みずほ銀行カードローンの金利や審査申込・借入・返済方法

みずほ銀行カードローンの利用条件、金利・限度額などの基本情報、審査申込方法、借入方法、返済方法、審査時間、審査難易度、口コミ、メリット・デメリットなどについて、詳しく解説します。
また、みずほ銀行に電話取材もしました。質問と回答をまとめたFAQコーナーもあるので参考にしてください。
みずほ銀行カードローンの特徴
借入限度額 | 10万円~800万円(10万円単位) |
金利 | 年2.0%~14.0%(変動金利) |
資金使途 | 自由(事業性資金は不可) |
利用可能者 | ・満20歳以上満66歳未満の方 ・安定した継続的な収入のある方 ・保証会社の保証を受けられる方 ※外国人の場合、永住許可を受けている方 |
契約期間 | 1年ごとの自動更新 ※満70歳以上の更新不可 |
審査スピード | 1週間程度 |
在籍確認 | 原則あり |
利用方法 | ・ATM ・みずほダイレクト |
利用カード | 以下の2種類から選択可能 ・みずほ銀行普通預金口座のキャッシュカード(キャッシュカード兼用型) ・カードローンカード(カードローン専用型) |
みずほ銀行の口座開設 | 必要 |
返済方法 | ・口座から自動引落し(約定返済) ・ATM(任意返済) ・みずほダイレクト(任意返済) |
返済額 | 2,000円~ |
返済日 | 毎月10日 |
遅延損害金 | 年19.9% |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | 株式会社オリエントコーポレーション |
保証料 | 不要 |
公式サイト | こちら |
※金利は2017年7月3日以降に契約した場合の適用金利です。借入金利は変動金利になるため、金融情勢により見直される場合があります。
みずほ銀行カードローンの利用条件
みずほ銀行カードローンを利用するためには、利用条件を満たしている必要があります。
・契約時の年齢は、満20歳以上~満66歳未満の方
・安定した継続的な収入のある方
・保証会社(株式会社オリエントコーポレーション)の保証を受けられる方
・外国人の場合は、永住許可を受けている方
この条件を満たしている場合は、パートやアルバイトの方でも申込み可能です。
みずほ銀行の主な特徴は以下の通りです。
・WEB完結可能
・「みずほダイレクト」で借入も可能
・みずほダイレクトからの借入・返済は手数料無料
・みずほマイレージクラブ入会で、ATM時間外手数料も無料
・限度額は12種類、最大800万円まで
・上限金利は14.0%と低い
・住宅ローン契約中の場合は、年0.5%金利引き下げ
・最低返済額は2,000円~
・自動貸越サービスも利用可能
・スイングサービスも利用可能
・即時振替サービスあり
・取引明細の郵送なし
みずほ銀行カードローンの特徴を詳しく見ていきましょう。
みずほ銀行カードローンはキャッシュカードでも借りられる
みずほ銀行のカードローンは、「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」の2種類あり、どちらか好きな方を選択できます。
キャッシュカード兼用型とは
みずほ銀行普通預金口座のキャッシュカードにカードローン機能をつけたタイプです。借入や返済も普通預金の入出金も、キャッシュカード1枚でできるので便利です。
持ち歩くカードも1枚で済むのでおサイフもかさばりません。
カードローンの契約完了後、手持ちのキャッシュカードですぐに借入を開始できますし、以下のような便利なサービスも利用できます。
自動貸越サービス | 普通預金の残高が足りない状態で引き出す際、カードローン口座から自動的に借入となるサービス |
自動振替サービス | カードローン口座に入金し、残高がプラスになった場合、自動的にプラス分を普通預金口座へ入金するサービス |
ただし、提携金融機関ATM、ゆうちょ銀行ATMからの借入・返済はできません。(コンビニATMは利用可能です)
みずほ銀行ATM | 提携金融機関ATM | ゆうちょ銀行ATM | |
借入 | 〇 | × | × |
返済 | 〇 | × | × |
カードローン専用型とは
普通預金口座のキャッシュカードとは別に、カードローン専用カードが発行され、借り入れはローンカード、普通預金口座の入出金はキャッシュカードと、2枚のカードを使い分けるタイプです。
ただしローンカードは契約が完了してから1~2週間後に自宅に郵送されます。カードを受け取るまでATMからの借り入れはできませんし、自動貸越サービスも利用できません。
その代わり提携金融機関ATMからの借入や、ゆうちょ銀行からの借入・返済が可能になります。
みずほ銀行ATM | 提携金融機関ATM | ゆうちょ銀行ATM | |
借入 | 〇 | 〇 | 〇 |
返済 | 〇 | × | 〇 |
