ハトムギ化粧水の効果を確かめた!ニベアとの相性も検証
プチプラコスメとして人気のあるイミュ株式会社のハトムギ化粧水。500mlの大容量なのに500円前後で購入出来てしまうほどの低価格です。
しかし、その人気は値段のせいだけではありません。この化粧水に配合されているハトムギエキスには、美肌効果の高い成分が豊富に含まれているため、使用感や効果も十分なのです。
その為、ハトムギエキスを使用したこの化粧水は、乾燥肌の方にもオイリー肌の方にも、年齢肌で悩んでいる方にも嬉しい、「誰でも使える、安価で優秀な化粧水」として、多くの方に愛されることとなったのです。
日本で有名な美容アドバイザー佐伯チズさんも、このハトムギ化粧水でのパックを推奨しています。
さらに、このハトムギ化粧水をニベアと一緒に使用することで、その効果をより一層高めることができるそうです。
ニベアと言うと、アメリカ発祥の高級クリーム「ドゥ・ラ・メール」と成分が似ているとして注目を集めたことがありますね。
今回は、ハトムギ化粧水の持つパワーや効果、実際に使用した後の感想をまとめると同時に、ニベアの効能やニベアとハトムギ化粧水の相性についてまとめてみたいと思います。
また、ハトムギ保湿ジェルも試してみたので、購入する際の参考にしてみてくださいね。
ハトムギ化粧水を使ってみた
私が購入してきたのは、イミュ株式会社のナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)です。
手に取ると、乳白色の水ですね。
他の化粧水の様に、柔らかい、なめらか、浸透しやすそう、とろみがある、という感じは一切ありません。
水と同じ感触です。無香料ですので、当然香りもありません。
多めに取って両手でなじませても、水と同じように弾いて、手のひらがべちゃべちゃに濡れるだけです。本当にこれが肌を潤すのだろうか?と疑いたくなるような状態ですが、まずは使ってみましょう。
ハトムギ化粧水の基本的な使い方
化粧水のボトルには何度も「たっぷり」という言葉が記載されています。
「たっぷりつけてもべたつかず、重ねるほどに肌になじみ、肌荒れのないなめらかな素肌に保ちます」
「シャワー後やお風呂上がりにたっぷりとお使いください」
「コットンやフェイスマスクにたっぷりと本品を含ませ、3分程度フェイスパックをするとさらに効果的です」
大容量で低価格なので、とにかく「たっぷりと」使ってほしいということですね。
高級化粧品もケチってちびちびと使うと効果が半減すると言われています。
この様な低価格なものをたっぷりと惜しみなく使用した方が、美肌を生みだせるかもしれません。
そこで、洗顔後、たっぷりと手のひらに化粧水を出し、顏にバシャバシャとつけてみました。しかし、とろみが一切ないため、首や服に化粧水が零れ落ちてしまい、思ったようには上手く顔に乗せられなかったのです。
ですから、こぼさない程度の少量を手のひらに取り、そっと両手でなじませてから、静かに顔に乗せて、浸透させるという過程を何度も行ったほうがいいようです。
浸透するまでに時間がかかりますし、何度も繰り返さないと潤いを感じられないので、ちょっと面倒かもしれませんが、肌がひんやりして、モチモチしてくるまで根気よく行ってみましょう。
ハトムギ化粧水でティッシュパック
基本的な使い方だとどうしても時間がかかってしまいますし、急ぐと首や床に零れ落ちて、化粧水を無駄にしてしまうことも多いですね。
そこで、ハトムギ化粧水の使い方として一番おすすめなのは、コットンやフェイスマスク、ティッシュなどに含ませてパックとして使用する方法です。
これなら、化粧水が零れ落ちて無駄になったり、何度も繰り返し丁寧に浸透させる必要がないので便利です。
コットンやフェイスマスクがない家庭はあっても、ティッシュが家に無いという方はいないのではないでしょうか。そこで、いつでも誰でも手軽に使えるティッシュを利用したパックの方法についてお話したいと思います。
しかし、ティッシュの場合、コットンよりも薄いため、濡らしたティッシュ1枚を長時間肌に乗せていると直ぐに乾き、乾くのと同時に肌の乾燥も招いてしまいます。
また、容器に化粧水を適量注ぎ、そこにティッシュを浸してから肌に乗せるという方法もありますが、容器の衛生面が気になります。
そこで、色々試した結果、最適な方法を記載しておきますね。
①まず、ティッシュを3~4枚取り出し、重ねたまま4等分します。そのうちひとつだけさらに半分にしておきます。こんな感じですね。
②長いティッシュは化粧水をたっぷり含ませ横向きにして、オデコに1本、鼻と頬に1本、顎からフェイスラインに沿って1本付けます。
さらに半分にしたもののうち1つは鼻の下へ付けましょう。もう一つはさらに2つに分けて、目もとに重ねづけします。
これで、顔全体がティッシュで埋まることになります。
※もちろんこれは私が一番やりやすいと思った方法なので、後はお好みでティッシュを追加したり、裂き方を工夫されても構いません。
③このまま3分待ちます。ティッシュ1枚だと薄いため乾きやすいのですが、数枚重ねていることで乾きづらくなるので、3分経っても潤いは保たれているはずです。
これはパックして3分経過後の写真です。
水分は減り始めているのですが、見た目には最初の写真とあまり変わりありませんね。しかし乾燥する前にパックは終了です。
④3分経過したらティッシュを剥がし、先ずはしっかりとハンドプレスで化粧水をなじませます。浸透したことを感じたら、乳液や美容液でお肌を整えましょう。
