セルフドロップネイルの簡単なやり方と厳選デザイン5&フットデザイン3
いよいよ本格的な夏がやってきましたね!夏になると、海を思わせるデザインのネイルにチャレンジしたくなります。
ただ、ブルーでカラーリングするっていうのも普通だし、グラデーションっていうのも何となくピンとこない・・・。そんな時って、ありますよね。そこでおすすめしたいのが、「ドロップアート」という技法を使ったネイルデザインです。
今年大流行のドロップネイル、実は意外と簡単なんですよ。
ここではドロップネイルをセルフで簡単に行うやり方と、おすすめのドロップネイルデザイン(ハンド)5つと、フットネイルデザイン3つを紹介します。
ドロップネイルとは?
今年大流行している“ドロップネイル”ですが、そもそもこのドロップネイルというのはどういうものなのでしょうか?
ドロップネイルはまるで海の水面見たいな質感を表現できる
ドロップネイルというのはマーブルアートとドロップアートとを組み合わせて作るネイルアートのことで、まるで光を反射して輝く海の水面のような模様を描くことができます。
2015年の夏はこのドロップネイルが大流行していて、ネイルサロンでもかなりのお客様がオーダーしています。
ドロップネイルは上品&清楚なのに可愛い!
ドロップネイルの良いところは、上品かつ清楚、なのにとっても可愛いというところでしょう。
オトナ女子やオシャレ女子には、コテコテに派手なネイルにするのではなく、さりげなくトレンドを取り入れつつも清楚で上品なデザイン、というのがマストですよね!
この点、ドロップネイルならば季節感やトレンドを取り入れつつも上品で清楚な仕上がりにすることができるのです。
つまりドロップネイルは、オトナ女子やオシャレ女子にピッタリのデザインというわけですね!
ドロップネイルにチャレンジしてみよう!簡単なやり方
そんなドロップアートですが、実はセルフネイラーさんでも簡単にチャレンジすることができます。
これまでドロップアートをしたことがないという方でも、おそらくここでご紹介するHow to通りにアートすれば必ず成功しますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
1.まずはマーブルアートから!
ドロップアート、まずはマーブルアートで下地作りをしていきます。
ドロップネイルは透明感のある仕上がりにすることでより夏っぽい雰囲気にすることができますので、カラージェルにクリアジェルを混ぜ、少し薄めてからマーブルアートをしていきましょう。
カラージェルとクリアジェルの比率ですが、1:1くらいを目安に混ぜていきましょう。こんな感じでカラージェルに少しずつクリアジェルを混ぜながら調節していってください。
また、後でマーブル模様の上にホワイトのジェルをのせますので、ある程度ハッキリとした発色のカラーをセレクトすることをおすすめします。
カラージェルの用意ができたら、画像のような感じで爪の上にカラージェルをランダムに置いていきます。あまり難しく考えすぎず、適当にジェルを塗るのがポイントです!
次に、ブラシで爪の上にのせたジェルを軽く混ぜ合わせ、マーブル模様を作っていきます。ちなみにマーブルアートをする時ですが、ブラシの先に少しだけクリアジェルをつけてからアートしていくと、綺麗なマーブル模様を描くことができます。
2.ホワイトジェルをのせよう
マーブルアートができたら、次はホワイトのジェルをのせていきます。
ホワイトジェルをそのまま塗ると色味が強すぎるので、クリアジェルと混ぜて透明感を出しておきます。
今回はホワイトジェル:クリアジェルを1:5くらいの比率で混ぜましたが、これは使用するジェルのメーカーによって微調整が必要ですので、皆様もお手持ちのホワイトジェルとクリアジェルとを混ぜて色味を確認してみてくださいね。
“透明感が出る”くらいまでクリアジェルを混ぜるのがポイントです。
またホワイトジェルを塗った後はそのまま次の工程にうつりますので、ジェルは硬化させないでください。
3.クリアジェルを落とす
さて、ここまで来たらあともう一息です!
先ほどマーブルアートで作った下地の上にホワイトジェルを塗ったかと思いますが、その上にクリアジェルを垂らしていきます。
細めの筆にクリアジェルを適量取って、楕円形になるようにジェルを落としていくのです。
このとき、筆を爪に押し付けたり筆で円形を描くようにしたりすると、上手くいきません。あくまでもクリアジェルを“落とす”ということが大切です。クリアジェルを落としてすぐはあまり変化がわからないかもしれませんが、20秒程度もすれば画像のような模様になっていきます。
いかがでしたか?
