ブラックカードとは?種類は?持つにはどうしたらいい?

ブラックカードとは、クレジットカードの最上位のカードのことを言います。
一部の富裕層しか持つことができないレアなカードとなり、カード会社でもその情報を公にしていない傾向にあるため、ブラックカード情報は謎に包まれた部分が多いですね。
そこで、カード会社へ直接電話をかけ、ブラックカードに関する質問を投げかけてみました。
ここでは、カード会社からの回答をもとに、ブラックカードの種類や基本情報、入手方法などについて解説します。
ブラックカードとは?
クレジットカードはたいていグレードが低い順から、一般→ゴールド→プラチナと用意されていますが、実はプラチナよりもさらに上のカードもあるのです。
それが「ブラックカード」です。
もともとアメリカン・エキスプレス(アメックス)が、プラチナよりも高いグレードの「センチュリオン・カード」を発行したことが「ブラックカードの始まりだと言われています。
「センチュリオン・カード」は黒を基調とした重厚感のあるカードで、その年会費は他とは比べ物にならないほど高額になっています。
しかしクレジット界の最高峰カードで、希少価値の高い入手困難なレアカードであるため、ステータスを求めている方やカードコレクターには欲しくてたまらないカードと言えるでしょう。
センチュリオンカードが発行されてから、それまで最上位カードとしてプラチナを発行していたカード会社も、さらにアップグレードした黒を基調としたブラックカードを発行するようになりました。(黒を基調としたものが多くなりますが、黒くないブラックカードも存在します)
ブラックカードの特徴
ブラックカードは、発行元によってその審査基準や条件、特典内容などが異なってきますが、どのブラックカードにも共通して言える特徴は以下のような点です。
・招待制のカード
・入手困難、審査難易度が高い
・高額な入会金・年会費が必要
・手厚い保険つき
・高級サービスつき(コンシェルジュがつくなど)
・高いステータスが得られる
つまり、ブラックカードは一部の富裕層のみ持つことができる、ステータスカードと言えます。
主に会社経営者など、カードを頻繁に利用し年収も安定している方に、ブラックカードのインビテーション(招待)が届く傾向にあるようです。
ブラックカードを持つには
ブラックカードは、一般カードやゴールドカードのように自分で申し込んで入手することはできません。
カード会社からインビテーション(招待)を受けて初めて、ブラックカードを手にすることができるものになるのです。
さらに、センチュリオンカードの場合はインビテーションを受けた後、センチュリオンカード会社の担当者との面談が必要になります。
面談による最終審査に通過し、高額な入会費と年会費の支払いができた場合のみ、センチュリオンカードは入手できるカードなのです。
インビテーションが届く規準や、ブラックカードの詳しい特典などはほとんど公表されていないため、ブラックカードとはどういうものなのか、どうしたら手に入れることができるのか、謎に包まれた部分が多くなりますが、「謎に包まれている」「入手困難」「難易度の高いレアなカード」だからこそ、特別感が強まりますね。
持っているだけで高いステータスを誇示することができるため、ブラックカードならではの特典よりもステータスのために手に入れたい方が多いようです。
ブラックカードを手に入れたい方は、以下のような条件をクリアできるよう努力してみましょう。
・カード発行会社と長期的な取引を続ける
・ゴールドカードやプラチナカードを作り、利用実績を積む
・カード会社所定の基準を満たす(収入、職業、保有資産、年齢、持ち家など)
ブラックカードの種類は?
