ポニーテールを上手に作る方法 基本からアレンジまで
基本的なポニーテールやアレンジしたポニーテールなど上手に作る方法を解説。結び目の位置や髪のロングの方、ミディアムの方、前髪あり・なしなど、魅力的でわかいいポニーテールを作れるようになります。
ポニーテールの作り方【基本編】
基本的なポニーテールの作り方を紹介します。
ポニーテールを作るのに必要なもの
必要な物、あると便利な物を載せていきます。
・ブラシ
全体的にとかすことができてアップなどには欠かせない物です。
・コーム
表面の毛をきれいに整えることができる。髪をとかすのに1番使うもの。
・ダックカール
髪の毛を留めるのに必要なもの。邪魔な髪をすぐ留められるのであると便利。100均などでも購入可能。
・ゴム
・ビニールタイプ
ビニールタイプはアレンジなどで使うとアレンジしやすいゴムになります。
・太いタイプ
髪の量が多い時に便利なゴム。アレンジの時には適していないゴム。
・アメリカピン
普通のピンは髪に馴染ませ見えないようにするピン。オシャレな色付きピンはアレンジなどで表面に出ていても可愛くできるピン。アメリカピンはあると便利な物。
・ワックス
ファイバータイプのワックス。粘りがあり、適度なセット力があるものがベスト。硬いワックスでは髪に馴染みにくく、セット力が強いのでアレンジなどには不向きです。基本的に使う量は手の平に1円玉ほどの大きさをのせ、手の平全体に馴染ませてから使う。
・スプレー
ハードスプレーは最後にセットをキープするのに必要なものです。ワックスが苦手な方はワックススプレーを使うといいでしょう。
・カールアイロン
アレンジなどするときにあると便利なカールアイロン。カールアイロンは髪の長さに関わらす32ミリの物を使うとアレンジしやすいです。
・ヘアアクセサリー
・バレッタ
・ゴムアクセ
・プリュイ
・シュシュ
など
・盛り髪アイテム
トップや後頭部のボリュームを出したいときにあると便利な物です。100均で購入可能です。
基本的なポニーテールを作る手順
<手順>
1.手にワックスを少量取り、髪の毛全体にワックスを馴染ませる。
2.髪にワックスを馴染ませたら髪全体を後ろに持っていきます。
3.ブラシを使い、髪全体をとかしながら1つにまとめていきます。
4.ポニーテールの位置は、顎から耳の上の位置の延長上に結びます。※三面鏡などを使い、まとめながら横からもチェックすると上手くできます
5.ブラシの後にコームで表面の毛をキレイにとかす。※コームがあると艶感も出てきます。写真↓
6.まとめた手をそのまま離さず、片方の端のゴムを持ち親指で押さえ、片方のゴムを巻き付ける感じで結ぶ。
7.しっかりゴムを巻き付けたら上に端を引っ張り上げて紐を結ぶように絡げます。※紐の場合は1回絡げることが多いと思いますが2回通し絡げるとゴムが解けにくくなります。
結んだあと↓
8.全体的にスプレーをかけたらポニーテール完成です。
ポニーテールの結び目の高さ、髪の長さ、前髪あり・なしの印象の違い
ポニーテールでも髪の長さで見え方が変わってくるし、結ぶ位置によっても見え方が変わってきます。それぞれがどんな印象に見えるのか説明していきます。
結ぶ位置による印象の違い
ロングの髪の毛を例に印象の違いを説明します。髪の長さが変わっても結ぶ位置での見え方はほぼ同じになります。
結び目が高い位置
高い位置とは、顎と耳上の位置を線で結んだ時の延長線上で髪を結んだときのことです。またはそれ以上頭頂部の位置に結んだ時のことを言います。高い位置では、若い、活発な印象になります。年齢より若く見せたいのであれば高めの位置がベストです。頭頂部で結ぶ場合は少し幼く見え過ぎてしまうのでやりすぎには注意。
結び目が中間の位置
