SBI新生銀行カードローン【審査~融資までの時間・流れ】返済方法も

「SBI新生銀行カードローン」は、全国から申し込みできる口座開設不要の銀行カードローンです。
おまけに、SBI新生銀行カードローンは、提携ATMの利用手数料が無料で、口座振込による借り入れも、SBI新生銀行以外の口座に手数料無料で入金してもらうこともできます。
ここでは、SBI新生銀行カードローンの申込み資格や審査~融資までの時間・流れ、金利、借入限度額、お金を借りる方法、返済方法、お金借りるメリット・デメリットなどを解説していきます。
SBI新生銀行カードローンの特徴
申し込み対象者 | ・満20歳以上満70歳以下で、本人または配偶者に安定した収入があり、日本国内に居住していることこと。 ・日本国籍をお持ちか、外国籍で日本語が理解でき永住権または特別永住権をお持ちであること。 ・新生フィナンシャル株式会社の保証を受けることができること。 |
限度額 | 1万円~500万円 |
金利 | 4.5%~14.8% |
遅延損害金 | 20.0% |
連帯保証人・担保 | 不要 |
お金の借り方 | ATM、口座振込 |
お金の返し方 | 口座引き落とし、ATM、口座振込 |
SBI新生銀行の口座開設 | 不要 |
SBI新生銀行への来店は必要? | 不要 |
SBI新生銀行カードローンの利用対象者は?
SBI新生銀行カードローンの利用条件に難しい設定はなく、年齢条件も20歳~70歳なので、幅広い年代の方が利用できます。
SBI新生銀行カードローンは、パート・アルバイトの方、また配偶者に安定した収入があれば専業主婦の申し込みも可能です。
SBI新生銀行カードローンの限度額と金利
SBI新生銀行カードローンの限度額は500万円までとなっていて、金利は限度額に応じて設定があります。
限度額 | 金利(実質年利) |
10,000円~990,000円 | 14.8% |
1,000,000円~1,990,000円 | 12.0% |
2,000,000円~2,990,000円 | 9.0% |
3,000,000円~3,990,000円 | 7.0% |
4,000,000円~5,000,000円 | 4.5% |
SBI新生銀行カードローンの上限金利は14.8%になりますが、この金利は消費者金融と比べると低金利、銀行カードローンとしては平均値より若干高めとなります。
<参考:大手消費者金融・銀行カードローンの金利比較>
商品名 | 上限金利 | |
銀行カードローン (メガバンク) |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 年1.8%~年14.6% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% | |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | |
りそな銀行カードローン | 3.5%~12.475% | |
銀行カードローン (ネット銀行) |
イオン銀行カードローン | 3.8%~13.8% |
PayPay銀行 カードローン | 1.59%~18.0% | |
セブン銀行カードローン | 15.0% | |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | |
消費者金融 | アイフル | 3.0%~18.0% |
アコム | 3.0%~18.0% | |
プロミス | 4.5%~17.8% | |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | |
レイク | 4.5%~18.0% | |
ノーローン | 4.5%~18.0% |
カードローンを初めて利用する場合、返済能力がわかりにくいことから限度額は低め金利は高めに設定されてしまう場合がほとんどです。
SBI新生銀行カードローンの場合、上限金利の14.6%になる可能性が非常に高いということですが、金利で言われてもわかりにくいですよね。
以下に金利14.8%で30日間お金を借りた場合の利息を掲載しておきますので、イメージをつかんでください。
借入額 | 30日分の利息 |
1万円 | 121円 |
5万円 | 608円 |
10万円 | 1,216円 |
20万円 | 2,432円 |
30万円 | 3,649円 |
40万円 | 4,865円 |
50万円 | 6,082円 |
60万円 | 7,298円 |
70万円 | 8,515円 |
80万円 | 9,731円 |
90万円 | 10,947円 |
※利息はシミュレーターを使った試算になりますので、実際の返済額とは異なる場合があります。
90万円借りた場合、仮に毎月1万円ずつ返済しても利息が増えるスピードの方が早いため返済が追いつかないことになりますね。
お金の借りすぎにはくれぐれも注意しないといけません!