最高峰のブラックカードと言うと「センチュリオンカード」になりますが、その他にも、様々な会社からブラックカードが発行されています。
他社のブラックカードは、センチュリオンカードよりも年会費が安く審査難易度も下がるため、比較的入手しやすいと言えるでしょう。
但し、それでもブラックカードは、プラチナカードよりもランクが上のカードになるため、誰でも気軽に持てるようなものではありません。
どのブラックカードでも、持っているだけで充分なステータスが得られることは間違いないでしょう。
ここでは日本で入手可能なブラックカードについて見ていきす。
ブラックカードとして日本で有名なのは以下の5種類となります。
・アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
・ダイナースクラブ プレミアムカード
・ラグジュアリーカード
・スルガVISAインフィニットカード
・JCBザ・クラス
それぞれのブラックカードの特徴について見ていきましょう。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
ブラックカードの中でも最高峰と言われている「センチュリオン・カード」は、年会費だけでも35万円とずば抜けて高くなっています。
センチュリオン・カードの利用条件やサービス内容については公表されていないため、謎に包まれた部分が多くなりますが、希少価値の高いカードであるため、高額な年会費を支払ってでも手に入れたいと考える方が多いようですね。
オークションではセンチュリオンカードのレプリカが出品されているほどです。
センチュリオンカードを手に入れるためには、アメリカン・エキスプレスからの招待を受ける必要がありますが、招待の条件はとても厳しくなっています。
また、センチュリオンカードは、国ごとの保有人数も決められているため、現段階での保有者が解約などによって手放さない限り、どんなに条件を満たしていたとしても、センチュリオン・カードのインビテーションは届かないとも言われているのです。
但し、センチュリオンカードは、手に入りにくいカードだからこそ、入手した際に得られるステータスは十分でしょう。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの基本情報
年会費 | 350,000円(税別) |
家族会員 年会費 | 無料 |
入会金 | 500,000円(税別) |
入会条件 | 非公開(招待制) |
利用限度額 | 会員ごとに異なる |
付帯保険 | ・キャンセル・プロテクション補償 ・ショッピング・プロテクション補償(購入日から90日、年間最高500万円まで) ・リターン・プロテクション ・ホームウェア・プロテクション、ワランティー・プラス保証 ・個人賠償責任保険 ・海外旅行傷害保険(最高1億円、自動付帯) ・国内旅行傷害保険(最高1億円、自動付帯) ・海外旅行/航空便遅延保険 ・海外旅行/通過盗難保険 ・海外レンタカー保険 ・ゴルフ保険、テニス保険、スキー保険 |
公式サイト | こちら |
アメリカンエキスプレス公式サイトではセンチュリオンカードについての詳しい情報が公表されていません。そこで、基本的な内容を知るため、アメリカンエキスプレスのセンチュリオンカードデスクへ直接問い合わせてみました。
センチュリオンカードについての質問を受け付けてもらえるのか不安でしたが、アメックス会員ではないことを伝えても、とても親切かつ丁寧な対応をしていただきました。
センチュリオンカードについての質問と回答をご紹介します。
センチュリオンカードの審査内容やインビテーションの基準については、こちらにも情報がおりてきていない状態ですので、大変申し訳ございませんが、お答えできないのです。
②「センチュリオン会員には定員が決められているのですか?現段階では定員ギリギリで、次の解約者が出ないとインビテーションはうけられないのでしょうか?」
センチュリオンカードは国ごとに定員がございますが、どれくらいの枠が用意されているのか、どのように人数を決めているのか、現段階の会員数などについての情報はこちらには降りてきていないため、私どもにはわからないというのが現状です。
③「10年程度、長期的に利用していなければインビテーションを受けられないですか?」
いえ、利用期間に関しての定めはございません。様々な観点から総合的な判断となりますが、ご利用期間がセンチュリオンカードの審査に影響を及ぼすということはございません。利用期間が短くてもインビテーションを受けられている方もいらっしゃいます。
④「特典内容は公表されていませんが、プラチナ以上と考えていいのですか?」
はい。センチュリオンカードは招待制のカードで、招待された方のみに詳細をお伝えすることになるため、詳しい内容はここではお伝えすることができず大変心苦しいのですが、プラチナ以上のカードでございますので、特典もプラチナ以上とお考えいただいて構いません。
