フレンチネイルをセルフで!簡単なやり方&デザイン集

一般的なデザインの中で、代表的なデザインネイルなのがフレンチネイルです。シンプルなデザインから凝ったデザイン、好まれる年齢層も幅広い人気のデザインでもあります。
しかし、セルフでやってみたものの、うまく出来ないという声もよく聞くのがフレンチネイルです。今回はそんなシンプルだからこそ失敗したくないフレンチのやり方やデザインを紹介していきましょう。
フレンチネイルとは
フレンチネイルとは爪先だけに塗るネイルアートのことをいいます。初めは白で爪先を塗ったものをフレンチネイルという風に呼んでいましたが、今は、カラーの多様化、フレンチラインの種類も増えてきています。
また、逆フレンチのようにフレンチラインの位置を変えてカラーを塗ったものもフレンチネイルと呼ばれていますね。
フレンチネイルをセルフで!基本的なやり方
まずはベーシックなフレンチネイルのやり方から紹介していきましょう。基本的にジェルでもマニキュアでも筆で作ることの多いデザインなので、筆で描く場合のフレンチネイルを基本として紹介していきましょう。
筆を使ったフレンチネイル
筆を使ったフレンチラインは定番のデザインです。ネイルの検定などでも出るくらいポピュラーなデザインになりますが、シンプルだからこそ難しいというところもあります。
ここでは筆を使った描き方をマニキュアの場合、ジェルの場合も一緒に紹介しましょう。
まずフレンチは斜めのカーブが難しいので、初心者の方には直線で真ん中に線を引くように塗ることをおすすめします。これはマニキュアやジェルでも同じことです。
両サイド同じようにラインを引いていきます。爪の真ん中に直線が引いてあると想像して、Vの字を描くようにラインを引いてみましょう。
最後に真ん中を写真のように筆を押し上げるようにして埋めていきます。このとき、真ん中だけではなくVになっている直線の部分も筆で微調整を掛けてカーブにしていきます。
マニキュアの場合は修正しにくいのですが、ジェルの場合はラインをクリアの方から何も着いていない筆ではみ出したカラーを取ったり、カーブを変えることができます。
ここが少しマニキュアとジェルの違うところですね。硬化するまではジェルは自由に形の調整が出来るので塗りやすいです。
爪先の裏側にも剥がれにくいようにカラーを塗ります。マニキュアでもジェルでも2度塗りをしましょう。筆で描くフレンチの基本はこのような感じです。
フレンチネイルのカーブの描き方のコツ
フレンチネイルのカーブは難しいと思われますが、基本的にやっておいて間違いのないやり方のポイントを紹介しておきます。参考にしてみてくださいね。
・両サイドから筆を入れるようにカラーを塗る
・カーブの中心点を直線上にイメージしてフレンチラインを描く
・ジェルの場合は微調整を何も付いていない筆でおこなう
フレンチネイルは日々鍛錬と言われますが、初心者の方や慣れていない方でも簡単に描く方法はいくつもあります。こういった方法も頭に入れておくだけで綺麗なフレンチネイルに仕上りますよ!