SBI新生銀行カードローンの審査申し込み方法
SBI新生銀行カードローンの審査申し込み方法は、インターネット・電話・郵送になります。最も便利で早いのはやはりインターネットです。
なお、すでにSBI新生銀行口座を解説していてインターネットバンキングの「新生パワーダイレクト」を利用している場合は、ログインしてから申し込みをすることになります。
新生パワーダイレクト利用者さんは、
・3桁の店番号と7桁の口座番号(キャッシュカードに記入があります)
・4桁の暗証番号
・パワーダイレクトパスワード
を用意して、ログインしておきましょう。
1.新生パワーダイレクト利用の有無を確認して必要事項を入力
利用している方はログインしてから、利用していない方は専用申し込みフォームから申し込み手続きを進めます。
2.審査・在籍確認
SBI新生銀行カードローンの審査では勤務先への在籍確認が実施されます。
3.契約手続き
限度額・金利の確認、SBI新生銀行に口座を開設していない場合は振込先金融機関の登録などを行います。
4.必要書類の提出
SBI新生銀行カードローンの必要書類はメールでSBI新生銀行へ提出します。
5.融資スタート
まず、SBI新生銀行から口座振込で融資を受けることができ、後日ローンカードが郵送されてきますので、受け取り後はATMによる借り入れもできるようになります。
SBI新生銀行カードローンの申し込みに必要な書類
SBI新生銀行カードローンの申込者全員が提出するのが本人確認書類になります。
SBI新生銀行カードローンの本人確認書は原則運転免許証になりますが、交付を受けていない場合は健康保険証なども有効です。
また、SBI新生銀行に提出を求められた場合のみ収入証明書も必要になります。
・源泉徴収票
・給与明細書2~3ヶ月分
・市民税・県民税学決定通知書
・所得証明書
・確定申告書
・青色申告書
・収支内訳書
など
SBI新生銀行は在籍確認を行う?
SBI新生銀行では、カードローンの審査時に在籍確認を実施します。
SBI新生銀行カードローンの申込時に申告した勤務先に勤めていることを確認するために電話がかかってくることになります。
SBI新生銀行カードローンの場合、給料明細や保険証など書類による在籍確認は基本的に行っていないようなので、職場への電話連絡をどうしても避けたい方は在籍確認・郵送物ナシ!会社・家族にバレずに内緒でお金借りる方法をご覧になり、貸金業者をピックアップしてみてください。
審査~融資までにかかる時間は?
SBI新生銀行カードローンの審査結果は最短で当日に受け取ることができます。
●審査結果のお知らせ時間帯
平日・土曜・日曜・祝日 | 8:10~21:50 |
毎月第3日曜 | 8:10~19:00 |
ただし、2018年1月から銀行カードローンは即日融資を自粛しているので、SBI新生銀行カードローンも申し込みをしたその日にお金を借りることはできません(即日融資不可)。
SBI新生銀行カードローンに申し込んで、実際にお金を借りられるのは、最短で翌営業日(土日祝日を除く)となります。
銀行カードローンで最短翌営業日に借り入れができるというのはとても早い方ですよ。
特に他の銀行カードローンで口座開設していない場合は、借り入れ方法がATMのみとなり、ローンカードが届くまでは2週間以上待たなければいけないこともあります。
SBI新生銀行カードローンはスピード融資と言っても良いでしょう!
