です。

クレジットカードの枚数分、利用可能枠(限度額)が増えるわけではない

クレジットカードの枚数分、限度額も増えるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実は利用可能枠は割賦販売法で定められた上限を超えて設定できない仕組みとなっているのです。

割賦販売法では「クレジットカードの利用可能枠は、支払い可能見込み額の90%まで」と定めています。

支払可能見込み額と言うのは、年収から生活維持に必要な支出を除き、1年間にクレジット代金として支払いが可能だと想定される金額のことを言います。

もし利用可能枠が支払い可能見込み額の90%よりもずっと低く設定されている場合は、増枠申請したり新規でカードを作ることで利用可能枠を広げることができますが、すでに利用可能枠の90%に到達している場合はそれ以上枠を広げることはできません。

また、複数持っているクレジットカードが同じカード会社から発行されている場合は、それぞれのカードのうち最も高い金額の範囲内で利用ができる仕組みとなっています。

※増額申請をすることで枠を広げることはできますが、利用状況によっては申請しても増額してもらえないこともありますし、申請することで「お金に困っているのかも?」とカード会社に不審がられてしまう危険性もあるので、安易に増額申請をすることはお勧めしません。

旅行や引っ越しなど正当な理由がある場合で、一時的な増額であれば申請してみるのもいいでしょう。

※参考:日本クレジットカード協会 割賦販売法の改正について

クレジットカードのポイント管理が大変

クレジットカードが複数あると、以下の理由からポイント管理が大変になります。

・ポイントはクレジットカードごとに貯まる(ポイントがばらける)

・クレジットカードによってポイントの種類が異なる

・クレジットカードのポイントには無期限のものと、有効期限つきのものがある(有効期限付きの場合は、期限内に活用しないと失効)

・1年間に1度でもポイントの加算や利用があると有効期限が延長されるポイントもある(定期的に利用しないと期限が到来してしまう)

・利用額に応じてポイントが貯まるので、カードが複数あると利用額が分散されポイントが貯まりにくい

・一定数以上貯めないと交換できないポイントがある(貯まる前に期限到来で失効してしまうかもしれない)

クレジットカードのポイントは、上手に貯めて活用することでメリットが得られるため、複数のカードを使い分ける場合は、上記のようにそれぞれのカードのポイント数や有効期限をしっかり管理しなければなりません。

しかし、クレジットカードの枚数が増えれば増えるほどその管理は大変になっていきます。

無期限のポイントへ移行できるクレジットカードもありますが、その際にレートが低くなってしまうケースが多いので、ポイント還元のためにカードを複数使い分けるのであれば、しっかり管理していきたいですね。

複数の暗証番号を管理するのが大変

最近は暗証番号もサインも不要でカード決済できる場面が増えてきましたが、4桁の暗証番号入力が必要な場合ももちろんありますね。

暗証番号は他人が推測しやすいものを設定してしまうと、紛失や盗難時に不正利用されてしまう危険性が高まります。

また暗証番号を使って不正利用された場合、紛失・盗難補償が受けられないこともあるので、他人にはわかりにくい番号にする必要があるのです。

さらに、クレジットカードごとに暗証番号を変える必要もあります。

それぞれのカードの暗証番号が同じだった場合、盗難時に全てのカードを不正利用されてしまう危険性が高まるからです。

しかし、他人が推測しにくい番号で、さらにクレジットカードごとに違う番号を設定するとなると考えるのも大変ですし、それを覚えておくことも大変ですね。

たまに暗証番号を忘れないようにクレジットカードに番号を記入したり、財布にメモを入れておくなどと言う方もいますが、もし財布ごと盗まれた場合、簡単に不正利用されてしまうので危険です。

