スバルカードの審査は甘い?オイル交換無料特典など特徴を解説

スバルカードは年会費以上にお得な特典がありますので、SUBARU車に乗る方なら、ぜひ1枚持っておきたいクレジットカードだといえます。

この記事では、スバルカードの種類や年会費など特徴や、審査の難易度について解説していきます。

また、スバルカード最大の魅力ともいえる「オイル交換無料特典」については、この特典のためだけにスバルカードへの入会を考えている方も少なくないはずです。

そのため、スバルカードの特典紹介の中でも「オイル交換無料特典」に重点をおいて、エンジンオイルのグレードアップや、点検パックとの併用についても触れつつ詳しく解説していきます。

オイル交換代を安くしたいと考えている方や、スバルカードがどれだけお得なのか知りたい方も必見です。


もくじ

スバルカードの特徴

スバルカードの種類

スバルカードの種類は1種類のみで、ゴールドカードなどの上位カードもありません。

国際ブランドもVISAだけで、1種類しかないスバルカードですが、券面のデザインは4種類あります。

・ベーシック
・SUBARU360
・BOXER
・6STARS

※画像はスバルカード公式サイトから引用

この4種類のスバルカードの中から好きなデザインを選ぶことが可能です。

スバルカード入会後にデザインを変更することもできますが、入会後に変更する場合は再発行手数料(発行手数料 は1枚につき税別1,000円)が必要となり、家族カードを発行している場合は、家族カードも同時にデザインが変更になります。

スバルカードは、本人会員と家族会員で別々のデザインを選択することはできず、本人会員と家族会員は必ず同じデザインのカードになります。

スバルカードの年会費と付帯カード

スバルカードでは、付帯カードとして家族カードとETCカードを発行することができます。

本人会員 ・初年度無料
・2年目以降1,750円(税別)
家族会員 ・初年度無料
・2年目以降400円(税別)
ETCカード ・発行手数料無料
・年会費無料

 

利用額などの条件達成で2年目以降も年会費が無料になるクレジットカードもありますが、スバルカードの場合は2年目以降の年会費は必ず支払う必要があります。

ただし、スバルカードでも、2年目以降の年会費を半額にすることは可能です。

その方法は、支払い方法のところ(分割払いやリボ払いの方法の②をご覧ください)で解説する「楽Pay」に登録し、「前年度年会費請求月」から「当年度年会費請求月の前月」の間に、1ヵ月のショッピング利用金額が「楽Pay」で指定した金額を超過し、リボ払い手数料を支払うというやりかたです。

スバルカードの特典

スバルカードには年会費を払っても、それ以上にお得になる特典がありますので詳しく見ていきましょう。

特典を利用する予定のある方であれば、スバルカードに入会して損をすることはないはずです。

エンジンオイル無料交換

スバルカードの特典の中で、最もお得度が高い特典ともいえる「エンジンオイル無料交換特典」です。

「エンジンオイル無料交換特典」を目当てにスバルカードに入会する方もいますので、他の特典よりも詳しく解説します。

スバルカードのエンジンオイル無料交換特典は、4月から翌年3月末までの1年間に、1回だけオイル交換が無料になるという内容です。

この特典が利用できるのはスバルカードの本人会員のみで、車もSUBARU車でなければなりません。

エンジンオイル無料交換特典が未利用の場合であっても、翌年分に繰り越すことができないこと、オイル代とは別に工賃がかかることにも注意が必要です(工賃はディーラーによって異なります)。

オイル交換無料特典を利用するメリット

オイル交換無料特典が人気な理由、つまり、この特典のメリットはどんなところにあるのかということについて解説していきます。

まず、ディーラーで純正の高品質なオイルに交換すると、オイル代だけでも6,000円くらい、あるいはそれ以上の費用がかかってしまうことも少なくありません。

とくに、SUBARUの車にはピストンが寝た構造になっている水平対向エンジンという独特のエンジンが搭載されており、SUBARU純正オイルは、水平対向エンジンに使える品質の高いものになっています。

純正以外のオイルを入れると、エンジン音がうるさいなどの問題が発生したり、保証制度の対象外になってしまうこともあります。

スバルカードの無料交換特典で利用できるエンジンオイルは銘柄が指定されていますが、よりハイクオリティーなエンジンオイルを利用したい!という方は、差額を支払ってエンジンオイルをアップグレードすることも可能です。

安心・快適にSUBARU車を乗るためには、ディーラーで純正オイルに交換してもらったほうがよく、基本のオイル代が無料というだけで年会費を払ってもスバルカードを作ったほうがお得なのです。

