ルミネカードの審査は厳しい?年会費やJREポイント、Suica機能など特徴を解説

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ルミネカードは駅ビル型ショッピングセンター「ルミネ」のクレジットカードになります。

ルミネでお買い物をすると「ルミネカードはお持ちですか?」と聞かれる機会も多いのですが、実はルミネカードはJR東日本の子会社が発行するクレジットカードなので、ルミネだけでなくJRの電車利用でもお得があるってご存知でしたか?

ルミネカードはSuica一体型で発行できて定期券としても使えますし、オートチャージにも対応しているとっても多機能で貴重なクレジットカードなんですよ。

本記事ではルミネカードの審査難易度や年会費、国際ブランド、JREポイント、付帯保険、Suica機能、締め日・支払方法などの基本情報や、キャッシング枠の有無、お得に使いこなすコツなどをたくさんご紹介しています。

JR東日本圏内の方やルミネをよく利用する方はぜひルミネカードをチェックしてみてくださいね!


もくじ

ルミネカードとは?スペックなどカード概要を紹介!

入会条件 日本国内にお住まいで電話連絡のとれる満18歳以上の方。
※未成年の方は親権者の同意が必要です
※高校生の方は申し込み不可
年会費 初年度:無料
次年度以降:1,048円
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard
付帯保険 国内・海外旅行傷害保険
追加カード ETCカード
追加機能 Suica、定期券、JRE POINT
家族カード 発行不可
公式サイト こちら

 

ルミネカードはJR東日本の子会社であるビューカードが発行しているクレジットカードで、ご存知の方も多いと思いますが、ルミネカードにはSuica機能もありますし、定期券として使うこともできます。

つまり、
・Suica
・定期券
・JREポイントカード
・クレジットカード

の、4つの機能がひとつになっているのがルミネカードなんです。

こういった特徴から、ルミネカードをおすすめしたいのはやっぱりルミネをよく利用する人と、Suicaを使う人ということになりますね。

ルミネカードの年会費は?

ルミネカードの年会費は初年度無料なのですが、次年度以降は1,048円(税込)の手数料がかかります。

Suica一体型のクレジットカードは「ビックカメラSuicaカード」「ビュー・スイカ」カード、「イオンSuicaカード」などいくつかあります。

ただ、2020年2月現在、年会費が完全無料となるのは「イオンSuicaカード」のみで、条件付きで無料になるのが「ビックカメラSuicaカード」、あとは基本的に500円〜2,500円(税抜)程度の年会費が発生することになります。

ルミネカードも同様で、初年度は年会費無料なのですが次年度以降は必ず1,048円(税込)の年会費が必要になります。

ルミネカードは年会費無料よりもお得?

ルミネカードを使えば、ルミネとNEWoManのお買い物、それからルミネのネット通販「アイルミネ」利用がいつでも5%オフになりますので、この通常時に年間3万円以上のお買い物をするだけでも年会費の元が取れます。

さらに、年に数回だけルミネ等で10%オフになるタイミングもあり、この10%オフ期間に2万円のお買い物をすると割引が2,000円となるので、この期間だけルミネカードを使えば普段全くルミネでお買い物をしなくてもお得になります。

そもそもルミネカードは高い年会費ではないので、普段からルミネ・NEWoMan・ネット通販「アイルミネ」をよく利用する人なら比較的簡単に年会費分を回収することができそうですね。

ルミネカードのメリットやお得な使い方

ここでは、ルミネカードのメリットと、お得に使いこなすためのコツなどをご紹介します。

ルミネカードはショッピングセンターで割引があり、かつSuica代わりにもなるというかなり変わったクレジットカードです。

そのためルミネカードは、ある意味、便利に利用できる地域の方やユーザー層が限られているクレジットカードでもあるので、ルミネカードが本当に自分にとって最適な1枚になるのか、ぜひ見極めていきましょう。

ルミネとNEWoMan・アイルミネでのお買い物が5%オフ!

ルミネカードを使ってルミネ・NEWoMan・アイルミネでお買い物をすると、いつでも5%オフになります。

ルミネカードを持っていれば、通常のお買い物はもちろん、バーゲンもセール品もお値引きされた価格からさらに5%オフで購入できるので本当にお得です。

ルミネ内にある無印良品やCosme Kitchenなんかもルミネカード利用で、5%オフになるので、ちょっとしたお買い物でも毎日がお得になります。

ルミネカードで10%オフになるチャンスもある!