中間位置は、顎から耳の中間を通る延長上に結び目がくるところです。この場合、高い位置に比べ少し大人な印象になります。最近のアレンジをするときにはこの位置で結ぶことが多いです。ですが、このままの状態(アレンジなしの)では少し落ち着きがあるので年齢より少し落ち着いた年齢に見られやすいです。フォーマルな印象。
結び目が低い位置
低い位置とは、唇の辺りから横に耳たぶを通り線を引いたときの延長上で結んだ位置。この場合、低い位置なので少し疲れた印象になります。アレンジをした場合は可愛い印象になりますが、アレンジなしの状態では疲れた印象になりやすいので老けた感じに見えやすくなります。
髪の長さ別ポニーテールの印象
ロング
ロングの場合は、髪の毛が長いので女性らしい印象になります。ポニーテールにしていても毛先の長さが結構あるので毛先のなびく感じが女性らしさを出してくれます。写真↓
セミロング
セミロングはロングよりは短いですが、結ぶ位置はロングと同じく高い位置、中間、低い位置、に結ぶことができます。位置はロングと同じ印象ですが、長さとしてはロングより短いので毛先に遊びが出やすいかで印象が変わってきます。
・高い位置
毛先が肩より上になるため若い印象が強くなります。活発な感じにも見えますし、すっきりとした印象になります。写真↓
・中間の位置
髪が肩に付くか付かないかの長さなので少し落ち着いた印象になります。印象的にはフォーマル(普通)な感じです。可もなく不可もなくといった感じです。写真↓
・低めの位置
耳の高さより結び目が下になるので少し老けた印象になります。髪の長さも肩より少し下になるので疲れた感じが出やすくなります。年齢を若く見せたいのであればアレンジをしたりして可愛さをプラスするといいでしょう。
ミディアム・ショートボブ
ミディアム・ショートボブは肩に付くか付かないかの長さの髪の毛です。カットのデザインによりポニーテールにするのが難しい長さもあります。ロングやセミロングと違い結べる位置が限られてきます。
・低い位置
襟足の長さが短いので限界がこのくらいになるかもしれません。サイドの毛が短くもれてしまうこともあります。印象としては毛先の長さも短いのでセミロングとは違い老けた感じよりスッキリさせた印象があります。しっかりとセットしたやり方は違う記事に記載ありますので参考にしてみてください。
バングあり(前髪あり)のポニーテールの印象
前から見た時、前髪があるときの印象を紹介します。
フルバング
前髪を完全に下しているとき。前髪があることにより若い印象になります。後ろがスッキリしているので活発な印象になります。
斜め流しバング
斜めに前髪を流している状態です。顔全体が涙型になっているので女性らしい印象になります。ポニーテールの高さが高いときはとても若く見えます。中間の位置であれば女性らしい優しい印象になります。
センターパートバング
真ん中で分けている状態の前髪。この状態であれば、ポニーテールの位置が高くても中間でも知的な印象になります。低い位置では少し疲れた印象になってしまうので気を付けましょう。
バングなし(前髪なし)のポニーテールの印象
前から見た時の前髪がない状態の印象を紹介します。
オールバック
前髪がなく全体的に後ろに髪の毛がある状態。顔周りがすっきりしているので大人な感じの印象。後ろの結び目が高いとキリっとした印象になります。中間や低い位置では年齢が上に見えます。
ポンパドール
前髪が全体的に後ろにあるが、顔周りで少し膨らみを持たせボリュームを出した状態。ポンパドール自体が高いとリーゼントぽい感じになるので男らしい印象になります。少し高さを控えると顔の輪郭を補正できるのでキレイな卵型の輪郭になるので顔が整って見えます。ポニーテールの時は少し綺麗な感じや男らしい印象に見えます。
サイドの髪の毛 あり・なしのポニーテールの印象
顔周りの髪の毛はあるとどんな印象か紹介します。
サイドの毛あり
前髪の延長でサイドに髪の毛がある状態。顔の輪郭が隠れるので小顔効果、輪郭を隠すことができます。※前髪の長さは変わっても同じです。
