アコムの返済方法・毎月の返済額・返済日(引き落とし日)一括・繰上返済方法も
アコムの返済方法は、ATMや口座振替など6種類も用意されています。
またアコムの場合、返済期日も「35日ごと返済」と「毎月1回払い返済」から選択できるので、お給料日と生活スタイルに合わせて組み合わせができる自由度が高い設定になっています。
アコムなら返済日も指定することができますので、返済しやすいカードローンであることは間違いありません。
しかし、返済を自由カスタマイズしてOK!と言われても、自分にとってベストな返済方法を選ぶのは難しいのではないでしょうか?
ここでは、アコムの返済について徹底解説しています。
返済方法、返済日、返済額、返済期日のポイントなどをわかりやすくご紹介しますので、ご覧になってみてください。
アコムの返済方法を徹底解説!返済方法は6種類
アコムの返済方法は以下の6種類用意されているので、お好きな方法を選択して返済していくことができます。
・インターネット返済
・アコムATM返済
・口座振替返済(自動引き落とし)
・提携ATM返済
・振込返済
・店頭窓口返済
それぞれのアコムの返済方法の特徴、流れ、注意点を見ていきましょう。
アコムのインターネット返済
インターネット返済は、アコムの公式サイトやスマホアプリから返済する方法です。
24時間365日いつでも手数料無料で返済ができるので、とっても便利な返済方法なんです。
アコムの6つの返済方法の中でもぜひおすすめしたい方法のひとつなので、使いこなせるようになっておきましょう!
インターネット返済は「Pay-easy(ペイジー)」を使う
アコムのインターネット返済は「Pay-easy(ペイジー) https://www.pay-easy.jp/」というサービスを利用して行います。
Pay-easyは税金や公共料金の支払い、インターネットオークションの支払い。カードローン返済などをインターネットバンキングを金融機関同士を結ぶネットワークサービスで行うサービスです。
24時間365日時間も場所も問わず返済が可能で、なんと手数料も無料です。
なお、お使いの金融機関でインターネットバンキングの利用登録をしている人も多いと思いますが、このインターネットバンキングから直接返済をするとインターネット返済ではなく「振込返済」になってしまい、別の返済方法になりますのでご注意ください。
アコムのインターネット返済の流れ
アコムのインターネット返済は、お使いの金融機関のインターネットバンキングを使用します。
銀行のインターネットバンキングで直接返済をすると「振込返済」になりますが、アコムのインターネット返済を行うとPay-easyを使ったインターネット返済になるんです。
アコムインターネット返済を行うには、こちらの「アコム インターネットバンキング可能金融機関(銀行・信用組合)」に登録がある金融機関で、事前に銀行でインターネットバンキングが利用できるようにしておきましょう。
インターネットバンキングの利用手続きは、アコムからではなく各金融機関で行います。詳しくは金融機関公式サイトで確認してみてください。
手順1:アコムの会員ページにログインします。
手順2:「MENU」から「インターネットでのご返済」を選択します。
手順3:返済口座を選択して返済金額を入力したら確認ボタンを押します。
手順4:返済内容が表示されるので、確認して「実行」ボタンを押します。
手順5:「金融機関でお手続きを進める」ボタンを押して、返済を行う金融機関を選択します。
手順6:金融機関のインターネットバンキングにログインして、口座を指定して返済を実行します。通常30分以内でインターネット返済が完了します。
※金融機関の案内に従って返済します。
インターネット返済の注意点
アコムのインターネット返済は、手数料無料でいつでも返済ができるので、とても便利な返済方法であることは間違いありません。ただ、ちょっと気をつけたい注意点もあるんです。
システムメンテナンス期間は返済できなくなります
まず気をつけていただきたいことは、システムメンテナンス時間の返済ができないということです。
アコムの定期メンテナンス日はこちらです。
毎週月曜日 | 1:00~5:00 |
1月1日 | 20:00~6:00 |
毎月第3日曜日 | 0:00~5:30 |
6月、9月の第3日曜日 | 0:00~6:00 |
また、お使いの金融機関でも定期メンテナンスを行なっていることがありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
例えば三井住友銀行のインターネットバンキングサービス「SMBCダイレクト」は、日曜日21:00~翌月曜日7:00が定期メンテナンスとなっていて利用することができません。
