アコムの遅延損害金について【支払いが延滞・遅延した時の対処】

アコムの審査に通過して、お金を借りられたのは良かったけど、このままではとても返済できないよ・・・というときもあるかもしれません。

借りたお金を返すのは当然なのですが、わかっていても返済できない時にはどうすれば良いのでしょうか?

ここでは、
・アコムの遅延損害金について
・延滞してしまったらどうなるの?(取り立て、督促、催促)
・延滞しそうな時にやるべきこと、やってはいけないこと
などを詳しくお伝えしています。
万が一の時に備える意味でも、ぜひチェックしておいてくださいね。


もくじ

アコムの返済が遅れると遅延損害金が発生します

アコムの返済が遅れてしまうと、様々なデメリットやリスクが発生することになるのですが、その最も代表的なものが遅延損害金になります。

遅延損害金は延滞金と同じで、延滞が発生した日から支払いが行われるまで、日割りで増えていくことになります。

アコムの遅延損害金は実質年率20.0%で、次のように計算されて請求されることになります。

遅延損害金 = 借り入れ残高 × 20.0% ÷ 365日(うるう年は366日) × 延滞経過日数

例えばアコムの借り入れ残高が30万円で、10日間延滞してしまった場合は、1,643円が遅延損害金として請求されることになります。

もちろん返済が必要な金額は遅延損害金だけではありません。

前回の返済日から30日経過して、10日間延滞した場合は、「元金+30日分の利息+10日分の遅延損害金」の支払いを求められることになるので、1度でも延滞してしまうと支払いは非常に困難になってしまうでしょう。

返済日を延長しても遅延損害金は発生します

どうしても返済期日までにアコムへ支払いができない場合に、一時的に返済期日を先延ばしするという対策があります。

例えば、本来の返済日は毎月25日だけど、今月だけ30日に変更するという感じです。

※詳しくは「アコムの返済が遅れそうな時の対処とは?」をご確認ください。

この返済期日の延長は裏技でもなんでもなく、アコムの会員ページや電話(自動音声対応)で簡単に変更できるようになっています。

しかし、返済日を延長しても延滞は延滞なので、遅延損害金は必ず発生してしまいます。

25日の返済を30日に変更した場合、5日分の遅延損害金がついてしまいますので、いずれも場合も延滞してしまったら1日でも早く支払いを行うことを強くおすすめします。

アコムの支払いを延滞することのリスク・デメリット

アコムの支払いを延滞してしまうことのリスク・デメリットは遅延損害金だけではありません。

ここでは、アコムの返済が遅延してしまった場合のデメリットを確認しておきましょう。(ちなみに延滞するメリットは何もありません!)

遅延損害金が必ず発生します

アコムへの返済が1日でも延滞すると遅延損害金が発生します。

繰り返しになりますが、この遅延損害金は返済日を延長しても回避することはできません。

元金と利息に遅延損害金を追加した金額を返済しなければならないため、延滞期間が長くなるほど支払いが厳しくなってしまいます。

督促が行われ、家族にバレる可能性が上がってしまいます

返済が遅れると、当然アコムから催促されることになります。

最初はメールでの確認や携帯電話に電話がかかってくる程度ですが、それでも返済が確認できない場合は自宅の固定電話に連絡があったり、返済を要求する郵便物が届き始めてしまいます。

督促の電話はアコムの担当者の個人名でかかってくることになるので、家族が出てもすぐにアコムからの催促の電話だとバレることはありません。

しかし、延滞期間中は何度もかかってくることになるので怪しいですよね。

また、督促状も外から見ただけでは、アコムの返済を要求されているとはわかりません。

しかし、クレジットカードの利用明細などの一般的な書類とは異なりますので、勘の良い人にはピンとくると思います。

親や家族、配偶者に内緒でアコムからお金を借りたいと考えている人もいると思いますが、郵送による請求が始まってしまうと、家族に内緒で借り入れを続けるのは非常に難しくなってくるでしょう。