また、SUBARUの車では他社の車よりも必要なエンジンオイルの量が多い傾向があるようです。

4.5リットルほどオイルが必要になることもあり、エンジンオイル代を安く済ませようとカー用品店でエンジンオイルを購入するにしても、4リットル缶だけでなく、1リットル缶を買い足さなければならず、結果的に高くなってしまったり、無駄がでてしまう場合があります。

スバルカードのオイル交換無料特典なら、オイルの量で別途代金が必要になることもオイルを無駄にすることもありません。

このようなことを総合的に考えると、エンジンオイル無料交換特典を利用するだけでスバルカードの年会費の元が十分にとれるといえるはずです。

SUBARU車のオーナーにとって、スバルカードのエンジンオイル無料交換特典はいちばん魅力的な特典なのは間違いないでしょう。

点検パックとの併用もおすすめ

SUBARUのディーラーでは、「点検パック車検時コース(オイル交換タイプ)」という車検から次の車検までの間をカバーする点検プランがあり、普通車小型車用で20,585円(税込)、軽自動車用で16,626円(税込)です。

1年点検が1回と半年点検が2回あり、1年点検のときにオイル交換が無料になるので、スバルカードのオイル交換無料特典と併用して半年に1回程度のペースでオイル交換をすることも可能になります。

オイル交換のペースについては、年1回でいいという方もいれば、半年に1回はおこないたいと考える方もいるので、必ず併用したほうがいいとはいえませんが、半年に1回はオイル交換をするつもりの方には点検パックとスバルカードの特典の併用はかなりおすすめです。

部品・整備代金5%オフ

SUBARUのディーラーで部品を購入したり整備を受けるときの代金が通常価格の5%割引となります。

スバルカードで決済をするか、スバルカードを提示のうえ現金で決済する場合にこの特典が利用できます。

エンジンオイルの無料交換特典を利用するときに支払わなくてはいけない工賃分の料金も5%オフになります。

STIグッズ10%割引

SUBARUのモータースポーツ活動を統括するSTI(SUBARU テクニカ インターナショナル)のモータースポーツウェアやグッズを通常価格の10%割引で購入することができます。

STIパーツについては10%割引ではなく5%割引となります。

この特典が利用できるのは、全国のSUBARUディーラーを通して注文し、スバルカードで決済するかスバルカードを提示して現金で決済したときです。

ETCカードの利用分はポイント2倍

スバルカードのポイント制度については後ほど詳しく説明しますが、ETCカードの利用分に対してはポイントが通常の2倍付与されます。

ETCカードの発行や年会費に費用はかかりませんので、スバルカードの入会のときにETCカードを発行しておくことをおすすめします。

スバルカードのポイントプログラム

スバルカードには、「わいわいプレゼント」というポイントプログラムがあります。

このポイントプログラムは、スバルカード独自のものではなく、スバルカードを発行している三菱UFJニコスのポイントプログラムです。

スバルカード以外に三菱UFJニコスが発行するカードを複数枚持っていて、スバルカード以外のカードでポイントが貯まっていても合算することはできず、カード単位での付与となります。

スバルカードのポイント付与率

スバルカードのポイントは、1ヵ月のショッピング利用金額合計1,000円につき1ポイントが付与されます(ポイント付与率0.1%)。

1,000円に満たない金額は切り捨てとなり、たとえば19,900円のショッピング利用だった場合に付与されるポイントは19,000円分の19ポイントとなります。

スバルカードの場合、ポイントがつくのは、ショッピング利用分のみであって、キャッシング利用分にはポイントがつきません。

また、ショッピング利用であっても次のような支払いにはポイントがつきません。

・手数料や年会費の支払い分
・「楽天Edy」チャージ利用分
・「モバイルSuica」、「SMART ICOCA」利用分
・「nanacoクレジットチャージ」利用分
・「au PAY残高チャージ」
・「ウェブマネー」利用分
・「JAL Global WALLET クレジットチャージ」利用分
・「auかんたん決済 au WALLETチャージ」利用分

つい最近まではポイントがついていたものもありますが、今後も予告なく変更される可能性がありますので、電子マネーなどにチャージする機会があり、ポイントがつくことを期待している方はやや注意が必要です。

スバルカードで貯めたポイントの有効期限と確認方法

スバルカードのポイントの有効期限は「2年度」となっておりますので、2年間ではないことに注意しましょう。

年度の締切は毎年2月末なので、2020年中に獲得したポイントの有効期限は2022年2月末日まで、ということになります。
ポイントの有効期限が特に長い、短い、ということはなく、標準的な有効期限の長さだと思いますが、つい交換を忘れていて失効してしまうことがないように、毎年1月くらいにはポイントをチェックしたいですね。