⑤「年会費35万円、入会金50万円と言う点は変更ありませんか?」
はい、センチュリオンカードの年会費・入会金については、2020年1月現在では、35万円と50万円のままで値上がりもしておりません。また、家族会員の方は無料でお作りいただけます。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの特徴
センチュリオンカードとしての特徴やサービス内容は公表されていないため、付帯されている保険やアシストが充実しているということ以外は、カードを持っている方にしかわからないというのが現状です。
そのため詳しくお伝えすることはできないのですが、センチュリオンカードにはプラチナカードの特典以上の特典が用意されているとのことですので、プラチナカードの特典も見ながらセンチュリオンカードの特徴についてまとめていきたいと思います。
充実した保険、アシスト
付帯されている保険の数が豊富で、さらに以下のようなアシストサービスも用意されています。
いずれもセンチュリオンカード会員・追加カード会員に対して自動的に無料で提供されるもので、24時間365日、トール・フリーやコレクトコールにて日本語で対応可能です。
・忘れ物探索サービス(海外旅行中の忘れ物を探し、希望の場所までお届け)
・海外商品探索・購入サービス(海外でしか入手できない商品を探し、発注・購入・お届けの手配)
・ファイン・ダイニング(ファイン・ダイニング参加レストランにおいて、毎晩1テーブル確保)
・海外情報サービス(紛失盗難時のカード再発行、緊急時の医師や弁護士などの紹介、大使館等の連絡先や開閉時間お知らせ、レストランの手配、ホテルの予約、チケット予約手配、その他問い合わせ等)
・その他(上記以外の様々な要望にも対応可能)
プラチナカードの特典
プラチナカードでは、以下のような特典が用意されています。センチュリオンカードは、これ以上の特典が期待できるでしょう。
※無料で「メンバーシップ・リワード・プラス」へ登録可能。登録すると100円につき3ポイント貯まる
・世界中のラウンジへアクセス可能
・ファイン・ホテル・アンド・リゾート(世界中の優雅でスタイリッシュなホテルやリゾート施設で、部屋をアップグレードしたりチェックアウト時間延長や朝食サービスなど、カード会員のための優待特典を用意。)
・ダイニングサービス(レストラン所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分無料となるサービス)
・ハーツレンタカー ファイブスターステータスが無条件で取得可能(最大15%優待、アップグレード特典等を利用可能)
・ホテルメンバーシップ(無条件で上級メンバーシップに登録。部屋のアップグレードなどの様々な特典が受けられる)
・トラベルオンラインのクーポン(トラベルオンラインで利用出来るクーポン30,000円分プレゼント)
・フリー・ステイ・ギフト(毎年カードを更新すると、2名で利用出来る国内ホテルの無料宿泊券プレゼント)
・Fine Dining 50(年間50店舗、アメリカン・エキスプレスが貸切ることができるので、予約がとりにくいレストランも安心)
・スポーツクラブアクセス(ハイクラスな会員制スポーツクラブを利用可能、優待特典も用意)
・手荷物宅配サービス(自宅から空港まで、空港から自宅まで、スーツケース2個まで無料配送)
・プラチナ・コンシェルジェ・デスク(様々な相談や要望に対応可能)
センチュリオンカードの噂話
本当か嘘かはわかりませんが、ここではネットで出回っているセンチュリオンカードの噂を一部まとめてみたいと思います。
・センチュリオンカード保有者の平均年齢は、55歳前後と言われている
・インビテーションを受けるには、アメックスの定める条件をクリアした上で、高額な利用実績が必要(経費を除いて月に200万円~300万円の利用実績が必要とも言われています)
・招待する際の対象としては、世界中で活躍する著名人・新分野でのビジネスリーダー・創業者などが挙げられる
ダイナースクラブ プレミアムカード
センチュリオンカードの次に最強だと言われているのが「ダイナースクラブ プレミアムカード」というブラックカードになります。
ダイナースクラブ プレミアムカードの年会費はセンチュリオンカードの半額以下となりますが、それでも13万円ですので高額ですね。
ダイナースクラブ プレミアムカードも招待を受けないと手に入れることができず、入会条件も非公開となっているため、謎が多いカードと言えるでしょう。
ダイナースクラブ プレミアムカードの基本情報
年会費 | 130,000円(税別) |
家族会員 年会費 | 無料 |
入会条件 | 非公開(招待制) |
利用限度額 | 一律の制限なし(会員ごとに異なる) |
