荘内銀行【カードローン1000・ドリームコンシェル カードローンプラン】金利などの違いや申込方法

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荘内銀行【カードローン1000・ドリームコンシェル カードローンプラン】金利などの違いや申込方法
荘内銀行(通称「しょうぎん」)は山形県鶴岡市に本店を置く地方銀行で、山形県を中心に、宮城県、福島県、秋田県、東京都内に計80以上もの本支店を展開しています。

荘内銀行は現在、以下の2つのカードローン商品を提供しています。

・荘内銀行カードローン1000
・ドリームコンシェル カードローンプラン

この2つのカードローンに加え、荘内銀行では複数のフリーローンが展開されていますが、決められた枠の中で自由に借りたり返したりができるといった利便性に秀でるカードローンは、やはり魅力的だと言えるでしょう。

本記事では荘内銀行「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」の内容を中心に、金利や限度額、審査申込方法、借入方法、返済方法、お金を借りるメリット・デメリットなどをわかりやすく解説していきます。


もくじ

荘内銀行カードローンの特徴

荘内銀行カードローンの特徴

商品名 カードローン1000 ドリームコンシェル カードローンプラン
利用対象者 以下の全てを満たす個人の方
・満20歳以上満70歳未満の方
・荘内銀行営業区域内に居住または勤務先のある方
・安定した収入がある方
・審査基準を満たし保証会社の保証が受けられる方
※学生は不可
以下の全てを満たす個人の方
・申込時年齢が満20歳以上で完済時年齢が満70歳未満の方
・荘内銀行営業区域内に居住または勤務先のある方
・安定した収入がある方
・審査基準を満たし保証会社の保証が受けられる方
※法人代表者、個人事業主および専従者の方はWEB完結不可
※学生は不可
資金使途 自由(ただし転貸資金・事業性資金・投機性資金は除く)
限度額 10万円~1,000万円
※主婦は50万円が上限
10万円~500万円
※主婦は10万円が上限
※パート、アルバイトの方は30万円が上限
金利(実質年率) 3.5%~13.5%(固定金利) 5.5%~14.6%(変動金利か固定金利を選択、WEB完結型は固定金利)
借入方法 ATM
返済方法 約定返済:自動引落
追加返済:ATM
遅延損害金 14.6%
最低返済額 5,000円
担保・保証人 不要
荘内銀行への来店 必要 不要
荘内銀行の口座開設 必要
保証会社 オリックス・クレジット株式会社 フィデアカード株式会社
公式ページ こちら こちら

 

荘内銀行の「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」は、違いがわかりやすいので選びやすいのではないかと思います。

まず、「カードローン1000」は最高1,000万円までの融資が可能なので高額融資を希望する方に向いていますが、正式契約するために必ず1度は荘内銀行の店舗窓口まで出かけなくてはいけません。

上限金利も下限金利ももうひとつの「ドリームコンシェル カードローンプラン」より低いので、低金利なカードローンを探している方にも「カードローン1000」は向いています。

もう一方の「ドリームコンシェル カードローンプラン」は、限度額が最高でも500万円なので、それ以上の高額融資を希望する方には物足らない商品ということになります。

ただし申し込みから契約までWEBで完結できるのは、「カードローン1000」にはない大きな魅力です。

荘内銀行カードローンの利用対象者は?

荘内銀行カードローンは荘内銀行の営業エリアとなる山形・宮城・福島・東京にお住まいの方のみが申込可能です。

年齢制限については表現が異なりますが、「カードローンWeb」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」も20歳~70歳未満と考えて良いでしょう。

あとは安定した収入と返済能力があれば申し込みが可能。パート、アルバイト、主婦の方も申込可能というのは両方とも同じで、これらのことから、荘内銀行カードローンの審査の難易度はどちらもそれほど高くはないことが窺えます。

ドリームコンシェル カードローンプランのWEB完結には条件がある

注意したいのは、「ドリームコンシェル カードローンプラン」をWEB完結で申し込みたい場合で、以下に該当するケースは対象外となるため、店舗での契約が必要になります。

・個人事業主、法人代表者の方
・同族経営(勤務先の代表者が親族等)の場合
・一年以内に転職された方(※)

※転職された方については店舗申し込みでは言及がありませんが、「収入が安定していない」とみなされ審査落ちする可能性があります。

荘内銀行カードローンの借入限度額と金利

「カードローン1000」の限度額

荘内銀行「カードローン1000」の借入限度額(極度額)は、審査により10万円・30万円・50万円・100万円・150万円・200万円・300万円・400万円・500万円・600万円・700万円・800万円・900万円・1,000万円から決定されます。

