消費者金融と銀行カードローンの違いは【審査基準・総量規制(借入限度額)・融資スピード・金利設定】

消費者金融と銀行カードローンには、大きな違いがあります。

金利設定や融資スピードの違い、借り入れ限度額の違い(総量規制)、無利息サービス、審査基準の違い、と様々で、銀行カードローンで借りた方がいいのか?消費者金融がいいのか?人によって違ってきます。

ここでは、消費者金融と銀行カードローンのどちらでお金を借りた方が良いのか?判断できるように違いをわかりやすくまとめています。


もくじ

消費者金融と銀行カードローンの金利の違い

消費者金融のキャッシングと銀行カードローンの大きな違いは「金利」です。

銀行カードローンは、消費者金融に比べて低金利なので、なるべくお得にお金を借りたい方は銀行がオススメなのですが、消費者金融には、銀行ではほとんど実施していない、無利息(金利0円)サービスを実施しているという大きな違いがあります。

消費者金融と銀行カードローンの金利比較表

まずは、大手消費者金融と、メガバンク、ネット銀行、地方銀行のカードローンの金利を比較してみましょう。

<メガバンクカードローンの金利>

銀行 金利
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 1.8%~14.6%
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%
りそな銀行カードローン 3.5%~12.475%

 

<ネット銀行カードローンの金利>

ネット銀行 金利
楽天銀行カードローン 1.9%~14.5%
ソニーカードローン 2.5%~13.80%
じぶん銀行カードローン 2.2%~17.5%
イオン銀行カードローン 3.80%~13.80%
オリックス銀行カードローン 1.7%~17.8%

 

<地方銀行カードローンの金利>

地方銀行 金利
横浜銀行(はまぎん)カードローン 1.9%~14.6%
千葉銀行 ちばぎんカードローン 1.7%~14.8%
西日本シティ銀行カードローン※キャッシュエース 13.00%~14.95%
南都銀行カードローン※キャッシュクイック 2.5%~14.95%
広島銀行カードローン※マイライフプラス「カード型」 2.475%~年13.475%
中国銀行カードローン※コ・レ・カ 4.8%~14.5%

 

<大手消費者金融カードローンの金利>

消費者金融 金利
プロミス 4.5%~17.8%
アコム 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%
SMBCモビット 3.0%~18.0%

 
銀行カードローンは、メガバンク・地銀・ネットバンクとも大体上限金利が平均で14%前後になっおり、大手消費者金融の金利は、上限金利が18%、プロミスだけが17.8%になっています。

できるだけ低金利でお金を借りたい方は、銀行カードローンがオススメなのですが、大手消費者金融、一部の中小規模の消費者金融には無利息(金利0円)サービスを実施しています。

大手消費者金融には無利息(金利0円)サービスがある

消費者金融 無利息期間
プロミス 初回借入日から30日間
アコム 契約日から30日間
アイフル 契約日から30日間
レイクALSA 契約日から30日間、又は5万円まで180日間
ノーローン 借入日の翌日から7日間(何度でも)
セントラル 契約日の翌日から30日間
フタバ 契約日の翌日から30日間
ニチデン 最大100日間

 
SMBCモビット以外の大手消費者金融では、はじめて利用する方に限り無利息(金利0円)サービスを実施していますので、短期間で返済したい方、一時的にお金を借りたい方は、利用してみてはいかがでしょうか?

とくに、5万円以下の借り入れ予定の方は、180日間無利息になる「レイクALSA」がおすすめです。

ジャパンネット銀行や、ひめぎんクイックカードローンなど、一部の銀行でも無利息サービスを行っている所もあります。

大手消費者金融と銀行カードローンの借入限度額は、ほぼ違いなし

中小の消費者金融・街金の場合は、限度額が300万円以内の所が多いですが、大手消費者金融と銀行カードローンの借入限度額はほとんど違いがありません。

銀行 限度額
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 10万円~500万円
三井住友銀行カードローン 10万円~800万円
みずほ銀行カードローン 10万円~800万円
りそな銀行カードローン 10万円~800万円
プロミス 1~500万円
アコム 1~800万円
アイフル 1~800万円
レイクALSA 1~500万円
SMBCモビット 1~800万円