付帯保険 | ・国内旅行傷害保険(最高1億円、自動付帯) ・海外旅行保険(最高1億円、自動付帯) ・ショッピング・リカバリー(購入日から90日以内、年間500万円まで補償) ・キャンセルプロテクション ・ゴルファー保険 ・交通事故傷害保険/賠償責任保険 ・海外航空便遅延費用保険 ・外貨盗難保険 |
支払い方法 | 1回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払い |
公式サイト | こちら |
こちらのプレミアムカードについても、「ダイナースクラブ 入会受付」へ実際に電話をして、いくつか質問をしてみました。
ダイナースクラブ プレミアムカードの年会費は税別で13万円で変更ございません。入会金はいただいておりません。家族会員の方は無料でお作りいただけます。
②「10年程度の長期的な利用実績がないとインビテーションを受けることはできませんか?」
ダイナースクラブ プレミアムカードの審査基準について詳しいことはお伝え出来ないのですが、10年などの長期的なご利用が必要と言うわけではございません。
最低でも半年~1年程度はお付き合いいただきたいのですが、長期的にお付き合いいただいている方だけを、ダイナースクラブ プレミアムカードにご招待しているわけではございません。
③「長期的な利用実績が必要ないにしても、やはりレギュラーカードである程度の利用実績を積んだ方がいいですよね?」
そうですね、レギュラーカードからスタートして、ご利用いただいている中でインビテーションを受けられて、プレミアムカードへランクアップされている方が多くなります。
ダイナースクラブ プレミアムカードの特徴
ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード付帯
ダイナースクラブ プレミアムカード会員の方はMastercardの最上位カード「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を付帯することができます。
付帯することにより、以下のようなメリットも得られます。
・ポイント合算
コンパニオンカードで得られるポイント(100円につき1ポイント)も、プレミアムカードの利用分と合算されるので、ポイントが貯まりやすくなります。
・請求、支払い口座、利用明細も一体化
それぞれのカードの請求はまとめられますし、その支払い口座も同じになるため、管理がしやすくなります。
・コンパニオンカードの年会費無料
「TRUST CLUB ワールドエリートカード」の年会費は130,000円(税別)かかるのですが、コンパニオンカードとして付帯する場合は、その年会費が本会員も家族会員も無料になります。
ポイントなどのサービス内容は、単体で「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を持つ場合とは異なってきますが、それでも無料でワールドエリートカードを手にできるのは嬉しいですね。
<コンパニオンカード 基本情報>
年会費 | 無料 |
家族会員 年会費 | 無料 |
利用可能枠 | プレミアムカードと共通 |
支払い方法 | 1回払い、リボルビング払い、ボーナス一括払い(2回払い、分割払いは不可) |
ポイント | 100円につき1ポイント加算(ダイナースクラブ リワードプログラムに合算) |
付帯保険 | ダイナースクラブ プレミアムカードの保険が適用 |
追加可能カード | パーソナルローン カードレス、家族カード、ダイナースクラブ リボルビングカード、ETCカード |
24時間対応のコンシェルジュつき
ダイナースクラブ プレミアムカードがあれば、24時間365日対応してくれるコンシェルジュがつくため、以下のような要望を電話1本で叶えてくれます。
・旅行の手配
・コンサートや演劇のチケット手配
・記念日のプレゼント手配
・レストランやゴルフ場の予約
など
ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ
ダイナースクラブ会員とその同伴者のための「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」が銀座中心部に用意されています。
ゆったりとしたソファーを用意し、ドリンクやスイーツのサービスを提供しています。
銀座のコンシェルジュもついているため、プライベートカフェ感覚でリッチな気分を味わうことができますね。
<銀座プレミアムラウンジのサービス>
・ドリンク、スイーツサービス
・コンシェルジュサービス
・Wi-Fiサービス
・手荷物預かりサービス
・宅配料金優待サービス
・駐車場割引サービス
など
プレミアム エグゼクティブ ダイニング
ダイナースクラブ プレミアムカードには、コース料金が無料になるサービスが用意されています。(2名以上の利用で1名分が無料・6名~8名以上の利用で2名分が無料など)
