フルーツビネガー「作り方」「飲み方&アレンジレシピ」8選
フルーツビネガーの簡単な作り方や色々な飲み方、アレンジレシピや、フルーツビネガーに期待できる女性に嬉しい美肌効果、ダイエット効果の解説を記載しています。
フルーツビネガーとは
皆さんはフルーツビネガーってご存知ですか?フルーツビネガーとは文字通り、フルーツの入ったビネガー(お酢)のことです。
リンゴ酢などはスーパーで売られていますが、あれもフルーツビネガーになります。
お酢は身体に良いことは知られていますから、美容と健康のために飲んでいる方も多いと思います。でも、お酢は好きな人は好きですが、あの酸味やツーンとする風味が苦手だという人も結構いますよね。美容と健康に良いから毎日続けたいとせっかく思っているのに、段々と続けるのがしんどくなってしまう人も少なくありません。
そこでおすすめなのがフルーツとお酢を合わせて作ったフルーツビネガーです。
フルーツビネガーは、お酢にお好みのフルーツと氷砂糖を使って作るので、そのままのお酢よりも飲みやすくなっているんです!
なんとなくフルーツを混ぜると、使える幅が狭くなってしまうように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。そのまま飲むのはもちろん、フルーツビネガーはスイーツにもお料理にも使えてしまうので、思っているよりもずっと活用方法のあるものなのです。
「フルーツビネガーを作るのってなんだか難しそう」と感じる人もいるかもしれませんが、フルーツビネガーはとっても簡単に作れてしまうんですよ。
今回は美容と健康に良くて、作り方もとっても簡単で、保存も効く!と魅力がいっぱいのフルーツビネガーについて、徹底紹介していきます!
フルーツビネガーの作り方
フルーツビネガーの作り方はとっても簡単です。ただ、出来上がるまでには少しだけ日数が必要なので、一度に多めに作っておくのをおすすめします。長期間保存をするためには、下準備をしっかりとすることが大切です。
ここではフルーツビネガーの下準備と作り方についてご紹介していきます。
フルーツビネガー作りに必要なもの
・保存用のビン(大きさはお好みで)
・計り
・お好みのフルーツ
・氷砂糖
・お酢(米酢・黒酢・穀物酢など)
フルーツビネガーを作ってみます
長期間の保存させるためには、ビンやまな板、包丁などフルーツビネガーを作る際に使用する道具をしっかりと熱湯消毒しておくと良いでしょう。
ビンは鍋に入れて、水から火にかけて茹でるようにして熱湯消毒をします。(やけどには十分注意してください)沸騰してからビンを入れてしまうと、割れる原因になってしまうので、水から火にかけるのがポイントです。
沸騰したら火を止め、そのまましばらく熱が冷めるのを待ってビンを取り出し、清潔なふきんやキッチンペーパーで水気を拭きます。まな板や包丁なども熱湯をかけて消毒し、水気を切っておきます。
下準備ができたら、フルーツを切っていきます。今回、私はキウイ、ピンクグレープフルーツ、それからミックスベリーのフルーツビネガーを作ることにしました。
キウイは皮をむき、輪切りにします。
ピンクグレープフルーツは半分に切り、中の果実と皮を手でむいておきます。
ミックスベリーは今回冷凍のものを使用しました。
それぞれフルーツの準備ができたら、フルーツの重さを計ります。フルーツの重さがわかったら、同量の氷砂糖とお酢を用意します。
「フルーツ:氷砂糖:お酢の割合は、1:1:1」になります。
先程下準備したビンに、用意した氷砂糖を少し入れ、その上にフルーツ、その上に氷砂糖と交互に入れていきます。
交互の最後は氷砂糖で終わらせるようにしてください。
そこにフルーツと同量のお酢を注ぎ、ビンの蓋をしたらフルーツビネガーの準備はOKです。
あとは、そこから氷砂糖が溶けるまで時々ビンを振りながら冷暗所で保存し(気温によって氷砂糖の溶けるスピードは変わります)氷砂糖が溶けたらフルーツビネガーの完成です。
プラスチック容器ではダメ?