「カードローン専用型」を選択する場合はインターネット以外で申込み
みずほ銀行カードローンは、インターネットから申込をすると、「キャッシュカード兼用型」しか選ぶことができません。「カードローン専用型」を利用したい場合は、インターネット以外の方法で申し込む必要があります。
・店頭窓口
・郵送
・電話
切り替えも可能
後から、「カードローン専用型」から「キャッシュカード兼用型」へ、もしくは「キャッシュカード兼用型」から「カードローン専用型」への切り替えも可能です。
切り替えは、みずほ銀行店頭か電話(カードローン専用ダイヤル)で申し込むと手続きできます。
電話番号:0120-324-555
受付時間:平日の9時~20時
みずほ銀行カードローンはWEB完結可能
みずほ銀行カードローンは、申込・審査・契約・借入全ての手続きをWEB上で完結させることができます。
インターネットからの申込は24時間365日可能なので、好きな時間に手続きができますし、審査結果の連絡や必要書類の提出もメールで行えるため便利ですね。
借入も「みずほダイレクト」を利用してネット上で行うことができますし、返済は口座からの自動引落しなので、残高さえあれば特別な手続きは不要です。
店頭窓口へ行って手続きをしたり、郵送でやり取りしたりする必要もないので、時間のない方でもスムーズに完了させられますね。
「みずほダイレクト」で借入も可能
「みずほダイレクト」とは、インターネットバンキングサービスです。このサービスを利用して借入や返済ができます。さらに以下のような様々なサービスも利用できるため便利です。
・みずほダイレクト通帳(取引明細を最大10年間分確認可能)
・預金
・残高照会・入出金明細照会
・住所変更手続き
・振込、振替
・Pay-easy
・宝くじ
・マネーフォワードfor<みずほ>
<みずほダイレクトの利用可能時間>
利用可能時間 | 24時間(メンテナンス時を除く) |
メンテナンス時間 | ・毎週土曜日22時~翌日曜日8時 ・第1・第4土曜日の3時~5時 |
みずほダイレクトからの借入・返済は手数料無料
みずほ銀行カードローンの借り入れ方法は、「ATM借入」「みずほダイレクトからの借入」の2種類です。
ATMは条件によっては手数料がかかる可能性がありますが、みずほダイレクトを利用すると、借入時も返済時も手数料は一切かかりません。
24時間いつでも手数料を気にせず利用できるのは嬉しいですね。
みずほマイレージクラブ入会でATM時間外手数料も無料
平日の8時45分~18時までは、みずほ銀行ATMの利用手数料は無料になります。さらにみずほマイレージクラブに入会すると、カードローンの残高がある方は時間外手数料も無料になります。
みずほマイレージクラブは年会費無料で、みずほ銀行の普通預金口座を持っている方であれば入会可能です。
<みずほマイレージクラブの取引条件と特典>
取引条件(いずれか1つ) | 特典内容 | |
Bステージ | ・預金残高30万円 ・J.Scoreの利用 |
・みずほ銀行ATM時間外手数料無料 ・イオン銀行ATM時間外手数料無料 ・コンビニATM時間外手数料と利用手数料月1回まで無料 ・振込手数料無料 ・キャッシュカード発行手数料無料 |
Aステージ | ・みずほマイレージクラブカード、みずほJCBデビットを毎月利用 ・みずほWalletを毎月利用 ・J-Coin Payを毎月利用 ・オリコカード毎月利用 ・積立投資信託 ・給与の受取 ・みずほの学割加入 |
・みずほ銀行ATM時間外手数料無料 ・イオン銀行ATM時間外手数料無料 ・コンビニATM時間外手数料と利用手数料月2回まで無料 ・振込手数料無料 ・キャッシュカード発行手数料無料 |
Sステージ | ・年間合計100万円以上の利用 ・資産運用商品残高合計100万円以上 ・住宅ローン・カードローンの借入残高あり |
・みずほ銀行ATM時間外手数料無料 ・イオン銀行ATM時間外手数料無料 ・コンビニATM時間外手数料と利用手数料月3回まで無料 ・振込手数料無料 ・キャッシュカード発行手数料無料 |
特典内容は取引状況に応じて変わってくるのですが、カードローンの契約がありカードローンの残高がある場合は「Sステージ」となり、みずほ銀行・イオン銀行のATM時間外手数料が無料になりますし、コンビニは月3回まで無料になります。
みずほ銀行カードローンの限度額は12種類、最大800万円まで
みずほ銀行カードローンの限度額は審査により決定しますが、以下のように12種類用意されていて、最大800万円までの借入が可能です。
10万円、20万円、30万円、50万円、100万円、200万円、300万円、400万円、500万円、600万円、700万円、800万円
みずほ銀行カードローンの上限金利は14.0%と低い
みずほ銀行カードローンの金利は、限度額に応じて以下の様に設定されます。上限は14.0%なので、消費者金融と比較すると約4%低くなりますし、大手の銀行と比較しても低めです。