<暗証番号登録の注意点>

・他人に推測されない番号を設定
・全てのカードに異なる番号を設定
・自分が忘れない工夫
・財布に番号のメモを入れる、カードに番号を記入などは危険

このような注意点を守るとなると、暗証番号管理は大変だと感じる方が多いのではないでしょうか。

暗証番号を忘れても、クレジットカード会社へ連絡すると教えてもらうことができるのですが、書面での連絡になるため数日かかることがあります。

また、決済時に何度も暗証番号を間違えてしまうとロックがかかり、クレジットカードの利用再開までに時間がかかってしまいます。

いずれにしても不便になることは間違いないので、クレジットカードを複数枚で使い分ける場合は、暗証番号管理をしっかり行う必要があります。

カードが複数枚あると登録情報変更時の手続きが面倒

引っ越しにより住所や電話番号が変わったり、結婚によって名前が変わった場合等、登録情報に変更があった場合はクレジットカード会社へ連絡する必要があります。

連絡を忘れていると、クレジットカードの有効期限が来ても更新カードが届かない(更新カードは転送不可の場合が多い)等の不都合が生じることがあるため、変更事項がある場合は必ず連絡し変更手続きをしておかなければなりません。

しかし、クレジットカードごとに連絡先は異なるため、カードの枚数分連絡作業と手続きが必要になってしまうのです。

クレジットカードの枚数が多ければ多いほど、連絡作業が手間となってしまいますね。

紛失、盗難のリスクがカードの枚数分増える

クレジットカードは現金同様、失くさないよう盗まれないよう、大切に保管する必要があります。

クレジットカードの枚数が多いと紛失や盗難のリスクは上がりますし、紛失していても気づかないで過ごしてしまう場合もあるかもしれません。

ですから、カードの枚数が多ければ多いほど、全てのカードが手元にあるか毎日チェックすることが大切です。

また、全てのクレジットカードを1つの財布に保管しておくのも危険で、もし財布ごと落としたり盗まれたりした場合、全てのカードを一度に不正利用されてしまう危険性が高まりますし、全てのカード会社へ連絡もしなければなりません。

可能であれば保管場所を変えることも大切で、特に海外旅行の際にカードを複数持っていく場合は、全てのカードを1度に紛失することのないよう、1枚は持ち歩き1枚はホテルに預けるなど、工夫が必要です。

付帯サービスを活用しきれない

付帯サービスが魅力的だからと作ったものの、それぞれのクレジットカードのサービスや特典は理解して活用しなければ意味がありません。

しかしカードの枚数が増えることで、どのカードがどのようにお得なのかを理解できていなかったり、取得しただけで満足していたり、せっかくある付帯サービスをうまく活用できていないようでは、複数持つ上でのメリットが台無しなので、以下のようなことがないか、改めて確認してみましょう。

・海外旅行傷害保険付帯だからと思って作ったけれど、ほとんど海外旅行に行かない(もしくは結婚して旅行をしなくなったなど、ライフスタイルの変化によりサービスが不要になった)

・空港ラウンジ無料利用に惹かれて作ったけれど、同伴者は利用できないため利用しにくい

・ETCカード年会費無料に惹かれて作ったけれど、高速道路を利用する機会がない

・電子マネーチャージが可能なカードだけれど、電子マネーは使っていない

・ポイントが貯まるカードだけれど、ポイントの使い方がわからないので放置している

クレジットカードが多すぎることで活用しきれなかったり、ライフスタイルの変化によって不要となった場合は、紛失や盗難のリスク回避のため、解約した方が安全かもしれません。

住宅ローンの審査に悪影響がある場合も

①キャッシング枠
クレジットカードにキャッシング枠が設定されていて、住宅ローンを組む予定がある場合は注意が必要です。

キャッシング枠があるということは、実際にキャッシングしていなくても「使おうと思えば使える」状態にあると言えるからです。

「全く利用していないキャッシング枠は借り入れとして含まない」と判断する金融機関もありますが、「利用していなくても、限度額まで借りていると仮定して審査を行う」という金融機関もあるのです。