もしフェイスマスクがあれば、ティッシュと同じように浸して顔に乗せてもいいですし、コットンがあれば、浸して3~4枚程度に裂いて顔に乗せるといいでしょう。
但しどの場合も、3分以上放置しない様に注意してください。
パックが乾くまでそのままにしていると、化粧水が蒸発すると同時に肌の中の水分も蒸発して行ってしまいます。せっかく肌を潤すためのパックなのに、余計に乾燥を招いてしまうことになるかもしれません。
また、ハトムギ化粧水で出来ることは水分補給です。補給した水分を閉じ込める力はありませんので、パック後は水分が蒸発しないように、必ず乳液や美容液などで蓋をしてくださいね。
ハトムギ化粧水+ニベア
ニベアは発売開始から100年以上も世界中で愛されてきている保湿クリームです。成分を見ると、ミネラルオイル・ワセリン・スクワラン・グリセリン・ホホバ油など、油分の多い保護成分が含まれています。
その為、外部の刺激から肌を守る力に優れているのです。乾燥を防ぐだけではなく、刺激物から肌を守り、ニキビや吹き出物の原因物質を遠ざけることが出来るため、肌荒れやニキビ予防効果も得られるのです。
それでいて低刺激なので、小さなお子さんから年配の方まで幅広く使用できますし、ハンドクリーム、ボディケア、乾燥肌対策等、様々な場面で活躍してくれます。
しかし、その人気が急激に高まったのは、アメリカ発祥の高級クリーム「ドゥ・ラ・メール」と成分がとても似ていると言うことがわかってからでしょう。
ニベアは19種類、ドゥ・ラ・メールは22種類の成分から作られているのですが、何と、そのうち15種類が同じ成分となっているのです。
どちらも肌に負担をかける合成界面活性剤は使用されていませんし、使用感も似ていると言うことから、ニベアは爆発的な人気を得ることとなりました。
実際、配合されている成分の分量やそれぞれの品質などはわからないため、使用後ドゥ・ラ・メールと同じ効果が得られるかどうかはわからないのですが、169gで400円~500円のニベアと、100mlで51000円のドゥ・ラ・メールの値段の差を見ると、ニベアがいかにお得かと言うことがわかりますね。
これだけの価格差がありながら、約70%の成分が同じになっている化粧品と考えると、多少効果が劣ったとしてもドゥ・ラ・メールよりニベアを使いたくなります。
この様に、品質は高いけれど、大容量で低価格のニベア。
この点は、ハトムギ化粧水と似ていますね。
補った水分を閉じ込める力はないけれど、水分補給力に優れているハトムギ化粧水。
これひとつで水分を補う事が出来ないけれど、肌を刺激から徹底的に守る力のある高品質ニベア。
そうなんです。どちらにも欠点があり、その欠点を補いあえる相手が、ハトムギ化粧水であり、ニベアであるのです。
両方購入しても1000円前後と言う安さなのに、同時に使うと高級化粧品に劣らない効果が得られるかもしれないとなると、使わないわけにはいきませんね。
私はさらに小さいニベア青缶を購入してみました。56gで201円という安さです。気になるけれど迷っているという方はこのような小さなサイズのもので試してみるといいでしょう。
基本的なつけ方
①いつも通りメイク落としをして、キレイに洗顔します。
②洗顔後、ハトムギ化粧水で水分補給を行います。少量を数回に分けて肌に浸透させるか、ティッシュやコットンのパックなどでしっかりと肌に潤いを与えておきましょう。肌がひんやりして、モチモチとした触り心地になったら、いよいよニベアの出番です。
③ニベアを少量手に取り、両手で温めながら手のひらに伸ばします。それをパタパタと優しくパッティングしたりプレスしながら顔全体に乗せましょう。
ニベアは少し固めのクリームですので、冷えたまま肌に乗せようとするとムラが出来たり、強くこすることで肌に刺激を与えてしまうことがあります。ですから、必ず温め、やわらかくして、両手になじませてから顔全体に均一になるようにつけていきましょう。
ハトムギ化粧水で十分に潤った肌にニベアを塗ることで、補給した水分を閉じ込めることが出来るので、いつまでも潤いのある肌を実感できます。
もしニベアを塗った後、べたつきが気になるようであれば、軽くティッシュオフするといいでしょう。
ミルフィーユ塗り
混合肌やオイリー肌の方は、基本的なつけ方で十分なのですが、乾燥が特に気になる方はニベアとハトムギ化粧水を交互に塗る、ミルフィーユ塗りがおすすめです。
化粧水より先にニベアを塗ることで、肌が柔らかくなり、化粧水が浸透しやすくなるそうです。
①洗顔後、化粧水より先にニベアを塗ります。こちらも手のひらで温めたニベアをパッティングしたりプレスしたりしながら顔全体に伸ばしましょう。
②ニベアが顔に馴染んだら、ハトムギ化粧水を少量手にとり、顔全体に浸透させます。
③ハトムギ化粧水が浸透したのを確認したら、またニベアを手に取り、温めてからパッティングします。
お肌の十分な潤いを感じるまで、②と③を交互に数回繰り返しましょう。回数は決まっていませんが、最後は必ずニベアで終了します。
ニベアにハトムギ化粧水を混ぜる
ニベアは若干固めのクリームになっているので、肌に馴染ませづらいと感じる方が多いようです。そこで、その悩みを解消させるために、ニベアにハトムギ化粧水を混ぜるという方法が人気を集めています。
やり方は簡単です。手のひらに500円玉大のハトムギ化粧水を出し、そこにパール1つ分程度のニベアを置き、混ぜ合わせるだけです。