 
銀行と大手消費者金融で多少の違いがありますが、ほとんどの方が借入限度額いっぱいまでお金を借りることができませんし、以下で説明する総量規制もありますので、上記の借入限度額があれば十分と言ってよいと思います。

消費者金融と銀行カードローンは法律が違う

消費者金融と銀行カードローンは法律が違うので、借り入れできる金額や、借り入れできる属性が違ってきます。

消費者金融は貸金業法の総量規制で年収の3分の1以上借りられない

各消費者金融では、カードローンの借入限度額を設定していますが、誰でも上限金額いっぱいで借り入れできるわけではありません。

消費者金融は「貸金業法」の基で営業していますので「総量規制」で年収の3分の1以上の貸し出しを行うことはできません。

総量規制は、1社だけでなく、すべての貸金業者からの借り入れが対象で、
例えば、年収が300万円の人が、すでにアコムに50万円、アイフルに30万円借りていた場合、あらたに借り入れできるのは、

100万円(年収の3分の1)- 50万円 - 30万円=20万円

になります。

当然、無職の方は年収が0円なので、消費者金融では1円もお金を借りることができないことになっています。

銀行カードローンは専業主婦・年金受給者も借入OK

銀行カードローンは、消費者金融とは違い「銀行法」という法律に則っていますので、総量規制は関係なく、年収に関わらず審査によって融資額を決定することが可能です。

また、専業主婦の方も配偶者に収入があれば、銀行の場合は借入可能で、年金のみしか収入がない方でも銀行カードローンならお金を借りることができます。

ただ、これは法律上借入可能というだけの話で、実際には、パート・アルバイト・学生不可の銀行カードローンもありますし、専業主婦、年金受給者の申込み不可の銀行カードローンもあります。

審査が速くて即日融資できるのは消費者金融

昔は、消費者金融はもちろん、銀行カードローンも、即日融資が可能だったのですが、2018年1月から、銀行カードローンは即日融資ができなくなりました。

参考:日本経済新聞「銀行、個人向け即日融資停止へ カードローン縮小」

銀行カードローンは、申込み者が反社会勢力との関係を調べるために、警視庁のデーターベースの照合をして審査に時間をかけて、即日融資を停止しています。

ですので、現在、即日でお金を借りたい方は、消費者金融のカードローンでお金を借りることになります。

銀行と大手消費者金融カードローンの審査時間・融資時間の比較・違いを見てみましょう。

金融機関 審査時間
プロミス 最短30分、最短1時間融資
アコム 最短30分、最短1時間融資
レイクALSA 最短30分、最短1時間融資
SMBCモビット 最短30分、最短1時間融資
アイフル 最短30分、最短1時間融資
三菱UFJ銀行カードローン 最短翌日
三井住友銀行カードローン 最短翌日
楽天銀行カードローン 最短翌日
ほとんどの銀行カードローン 融資まで1週間~2週間

 

上記の銀行カードローンは、それでも審査時間は早い方で、地方銀行などでは、借入までに1週間~2週間かかる場合もあります。

即日融資希望の方、急いでお金を借りたい方は、銀行ではなく、大手消費者金融カードローンで借り入れを行いましょう。

大手消費者金融なら、銀行と違って、審査時間は最短30分、融資までの時間も最短1時間です。ただ、大手消費者金融でも、申込みする時間帯や、審査の混雑具合によって、融資までの時間が遅くなる場合があるのでご注意ください。

大手消費者金融の場合、14時までに審査が通れば振込による即日融資が可能で、ATMから即日でお金を借りる場合は、自動契約機の営業時間内(22時くらい)までにローンカードを発行できれば、コンビニのATM等で当日の借り入れが可能です。