プラスチック容器でもフルーツビネガーは作れないわけではありませんが、熱湯消毒をした方が保存面で安心なので、できたらビンを使って作ることをおすすめします。ビンは100均でも手に入れることができます。
もしプラスチック容器しかない場合は、梅干しなどを作る時に使う、消毒にも使えるアルコール度数が高い果実酒を容器にかけて消毒することをおすすめします。
長期保存をするためには取り出す際に使う道具にも注意を
フルーツビネガーはお酢を使っているので、他の食品よりは長期保存ができます。下準備の際に熱湯消毒をしておきますが、意外と気を付けなければいけないのがフルーツビネガーを取り出す時に使用する道具です。
口をつけたスプーンや水分や他の食材が付着したスプーンなどをフルーツビネガーの入ったビンに入れてしまうと、傷みやカビの原因になってしまい、保存期間も短くなってしまいます。衛生状態が良ければ、長期保存ができるものなので、フルーツビネガーを取り出す際は、清潔なスプーンで取り出すようにしましょう。
フルーツビネガーの飲み方・アレンジレシピ
ここでは、フルーツビネガーの飲み方や、フルーツビネガーを使ったアレンジレシピをご紹介していきます。
フルーツビネガーを「水で割る」
・フルーツビネガー 大さじ1~2
・水 200ml
フルーツビネガー大さじ1~2をコップに入れ、水200mlを注いで混ぜます。
飲んでみた感想:キウイのフルーツビネガーで割ってみました。すっきりとした飲み口で、甘みと柔らかな酸味で美味しかったです。
フルーツビネガーを「ホットで飲む」
・フルーツビネガー 大さじ1~2
・お湯 200ml
フルーツビネガーをカップに入れ、お湯を注いで完成です。
飲んでみた感想:ミックスベリーのフルーツビネガーで割りました。ホットにしても飲みやすく、丁度いい甘みと酸味でした。体も温まりそうでした。
フルーツビネガーを「牛乳で割る」
・フルーツビネガー 大さじ1~2
・牛乳 200ml
フルーツビネガーをコップに入れ、牛乳を注いで作ります。
飲んでみた感想:ミックスベリーのフルーツビネガーで割りました。どうなるのかと内心ドキドキでしたが、飲んでみると「美味しい!」と嬉しい驚きでした。まるで飲むヨーグルトのようで、少しとろみも出て、個人的にはとっても好みの味でした。
フルーツビネガーを「炭酸で割る」
・フルーツビネガー 大さじ1~2
・炭酸水 200ml
炭酸水はコンビニやスーパーなどで手に入ります。コップにフルーツビネガーを入れ、そこに炭酸水を注いで混ぜたら完成です。
飲んでみた感想:グレープフルーツのフルーツビネガーで割りました。炭酸がきいていて、すっきり飲める感じです。グレープフルーツを使っているので、他のフルーツよりは少し酸味が強く感じました。
フルーツビネガーを「ヨーグルトにかける」
・フルーツビネガー 大さじ1
・ヨーグルト お好みの量
お好みの量のヨーグルトをお皿に盛り、フルーツビネガーをかけたらできあがりです。
食べてみた感想:ミックスベリーのフルーツビネガーをかけました。ヨーグルトの酸味とフルーツビネガーの酸味が良い感じにマッチしていました。ヨーグルトのたんぱく質も摂れるし、乳酸菌も摂れるし、フルーツのビタミンやお酢の成分と、とても良い組み合わせだと思います。
フルーツビネガーを「ドレッシングとして」
フルーツビネガーはサラダのドレッシングとしても使えます。砂糖が入っているので合わないような気がするかもしれませんが、良い感じに氷砂糖がお酢の酸味を和らげてくれるので、おいしいドレッシングになりますよ!