これで滑らかなクリーム状になるので、お肌に馴染ませやすくなるそうです。
この方法が可能なら、お互いの分量を変えて、自分好みのテクスチャーにいくらでも変更できそうですね。
ハトムギ化粧水は年齢肌には物足りなさを感じる軽さですし、ニベアは油分が多く重すぎる印象なのですが、これら二つを組み合わせると、お互いの欠点をうまくカバーし合えそうです。
しかし、この方法は実際行ってみると思わぬ落とし穴が待っていました。
結果は、使ってみた感想のコーナーでお伝えします。
ハトムギ化粧水のスキンケア以外の使い道
スキンケアとして販売されているハトムギ化粧水ですが、スキンケア以外にも便利な使い道があります。もし購入した後自分の肌に合わないとわかっても、別の方法で活用出来ると無駄になりませんね。
寝癖直しとして使う
寝ぐせを直す際、水やスタイリング剤を使用する方が多いと思いますが、実はハトムギ化粧水も寝癖直しとして髪につけることが可能なのです。
髪の毛に化粧水をつけることで、髪の保湿効果も得られます。
ボトルから手のひらに化粧水を出して使用してもいいのですが、ちょっと面倒なので、出来れば、スプレー式のボトルに入れ替えるといいでしょう。
私は100円均一のスプレーボトルを購入してきました。小さいけれど持ち運びやすく便利です。
髪に吹きかけるなら、100円均一の霧吹きでもいいかもしれませんね。
また、無印のスプレーヘッドなら、ハトムギ化粧水のボトルにそのまま装着できるそうです。
スプレー式になった化粧水を寝癖のある部分に吹き付けて、直していきましょう。水で直すよりもパサつきが気にならず、まとまりやすくなります。
メイクの上からスプレーする
ここでも、先ほどのスプレーボトルを使用します。
メイクをした後、肌の乾燥が気になった場合、市販のミスト化粧水を使用する方がいるかと思いますが、ハトムギ化粧水もスプレー式のボトルに入れ替えるとミスト化粧水に生まれ変わることができるのです。
メイクの上からサッと吹きかけてなじませれば、ひんやりサッパリとした付け心地が気持ち良く、化粧水に含まれるクエン酸やエタノールによって毛穴引き締め効果も期待出来ます。
潤いを与えることでメイクのノリも良くなるので、日中の化粧直し時や乾燥が気になった時に大活躍してくれます。
ハトムギ化粧水を使ってみた感想
では、実際に使ってみて、感じたことや効果などについてお話していきたいと思います。
ハトムギ化粧水の基本的な使い方の感想
少量を手に取り、顔全体につけるのですが、水を顔につけているのと同じような感覚です。なかなか浸透して行かないのですが、浸透したと思った時にはもうサラッとして乾燥が始まっているようにも感じます。
その為、少し浸透してきたかなと思ったらまたすぐ化粧水を手に取り、顏につけると言う工程を5回繰り返すようにしていました。
これくらい繰り返すと、やっと肌のひんやり感、潤い、引き締まりを感じます。しかし、他の化粧水の様に、プルプルという感じはありません。
その後、手持ちの乳液をつけたのですが、付け心地としては、少し物足りなさを感じました。なんとなく、ただの水をつけてから乳液をつけているような気がしたからです。
そしてたまにピリピリとした刺激を感じる事もありました。これは、メイク落としを念入りに行いすぎた後などに感じます。多分皮脂を落としすぎたことで肌が敏感になりすぎたところに、化粧水に含まれているエタノールがしみたのだと思います。
エタノール入りなので、なるべく肌が落ちついていて元気な時に使用した方がいいかもしれませんね。
ハトムギ化粧水は1週間継続して使ってみたのですが、今のところ大きな変化はありません。
ただ、新陳代謝を促進させる働きを感じつつあります。
メイク落としを顔になじませていると、角栓が取り除かれているような感触があったからです。肌の上を転がる小さな粒が、一つ、また一つと少しずつ増えていくような感じです。
まだ見た目に変化は感じられませんが、徐々に古い角質が除去され、くすみのない肌を生みだせたらいいなと思っています。
ティッシュパックの感想
近くにあるもので手軽にパックできるのはとても便利です。
ハトムギ化粧水を手に取って顔につけてもなかなか浸透せず、潤うまで時間がかかってしまいますが、この手軽なパックなら、朝の忙しい時にもパッとつけて、3分放置している間に別のことができます。
パックを剥がした後はとても潤っているので、この後乳液などで肌を整えればすぐに化粧に取り掛かることができ、スムーズな時間の使い方ができました。
収れん作用によって肌もひんやり引き締まっているため、化粧ノリも良く、メイク崩れ予防にもなります。
朝からパックと言うと面倒と感じる方が多いかもしれませんが、このティッシュパックなら、普通に化粧水をつけるよりも時間をかけずに、誰でも手軽に行えるのではないでしょうか。
ハトムギ化粧水+ニベアの基本的なつけ方の感想
ハトムギ化粧水をつけて潤いを感じたところにニベアをつけると、肌にフタをするという意味がすごく理解できました。肌表面に油膜が作られ、バリアされているような感じがしたからです。
ニベアの香りが少し強いので、顔につけるとその香りがより強く感じられ気になったのですが、使い続けるうちに匂いは気にならなくなりました。自分の家の匂いがわからないように、同じ匂いを嗅ぎ続けると麻痺するからでしょうね。
しかし、私としては、油分よりも水分をもっと肌に与えたいと思ってしまいました。