<みずほ銀行カードローンの限度額ごとの基準金利>
利用限度額 | 基準金利 |
10万円以上~100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上~200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上~300万円未満 | 年9.0% |
300万円以上~400万円未満 | 年7.0% |
400万円以上~500万円未満 | 年6.0% |
500万円以上~600万円未満 | 年5.0% |
600万円以上~800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
みずほ銀行カードローンの金利を他社と比較
消費者金融の上限金利
消費者金融 | 金利 |
アコム | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
レイク | 4.5%~18.0% |
大手銀行カードローンの上限金利
カードローン名 | 金利 |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~年14.0% |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 年1.8%~年14.6% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~年14.5% |
りそな銀行カードローン | 年3.5%~年13.5% |
りそな銀行カードローンは低金利ですが、利用限度額によってはみずほ銀行カードローンの方がお得になる場合もあります。
利用限度額 | みずほ銀行カードローン | りそな銀行カードローン |
10万円以上~100万円未満 | 年14.0% | 年13.5% |
100万円以上~200万円未満 | 年12.0% | 年10.0% |
200万円以上~300万円未満 | 年9.0% | 年10.0% |
300万円以上~400万円未満 | 年7.0% | 年7.0% |
400万円以上~500万円未満 | 年6.0% | 年5.5% |
500万円以上~600万円未満 | 年5.0% | 年4.9% |
600万円以上~800万円未満 | 年4.5% | 年4.0~4.5% |
800万円 | 年2.0% | 年3.5% |
住宅ローン契約中の場合は年0.5%金利引き下げ
みずほ銀行カードローンの金利は、限度額に応じて設定され、限度額が高ければ高いほど低金利になる仕組みです。
さらにみずほ銀行の住宅ローンを契約している方がみずほ銀行のカードローンを利用する場合は、適用金利が0.5%引き下げとなるためお得です
利用限度額 | 基準金利 | みずほ銀行住宅ローン契約中の方(基準金利より0.5%引き下げ) |
10万円以上~100万円未満 | 年14.0% | 年13.5% |
100万円以上~200万円未満 | 年12.0% | 年11.5% |
200万円以上~300万円未満 | 年9.0% | 年8.5% |
300万円以上~400万円未満 | 年7.0% | 年6.5% |
400万円以上~500万円未満 | 年6.0% | 年5.5% |
500万円以上~600万円未満 | 年5.0% | 年4.5% |
600万円以上~800万円未満 | 年4.5% | 年4.0% |
800万円 | 年2.0% | 年1.5% |
みずほ銀行カードローンの最低返済額は2,000円~
みずほ銀行カードローンの月々の返済は、みずほ銀行普通預金口座からの自動引落しとなります。返済額は残高に応じて変動しますが、最低返済額は2,000円~となっているため返済負担は軽いと言えるでしょう。
また残高が増えても、みずほ銀行カードローンの場合、返済額が2,000円単位で増えていくだけなので、いきなり高額返済になる心配もありません。
余裕があるときは、みずほダイレクトやATMから任意返済も可能です。(任意返済をしても毎月の約定返済はなくならないので注意しましょう)
自動貸越サービスも利用可能
「キャッシュカード兼用型」を選択した場合、自動貸越サービスが利用できます。
自動貸越サービスとは、普通預金口座から出金する時に残高が不足した場合、自動的に不足分がカードローン口座から出金される(借入となる)機能です。
自動貸越機能がないと、「普通預金の残高を確認してからカードローン口座からの出金」もしくは「普通預金口座から出金し、出金できない場合はカードローン口座から出金」など、手間がかかります。
普通預金口座から出金した場合に自動的に貸越になる場合は、残高を気にせず1度の手続きで必要額を出金できるため便利です。
スイングサービスも利用可能