ただし主婦の方は、50万円が最高限度額となります。

「カードローン1000」の金利

荘内銀行「カードローン1000」の金利は決定された限度額に応じて以下のように設定されています。

●カードローン1000の金利と限度額

借入限度額 金利(固定金利)
50万円以下 13.5%
100万円以上150万円以下 11.8%
200万円 9.8%
300万円 7.8%
400万円以上600万円以下 5.8%
700万円以上1,000万円以下 3.5%

 

「ドリームコンシェル カードローンプラン」の限度額

荘内銀行「ドリームコンシェル カードローンプラン」の借入限度額(極度額)は、審査により10万円・20万円・30万円・50万円・100万円・200万円・300万円・500万円のうちから決定されます。

ただし主婦の方は10万円、パートやアルバイトの方は30万円が最高限度額になります。

「ドリームコンシェル カードローンプラン」の金利

荘内銀行「ドリームコンシェル カードローンプラン」は審査により、5.5%~14.6%の間で決定されます。

注意したいのはWEB完結で契約した場合と店頭で契約した場合とで金利の設定が変わる可能性がある点。

WEB完結で契約した場合には固定金利型となりますが、店頭で契約した場合には変動金利型か固定金利型のどちらかをご自身で選ぶ形になります。

変動金利型を選択した場合、仮に契約時には金利が低くても、カードローンの利用中ずっと低金利が続くことが保証されているわけではない点を念頭に置いておきましょう。

なお、荘内銀行で初めてカードローンに申し込む場合、限度額は返済が可能と思われる最低限の金額になるのが一般的なので、それに伴って金利はどうしても高めの設定になってしまいます。

「カードローン1000」なら限度額は50万円以下で金利は一律13.5%なのでわかりやすいのですが、「ドリームコンシェル カードローンプラン」の金利はかなり幅の広い設定になっているので、つい10%以下の好条件を期待してしまいがちです。

ただ、10万円~30万円などといった比較的小さな枠で低金利になる例はほとんどなく、通常は上限金利の14.6%での契約になるはずです。

つまり「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」とを比較した場合、「カードローン1000」のほうが低金利になる可能性が高いと言えるでしょう。

主婦の方は限度額が低くなる

荘内銀行のカードローンはご自身に収入の全くない専業主婦の方でも申込可能です。

これは配偶者を審査対象として契約を可能としているわけですが(配偶者貸付)、消費者金融を含め収入ゼロの専業主婦・主夫が借りられるカードローンはそれほど多くないため、該当する方にとっては朗報でしょう。

ただし主婦の方の契約については最高限度額に以下のような制限があります。

「カードローン1000」主婦の方は最高50万円まで
「ドリームコンシェル カードローンプラン」主婦の方は最高10万円まで

どちらも実際の限度額は配偶者の年収などにより決定されることになるものの、10万円よりも大きな枠を希望している方や店頭契約でも良いという方は、はじめから「カードローン1000」のほうに申し込んだほうが良さそうです。

なお、「ドリームコンシェル カードローンプラン」にはパート・アルバイトの方に対しても「最高30万円」という制限が設けられています。

ですので仕事がパートやアルバイトでも勤続年数が長く、正社員とそれほど変わらない年収があり、なおかつ店頭契約でも良い方は、年13.5%と金利の低い「カードローン1000」のほうが断然オススメ。