年に数回、ルミネカード会員だけが10%オフでお買い物できるチャンスもありますので、
高額商品狙いならぜひこのタイミングで!

このルミネカードの10%オフ期間は年に4回程度開催があり、ルミネ内のショップが独自に行っているセールやキャンペーンと併用することも可能なんです。

例えば、無印良品の無印良品週間セールなんかと重なると、ルミネカードがあれば、かなりの割引率でお買い物ができることになります。

「ルミネにはあまり行かないんだけど無印はよく使う」という方や「ユニクロならよく利用する!」という方も、ルミネカードでお得になりますよ。

★ルミネってどこにあるの?
・ルミネ大宮
・ルミネ北千住
・ルミネ池袋
・ルミネ有楽町
・ルミネ新宿
・ルミネエスト新宿
・ルミネ立川
・ルミネ横浜
・ルミネ町田
・ルミネ荻窪
・ルミネ藤沢
・ルミネ川越
・ルミネマン渋谷
・大船ルミネウィング

ルミネは上記の14店舗、それから2016年3月にオープンしたNEWoMan新宿(ニュウマン新宿)とネット通販の「アイルミネ」が系列で、いずれもルミネカードの5%・10%オフの対象ショップになります。

たまったポイントをルミネ商品券に交換もできる!

ルミネカードでたまるポイントの使い道はいくつかありますが、ルミネをよく利用する人ならルミネ商品券に交換するのがお得。

例えば、ルミネカードで貯めたポイントをスイカにチャージすると「1ポイントあたり1円」での交換になるのですが、ルミネ商品券に交換すると「1ポイントあたり最大1.2円」になります。

ルミネ商品券に有効期限はないので、とりあえず交換しておいてまとめてドーンと使うこともできますよ!

使うだけでルミネ商品券ゲット!

ルミネカードを使ってルミネやNEWoManでお買い物をすると、年間の利用額によってルミネ商品券をもらうことができます。

年間利用額(税込) ルミネ商品券
20~50万円未満 1,000円
50~70万円未満 2,000円
70~100万円未満 3,000円
100万円以上 5,000円

 

最低でもルミネカードで年間に20万円(毎月16,700円程度)のお買い物をすれば、年会費程度の商品券がもらえるということになります。

ルミネカードなら5%オフ・10%オフのお得もあるので、年会費無料分以上の価値があると言っても良いでしょう。

Suica専用カードはもう不要!オートチャージもつけられて定期券にもなる!

ルミネカードはルミネ系列店だけがお得になるカードではなく、そもそも発行会社はJR東日本のビューカードになるので、Suica機能も充実しているんです。

⇒ビューカード(suicaカード)審査難易度は?ポイントや年会費など特徴も解説

ルミネカード本体をSuicaとして使うことができるので、クレジットカード+Suicaカードの2枚持ちから解放されます。

また、ルミネカードにはSuicaのオートチャージ機能をつけることもでき、チャージ金額が指定した残高を下回ると改札にタッチするだけで自動的に設定額がチャージされるので、改札で閉じ込められてしまいイラっとすることもありません!

さらに、ルミネカードにSuicaのオートチャージを設定しておくと、ポイントが通常の3倍貯まりますので、いつもどおりSuicaを使うだけで今までよりもお得になります!

ルミネカードのポイントは「JRE POINT」

ここからはルミネカードのポイントシステムについて解説します。

ルミネカードでたまるポイントは「JRE POINT」で、以前は「ビューサンクスポイント」というポイント制度だったのですが、2018年よりJRE POINTに変わりました。

ルミネカードでJRE POINTを貯める方法は?

ルミネカードを使って支払いをすると、基本的に1,000円につきJREポイントが5ポイント貯まります。

ルミネカードを使って電車の切符を購入したり、定期券購入、スイカのチャージなどでも自動的にポイントがたまっていくのですが、定期券の購入とオートチャージはポイント3倍になるので、1,000円で15ポイントもらうことができます。

なお、一部ルミネカードで購入してもJREポイント付与対象外となるものがあります。
例えば楽天Edy、nanaco、SMART ICOCA、SAPICAなどのチャージ、その他プリペイドカードなどへのチャージ、年会費、各種手数料、キャッシングなどをルミネカードで支払いをしてもJREポイントをもらうことはできません。

JREポイント3倍の対象商品は?