ハトムギ化粧水によってもちろん水分は補われているのですが、何度付けてもたっぷり吸収とは感じられませんし、ニベアを付けると油膜で保護している感じは得られるのですが、油によるべたつきやテカリの方が気になってしまいます。
水分よりも油分が多い状態の仕上がりが、どうしても気になってしまいました。
ハトムギ化粧水+ニベアをミルフィーユ塗りした場合の感想
先にニベアを塗ることで肌が柔らかくなると言うのは実感出来ました。
その後の化粧水の馴染みも良くなっていました。
しかし、ニベア→化粧水を交互に2回行うと、水分と油分が補給されてはいきますが、やはりここでも水分より若干油分の方が多めの様に感じられます。
実際どれくらいの回数でどのような状態になるのかわからなかったので、さらに数回繰り返してみたのですが、3回目から顔がテカテカになってきました。
4回目はもうティッシュオフせずにはいられない状態です。
回数を増やすたびに水分が補われて行くのはいいのですが、それ以上の油分が補われて行くのには少し抵抗を感じます。
私は普通肌ですので、普通肌では2回までが限度だと言うことがわかりました。乾燥肌の場合は3~4回繰り返してもいいかもしれませんね。
ニベアを塗った油分が多い状態のまま化粧をして、外出後化粧崩れはしないのだろうか?と気になったので、実際に化粧して外出してみました。
すると、崩れは気にならなかったし、私の場合薄化粧の為、夜にはほぼノーメイクの状態になってしまうことが多々あるのですが、ミルフィーユ塗りをした日は、いつまでもファンデーションが顔に密着したままでした。
たまに油が浮いてきてしまうので、ティッシュオフは必要でしたが、特にファンデーションを塗り直す必要もなく、さらに乾燥はまるで気にならなかったです。
しっかりメイクをして、崩れを気にしたくない時にはミルフィーユ塗りがいいかもしれません。(ただし、適度にティッシュオフをしないとテカります)
しかし、ミルフィーユ塗りをして、その後ノーメイクで過ごすと、Tゾーンが必要以上にテカりました。特にオデコですね。メイクをしたときよりもてかてかと光るのが気になってしまったので、やはり私の肌にはニベアの油分が強すぎるのかもしれません。
自分の肌状態と相談しながら、ニベアの量を調整することをおすすめします。
ハトムギ化粧水+ニベアを混ぜた場合の感想
ハトムギ化粧水にニベアを混ぜて自分好みのテクスチャーにすると言う点は「とても良さそう」と感じたのですが、実際に500円玉大のハトムギ化粧水を手のひらにとり、パール大のニベアを混ぜ合わせると、こうなります。
混ぜても混ざり合うことがなく、水と油が分離してしまいます。それでもいつかクリーム状になるだろうと混ぜ合わせていると、徐々に化粧水が指の間から零れ落ちたり、手のひらに浸透され、ニベアだけがベタッと残ってしまう形となりました。
これでは、自分好みのテクスチャーには出来ません。
混ざり合わないまま顔に乗せたらどうなるだろうと思って試してみたのですが、やはり手のひらでも分離している状態のものは、顔に乗せても分離されたままです。ニベアの白い塊が付く部分があれば、化粧水だけの部分もあり、ムラだらけになってしまいました。
残念ながら、この方法はお勧めできません。
ハトムギ化粧水を寝癖直しとして使った場合の感想
私の髪の毛はパサつきが強いため、寝癖を直すためには、結構な量の化粧水を使いました。しかし仕上がりは、水で寝癖を直した時よりも、髪の毛のおさまりが良かったです。
ドライヤー後に化粧水で髪の毛をまとめるとさらに落ち着くので、どこにも外出しない時は、スタイリング剤などは使わず化粧水だけでOKでした。
これなら髪の毛が顔についても、スタイリング剤の刺激によって肌荒れを起こすこともないので、安心ですね。
このまとまり感は、髪の毛同士が化粧水によってくっつくことで起こるように感じられます。化粧水をつけた後、くしの通りが悪かったからです。
乾くと毛先がきしむ感じもしましたが、使用を繰り返していると、髪の毛が柔らかくなってきたようにも感じられます。
私の髪はパサパサと広がりやすくとてもまとまりにくいのです。ヘアクリームなどを使用すると肌荒れを起こすことが多く、この髪をどうセットするかが毎日の悩みだったのですが、化粧水なら多少きしんだとしてもこの悩みを解消させることができます。
今後も積極的に行っていきたい方法です。
ハトムギ化粧水をメイクの上からスプレーした場合の感想
メイクをしているけれど、夕方には乾燥も気になり始めると言う時、さらにファンデーションを付けても乾燥している肌には上手く乗りません。
こんな時、ハトムギ化粧水のスプレーはとても便利でした。
シュッとひと吹きするだけで、ファンデーションの上から保湿でき、メイクのノリが良くなります。100円均一のスプレーボトルであれば、小さいので持ち運びも便利で、気になった時にトイレでもサッとひと吹き出きました。
ミストなので、ムラが出来ることなく、顔全体に一瞬で均一になじませることができるのも良かったです。
ハトムギ化粧水とニベア以外で相性の良い乳液・クリーム・オイル
ハトムギ化粧水はそれだけでは水分を保持することが出来ないため、乳液やクリームと併用する必要があります。ニベアがいいと言うのはわかったのですが、ニベアだと油分が多いため、べたつきが気になる方も多いかもしれません。
ニベア以外にも、ハトムギ化粧水と相性のいい乳液はあるのでしょうか?