三菱UFJ銀行のインターネットバンキングサービス「三菱UFJダイレクトサービス」は毎月第2土曜日21:00~翌朝7:00が利用不可になります。
Pay-easyにも定期メンテナンスがあり毎日23:30~翌0:30の1時間は返済できなくなります。
通帳にアコムとの取引履歴が残ります
インターネット返済は自分の銀行口座を介して行う返済方法ですので、通帳を記帳したりインターネットバンキングを確認すると、アコムに返済をしたという取引履歴が表記されることになります。
ただ、アコムの社名が表記されることはなく「PEDfacネットフリコミ」と書かれているので、家族に見られたとしてもすぐにアコムの返済とわかることはないと思いますが、口座に記録が残る返済方法ということは覚えておきましょう。
アコムATM返済
アコムATM返済は、アコムのATMに行って返済をする方法です。
アコムATMは一部店舗をのぞいて24時間営業しているので、仕事帰りの遅い時間でも返済ができます。
ATM利用手数料も無料なので、立ち寄りやすいところにアコムATMがある場合は、使いやすい返済方法になります。
アコムATM返済の流れ
手順1:ローンカードと返済金を持参してアコムATMに行きます。
手順2:ATMにローンカードを挿入します。
※アコムATMからの返済に限り、ローンカードがなくても対応できます。
手順3:4桁の暗証番号を入力します。
手順4:「ご返済」ボタンを選択します。
手順5:返済金を現金投入口に入れて「読取」ボタンを押します。
手順6:返済金額が表示されるので確認して「確認」ボタンを押します。
手順7:明細書が発行されるので受け取ります。ローンカードも忘れずに抜き取りましょう。
アコムATMの注意点は?
アコムATMは営業時間も長いですし、手数料無料もかかりません。うっかりローンカードを忘れても返済が可能なので、比較的利用しやすい返済方法になるでしょう。
ただ、アコムATMに出入りをしているところを知り合いに見られてしまったら、お金を借りていることがバレてしまうというリスクはあります。
気になる人は使い方に注意が必要ですね。
アコムの口座振替返済(自動引き落とし)
アコムの口座振替返済は、お使いの金融機関から毎月自動的に引き落とし返済をする方法です。
最初に口座振替の設定をしておくだけで自動的に返済ができるので、最も手間がかからない返済方法になりますね。
口座振替返済(自動引き落とし)返済の流れ
アコムへ口座振替で返済をする場合は、口座振替返済の設定が必要になります。
手続き方法は、
・店頭窓口で直接申し込む
のいずれかになります。
アコム総合カードローンデスクで登録する
アコム総合カードローンデスクに電話をして、口座振替の設定をしたいことを伝えると、自宅に必要書類が届きます。
記入捺印して返送することで口座振替での返済が可能となります。
アコムの店頭窓口で登録する
アコムの自動契約機(むじんくん)を見たことがあるという人は多いと思いますが、有人店舗の場所を知っているという人は少ないと思います。
それも当然で、アコムの店頭窓口は2021年4月現在以下の4店舗のみなんです。
店名 | 所在地 | 営業時間 | 定休日 |
西新宿支店 | 東京都新宿区西新宿1丁目3-1 新宿サンフラワービル2F |
平日09:30~18:00 | 土日祝日 |
川崎駅前支店 | 神奈川県川崎市川崎区駅前本町5-3 KOWA川崎駅前ビル2F |
平日09:30~18:00 | 土日祝日 |
天王寺支店 | 大阪府大阪市天王寺区堀越町16-9 毎日シルバ-ビル4F |
平日09:30~18:00 | 土日祝日 |
梅田支店 | 大阪府大阪市北区小松原町1-7 ミスターりんビル2F |
平日09:30~18:00 | 土日祝日 |
アコムの店頭窓口に行ける人は限られていますし、しかも営業時間は平日09:30~18:00となっているので、便利な方法とは言えません。
口座振替返済の登録は基本的にはアコム総合カードローンデスクで行うことをおすすめします。
なお、アコムの店頭窓口で登録する場合は、口座番号がわかるものと銀行届出印が必要になりますので忘れずに持参してください。
口座振替返済(自動引き落とし)の注意点
アコムの口座振替返済は毎月決まった日に自動的に返済が行われるので、特に注意点はありません。
ただ、残高不足になると引き落としが失敗してしまいますので、返済日を迎える前に預金残高をチェックしておきましょう。
提携ATMでアコムに返済
提携ATM返済は、アコムATM以外のATMから返済をする方法です。
アコムATMよりも提携ATMの方が設置数が多いですし、ほぼ24時間いつでも返済ができるのでとても便利ですよ!