サイドの毛なし
顔周りに髪の毛がない状態。顔周りに髪の毛がないとスッキリした印象になるので明るい印象になります。小顔効果などはありません。顔周りではなく耳後ろに髪を下ろすと前から見たときは少し小顔効果が出ます。
ポニーテールの作り方【アレンジ編】
ポニーテールでも色々なアレンジをすることができます。そんな色々を細かく紹介します。
ヘアアクセサリーを使ったポニーテール
ヘアアクセも種類があるので使った場合のポニーテールを載せていきます。
シュシュ
全体がゴムになっているおしゃれゴム。1番手軽に使えるアイテム。
ヘアゴム
ポイントでゴムにアクセサリーがついているもの。100均にもあり色々な種類で価格もピンキリなので自分の好きなゴムを見つけるのが楽しいです。
髪の毛でゴムを隠すアレンジ
ゴムがむき出しにはしたくないけどヘアアクセも使えないときに便利なアレンジ。
<手順>
1.ゴムで結んだあと最後の1回を指に通したままにします。※きつくしすぎるとやりにくくなるので指1本入るくらいでゴムを通すのをやめる。写真↓
2.毛先の部分を少量取る。※ゴムが隠れるくらいの少量でOKです。
3.取った毛をゴムに巻き付けるようにする。※髪の毛は毛先側ではなく指と頭皮の間を通るように巻き付ける。
4.同じところに2.3回巻き付ける。
巻き付け中↓
5.巻き付けたらゴムに毛先を通します。※毛先が馴染みやすいようにポニーテールの裏側(襟足側)から入れるといいです。
見やすいように横から入れているところ↓
入れた後↓
裏側に毛先を持っていく↓
6.毛先を馴染ませたら、ゴムに巻き付けた毛を少し下にずらします。※ゴムが表面に出てこないようにするため。
ずらし中↓
7.ゴムを隠す方法「完成」。
トップの髪の毛を盛るには?
アレンジなどで重要なトップの盛り方をやっていきます。
<手順>
1.ルーズな感じの仕上がりにしたい場合は手くしで全体をとかしポニーテールにします。少しキレイな感じの盛りは表面をブラシを使い1つにまとめます。
2.7・8回くらい点のところを引き出す。※少量をつまむ感じで引き出す。
※引き出す高さとしては前から見たときに頭の形が卵型になるように引き出す。
3.トップの部分の根元をランダムに上に持ち上げるように引き出します。
引き出し後↓
全体的に同じ高さに引き出す↓
4.完成。
ゆるふわにするためのアイロンでの巻き方~2パターン
アレンジする前にアイロンで巻くとゆるフワな感じにできますが、その巻き方の手順を説明していきます。パターンは2つあり、ウエーブ巻きとカール巻きです。
カール巻き
カール巻きは、そのままカールアイロンを使い内巻き・外巻きに巻きます。
<手順>
1.内巻き・外巻きランダムに巻きます。※カールは同じ方向に巻くのではなく交互に内巻き外巻きにすると全体がキレイに馴染みます。
内巻き↓
2.全体を交互に巻く。
3.完成。
ウエーブ巻き
カールアイロンで波状にアイロンで形を作る巻き方。内巻き半カール・外巻き半カールで作る。
<手順>
1.耳から前と後ろに分ける。
2.耳前の毛を2つに分けます。
3.顔前の毛を毛先から内巻き半カールにする。
半カール後↓
4.その上の毛を外巻き半カールにする。
巻き後↓
5.その上の髪は内巻き半カールにする。
巻き後↓
前から見た時↓
6.隣の毛は毛先から外巻き半カールにする。
7.その上の部分は内巻き半カールにする。
8.その上は外巻き半カールにする。
ウエーブ巻き後↓
凹凸がバラバラになるように巻く。
9.同じ工程で全体を交互にカールがくるように巻く。
10.完成。
ウエーブ巻きとカール巻きの比較
ウエーブ巻きとカール巻きを比較したらこんな感じです。
カール巻きのポニーテールほうが全体的にしっかりとした印象になりますが、ウエーブ巻きは全体的にアンニュイな雰囲気になります。
