ろうきんUCカードの審査難易度は?種類やポイントなども解説

ろうきんUCカードは銀行系のイメージがあるので、審査も難易度が高いのではないかと心配する方も多いかと思います。

しかし、ろうきんUCカードは銀行系でもなければ、審査難易度も特に高いというわけではありません。

もちろん、カードのランクによる審査基準の違いはあります。

この記事では、ろうきんUCカードの種類やポイントなどの特徴、審査難易度や審査で重視されるポイントについて解説していきます。


もくじ

ろうきんとは

そもそも「労働金庫(ろうきん)」とはどのような組織なのでしょうか?

事業内容から銀行と同じと考えている方も多いかもしれませんね。銀行は株式会社が運営しており、営利活動をおこなっています。

一方、労働金庫は、労働組合や生協などの組合員がお互いを助け合うために資金を出し合ってつくった金融機関となっています。

そのため、お金を預かったり貸したりするという業務は銀行と同じでも、その目的は異なる機関ということができます。

ろうきんの管轄地域

ろうきん名 管轄地域
北海道ろうきん 北海道
東北ろうきん 青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
中央ろうきん 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県
新潟ろうきん 新潟県
長野ろうきん 長野県
静岡ろうきん 静岡県
北陸ろうきん 富山県・石川県・福井県
東海ろうきん 愛知県・岐阜県・三重県
近畿ろうきん 滋賀県・奈良県・京都府・大阪府・和歌山県・兵庫県
中国ろうきん 鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県
四国ろうきん 徳島県・香川県・愛媛県・高知県
九州ろうきん 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県
沖縄ろうきん 沖縄県

 

ろうきんUCカードの特徴

ろうきんUCカードの発行元は労金カードグループとなっています。労金カードグループはUCカードと提携して「ろうきんUCカード」を発行しています。

さらにUCカードのバックグラウンドを少し紹介すると、UCカードを発行していたユーシーカード株式会社が株式会社クレディセゾンに吸収合併され、クレディセゾン内で「UCカード」というブランドを展開している状況です。

背景は少しややこしいと感じるかもしれませんが、ろうきんUCカードの種類やポイントといった特徴について解説していきます。

ろうきんのクレジットカードの種類

ろうきんのクレジットカードには個人向けのクレジットカードと法人向けのクレジットカードがあります。

ここでは、個人向けのクレジットカードについて解説していきますが、個人向けのクレジットカードにも種類があります。

ろうきんUCカード「一般カード」

本会員年会費 1,250円(税抜)
家族会員 400円(税抜)

 
ごく一般的なクレジットカードで、保険などはついていません。また家族カードを作ることができますが年会費が掛かります。

ろうきんUCカード「ゴールドカード」

本会員年会費 10,000円(税抜)
家族会員 年会費無料

 

一般カードとの大きな違いは、家族会員の年会費が無料である点と特典がついているところで、家族カードは何枚でも無料でつくることができます。

特典についてはのちほど詳しく解説しますが、保険が付帯している点はゴールドカードの注目すべきポイントです。

最大5,000万円までの海外・国内旅行傷害保険や年間300万円までのショッピング補償保険がついています。

地域限定のろうきんUCカード「Epiカード」

東北労働金庫、九州労働金庫、沖縄県労働金庫のみで取り扱いがある「Epiカード」という対象地域限定のクレジットカードもあります。

通常のろうきんUCカードの一般カードやゴールドカードに、「駆けつけ費用お見舞サービス」が付帯した内容となっています。

一般カードの年会費がEpiカードであれば無料になるので、ろうきんのクレジットカードのなかでも少し優遇されているカードということができます。

対象地域に住んでいる方であればEpiカードを優先的に検討することをおすすめします。

ろうきんUCカードのETCカード

ろうきんUCカードはカードのランクにかかわらずETCカードを発行することができ、ETCカードの年会費は無料です。

ろうきんUCカードで貯まるポイント

ろうきんUCカードでは、「永久不滅ポイント」がたまります。税込み1,000円で1ポイントが貯まり、その名前のとおり有効期限はありません。

永久不滅ポイントは、ろうきんUCカードのショッピングぶんの支払いに利用することができます。200ポイントを1単位として、200ポイントを900円分として支払いに充てることができます。