ムラや段差なくきれいに塗るコツ
ムラや段差はフレンチネイルをするときに切っても切り離せないものです。では、どうやればムラなく段差も無くなるように塗れるのかということも紹介しておきましょう。
・カラー選びは発色の良いものを使用する(ベースカラーとの相性も大切)
・2度塗りなどで出来る段差はクリアジェルやクリアのマニキュアを使って無くすようにする。
・厚塗りにならないようにクリアのカラーは薄付きに仕上げる(トップコートも可)
・ジェルの場合、段差がある場合はヤスリを使ってもOK(削り過ぎに注意)
ムラや段差などは、クリアジェルやクリアのカラーを使えば簡単に解消できます。ジェルなどは段差があった方が奥行きがあって綺麗に見えることもあるので、使い方という面でもフレンチネイルをデザインに入れることは大切なのかもしれないですね。
マニキュアでも厚塗りになりすぎない塗り方をマスターして、上手に楽しくフレンチネイルを楽しんでくださいね。
うまくフレンチネイルが出来なくても大丈夫
フレンチネイルのラインが綺麗にできないからと言ってセルフネイルでもあまりしないという方には、カーブの色ムラ、カラーが上手に塗れなかった時の上手なごまかし方を紹介しましょう。
一番自然にごまかせるのがラメラインです。フレンチとクリアの段差も自然に見せてくれるのでいいですね。デザイン性でみても不自然な仕上りにならないので「フレンチラインを失敗した!」というときにはおすすめです。
部分的な失敗の場合使えるのが、ストーンなどのパーツです。全ての指にしなくても不自然ではないので、ストーンなどを使うのはとてもいいですね。部分的なアクセサリーとしても見栄えがよくなります。
今は100円ショップなどでもネイルシールやパーツはかなり豊富にありますよね。フレンチを書き直す手間が無くなるという面でもおすすめですし、ネイルシールなどは、フレンチのようなシンプルなアートのアクセントにもなります。是非、ごまかす為だけではなくアートとして楽しんでみてください!
フレンチネイルが簡単に出来る便利グッズ
フレンチネイルのラインはプロでも何度も練習を重ねるくらいのものなのですが、簡単にセルフネイルでしたいところですよね。そこで、ここではフレンチネイルのラインを簡単に作れるアイテムや使い方などを紹介していきましょう。
マスキングテープ
マスキングテープは文房具店や手芸店、100円ショップなどでも簡単に手に入るアイテムですよね。マスキングテープを使うフレンチネイルは直線のフレンチネイルやダブルラインなどを作るときにとても便利です。使い方も簡単なのでセルフネイルでも活躍します。
まずはベースコートやベースコートジェルを塗って硬化させた状態から使用します。シールを貼るのでベースカラーを塗っている場合はマニキュアがしっかり乾いた状態からスタートしましょう。
テープを直線で貼ります。フレンチラインは自分の好きなところでOKです。すき間にカラーが入らないようにしっかりウッドスティックなどで押さえておくといいでしょう。
カラーを塗っていきます。ライン取りを気にすることがないのでかなり塗りやすいと思います。基本2度塗りをおこないます。ジェルの場合は硬化をするので、シールを貼った状態で硬化をしないように気をつけましょう。
マスキングテープを剥がします。このとき、カラーが分厚すぎると一緒にフレンチ部分のカラーも剥がれてしまうことや、逆にクリアの部分に溢れてしまうことがあります。
そうならないように、半乾きの状態になってからマスキングテープを剥がすようにしましょう。ジェルの場合は硬化前に剥がします。
これで簡単な直線のフレンチネイルが完成しました。とても簡単にできるので、マニキュアで初めてフレンチネイルをするという初心者の方にはとてもおすすめのやり方ですね。上からトップコートを塗って仕上げましょう。
フレンチネイルガイドテープ
ネイル専門店や、100円ショップでも目にするネイルガイドテープはフレンチラインをくっきり作れるお手軽アイテムです。今回使用したのは100円ショップダイソーの「フレンチネイルガイドテープ深型アーチ」です。「浅型アーチ」もありますが、一般的なフレンチラインに近い深型アーチを使ってやり方を紹介していきましょう。
まずはガイドテープを一枚ずつ取ります。マスキングテープとは違って剥がしやすいのが特徴ですね。
ベースコート、ベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってフラットな状態から初めましょう。
真ん中のブルーのラインが爪の真ん中に来るようにして貼ります。フレンチネイルの深さはお好みで大丈夫です。貼るときはできるだけタイトに貼ることでくっきりとしたフレンチネイルに仕上ります。
カラーを塗っていきます。基本的にはマスキングテープのときと同じ要領で塗っていきます。ラインテープ部分が細いのではみ出すことがないようにだけ注意をしておくといいでしょう。
テープを剥がします。剥がすときのタイミングもマスキングテープのときと同様、半乾きの状態がベストです。ラインテープ自体が細いので、ピンセットがあれば剥がしやすいですね。