同窓会、歓迎会、送迎会、お祝いなどに利用するといいでしょう。
プレミアムカード会員限定のレストランも多数用意されているので希望に合わせて選ぶことができます。
プレミアム専用デスク
ダイナースクラブ プレミアムカードには、レストランの提案や予約をしてくれるデスク(国内・海外)が用意されています。目的等の要望に合わせて提案してもらえるので、お店選びに困りませんね。
また、旅のエキスパートが対応してくれる旅行デスクも用意されています。
グルメ
ダイナースクラブ プレミアムカード会員には、以下のような「食」のサービスを受けることができます。
・選りすぐりレストランでの、特別なおもてなし用意
・高級料亭の予約代行
など
トラベル
ダイナースクラブ プレミアムカードには、国内・海外に、利用出来る空港ラウンジが850カ所以上用意されています。
また、ダイナースクラブ プレミアムカードを持てば、世界1,000カ所以上で利用出来る「ラウンジ・キー」もしくは「プライオリティ・パス」の利用が可能となります。
アシストサービス
ダイナースクラブ プレミアムカードを持てば、手厚い保険内容の加え、以下のようなアシストサービスも用意されています。
・キャッシュレス・メディカル・サービス(その場で事故負担なしで治療が受けられるサービス)
※ダイナースクラブ プレミアムカード 保険サービス利用の手引き
その他、ダイナースクラブ プレミアムカードの特典
その他にも、ダイナースクラブ プレミアムカードには、以下のようなサービスが用意されています。
・乗馬体験優待
・ミニクルーズ体験優待
・ホテル内フィットネス・スパの特別優待
・保険のコンサルティングサービス
・三井住友信託銀行 ファイナンシャル・コンシェルジュ・サービス
・ゴルフプライベートレッスン割引
・会員限定コンペ
ラグジュアリーカード
ラグジュアリーカードには、チタンカード、ブラックカード、ゴールドカードの3種類があるのですが、最上位のカードはブラックカードではなくゴールドカードになります。
ラグジュアリーカードのチタンとブラックは申し込むことで手に入れることができますが、ゴールドカードはインビテーションを受けなければ受け取ることができません。
少しややこしくなりますが、ラグジュアリーカードでは「ゴールドカード」が他社でいうブラックカードの位置づけとなるため、ここでは「ゴールドカード」についてご紹介します。
ラグジュアリーカードの基本情報
年会費 | 200,000円(税別) |
追加会員 年会費 | 50,000円(税別)※本会員が認めた方だけに発行可能 |
入会条件 | 非公開(招待制) |
利用限度額 | 会員ごとに異なる |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険(最高1億2千万円、自動付帯) ・国内旅行傷害保険(最高1億円、利用付帯) ・ショッピングガーディアン保険(最大300万円まで) ・交通事故傷害保険/賠償責任保険(最高1億円まで) ・カード不正使用被害の補償制度 |
公式サイト | こちら |
ラグジュアリーカードの「ゴールドカード」について、コンタクトデスクへ電話をかけていくつか質問をしてみました。
こちらではチタン、ブラック、ゴールドのカードを取り扱っておりますが、その中で一番グレードが高いカードはゴールドになります。しかし、ゴールドカードは法人決済用カードとなるため、個人的な利用が目的の場合は、チタンかブラックしかお使いいただけません。
②「ゴールドカードはビジネスカードになるのですか?」
ラグジュアリーカードの「ゴールドカード」は、完全なビジネスカードではありません。
お申込みいただくのも所有される方もあくまでも個人の方のお名前になりますし、ラグジュアリーカード「ゴールドカード」の特典もお申込みいただいた方が受け取れるものになります。
ただし、ラグジュアリーカード「ゴールドカード」は、経費等事業に関する費用としてお使いいただくためのカードで、引き落とし口座も法人用口座にしていただきます。
③「では、プライベート用にブラックカード、会社用にゴールドカード、と言う形で2枚持ちも可能ですか?」
はい。2枚お持ちいただくことも可能です。しかしブラックカードはご自分でお申込みいただけますが、ゴールドカードは招待制になっているため、招待を受けないとお持ちいただけません。
もし2枚持ちされるのであれば、プライベート用と使い分けるため、カード表面に会社名を刻印するサービスも行っています。刻印を希望されない場合は、会社名の代わりに「ラグジュアリーカード」と刻印されます。
④「ゴールドカードを取得するためには、やはりチタンやブラックを持って利用実績を積まなければなりませんか?」
はい。チタンカードからスタートされてもいいのですが、実際にはブラックカードからゴールドカードにランクアップされる方が多くなります。
⑤年会費はいくらになりますか?入会金は必要ですか?