信用情報に傷がつきブラックリスト入りします

アコムへ延滞した初日からブラックリスト入りすることはありませんが、延滞期間が長期にわたってしまったり、短期間の延滞を何度も繰り返してしまうとブラックリスト入りしてしまいます。

まず、一定期間延滞してしまうと「延滞した」という記録が信用情報に記録されます。

この状態でもすでに信用情報に傷がついているのですが、延滞が2ヶ月以上継続してしまうと、「異動情報(事故情報)」が登録されてしまいます。

異動情報が登録されてしまうとブラックリストとなってしまい、あらゆるローン審査に通過できなくなってしまいます。

異動情報が登録されてしまう主な条件は以下のとおりです。

・長期延長(目安は2ヶ月以上)
・強制解約
・代位弁済
・債務整理
など

異動情報は延滞が解消したらすぐに消えるというものではなく、掲載される期間は「契約期間中および契約終了後5年以内」になります。

ただし、全国銀行個人信用情報センター という信用情報機関は、自己破産による異動情報のみ10年間記載を継続します。

1度ブラックリスト入りしてしまうと、影響を受ける期間は非常に長いです。

異動情報があると、たとえ公務員でも住宅ローン審査に通ることはないと言われているくらい厳しいものなので、ブラックリスト状態になってしまうことは延滞することの非常に大きなデメリットとなります。

アコムの返済を遅延(延滞)した時の督促の流れ

アコムの返済が遅れてしまった場合の一般的な催促の流れをご紹介します。

1.アコムからメールによる確認が行われます

延滞が発生すると、まずはメールによる確認が行われます。

アコムからのメールは最短で返済日の翌日に送られてくるのですが、内容は「返済期限を過ぎていますので、返済手続きをお願いします」というソフトなもので、まだ取り立てという感じではありません。

延滞するつもりはなくても、つい入金を忘れてしまうこともあると思いますので、メールが届いたら速やかに入金をしましょう。

すぐに返済するのが難しい時にはアコムコールセンター(0120-07-1000)に電話をかけて返済予定日を相談してください。

2.アコムから携帯電話に催促の電話がかかってきます

延滞が続くと、アコムから携帯電話に催促の電話がかかってくることになります。

電話による催促は大体延滞発生日から3日目くらいから行われるようです。

電話は、「山田と申しますが、△△(利用者の苗字)様でしょうか?」という感じでアコム担当者の個人名でかかってくるので、家族など他の人が電話に出たとしてもすぐにアコムからの催促だとわかることはありません。

電話では返済予定日を確認されることになりますので、入金可能な日程を伝えてください。
ここで伝えた返済予定日までは、再度催促の電話がかかってくることはありません。

3.アコムから自宅固定電話に督促の電話がかかってくる

自宅固定電話番号をアコムに伝えている場合、延滞開始から1週間程度で自宅にも督促の電話がかかってくることになります。

ただし、この固定電話でもいきなり「アコムと申しますが・・・」と社名を名乗ることはありませんので、家族にアコムからの電話だとわかってしまうことはないでしょう。

ただ、延滞が解消するまでは何度も着信があるので、不振に思われてしまうことはありそうですね。

申し込みの際に固定電話番号をアコムに伝えていない場合は、自宅に電話がかかってくることもありません。

4.アコムから督促状が届く(郵送)

電話で約束した返済日に入金しなかったり、電話そのものを無視していると、アコムから督促状が郵送されてくることになります。

郵送による督促は、延滞が始まってから2週間程度から行われるようです。

郵便物の外観ではアコムからの督促状だとわからないようになっているので、家族が受け取ってもすぐに借金の催促が行われているとわかることはないと思います。

しかし、当然ながら内容は催促の文言になるので、中を見られてしまったらアコムからお金を借りていることも延滞していることも発覚してしまいます。

電話、督促状による催促は延滞している間ずっと継続されることになりますので、1日でも早く支払いを行うことをおすすめします。

5.アコムから勤務先に電話がかかってくることがあります

携帯電話や自宅に何度電話しても電話に出てもらえない場合や、督促状を送っても返済が行われない場合など、どうしても延滞者と連絡が取れない、返済が確認できない場合などは、アコムから勤務先に催促の電話がかかってくることもあります

勤務先への電話でもアコムの社名が伝わることはなく必ず個人名でかかってくるのですが、会社やバイト先に何度も個人名で電話がかかってくるのもかなり怪しくないですか?