スバルカードのポイントがどのくらい貯まっているかは、Web会員サービス「Net Branch」から確認できます。

スバルカードで貯めたポイントの交換先と還元率

スバルカードのポイント「わいわいプレゼント」では、ポイントの交換先がたくさん用意されていますので、ポイントが使いづらい…ということはなさそうです。

ポイントの交換先によって還元率が異なるので、よりお得にポイントを使いたい場合は、還元率が高めの交換先を選びましょう。

①スバルカードで貯めたポイントを景品に交換する

ポイント交換景品カタログ」から好きな商品を選んで交換することができます。

還元率はどの商品に交換するかで多少変わってきてしまいますが、カタログの中の景品「dyson V11 Fluffy(掃除機)」を例に還元率がどのくらいになるか調べてみました。

dyson V11 Fluffyの場合、15,000ポイントで交換可能で、価格をAmazonで調べてみたところ、55,800円でした。

そのため、1ポイント価値は、約3.7円ほどになり、このときの還元は0.37%となるので、クレジットカードの還元率としてはやや低いといえます。

②キャッシュバック

1ポイントを4円として、カード請求額から差し引きすることでキャッシュバックを受けることができます。

ただし、次のような場合は口座に振り込まれることになります。

・キャッシングの利用残高がある場合
・キャッシュバック額よりご請求金額が少ない場合

口座にキャッシュバックされる可能性があることから、支払い口座の登録が済んでいない方はキャッシュバックに応募することはできません。

キャッシュバックを選択した場合の還元率は0.4%で、500ポイント以上で100ポイント単位でWebから申し込むことができます。

500ポイントに満たない場合は、次に紹介する他社ポイントへの移行でも還元率が0.4%以上になるものもあるのでチェックしてみてください。

キャッシュバックの場合、毎月12日までの受付完了分は、当月の請求金額から差し引かれますが、受付処理の都合によっては翌月の請求金額から差し引きとなる場合もあります。

必ずこの月にキャッシュバックを受けたいという希望がある場合は、12日ギリギリに申し込むのではなく、前月13日から余裕をもって申し込むことをおすすめします。

③他社ポイントへの移行

スバルカードで貯めたポイント「わいわいプレゼント」を、他社のポイントへ移行することも可能です。

交換レートは交換先ごとに異なり、還元率も変わってきますので、一覧にまとめました。

・Pontaポイント(200ポイント→800ポイント/還元率0.4%)
・楽天スーパーポイント(200ポイント→800ポイント/還元率0.4%)
・Tポイント(200ポイント→800ポイント/還元率0.4%)
・nanacoポイント(200ポイント→600ポイント/還元率0.3%)
・WAONポイント(200ポイント→600ポイント/還元率0.3%)
・dポイント(200ポイント→800ポイント/還元率0.4%)
・auWALLET(200ポイント→800ポイント/還元率0.4%)
・JALマイル(200ポイント→400マイル/還元率は航空券による)
・ベルメゾンポイント(500ポイント→2,500ポイント/還元率0.5%)
・ビックポイント(500ポイント→2,500ポイント/還元率0.5%)

マイルへの交換は、航空券によって1マイルの価値がかわってきてしまうので明確に還元率をだすことはできませんが、その他の交換先の還元率は0.3%から0.5%となっています。

もし、交換可能なポイントが500ポイント以上ある場合、還元率が0.4%に満たない交換先よりキャッシュバックを選んだほうが還元率を上げることができます。

スバルカードの付帯保険

スバルカードには、海外旅行保険、ショッピングパートナー保険、シートベルト保険が付帯しています。

シートベルト保険は珍しいので、どのような保険なのかについても解説します。

スバルカードの海外旅行保険

スバルカードには、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯しており、詳しい補償額は次のとおりです。

傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 最高100万円
疾病治療費用 最高100万円
賠償責任 最高2,000万円
救援者費用 最高100万円
携行品損害 最高20万円(1事故につき3,000円の自己負担が必要)

 

スバルカードの海外旅行保険は、利用付帯となっているため、海外旅行の代金(公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金)をスバルカードで支払う必要があります。

スバルカードのショッピングパートナー保険

スバルカードで購入した商品が購入日から90日以内に事故や火災で損害を受けたり、盗難にあった場合に最高100万円が保証されます。ただし、1事故につき3,000円の自己負担金が必要です。

ショッピングパートナー保険が適用されるには、購入時の条件があります。

日本国内で購入した商品については、購入時の支払方法を分割払いかリボ払いで指定した場合のみ対象となり、一括払いなどの他の支払方法や、あとから分割払いやリボ払いに変更した場合は対象となりません。