ラグジュアリーカード「ゴールドカード」の年会費は税別で20万円となります。入会金は頂いておりません。
また、ラグジュアリーカード「ゴールドカード」を所有されている代表者様が認められた方であれば、追加カードを発行することもできます。追加カードは税別で5万円の年会費が必要になります。追加カードはご家族の方でも会社の方でも発行することができます。
ラグジュアリーカードの特徴
24金コーティング
ラグジュアリーカードのゴールドカードは、24金コーティングで重厚感があります。
1枚1枚職人によって削り出すという、技術を集約したカードになるため、手にしたときの特別感もひとしおでしょう。
コンシェルジュサービス
ラグジュアリーカード「ゴールドカード」の会員なら、24時間365日対応可能なコンシェルジュが、様々な要望に応えてくれます。
ラグジュアリーカード「ゴールドカード」を持てば、国内だけではなく、海外でもいつでも困った時に電話やメール1本でサポート可能なので安心ですね。
面倒な調査、予約手続き、旅行手配なども気軽に頼ることができます。
また以前のリクエストによって、一人一人に内容がカスタマイズされるため、ラグジュアリーカード「ゴールドカード」を持てば、常にその人にあった提案をしてくれます。
プロフェッショナルな専門知識を持ったコンシェルジュが対応してくれるので、極上のサービスを感じることができるでしょう。
ダイニングサービス
お祝い時等、特別な食事をより素敵なものにするため、以下のような優待特典が豊富に用意されています。
・ラグジュアリーアップグレード(コース料理のアップグレード、ウェルカムドリンクなどの特別優待)
・ラグジュアリーソーシャルアワー(5つ星ホテルやバーラウンジで、テイスティングイベント開催)
・ラグジュアリーダイニング(厳選された200店舗のレストランで2名以上予約すると1名分無料)
・カフェ・バー優待(シャンパン無料、2杯目ドリンク無料などの限定優待用意)
・ケンズカフェ東京(世界最高峰のチョコレートを使用したガトーショコラを毎日会員用に本数限定で取り置き)
・ラグジュアリービール ROCOCO Tokyo WHITE(注目のビールを、カード会員限定オファーとして、直接購入可能)
ライフスタイル
ラグジュアリーカード「ゴールドカード」には、以下のような優待特典も用意されています。
・企画展の無料鑑賞(会員と同伴者1名まで無料で鑑賞)
・全国映画館優待(毎月最大3回まで無料鑑賞)
・スーパーカードライビング優待(ランボルギーニやフェラーリなどの運転体験、イベントやカーシェアリングを優待価格で利用)
・Farfetchロイヤルティプログラム上級会員資格を提供
・名門ゴルフ場優待、予約サービス
・HAIR&MAKE EARTH(ブロースタイル、アップスタイル、ヘッドスパなどを優待価格で提供)
・新生銀行ステップアッププログラム利用
・プライベートジム優待
・バイリンガル・ベビーシッター(ケアファインダー初月月会費が優待料金)
ラグジュアリーカードコミュニティ
以下のような会員限定のイベントを開催し、会員同士の交流の場を提供しています。
・法人ソーシャルアワー(法人向けイベント開催)
・ワインメーカーズディナー(カード会員限定で開催されるメーカーズディナー)
・会員限定イベント(一夜限りのイベントや日本未入荷商品の案内など)
・LCスポーツ体験(著名トレーナーを招いた会員限定イベント開催)
トラベル
より快適な旅行を楽しんでもらうため、会員のための以下のような優待特典が用意されています。
・The Ryokan Collection(日本を代表する日本旅館やホテルで、日本固有のおもてなしや特別な優待を用意)
・空港ラウンジ(日本国内主要空港ラウンジ無料利用、プライオリティ・パスで世界中のラウンジも無料利用)
・手荷物宅配(自宅から空港間は3個まで無料、自宅から海外滞在先までは優待料金でお届け)
・ハワイアン航空(エリート会員ステータスを無条件で提供)
・CLASS ONE(CLASS ONEへの無条件での入会、特別イベントプランの案内を提供)
・ワールドワイドサポート(世界中の現地デスクにて、現地スタッフの情報提供サービス)
・空港リムジン・トラベルクレジット(一定金額以上の国際航空券を購入すると、空港リムジンサービスやトラベルクレジット贈呈)
・ハーツレンタカー優待