スイングサービスとは「自動振替サービス」と「自動融資サービス」のことです。
キャッシュカード兼用型を選択した場合、自動振替サービスは自動的に付与されますし、自動融資サービスは申込をすると利用できるようになります。
自動振替サービス | カードローン口座へ入金したときに残高がプラスになると、自動的にプラス分が普通預金口座へ振替されるサービス。 ※みずほ銀行ATM・コンビニATM(イーネット・ローソン銀行)のみご利用可能。 |
自動融資サービス | 公共料金の自動引落やクレジットカード決済時、普通預金口座の残高が不足した場合に自動的に不足分を融資してくれるサービス。 ※預金の払い戻し・カードローンの返済は対象外 |
自動融資サービスは、うっかり入金し忘れた時や、延滞を避けたい場合に助かりますね。
即時振替サービスあり
カードローン口座を開設した際に、同時にカードローン口座から返済用普通預金口座へ希望する融資金額を振替入金することができるサービスです。
すぐに借入したい際に便利ですね。
ただし、みずほ銀行店舗かインターネットで申し込んだ方のみ対象となるサービスです。
みずほ銀行カードローンの取引明細は郵送なし
みずほ銀行カードローンの取引明細は、「みずほダイレクト」から確認できます。利用の度に明細が自宅に郵送される心配がないので安心ですね。
またインターネット申込の場合は、契約時の郵送物も原則ありません。(普通預金口座同時申込の場合は、みずほダイレクト利用カードなどが自宅に郵送されます)
インターネット以外の方法で申し込んだ場合は、以下の書類などが自宅へ郵送されます。郵便物が困る場合は、インターネットから申し込むといいでしょう。
郵送物 | |
カードローンカード専用型申込の場合 | ローンカード |
キャッシュカード兼用型申込の場合 | 契約内容を確認できる書類 |
契約時の利用限度額が申込時と異なる場合 | 契約内容を確認できる書類 |
みずほ銀行カードローンの審査は厳しい?審査難易度について
みずほ銀行カードローンは、銀行系のカードローンになるため、消費者金融系や信販系、流通系のカードローンに比べ、審査難易度は高めになります。
その理由は以下の通りです。
・低金利だから
・メガバンクだから
・銀行と保証会社のダブル審査があるから
低金利のカードローンは、リスク回避のため、審査が慎重になる傾向にあります。
また、みずほ銀行はメガバンクになるため安心感はありますが、メガバンクの審査は銀行系の中でも厳しめだと言われています。
地方銀行や信用金庫など地域密着型の銀行の場合は、個人個人の状況を考慮し柔軟な対応をしてくれることがあるのですが、メガバンクは書類から判断する形式的な審査となることが多いです。柔軟性がないことで、地方銀行の審査には通過できるけどメガバンクの審査では落ちてしまうという方もいるのです。
さらに、銀行と保証会社との二重審査となるため、銀行の審査では大丈夫でも保証会社の審査で落ちてしまうこともあります。保証会社が(株)オリエントコーポレーションになっているため、次のような方は別のカードローンを検討したほうが安全かもしれません。
・オリコのカードやオリコショッピングローン、オリコが保証するローンなどで延滞履歴がある方
・オリコカードやオリコが保証するローンの審査に落ちたことがある方
その他にも、以下のような方は注意が必要です。
・他社からの借入額が多い方
・収入に対して借入希望額が高い方
・3件以上のローンへ同時申し込みをしている方
・個人信用情報に問題がある方
・債務整理の経験がある方
みずほ銀行カードローンの口コミ
実際にみずほ銀行カードローンを利用している方はどう感じているのでしょう?利用者の口コミをチェックしてみました。(ネット上の口コミを一部抜粋し表現を変えてまとめています)
・みずほ銀行カードローンは利用できる提携ATMが豊富なので便利。
・銀行系だし大手だから安心感がある。
・みずほ銀行はメインバンクなので特別金利を適用してもらえた。
・返済日を間違って滞ったことがあったけど、親切に対応してくれて個人信用情報に登録されなかったのでありがたい。
・ATMですぐに借りられるし、返済は口座からの自動引落しになるため、便利。
・みずほ銀行カードローンはスマホから簡単に申込めたし、審査結果も早かったので、すぐ利用できた。
・親切に対応してくれて、返済シミュレーションを提示して説明してくれて安心できた。
・申し込んでから1週間ほどで審査結果が届き、すぐに利用できた。申込み方法もわかりやすく、対応も迅速。
便利で利用しやすく、対応も親切という口コミが多かったです。やはりみずほ銀行は大手の銀行になるため、利便性も高く対応にも間違いがないようです。審査は若干厳しめではありますが、審査に通過できれば安心して利用できるカードローンとなってくれるでしょう。
・完済しても、ATM利用料が貸付金額に計上されて、いつまでも完済できない