難しそうに見えるドロップアートですが、実は意外と簡単に実践することができそうですよね!
《ドロップネイル応用編》フラワーアートにチャレンジ
上でご紹介したドロップアートの技法ですが、クリアジェルの落とし方を少し工夫するだけでいろいろな模様を描くことができます。
今回はその中から、フラワーアートのやりかたについてご紹介したいと思います。
「応用」というほど難しいものでもないので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
マーブルアートで下地を作る
フラワーアートをする時も、基本的な技法は上で紹介したやり方通りです。まずはドロップアートの下地となるマーブル模様を描いていきます。
今回はフラワー柄なので、フェミニンな雰囲気にするためにピンクとブルーでマーブル模様を描いてみました。
1.ホワイトジェルを塗る
マーブルアートで下地を作った後は、先ほどと同じようにクリアジェルとホワイトジェルを混ぜたものを上から塗っていきます。
花の輪郭をはっきりと出したい場合にはホワイトジェルを少し多めに混ぜ、逆にふんわりとした雰囲気にしたい場合にはホワイトジェルを少なめにしましょう。
2.クリアジェルを落とす
ホワイトジェルを塗った後は、クリアジェルを落としてフラワー柄を描いていきます。
上でご紹介した基本のドロップアートではクリアジェルを円形や楕円形になるように落としましたが、今回は花びらの形になるようにクリアジェルを落としていきます。
フラワー柄を描くコツですが、まずは円形になるようにクリアジェルを落とし、細筆の先を使ってこれを雫型にしていくような感じで一方を引っ張ると上手くいきます。
くれぐれも、ブラシ自体を押し付けて花びらを描こうとはしないでください。これをすると、先に塗ったホワイトジェルとクリアジェルとが混ざって、かなり薄いマーブルアートをした感じになってしまいます(苦笑)。
ドロップアート技法でできるハンドネイルデザイン5選(ハンド)
ここまで、ドロップアートの技法について詳しくご説明しましたが、このアート技法を使うと、色々なネイルデザインを楽しむことができます。
ここからは、ドロップアート技法でできるハンドネイルデザインをいくつかご紹介したいと思います。
ドロップアート+1色塗りでできるマリンネイル(青)
まずはこちらのネイルデザインからです。
基本のドロップアートとホワイトのカラーリングとを組み合わせるだけで完成するデザインですが、とっても夏っぽくて素敵ですよね!
今年は1色塗りのアートも流行していますので、ドロップネイルと1色塗りという、2つのトレンドを取り入れているデザインでもあります。
今回は爽やかに仕上げるためにホワイトをセレクトしましたが、ベージュやゴールドラメでカラーリングをすると、また違った雰囲気を楽しむことができますよ♪
グラデーションを取り入れたドロップネイル(青)
次は、グラデーションを取り入れたデザインのご紹介です。
「指グラデーション」というアート技法についてご存知ですか?指グラデーションというのはその名の通り、指ごとに色が変化し、全体としてグラデーションになっているアートのことをいいます。このデザインは、指グラデーションとドロップアートとを組み合わせて作っています。
下地のマーブルアートの段階で小指に行くにつれてホワイトやライトブルーを足して徐々に薄くなるようにしていくと、ドロップアートをした時にまるでグラデーションアートをしたかのような仕上がりになるわけですね。
このアートに難しいグラデーションアートのテクニックは必要ありませんので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
カラフルなドロップネイルも可愛い
ドロップアートは、ブルー系のカラー以外でも楽しむことができます。
ドロップアートというと、ブルー系カラーで作るもの、というイメージがありますよね。ですがこのアートは、ブルー系以外のカラー、例えばピンク系やパープル系のカラーでも楽しむことができます。
ブルー系のカラーだとどうしても“夏”の雰囲気が前面に出がちですが、フェミニン系のカラーを使ってドロップアートをすると、女子っぽさを出すことができます。このアート、意外と男性ウケも良いようなので夏の海水浴デートの時にはとってもおすすめですよ!?