また、ネットショッピングに利用することも可能で、ネットショッピングでは100ポイントを1単位として、100ポイントを450円分として使うことができます。

これらの使いみちであれば、還元率は0.45%ということになります。

その他に、ろうきんUCカードのポイントは、ANAやJALのマイルへ交換したり、nanacoなどの電子マネー、アマゾンギフト券などにも交換可能です。

アマゾンギフト券は、200ポイントで1,000円分のアマゾンギフト券になるので、ポイント還元率が0.5%となりますのでおすすめです。

ろうきんに口座をもっている必要がある

ろうきんUCカードを利用する際の引き落とし口座は、労働金庫の口座でなくてはいけません。そのため、労働金庫に口座を開設できる方でなければろうきんUCカードをつくることはできません。

ろうきんを利用できるのはどんな人?

ろうきんを利用できるのは、労働組合や生協組合の組合員や一般の勤労者、OBとなっています。

一般の勤労者は利用の際に出資が必要になることもありますが、ほとんどの働いている人や働いていて現在はOBとなっている人であれば利用できます。

ろうきんUCカードの審査申込方法

ろうきんUCカードの審査申込方法は、地域の労働金庫の窓口から申込むことになります。

ろうきんUCカードは、インターネットでの審査申込みは受け付けていませんので、ろうきんUCカードの発行を希望する方は労働金庫の窓口へ行きましょう。

ろうきんUCカードの支払い方法

毎月10日が締日となり、翌月5日に利用した金額が口座から引き落とされます。

一回払い、二回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いから選ぶことができ、分割払いやリボ払いには手数料がかかりますので注意しましょう。

ろうきんUCカードの審査難易度

ろうきんUCカードの審査は、銀行系なのではないかというイメージや、ろうきんの住宅ローンなどの審査が厳しいという噂をきいて、クレジットカードの審査も難易度が高いのではないかと思っている方もいるかもしれません。

しかし、ろうきんUCカードの審査は株式会社キュービタスという会社がおこなっており、労働金庫がおこなっているわけではありません。
株式会社キューピタスは、 ユーシーカード株式会社が会社分割して設立された会社です。

さきほども少し触れましたが、現在ではユーシーカード株式会社を株式会社クレディセゾンが吸収合併していますので、クレディセゾンの子会社となっています。

つまり、ろうきんUCカードの審査をおこなう株式会社キュービタスは、現在、過去においても信販系ということができます。

一般的にいえば、信販系のクレジットカードの審査難易度はものすごく高いというわけではありません。

ただし、審査がすごく甘いというわけでもありませんし、ゴールドカードであれば申込みの段階である程度のステータスが求められます。

ろうきんUCカードの一般カードとゴールドカードの審査難易度について、申込み条件にも触れながら解説していきます。

ろうきんUCカード「一般カード」の審査難易度

ろうきんUCカード「一般カード」は、満18歳から審査に申込むことができます。収入や年齢に関する申込み条件はなく、パートやアルバイト、学生の方でも申込むことが可能です。このことから、審査の難易度としては中くらいからやや易しいと考えることができます。

ろうきんUCカード「ゴールドカード」の審査難易度

ろうきんUCカード「ゴールドカード」は、原則として満30歳以上で年収400万円以上の方となっています。

明確に年齢や年収による申込みの制限がありますので、申込み条件に当てはまっていない方は持つことができないクレジットカードです。

満30歳以上という審査申込み条件から、良好なクレジットヒストリーを持っていることも審査通過に重要なのではないかと推測できます。

ろうきんとの取引があると審査に有利?不利?