・みずほ銀行カードローンは金利が少し高いと感じた。
・営業の男性からの勧誘で深く考えずに申し込んでしまった。その後、時々利用してしまい、金利が高いことで返済に時間がかかった。
・実際どれくらい利息が付くのかわからず借りてしまった。後から明細を見て利子の大きさを痛感した。
・限度額は低めに設定された。使いすぎないため安心だけど、入用の時には困る。
・メンテナンスなどにより、ATMを利用できない時間が多いように感じる。メンテナンスの頻度を少なくしてもらいたい。
金利が高いと感じた方も多いようです。住宅ローンやマイカーローンなどと比較すると高いと感じるかもしれませんが、実際銀行のカードローンとしては低い方ですし、消費者金融と比較すると4%も低くなります。
また、「みずほ銀行の行員に頼まれて仕方なく利用した」「セールスマンに勧誘されて申し込んでしまった」という方も何人かいました。
そのせいで後から返済に困ってしまった方もいるようなので、勧誘されても必要ではないと感じたらきっちり断るようにするといいでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査申込から借入までの流れ
みずほ銀行カードローンへの申込方法は、以下の4種類あります。希望の方法でカードローンに申し込むことができますが、郵送物をなくしたい場合はインターネット申込がおすすめです。(インターネット申込み以外は、契約書類などが郵送されます)
・郵送(メールオーダー)
・電話(0120-324-555、受付時間:平日の9時~20時)
・店頭窓口(平日9時~15時)
※みずほ銀行カードローンにインターネットで申し込むと、「キャッシュカード兼用型」になります。「カードローン専用型」を選びたい場合は、インターネット以外の方法で申し込みましょう。
申込から借入までの流れは、みずほ銀行の普通預金口座を持っている方と持っていない方で異なります。
みずほ銀行の普通預金口座を持っていない方は、カードローン申込と同時に、口座開設の申込も必要になります。
①WEBから申込み
②仮審査
③仮審査の回答(メール)
④必要書類の登録
⑤本審査
⑥カードローンの契約
⑦利用開始の連絡
<審査申込から借入までの流れ(普通預金口座を同時申込する場合)>
①WEBからカードローン申込・口座開設申込
②仮審査
③仮審査の回答(メール)
④必要書類の登録
⑤みずほダイレクト利用カードの受取
⑥カードローンの本審査
⑦カードローンの契約
⑧カードローン口座の開設
みずほ銀行カードローンの審査にかかる時間
みずほ銀行カードローン専用ダイヤルに電話をかけて聞いたところ、「仮審査には1週間程度かかります」とのことでした。
仮審査終了後、本審査(必要書類の提出・書類確認・在籍確認など)が行われます。本審査は申込方法ごとに変わりますが、だいたい1~2営業日程度かかります。
本審査終了後に契約を行うため、実際に借入できるのは申し込んでから2~3週間後になるでしょう。
「カードローン専用型」で、ローンカードが到着してから借入開始する場合は、さらに1~2週間かかります。
※融資を急いでいる方、即日融資を急いでいる方、無利息サービスを利用したい方はお金を借りる即日融資ガイド110番をご覧ください。
<申込方法別の本審査日数>
申込方法 | 申込方法別の本審査結果回答日 |
インターネット(パソコン・スマートフォン) | 翌営業日以降 |
店頭 | 翌々営業日以降 |
郵送 | 申込書到着後、翌々営業日 |
電話 | 申込受付後、翌々営業日 |
<仮審査時間・融資までの時間>
仮審査にかかる時間 | 1週間程度 |
申し込んでから「みずほダイレクト」で借入できるまでの時間 | 2~3週間 |
申し込んでから「ATM」で借入できるまでの時間 | 3~4週間 |
また、審査は平日にしか行っていないため、急ぎの場合は週の始まりの月曜や日曜の夜に申込んでおいた方がスムーズでしょう。
<みずほ銀行の営業時間>
窓口の営業時間 | 平日の9時~15時 ※土日・祝日、12月31日~1月3日は休業 |
インターネット申込 | 24時間365日 ※土曜日22時~翌日曜日8時、第1・第4土曜日の3時~5時は利用不可(システム調整のため) |
電話(カードローン専用ダイヤル)受付時間 | 平日の9時~20時 |
みずほ銀行カードローンの審査申込に必要な書類
申込時は、氏名・住所・生年月日が記載されている、以下のような本人確認書類が必要です。
・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート(写真・住所のページ)
・各種健康保険証(被保険者・被扶養者のページ)
・印鑑証明書
・住民票
・特別永住者証明書
・在留カード
・住民基本台帳カード
<年収確認書類>
希望限度額が50万円を超える場合は、本人確認書類の他に以下のような年収確認書類のコピーも必要になります。