限度額まで借りていると仮定して住宅ローンの審査が行われた場合、審査通過が難しくなることもありますし、審査通過は可能だったとしても、キャッシング枠の限度額を借入残高とみなして返済負担率を計算するため、実際に借りられる金額が減らされてしまう危険性があります。

これは金融機関それぞれの判断や審査状況によって異なってくるため、一概に「キャッシング枠があると審査に不利」とは言えないのですが、キャッシング枠付きのクレジットカードが多い場合は住宅ローン審査に付利になる危険性も秘めていると考えておいた方がいいでしょう。

もし不要なクレジットカードであれば住宅ローン申込前に解約するか、キャッシング枠を外しておいた方が安全かもしれませんね。

②リボ払いの残債
リボ払いの残債も借金の1種ですので、住宅ローンの審査に影響します。

もし複数のカードを所有していて、それぞれリボ払いをしている、リボ払いの残債が多い、という場合は住宅ローン審査通過が難しくなることもあります。

返済負担率の計算によって、借入可能額が減らされてしまうこともありますので、リボの残債があり、住宅ローンを希望している場合は参考までに返済負担率を計算してみるといいでしょう。

※ただし、住宅ローンの審査はリボ残債だけではなく、様々な観点から総合的に見て判断されるため、リボがないから大丈夫、リボがあるからダメ、というわけではありません。

<返済負担率の計算式>

年間返済額÷税込み年収×100=返済負担率(返済比率)

<返済負担率の目安>
※フラット35の、平成19年10月1日以降の申込の場合です。銀行の基準は銀行によって異なります。

400万円未満(年収):30%以下(返済負担率の基準)
400万円以上:35%以下

③遅延や延滞
クレジットカードが複数あることで遅延や延滞のリスクも上がります。

もし過去に遅延を繰り返したり延滞した経験がある場合は、その事実が個人信用情報に登録されているかもしれません。

個人信用情報に延滞等の良くない情報が登録されていると、住宅ローン審査通過が難しくなります。

複数枚を使い分けている方のクレジットカード審査について

クレジットカードを複数枚使い分けている状態で、さらに新規で別のクレジットカードを作る場合、利用状況によっては審査に悪影響を及ぼすこともあれば、逆に審査に有利になる場合もあります。

クレジットカードの審査を有利に進めるため、ここでは申込の際の注意点についてお話していきます。

クレジットカード審査【有利な状況・不利な状況】

クレジットカードを複数所有していても、以下のようにカードの利用状況が良好だと審査に有利に働きます。

<審査に有利な状況>
・遅延、延滞をしたことがない
・毎月定期的に利用し、確実な返済を継続している
・どのカードも必要なカードとして利用しているのがわかる

このような状況の場合、クレジットカードを定期的に利用していることがわかるので、今回新たにカードを発行しても同じように使ってくれる可能性が高いと考えられますし、遅延や延滞もないので、返済も確実にできる方だということが判断できますね。

さらに複数のカードを使い分けているということは、複数のカード会社の審査に通過できる信頼できる方であることの証明にもなります。

このように、クレジットカードを複数持っていて全てのカードの利用状況が良好な方は、返済能力があると判断ができるため、カードを全く持っていない方よりも審査に有利になるのです。

逆に以下のような状況の場合は、例えクレジットカードを複数所有していたとしても審査に不利になることがあります。

<審査に不利な状況>

・入会特典が豊富なカードばかりで、どのカードもほとんど使っていない

・入会と解約を何度も繰り返している(入会特典目当てなのが明らか)

・過去に遅延や延滞をしたことがある、もしくは現在延滞中

・リボ払い、分割払い、キャッシングの残高が多い

・既に持っているクレジットカードの、ショッピング枠もキャッシング枠も利用可能枠いっぱいまで使い切っている

遅延や延滞は審査に不利になるのは言うまでもありませんが、リボや分割、キャッシング残高が多い、利用可能枠ギリギリまで使い切っているという場合も、「お金に困った人では?」「返済能力がないのでは?」「返済のために新たなカードを発行しようとしているのでは?」という不信感を抱かれてしまいます。