低価格なのに高品質で、評判のいい乳液をいくつか挙げてみるので、参考にしてくださいね。
ハトムギ化粧水+ちふれ乳液
ちふれの乳液は、大容量ではないけれど、150mlで500円前後と言う安さです。
しっとりタイプとさっぱりタイプがあるのですが、さっぱりタイプには0.01%ではありますが、エタノールが含まれています。そのせいでひんやり感や毛穴引き締め効果が期待できるのですが、刺激を感じてしまうこともあるでしょう。
一方しっとりタイプはエタノールを使用せず、低刺激な仕上がりとなっています。
もちろん、それぞれの肌状態に合わせてお好みで選ぶことが大切なのですが、ハトムギ化粧水がサッパリしたつけ心地ですので、肌を潤すためには、低刺激のしっとりタイプの方がいいかもしれませんね。
しかしどちらも、無香料、無着色で、敏感肌の方でも安心して使うことができるよう配慮されています。また、ヒアルロン酸やトレハロース等の保湿成分も配合されているので、ハトムギ化粧水で補った水分を閉じ込める役割は十分果たしてくれます。
ハトムギ化粧水+無印乳液
無印良品の化粧品は、低価格でなおかつ肌タイプに合わせて選ぶことができるとして人気が集まっています。また、サイズもいくつか用意されていて、一番小さいもので50mlのコンパクトタイプがあります。
乳液もコンパクトタイプなら280円(税込)と言う低価格なので、ちょっと試してみたい時に便利ですね。
中でも特に人気なのは、敏感肌用です。
全ての方にアレルギーが起こらないわけではありませんが、無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済みとなっていて、肌に悪影響を及ぼす成分が一切配合されていないので、たいていの方は安心して使えるのではないでしょうか。
実際、私も学生時代に、使用した化粧品が合わずに肌荒れを起こしてしまった時、無印良品の敏感肌用化粧水と乳液に助けられました。その時は肌が敏感になった状態でしたので、何を付けても刺激を感じてしまっていたのですが、無印良品の化粧水と乳液だけは大丈夫だったのです。
ですから、自信を持っておすすめできます。
敏感肌用もまた、しっとりタイプ・さっぱりタイプとタイプ別に選ぶことができるのですが、それほど大差はありません。さっぱりタイプの方が若干サラッとした使い心地なのですが、きちんと潤います。
しっとりタイプもベタつく感じがあるわけでもなく、浸透するとサラッとするのですが、さっぱりタイプよりはしっとり感が得られるでしょう。
テクスチャーも普通の乳液と変わらないのですが、刺激と言うものが一切なく、それでいていつまでも潤いを保ってくれるので、敏感肌の方やニベアが合わなかった方にはおすすめです。
ハトムギ化粧水+ホホバオイル
「ホホバ」という多年草の種から抽出した、ホホバオイル。低刺激で酸化しにくく、保湿効果が高いため、様々な化粧品に含まれることが多いですね。ニベアにももちろん入っています。
また皮脂に近い成分であるため、敏感肌やアトピー肌など刺激に弱い方でも安心ですし、オイリー肌や乾燥肌など肌質も問わず、誰でも使用できます。
ホホバオイルの功能としては、保湿の他にも以下のものがあります。
・肌にハリを与える
・毛穴の黒ずみや汚れ除去
・ニキビ予防
・髪の保湿、ヘアケア
・肌の保護
・肌の酸化を防ぐ抗酸化作用
・妊娠線予防
・アトピー対策
ですから、乳液代わりとしてはもちろんのこと、クレンジングオイルとしても使えますし、髪のトリートメントとして使用したり、ハンドクリームや妊婦さんのお腹の保湿ケアにも便利なオイルになるのです。
但し、純粋なホホバオイルは高価なものが多いですね。そこでおすすめしたいのが、無印良品のホホバオイルです。50mlで972円(税込)と言うお手頃価格も嬉しいですね。
化粧用に精製されたものなのですが、使用感がよく効果が高いことから、とても人気の商品となっています。
元々刺激の少ないホホバオイルをさらに低刺激に仕上げ、オイルなのにベタつきも少なくなっています。不純物も少ないため、肌トラブルを引き起こす危険性が極めて低いと言っていいでしょう。
大きいサイズやポンプ式のものなども売っているので、好みに合わせてサイズを選べるのも嬉しいですね。
手に取ると、オイルなのにサラサラとしています。
但し少量だと大丈夫なのですが、たっぷりつけてしまうと写真の様にテカってしまいます。
ホホバオイルは朝よりも、夜の保湿の為に使用した方がいいでしょう。また、ホホバオイルは浸透力を高めてくれるため、ハトムギ化粧水の前に1度オイルをつけると、その後の化粧水の浸透性が良くなります。
ニベアと同じように、ホホバオイル→ハトムギ化粧水→ホホバオイルと言う具合でミルフィーユ塗りすると、しっかりと潤うのにニベアほどべた付きがきにならないので、翌朝しっとりした肌を実感できるでしょう。
また、ハトムギ化粧水が上手く浸透しないと言う場合は、化粧水にホホバオイルを少量混ぜて使用すると、とろみのある化粧水になり、浸透力がアップし、とても使いやすくなります。
ハトムギ化粧水+馬油
馬油とは、馬の皮下脂肪から作られたものです。若干馬っぽい臭いはあるものの、人間の皮脂と近い性質を持っている為、人間が使うと肌に浸透しやすく潤いを感じますし、肌に負担をかけません。
また、馬油には殺菌作用もあるため、ニキビや吹き出物予防にも効果的です。