仕上げにトップコート、トップコートジェルを塗って完成です。感覚でいうと、マスキングテープで直線を描くよりも断然フレンチネイルらしい仕上りになります。
マスキングテープをカットしてフレンチラインを作るのは難しいので、こういったアイテムを使うととても簡単にフレンチネイルが楽しめますね。100円ショップでも購入できるのでお手軽です。
このフレンチネイルガイドテープは逆フレンチにも使えます。このように逆フレンチにしたい部分に貼ります。真ん中のブルーの線を意識してまっすぐ貼りましょう。
カラーを塗ります。筆で作る逆フレンチネイルは先にフレンチラインを描いたり色ムラが出ないように作るのが難しい部分がありましたが、そういった面倒なことなく逆フレンチネイルのカラーを塗ることができるので、色ムラなどの心配も少なくなります。
シールを剥がして、トップコート、トップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。逆フレンチでもかなり綺麗なライン作りができるのでおすすめですね。
また、1セットで4回分くらいあるので私は自分の利き手に使ったりもするくらいです。フレンチネイルを上手にできるアイテムの中でも一番のおすすめです。是非、試してみてくださいね。
パンチ穴シートでカーブを作る
こちらは文具用品のパンチ穴シートです。ファイルの穴がが広がらないようにするためのものですが、お手持ちであればフレンチを作るのにも活用できる便利アイテムです。
今回は100円ショップダイソーのパンチ穴シートを使ってカーブを綺麗に作ってみましょう。
パンチ穴シートを台紙から剥がしていきます。パンチ穴のシートは白とクリアがあるのですが、フレンチネイルを作るときに使いやすいのは白ですね。
見やすいのと剥がすときにクリアのものよりも分厚く作られているのでピンセットでもつかみやすい特徴があります。
ベースコート、ベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取った状態でパンチ穴シートを貼ります。このパンチ穴シートなのですが、親指では横幅が足りませんでした。
なので、中指のチップを使用しています。幅の広いパンチ穴シートを買うとそういった失敗もないと思います。
カラーを塗っていきます。カラーの塗り方はマスキングテープのところと全く同じ要領で大丈夫です。穴になっているところに気を付けて2度塗りしていきましょう。
パンチ穴シートを剥がします。剥がすときはシールの幅が大きいのでピンセットなどを使用しないでも剥がしやすいのが特徴です。他のフレンチ同様半乾きの状態が剥がすベストな状態ですね。
トップコート、トップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。パッと見た感じはフレンチネイルガイドテープとほとんど変わりないです。
もし、お手持ちでしたらかなり使えるアイテムだと思います。購入される方には、幅が広いパンチ穴シートを選ぶのがポイントです。親指だけ自力になってしまうのももったいないですよね。
シールを使う場合の注意点
シールを使う際に注意したい点を何点か挙げておきます。これさえ注意しておけば、フレンチネイルも簡単にできちゃう!ということですね。実際のセルフネイルでも使えるポイントですので、是非参考にしてみてください。
爪との隙間が出来ないように貼るコツ
シールと爪の間にすき間が出来ないコツとして、シールをしっかり貼ることです。すき間が出来ないようにウッドスティックや筆の裏側、ヤスリの角などを使って密着させます。
シールの種類によっては剥がしにくいものもあると思います。その際は、フレンチラインの部分のみを密着させるように隙間を埋めるといいでしょう。剥がすときに一緒に剥がれてしまうともったいないですよね。
シールを剥がす時のタイミング
これもよくある質問ですが、シールを剥がすタイミングはマニキュアとジェルでは違います。
・マニキュアの場合
2度塗り終わりの半乾きの状態がベストです。乾いていない状態だとフレンチラインが崩れてしまうことがありますし、乾いた状態だとフレンチ部分のカラーまで一緒に剥がす恐れもあります。塗って少し置いて剥がすようにすると綺麗にフレンチが仕上ります。
・ジェルの場合
硬化をしてから剥がそうとすると、フレンチ部分も一緒に剥がれてしまいます。必ず硬化前にシールを剥がすようにしましょう。2度塗りをするので、シールを2回貼ることになりますが、フレンチラインはくっきりと綺麗に出るのでアイテムを使用する際は、剥がすタイミングを間違わないようにしましょう。
どちらでも言えるのは、優しくゆっくり剥がすことです。最初から最後まで、気を緩めずにというとオーバーになってしまうのですが、それくらいの気持ちで剥がすと失敗も格段に減ります。
セルフネイルでは利き手が難しくなります。こういったアイテムをうまく使って自分の技にしちゃいましょう!