さらに、クレジットカードは長く使ってもらうために発行しているため、入会特典目的ですぐに解約するのが明らかな場合もまた、悪い印象を与えてしまいます。

特典を渡したのにクレジットカードを使わずに解約されてしまうと、カード会社にとっては何もメリットがないどころか損をしてしまうからです。

不利な状況のまま申込をしてもカードを取得できないかもしれませんし、審査に落ちるとその情報は個人信用情報から判断できるようになってしまうため、次の審査に不利となってしまいます。

まずは可能な限り状況を改善させてからクレジットカードに申し込むようにしましょう。

遅延や延滞がある場合は早急に解消させる必要がありますし、リボ払いや分割払い、キャッシングが多い場合は、残高を減らすため繰り上げ返済して置くのもひとつの手段です。

そして、すでに持っているクレジットカードはなるべく使って確実な返済を繰り返し、良好な顧客として信用性を上げておくことも大切です。

カードのキャッシング枠は総量規制の対象

貸金業法では、年収の3分の1を超えて借り入れしてはならないという「総量規制」を定めています。

総量規制は消費者金融のカードローンなどが対象となる印象が強いかもしれませんが、実はクレジットカードのキャッシング枠も対象となるのです。

もしキャッシング枠付きのクレジットカードを複数所有していて、それぞれの枠の合計が年収の3分の1ギリギリの状態だった場合、新規のカードもキャッシング枠付きで申し込みをすると、年収の3分の1を超えてしまうため審査に通過できなくなってしまいます。

キャッシングを利用する予定がない場合は、キャッシング枠を0円に設定して申し込むか、すでに持っているカードのキャッシング枠を外したり、不要なカードは解約するなどして整理することも大切です。

クレジットカードの多重申込は危険

クレジットカードの申込をすると、申込の事実は個人信用情報に記録されます。

個人信用情報にはクレジットカードやローンなどの申込情報の他、その利用状況(延滞、遅延、残債など)も記録されているため、カード会社は申込を受け付けると、申込者が信用できる人なのかを確認するため、必ず個人信用情報を照会するのです。

しかし同時に複数の会社にまとめてクレジットカード申込(多重申込)をしている事実がわかると、以下のような不信感を抱いてしまいます。

・すぐにお金が必要な理由があるのでは?
・お金に困っている人なのでは?
・キャッシング枠を利用してたくさんお金を借りる予定では?
・返済能力がない人では?
・入会特典目当ての申し込みで、使う予定はないのでは?

たいてい、1度に3社以上の多重申し込みをすると不審がられ、審査通過が難しくなると言われています。

欲しいカードが複数あったり、審査通過するかわからないからとりあえずまとめて申込をしてしまいたいと考える方もいるかもしれませんが、クレジットカードの申し込みをする場合は、1枚~2枚ずつ行うようにしましょう。

申込をした情報は個人信用情報機関に6カ月間保有されるため、申し込みしたいカードが複数ある場合は、6カ月経過してから次の申込をすると安心ですね。

ただし、「多重申込すると絶対に審査に通過できない」というわけではありません。

例えば、既に持っているクレジットカード(利用状況が良好)と同じ発行会社のカードも含めて多重申込した場合、すでに持っているカードと同じカード会社発行のカードであれば、多重申込でも発行されたという方もいるようです。

最終的な判断を行うのは審査を行うカード会社であり、その審査内容や否決の理由などは実際には教えてもらえないので、何が正解かはわからないのですが、多重申込は少なからずリスクがあるので、その点を理解したうえで申込を考えることをお勧めします。