ろうきんUCカード発行元である労金カードサービスと労働金庫と次のような個人情報が共同利用されます。

・会員の基本的な情報(氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、郵便番号)
・会員の勤務先に関する情報(勤務先名称、住所及び電話番号)
・会員の労働金庫の取引に関する情報(取引店、支払指定預金口座番号、預金及び融資の残高・取引履歴)
・会員の労金カードサービスの利用に関する情報(利用実績、支払状況)

引用先はこちら

労働金庫との取引状況だけでなく、個人信用情報も参照して審査がおこなわれるため、労働金庫との取引だけでは審査に通過させるかさせないかということは決まらないはずです。

しかし、労働金庫との取引状況や労働金庫に提出している勤務先の個人情報と個人信用情報機関に掲載されている内容や申込書に書いた内容とに大きな差があれば、虚偽申告が疑われて審査が長引いたりする可能性もあります。

労働金庫の預金残高がたくさんある、給与受取口座に指定していて毎月安定した収入が入ってくることが確認できる、といった場合には審査に有利にはたらくこともあります。

また、ろうきんで住宅ローンを組んでいると、厳しい審査に通過した信用力があると判断される可能性も少なくありません。

労働金庫との取引だけで、ろうきんUCカードの審査が有利になったり不利になったりすることはないと思いますが、労働金庫との取引内容が審査の材料にされる可能性は高いのではないでしょうか。

ろうきんUCカードの審査はクレヒスが鍵を握る?!

ろうきんUCカード「一般カード」では若年者の申込みも受けつけているので、10代や20代前半でクレジットカードをもったことがないためにクレヒスがない状態(いわゆる、スーパーホワイト状態)でも大きく問題視されることはなさそうです。

ただし、ろうきんUCカード「一般カード」でも20代後半以降の方や、ゴールドカードに申込む場合は良好なクレヒスを築いておかなければ審査通過が難しくなる可能性があります。

審査をおこなう株式会社キュービタスは、クレヒスをとくに重視するというように主張する人もいます。

良好なクレヒスとはどのようなクレヒスのことをさすのでしょうか?

延滞や金融事故がないこと

当然ですが、現在延滞中という状況の方はクレジットカードを発行してもらうことはできません。

過去の延滞についても、延滞が長期間であったり、軽微な延滞でも繰り返されているようであれば個人信用情報機関に延滞の記録が残っている可能性があります。このような延滞歴があると、審査通過のハードルは高くなります。

また、過去に債務整理や自己破産などをしたことがあり、その記録が残っている状態では審査通過が難しくなります。

適正な利用履歴がある

一度もクレジットカードを利用したことがなければ、延滞や自己破産などになることもなく審査に通りやすくなるのではないかと思うかもしれません。

しかし、一度もクレジットカードを利用したりローンを利用したことがないとなると、利用した実績がないため審査が慎重になることもあります。

また、債務整理や自己破産歴は5年から10年経つと個人信用情報から消えますが、利用履歴もすべて消えます。

そのため、30代以降でスーパーホワイトの場合は、債務整理や自己破産歴があるのではないかと疑われることもあり、すんなり審査に通るのが難しくなります。

一番よいのは、適度にクレジットカードなどを継続的に利用していて、きちんと支払いをしているという記録がのこっていることです。

他社からの借入れがない・少ないこと

住宅ローンや教育ローンといった生活に必要不可欠なローンは額が大きすぎなければあまり審査には影響しません。

しかし、消費者金融からの借入れや、カードローンの利用があるなど他社からの借入れが複数あったり、多額の借入れがある場合は、支払不能になるリスクがあるため審査に通過できないこともあります。