ルミネカードの場合、通常は1,000円で5ポイントですが、以下に該当するものであれば1,000円で15ポイント(ポイント3倍)になります。

・JR乗車券、定期券、回数券、特急券、特別企画乗車券
※JR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ、券売機で購入された場合に限ります。
・JR東日本国内ツアー
・Suica定期券、Suicaカードの購入
・ビューカードでのSuica入金(チャージ)
・オートチャージ
・モバイルSuica、またはSuicaアプリケーションなど

ルミネカードならネットショッピングでもポイントがたまる

「VIEWショッピングステーション」を経由して、ルミネカードを使ってネットショッピングするだけで、いつものお買い物よりもたくさんのJREポイントをもらうことができます。

例えば、10,000円分のお買い物をした場合、通常のJRE POINTは50ポイントになりますが、「VIEWショッピングステーション」経由でポイント10倍のお店でお買い物をすると550ポイントもらえることになります。

※還元率はお店によって変わります。

「VIEWショッピングステーション」には楽天市場、ヤフーショッピング、アイルミネ、オムニセブンなど総合ショッピングモールもありますので、欲しいものを売っているお店も見つけやすいと思いますよ!

VIEWショッピングステーション

ルミネカードで公共料金を支払ってポイントを貯める

電気、ガス、水道、携帯電話代、NHK、新聞代、国民年金などはレジットカードで支払いができますので、これらをルミネカードで支払うと、1,000円につき5ポイントを貯めることができます。

JRE 加盟店なら100円で1ポイント!

JREマークのある加盟店でルミネカードを提示すると100円(税抜)につき1ポイント貯まります。ルミネカードを使いたくない時でも提示するだけでポイントがたまるのは嬉しいですね。

ルミネカードなら他にもポイントゲットのチャンスはいっぱい!

・ENEOS利用でポイント2倍
・ENEOSでんき、およびENEOS都市ガスをルミネカード払いで利用するとポイント2倍!
・東日本エリアのレンタカー「トレン太くん」利用でポイント2倍
・ETCカード利用代金もポイントの対象
・利用明細を郵送からWEB明細にするだけで年間最大600ポイントたまる!

ルミネカードで貯めたJREポイントの使い方

ルミネカードで貯めたJRE POINTの使い方をご紹介します。

JRE 加盟店でポイントを使う

アトレ、グランデュオ、シァルなどのJRE POINT加盟店なら、1ポイント1円として使うことができます。

レジでルミネカードを店員さんに渡して「ポイントで払います」と伝えると手続きをしてもらえるのでポイント移行の手間もかかりません。

ルミネカードで貯めたJRE ポイントは、1ポイント単位で利用できるので、少ないポイントを使いたいときにも便利ですね。

ルミネカードで貯めた JRE ポイントをSuicaにチャージする

ルミネカードで貯めたJREポイントをSuicaにチャージして、Suica残高として使います。

Suicaへのチャージは駅の券売機でもできるのですが、パソコン・スマホを使ってインターネットでもできますよ。

もちろん、ミネカードで貯めたJREポイントは、カード型SuicaだけではなくモバイルSuicaへチャージすることも可能です(事前にモバイルスイカの利用設定が必要です)。

JRE ポイントをルミネ商品券に交換する

ルミネカードで貯めたJREポイントはルミネで使える商品券に交換することもでき、ポイント還元率は交換ポイントによって変わるので、たくさん交換するほどお得です!