フレンチネイル デザイン集
丸フレンチネイルのデザイン
丸フレンチネイルはここ最近とても人気のあるデザインネイルです。普通のフレンチネイルとは違った柔らかな雰囲気を出してくれるデザインでもあります。
カラー使いなどを変えることで、セクシーなデザインになりやすいフレンチも丸フレンチにするだけで優しい印象のネイルになりますね。また短めのネイルでも可愛くできるのも丸フレンチの魅力です。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。クリーム系のグレーカラーを使います。
丸フレンチネイルを作るときには、写真のように筆を広げて扇状ににすると綺麗な丸フレンチができます。筆を横にして丸フレンチを作ろうとすると失敗しやすいので注意しましょう。
2度塗りをして硬化、上からクリアジェルを塗ってさらに硬化します。
丸フレンチの頂上になるところにポイントパーツとして、ゴールドの蝶型スタッズを置きます。スタッズやラインストーン、パールなどでも綺麗なワンポイントになります。上からトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
薬指にはアクセントカラーの丸フレンチを入れました。フレンチネイルは同色でもとても綺麗な仕上りになりますが、アクセントカラーを入れるとまた雰囲気が変わって面白いです。
今回100円ショップ「キャンドゥ」の「アイシング風ネイルアート1805」を使ってフラワーのアートを入れています。全ての指にアートを入れるよりも丸フレンチネイルのようなかわいいフォルムにはその形に合わせたアートを入れることでごちゃごちゃと散らかったデザインになってしまうことがないのでおすすめです。
優しい雰囲気を出してくれる丸フレンチネイルは、ナチュラルカラーやクリーム系、パール系のカラーなどで楽しむのもいいですね。
注意点として、丸フレンチはラメやラインテープとの相性があまり良くないので、フレンチラインを上手に仕上げるようにしましょう。手描きが難しいのであれば、シールでマスキングをするのも◎です。
カジュアルな装いにもピッタリな丸フレンチネイル!是非いろんなカラーで楽しんでみましょう。
逆フレンチネイルのデザイン
逆フレンチネイルは、カラー部分が多く、ネイルの根元の部分だけクリアにくり抜いたようなデザインになります。ゴージャスにパーツを盛りたいときなどにも使われるのがこの逆フレンチネイルです。シンプルに仕上げても指先の存在感はしっかり出るので、デートやイベントなどにもオススメのデザインネイルになります。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
逆フレンチネイルを作っていきます。フレンチのラインはラメを入れるので、神経質に綺麗なラインを作る必要はありません。少し自爪が見えるくらいにフレンチラインを取っていきます。
細筆を使ってラインだけ引いてからカラーを塗るとフレンチラインも綺麗に仕上ります。またはテープなどでマスキングしてもいいですね。ここで一度硬化します。
2度塗りをして硬化します。1度塗りのときと同じようにカラーを塗っていきましょう。
ゴールドのラメを細筆に取って引いていきます。ゴールドのラインはこのデザインのポイントになるので、グリッターが少ないとぼやけた印象になってしまいます。
少しグリッターが少ないジェルの場合は、アルミホイルなどに少量取ってゴールドのグリッターを足すとしっかりとしたラメを作ることができます。
ここで硬化、クリアの部分にはクリアジェルを塗って硬化、仕上げにトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
薬指のツイード柄逆フレンチの作り方も紹介していきましょう。
まずはベースコートを塗って硬化します。未硬化ジェルを拭き取ります。先に逆フレンチネイルのラインをラメで引いておきます。もしカラーが重なってもゴールドのラメを仕上げに重ねてしまえば問題ありません。