クレジットカードを複数所有する場合の注意点

クレジットカードを複数所有する場合はメリットもありますが、デメリットもたくさんあるため、申し込む前に以下のような点をチェックしてみましょう。

また、カードを複数所有した場合は、「複数所有する場合の注意点」も併せてチェックしておくといいでしょう。

<クレジットカード申込前の注意点>

・申込前に本当に必要なクレジットカードかしっかり考える

・入会特典目当ての場合は、条件も必ずチェック(いくら以上の利用が必要、いつまでに解約すると無効等、条件付きの特典もあります)

・短期間での入会と解約を繰り返さない

・年会費無料のものか、支払っても損ではないと思える年会費のカードにする(条件付きで年会費無料の場合は、条件をクリアできるか確認)

・締め日・支払日が同じ、もしくは近いカードを所有すると安心(支払い遅延等のリスク回避)

・同じポイントが貯まるカードだと安心(ポイントが分散しない、貯めやすい)

・カードごとに暗証番号は別のものを設定する(不正利用防止のため)

・クレジットカードの多重申込はなるべく避ける

<クレジットカード複数所有する場合の注意点>

・利用明細で毎月利用額をチェックし管理

・利用明細でカードの不正利用がないかも確認

・それぞれのカードの締め日、支払日を管理(遅延のないように)

・クレジットカードの遅延や延滞は絶対に避ける

・各クレジットカードのポイント有効期限を管理(失効しないようチェック)

・可能であれば、ポイント還元率が高いカードをメインに使う(ポイントが貯まりやすくお得)

・紛失・盗難のリスクを考え、カードがしっかり手元にあるか確認しておく

・それぞれのカードの暗証番号を覚えておき、使い分けできるようにしておく

・リボ払いは極力利用しない(手数料が増え完済まで時間がかかる、次の審査に不利になる)

・キャッシングはあまり利用しない(毎月、枠いっぱいまでキャッシングをしていると次の審査に不利になる)

また、既に複数のクレジットカードを使い分けている場合は、定期的な見直しも必要です。

どんなに優秀なクレジットカードだと思っていても、ライフスタイルが変われば必要な機能が変わってくることもありますし、カード自体も改良されることもあれば改悪されてしまうこともあるからです。

知らないうちに使いたい機能がなくなっていた、加盟店が減っていた、利用したい店舗で使えなくなってしまった、引っ越しによって使うスーパーが変わってしまった等という場合は1度解約して、よく利用する店舗でポイントが貯まるクレジットカードを作ると、新規入会特典も受け取れるのでお得ですね。

さらに趣味で集めている場合以外は、クレジットカードの枚数が増えれば増えるほど管理が大変になってくるはずです。

年会費無料のクレジットカードでも、紛失や盗難によって不正利用されるリスクを避けるため、この機会に不要だと思うクレジットカードは解約し、管理可能な枚数に絞って整理しておくことをお勧めします。

クレジットカードを複数枚使い分ける際のQ&A

ゴールドカードでも2枚以上持てる?

ゴールドカードでも、属性に問題がなく信用性の高い方は2枚以上持つことができます。

ゴールド以上のカードは、優待特典が豊富で、空港ラウンジが無料で利用できたり海外旅行傷害保険の補償が手厚くなる等、メリットが高いものが多いので、複数所有することで得られる特典も倍増します。

ただし、ゴールドカードは誰でも所有できるものではなく、一定条件をクリアし審査に通過しなければならないので、既にゴールドカードを持っていてさらに別のゴールドカードの取得を目指している場合は、持っているカードの良好な利用実績(定期的な利用と確実な返済の継続)を増やすよう努力しましょう。

場合によっては、申込をしなくてもカード会社の方からゴールドへの招待をしてくれるかもしれません。

しかしゴールドカードは年会費が高額なものが多くなり、複数持てばその分必要な年会費もどんどん膨れ上がっていくので、2枚以上持つ場合は以下の点に気を付けましょう。

・年会費を支払ってもお得だと思えるカードであること
・年会費の支払いが家計を圧迫しないと考えられること

また、ゴールドカードは一般カードよりも利用可能枠が広がるので、特に複数枚を使い分ける方は使いすぎることのないよう注意しましょう。

クレジットカードを1枚も持っていないのはダメ?