逆に年収を抑えて働いている方やWEB完結でないとイヤという方は、「ドリームコンシェル カードローンプラン」を選ぶと良いでしょう。

山形県の方が申込可能なカードローンの金利と限度額

山形県下でシェア率の高い地方銀行や、居住エリアを問わず申込可能なメガバンク、ネット銀行、有名大手消費者金融のカードローン商品を比較してみましょう。

金利は特に上限金利に着目して比べてみてください。

行名・カードローン名 金利(実質年率) 極度額(限度額)
荘内銀行 カードローン1000 年3.5%~年13.5% 10万円~1,000万円
荘内銀行 ドリームコンシェル カードローンプラン 年5.5%~年14.6% 10万円~500万円
山形銀行 カードローン 年4.5%~年14.6% 10万円~500万円
きらやか銀行 きらやかぷらすカードローン 年4.5%~年14.6% 10万円~500万円
山形信用金庫 信金カードローンⅡ 年9.8% 10万円~100万円
鶴岡信用金庫 しんきんカードローン私の財布 年5.5%~年12.0% 10万円~200万円
山形信用金庫 きゃっする900 年2.8%~年14.5% 50万円~900万円
米沢信用金庫 フリーローンi 年9.8%~年14.5% 10万円~500万円
りそな銀行 カードローン 年1.99%~年13.5% 10万円~800万円
みずほ銀行 カードローン 年2.0%~年14.0% 10万円~800万円
三井住友銀行 カードローン 年1.5%~年14.5% 10万円~800万円
三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6% 10万円~500万円
イオン銀行 カードローン 年3.8%~年13.8% 10万円~800万円
楽天銀行 スーパーローン 年1.9%~年14.5% 10万円~800万円
住信SBIネット銀行 カードローン 年1.89%~年14.79% 10万円~1,000万円
セブン銀行 ローンサービス 年12.0%~年15.0% 10万円~300万円
auじぶん銀行カードローン 年1.48%~年17.5% 10万円~800万円
PayPay銀行 カードローン 年1.59%~年18.0% 1,000万円

 

上記より、荘内銀行の「カードローン1000」は銀行のカードローンの中でも金利が低め、「ドリームコンシェル カードローンプラン」は平均的な金利であることがわかります。ぜひ参考にしてください。

荘内銀行カードローンの審査申込方法

荘内銀行の2つのカードローンの申込方法で大きく変わるのは、「カードローン1000」は正式申込時に来店が必要、「ドリームコンシェル カードローンプラン」は店舗に行くことなく契約可能というところです。

簡単に申し込みができるのは間違いなく「ドリームコンシェル カードローンプラン」のほうでしょう。

ではそれぞれのカードローンの申込方法を見ていきましょう。

カードローン1000の審査申し込みの流れ

1.仮審査の申し込み
カードローン1000の仮審査の申し込みはネット(パソコン・スマートフォン)でも可能です。
公式ページ「今すぐ仮審査お申込み!」バナーから進み、フォームに必要事項を入力して送信します。
申し込みには本人確認書類(運転免許証など)が必要になるので、あらかじめ準備して申し込みましょう。

2.審査・審査結果の連絡
荘内銀行と保証会社によって審査が行われます。
審査の一環として在籍確認があり勤務先に電話がかかってきますので対応しましょう。
審査が終了すると、その結果が電話にて伝えられます。

3.店頭で正式申込の手続き
連絡された期日までに必要書類を持って荘内銀行の取引店窓口まで出かけてください。
仮審査時と正式申込・本人確認資料の内容に相違があると、この時点でも契約を断られる場合があります。

4.ローンカードの発送
契約完了後、郵送にてカードローン1000のローンカードが荘内銀行から届けられます。
ローンカードを受け取ったら、ATMから融資を受けられるようになります。

なお、荘内銀行「カードローン1000」は荘内銀行に普通預金口座を持っていないと利用できないのですが、正式申込のために来店した際に開設することができますので、事前に作っておかなくても大丈夫です。

ドリームコンシェル カードローンプランの審査申込の流れ

ここではドリームコンシェル カードローンプランにWEB完結(パソコン・スマートフォン)で申し込む場合の流れをご紹介します。

WEB完結の要件を満たさないなどの理由で店頭等にて申し込みたい方は、最寄りの店舗、もしくは下記の「ご相談ダイヤル」までお問い合わせください。

【ご相談ダイヤル】0120-601-874
 受付時間 平日9:00~19:00
1.確認事項にチェックを入れる
公式ページの下方の「お申込みはこちら 〈荘銀〉ローン「ドリームコンシェル」カードローンプラン お申込みにあたっての確認事項」「同意項目について」等を確認し、確認できた事項にチェックを入れます。
全ての項目にチェックが入ると「同意する」のボタンがアクティブになるので、それをクリック(タップ)してください。

※荘内銀行の普通預金口座をお持ちでない方はチェックが入れられず、その先に進めません。つまりカードローンを申し込むまでに口座を開設しておく必要があります。

2.メールアドレスを入力し送信する
メールアドレスを訊かれるフォームに進みますので、メールアドレスを入力して送信します。

3.申込用のメールが届く
無事メールアドレスが送信されると、そのアドレスあてに申込用URLが記載されたメールが届きます。

4.申し込み
記載されたURLから申込画面にアクセスし、必要事項を入力して送信します。
申し込みの際に本人確認書類(運転免許証)の提出が必要になります。

5.審査・申し込み内容の電話確認
審査の途中で、在籍確認、本人確認および申込内容確認のため、勤務先、自宅、または携帯に電話がかかってきます。

6.追加資料のアップロード
荘内銀行内での一次審査に通過すると、追加書類の提出を求めるメールが送られてくるので、指示に従いアップロードします。

7.審査結果の連絡
メールにて審査結果が伝えられますので、内容を確認し、「同意」「不同意」のどちらかを選びます。
「同意」を選んだ場合には確認のため、荘内銀行から電話がかかってきます。
「不同意」を選んだ場合には申し込みがキャンセルになります(再度審査を希望する場合には申し込みからのやり直しになります)。