日本全国の銀行ATMからの返済も可能なのですが、特に便利なのがコンビニATM返済です。
返済中にばったり知り合いに会ったとしても、アコムATMと違ってカードローンの返済をしていることがバレることはありません。
アコムの提携ATMはどこにあるの?
アコムの提携ATMは都市銀行、地方銀行、コンビニATMなどです。
・三菱UFJ銀行
▼コンビニATM
・セブン銀行
・イーネット
・ローソン銀行ATM
・イオン銀行
▼地方銀行など
・北海道銀行
・北陸銀行
・東京スター銀行
・八十二銀行(カードローン借り入れのみ)
・第三銀行
・広島銀行
・西日本シティ銀行
・福岡銀行
・十八親和銀行
・熊本銀行
・クレディセゾン
提携ATM返済の流れ
ここでは提携ATM返済の例として、セブン銀行ATMでの返済方法をご紹介します。
手順1:ローンカードをセブン銀行ATMに挿入します。
手順2:「ご入金(返済)」を選択します。
手順3:4桁の暗証番号を入力します。
手順4:「カードローン」「ショッピング」を選択できるので、「カードローン」を選択します。
手順5:返済する金額を入力します。
手順6:返済内容が表示されるので、確認して「確認」ボタンを押します。
手順7:利用明細とローンカードを受け取ります。
提携ATM返済の注意点
提携ATM返済の注意点は、返済手数料がかかること。
アコムATM以外のATMから返済をすると、その都度以下の手数料が発生してしまいます。
10,000円未満の取引 | 110円 |
10,000円超の取引 | 220円 |
アコムの借り入れ・返済で、ATM利用手数料がかからないのはアコムATMだけですのでご注意ください。
また、提携ATMにはメンテナンスによるサービス停止時間があります。
毎週月曜日1:00~5:00はアコムの定期点検になるため、提携ATMも利用できません。
提携ATMのメンテナンス時間にもご注意ください。
例えば、セブン銀行ATMは23:50~0:10、イオン銀行ATMは23:45~0:10の間利用できなくなります。
アコムの振込返済
振込返済は、その名のとおりアコムが指定する金融機関に振込で返済を行うこと。
振込先の口座名義人名と口座番号は、アコム会員ページ「返済時の振込入金口座照会」から確認できます。
振込の方法は銀行や郵便局の窓口でも良いですし、お使いの金融機関のインターネットバンキングから返済することもできます。
振込返済の流れ
銀行窓口へ振込返済を行う場合は、返済金額を持参して銀行窓口に行きます。
あとは通常の送金手続きなどと同じように、銀行に用意されている用紙に必要事項を記入して返済を行います。
振込返済の注意点
アコムの振込返済はあまりおすすめできる返済方法ではありません。
わざわざ混雑している銀行窓口に行かなくても返済できる方法は複数ありますし、ATM返済よりも手数料が高くなってしまうこともあります。
アコムへの返済は毎月のことなので、できるだけで手間と手数料をかけずに返済できる方法を確立しておくと延滞の予防にもつながります。
アコムの店頭窓口で返済
アコムの店頭窓口でも返済することができます。
現金を持参してアコムの店頭窓口に行くだけなので、手順としては簡単で、返済手数料も無料です。
ただ、アコムの有人店舗は全国に4店舗(2021年4月現在)しかありませんので、行くだけで大変です。
限られた人向けの返済方法と言えそうですね。
アコムの返済金額を徹底解説!