アレンジするうえで、ロングの方は、くせ毛のように見せたいのであればウエーブにするといいです。毛先までしっかり形を作りたいのであればカール巻きの方がオススメです。セミロングの方はウエーブでもカールでも全体がフワっとした感じに見えます。
ボブ・ミディアムの方のポニーテールアレンジ
髪が短くてもできるポニーテールのアレンジです。
<手順>
1.髪の毛を全体的に適当に巻きます。※カール巻きでもウエーブ巻きでもOKです。今回は髪が短いので髪の表面がメインで襟足の辺りは巻いていません。
2.髪を巻いたらワックスを手に付け髪全体に馴染ませます。
3.トップの髪の毛を取ります。
4.緩い位置で髪を結びます。
5.トップの毛を上に引きボリュームを出します。
引き出し後↓
6.髪全体を後ろで1つに結びます。※髪の長さによってはサイドの毛は後ろに持っていけないのでそのままでOKです。
7.サイドの毛のおくれ毛を持ちます。
8.軽くねじりながら後ろに持っていきます。
9.わざとおくれ毛を作ると女性らしくなるので耳後ろの毛を少量下します。
10.後ろに持って行った毛をおしゃれピンでとめます。
11.ある程度留まるまで留める。おしゃれピンで色々な形を作りながら留めると可愛くできます。
12.反対も同じようにおくれ毛を留めます。
13.耳後ろの後れ毛も作り下ろす。
14.ピンでとめる。
15.全体にスプレーをして襟足の毛やおくれ毛を留める。
16.おくれ毛を軽く巻く。※ウエーブ巻きかカール巻き。
17.後ろのゴムにバレッタやおしゃれゴムをつけて完成。
セミロングの方のポニーテールアレンジ
セミロングの方のゆるかわアレンジです。
<手順>
1.全体的にアイロンで巻いた状態にする。※今回はウエーブ巻きですがカール巻きでもOKです。
2.手にワックスをつけ全体に馴染ませる。
3.トップの毛をわける。
4.緩いところでゴム1つに結ぶ。
5.トップの毛を引き出しボリュームを出す。
引き出し後↓
6.毛先を横に引きゴムをしめる。
7.前髪のサイドの毛を少し下ろし、コメカミの辺りから横に髪を分けます。
8.反対も同じく分ける。
9.分けた毛を後ろに持っていきゴムで結びます。※少し緩いところで結ぶ。
10.毛先を上から下に3回通します。
11.ねじれたところの髪を上に引き出しボリュームを出します。
12.引き出したら毛先を横に引きゴムをつめます。
後ろから見たとき↓
13.下の残ったサイドの毛を取ります。※耳後ろの部分まで。
14.毛先まで三つ編みにします。
15.横に引き出しボリュームを出します。
16.毛先はゴムで結ぶ。
17.反対も同じように耳後ろまで分けた毛を三つ編みにしてボリュームを出しゴムで結ぶ。
18.三つ編みに結んだ毛束を一緒に持ち後ろで持ちます。
19.上のねじった髪の上から毛先を通し入れます。
入れた後↓
後ろから見たとき↓
20.耳後ろの毛を少量下ろしおくれ毛を作ります。
21.残っている毛を耳より上になる高さでポニーテールに結びます。※三つ編みの束をしっかり引き緩みがないようにします。
22.全体にスプレーをする。※おくれ毛が巻かれていなかったら軽く巻いてからスプレーをする。
23.完成。
ロングの方のポニーテールアレンジ
ポニーテールが可愛く見えるロングヘアの方のアレンジです。
<手順>
1.髪を全体的に巻いた状態にする。
2.髪全体にワックスをつけ馴染ませる。
3.トップの毛を適当に分ける。
4.トップの毛を緩い位置にゴムで結びます。
5.トップの毛を上に引き出しボリュームを出す。
6.毛先を横に引きゴムを上につめる。
詰めた後↓
横から見たとき↓
7.モミアゲの毛を少量下します。
8.耳後ろのところまで髪を分ける。
9.分けた毛を毛先まで三つ編みにします。
10.三つ編みを横にひきボリュームを出します。
11.反対も同じようにモミアゲの毛を少量下ろします。
