SMBCモビットの解約方法・退会手続きはコールセンターに電話
SMBCモビットから借りたお金を完済して、ようやくひと段落・・・という場合、解約(退会)の手続きも行なった方が良いのでしょうか?
それともSMBCモビットとの契約は解除しないほうが安心??
ここでは、SMBCモビットの解約方法(コールセンターの電話番号等)、解約(退会)のメリット、デメリットなど、「SMBCモビットの解約」についてわかりやすく解説します。
SMBCモビットに申し込みをする前に解約方法を知っておきたいという人にも役立つ内容ですのでご覧になってみてください。
SMBCモビットの解約はコールセンターに電話1本でできる!
早速ですが、SMBCモビットの解約方法は「電話」になります。電話1本で解約ができるので、ややこしいことは何もありません!
SMBCモビット解約の流れ
SMBCモビットの解約の流れは以下のとおりです。
手順1:モビットコールセンターに電話をかけます
9:00~18:00に、モビットコールセンター(0120-24-7217)に電話をかけます。平日はもちろんですが、土日祝祭日も対応しています。
なお、SMBCモビットの解約方法はこの電話のみになり、他の方法で解約をすることはできませんのでご注意ください。
手順2:SMBCモビットを解約したいことを伝える
SMBCモビットのオペレーターさんに解約したいことを伝えてください。本人確認や解約についての案内がありますので、しっかり確認しましょう。
手順3:契約書の返送について案内があります
契約時に記入した契約書についても案内があります。自分で処分した方が安心な場合は、郵送で返却してもらうことができます。
SMBCモビットから郵便物が送られてくると困る場合は、モビットの方で処分してもらうことができます。
手順4:モビットカード(ローンカード)を処分します
モビットカードをハサミで細かくカットして処分してください。不正利用が不安な場合は、できるだけ細かくカットして何度かに分けて処分すると良いですよ。
SMBCモビットの基本的な解約の手続きはこれだけなので簡単ですよね。
ただ、SMBCモビットの解約をする前に知っておきたいことや、注意点もありますので、そちらも確認しておきましょう。
SMBCモビットを解約したら解約証明はもらえる?
SMBCモビットとの契約を終了したことを証明する書類として「契約終了のお知らせ」を発行することができます。
「契約終了のお知らせ」は、解約手続きを行なった後にインターネット会員サービス「Myモビ」から印刷することができます。
「契約終了のお知らせ」の発行方法
「契約終了のお知らせ」はMyモビPC版からの発行になりますので、スマホアプリからの発行はできません。
なお、スマホから発行手続きを行いたい場合は、アプリではなくブラウザからSMBCモビット公式サイトを開いて「PC版サイトはこちら」からログインしてから以下の手続きを進めてください。
手順2:「契約終了のお知らせ」をクリックします。
手順3:「契約終了のお知らせ」が表示されます。画面の下の方に「このページを印刷」というボタンが表示されるので、選択して印刷を行って保管しておきましょう。
なお、SMBCモビットの「契約終了のお知らせ」を発行できるのは、解約した翌日から60日間のみになりますので、なるべく早めに発行しておきましょう。
解約証明書って本当に必要なの?
よく「カードローンを解約したら解約証明書をもらっておいた方が良い」と言われるのですが、これは本当なのでしょうか?
解約証明書ってなに?
解約証明書は、SMBCモビットとの契約を解消したことを証明できる書類です。
解約証明書と似た書類に「完済証明書」「残高証明書」もあります。こちらは解約ではなく完済したことを証明するための書類です。
解約証明書も完済証明書も、日常生活で必要になるケースはあまりないかもしれませんが、しかし、絶大な効果を発揮する時があるんです。
それが住宅ローンを組む時です。
解約証明書の使い道とは?