アコムの毎月の返済金額は、最少返済額以上の金額を返済していくことになります。
最少返済額がどうやって決定されるのかをここで確認しておきましょう。
アコムの返済額はどうやって決まるの?
まず知っておきたいのは、アコムの返済方式は「定率リボルビング方式」になるということ。
定率リボルビング方式は、借り入れ残高に対する返済額の割合が固定(定率)となる返済方式です。
アコムでは「最後に借りた時の借り入れ残高」に「一定の割合(定率)」をかけた金額を最少返済額にしています。
最少返済額の計算方法はこちらです。
「一定の割合(定率)」は、契約時に設定される借り入れ限度額によって決められることになります。
▼一定の割合
契約限度額 | 一定の割合 |
30万円以下 | 4.2% |
30万円超~100万円 | 3.0% |
100万円超 | 1.5%~3.0% |
なお、1,000円未満の端数は切り上げになります。
例1)限度額が30万円で、10万円借りた場合の最少返済額は?
一定の割合は4.2%になるので、
10万円 × 4.2% = 4,200円
1,000円未満の端数は切り上げになるので、最少返済額は「5,000円」になります。
例2)限度額が50万円で、10万円借りた場合の最少返済額は?
借りた金額は例1と同じですが、一定の割合は3.0%になりますので、
10万円 × 3.0% = 3,000円
最少返済額は「3,000円」になります。
限度額が高いと最少返済額は低くなるんですね。
計算するのが面倒!アコム最少返済額の早見表
アコムの最少返済額の計算方法はわかったけど、いちいち計算するのは面倒ですよね。
ここでは、限度額別の最少返済額を早見表にしています。返済計画の目安に確認してみてください。
▼限度額が30万円以下の最少返済額
借り入れ残高 | 最少返済額 |
5万円 | 3,000円 |
10万円 | 5,000円 |
15万円 | 7,000円 |
20万円 | 9,000円 |
30万円 | 13,000円 |
▼限度額が30万円超100万円以下の場合
借り入れ残高 | 最少返済額 |
5万円 | 2,000円 |
10万円 | 3,000円 |
15万円 | 5,000円 |
20万円 | 6,000円 |
30万円 | 9,000円 |
40万円 | 12,000円 |
50万円 | 15,000円 |
60万円 | 18,000円 |
70万円 | 21,000円 |
80万円 | 24,000円 |
90万円 | 27,000円 |
100万円 | 30,000円 |
アコムの返済日(引き落とし日)を徹底解説!
アコムの返済日は、「35日ごと返済」と「毎月1回払い返済」の2つのパターンから選択することができます。
アコムの「35日ごと返済」
「35日ごと返済」は文字どおり35日周期で返済していく方法で、返済期日は、「前回返済日の翌日から数えて35日目」になります。(返済期日が土日祝日の場合は、翌営業日が返済日になります。)
例えば、初回借入日が5月12日の場合、借入日の翌日から数えて35日後の6月16日が初回返済日になります。
繰上げ返済したら次回返済日はどうなるの?