今回逆フレンチで使ったピンクから細筆を使って入れていきます。縦にラインを入れますが、間隔を空けるようにすることと両サイドの間隔がかぶらないようにラインを入れます。一度硬化します。
横にも同じようにラインを入れて、間隔が空きすぎていないかバランスを見ながら横のラインを入れます。ここで再度硬化します。
濃いピンクを使って同じようにラインを重ねていきます。縦横のラインは重ならないようにしましょう。また、チェックのラインを描くごとに硬化をしていきます。
最後に白のラインを引いていきます。最後に引くツイードのカラーは他のカラーのすき間を埋めるようにラインを引くといいですね。白の縦横のラインが引けたら硬化、トップコートジェルを塗って硬化し未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
逆フレンチの場合、クリアの割合がとても少なくなることが多いので、いろんなアートを組みわせることができます。
今回のようにツイードを入れてみたり、チェック柄やドット、ボーダーなどの柄を入れるのもおすすめです。しかし、柄が凝りすぎると逆フレンチの存在感も薄くなってしまいますので、逆フレンチも活かしたデザインにするともっといいですね。
斜めフレンチネイルデザイン
斜めフレンチネイルは、他のフレンチネイルに対して少しフォーマルなデザインネイルですね。オフィスや、ネイルがあまり出来ないシーンにも使えるネイルです。
カラー部分はフレンチの中でも少なめこともあって普段使いに向いているデザインネイルになります。ヌーディーカラーを使って大人な斜めフレンチネイルにすると指先がとても上品に見えますね。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
今回使用したカラーはクリーム系のブルーとパープルです。スイーツ系のカラーを使用してかわいい色使いにしてみました。
斜めフレンチネイルなので、斜めにカラーを引いていきます。斜めフレンチネイルは他のフレンチネイルに比べても簡単な方です。角度がバラバラになってしまうとバランスが悪くなるので、慣れていない方はマスキングテープを使うと失敗なくできるのでおすすめです。2度塗りをして硬化します。
今回はフレンチラインにレースのネイルシールを使いました。100円ショップ「キャンドゥ」の「アイシング風ネイルアート1801」です。レース系のスタンピングネイルを使ってもOKです。斜めでピンポイントでスタンピングネイルをするのが少し難しくなるので、初心者の方にはネイルシールの方が使いやすいと思います。
ネイルシールをフレンチラインの長さに合わせてカットします。
フレンチラインをまたぐようにネイルシールを使います。(ネイルシールのデザインによってはフレンチラインに沿って貼るようにしてください)
クリアの部分とカラーの部分に厚みが出て段差になってしまう場合は、ネイルシールを貼る前にクリアの部分にクリアジェルを塗ってフラットにしておくといいでしょう。
クリアジェルを塗ってブルーのパールを等間隔で置いていきます。レース柄もあるので、あまり大きなパーツを使わない方がかわいいデザインに仕上ります。
一度硬化します。仕上げにトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
薬指にはパープルも入れて寒色系の斜めフレンチを同じように作ってみました。色を交互にしてもかわいい仕上りになりますね。また、斜めフレンチでは親指の向きだけ内側に入れるようにフレンチラインを描くようにすると全体のバランスがよくなります。是非参考にして斜めフレンチネイルに挑戦してみてくださいね。
ダブルフレンチネイルのデザイン
フレンチラインを重ねるダブルフレンチネイルは、ジェルネイルなどで作るとプックリと仕上りになるデザインネイルです。2色のカラーを使うので、マリンネイルやモノトーンネイルと合わせるようにするとデザイン感がアップします。