海外で購入した商品は支払方法を問わず対象となります。

スバルカードのシートベルト保険

スバルカードにはシートベルト保険がついています。シートベルト保険がついているクレジットカードはとても少なく、以前はついていたけれどサービスが停止になってしまってることもあって実はかなり貴重な存在なのです。

筆者が車関連のクレジットカードを調べた中で、シートベルト保険がついているのはスバルカードとスズキカードとブリヂストンカーライフサポートカード(セディナのみ)だけでした。

スバルカードのシートベルト保険は、国内で自動車を運転または助手席に乗っていて事故に遭い、死亡したり重度後遺障害を負った場合に、シートベルトを着用していれば最大で500万円の補償が受けられる保険となっており、自動付帯なので、万が一のときはスバルカードを持っているだけで補償を受けることが可能です。

しかし、シートベルト保険は死亡や重度後遺障害(主に、①両眼の失明②咀嚼や言語機能の全廃③その他身体の著しい障害で自分自身のことを自分で行うことができない)といった重いケースのときに補償が適用されます。

家族にシートベルト保険が利用できることを伝えておかないと、補償のことを知らないままで保険の意味がなくなってしまう可能性もあります。

法律でシートベルトの着用が義務付けられている今日では、シートベルトはしていて当たり前なので、事故による万が一のときへの心強い備えになることはたしかです。

スバルカードを持ったら、家族にもシートベルト保険がついていることを必ず伝えておきましょう。

スバルカードの申込み方法

スバルカードでは、SUBARU特約店にある申込書に記入して提出する書面での申込み方法と、インターネットから申し込む方法があります。

SUBARU特約店へ記入した申込書を提出する場合は、必要書類も一緒に提出すればよいのですが、インターネットの場合は、ネットで申込みフォームに入力したあとに必要書類を郵送する必要があります。

書類到着後に審査があり、審査に通過すればスバルカードが発行となります。

スバルカードの審査結果はメールで届きますが、審査結果が届かない、どうなっているのか知りたいという方は電話やインターネットから問い合わせることもできます。

・電話番号(三菱UFJニコス):0120-816-252(営業時間 9:00〜17:00)
インターネット(三菱UFJニコス)

審査に通過すると、スバルカードが自宅に郵送で届きます。

利用代金の引き落とし先口座が未設定の場合、登録するための用紙も同封されているはずなので、三菱UFJニコスへ返送しましょう。

スバルカードの発行までにかかる時間

スバルカード発行までの期間は、書面で申込む場合は書類が到着してか3週間~1カ月、WEBからの申込む場合は書類が到着してから2週間~3週間程度ですが、書類に不備があると、書き直しや送り直しでさらに時間がかかることもあります。

スバルカードの申込みに必要な書類

スバルカードの申込みに必要な書類で、必ず必要なのは運転免許証のコピーです。

さらに運転免許証にプラスして、次の①~⑤の書類のコピー1つが必要で、運転免許証がない場合は、①~⑤の書類のコピー2点が必要です。

①パスポート(顔写真と所持人記入欄の両ページ)
②在留カードまたは特別永住者証明書(両面とも)
③マイナンバーカード(表面のみ)
④健康保険証(現住所の記載が裏面にある場合は両面とも)
⑤住民票(発行日の記載があるもので、発行6か月以内であること)

スバルカード審査時に在籍確認の電話はかかってくる?

スバルカードを発行している三菱UFJニコスの場合、必ず在籍確認の電話があるわけではありません。特に、すでにニコスのクレジットカードを持っていて適切に利用していたり、クレジットヒストリー(支払いの履歴)が良好な方であれば、在籍確認の電話がかかってくる可能性は低いです。

ただし、書類の不備やクレジットカード会社にとって心配な点がある場合、本人確認のためや入会の意思確認などで電話がかかってくることもあります。

とはいえ、書類の不備等であれば、いきなり勤務先に電話がかかってくることは考えにくく、連絡の取れる固定電話や携帯電話の番号を申込書に記入しておけば職場に電話されることはまずありません。

また、職場に電話がかかってくる場合でも、三菱UFJニコスではなく個人名を名乗ってくれますので、よっぽど勘のいい人でないかぎりクレジットカード会社からとはわからないでしょう。

スバルカードの審査は甘い?難易度について

スバルカードの審査難易度について解説します。

まず、スバルカードの申込み条件をチェックしてみると「日本国内に住んでいる高校生を除く満18歳以上の電話連絡が可能な方」となっています。

ただし、学生や未成年者の場合には親権者による同意が必要となります。

スバルカードの申込み条件を見る限り、審査難易度は普通よりもやや易しいのかな?という印象です。

なぜなら、クレジットカードの申込み条件によくある「安定した収入がある方」という記載がないからです。

記載がないなら安定した収入がなくても審査に通ると思うのは早合点ですが、収入については柔軟な審査があると考えてもよさそうです。

スバルカードは無職や専業主婦(主夫)でも申込みできる?