ポイントプログラム
ラグジュアリーカードは、以下のように利用によりポイントを貯めることができ、貯めたポイントは各種ギフトカードやマイルに交換可能です。
・ポイントを商品に交換(他では手に入らないオリジナル商品、ワイン、買い物券等に交換可能)
・ETCカードや家族カードでもポイントが貯まる
・誕生月はポイントキャンペーンを用意
VISAインフィニットカード
VISAインフィニットカードは、VISA商品の中での最上位のカード(ブラックカード)になります。
ここではVISAが提供しているサービスについてご紹介しますが、詳しい特典内容などはカード発行金融機関により異なります。
日本ではスルガ銀行がVISAインフィニットカードを発行しているため、ここではスルガ銀行のVISAインフィニットカードについてご紹介します。
ただし、スルガ銀行ではインフィニットカードについての情報を公表していないため、確実な内容については謎に包まれたままと言えるでしょう。
VISAインフィニットカードの基本情報
年会費 | 120,000円(税別) |
家族会員 年会費 | 無料 |
入会条件 | 招待制 |
利用限度額 | 会員ごとに異なる |
付帯保険 | 国内/海外旅行傷害保険(最高1億円以上)※カード会社により異なる |
公式サイト | こちら |
スルガ銀行のアクセスセンターへ電話をかけて、インフィニットカードの詳細について質問をしてみました。
しかし、「詳しい内容については全て担当者から直接ご連絡します」の一点張りで、詳しい情報を聞き出すことはできませんでした。
年会費は税込みで132,000円になります。入会金は頂いておりません。ご家族の方は無料でお持ちいただけます。
②「インフィニットカードの特典やサービス内容は公表されていないのですか?」
はい。こちらのカードは招待制となっているため、ホームページでもご紹介しておりません。もし詳しい内容が知りたいという場合は、担当の者から改めてご連絡を致します。
③「インビテーションを受けるためには、10年程度の長期的な利用実績があるなど、スルガ銀行様と長いお付き合いのある方でなければならないのですか?」
特別、何年以上の利用実績が必要だという決まりはございません。現段階でお取引がない方でも、まずは担当の者とお話ししたうえでご紹介させていただくこともできますので、もしよろしければ、担当のものからご連絡差し上げますが。
④「ゴールドカードから順にランクアップさせていくという方法が入手への近道ですか?」
そうですね、ゴールドカードからランクアップされていくという方もいらっしゃいますが、詳しい内容につきましては担当の者が直接お話しさせていただきますので・・・
VISAインフィニットカードの特徴
コンシェルジュサービス
24時間365日対応可能なコンシェルジュによる、以下のようなサービスが受けられます。(オンラインや電話でリクエスト可能)
・特典やプロモーションの案内
・旅行に関するサポート(パッケージ旅行、航空券、ホテルなど)
・レンタカーの予約案内
・レストランの予約案内
・ゴルフ場の予約案内
など
Visa インフィニットゴルフ
国内/海外の名門コースやプロトーナメント開催コースを優待価格(プレー代金から5,000円優待)で利用可能になり、コンシェルジュ経由で予約も可能です。
Visa インフィニット空港宅配
VISAインフィニットカードがあれば、自宅と空港間の往復道路、無料で荷物2個まで宅配可能です。
出国時は空港まで手ぶらで行くことができるので、快適ですね。帰国時も、土産などで増えた重い荷物を運ぶ手間も不要です。
グローバル・カスタマー・アシスタンス
VISAインフィニットカードの会員なら、カード紛失・盗難時に連絡すると、24時間365日、世界中どこからでもオペレーターが対応し、再発行手続きをサポートしてくれます。
もちろん日本語での対応も可能なので安心です。
空港ラウンジ利用可能
VISAインフィニットカードを持っていれば、世界中の主要空港ラウンジの利用が可能となります。(カード発行会社により異なります)
JCBザ・クラス
日本の国際ブランド「JCB」が発行する最上位のカード(ブラックカード)が「JCBザ・クラス」です。
JCBが定める条件をクリアし、さらにカードの長期的な利用、高額な利用実績があって初めてJCBザ・クラスのインビテーションが届くと言われています。