今回は白と黒で大人のモノトーンダブルフレンチネイルに仕上げてみました。カラーを変えるだけで四季に合わせたフレンチネイルのデザインを楽しむことができると思うので、是非、応用してみてくださいね。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
ダブルフレンチネイルの下のカラーから2度塗りをしていきます。今回は白と黒を使っているので、カラーがにじまないように少し長めに硬化時間を取るようにしましょう。
次に黒のカラーで5㎜程度間隔を空けてフレンチを描いていきます。うまく間隔が取れない場合はマスキングテープを使って両方のフレンチラインを描くことで間隔が同じダブルフレンチネイルを作ることができます。
黒も2度塗りをして硬化します。ダブルフレンチは段差が出やすいので上からクリアジェルを厚めに塗ってフラットしするようにしましょう。
ゴールドスタッズ、丸カン、シルバースタッズ、丸カンを使ってフレンチの端にパーツを置いていきます。仕上げにトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
人差し指、小指はアクセントとして黒と白の単色塗りをしています。モノトーンと相性のいいゴールドのフレームパーツは100円ショップ「キャンドゥ」の「しずくパーツネイルシール」を使用しました。
ゴールドフレームを使ってももちろんOKです。いろんなフレームが入っていて、ネイルシールなので、マニキュアでも楽しめるネイルシールなのでお得なパーツです。参考に活用してみてくださいね!
ネイルシールを貼ったら、中にスワロフスキーのジェットやゴールドスタッズ、ブリオンなども入れてアクセサリーのような仕上りにします。できるだけストーンを輝かせたい場合は、トップコートジェルのみで、ストーンが取れるのを防止したい方は、クリアジェルを塗って硬化してからトップコートジェルを塗るようにしてくださいね。
ダブルフレンチネイルは対称的なカラーを使う場合と同系色を使う場合があります。どちらのカラーも綺麗な仕上りになりますが、フレンチラインの間隔や、色にじみなども出やすいデザインなので、注意しながら行なうようにしましょう。
マスキングテープは大活躍してくれるフレンチだと思いますので、利き手が難しい場合などはどんどん便利アイテムを活用して試してセルフでも楽しんでみましょう!
ラメフレンチネイル
ラメフレンチネイルはパーティーなどでもよくされる方が多いですが、今回のデザインのようにフレンチラインを細めに取ることで派手過ぎないデザインになります。
ラメフレンチネイルと聞くと少し豪華な仕上りをイメージしてしまいますが、ベースカラーとラメフレンチネイルのラインの割合を変えるだけで、普段使いもできるフレンチネイルになります。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
今回ベースカラーで使ったカラーはクリーム系のピンクです。シルバーラメを引き立たせる為に、ベースカラーは控えめなものを選んでみました。2度塗りして硬化しましょう。
ラメフレンチネイルを作るときに、フレンチラインの幅はどのくらいがいいのか?というご質問もありますが、幅を広く取りすぎるとグラデーションの方が綺麗に見えるのがラメの特徴でもあります。
今回はラメフレンチラインを細めの幅にして作っていきましょう。細めのフレンチの場合、筆を半分使うように塗ると塗りムラなどが出にくくなります。両端から塗るフレンチも塗りやすいですね。
一回一回硬化をして、ラメの密度を均一にするのがコツです。
厚みの欲しい方は、クリアジェルを塗って一度硬化しておきましょう。仕上げにトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
薬指のビジューネイルの作り方も紹介しておきましょう。ベースカラーまではフレンチネイルと同じように作っていきます。
真ん中にクリアジェルを直径5㎜程度盛るように置きます。