スバルカードの場合、申込み条件で収入について書かれておらず、無職や専業主婦(主夫)であっても申込み可能です。

三菱UFJニコスのよくある質問を参照しても、無職や専業主婦であってもカードを作ることが可能な場合もあるようです。

しかし、クレジットカードの性質を考えると、本人や配偶者や親権者に収入がまったくない状況で発行するということはまずありえません。

当然、カードの入会には審査があり、審査によってはカードが発行できないこともあります。

学生や未成年者の場合は親の収入、専業主婦(主夫)の場合は配偶者の収入などを考慮してスバルカードの審査が進められることになるでしょう。

「申込みができる=スバルカードの審査に通る」ではないことは理解しておきましょう。

スバルカードの限度額と審査難易度

限度額の観点からスバルカードの審査難易度を考えてみましょう。

スバルカードの新規入会者のショッピング限度額は10万円~100万円までとなっており、学生の場合は一律10万円となっています。

スバルカードの申込み条件に収入に関する規定がないため、収入が少ない方も申込みすることが想定されます。

限度額が30万円までのクレジットカードであれば、簡易な審査で発行できることが改正割賦販売法で決まっていますので、まずは低い限度額で発行してくれるのかもしれません。

限度額は、入会後6ヶ月経過すれば再度審査を受けて増枠申請ができますので、まずは限度額よりも審査に通過することが先決ですね。

スバルカードは、最低の限度額が10万円なので、収入が低いから審査に通さない、という対処ではなく、収入が低ければ限度額を下げて柔軟に審査するという方針なのかなと感じました。

発行元で考えるスバルカードの審査難易度

クレジットカードの審査難易度は、クレジットカードの発行元の系統によって判断することもできます。

ゴールドカードなどハイステータスなカードを除けば、発行元の系統による審査難易度の判断は、目安として十分に役立ちますので紹介していきます。

クレジットカードは発行元によって「銀行系」「独自系(交通系など)」「信販系」「流通系」「消費者金融系」と分類することができ、銀行系は審査難易度が高く、消費者金融系は審査難易度が低い傾向があります。

スバルカードは、SUBARU(流通系)と三菱UFJニコス(信販系)が提携して発行しているクレジットカードですので、審査難易度は中~やや易しいくらいだと想定して差し支えないでしょう。

流通系がクレジットカードを発行する目的のひとつとしては、クレジットカードに特典をつけたりしてよりたくさん自社のサービスを利用してもらう(つまり、お客さんを囲い込む)ことにあります。

スバルカードのオイル交換無料特典や整備費用5%オフといった特典は、まさにSUBARUの店舗に足を運んでもらうためのものということもできます。

そのため、あまりに難易度が高く、一部の限られた人しか取得できないようなクレジットカードでは、クレジットカードを発行することの意味が薄れてしまうのです。

そうした事情を考慮しても、なるべく多くの人がスバルカードを手にできるように、審査難易度は高く設定されていないと考えられます。

スバルカードの審査に落ちる人の特徴

スバルカードの審査難易度は、さほど厳しいものではなさそうだということがおわかりいただけたと思いますが、誰にでもスバルカードを発行しているというわけでもありません。

ここでは、最低限クリアしておきたいこと、つまり、次に挙げるようなことにひっかかると、スバルカードの審査に落ちる可能性が高くなるということを紹介していきます。

①過去に債務整理歴や延滞歴がある

クレジットカードの審査では、個人信用情報機関に個人信用情を照会し、過去に延滞歴や債務整理歴などがないか調査しますが、そこで、延滞などの金融事故があればスバルカードの審査に落ちる可能性は高くなります。

また、三菱UFJニコスに関連する三菱UFJグループでのローンやクレジットカードなどで支払いが滞ったことがある方や、SUBARUで支払いが滞ったことがある方は、個人信用情報とは別で、会社が独自に保管する記録に残っていることもあります。

先程、スバルカードはスバルと三菱UFJニコスが提携して発行しているクレジットカードであると書きましたが、厳密にいうと、スバルファイナンス株式会社という株式会社SUBARUが100%出資するSUBARUグループの金融会社がスバルカードを取り扱っています。

スバルファイナンス株式会社では、スバルカードの他にも自動車クレジットや自動車リースなどを扱っており、そうしたサービスを利用していて支払いが滞ったことがある方は審査に落ちる可能性があります。

②収入が低すぎる

スバルカードの申込み条件から、収入については柔軟に審査してくれそうだと感じましたが、あまりに収入が低すぎる場合はショッピング枠の最低額10万円に届かず、審査に落ちる可能性があります。