ただ、即日融資を希望する方は「お金を借りる即日融資ガイド110番TOP」をご覧ください。
SBI新生銀行カードローンでお金を借りる方法
SBI新生銀行カードローンでお金を借りる方法は大きく分けると「ATM」と「口座振込」になります。
ATMによる借り入れ方法
利用可能なATMと時間帯
・セブン銀行ATM、ローソンATM、イオン銀行ATM、イーネットATM
曜日 | 借り入れ・返済 |
月曜日 | 5:00~23:50 |
火曜日・水曜日 | 0:10~23:50 |
木曜日 | 1:30~23:50 |
金曜日・土曜日・日曜日 | 0:10~23:50 |
・ゆうちょ銀行ATM
曜日 | 借り入れ | 返済 |
月曜日 | 7:00~23:50 | 7:00~23:50 |
火曜日・水曜日 | 0:10~23:50 | 0:10~23:50 |
木曜日 | 1:30~23:50 | 1:30~23:50 |
金曜日・土曜日 | 0:10~23:50 | 0:10~23:50 |
日曜日・祝日 | 0:10~21:00 | 9:00~21:00 |
・北海道銀行ATM
曜日 | 借り入れ |
平日・土日 | 7:00~21:00 |
いずれの提携ATMも曜日や設置店舗によっては利用可能時間帯が変わることがあります。
ATM利用手数料がいつでも無料!
これは本当にすごいことなのですが、SBI新生銀行カードローンの借り入れ・返済で、どの提携ATMを利用しても手数料がかかりません。
SBI新生銀行カードローンならコンビニもセブンイレブン、ローソン、ファミマ、ミニストップなど全国どこにでもあるATMが利用できるので、借り入れ方法がなくて困るということはないと思います。
口座振込でお金を借りる
SBI新生銀行カードローンなら、インターネットまたは電話で振込依頼をすることで、口座に入金してもらえます。
振込先はSBI新生銀行口座を開設している場合はSBI新生銀行口座へ、開設していない場合は指定の他社金融機関口座に入金してもらえます。
なお、SBI新生銀行の口座を持っていれば会員ページ(新生パワーダイレクト)から振込依頼ができて、即入金してもらえます。
SBI新生銀行カードローンの返済方法
SBI新生銀行カードローンの場合、毎月の返済日は自分の都合の良い日を設定することができ、返済方法は「口座引き落とし」「ATM」「口座振込」になります。
<口座引き落としによる返済>
SBI新生銀行口座からの自動引き落としも他金融機関からの引き落としも、どちらも可能で返済手数料は無料ですが、SBI新生銀行口座以外からの引き落としの場合は注意点もあります。
・引き落とし日が14日または27日のどちらかになります
・郵送による手続きが必須になります
<ATMによる返済>
ATMからの入金でSBI新生銀行に返済することも可能で、ATM利用手数料は全て無料です。
<口座振込による返済>
ネットバンキングの新生パワーダイレクトから好きな時に口座振込で返済を行うこともできます。
なおSBI新生銀行に口座を持っていなくて、他行から振込返済をする場合、お使いの金融機関によって振込手数料がかかることがあります。
SBI新生銀行カードローンの毎月の返済額は?
SBI新生銀行カードローンの返済方法は原則残高スライドリボルビングとなり、「返済日時点の借り入れ残高」によって当月の返済額が決まります。
返済日時点の借り入れ残高 | 借り入れ利率 | |
12.0%~14.8% | 12.0%以下 | |
1円~10万円 | 3,000円 | 2,000円 |
10万円超~20万円 | 5,000円 | 4,000円 |
20万円超~30万円 | 7,000円 | 5,000円 |
30万円超~40万円 | 9,000円 | 7,000円 |
40万円超~50万円 | 11,000円 | 9,000円 |
50万円超~60万円 | 13,000円 | 10,000円 |
60万円超~70万円 | 15,000円 | 12,000円 |
70万円超~80万円 | 17,000円 | 14,000円 |
80万円超~90万円 | 19,000円 | 15,000円 |
90万円超~100万円 | 21,000円 | 17,000円 |
100万円超~120万円 | 25,000円 | 20,000円 |
120万円超~140万円 | 29,000円 | 24,000円 |
140万円超~160万円 | 33,000円 | 27,000円 |
160万円超~180万円 | 37,000円 | 30,000円 |
180万円超~200万円 | 42,000円 | 33,000円 |
200万円超~250万円 | 52,000円 | 42,000円 |
250万円超~300万円 | 62,000円 | 50,000円 |
300万円超~350万円 | 72,000円 | 55,000円 |
350万円超~400万円 | 82,000円 | 60,000円 |
400万円超~500万円 | 100,000円 | 70,000円 |
金利14.8%の場合、借り入れ残高が10万円なら毎月3,000円の返済、50万円の借り入れなら毎月11,000円の返済になりますね。
例1)10万円の返済はどうなる?