こういったことになる前に、きちんと返済しておいた方が自分のためになるでしょう。

なお、勤務先への督促は携帯電話や自宅への連絡が取れない時の手段になります。

アコムからの連絡にきちんと対応していれば、勤務先に何度も取り立ての電話がかかってくるようなことはありません。

6.アコムとのカードローン契約が強制解約されてしまいます

連絡も取れず、返済期日になっても入金されない状態が続いてしまった場合は、アコムとの契約そのものが強制解約となってしまいます。

延滞が始まった日から借り入れはできなくなるのですが、強制解約になってしまうと信用情報に異動情報(事故情報)が掲載されてしまうので、さらに悪い事態になってしまいます。

また、強制解約になると分割での返済が認められなくなり、アコムから一括返済を求められることになります。

分割での支払いができないために延滞してしまったわけなので、元金全額、利息全額、遅延損害金の一括返済はかなり厳しい状態なのではないでしょうか。

7.法的手続きを取られ差し押さえになることも・・・

アコムからの一括返済を要求する督促状を無視していると、「特別送達」と書かれた郵便物が届くことになります。

これは裁判所からの郵便物で、訴訟を行うことが記されている訴状が入っています。

訴状には、お金を返してもらえないアコム側が、財産差し押さえの申し立てを裁判所に対して行なったことが記されています。

この訴状を無視したまま期日が過ぎてしまうと、法的手続きのもと、給料、預金、不動産などの財産の差し押さえが行われることになります。

これらの一連の流れは、あくまでも連絡を無視し続けたり、一切返済をしなかった場合の最悪のケースになりますが実際に起こり得ることなので怖いですよ。

ただし怖い取立てが行われることはありません

ドラマや漫画などでは、借金の返済が遅れてしまうと、怖いお兄さんが家のドアをドンドンと叩いたり、「お金返してくださいよー!」と近所に聞こえるような大声で取り立てを行うシーンをよく見かけませんか?

実際にあんな取り立てをされてしまうと困ってしまいそうですが、アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビット、レイクALSAなどのテレビコマーシャルでよく見かけるような大手消費者金融が、身に危険を感じるような取り立てが行われることは絶対にありません。
また、家に取り立てにくることもまずありません。

正規の消費者金融は貸金業法という法律のもと営業を行なっていて、次のような取立ては法的に禁止されているのです。

・正当な理由がないのに、夜間(午後9時以降)や早朝(午前8時以前)に、債務者に電話をかけたり自宅を訪問すること。
・正当な理由がないのに、自宅以外の場所(勤務先など)に連絡すること。
・債務者の自宅などを訪問した場合に、債務者から退去の要求があったにもかかわらず退去しないこと。
・債務者以外の者(家族、親族、知人など)に借金の返済を要求すること。
・張り紙や看板などで、債務者の借入れに関する事実、その他債務者等の私生活に関する事実を債務者等以外の人に知らせること。
など

<引用>:e-Gov貸金業法

アコムでも、どんなに延滞が続いてしまっても、利用者の自宅に居座ったり、深夜に電話をかけてくるような嫌がらせは絶対に行いません。
その点はご安心ください。

アコムの返済が遅れそうな時にやるべきこと【対処・対策】

延滞しないようになるべく気をつけていても、どうしても返済が遅れてしまうこともあるかもしれません。

遅延してしまいそうな時にまずやるべきことは、アコムに連絡をすることです。

支払い期限を過ぎる前にアコムに相談しよう

「今月は確実に延滞してしまう・・・」といったときは、必ず返済期限を過ぎる前にアコムに相談をしてください。

▼支払いに関する相談先
アコム総合カードローンデスク
0120-629-215
(受付時間:平日 9:00~18:00)