利用可能限度額は支払可能見込額の9割を超えないように設定されます。

支払可能見込額は、年収から年間請求予定額と法律で定められた生活維持費(90万円~240万年)によって求められます。

たとえば、持ち家かつ住宅ローンなし、または、持ち家なしかつ賃貸負担なしの一人暮らしで年収が130万円に満たない場合はかなり厳しいかもしれません。

その根拠として、下記の計算を参考にしてください。

年収130万円-年間請求予定額(月2万円として24万円)-生活維持費(90万円)=16万円
16万円×0.9=約14万円

10万円の枠がギリギリもらえるかもしれないというラインです。年間請求予定額(他社からの借り入れやクレジットカード利用状況なども加味した金額)が多い場合は、審査落ちになる可能性も十分ありえます。

③多重申込をしている

多重申込は、いわゆる「申込みブラック」といわれる状態です。クレジットカードの申込みをすると、申込みをした事実や審査の合否が個人信用情報に半年残ります。

半年以内に他社のカードに複数申込みをしていると、お金に困っている人、クレジットカード現金化のおそれがある人(クレジットカードの現金化は違法行為です)、と警戒されて審査落ちすることがあります。

⑤電話連絡が取れない

スバルカードの申込条件に「電話連絡が可能な方」という文言が入っていますので、もし電話連絡が取れなかったら審査に落ちてしまう可能性も高くなります。

まずは、自宅や携帯電話など、本人と直接連絡がとれる電話番号に電話がくることが考えられます。

スバルカード申込み後は、携帯などに登録がない番号だから…と電話に出ないでいると、連絡がとれないとみなされてしまいますので、申込み後は、かかってきた電話には出るようにしましょう。

⑥虚偽の申告をする

スバルカードの審査に有利なほうがいいから…と虚偽の申告をするのは絶対にやめましょう。

特に、年収を多く偽ったりするのはNGです。偽る気はなくても、正確な年収を忘れてしまい、間違って実際よりも多い年収を書いた場合も「虚偽」とみなされることがあります。

申込時にあやふやなことはそのままにせず、調べてから正確に記入するようにしてください。

⇒クレジットカード審査時に虚偽申告したら?年収など嘘つくのはダメ

スバルカードの支払い方法

スバルカードを利用する前に、締め日や引き落とし日、支払い方法についても確認しておきましょう。

記事のはじめのほうで触れた「スバルカードの年会費が優遇されるリボ払いの方法」についても解説しています。

お店への支払い方法

買い物をしたときなど、スバルカードを使ってお店に支払う方法には次のようなものがあります。

・1回払い
・2回払い
・ボーナス1回払(夏:6月・7月・8月、冬:12月・1月のいずれか)
・分割払い(手数料実質年利:12.25~15.0%)
・リボ払い(手数料実質年利:15.0%)

ただし、海外での利用分は原則として1回払いのみです。

3回以上の分割払いとリボ払いは、手数料が必要になりますが、スバルカードの分割払い手数料は、通常の分割払い手数料より優遇されています。

スバルカードの据え置き1回払い(あといち)

スバルカードでは、据え置き1回払い「あといち」という支払い方法も可能です。

この支払い方法は、1回払いで支払った分の支払い月を最大5ヵ月先まで繰越しできる支払方法で、利用するには、毎月12日までに、Web会員サービス「Net Branch」にログインして申込んでください。

スバルカードの分割払いやリボ払い

スバルカードで分割払いやリボ払いにする場合、店頭で「分割払いで」「リボ払いで」と指定する以外にも方法があります。

①あとから分割払いやリボ払いに変更する

毎月12日までであれば、当月支払い分の変更が間に合います。Web会員サービス「Net Branch」にログインして1回払で支払った分を分割払いやリボ払いに変更することができます。

②楽Pay【年会費が優遇される方法】

登録型リボ払い「楽Pay」は、毎月の支払金額を自分の都合にあわせて自由に設定したり変更できる登録型のリボ払いサービスです。

店頭で1回払いを指定しても自動的にリボ払いに変更され、事前に決めた毎月の支払い金額を超過した分は翌月以降に支払っていくことになります(※繰り上げ返済も可能)。

スバルカードの締め日と引き落とし日

ショッピング利用の場合は、毎月5日締切、当月27日(金融機関休業日の場合は翌営業日)に指定口座から引き落としがあります。

たとえば、1月3日に利用した場合は、1月5日が締め日になりますので、1月27日に1月3日分が引き落としされ、1月6日に利用した分は、2月5日が締め日となり、2月27日の引き落としという具合です。

ただし、利用したお店から「売上データ(票)」が締切日までに三菱UFJニコスに到着しなかった場合、翌々月の引き落としになる場合もあります。

支払日に払えないとどうなる?支払額(利用明細)の確認方法は?