8.融資予定日の連絡
融資予定日(カードローン口座開設予定日)がメールにて伝えられます。

9.ローンカードの発送
カードローン口座が開設された後、ローンカードが発送されます。
ローンカードが到着した後、ATMからの借り入れが可能になります。

荘内銀行「ドリームコンシェル カードローンプラン」の申し込みの流れは他社カードローンのWeb完結と比べると手順が多くなっています。指示通りひとつひとつ進めていけば難しいことはありませんが、面倒だと感じる方は少なくないかもしれませんね。

荘内銀行の口座開設は事前申込を

荘内銀行カードローンは「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」も、普通預金口座の開設が必須です。

「カードローン1000」は正式申込時に店舗に行くことになるため、普通預金口座を持っていない方はそのタイミングで開設手続きを取れば良く、特に問題は生じないでしょう。

注意が必要なのは、荘内銀行に普通預金口座を開設していない方が、「ドリームコンシェル カードローンプラン」をWEB完結で申し込みたいと考えた場合です。

荘内銀行普通預金口座は日本国内在住の18歳以上の個人であれば誰でも開設することができます。アプリやインターネットでも開設可能ではあるのですが、WEB完結で口座を開設できるのは山形県にお住まいの方のみ。他の都道府県にお住まいの方は、なんと店舗まで出かける必要があるのです。

また、WEB完結で普通預金口座の開設を申し込んだ場合にも問題があり、口座が開設されるまでに1~2週間ほどを要します。カードローンはその後からの申し込みになりますので、かなり時間がかかりますね。

特に急がないのであればそれでも良いのでしょうが、そうでないのなら、カードローンを検討している時点で前もって口座開設のみ済ませてしまうのが良さそうです。

山形県外のお住まいの方は結局店舗まで足を運ばなければならなくなりますので、同じ「WEB完結が不可」であるのなら、むしろ金利面で条件の良い「カードローン1000」のほうを選択したほうが賢いと言えるかもしれません。

審査は荘内銀行と保証会社によって行われる

荘内銀行の「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」も申し込みに保証人は不要です。なぜなら保証会社が保証人の代わりをしてくれるからです。

そのため、審査は荘内銀行だけでなく、保証会社でも行われることになります。言い換えれば、保証会社の審査に通らなければカードローンを契約できないということになるわけです。

荘内銀行のカードローンの保証会社は次の通りです。

カードローン名 保証会社
カードローン1000 オリックス・クレジット株式会社
ドリームコンシェル カードローンプラン フィデアカード株式会社

 

ちなみにフィデアカード株式会社は荘内銀行と同じ系列(フィデアホールディングス傘下)の信用保証・クレジットカード会社です。

信用会社について注意しておきたいのは、もしこれまでに該当の保証会社が関係しているローンやクレジットカードなどの利用で金融トラブル(長期延滞や債務整理など)を起こしたことがあれば、審査落ちする確率がより高くなる点です。

長期延滞などの信用情報(クレジットヒストリー)のキズは通常、解消してから5年間で抹消されますが、信用会社内では当該期間が過ぎてもトラブル情報が残されているからです。

保証会社が異なれば、審査の内容や基準も異なります。そのため、どちらかのローンの審査に落ちても、もう一方の審査には通るといったケースは珍しいことではありません。

ですので、例えばオリックス・クレジットが保証を請け負ったローンでトラブルを起こしたことがあるのなら、もう一方の「ドリームコンシェル カードローンプラン」のほうに申し込むなど、事前対策を取ることによって審査に通過しやすくなる可能性が考えられます。

荘内銀行カードローンの申し込みに必要な書類

「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」も本人確認書類の提出は必須で、必要に応じて所得を証明できる書類の提出を求められます。