住宅ローンを組む時に、消費者金融からの借り入れがあると審査に通る可能性が圧倒的に低くなります。
これから何千万円というローンを組むという時に、金利が高い消費者金融からお金を借りていると住宅ローン返済に重大な影響を与えると判断されてしまいます。
また、自分にとってはどうしても必要性があって借りたお金でも、住宅ローンを融資する金融機関から見たら「自分の収入だけでやりくりができない人」「返済能力に不安がある人」と思われてしまうのです。
住宅ローン審査を受ける時には、必ず個人信用情報が照会されます。
SMBCモビットを含む消費者金融のカードローンの借り入れがあると必ず発覚しますし、事前審査の申し込みでは自己申告も必要になりますので、お金を借りていることは必ずバレてしまいます。
住宅ローン審査に通過するには、SMBCモビットなど消費者金融のカードローンを全て返済して、解約しておいたほうが間違いなく有利になるのです。
解約するだけでは不十分なことがある
住宅ローン事前審査の前にカードローン契約を完済して解約手続きも行なったとします。
しかし、解約手続きが信用情報に反映されるにはある程度のタイムラグがあり、今日解約したものが明日反映されるわけではありません。
そのため、カードローン解約と住宅ローン審査のタイミングによっては、ちゃんと解約したにも関わらず、「この人はまだお金借りてる状態だ!」と間違われてしまう可能性もあります。
タイムラグは加盟店が信用情報期間に登録するタイミングなどによって異なるのですが、こういう時に「ちゃんと解約した」ということを証明するために解約証明書が役に立つのです。
つまり解約証明書は、使うか使わないかはわからないけど、発行していないと困ることがあるかもしれないということになります。
金融機関の方から「解約証明書の提出は可能ですか?」と聞かれることもあるようなので、少なくとも直近で住宅ローン審査を受ける場合は持っておいたおいが安心ですよ。
SMBCモビットでは「契約終了のお知らせ」をMyモビから簡単に発行できるので、念のため印刷して保管しておくとよいでしょう。
完済証明書、残高証明書でも良い?
消費者金融によっては解約証明書ではなく、借り入れ残高が0円であるということを証明する「残高証明書」「完済証明書」の発行になるところもあります。
完済証明書や残高証明書は現在借り入れないことの証明にはなりますが、解約したことの証明にはなりませんので、不十分なこともあります。
完済していないと解約はできないので、解約証明書であれば完済の証明にもなります。
SMBCモビットの「契約終了のお知らせ」は契約が解除されていることを証明できる書類になりますので、保管しておくことをおすすめします。
SMBCモビットの解約は完済してから!
SMBCモビットで解約手続きをしたのに解約できなかった!という場合、完済できていなかったということが考えられます。
SMBCモビットでは端数も全額完済していないと解約をすることができません。
最終返済時や一括返済をする時には、1,000円未満の端数も全て返済しましょう。
端数の返済ができる返済方法はこちらです。
・銀行振込
・三井住友銀行ATMまたは三菱UFJ銀行ATM
なお一括返済を行う場合は、返済日当日の返済総額を返す必要があります。
返済日当日の返済金額は会員専用サービス「Myモビ」、またはモビットコールセンター(0120-24-7217)で確認できます。
SMBCモビットに完済するだけじゃダメなの?解約手続きも必要?
完済と解約は全く性質が異なります。
完済は、借り入れ残高は残っていませんが、SMBCモビットとの契約は継続している状態なので、いつでも借り入れができてしまいます。
一方、解約はSMBCモビットとの契約そのものが解除されているので、完済済みであることの証明になりますし、新たな借り入れもできません。
もう借り入れをするつもりがないなら、完済だけではなく解約した方が良いでしょう。
住宅ローンを考えているなら絶対にSMBCモビットの解約を!