もし、他社からの借入れがある場合は完済して解約しておくことをおすすめします。

ろうきんUCカードの特典

ろうきんUCカードで特典が受けられるのは、ゴールドカードかEpiカードのどちらかです。それぞれの特典について解説します。

ろうきんUCカード「ゴールドカード」の特典

ゴールドカードの特典について解説していきます。特典を利用する機会が多い人ならゴールドカードの年会費が高いと感じなくなるかもしれません。

ギフトカードがもらえる

半期で30万円の利用ごとに2,000円のギフトカードをもらうことができます。ポイント還元率は一般カードと変わりませんが、利用金額に応じてギフトカードをもらうことができるので、半期で30万円以上使ったり他の特典を利用する機会がありそうな方であれば、ゴールドカードを検討してみてもよいのではないでしょうか。

専用空港ラウンジが利用できる

国内主要空港ほか、海外の2つの空港で専用のラウンジを無料で利用することができます。ドリンクサービスや、新聞、雑誌の閲覧などが可能です。

国内・海外旅行保険が付帯

国内旅行保険では、死亡後遺症障害で最高5,000万円、入院1日あたり5,000円、通院1日あたり2,000円の補償があります。

海外旅行では、最高5,000万円の死亡後遺症障害の補償のだけでなく、治療保障として200万円、盗難補償として50万円といった海外旅行保険に必要な内容もセットされています。

ショッピング補償保険が付帯

国内海外問わず、ゴールドカードで買った商品が盗難にあったり壊れてしまった場合には90日以内を補償の範囲として、年間300万円までの補償が受けられます。ただし、1事故1製品につき1万円の自己負担金が必要です。

タクシーチケット発行費用が無料

通常であれば一回につき300円(税別)かかるタクシーチケットの発行費用が、ろうきんUCカード「ゴールドカード」を持っていると無料になります。

会員情報誌が届く

ろうきんUCカード「ゴールドカード」を持つと、明点などのお得な情報が載った会員専用情報誌が届きます。グルメや旅行エステといった様々なジャンルの情報から、エッセイなども掲載されています。

2,810円(税別)で年間11回発行されている情報誌ですが、ゴールド会員であれば無料で届けてもらうことができます。

ろうきんUCカード「Epiカード」の特典

ろうきんUCカード「Epiカード」の特筆すべき特典は、「駆けつけ費用お見舞サービス」です。

駆けつけ費用お見舞サービスは、なんらかの事故に巻き込まれて捜索救助費用や救援者の交通費や宿泊費が必要になった場合にその費用を年間100万円まで補償してくれる保険のような内容になっています。

旅行やアウトドアが好きな方で、申し込みできる地域にお住まいの方であればおすすめできる特典といえそうです。

ろうきんUCカードの退会・解約方法

ろうきんUCカードを解約したい場合は、 カード裏面に記載のUCコミュニケーションセンターまで連絡する必要があります。

解約手続きは、インターネットやUC音声応答センター、労働金庫の窓口では解約できませんので注意しましょう。

解約の連絡をUCコミュニケーションセンターにおこなうときは、かならずカード会員の本人が電話する必要があります。

カードを手元に用意した状態で電話をかけましょう。

オペレーターの案内にそって解約手続きをすすめますが、解約後に労働金庫のほうへも連絡するよう指示がある場合もあります。

そのときには指示に従って、ろうきんUCカード解約の旨を労働金庫へ連絡してください。

ろうきんUCカードまとめ

ろうきんUCカードは、労働金庫で発行の申込みをします。労働金庫に口座を持っていなければ利用できないことや、一般カードには魅力的な利用特典がないので、労働金庫を普段使っていない人はあまり利用を考えないかもしれません。

しかし、ろうきんUCカード「一般カード」の申込み条件のハードルは高くなく、初めてクレジットカードを持つ若い方でも審査に通過できる可能性は十分にあります。

特典を求めるのであれば、ろうきんUCカード「ゴールドカード」がおすすめです。年齢や年収に制限はありますが、特典内容をうまく利用すれば年会費の元も十分とれるでしょう。

ゴールドカードに申し込む場合は、審査のハードルも高まりますので、良好なクレヒスを積み上げてから申込むことをおすすめします。

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