JCBザ・クラスは、他のブラックカードよりは年会費が安くなっているため、比較的持ちやすいカードかもしれませんね。
しかし、やはりJCBザ・クラスも「ブラック」ですので、簡単にインビテーションを受けることはできないようです。
JCBザ・クラスの基本情報
年会費 | 50,000円(税別) |
家族会員 年会費 | 無料 |
入会条件 | JCB会員の中から特別に選ばれた方を対象に招待※ |
利用限度額 | 会員ごとに異なる |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険(最高1億円、自動付帯) ・国内旅行傷害保険(最高1億円、自動付帯) ・国内・海外航空機遅延保険(自動付帯) ・国内・海外ショッピングガード保険(購入日から90日以内、500万円限度) ・ゴルファー保険 |
公式サイト | こちら |
※JCBゴールド ザ・プレミアの招待条件は「JCBが定める条件を満たした上で、2年連続で100万円以上利用した方」となっています。JCBザ・クラスはそれ以上の利用額が必要だと思われます。
「ザ・クラス」の詳しい情報を聞き出すため、JCBカードデスクへ電話をかけてみました。
「ザ・クラスのことでお聞きしたいのですが」と伝えると、「ザ・クラス」の専用デスクへ電話をつないでくれました。
年会費は税別で5万円になります。入会金は頂いておりません。
ご家族の方へは無料で発行しております。
しかし、こちらのカードはご自分で申し込むことができないカードになっております。招待した方のみお持ちいただけるカードになりますのでご了承いただければと思います。
②「プラチナカードを取得して、長期的な利用実績を積む必要がありますか?」
何年利用したから、いくら利用したからと言う明確な基準が、私どもの方にも知らされていないため、わからないとしかお伝え出来ないのです。
長くカードをお持ちいただいている方でも招待が届かないという方もいらっしゃいますし、招待する基準はわからないので、こちらでは総合的なご案内しかできません。詳しいお話ができず申し訳ないです。
③「ザ・クラスの特典内容については、プラチナの特典をベースとして、それ以上のものが用意されていると考えていいですか?」
はい、そのようにお考えいただいて構いません。
JCBザ・クラスの特徴
コンシェルジュデスク
JCBザ・クラス会員のための、24時間365日対応可能なコンシェルジュデスクが用意されています。
JCBザ・クラスを持っていれば、旅行の手配、レストランや料亭の予約、ゴルフ場の案内等、様々な要望にいつでも応えてくれるので安心です。
ザ・クラス メンバーズ・セレクション
JCBザ・クラス会員になると年に1回、カタログギフトが届きます。
選び抜かれた上質な商品(2~3万円相応と言われています)が用意されていて、希望の商品を1点選び、無料で利用することができます。
カタログには品物だけではなく、トラベルコースも用意されているので、毎年メンバーズセレクションを利用した旅行を楽しむのもいいでしょう。
<商品例>
・JCBトラベルクーポン
・東京ディズニーリゾートパークチケット、アイテムプレゼント
・海外パッケージツアー
・クルーズ
・ロボット掃除機
・体重体組成計
・ヘアドライヤー
・コーヒーメーカー
・牛革バッグ
など
グルメ・ベネフィット(期間限定)
JCBザ・クラスには、厳選されたレストランでのコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料になるサービスがついていきます。
会食、接待、記念日の食事等に利用するといいでしょう。
対象店舗の確認や予約等は、JCBザ・クラスのコンシェルジュにお願いすることもできます。
JCBプラチナの特典
ザ・クラスの特典はプラチナ以上とのことですので、ここではプラチナカードの特典について触れてみたいと思います。
・厳選したレストラン所定のコースメニューが、2名以上の予約で1名分無料
・世界の約1200カ所の空港ラウンジ無料利用(プライオリティパス)
・全国の上質なホテルと旅館に宿泊可能(JCBプレミアムステイプラン)
・京都駅ビル内に、プラチナ会員が利用出来る「JCB Lounge 京都」を用意
・グルメ・ベネフィット(期間限定)
この記事の監修者