アコムの「35日ごと返済」の返済期日は35日ごとですが、35日後の返済日を待たずに繰上げ返済(追加返済・随時返済)をした場合の次回返済日はどうなるのかというと、「返済日の翌日から35日後」が次回返済日になります。
借り入れ日が5月12日の場合、本来の返済期日は6月16日になります。
6月10日に繰上げ返済をした場合、返済した日の翌日から35日後になる7月15日が次回の返済期日になります。
繰上げ返済はいつでも「返済日の翌日から数えて35日後が返済日になる」ことを覚えておきましょう。
「35日ごと返済」の注意点
アコムの「35日ごと返済」は返済日が固定されていないので、返済日を自分でしっかり管理しておかなければいけません。
毎月35日ペースで返済しようとすると、うっかり返済日を間違えてしまうこともあります。
「35日ごと返済」の上手な活用方法
アコムの「35日ごと返済」で返していきたい場合も、自分の中で約定返済日を決めておくことをおすすめします。
例えば毎月25日がお給料日の場合、翌日の毎月26日をアコム返済日と決めておきます。
こうすると、本来の返済期間は35日ごとなので、どうしても26日に返済できなくても延滞にはなりません。
「毎月お給料日翌日の仕事帰りにインターネット返済を行う」など、自分の中で返済ルールを決めておくことが35日ごと返済を上手に使いこなすポイントになります。
アコムの「毎月1回払い返済」
アコムの「毎月1回払い返済」は、通常のカードローン返済と同じで、返済日を決めて毎月同じ日に返済していく方法です。(返済日が土日祝日の場合は、翌営業日が返済期日になります。)
アコムの場合、返済日は自由に選択することができるので、お給料日に合わせて設定すると返済しやすいでしょう。
例えば、返済日が毎月25日なら余裕を持って27日にしておくなど、生活しやすい日付を選んでください。
「毎月1回払い返済」には返済期間が設定されています
アコムの「毎月1回払い返済」の注意点は、返済期間が設けられているということ。
「35日ごと返済」と違って、いつ返済しても良いというわけではありませんので気をつけましょう。
返済期間は「返済日の15日前から返済日まで」になり、当月の返済はこの15日の間に行うことになります。
返済期日より15日以上前に返済した金額は当月の約定返済にはならず、前月分の繰上げ返済として扱われることになります。
例えば、返済期日が6月28日で、6月11日に返済をした場合、6月分の約定返済にはならず5月分の追加返済として算入されます。
この状態で6月の返済をしたつもりで6月28日をすぎてしまうと、約定返済をしていないことになり、6月分の返済を延滞してしまうことになるんです。
「35日ごと返済」では1ヶ月間が丸ごと返済期間になりますが、「毎月1回払い返済」では返済期間が15日間になることを必ず覚えておきましょう。
「口座振替返済」の返済日は毎月6日固定!
アコムの返済では、口座振替も選択できることをお伝えしましたが、口座振替返済は返済日を選択することはできません。
口座振替返済の返済日は「毎月6日」に固定されます。(6日が土日祝日の場合は翌営業日に繰越となります)
お給料日が毎月10日の人などは返済しにくいかもしれませんね。
くれぐれも残高不足だけにはご注意くださいね。
アコムの繰上返済・一括返済方法を徹底解説!
アコムの返済は、毎月の決まった返済だけではなく繰上げ返済と一括返済を行うこともできます。
繰上げ返済は、毎月の約定返済とは別に任意で行う返済で、返済額に決まりはありません。
繰上げ返済方法は、
・インターネット
・アコムATM
・提携ATM
・振込返済
・店頭窓口
のどの方法でも構いません。
「35日ごと返済」はいつでも繰上げ返済ができる
アコムの「35日ごと返済」は返済期日が設けられていないので、最少返済額以上の金額を入金することでいつでも繰上げ返済ができます。
「毎月1回払い返済」の繰上げ返済方法は?
アコムの「毎月1回払い返済」の繰上げ返済は2パターンあり、ひとつは、返済期日の15日以上前に返済した場合です。
返済期日が7月30日だとすると、返済期間は7月16日~7月30日になります。
7月1日~7月15日に返済をした金額は、すべて6月分の繰上げ返済に充てられることになります。
約定返済額以上の金額を入金しても、全て繰上げ返済になってしまう点にご注意ください。
もうひとつは、返済期間に最低返済額以上の金額を入金したケースです。
返済期間中の入金であっても、最低返済額以上の金額を入金した金額については追加返済として扱われます。
口座振替の繰上げ返済はどうなるの?