・源泉徴収票
・住民税決定通知書or課税証明書
・納税証明書(その1・その2)
<印鑑>
みずほ銀行の普通預金口座を持っている場合は、普通預金口座の届出印も用意しましょう。
みずほ銀行カードローンの借入方法
みずほ銀行カードローンの借入方法は次の2種類です。
・ATMから借入
・みずほダイレクトから借入
※店頭かインターネットから申し込んだ場合、初回のみ、カードローン口座開設時に必要額をみずほ銀行普通預金口座へ振り替えてもらうこともできます。(即時振込サービス)
「みずほダイレクト」で借入
カードローン口座を「みずほダイレクト」の利用口座に登録すると、みずほダイレクトでカードローンの借り入れができるようになります。
①インターネットバンキングにログイン
②「カードローン取引」
③借入口座・入金口座を選択する
④借入金額を入力する
⑤借入内容を確認する
⑥借入の完了を確認する
<みずほダイレクト契約済みで、利用口座の登録が終わっていない場合>
まず利用口座の登録を行います。利用口座の登録が完了した後、上記の①~⑥の流れで借入手続きを行いましょう。
みずほ銀行ATM・提携ATMで借入
みずほ銀行ATMはもちろんのこと、全国の提携金融機関やコンビニATMから借入可能です。
また、みずほ銀行ATMとイーネットATMは手数料も無料になるためお得です。(「キャッシュカード兼用型」か「カードローン専用型」かによって、利用できるATMが異なるので注意してください)
・みずほ銀行ATM
・イーネットATM
・セブン銀行ATM
・ローソン銀行ATM
・提携金融機関ATM
<ATM手数料無料の条件>
・みずほマイレージクラブに入会すること
・月末時点にカードローンの借り入れ残高があること
上記の条件をクリアした場合、みずほ銀行ATMとイーネットATMの利用手数料・時間外手数料が無料になります。
手数料無料ATM | ATM利用手数料・時間外手数料 |
みずほ銀行ATM | 回数無制限で無料 |
イーネットATM | 月3回まで無料 |
ATM利用可能時間
▼みずほ銀行ATM
月曜日 | 7時~24時 |
火曜日~金曜日 | 終日 |
土曜日 | 0時~22時 ※第1・第4土曜日の3時~5時は利用不可 |
日曜日 | 8時~21時 |
▼コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)
月曜日 | 終日 |
火曜日~金曜日 | 終日 |
土曜日 | 0時~22時 ※第1・第4土曜日の3時~5時は利用不可 |
日曜日 | 8時~24時 |
キャッシュカード兼用型の場合の利用可能ATM
みずほ銀行ATM | 提携金融機関ATM | ゆうちょ銀行ATM | |
借入 | 〇 | × | × |
返済 | 〇 | × | × |
イーネットATM | ローソン銀行ATM | セブン銀行ATM | |
借入 | 〇 | 〇 | 〇 |
返済 | 〇 | 〇 | 〇 |
カードローン専用型の場合の利用可能ATM
みずほ銀行ATM | 提携金融機関ATM | ゆうちょ銀行ATM | |
借入 | 〇 | 〇 | 〇 |
返済 | 〇 | × | 〇 |
イーネットATM | ローソン銀行ATM | セブン銀行ATM | |
借入 | 〇 | 〇 | 〇 |
返済 | 〇 | 〇 | 〇 |
みずほ銀行カードローンの返済方法
毎月の約定返済分は、みずほ銀行の普通預金口座から自動引落しとなります。みずほ銀行カードローンの返済額は前月10日の利用残高に応じて決定します。
また、余裕のある月には、ATMやみずほダイレクトから任意返済も可能です。ただし任意返済をした月も、毎月の約定分は自動引落しされるので注意しましょう。
返済日 | 毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日) |
返済方法 | みずほ銀行普通預金口座から自動引落し(約定返済) |
任意返済 | 可能 |
任意返済方法 | ・みずほ銀行ATM ・コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行) ・イオン銀行ATM(カードローン専用型のみ) ・ゆうちょ銀行ATM(カードローン専用型のみ) ・みずほダイレクト ・店頭窓口 ※ATMでの貸越利息の清算は不可。全額返済は店頭のみ |
引き落とされるタイミング | 約定返済日(休日の場合は翌営業日)の夜間 |
残高不足の場合 | 入金当日の夜間に引落し ※引き落とされるまで、カードローンの利用不可 |
返済日の変更 | 不可 |
みずほ銀行カードローンの約定返済額
前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
2千円未満 | 2,000円 |