今回使用したのは、ダイヤカットのスワロフスキー製ストーンです。ダイヤカットのストーンは埋め込みネイルでよく使われますが、ごろっとしたアクセサリーパーツとして使うこともよくあります。
大きめのサイズのものを3つ使用して真ん中に立てかけるように並べます。クリアジェルが足りない場合は上から足して硬化しましょう。
うまく硬化できない場合、ネイル用グルーで固定してからクリアジェルを塗って硬化するとアクセサリーが倒れてしまったりしないのでおすすめです。
横にもスワロフスキーのオーロラストーンやシルバーのブリオンを置いて自然な印象にしていきます。小さなストーンはトップコートジェルでも十分取れにくくなりますので、クリアジェルを塗ってストーンを置いて硬化をし、トップコートジェルを塗って仕上げるくらいでも十分です。
ラメフレンチネイルは、フレンチの幅によって存在感が変わってくるので自分好みのものを作ることもできます。お呼ばれやイベント、デートなどの際に上品なラメフレンチネイルから、少し華やかなラメフレンチネイルまでと幅広く楽しめると思います。ゴールドや明るめのカラーで楽しむのもいいですね。
きらきらストーン×フレンチネイル
フレンチ部分に多くのストーンを合わせることで盛りすぎないきらきらストーンのフレンチネイルを作ってみました。指全体にストーンを置くのは少し苦手という方にもこういうフレンチ部分をストーンで飾るだけならゴージャスになりすぎないのでおすすめです。
また、ベースカラーも白のパール系カラーを使用しています。5本指全部の指先にストーンを付けると重い印象になるので、逆フレンチ(逆フレンチネイルのデザイン)を交互に入れ、指先も軽い印象に変えてみました。
ベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
オーロラ系ホワイトをベースカラーで使用しました。ストーンとの相性もバッチリな優しい輝きも綺麗なカラーです。2度塗りで硬化します。
ストーンがきっちり入ると重たい印象になるため、ゴールドラメでフレンチを作っていきます。フレンチの幅は重すぎるのが苦手な方には細めに作ることをおすすめします。ゴールドラメは1度塗りで硬化します。
クリアジェルを全体に塗ってフレンチ部分にだけストーンを置いていきます。今回使用したのは、スワロフスキーのオーロラ、ホワイト、ゴールドスタッズ、ホワイトパール、シルバースタッズ、ゴールドブリオンです。置き方は大きなストーンから置いて、間を小さなストーンで埋めていくようにします。
コツは、細くなっているフレンチラインに沿うように小さなストーンを置いてフレンチネイルを完成させることです。無理に大きなストーンを置くと、フレンチラインが崩れて歪な形になってしまいます。
そういう場合はブリオンなどの小さなパーツをおきましょう。また、フレンチの両端にブリオンを置くことでフレンチラインが綺麗に出ます。ストーンを全て置いたらトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
人差し指、薬指には逆フレンチで同じようにストーンを使ったフレンチネイルを作ります。要領は全く同じですが、フレンチラインを描くのが難し方は、マスキングテープなどを使って逆フレンチを作ると綺麗なフレンチラインになります。
同じようにパーツを置いて完成です。全ての指の爪先にストーンをのせると、実用的にも意外と使いにくいことがあります。こうやって交互にフレンチを作るだけでも日常でも使いやすいストーンを盛ったフレンチネイルを楽しむことができます。
いかがでしたか?フレンチネイルと言っても種類はとても多く、筆だけではなくいろんなアイテムを使うことで簡単に綺麗なフレンチラインを描くことができたり、重ねるだけで凝ったデザインになることもあります。
フレンチネイルだけでもかわいい、かっこいいですが、いろんなアイテムやパーツを使ってよりオリジナリティの溢れるフレンチネイルをセルフネイルでも作れるともっとネイルが楽しくなると思います。是非、デザインネイルなどの参考にしてみてくださいね。