アコムの「口座振替の返済」で引き落とされる金額は最少返済額のみとなり、多めに引き落とすということはできません。
口座振替返済は毎月同じ日に決まった金額を返済できるので計画的な返済が可能なのですが、返済額が少額なので口座振替だけで返済しようとすると返済期間が長くなってしまいます。
ぜひ繰上げ返済も併用して、早期完済を目指しましょう。
口座振替の繰上げ返済はとても簡単で、インターネット、アコムATM、提携ATM、振込返済、店頭窓口のどの方法で返済しても繰上げ返済になります。
口座振替以外の方法で返済した金額に関しては全て繰上げ返済として扱われるので、いつ入金しても繰上げ返済が可能です。
アコムのおすすめの返済方法は?
アコムの返済は毎月必ず行うことなので、なるべく手間をかけずに手数料無料で行える方法を見つけておくことが重要です。
毎月6日の返済でも不便じゃなければ、約定返済は「口座振替」で行なって、繰上げ返済はインターネット返済やアコムATM返済にすれば、手数料は完全無料で最小限の手間だけで積極的に返済ができます。
約定返済を口座振替にするのは延滞防止のためです。口座振替返済は、残高不足にだけ気をつけておけば延滞することがありませんのでぜひ検討してみてください。
お財布に余裕があるときには繰上げ返済も行なえば、利息を抑えることができますよ。
アコムの返済シミュレーション
アコムの返済は「35日ごと返済」と「毎月1回払い返済」がありますが、「35日ごと返済」の方が返済周期が長くなります。
そのため、毎月同じ金額を返済した場合、「35日ごと返済」の方が返済期間が長くなってしまいます。
ここでは、「1年以内に返済したい」など期間を決めて返済したい場合の毎月の返済額と返済総額を、返済方法別に確認しておきましょう。
「35日ごと返済」の返済早見表
▼金利18.0%で10万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 10回 | 11,000円 | 109,710円 |
2年以内 | 20回 | 6,000円 | 118,930円 |
3年以内 | 25回 | 5,000円 | 123,709円 |
4年以内 | 33回 | 4,000円 | 131,987円 |
5年以内 | 51回 | 3,000円 | 150,105円 |
▼金利18.0%で20万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 10回 | 22,000円 | 219,425円 |
2年以内 | 20回 | 12,000円 | 237,869円 |
3年以内 | 29回 | 9,000円 | 254,432円 |
4年以内 | 40回 | 7,000円 | 277,945円 |
5年以内 | 51回 | 6,000円 | 300,256円 |
▼金利18.0%で30万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 10回 | 33,000円 | 329,141円 |
2年以内 | 20回 | 18,000円 | 356,809円 |
3年以内 | 30回 | 13,000円 | 385,927円 |
4年以内 | 38回 | 11,000円 | 408,970円 |
5年以内 | 51回 | 9,000円 | 450,401円 |
▼金利18.0%で40万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 10回 | 44,000円 | 438,856円 |
2年以内 | 20回 | 24,000円 | 475,748円 |
3年以内 | 31回 | 17,000円 | 517,659円 |
4年以内 | 40回 | 14,000円 | 555,929円 |
5年以内 | 51回 | 12,000円 | 600,544円 |
▼金利18.0%で50万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 10回 | 55,000円 | 548,569円 |
2年以内 | 20回 | 30,000円 | 594,690円 |
3年以内 | 31回 | 21,000円 | 649,464円 |
4年以内 | 39回 | 18,000円 | 686,705円 |
5年以内 | 51回 | 15,000円 | 750,686円 |
「毎月1回払い返済」の返済早見表
▼金利18.0%で10万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 11回 | 10,000円 | 109,018円 |
2年以内 | 24回 | 5,000円 | 119,429円 |
3年以内 | 32回 | 4,000円 | 125,771円 |
4年以内 | 47回 | 3,000円 | 138,781円 |
5年以内 | 47回 | 3,000円 | 138,781円 |