12.耳後ろまで髪を下ろし毛先まで三つ編みにします。
13.三つ編みを横に引き出しボリュームを出します。
14.耳後ろから少し幅を取りトップの部分まで髪を分けます。※3cmほどの幅でOKです。
15.分けたけを毛先まで三つ編みにします。
16.横にボリュームを出します。
17.反対も耳後ろから髪をトップまで分けます。
18.毛先まで三つ編みにしてゴムで結ぶ。横に引き出しボリュームも出す。
19.残っている毛を1つにまとめます。※トップの結んだところにポニーテールで結びます。
ポニーテールの位置で結ぶ。
横から見たとき↓
20.2つの結んだ毛束をポニーテールのゴムに持っていきます。
21.ゴムの上から巻き付けます。
毛先がポニーテールの裏側に来るように巻く。
22.反対の2つの束も同じようにポニーテールのゴムに巻き付けるようにする。※三つ編み同士はクロスする感じになります。
巻きつける↓
23.毛先4本をポニーテールの裏側で1つに結びます。※三つ編みの束はしっかりまとめないと緩くなり崩れる可能性があります。上のポニーテールが邪魔にならないように上に留めておくとやりやすくなります。
しっかり結ぶ↓
結んだあと↓
24.三つ編みの毛先のゴムを取ります。
25.三つ編みをゴムの位置まで解きます。
三つ編みをほどいた後↓
26.上のポニーテールを下す。
27.全体にスプレーをかけたら完成です。
ポニーテールの上手に作るコツ
ポニーテール上手に作るコツをポイントで解説します。
後ろの部分のたるみをなくすには?
何回結んでもポニーテールの後ろの部分がたるんでしまってやり直している方いませんか?原因がわかれば解決しますよ。
・たるみの原因は?
原因は様々ありますが、1つ目は髪の量が多く1つの束に1回でまとめようとして結ぶが毛先の重みで襟足の部分がたるんでしまうことがあります。
2つ目に、ポニーテールにまとめゴムで結ぶときにしっかり持っている手が緩み崩れながら結んでいることです。
3つ目はまとめるときに顔自体が下を向いてとかしていることです。下を向いてとかし正面を向くと襟足にゆとりができてしまうのでたるんでしまいます。
解決策としては顔を上に向いてとかすことです。上を向いてとかし正面を向くと襟足が突っ張るのでたるみがおきにくくなります。
解決法↓
上手く1つにまとめるコツ
簡単に1つ結びにするには2回に分けて結ぶことです。
<手順>
1.両サイド耳から前と後ろに分ける。
2.後ろの髪を、襟足周り2センチ幅で髪を残し分けます。
3.上の部分の毛をポニーテールの位置で1つに結びます。
4.残っている毛を1度目の結んだ位置と同じところで結びます。
5.完成。
この方法だと全体の髪の毛の量を2分割にして結ぶことになるので、量が減ることでまとめやすくしています。襟足のたるみも解決できます。
絶壁頭の方の対処法
日本人の大半がなっている絶壁頭。外国の方などはキレイな卵型の頭なのでそのままポニーテールにしてもかっこよく決まりますが日本人は後頭部に丸みがあまりないので少しバランスが悪くなってしまいます。そんな頭をキレイな丸みのある後頭部にするにはあるアイテムを使うと簡単にできます。
・盛り髪アイテム
<手順>
1.耳の高さから横に髪を分ける。上下に分ける。
2.下の部分をポニーテールの位置で結びます。
3.結んだゴムの上に盛りアイテムをのせます。
4.アイテムをのせたまま上の部分の毛を上から被せるようにしてポニーテールに結びます。
5.後頭部に合わせてトップの部分も少し引き出しボリュームを出し完成。写真↓
盛りアイテムをのせるだけなので簡単に後頭部を丸くすることができます。逆毛を立てるやり方もありますが、髪を解いたときに逆毛を解いてからシャンプーするので時間がかかってしまいます。時間短縮もできるこのやり方の方が簡単にできます。
髪の表面がボコボコにならないようにするには?