SBI新生銀行カードローンで10万円借りて毎月3,000円の返済だけで完済した場合、返済回数は43回(3年7ヶ月)、利息の合計は28,991円になります。
例2)50万円の返済はどうなる?
返済回数は67回(5年7ヶ月)、利息の合計は232,359円になります。
※いずれも金利14.8%で計算しています。
SBI新生銀行カードローンの毎月の返済額は、金利14.8%なら最低3,000円だけでも大丈夫なので、毎月の返済負担はかなり低いと言えますが、返済額が少ないと利息が膨らんでしまうことになります。
SBI新生銀行カードローンは、何度追加返済を行ってもATM手数料・振込手数料(新生パワーダイレクトの場合)がかからないので、できる限り追加返済を利用して元金をどんどん減らしていきましょう。
SBI新生銀行カードローンの契約でTポイントがもらえる?
SBI新生銀行カードローンには30日間無利息などの無利息サービスはないのですが、Tポイントが最大2,000ポイントもらえるキャンペーンを行なっています。
初めてのご契約で1,000ポイント
SBI新生銀行カードローンに契約をして、契約月の翌月末までに「Tポイントをもらおう!プログラム(お問合せ番号:5039)」にエントリーすると1,000ポイントもらえます。
収入証明書のご提出・お借入れで1,000ポイント
残りの1,000ポイントは
・収入証明書を提出した月の翌月末までにT「ポイントをもらおう!プログラム(お問合せ番号:5039)」にエントリー
・収入証明書を提出した月の翌月末時点で残高が100,000円以上ある方
この3つの条件を満たした場合にゲットできます。
ちなみに、こちらの収入証明書に関するTポイントプレゼントは、新規契約者だけでなく、すでに契約している方も対象となりますよ。
Tポイントをそのまま利用する場合、1ポイント1円として使えるので2,000円相当になりますね。
まとめ:SBI新生銀行カードローンでお金借りるメリット・デメリット
メリットとデメリットをまとめて、SBI新生銀行カードローンが向いている人・向いていない人を見ていきましょう。
SBI新生銀行カードローンでお金借りるメリット
・ネットで申し込み、借り入れ、返済ができる
・ATMの利用手数料が無料
SBI新生銀行カードローンは、借り入れにも返済にも一切手数料がかからないところがとても優秀です。
SBI新生銀行に口座開設していないと新生パワーダイレクトを使ってお金を借りることができないというデメリットはありますが、振込融資・返済ができないわけではありません。
むしろ口座不要で使えるカードローンとしては非常に便利で、かつ全国から申し込み可能な銀行カードローンですよ。
SBI新生銀行カードローンでお金借りるデメリット
・毎月の返済額が少ない
SBI新生銀行カードローンは金利が平均よりほんの少し高めですので、できるだけ低金利な銀行カードローンでお金を借りたい方は他社のカードローンも検討すべきでしょう。
毎月の返済額が少ないのは本当に苦しい時にはメリットとも言えるのですが、毎月3,000円だけの返済では完済までにかなり時間がかかってしまいます。
ATMやネットバンキングなどで振込返済をする場合は、自分で最低返済額以上の金額を入金することもできますが、口座引き落としの場合は約定返済額のみの引き落となるので、追加返済分は自分で入金しなければいけません。
新生パワーダイレクトからの追加返済なら、いつでも手続きができて手数料も無料なので、やはりSBI新生銀行カードローンを使いこなしたい方には口座開設することをオススメします。
このサイトの監修者・専門家