▼金利18.0%で20万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 12回 | 19,000円 | 219,040円 |
2年以内 | 24回 | 10,000円 | 238,870円 |
3年以内 | 32回 | 8,000円 | 251,562円 |
4年以内 | 47回 | 6,000円 | 277,598円 |
5年以内 | 47回 | 6,000円 | 277,598円 |
▼金利18.0%で30万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 12回 | 28,000円 | 329,074円 |
2年以内 | 24回 | 15,000円 | 358,314円 |
3年以内 | 36回 | 11,000円 | 386,965円 |
4年以内 | 47回 | 9,000円 | 416,416円 |
5年以内 | 56回 | 8,000円 | 440,765円 |
▼金利18.0%で40万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 12回 | 37,000円 | 439,109円 |
2年以内 | 24回 | 20,000円 | 477,759円 |
3年以内 | 35回 | 15,000円 | 512,448円 |
4年以内 | 47回 | 12,000円 | 555,236円 |
5年以内 | 53回 | 11,000円 | 578,326円 |
▼金利18.0%で50万円借りた場合の返済額早見表
返済期間 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 返済総額 |
1年以内 | 12回 | 46,000円 | 549,146円 |
2年以内 | 24回 | 25,000円 | 597,201円 |
3年以内 | 34回 | 19,000円 | 638,078円 |
4年以内 | 47回 | 15,000円 | 694,050円 |
5年以内 | 58回 | 13,000円 | 745,035円 |
最少返済額のみの返済と繰上げ返済の違いはどれくらい?
アコムの返済は最少返済額のみの金額を返していけば問題ないのですが、最少返済額は比較的お財布に無理のない金額に設定されています。
そのため、約定返済のみで返していくと返済期間が非常に長くなってしまいます。
金利18.0%で10万円借りて、約定返済のみで完済した例がこちらです。
返済金額 | 5,000円 |
返済期間・回数 | 2年・24回 |
返済総額 | 119,772円 |
利息 | 19,772円 |
借り入れ金額は10万円と少額ですが、返済期間は2年かかることになります。
返済期間に追加融資を受けた場合は、さらに返済期間が延びてしまうことになります。
繰上げ返済を行うと返済期間も短くなりますし、利息を抑えることもできます。
アコムから金利18.0%で10万円借りて、追加返済を行なった返済パターンも確認しておきましょう。
▼毎月1,000円の繰上げ返済を行なった場合
返済金額(合計) | 6,000円 |
返済期間・回数 | 1年8ヶ月・20回 |
返済総額 | 115,930円 |
利息 | 15,930円 |
▼毎月2,000円の繰上げ返済を行なった場合
返済金額(合計) | 7,000円 |
返済期間・回数 | 1年5ヶ月・17回 |
返済総額 | 113,384円 |
利息 | 13,384円 |
▼毎月3,000円の繰上げ返済を行なった場合
返済金額(合計) | 8,000円 |
返済期間・回数 | 1年2ヶ月・14回 |
返済総額 | 111,565円 |
利息 | 11,565円 |
▼毎月4,000円の繰上げ返済を行なった場合
返済金額(合計) | 9,000円 |
返済期間・回数 | 1年1ヶ月・13回 |
返済総額 | 110,218円 |
利息 | 10,218円 |
▼毎月5,000円の繰上げ返済を行なった場合
返済金額(合計) | 10,000円 |
返済期間・回数 | 11ヶ月・11回 |
返済総額 | 109,158円 |
利息 | 9,158円 |
追加返済を頑張れば頑張るほど返済期間が短くなりますし、支払う利息も抑えられていることがわかりますね。
例えば、アコムから10,000円借りたけど、予定よりも出費を抑えることができて2,000円余った場合などは、そのままお財布に現金を入れておかずにアコムATMから返済してしまいましょう。
繰上げ返済には最少返済額がなく1,000円からでも返済できるので、ぜひ積極的に行なってみてください。
アコムの返済方法について詳しく見てきました。
アコムの返済額は収入の範囲で無理なく返していけるように設定されていますし、返済ペース、返済日、返済方法は自由に選択することができます。
返済しやすいカードローンであることがわかったのではないでしょうか?
ご自分の生活スタイルに合わせて、なるべく早く完済できるような返済計画を立てて実行していきましょう。
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