★JRE POINT → ルミネ商品券移行

JRE POINT ルミネポイント
2,000ポイント 2,000円分
3,600ポイント 4,000円分
5,300ポイント 6,000円分
6,800ポイント 8,000円分
8,400ポイント 10,000円分
16,400ポイント 20,000円分
24,400ポイント 30,000円分

 

この他にも、お米カードやSuicaのペンギングッズに交換することもできますので、ルミネカードで貯めたJREポイントを使える範囲はとても広いと言えますね。

ルミネカードの付帯保険

ルミネカードには国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付いています。

●国内旅行傷害保険の補償内容

項目 補償金額
死亡 1,000万円
後遺障害 程度により40万円〜1,000万円
入院 1日につき3,000円
手術 入院保険金日額の10倍または5倍など
通院 1日につき2,000円

※諸条件あります。

●海外旅行傷害保険の補償内容

項目 補償金額
死亡 500万円
後遺障害 程度により20万円〜500万円
治療費用 1傷害治療50万円程度
疾病 1疾病治療50万円程度

 
国内旅行障害補償はカード利用付帯になるため、ルミネカードを持っているだけでは保険適用となりません。

電車などの公共交通用具の搭乗中の事故や、宿泊を伴う企画旅行の代金を事前にルミネカードで支払った場合などが保険適用の条件になります。

また、自分で手配した旅行の場合は、「改札に入ってから出るまでの傷害事故」が保険適用となります。

電車などに乗って移動している間だけでなく駅改札内の階段から落っこちた、改札内でケンカに巻き込まれて怪我をした・・・などの不測の自体でも改札を出る前であればルミネカードの付帯保険が使えるケースがあるので、ぜひ覚えておいてください。

海外旅行傷害保険は自動付帯になりますので、ルミネカード会員であれば事前連絡など不要で保険適用となります。

ルミネカードはキャッシング枠でお金を借りることができない

残念ながらルミネカードにキャッシング機能はありませんので枠を使ってお金を借りることはできません。

以前は、ルミネカードにキャッシング枠をつけることができたのですが、2009年4月からつけることができなくなってしまったんです。

そのため、ルミネカードを使った国内でのキャッシングはもちろん、海外キャッシングもできなくなってしまいました。

ちなみに、ビューカードでは全てのクレジットカードが2009年4月以降の新規キャッシングサービス申し込み受付を終了しています。

ルミネカードだけでなく、ビューカードが発行する全てのクレジットカードがキャッシングに対応してないということになります。

ルミネカードの締め日や支払い(返済について)

ルミネカードの締め日や支払いの流れは以下の通りです。

締め日 毎月月末
利用明細書の送付 利用月の翌月20日ごろ
支払い 利用月の翌々月4日に口座引き落とし
(銀行休業日は翌営業日)

 
例)ルミネカードを3月10日に利用した場合
ルミネカードの締め日は3月31日で、利用明細が4月20日ごろに届き、支払い(返済)は5月4日で、登録している金融機関口座からの自動引き落としとなります。

利用できるルミネカードの支払い方法は、

・1回払い
・ボーナス一括払い
・分割払い
・ボーナス併用払い(JR東日本のびゅうプラザのみ)
・リボルビング払い

になります。

ルミネカードの場合、支払い方法を後から変更することも可能です。

ルミネカードのリボ払いについて

リボ払い(リボルビング払い)は、クレジットカードの利用件数に関わらず毎月一定額を返済する支払い方法ですがルミネカードでも設定可能です。

ルミネカード場合、毎月の支払い金額は、設定しておく「コース」と「利用残高」の2つによって決定されます。

●ルミネカードリボ払いの金額

請求時の残高 5,000円コース 10,000円コース 20,000円コース 30,000円コース
1円~100,000円まで 5,000円 10,000円 20,000円 30,000円
100,001円~200,000円まで 10,000円 20,000円 40,000円 60,000円
200,001円~400,000円まで 20,000円 40,000円 80,000円 120,000円
400,001円~600,000円まで 30,000円 60,000円 120,000円 180,000円
600,001円~800,000円まで 40,000円 80,000円 160,000円 240,000円
以後増加額20万円まで毎に 10,000円増加 20,000円増加 40,000円増加 60,000円増加

 

例)5,000円コースで、利用残高が30万円の場合は?
毎月2万円が引き落とされることになります。利用残高が20万円を下回ったら返済額も10,000円に引き下がり、10万円を下回ったら返済額は5,000円になります。

ルミネカード申し込み時に支払い方法をリボ払いに設定した場合、支払いコースは5,000円コースになっていますので、毎月の返済額をもっと上げたい場合は「VIEW’s NET」から変更手続きを行いましょう。

ルミネカードの明細はWEB明細に変更しよう!

ルミネカードの紙の明細書を止めてWEB明細に変更すると、「Web明細ポイント」として毎月JRE POINTを50ポイントもらうことができます。

ルミネカードの明細書発行のたびにJREポイントがもらえるので、年間で600ポイントもゲットできることになりとってもお得!