特に住宅ローンを検討中の方は、なるべく早くSMBCモビットを解約した方が良いですよ。
住宅ローン審査では、実際にお金を借りていなくても借り入れ枠があるだけで借金しているとみなすこともあるんです。
借り入れ枠があるということは、いつでもお金を借りることができる状態になるので、住宅ローン融資後に借金をされた時のリスクヘッジのため、最初から借り入れがある状態ということにしておくのです。
しかし、今すぐ解約した方が良いのか、しばらく待った方が良いのかはSMBCモビット解約のメリット・デメリットを把握してから判断した方が良いでしょう。
SMBCモビットを解約するメリット
SMBCモビットを解約するメリットは2つあります。
新たな借り入れができなくなり借金生活から卒業できる
SMBCモビットを1度解約すると、またお金を借りたいと思ってもすぐに借りることはできません。
新規申し込み時と同じように審査を受けて、再度契約をしないと借りることはできないんです。
SMBCモビットの借り入れはATMから簡単にお金を引き出せるので、お金を借りているという意識も薄くなりがちです。
しかしSMBCモビットを解約してしまえば簡単には借りられないことから、安易にお金を借りる生活から抜け出しやすくなります。
住宅ローンなど他の審査に有利となる
お金に困ってしまうことは誰にでもありますが、どんなに必要性があって借りたお金でも、金利が高い消費者金融から借りているということは、住宅ローンを融資する金融機関からは「よほどお金に困っているのかな?」と思われても仕方がないんです。
借り入れ金額が一千万円単位になる住宅ローンはもちろんですが、クレジットカード審査でも返済能力に不安がある人を審査に通すことはありません。
これらの審査を受ける予定がある人、今はまだ家を買う予定はないけど将来的に住宅ローンを組みたい人は、SMBCモビットの解約をおすすめします。
ちなみに、SMBCモビットを解約しても、すぐに信用情報からお金を借りていた事実が抹消されるというわけではありません。
SMBCモビットを解約したという情報は反映されますが、SMBCモビットの利用履歴は「契約期間中と解約から5年間」は信用情報として記録されてしまうんです。
延滞情報も同じく契約期間中と解約から5年は記録されてしまいます。
SMBCモビットを利用していた記録をなるべく早く信用情報から消すためにも、もうお金を借りる必要がなくなったら速やかに解約することをおすすめします。
SMBCモビットを解約するデメリット
SMBCモビットの契約は、いつかは解約しなければいけません。
基本的にSMBCモビットに限らず、不用になったカードローン契約は解約した方が良いのですが、タイミングによっては少し待った方が良いこともあります。
SMBCモビットから再融資を受けるには再審査が必要になる
SMBCモビットを1度解約してしまうと、再度お金を借りようと思った時にはもう1度申し込みをしなければいけません。
「前も審査に通過したし、利用実績もあるし今回も簡単でしょう!」と思うかもしれませんが、そう簡単にはいかないかもしれません。
以前SMBCモビットと契約をしていたことが優遇されるとは限りません。
延滞したことがあると審査は逆に厳しくなりますし、延滞を繰り返していた場合は通らないこともあります。
また、SMBCモビットの使い方だけが問題ではなく、他社からの借り入れが増えている、返済が遅れているなど様々な理由で審査に落ちてしまうことも考えられます。
再審査を受ける時に、以前SMBCモビットを利用していたことが必ずしも有利に働くとは限らないということも覚えておきましょう。
緊急時に簡単に借入できない
本来であれば、緊急時でも自分の収入だけでやりくりをすべきですが、安定した収入があっても急にお金が必要になって、どうにもならない時もあるかもしれません。
やっと完済できて、生活が落ち着くにはまだ時間がかかるという時もあるでしょう。
こういった状況で早まってSMBCモビットを解約してしまうと、生活がさらに追い込まれることも考えられます。
クレジットカードの支払いをしないと止められてしまいそうな時や、どうしても急に帰省しなければいけないなど、予定していなかった出費もあるかもしれません。
最終的には解約が必要になりますが、生活の状況によっては完済してもしばらく契約状態をキープしておいたほうが良いこともあります。
SMBCモビットを解約した方が良い人とは?(まとめ)
完済後、速やかにSMBCモビットを解約した方が良いのは以下に該当する人です。
・お金を簡単に借りられる生活から卒業したい人
・住宅ローン審査を受ける予定がある人
・信用情報からSMBCモビットを利用していた履歴を早く消したい人
解約すると当然ながらSMBCモビットからの借り入れはできなくなりますが、基本的にはお金を借りる必要がなくなったら解約してしまった方が良いでしょう。
ただし、解約をキャンセルすることはできないないので、そこだけご注意くださいね。
SMBCモビットを解約するときのポイントは3つです。
2.解約はモビットコールセンター(0120-24-7217)に電話をすること
3.「契約終了のお知らせ」を発行しておくこと
信用情報をなるべく早く綺麗にするためにも、もう借りる必要がないなら速やかに解約してしましょう。