馬油を使用することで、肌に油膜を張ることができるので、外部の刺激から肌を守ってくれますし、ハトムギ化粧水で取り込んだ水分も蒸発しないよう、油膜が蓋の役割を果たしてくれます。
但し、低刺激なので誰でも安心して使用できるものではありますが、まれにアレルギーが発症してしまう場合もあります。使用しても改善がみられない、刺激を感じるなど、思わしくない症状が出る場合はすぐに使用を止めましょう。
使用感としては、ホホバオイルと同じように、オイルなのにさらさらしていますが、塗った後テカリを感じます。浸透性も高いので、数分経過するとサラッとしては来ますが、若干臭いもあるため、こちらも寝る前のケアとして使用することをおすすめします。
おすすめのハトムギ化粧水
ハトムギエキスが含まれた化粧水は案外あちこちに存在します。「ハトムギ化粧水」と言う名前が付いていなくても、ハトムギの発酵液等が含まれているものもありますので、ここでご紹介したいと思います。
イミュ ナチュリエ スキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)
私が試したのも、この、イミュ ナチュリエ スキンコンディショナーです。500mlで513円(税込)と言う安さでした。
天然植物成分ハトムギエキスが配合されており、少ない成分で作られている純粋な化粧水になるので、男女問わず誰でも安心してたっぷり使う事が出来ます。もちろん無香料、無着色、低刺激性、オイルフリー、界面活性剤フリーで、安全性も高くなっています。
べたつかずサラッとした軽い使い心地なのも人気のヒミツです。
但し、エタノールが含まれている点が気になります。エタノールがある事で、ニキビの原因であるアクネ菌を除去することが出来るのですが、殺菌作用が強くなるために肌を守るために存在する菌も除去してしまう可能性が有ります。
また、エタノールが刺激となり、ピリピリとした痛みを感じる方もいるようです。
しかし同時にエタノールがある事で、ニキビ予防や毛穴を引き締める効果が期待出来ますし、防腐剤の役割も果たしてくれます。
ディセンシア サエル
ディセンシアの「サエル ホワイトニングローション クリアリスト」は敏感肌の方向けの薬用美白化粧品になります。誰でも刺激を感じないというわけではありませんが、刺激となる成分を排除して作られているので、安心です。
また、ハトムギ発酵液はもちろんのこと、美白成分であるアスコルビン酸2-グルコシド(ビタミンC誘導体)も配合されているため、毎日使用することで透明感を与え、白く美しい肌に近づけてくれます。
浸透性保湿成分も含まれているため、美白成分は肌のすみずみまで浸透してくれるでしょう。
浸透しづらい安価の化粧水だと、たっぷりとバシャバシャ使わなければなりませんが、この化粧水は少量でしっかりと浸透してくれるため、大容量ではなくても長持ちするのです。
さらに、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kも配合されているので、ニキビの炎症にも効果的ですね。
但し、美白・美肌に効果的な成分が惜しみなく配合されている分、価格も高くなってしまいます。125mlで4800円程度してしまいますので、低価格かつ高品質のものを求めている方にはお勧めできません。
マジアボタニカ スキンコンディショナー
ナチュリエと同じように大容量なのに1000円でお釣りがくる、低価格の化粧水です。主な成分はハトムギエキスとなっているので、ハトムギ化粧水して販売されていますが、その他に6種類もの以下のような植物エキスも配合されています。
・カミツレ花エキス
・ローマカミツレ花エキス
・セイヨウオトギリソウ花、葉、茎エキス
・ヤグルマギク花エキス
・トウキンセンカ花エキス
・フユボダイジュ花エキス
これらのエキスによって、ハーブの香りが漂う、リラックス効果の高い化粧水に仕上がっています。
また、無着色、無鉱物油、弱酸性、パッチテスト済みとなっているので、敏感肌の方でも安心ですね。刺激が少なく、安心してジャブジャブ使える大容量低価格の化粧水ですが、ナチュリエよりしっとり感があります。
雪肌精
1985年に発売以来、美白化粧水ランキングで常に上位に入っている雪肌精。ハトムギはもちろんのこと、和漢植物である、トウキ、メロスリアエキスを配合している、敏感肌にも優しい化粧水になっています。
結婚してからは低価格の化粧品ばかり購入するようになってしまいましたが、雪肌精は私もOL時代に愛用していました。そして私の中では今まで使用してきた化粧水の中で第1位です。
まず使用して3週間程度で「白くなった」と周りから高評価を得たのです。乳白色のさらりとしたテクスチャ―も気に入ってました。
「薬用」という点も効きそうな気がしますよね。実際、効きました。古い角質が少しずつ除去され、くすみがなくなり、透明感やみずみずしさ、白さを実感していったのです。
トウキエキスはシミの元となるメラニンの生成を抑制してくれますし、メロスリアエキスは凹凸のあるニキビ跡をふっくらとした肌に甦らす力があります。また、グリチルリチン酸ジカリウムはニキビケアの商品にも配合されている成分で、ニキビを防ぎ、炎症を鎮めてくれます。
この他にハトムギエキスの効能が含まれるため、万能の化粧水と言えるでしょう。
しかし、やはりいいものは高いですね。200mlで5000円となります。