フルーツビネガードレシングで「ズッキーニともやしのサラダ」を食べる
<材料>(★の部分がドレッシングの材料)
★フルーツビネガー 大さじ(グレープフルーツのフルーツビネガーを使用)
★オリーブオイル 大さじ2
★塩・こしょう 少々
・ズッキーニ
・もやし
・ししとう
<作り方>
ズッキーニは輪切りにし、ししとうは洗っておきます。もやしは茹でて手で絞って水気を切ります。
輪切りにしたズッキーニとししとうはホイルに広げ、トースターで5分~10分加熱します。火が通ったらもやしと一緒にお皿に盛り付けます。
フルーツビネガー大さじ2とオリーブオイル大さじ2、塩こしょう少々を混ぜ、盛り付けた先程の野菜の上からかけたら完成です!
わかめとキュウリの酢の物
<材料>
・フルーツビネガー 大さじ1(キウイのフルーツビネガーを使用)
・醤油 大さじ1
・きゅうり 1本
・わかめ お好みの量
<作り方>
きゅうりは輪切りにし、フルーツビネガーのフルーツも切ります。きゅうりは塩でもみ、しんなりとするまで置いておきます。
わかめは水で戻し、必要であれば茹でて、食べやすい大きさに切っておきます。
フルーツビネガーと醤油を混ぜ、きゅうりとわかめを混ぜたら完成です!
なすと玉ねぎのフルーツビネガー冷奴
<材料>
・フルーツビネガー 大さじ1(グレープフルーツのフルーツビネガーを使用)
・醤油 大さじ1
・塩 少々
・七味 少々
・なす 1本
・玉ねぎ 2分の1個
・豆腐 1丁
・油 大さじ1
<作り方>
フライパンに油を敷き、適当な大きさに切ったなす、玉ねぎを入れて炒めます。
材料に火が通ったら、塩を少々入れ、フルーツビネガー、醤油を入れて軽く炒めます。お皿に豆腐を盛り付け、上から炒めた野菜を載せたら完成です。
フルーツビネガーに関するQ&A
1日の摂取量は?
お酢は身体に良いものではありますが、たくさん摂取してしまうのは控えた方が良いでしょう。お酢は酸が強いので、たくさん摂取すると食堂や胃の粘膜を荒らす原因になるケースがあります。特に胃の弱い方が飲むと、胃痛や胸やけになってしまうことも。
摂取量の目安としては、1日に30mlまでにするようにして、摂り過ぎないように注意してくださいね!
氷砂糖をはちみつにしても大丈夫?
フルーツビネガーを作る時に使う砂糖は、氷砂糖だけではなく、はちみつでもOKです。はちみつを使うと、氷砂糖とはまた風味が少し変わります。はちみつ以外にも、黒砂糖やキビ砂糖、甜菜糖などでも作ることができます。
使用するものによって味が変わるので、お好みのものを使って作るもの楽しいと思いますよ!
歯が溶けないの?
酸の強いものを食べると、歯が溶けてしまうということがあります。歯の表面はリン酸カルシウムという物質からできているのですが、その物質は酸に弱いという特徴があります。酸の強いものを摂取し続けると酸蝕症(さんしょくしょう)という歯が溶けてしまう症状が出てきてしまうことがあります。
フルーツビネガーも酸が強いので例外ではありません。ただ、きちんと摂取した後に歯磨きをすれば防げるので、フルーツビネガーを摂取した後は、きちんと口をゆすいだり、歯磨きをしたりして、酸を口の中に残さないようにしましょう。それから長時間口の中にためない、ストローで飲むようにすると予防になるようです。
参考URL:https://drdoo.net/nutrition-diet/sanshokusyou-diet-osu/
フルーツビネガーは空腹時は避けた方が望ましい
胃が弱い人はもちろんですが、胃の弱くない人でもなるべくなら空腹時はフルーツビネガーの摂取は控えた方が良いでしょう。はじめのうちは平気でも、摂取を続けていくうちに酸による胃や粘膜への影響が出てきてしまう場合があるからです。
空腹時は避けて、食事中や食後など、胃に食べ物が入っている状態で摂取することをおすすめします。