2千円以上~20万円以下 | 4,000円 |
20万円超~40万円以下 | 6,000円 |
40万円超~60万円以下 | 8,000円 |
60万円超~80万円以下 | 10,000円 |
80万円超~100万円以下 | 12,000円 |
100万円超~120万円以下 | 14,000円 |
120万円超~140万円以下 | 16,000円 |
140万円超~160万円以下 | 18,000円 |
160万円超~180万円以下 | 20,000円 |
180万円超~200万円以下 | 22,000円 |
200万円超~220万円以下 | 24,000円 |
220万円超~240万円以下 | 26,000円 |
240万円超~260万円以下 | 28,000円 |
260万円超~280万円以下 | 30,000円 |
280万円超~300万円以下 | 32,000円 |
300万円超~ | 20万円増すごとに2,000円増加 |
※2012年7月31日以降に契約した方が対象です。該当しない方の返済額はコチラをご確認ください。
全額返済の方法
余裕があるときに、利息を含めた残高を全額返済することができます。みずほ銀行の店舗で行えるので、取引店舗に連絡しましょう。
※インターネット支店で取引を行っている場合は、みずほダイレクトヘルプデスクで問い合わせることができます。
完済証明書の発行はしていませんが、「残高証明書」は発行可能です。完済した証明が欲しい場合は店頭で申し込んでください。(1通:税込み880円)
みずほ銀行カードローンの増額方法
利用しているカードローンをそのまま増額することはできません。カードローンの利用限度額を増やしたい場合は、カードローンの再申し込みをする必要があります。
再申し込みを行い、みずほ銀行と保証会社による所定の審査によって承認された場合は、増額された状態のカードローンへ切り替えることになります。
増額の申込は、新規申込と同様、インターネットや電話、店頭で申し込みましょう。
①カードローンの再申込み
②カードローン情報入力
③本人確認書類の提出(必要に応じて収入証明書類も)
④審査(在籍確認など)
⑤新たな限度額での契約
ただし、審査をすることでそれまでの限度額よりも下げられてしまう危険性もあります。収入が以前より減っている、他社からの借入額が増えているという場合は注意が必要です。
<電話から再申込み>
みずほ銀行カードローン専用ダイヤル | 0120-324-555 |
受付時間 | 月曜~金曜:9時~20時 ※12月31日~1月3日、祝日・振替休日は利用不可 |
<店頭から再申込み>
営業時間 | 平日の9時~15時 |
みずほ銀行カードローンの解約方法
みずほ銀行カードローンの解約は、電話(0120-324-555)やみずほ銀行店頭で手続き可能です。ただし解約手続き前に、カードローンの借入残高を全額返済する必要があります。
もしくは解約時に元金や貸越利息を清算することも可能です。
・カードローンカード(「カードローン専用型」の場合)
・カードローンの返済用普通預金口座のキャッシュカード(「キャッシュカード兼用型)の場合)
・返済用普通預金口座の取引印鑑
・本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証など)
解約手続き完了後、「解約証明書」が必要な場合は、みずほ銀行店頭で依頼すると発行してくれます。(1通:税込み1,650円)
みずほ銀行カードローンのFAQ
みずほ銀行カードローン専用ダイヤルへ電話をかけ、審査申込みに関する詳しい内容を教えてもらいました。その際の質問と回答を、Q&A形式でご紹介します。
普通預金口座も同時開設の場合、審査にかかる時間は変わる?
手続き自体は、カードローンのお申込とお口座開設を同時進行していきますので、大きく変わることはありません。ただしお口座開設をする場合は、後からキャッシュカードを発行する必要がございますので、ATMからのお借入れをされる場合は、キャッシュカードが発行されカードがご自宅に到着するまでお待ちいただくことになります。
お口座をすでにお持ちの場合は、カードローンのご契約完了後、お手持ちのキャッシュカードですぐにお借入れいただけます。
WEBで完結できるの?
はい、お申込みはインターネットから可能ですし、審査結果のご連絡などもメールで送信させていただきます。ご来店不要でお手続き可能となります。
みずほ銀行の口座開設もWEBで完結できるの?
はい。カードローンのお申込をする際に、「みずほ銀行普通預金口座あり」か「みずほ銀行普通預金口座なし」のいずれかを選択いただけるようになっていますので、「みずほ銀行普通預金口座なし」をご選択いただければ、そのままカードローンのお申込と口座開設のお申込ができます。
みずほ銀行の口座がない場合、店頭で口座開設してからカードローン申込みしたほうがスピーディー?
