NHK料金の支払滞納はクレジットカードの審査に影響する?

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NHK受信料はメディアでもいろいろと騒がれていることもあって、万が一未払いになってしまうと大きな問題になるのでは?と感じている人も少なくありません。

NHK受信料を滞納してしまうとブラックリストに載ってしまうといった噂もあるようですが、本当にそんなことはあるのでしょうか?

そもそも滞納しないのがいちばん良いことなのですが、万が一滞納してしまった場合にクレジットカード審査に影響するのかどうかをここでハッキリさせましょう。


もくじ

NHK受信料の基本情報

NHK受信料の支払いは基本的に2ヶ月ごとですが、6ヶ月前払いもできますし12ヶ月前払いも選択できるってご存知でしたか?

地上波のみでの契約の場合、6ヶ月前払いなら2ヶ月払いよりも370円のお得、12ヶ月前払いなら1,130円もお得になるんですよ。

また、以前からなんとなく振込用紙で支払っているという人もいると思いますが、実はいろいろな支払い方法があります。

今現在用意されている支払い方法は、

・振込用紙での支払い
・口座振替
・クレジットカード払い

となり、なんと料金は支払い方法によって変わってきます。一番損なのが振込用紙での支払いです。

●NHK受信料(地上波のみの契約の場合)

支払方法 月額 2ヶ月払い 6ヶ月前払い 12ヶ月前払い
・クレジットカード
・口座振替
1,260円 2,520円 7,190円
※2ヶ月払いより370円お得
13,990円
※2ヶ月払いより1,130円お得
・振込用紙 1,310円 2,620円 7,475円
※2ヶ月払いより385円お得
14,545円
※2ヶ月払いより1,175円お得

※金額は平成26年4月以降の税込料金です。
※沖縄県は料金が異なります。

2ヶ月払いにしている場合、支払い方法が異なるだけで年間600円も違ってくるので、振込用紙を利用している方はぜひこの機会に支払い方法を見直してみてくださいね。

NHKの支払日はいつ?

●口座振替の場合
「偶数月の26日」に自動引き落としが行われます。
26日が銀行休業日の場合は、翌営業日に引き落としがかかることになります。

●振込用紙の場合
偶数月の20日ごろに振込用紙が郵送されてきますので、翌月5日までにコンビニ、郵便局、銀行などの金融機関から支払いを行います。

●クレジットカード払いの場合
お使いのクレジットカード会社の引き落とし日に一緒に引き落とされますので、支払日はクレジットカード会社によって異なります。

NHK受信料の支払い方法を変更したい場合は以下からどうぞ。

<参考>:受信料の窓口 放送受信料 お支払方法変更のお手続き【NHK】

本題!NHK受信料の支払いを滞納するとどうなるの?

「各種支払いを滞納してしまうとブラックリストに載る」と聞いたことがある人も多いと思います。

ブラックリストに載るということをもう少し詳しく言うと、日本に3社ある信用情報機関に「滞納・強制解約・自己破産などの債務整理情報などのマイナスの情報が載ってしまう」ということになります。

株式会社シー・アイ・シー(CIC) 内閣総理大臣の指定を受けた指定信用情報機関。主に消費者金融やクレジットカード会社が加盟しています。
クレジットカード会社はCICに必ず加盟しています。
株式会社日本信用情報機構(JICC) 指定信用情報機関です。一部クレジットカード会社、貸金業社などが加盟しています。
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 全国銀行協会が運営している信用情報機関です。主に銀行が加盟しています。

 
信用情報機関にマイナスな情報が載ってしまうとどんな影響があるのかというと、信用が問われるクレジットカード審査や各種ローンの審査に通らなくなってしまうんです。

●信用を問われるローンの例
・クレジットカード
・自動車ローン
・住宅ローン
・教育ローン
・ブライダルローン、トラベルローンなどの目的別ローン
・ショッピングローン
・カードローン
・携帯電話、スマホの分割払い
など

NHK受信料の滞納も信用情報機関に記録が残るの?

問題はNHK受信料の滞納も信用情報機関に記録が残ってしまうのか?ということになるのですが、NHKは信用情報機関に加盟していないので滞納しても情報が残ることはありません。

もちろんクレジットカード審査に影響することもありません。

滞納は良いことではありませんが、NHK受信料の未払いのためにブラックリスト入りすることはないので、その点は安心して大丈夫です。

ただし、クレジットカード払いにしている場合は要注意!

NHK受信料は振込用紙、口座振替、クレジットカード払いがあるとご説明しましたが、このうちクレジットカード払いにしている人は注意が必要です。

なぜかというと、NHK受信料の滞納そのものは信用情報機関に記録されることはないのですが、「クレジットカード払いの滞納」は記録されてしまうから。

クレジットカード会社は信用情報機関に加盟しているので、何の支払いで滞納したかは関係なくクレジットカードの口座振替ができなかったということが理由でブラックリスト入りしてしまうことがあるんです。

NHK受信料をクレジットカード払いにしている人は絶対に滞納しないようにしてください。

振込用紙、口座振替での滞納なら大丈夫なの?

振込用紙、口座振替での支払いの場合、滞納しても信用情報機関に記録が残ることはありません。しかしNHKの取り立ては年々厳しくなっていますし、2006年9月にはNHKが受信料支払いを求めて裁判を起こした事例もあります。

滞納が続いたことで銀行口座の差し押さえという事態になってしまうと、支払い方法に関係なくクレジットカード審査に非常に大きな影響を与えることになってしまいます。

NHKに限らずですが、払うべきものはいつでもスッキリ払えるようにしておきましょう。

この記事の監修者

この記事の監修者 この記事の監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している実績があります。
   

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