ルミネカードのWEB明細への変更手続きはスマホやパソコンから「VIEW’s NET」にアクセスして自分で行うことができます。

「VIEW’s NET」を使いこなそう!

インターネットサービスの「VIEW’s NET」では、ルミネカードの利用明細やJREポイントの確認、支払い方法の変更、ルミネカード暗証番号の変更、各種登録情報の変更など様々な手続きが可能となっています。

また、インターネットショッピングでのなりすましを防ぐ「オンラインショッピング本人認証サービス」も行なっているので、登録しておくだけでルミネカードのセキュリティ面を強化することもできます。

ルミネカードが届いたらなるべく早く「VIEW’s NET」の利用登録をして使えるようにしておきましょう。

<参考>:VIEW’s NETとは

ルミネカードの解約・退会方法

ルミネカードが不要になったら、解約手続きを行うようにしましょう。

どんなクレジットカードでもそうですが、使わないカードはきちんと解約した方が不正利用防止になりますし、次に申し込みをするクレジットカード審査にも良い影響を与えることになります。

ルミネカードを解約・退会する場合は、クレジットカード本体と退会届けを一緒に返送する必要があり、退会届けの請求方法は2つあります。

1.ビューカードセンターに電話で請求する

■ビューカードセンター(オペレーター対応)
電話番号:03-6685-7000
営業時間:9時~17時30分(年中無休)
※音声ガイダンスでは「2番(各種手続き)」の後、「5番(その他)」をプッシュします。

2.インターネットでダウンロードする
ルミネカードの退会届けは、インターネットからダウンロード・印刷することもできますので、こちらの(PDF)から印刷して記入・送付しましょう。

なお、ルミネカードに定期券機能をつける場合、退会は基本的に定期券の有効期限が切れてから行うようにしましょう。

期限を迎える前にどうしてもルミネカードを解約・退会する必要がある場合は、退会届けをインターネットからダウンロードする方法ではなく、ビューカードセンターに電話で問い合わせてから手続きをするようにしてください。

ルミネカードの審査は厳しい?

ここまで見てきたとおり、Suicaユーザー、ルミネユーザーにとっては非常にメリットが多いルミネカードですが、審査は厳しいのか?審査難易度も気になるところです。

同じ会社が発行するクレジットカードでも、以下のように分類することができます。

・年会費無料の一般カード
・年会費有料の一般カード
・ゴールドカード
・プラチナカード
・ブラックカード

審査難易度はいちばん上の「年会費無料の一般カード」がもっとも低く、健全な一般市民にクレジットカードを広く使ってもらうことを目的に、年会費を無料にして手に入りやすくしているんです。

ルミネカードは「年会費有料の一般カード」に該当するので、審査難易度は厳しくはないけど激甘というわけでもありません。

クレジットカードの審査難易度は発行会社でも変わる!

また、クレジットカードを発行する会社によっても審査難易度は変わり、もっとも厳しいのは「銀行系クレジットカード」と呼ばれる銀行が発行するクレカです。

ルミネカードは「交通系クレジットカード」

ルミネカードはルミネがお得になるクレジットカードでもあるので「流通系」と呼ばれるクレカと思われがちなのですが実は違います。

流通系クレジットカードとは、イオンなどのショッピングセンターやいつも使っている地元のスーパーなど、「お店」が発行するクレジットカードのこと。

クレジットカード利用者だけに割引があったりポイントがアップするなど、そのお店を便利に使ってもらうことでたくさんの人にお店そのもの利用してもらうことを目的として発行します。

ルミネカードもルミネがお得に使えることは間違いないのですが、発行会社はJR東日本系列のビューカードになるので「交通系クレジットカード」に分類されるんです。

交通系クレジットカードはその交通機関を利用する人がとても便利でお得に利用できるというのが非常に大きな特徴なのですが、逆に、その交通機関を使わない方にとっては意味がないカード・・・ということになります。