若干その方が速い場合もございますが、ご来店いただく手間や、ご来店されてからの待ち時間、その場での申込書へのご記入等の手間を考えますと、必ずしも店頭の方がスムーズとは言い切れません。
また、店頭で口座開設とカードローンのお申込をした場合と、インターネットで口座開設とカードローンのお申込をした場合を比較しても、かかる時間はそれほど大差がありません。
どうしても早く利用したいということでなければ、インターネットからお申込された方が便利かと思います。
キャッシュカード受取前でも借入できる?
お口座の開設とご契約完了後、「利用開始のご案内」というメールを送信させていただきます。そのメールが届きましたら、カード受け取り前でも、みずほダイレクトからお借入れできます。
また、キャッシュカードをすでにお持ちの方であればすぐにATMからお借入れできます。
お口座を同時開設された方で、ダイレクトではなくATMからお借入れされたい場合は、キャッシュカードもしくはローンカードが到着するまでお待ちいただきます。
申込から融資までどれくらいかかるの?
お客様のご状況や審査状況などによっても変動しますが、一般的には仮審査に1週間程度かかり、その後本審査に1~2営業日かかります。
本審査終了後、ご契約いただき、利用開始のメールが届くのが本審査終了後の1~2営業日後となるため、みずほダイレクトからお借入れいただく場合は、お申込みいただいてから2~3週間後になるかと思われます。
キャッシュカードが届くまでお待ちいただく場合は、さらに1~2週間程度かかります。
在籍確認はあるの?
審査状況にもよりますが、必要と判断された場合は電話での在籍確認をさせていただきます。
在籍確認はどのタイミングで行われるの?
仮審査終了後、本審査の際に、保証会社から在籍確認を行うこととなっております。
在籍確認は、書類での対応や日時指定などはできないの?
大変申し訳ございません。在籍確認は原則電話での確認とさせていただいております。書類での確認はしておりません。
また在籍確認は保証会社が行うことですので、日時指定が可能かどうかについてはお答えできかねます。
「キャッシュカード兼用型」か「カードローン専用型」か、自由に選べるの?
どちらもご希望によりお選びいただくことが可能ですが、インターネットからお申込みされた場合は、自動的に「キャッシュカード兼用型」となってしまいます。
後から「カードローン専用型」に変更することも可能ですが、切り替えの手間がかかりますので、どうしても「カードローン専用型」にしたいということでしたら、インターネット以外の方法でお申込みいただく必要がございます。
店頭、電話、郵送でのお申込でしたら、「キャッシュカード兼用型」か「カードローン専用型」のどちらでも好きな方をお選びいただけます。
【まとめ】みずほ銀行カードローンのメリット・デメリット
・キャッシュカードでも借りられる
・インターネット申込だと郵送物なし
・みずほ銀行カードローンはWEB完結可能
・みずほダイレクトを利用すると、借入も返済も手数料無料
・みずほマイレージクラブに入会すると、ATM時間外手数料も無料
・上限金利14.0%と低い
・住宅ローン利用中の方は、金利0.5%引き下げ
・みずほ銀行は大手なので安心感あり
・自動貸越・スイングサービス(自動振替・自動融資サービス)利用可能(カードローン兼用型の場合)
・即時振替サービス利用可能(店頭・インターネット申込の場合)
<デメリット>
・みずほ銀行の口座開設が必要
・みずほ銀行カードローンは審査に時間がかかる(即日融資不可)
・銀行系カードローンなので審査は厳しめ
・カードローン専用型の場合、自動貸越サービスや自動振替サービスが利用できない
・インターネット申込みだと、「カードローン専用型」を選べない
・在籍確認原則あり。在籍確認の日時指定も難しい
・キャッシュカード兼用型の場合、提携金融機関ATM・ゆうちょ銀行ATMからの借入・返済ができない
・個人信用情報に問題がない人
・みずほ銀行とすでに取引がある人
・みずほ銀行の口座を作りたい人
・WEB完結したい人
・キャッシュカードで借入したい人
・急ぎではない人
<みずほ銀行カードローンが向いていない人>
・みずほ銀行と取引がなく、口座を増やしたくない人
・過去に延滞や債務整理をしたことがある人
・在籍確認が困る人
・保証会社がオリコのローンで延滞or審査落ちしたことがある人
・オリコカードなどで延滞or審査落ちしたことがある人
・即日融資希望の人
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