支払日までに請求代金の支払いがない場合、スバルカードの利用が一時停止になることがあります。

支払い確認処理が完了するまでスバルカードの利用が再開できず、遅延損害金(実質年利14.6%)の支払いや、会員資格の取り消しといったペナルティがあります。

支払日の約7日前に送られてくる「ご利用代金請求書」またはWeb会員サービス「Net Branch」から「ご利用明細」のところを確認して、前日までに支払口座へ準備しておきましょう。
スバルカードの「ご利用代金請求書」を郵送してもらうには、1通あたりの発行手数料が90円(税別)かかるので、Web会員サービスに登録してネットから「ご利用明細」を見るようにしたほうが節約になります。

スバルカードのキャッシング機能

クレジットカードにはショッピング機能とキャッシング機能があり、ショッピング機能は、買い物をするときの支払いなどに利用できますが、キャッシング機能はクレジットカードで現金を借りるためのものです。

利用するには、スバルカード申込時にキャッシング機能に申し込むか、クレジットカードの発行後にキャッシング機能が使えるように申込みをする必要があります。

ただし、キャッシング機能は、本人に収入がなければつけることはできません。また、上限額も総量規制という法律で決められており、他の総量規制の対象となる借り入れと合わせて年収の1/3がキャッシングで利用できる上限額となります。

スバルカードのキャッシング枠で設定可能な上限額は、新規入会時で50万円で、入会後に増額することは可能ですが、増額のたびに審査があります。

スバルカードのキャッシング利用方法

スバルカードのキャッシングは1万円以上、1万円単位となっており、現金を借りる方法には次の2通りの方法があります。

①全国の銀行やコンビニのATMやCDで借りる

国内ATMやCDによる借入れの都度、以下のATM利用手数料がかかります。

借入額1万円 100円(消費税別)
借入金額2万円以上 200円(消費税別)

 

スバルカードを利用してATMでお金を借りる際に注意したいのが暗証番号忘れです。

暗証番号を忘れてしまった場合には、WEBサービスにログインして「暗証番号通知サービス」の手続きをしすると、郵送で「暗証番号通知書」が送付されます。

②インターネットで借りる

インターネットから平日13:00までにキャッシングの申込みをすると、最短で当日中にカード利用代金の引落口座へ振り込まれます。

このときにかかる振込手数料は無料ですが、引落口座がゆうちょ銀行の場合は3営業日後の振込みとなっていますので、注意が必要です。

スバルカードなら海外でもキャッシングが可能

スバルカードの国際ブランドはVISAのみですので、海外にある「VISA」または「Plus」マークのあるATMで現地通貨を借りることができます。

海外キャッシングは、両替をする手間が省けたり、現金をたくさん持ち歩かなくて済むため、海外旅行や海外出張時に役立てることもできます。

海外でもATM利用手数料と利息だけでキャッシングが利用できるので、両替手数料を支払うよりも低コストで現地通貨を手にすることができる場合もあります。

スバルカードでキャッシングを利用すると自宅に郵便物が届く

スバルカードでキャッシングを利用した場合、「ご融資明細書」という借り入れを通知する書類が利用日の約1週間後に送付されます。

また、20日ごろに送付される「クレジットカードご利用代金請求書」に、ショッピング分とキャッシング分の請求額が記載されます。

「クレジットカードご利用代金請求書」については、郵送を停止してWebで確認できるようにすれば送付されなくなります。

キャッシングの利息と利用額の返済方法

スバルカードのキャッシングには実質年利14.94%~17.94%の利息がかかります。

スバルカードの場合、利用状況や借入額などによって利息の実質年利は異なりますが、最高年利がかかると想定して借り入れるようにしましょう。

スバルカードのキャッシング枠の返済方法は、1回払いかリボ払いのみとなっており、毎月末日が締め日で、翌月27日に指定口座から引き落とされる形で返済となります。

スバルカードの退会方法と注意点

SUBARU車から車を替えるタイミングでスバルカードの退会を検討している方は、退会方法と退会の注意点を確認しておきましょう。

スバルカードの退会方法

スバルカードの退会は電話で手続きをすることができますので、カードを準備してこちらの電話番号へ電話をしてください。

0570-025-410(9時~17時、年末年始のみ休み)