なかなか表面の毛がキレイにならない…と思っている方はブラシとコームが上手くできていないかもしれないです。
<手順>
1.ブラシで全体的に大まかにとかし、何度も同じ工程でキレイになるまでとかします。
2.ブラシより目の細かいコームを使います。※この時、コームは表面の毛をキレイにするのはもちろんですが、コームの刃先をしっかり頭皮につくように入れ込み内側の毛もキレイにとかすようにするとキレイになります。
3.完成。
コームがしっかり頭皮に触れる感じでとかすことができないのであれば、1度ゴムで結んだ後にコームだけで全体をとかします。たるみの部分が出てくるのでその後にもう1度ゴムの上からたるみを入れた状態でゴムで結び、1度目のゴムを取るとキレイにできます。
<手順>
1.結んだ後にきれいにとかす。
2.たるみの原因の髪をゴム側に持っていきその上からゴムで結ぶ。
3.1本目のゴムをとって完成。
ポニーテールの色々な悩み・疑問を解決
ポニーテールをしていると頭痛になる場合は?
頭痛になる原因として、髪を結んでいるところの根元の毛が引っ張られすぎて頭皮に負担がかかり頭痛になることがあります。
また、髪の量が多いのに1回で1つにまとめ髪の重さで根元が引っ張られ頭痛がおきてしまうことがあります。解決法としては2回に分けポニーテールに結ぶか、ゆるフワの仕上げにして根元に負担のかからないようにするといいでしょう。
ポニーテールを毎日しているとハゲる?!
分け目と同じで髪の毛を毎日同じところで分けたりしているとそこに負担がかかりハゲてきてしまうことがあります。その原因としては、ポニーテールであれば同じ方向に毎日髪が引っ張られた状態になるので根元が負担を感じ毛根が弱くなっていきます。
また、紫外線も同じところ(見えている頭皮)だけ直接当るので頭皮がダメージを受けそこを修復するのに栄養が取られ、髪の毛自体に栄養がいかなくなるのでその髪が細くなりやがて薄くなっていきます。対策としては、毎日同じところで分けたりしない。
ポニーテールはゴムで過剰にキツく結び過ぎないことが1番です。頭皮の乾燥も根元に負担がかかるので頭皮用の化粧水なども毎日心がけるといいでしょう。
ポニーテールをすると毛先がハネてしまう…
ポニーテールの毛先がハネてしまう…その原因、実はブローにあります。ミディアム、セミロングの髪の長さの方は、髪を下した状態で髪が内巻きになっていなければポニーテールにしたときにハネやすいです。
髪質でも少し変わってしまいますが、髪質によっては下ろした時にハネていてもポニーテールをしたらキレイに内巻きになる方もいます。
解決策は、髪を下した時にキレイに内巻きにブローをしてからポニーテールにすること。または、ポニーテールにしてからカールアイロンで意図的に毛先を内巻きに巻くといいでしょう。
出てきてしまうおくれ毛をどうにかしたい…
アップをすると絶対出てくる短い髪の毛の後れ毛。ワックスを使っても出てくるおくれ毛には?簡単におくれ毛を隠すやり方。
<手順>
1.ハードスプレーを髪の表面にかける。※接着剤の役割。
2.おくれ毛をすくいながらコームで髪の毛流れに沿って軽くとかす。※このときしっかりコームを入れすぎるとたるみができてしまうので表面におくれ毛をくっつけるイメージ。
3.完成。
4.スプレーしても出てくる場合はアメリカピンを毛流れに沿ってさす。※アメリカピンは表面に見えないように隠す。
それぞれを解決できればキレイなポニーテールを作ることができますので是非試してみてください。