雪肌精はナチュリエのようにバシャバシャと使えるものはないため、購入するのも使うのも躊躇ってしまう傾向にあります。
何万円もする高級化粧品に比べると安価ではあるのですが、もし余裕のある方はぜひ試してみてくださいね。
パエンナハトムギ美容水
ナチュリエ同様、500ml500円~600円程度の、大容量で低価格のハトムギ化粧水です。
いくつか種類があり、「inヒアルロン酸」「inダイズイソフラボン」などがありますが、どれもノンアルコール、無着色、無香料となっているので、敏感肌の方でも安心して使用できますね。
さっぱりタイプの化粧水ですが、ヒアルロン酸配合のものは若干しっとり感が強くなります。大豆イソフラボンは美白効果が高いとして有名ですので、美白を目指している方には嬉しい成分です。
ナチュリエ スキンコンディショニングジェル(ハトムギ保湿ジェル)
ナチュリエ スキンコンディショナーも人気ですが、2016年3月にはジェルバーションも発売されました。その名も、ナチュリエ スキンコンディショニングジェル(ハトムギ保湿ジェル)です。
まだジェルバージョンがある事を知らない方も多いかもしれませんが、ハトムギ化粧水を愛用されている方の間では密かに人気が高まっています。
私も実際に使ってみました。
蓋を開けるといきなり半透明のジェルが登場します。触った感じはすごく滑らかで、ひんやりプルンとしています。
キレイに手を洗ってから指を入れましたが、大容量なのに内蓋等もなく雑菌が入り込みやすい状態なのが気になるので、出来れば、清潔なスパチュラですくってから使用した方がいいでしょう。
スパチュラがなければ、プリンなどについてい来るプラスチックのスプーンでも代用可能です。
このジェルは水分量80%以上と言われていますが、本当に、水と同じように柔らかく滑らかな感触です。
結構な量のジェルを手に取り、伸ばしてみると、ちょっとヌルヌルした感じがあるのですが、そのまま両手になじませていると自然と浸透していき、約1分でべたつき、ヌルつきがなくなりました。
肌の内側は潤いがありしっとりしているけれど、表面的にはサラッとしています。
乾燥して乾いている感じとはまるで違いますね。きちんと潤いが保たれているけれどべたつきのない状態です。
通常、潤いを保つためには水分が蒸発しないように油分の力を利用しますね。化粧水で潤いを与えてから乳液などをつけるのも、肌に浸透した水分を油分で閉じ込めるためです。
しかし、このジェルは油分の力を借りずに水分を閉じ込めることができるのです。
それは水分を抱え込む性質のマイクロジェル層の働きがあるからです。マイクロジェル層と言うのは、このジェルが肌の上に作り上げる、水の保護膜です。
このマイクロジェル層がある事で、油分の力を借りずに、浸透した水分が肌の内部でいつまでも蒸発せずに保たれる仕組みとなっているのです。
・洗顔後、しっかりと丁寧なケアをしたいけれど今は時間がないので、とりあえず水分が蒸発しないようにしておきたい
・化粧水をコットンに浸してパックしたいけれど、コットンがないし、面倒
・油分のべたつきが嫌いだけど、化粧水だけでは潤いが足りないので困る
このような方に、ハトムギ保湿ジェルはおすすめです。
洗顔後、とりあえずのケアにも使えますし、忙しい時はオールインワンジェルとしてこれ一つでスキンケアを終わらせることも出来ます。
また、500円玉大2つ分くらいの量のジェルをとり、顏に塗ってパックとして使用することも出来るのです。
肌をジェルで包み込むような状態ですね。
このまま3分ほど放置し、その後手の平全体でなじませます。
もっちりプルプル、潤いのある肌を実感できるでしょう。コットンパックをするよりもお手軽なのに、コットンパックと同じような効果が得られるので、面倒くさがりの方にはぴったりですね。
さらに、ハトムギ化粧水とハトムギ保湿ジェルを組み合わせて使うと、より効果的になります。化粧水でしっかりと保湿した後、ジェルで水分を与えながら閉じ込める作業をするので、潤いが長時間キープされることになります。
油分によるべたつきが気になる方や、ニキビ肌、オイリー肌で、出来るだけ油分を与えたくないけれど、保湿はしたいという場合にも、この組み合わせは効果的ですね。
ハトムギ保湿ジェルは近くのドラッグストアーで、180g入り950円(税込)で購入出来ました。ナチュリエのハトムギ化粧水よりも400円も高くなってしまうので、ちょっと躊躇う方も多いかもしれませんね。
しかし、私は化粧水を2本購入するより、このジェル1つ購入する方がずっと高い効果+手軽さを得られると思っています。
ナチュリエのハトムギ化粧水も悪くはないけれど、使用した結果私の中では、「可もなく不可もなく」と言う位置づけでした。しかし、保湿ジェルは「可はあり不可はなし」と言えます。
私が気に入った理由は以下の通りです。
・コットンを使用しなくてもパックが出来る
・忙しい朝でもこれ一つで完了
・時間がない時は、とりあえずジェルを顔に塗っておくだけで潤いキープ。(落ち着いてから、ゆっくりと手のひらで浸透させればいいのです)
・スタイリング剤として髪の毛につけると、化粧水よりまとまりやすくなる
・エタノール不使用なので、刺激がない
・無香料、無着色、低刺激性、ノンコメドジェニックテスト済みなので、敏感肌でも安心・潤うのにべたつかない
気になる方はぜひお試しください。
ハトムギ化粧水の気になること
アレルギーの人は使えない?