※消費者金融以外で、お金を借りたい方、即日融資可能な大手消費者金融のランキングを見たい方は「お金を借りる即日融資ガイド110番TOPページ」をご覧ください。

消費者金融と銀行カードローン 審査はどっちが厳しい?【申し込み条件の違い】

よく、消費者金融は審査が甘いという噂を耳にしますが、実際はそんなことありません。

中小の消費者金融や、街金などは、過去に延滞や債務整理した方でも、審査に通すことはありますが、大手消費者金融は、安定した収入がなく、他社の借入件数が多すぎる方、過去に延滞・債務整理を行った方は、審査に通ることはほぼ不可能です。

さらに、銀行カードローンは、大手消費者金融よりも、審査が厳しい傾向があります。

ほとんどの銀行カーローンでは、パート・アルバイト、派遣社員などでも申込みが可能ですが、中には正社員しか申し込めないカードローンや、年収400万円以上の方しか申し込めない商品、公務員しか申し込めない商品もあります。

アルバイト・パートでもしっかり働いて、過去に延滞等がなければ、銀行カードローンでも審査に通過することは難しくはありませんが、借りれ件数が多い方や勤続年数が短い方など、審査に自信がない方は、消費者金融のカードローンを検討してみましょう。

在籍確認の方法の違い

都市銀行、ネットバンク、地方銀行でも、消費者金融カードローンでも、在籍確認のために、勤務先に電話連絡することが基本になっています。

勤務先には、銀行も消費者金融も「個人名」で電話をかけるので、職場の方にカードローンを申し込んでいることを知られることはありません。

また、カードローン申込者が留守で「○○は本日お休みです」「○○は席を外しています」という回答でも、在籍確認はOKなので、それほど心配することはありません。

ただ、どうしても勤務先に電話をして欲しくない方には「消費者金融」の場合、給料明細や、社員証明書、会社の保険証など書類を提出することによって、在籍確認を行ってくれる所もあります。(※借入金額や属性によって希望に沿えない場合もあります)

また、SMBCモビットのWEB完結申込みなら、郵送物なし・電話連絡なし・カードレスで申込みを行えます。

保証人の有無の違い

銀行カードローンも消費者金融カードローンも、基本的に「担保なし」「保証人なし」でお金を借りることができます。

しかし、銀行カードローンの申込み資格を見てみると「保証会社の保証を受けられる方」と記載されています。

消費者金融と違い、銀行カードローンは、必ず「保証会社」が申込者の保証を行っていますので、銀行としては返済のリスクを軽減することができています。

例えば、三菱UFJ銀行バンクイックの保証会社は「アコム」で、三井住友銀行カードローンの場合は、プロミスを展開している「SMBCコンシューマーファイナンス」になっております。

アコムは、三菱UFJ銀行の傘下で、プロミスは三井住友銀行と同じSMBCグループの傘下なのでそれぞれ保証会社になっていますが、アコムやSMBCコンシューマーファイナンスは、他の地方銀行などでも、数多く保証会社になって、申込者の審査を行っています。

加盟する信用情報機関の違い

消費者金融も銀行も、カードローンに申し込まれたり、契約したり、延滞、債務整理等があると、その事実を個人信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)に記録します。

ですので、新たにカードローンを申し込んだ場合は、消費者金融も銀行も個人情報機関の個人情報を必ずチェックして審査を行います。

ただ、消費者金融と銀行では、加盟している信用情報機関に違いがあります。

消費者金融名 加盟指定信用情報機関
プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス) JICC・CIC
アコム JICC・CIC
SMBCモビット JICC・CIC
レイクALSA(新生フィナンシャル) JICC・CIC
アイフル JICC・CIC
三菱UFJ銀行 JICC・CIC・全銀協
三井住友銀行 全銀協・JICC・CIC
みずほ銀行 全銀協・CIC
りそな銀行 全銀協
楽天銀行 全銀協・JICC
オリックス銀行 全銀協

 
消費者金融は「JICC・CIC」、銀行は「全銀協」に加盟しているパターンが多いですね。

例えば、過去に消費者金融で延滞を起こした人の場合、JICC・CICに登録されるので、「全国銀行個人信用情報センター」しか加盟していない銀行にカードローンを申し込んだら、金融事故の情報を知られないので、審査に通るのでは?と思う方もいると予想しますが、それは無理です。