自動音声での対応となっており、音声ガイダンスにしたがって番号等を入力していきます。

流れとしては、メニューコード「♯1」を押し、その後に16桁のカード番号、4桁の暗証番号を入力することになります。

そのため、退会する際は、必ずスバルカードの番号と暗証番号がわかる状態で電話をかけるようにしてください。

スバルカード退会時の注意点

スバルカードを退会するときに気をつけるべきポイントを次に挙げましたので、カードを退会する前に確認しておきましょう。

①スバルカードで支払っている公共料金について

退会したスバルカードでは料金を支払うことができず、延滞扱いになってしまう可能性もありますので、毎月クレジットカードで引き落としをしている料金の支払い方法を、口座振替などに変えておきましょう。

②スバルカードで貯めたポイントはすべて失効

スバルカードで貯まっているポイントはありませんか?退会後にポイントを利用することはできませんので、退会前にポイントを使い切っておくことをおすすめします。

③オイル交換などの特典や保険の補償が受けられなくなる

スバルカードの大きなメリットともいえるオイル交換無料特典やシートベルト保険…といった特典や補償は、退会後には一切うけることができなくなります。年会費を払って、オイル交換も利用しないまま退会…となると、もったいない気がします。

④払った年会費は戻ってこない

一度支払ったスバルカードの年会費は戻ってきません。年会費を支払った月にスバルカードを退会しても、1年分の年会費が必要です。もし、年会費を払ってしまったのであれば、オイル交換などの特典を利用してから退会すれば年会費が無駄になりません。

⑤ETCカードや家族カードも解約になる

本人会員がスバルカードを退会すると、ETCカードや家族カードも自動的に解約となります。

家族カードを発行している場合は、退会前に家族に退会してもよいか確認しておきましょう。また、ETCカードも退会後は使えなくなるので、車載器に挿しっぱなし…ということがないようにしましょう。

⑦未払いの利用料金がないか確認

ショッピングやキャッシングで利用した分の料金で、まだ支払っていないものがないか確認しましょう。スバルカード退会手続き後に一括請求されることもあります。

以上、7つの退会時の注意点を挙げました。一般的なクレジットカードの解約の注意点と変わりないですが、「年会費を払ってエンジンオイル交換無料特典を利用せずに退会…」というパターンがスバルカードの場合は一番もったいないことになりそうです。

車の買い替えのタイミングとスバルカードを退会するタイミングを事前に考えておくことをおすすめします。

【まとめ】スバルカードのデメリットとメリット

スバルカードのメリットやデメリットについてまとめました!結論からいうと、SUBARUの車に乗っている人には強くおすすめできる1枚です。

スバルカードのデメリット

・車両購入にスバルカードを利用できない
・ロードサービスがついていない
・コールセンターにつながらない

自動車系のクレジットカードの中には、上限額が決まっている場合もありますが、車両購入時にクレジットカードを利用できる場合もあります。

多額を支払うことになるため、利用できればポイントを一気にためることができてお得なのですが、スバルカードを車両購入に使うことはできません。

また、ロードサービスがついている自動車系のクレジットカードも多い中、スバルカードにはロードサービスがついていないので、別で自分で加入する必要があります。

コールセンターについては、スバルカードの発行について疑問点が生じたときに、スバルファイナンス株式会社のほうへ連絡をしても「三菱UFJニコスさんの方へお問い合わせください」といったように、スバルファイナンス株式会社のほうでスバルカードについて把握していない箇所もあります。

三菱UFJニコスのコールセンターへ電話しても、新型コロナウイルスの影響で全くつながらず、月曜日から金曜日、2週間にわたり、時間帯を午前・午後とわけて最低2回(多いときは4回)電話し、呼び出しから5分から15分ほど待っていましたが、つながることはありませんでした。

正直、ここまで電話して一度もつながらないことは今までになく、実質機能していないと言わざるを得ません。

スバルカードのメリット

・スバルカードは年会費の元が十分にとりやすい
・スバルカードにはシートベルト保険がついている
・ポイントが使いやすい

スバルカードは、オイル交換無料特典さえ利用すれば年会費以上にお得なカードということができます。オイルのグレードも差額を支払えばグレードアップさせることができたりと、特典内容にフレキシブルさもあります。

楽Payを利用すれば、スバルカードの年会費も半額になるので、オイル交換無料特典だけしか利用しなかったとしてもお得なクレジットカードといえます。

スバルカードには海外旅行保険やショッピングパートナー保険に加え、現在では珍しいシートベルト保険が付帯していることもメリットといえそうです。

また、自動車系のクレジットカードでは、ポイントの交換先が限定的であったり、ポイント交換のタイミングが車の購入時などに限られている場合もありますが、スバルカードはポイントの交換先が豊富で、タイミングも自由に決められるので使いやすいでしょう。

SUBARUの車に乗っているかぎり、スバルカードは持っていて損することはないクレジットカードだといえます。

 
 

この記事の監修者

この記事の監修者 この記事の監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している実績があります。

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