ハトムギはイネ科ですので、イネアレルギーがある方は危険です。また、ハトムギは小麦とも分子構造が似ていて、生物学的に考えると近い種類になりますので、小麦アレルギーがある方も危険です。
イネアレルギー、小麦アレルギーがある方は、使用を控えた方がいいかもしれません。
「アレルギーがあるかわからないけれど心配」という方は、出来れば使用前にパッチテストを行ったり、アレルギー検査をして、大丈夫とわかってから使用した方が安心ですね。
使っていて肌が荒れた・悪化した
実は、ハトムギ化粧水を使って肌が荒れた、悪化したという方もいらっしゃいます。
低刺激性ではありますが、ハトムギ化粧水にはエタノールが含まれているため、このエタノールが肌に刺激を与えることから荒れる場合もあるようです。
また、肌に負担をかけるコポリマーという合成ポリマーも含まれています。
これはファンデーションなどに良く含まれている成分で、肌を保護し滑らかに美しく見せる働きがあるのですが、同時に毛穴を塞ぐ作用もあるため、ニキビ肌には不向きな成分とも言えるのです。
もしこの化粧水を使用してニキビが悪化するのであれば、コポリマーが毛穴を塞いだためかもしれません。
しかし、ハトムギ化粧水に限らず、どの化粧品でも、体質によって合う合わないと言うのは存在します。
ですから、どの化粧品でも、いきなり顔全体につけるのではなく、手や首で少しずつ試したり、パッチテストなどを行い、自分の肌に合うかどうか自分の目で確認してから使用するようにしましょう。
回収騒動があったけど、今は大丈夫なの?
以前、ナチュリエ ハトムギ化粧水に、保湿成分であるグリセリンを配合するところ、誤ってラウレス硫酸Naという成分が配合されてしまったことで、回収騒動が起こりました。
ラウレス硫酸Naと言うのは、シャンプーなどに使用される界面活性剤です。
保湿効果が高まるはずのところが、逆に洗浄成分が含まれてしまったせいで使用感がそれまでと異なり、泡立つなどの症状が出たことが原因で問い合わせがあり、調査した結果判明したそうです。
しかし、肌に大きな悪影響を及ぼすような危険な物質が含まれたわけでは有りませんし、全ての回収も終了し、騒動は落ち着いています。
今現在販売されている商品も、安心して使用できる状態になっていますので、それほど気にする必要はありません。
もし、以前購入してそのままになっているという商品が家にあれば、ボトルの底に記載されているロット番号を確認してみましょう。
こちらが、回収対象となったロット番号です。
但し、界面活性剤が配合されたものでも、健康被害が発生する可能性はありません。
実際、界面活性剤を使用して販売されている化粧品も多く存在していますので、それほど心配しなくても大丈夫でしょう。
また、回収騒動が起こったのはイミュ株式会社のハトムギ化粧水のみです。他社の製品は無関係ですので安心してください。
ハトムギ化粧水パックは毎日やってもいいの?
毛穴の洗浄を目的として行うパックは、肌に負担をかけるので週に1回程度の使用がおすすめなのですが、化粧水パックは別です。
肌に負担を与える心配はなく、逆に肌を潤おし、肌状態を良い方向に持っていく為のものですので、毎日行って大丈夫です。
むしろ、時間があるなら毎日行ってください。
こうすることで肌が柔らかくなり、美容液などの有効成分が浸透しやすくなっていくので、肌状態はより良好になっていくでしょう。
朝行えば、化粧のノリもアップしますし、引き締め効果によって化粧崩れも起こりにくくすることができます。
ハトムギ化粧水はイボにも効くの?
ハトムギの種子から皮を取り除いたものをヨクイニンと呼び、漢方薬として使用されているのですが、このヨクイニンはイボを取ったり、皮膚の炎症や肌荒れを改善させる作用があります。
その為、ハトムギエキスが配合されている化粧水もまた、イボに効くのでは?と考えられがちですが、あまり高い効果は得られないと考えた方がいいでしょう。
ヨクイニンは薬として十分な成分が配合されて作られています。しかし、ハトムギ化粧水にはヨクイニンよりも少ない量のハトムギエキスが配合されているだけなのです。その他、イボには無関係の保湿成分も含まれてしまっています。
ですから、薬と同じ作用が有るとは考えにくいです。
しかし、ヨクイニンと同じ成分が含まれていることは事実ですので、毎日使用することで、新しい小さなイボを改善したり、今後イボが出来ないよう予防して行くことは可能だと思われます。
ただし、イボにはいくつか種類があり、その中でもヨクイニンが効果を示すイボは「ウイルス性」となります。
ですから、ウイルス性以外のイボであった場合、この化粧水で新陳代謝を促し古い角質と共にイボも除去させることは出来たとしても、イボそのものを改善させることは難しいと考えた方がいいでしょう。
ハトムギ化粧水だけ使えば美肌になれるの?
ハトムギエキスが配合されているので、ハトムギの効果が実感出来る良質な化粧水ではありますが、この化粧水の主な役割は「水分補給」です。
ですから、乾燥した肌に水分を与えて、美肌に近づけることは出来ますが、油分がないため、補給した水分を閉じ込める作業を行わなければ、すぐに水分は奪われて、台無しになってしまいます。
ですから、この化粧水で水分補給をした後は、他の乳液などでお肌にフタをしてあげなければなりません。
また、美容成分が多く含まれているわけではなく、どちらかと言うと、他の美容液を浸透させやすい状態にするための化粧水となるため、この化粧水の良さを最大限に生かす為には、油分を含む乳液や美容液と併用することをおすすめします。
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もしくは、マイクロジェル層の力を借りるため、保湿ジェルを使用するといいでしょう。