例えばルミネカードの場合、ルミネがない地域の方にメリットはないですし、そもそもJR
東日本圏外の方は地元の交通系電子マネーが使えた方が便利ですよね。

最初から申込対象者がかなり限られているクレジットカードなのに、審査を厳しくしてしまっては利用者が極端に少なくなってしまいます。

そういう意味ではルミネカードの審査は厳しくはない(けど甘くもない!)ということになります。

ルミネ愛用者世代は審査に通りやすい

ルミネをよく利用する層で考えると、10代〜30代の方、それから電車・駅を日常的に利用する会社員の方などではないでしょうか。

ルミネカードは18歳(高校生を除く)から申し込み可能なので、学生でも作ることができます。

ちなみに、学生はクレジットカード審査に通りやすいと言われています。

なぜかというと、学生のクレジットカード審査は保護者の年収や信用情報が参照されるため、申込者である学生本人に収入がなくても審査に通ることができるから。

もちろん、学生なら誰でも良いというわけではありませんが、クレジットカードの審査が非常に有利であることは間違いありません。

在学中にルミネカードのような定期券一体型クレジットカードを作っておくというのは賢い選択と言えるでしょう。

駅・電車を毎日利用する世代の方もルミネカードの審査は有利で、特に公務員・正社員の方は問題ないですし、毎月安定した給料があればパート・アルバイトの方も安心できます。

一応、自営業の方など収入が不安定な方はクレジットカード審査が厳しいと言われているのですが、ルミネカードであればそこまで審査について心配はいらないと思います。

こんな人はルミネカードの審査が厳しくなる!

ルミネカードの審査難易度は「ちょっと甘め〜標準」くらいと判断できます。

ルミネカードは銀行系クレジットカードほど審査が厳しくはないとはいえ、以下に該当してしまうような方は気をつける必要があります。

・現在も他社クレジットカードの支払いを延滞している
・過去にクレジットカード、スマホ本体の分割払いなどで3ヶ月以上延滞したことがある
・過去5年以内にクレジットカードやカードローンなどの強制解約や、延滞による債務整理をしたことがある
など

これらに該当する人は、信用情報機関に悪い履歴が残っていることになります(ブラックリスト状態)。

ブラックリスト状態であるうちは、非常に高い確率でルミネカード審査に通ることはできません。

また、意外な落とし穴として、「複数のクレジットカード審査を1度に受けてしまった」というケースがあります。

例えば、ルミネカードの審査が不安だから同じ日に別のクレジットカード審査にも申しこみをしたなどの「ごく短期間に複数のクレジットカードに申し込みをする」ことも審査が不利になる行為なんです。

こういったケースは「申し込みブラック」と呼ばれる、クレジットカードに嫌われる行為になります。

クレジットカード会社は、短期間にたくさんのクレジットカードに申し込みをする人のことを「よほどお金に困っているのかな?」と判断して警戒します。

本当は問題なくても申し込みブラックが原因で審査落ちするケースは実際にありますので、クレジットカード申し込みは1社ずつ行うようにしましょう。

ルミネカードのまとめ

ルミネカードはクレジットカードでありながら、
・Suica
・定期券
・JREポイントカード
・クレジットカード

の4つの機能を持つカードです。

ルミネカードは、毎日の移動手段としてJR東日本を使う人にとっては本当に便利だと思いますし、普段通りに必要なものをルミネカードで(できればルミネやNEWoManで)購入するだけで、あっという間に年会費の元が取れるので、ある意味関東地区最強のカードです。

それに、ルミネカードはメリットが多いのに特別なデメリットが見当たらないという特徴もあります。

あえてルミネカードのデメリットを挙げるとしたら、「JR東日本圏外の人にはメリットがない」というところでしょうか・・・。

でも、地域外の人はそもそもルミネカードを選ばないですよね。

首都圏で働く方なら、交通費は全額会社支給というケースも珍しくありませんので、ルミネカードを定期として使えば、いただいている交通費分以上のメリットがあることにもなります。

ルミネカードの場合、交通費というみんなが必要不可欠な支払いでJREポイントをもらうことができるので、「本当に必要な決済にクレジットカードを使って得をする」という、クレジットカード使いこなし術の基本を誰でも無理なくこなすことができます。

「そろそろSuicaをクレジットカード決済にしたいなー」と考えている人にとってルミネカードは、絶対に候補の1枚にすべきクレジットカードであることは間違いないですよ!

 
 

この記事の監修者

この記事の監修者 この記事の監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している実績があります。
   

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