ドロップアートでフラワーアート
こちらは、ドロップアートの技法を使ってフラワー柄を描いたネイルデザインです。
ドロップアートの技法を使うと、水面のような模様だけではなくこんなに可愛いフラワー柄も描くことができます。涼しげな雰囲気は出しつつも、海を感じさせるデザインとはまた違った仕上がりになっていますよね。
フラワー柄にしない部分は上品なピンクでカラーリングすることで、女性らしさが増します。またピンクでカラーリングした部分をベージュ系にしたりブルー系にしたりホワイト系にしたりといったように、使うカラーを変えることで夏っぽくすることも、爽やかにすることも、大人っぽくすることも可能です。
カラーを変えるだけで全く違った雰囲気を楽しむことができるというのも、ネイルの魅力のひとつですよね!
ダーク系カラーで大人のドロップネイル
最後は、とっても大人っぽい雰囲気のドロップネイルデザインです。
グレー系のラメと、ブラックグラデーションとで作った下地の上にドロップアートを施すと、それだけでとっても大人っぽいデザインに仕上げることができます。
ピンク系やブルー系のジェルで下地を作った場合とは違い、大人で色っぽい雰囲気になっていますよね。
ブルー系やレッド系のストーンをのせたり、スタッズをあしらったりすると、デザイン全体が引き締まります!
ドロップアート技法でできるフットネイルデザイン3選
夏といえば、やっぱりフットネイルですよね。うっかりフットネイルをするのを忘れていてサンダルを履いた時に大慌て、なんてことにならないよう、どんなデザインにするのか早めに決めて、しっかりとフットネイルのお手入れ&アートをしておきましょう。
今回は、ドロップアート技法を使ってできるフットネイルデザインを3種類、ご紹介したいと思います。
ドロップフットネイル1「定番のマリンアート」
まずは、定番のマリンアートのご紹介です。
上でご紹介した基本のドロップアートだけでできる、セルフネイル初心者さんには何とも嬉しいデザインです!貝殻の形のメタルパーツやスタッズをのせることで、より夏らしい雰囲気に仕上がっていますね。
また今回はドロップアートをしない部分をシルバーラメでカラーリングしましたが、ここをホワイトにしたり、ゴールドラメでカラーリングしたりするのもおすすめです。
ドロップフットネイル2「ピンクで可愛らしさをアピール」
夏のフットネイルというと、どうしてもブルー系カラーやホワイトばかりが思いつきがちですが、ここは一つ、ピンクをセレクトして可愛らしさをアピールする、なんていうのはいかがですか?
ドロップアートを施した部分は下地をピンク系カラーとブルー系カラーで作っていますので、可愛らしさはだしつつも、夏のテイストをしっかりと取り込んでいます。また親指にはホワイトオーロラのホログラムを混ぜたクリアジェルで立体的なハートを作っています。
こちら、少しずつ仮硬化をさせながらジェルをのせていくだけで簡単に作れますので、ぜひ試してみてくださいね!
ドロップフットネイル2「ブラック×ピンクで大人のフットネイル」
最後は、ちょっと変わったドロップネイルのご紹介です。
上でご紹介したドロップアート技法を使って描くフラワーアートの技術を使えば、こんな感じのデザインを作ることもできます。
こちらはブラックでカラーリングをした上にホワイトジェルをのせ、ドロップアートの技法を使ってフラワー柄を描いています。
フラワー柄以外の部分は濃い目のピンクをセレクトしていますが、フットネイルならば濃い目カラーでも気軽に楽しむことができますよね。ブラック×ピンクの組み合わせって、とっても色っぽくて素敵です。
こちらのデザインは色の組み合わせを変えることで全く違った雰囲気を楽しむことができますので、いろいろと試してみてくださいね。
・ネイビー×ホワイト
・ライトピンク×ライトブルー
・レッド×ゴールドラメ
なんて組み合わせも、おすすめですよ!?
早速ドロップネイルにチャレンジしてみよう!
いかがでしたか?
見た感じは難しそうに思えるドロップネイルですが、実は意外と簡単にアートすることができるのですね。この技法はセルフネイル初心者さんでもキレイに仕上げられますので、自信を持っておすすめします。
皆様も今年の夏は、セルフドロップネイルにチャレンジしてみてください!