こちらの電話でできる対処は3つあります。

対処1:返済日の変更

「今回の返済日には間に合わないけど、あと3日あれば返済できそう」など、延滞することは確定だけど数日で返済できるような場合は、返済期日の変更を行いましょう。

この数日程度の返済期日の変更であれば、自動音声で対応してもらえます。

アコムのオペレーターさんと話をする必要もないので、気楽に手続きができると思います。

アコム会員ページでも変更可能です

返済日を一時的に後ろ倒しする変更手続きは、アコムの会員ページから手続きをすることもできます。

インターネットからの変更なら電話をかける手間もかかりません。

対処2:アコムに返済金額減額の相談

返済日をずらしても支払いが厳しいようなときは、返済金額の減額を相談することも可能です。

これまでの返済状況によっては、今月だけ利息だけの返済にしてもらえるなど、返済金額そのものを減額してもらえることもあります。

利息だけの返済で良いことになった場合、必要な金額をきちんと支払えば延滞にはなりません。

しかし、この月は元金の返済が行われないことになりますので、無駄に多く利息を支払うことになってしまいます。

この方法は、本当に支払いが厳しい時にのみお願いするようにしてください。

対処3:返済内容そのものをアコムに相談

アコムの返済によって生活が圧迫されているような切羽詰まった状態であれば、返済内容そのものを相談することも可能です。

本来は全額返済するべき借金の返済についての相談なので簡単にはいきませんが、口コミでは、金利を減らしてもらえたり、毎月の返済額を下げてもらえたという実例もあります。

どうしても困ったときには、絶対に放置しないで正直に相談してみるようにしましょう。

これ以上返済が無理なら債務整理も検討しよう

借金の返済のために家賃の支払いも厳しい・・・というような状況なら、債務整理を行なって元金そのものを減らすことを検討した方が良いかもしれません。

債務整理は借金を減額または全額免責にするための法的手続きです。

法的にとはいえ本来はきちんと返済すべきお金の返済を免れることになるので、それなりのペナルティはあります。また、費用もかかります。

しかし、債務整理を弁護士・司法書士に依頼すると、かなり早いタイミングで債権者からの取り立てが止まりますし、返済もストップすることができます。

早ければ債務整理を依頼したその日のうち、または翌日には取り立てが止まりますので、精神的な負担はかなり軽くなります。

借金問題や債務整理に関する内容であれば、初回無料で相談にのってくれる弁護士・司法書士は全国にたくさんいます。

身近な専門家に心当たりがなくても、検索すると見つかると思いますので、相談してみると良いでしょう。

アコムの遅延損害金、延滞についてのまとめ

延滞してしまうことが確実になってしまった時ほど、アコムに連絡をするのが億劫になってしまいませんか?

怒られてしまいそうですし、「払ってください」と言われても無い袖は振れない・・・と思って尻込みしてしまう人もいると思います。

しかし、アコムはそういった状況にもある程度理解があり、オペレーターと会話をしなくても返済期日を変更できる方法を用意してくれています。

まずは、アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)、または会員ページからの返済日の変更を行うと良いでしょう。

それでもどうしてもアコムへの返済が厳しい場合は、オペレーターさんに相談をしてみてください。

連絡せずに延滞して、アコムからの電話にも対応しないというのが、いちばんやってはいけないことです。

この状態が続いてしまうと、実際に差し押さえとなることもありますよ。

延滞してしまいそうな時ほど、誠意のある対応を行うことが後々の自分のためになることを忘れないでくださいね。


 
 

この記事の監修者・専門家

この記事の監修者 この記事の監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している金融メディア運営の専門家。

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