各個人情報機関の間では、CRINという信用情報ネットワークを通じて、過去の延滞等の情報を共有しています。

銀行と消費者金融で加盟している信用情報機関に違いはありますが、過去に延滞等があると、すべて知られてしまうということを覚えておきましょう。

指定信用情報機関の種類や特徴、信用情報機関に記載されている情報の開示方法等について詳しくは以下をご覧ください。

消費者金融の借金を銀行に借換え(おまとめローン)

上でも説明しましたが、消費者金融よりも銀行カードローンの方が低金利なので、複数の消費者金融でお金を借りている方は、銀行カードローンに借金を一本化すると返済が楽になります。

もちろん、借入件数が1件の方も、低金利の銀行カードローンに借り換えれば、支払う利息が少なくなるので返済が楽になります。

銀行では、おまとめローンとして、展開している商品もありますが、おまとめローンでなくても、銀行カードローンの資金使途が「おまとめ」を禁止しているわけではないので、借り換えとして活用することもできます。

もちろん、銀行の審査は消費者金融に比べて厳しいですし、審査基準が違うので、借り入れできない方も多いかと思いますが、今まで延滞等をしたことがない方は、申し込んでみても良いのではないでしょうか?

また、アコムやプロミスなどでも「借り換え・おまとめローン」を提供していますが、やはり金利が銀行カードローンに比べて高いので魅力を感じません。

大手消費者金融のおまとめローンは、中小消費者金融・街金などで金利18%~20%の間でお金を借りている方なら、申し込んでみても良いかもしれませんね。

その他、おまとめローン・借り換えローンの注意点や、銀行・消費者金融の違いについて詳しくは以下をご覧ください。、

ATM利用手数料は消費者金融・銀行どっちがお得?

消費者金融・銀行カードローンは、専用ローンカードを使ってATMから借入・返済をするケースも多いです。

借入先のキャッシング業者専用のATMを利用すれば、基本的にATM利用手数料は発生しませんが、コンビニ等のATMを利用すればATM利用手数料が発生してしまうことがあります。

ATM利用手数料は1万円以下110円、1万円超220円のATM利用手数料が発生してしまいますので、何度も借入・返済を繰り返す予定の方はかなりの金額になります。

大手消費者金融では、コンビニATM利用手数料無料のところはレイクALSAのみになっています。
※プロミスは三井住友銀行のATM利用手数料は無料ですが、コンビニATMは対象外。

一方、銀行はコンビニATM利用手数料無料のところが何社もあり、例えば、オリックス銀行カードローン、三井住友銀行カードローン、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」などがATM手数料が無料です。

コンビニATMについて詳しくは以下をご覧ください。

まとめ:消費者金融と銀行カードローン どっちでお金借りる?

消費者金融と銀行カードローンのどちらでお金を借りた方が良いのか?違いをまとめましたのでご覧ください。

銀行カードローン 消費者金融
金利 低金利(平均14%) 高金利(平均18%)
審査 厳しい 厳しくない
審査・融資スピード 平均1週間~2週間 30分審査・1時間融資
無利息(金利0円)サービス ナシ アリ
法律 銀行法 貸金業法
年収の3分の1以上の借入 可能 不可
アルバイト・パート
専業主婦・年金受給者 ×
おまとめ・借り換え 向いている 向いていない
保証人 ナシだが保証会社の保証が必要 ナシ
信用情報機関 全銀協 JICC・CIC

 

<消費者金融で借りた方が良い方>
▼融資を急いでいる・即日融資希望の方
▼無利息(金利0円)サービスを利用したい方
▼勤続年数が短い等、審査に自信ない方

<銀行カードローンで借りた方が良い方>
▼低金利でお金を借りたい方
▼審査に自信がある方
▼融資を急いでいない方
▼年収の3分の1以上のお金を借りたい方
▼専業主婦の方
▼年金受給者の方
▼低金利のおまとめ・借り換えをしたい方


 
 

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