クレジットカードは持たなくても問題ありませんが、カードを持っていないとクレジットヒストリー(クレジットカードやローンの取引履歴)が真っ白のままになります。

クレジットカードを持っていなくても、ローンを組んだことがあったり、携帯電話を分割払いしたことがあるという場合はいいのですが、このような分割払いもしたことがない、ローンも組んだことがないという場合はクレヒス(クレジットヒストリー)がゼロの状態です。

⇒クレヒスなし「スーパーホワイト」だとクレカの審査に落ちる?

若いうちはいいのですが、30歳を過ぎてもクレヒスがゼロのままだと、例えば住宅ローンなどを組みたい時に金融機関では判断材料がなくなってしまいます。

場合によって「返済能力がないのでは?」「金融事故があり利用できない状態だったのでは?」と疑われてしまい、審査に通過しにくくなってしまうこともあるのです。

無理にクレジットカードを作る必要はありませんが、もしクレヒスが完全にゼロの場合は、30歳までには何かしらの分割払いをしておくことも大切です。

分割払いの予定がない場合は、審査に柔軟性のあるクレジットカードを作ってみるのもいいでしょう。

クレジットカードは1枚だけじゃダメ?

使いやすいクレジットカードがあり、そのカードだけで十分という場合は複数持つ必要はないと思うかもしれません。

実際、クレジットカードが1枚だけであれば管理もしやすくポイントも分散されず貯まりやすい等のメリットがあります。

しかし、そのカードにトラブルが発生した場合、他に対応できるカードがなくなってしまいます。

例えば、紛失や盗難で使えなくなってしまったり、磁気不良で読み取りができないなど、思わぬトラブルが絶対に発生しないとは言えませんね。

こんなとき現金や電子マネーがあればいいのですが、他の支払い方法を用意していないと決済ができなくなってしまいます。

万が一の予備としてもう1枚クレジットカードを持っていると、トラブルが発生しても対応できるので安心です。

また、クレジットカードは後から改良されたり改悪されたりすることがあります。新たな機能を備えたカードが登場することもありますし、ライフスタイルが変わることによって必要なカードが変わることもあるでしょう。

このような変化を踏まえて、今持っているクレジットカードが本当に最適な1枚なのか、定期的に見直すことも大切ですし、もし機能的に足りない部分があるのなら、そこを補うようなサブカードを予備として取得しておくのもいいですね。

<カード1枚のみの場合のメリット>
・利用額、ポイント管理などが簡単、わかりやすい
・暗証番号の管理が簡単
・年会費がかかったとしても1枚分だけ
・盗難、紛失のリスクが減る(紛失、盗難時もすぐに気づける)
・ポイントが分散されない(無駄なく1つのポイントに集中して貯められる)
・利用状況が良好で、よく使っている場合はゴールドカードなどの招待が来る可能性がある

<カード1枚のみの場合のデメリット>
・利用できる店舗が限られる(所有しているカードの加盟店のみとなってしまう)
・ポイント還元率が上がる店舗も限られる
・利用できる機能が限られる(Suicaチャージのみ、ロードサービスのみなど)
・お得な優待サービスも限られる(1枚のカードで可能な優待サービスのみ)
・付帯保険の幅を拡げられない(1枚のカードに付帯されている保険のみ)
・利用目的や場所などによって使い分けできない
・もし磁気不良、破損などで読み取りできないなど、トラブル発生時に、カード決済ができなくなってしまう
・紛失、盗難時もカード決済ができなくなる

この記事の監修者

この記事の監修者 この記事の監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している実績があります。

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