本人確認書類

「カードローン1000」は仮審査の段階で、「ドリームコンシェル カードローンプラン」は申込時に本人確認書類を提出します。

本人確認書類として認められているのは運転免許証のみですが、「カードローン1000」については、2020年2月3日以前に申請・発行されたパスポートでも構いません。

荘内銀行の店舗窓口で申し込む場合には、コピーではなく原本が必要になります。

所得確認書類

以下の場合には追加書類として、所得を確認できる資料の提出が必要になります。

・「カードローン1000」の申し込みで融資金額が50万円を超える場合
・「ドリームコンシェル カードローンプラン」の一次審査を通過した場合

所得確認書類としては次のいずれか(前年度分)を用意してください。

・源泉徴収票
・住民税決定通知書
・課税証明書

※個人事業主・法人代表者の方と、源泉徴収票の発行元が山形県外の場合には公的所得証明書が必要です。
※源泉徴収票が手書きの場合には、勤務先の「社印」が押印されたものが必要になります。

預金通帳とお届印

「カードローン1000」の本申込みで店舗に行く際、荘内銀行普通預金口座をすでに持っている方は普通預金通帳とお届印も持参します。店舗で荘内銀行の口座開設をする方は、本人確認書類と登録する印鑑を持って行きましょう。

「ドリームコンシェル カードローンプラン」を店舗窓口にて申し込む場合も同様です。

荘内銀行は在籍確認を行う?

荘内銀行の「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」も在籍確認は必須で、書類で在籍確認をとってもらうことはできないため、必ず勤務先に電話がかかってくることになります。

その際、「荘内銀行」と名乗ることが「ドリームコンシェル カードローンプラン」の公式ページに明言されています。

在籍確認の電話に関しては、社名を名乗らずスタッフの個人名でかけられるのが一般的なので、これはかなり珍しいと言えるでしょう。

プライバシーには配慮されるのでカードローンの件だと伝わることはありませんし、「クレジット会社や消費者金融ならともかく、銀行からだから気にならない」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、会社やバイト先に電話があるのはあまり気持ちが良いものではないというのもよくわかります。

融資スピードが早いのはどっちのカードローン?

現在、銀行カードローンは即日融資を行っていないのでどちらに申し込んでもその日のうちにお金を借りることはできません。これは日本全国どの銀行カードローンでも同じで即日融資は不可です。

銀行のカードローンの中には、急いでお金が必要な方のために、ローンカード到着前に一度だけ振込融資を行っているようなものもありますが、「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」もそういったサービスはなく、どちらもローンカードが郵送され、到着して初めて融資が可能になる流れです。

つまり荘内銀行は積極的なスピード融資を行っていないと捉えて良く、どちらのカードローンを選んでもスピードはそれほど変わらない、融資までにはそれなりに時間がかかると考えたほうが良さそうです。

具体的には申し込みから仮審査/一次審査の結果が出るまでに3営業日ほどかかり、さらに正式申込(来店)/二次審査、審査結果、手続きを経てからの郵送、となるので、2週間ほどかかってしまうことになります。

このように、荘内銀行カードローンはスピード融資とは言えなさそうですので、急いで借り入れしたい方、即日でお金を借りたい方は「お金を借りる即日融資ガイド110番TOPページ」をご覧になって、スピード融資可能なカードローンを検討してください。

荘内銀行カードローンの借入方法

荘内銀行の「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」の借入方法は、どちらもATMからのみです。

●荘内銀行カードローンが利用可能なATM
荘内銀行ATM
イオン銀行ATM
ゆうちょ銀行ATM
セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM
E-net(コンビニATM)

●荘内銀行ATM利用手数料と利用可能時間帯

曜日 時間帯 ATM手数料
平日 8:00~9:00 110円
9:00~18:00 無料
18:00以降 110円
土・日・祝日 終日 110円

 
 

●ゆうちょ銀行ATM利用手数料と利用可能時間帯

曜日 時間帯 ATM手数料
平日 7:00~8:45 110円
8:45~18:00 無料
18:00~23:00 110円
土・日・祝日 7:00~23:00 110円

 
 

●イオン銀行ATM利用手数料と利用可能時間帯

曜日 時間帯 ATM手数料
平日 8:00~8:45 110円
8:45~18:00 無料
18:00~21:00 110円
土・日・祝日 8:00~21:00 110円

 
 

●セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・E-net利用手数料と利用可能時間帯

曜日 時間帯 ATM手数料
平日 7:00~9:00 220円
9:00~18:00 110円
18:00~23:00 220円
土・日・祝日 7:00~23:00 220円

 

荘内銀行カードローンは、「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」も公式アプリや荘銀ダイレクト(インターネットバンキング)での借り入れはできない点に注意してください。

借入方法はATMのみとはなるのですが、平日の時間内でしたら手数料無料で利用できるATMが複数あります。

特にゆうちょ銀行のATMは日本各地に多く設置されていますので、かなり便利に使えることは間違いありません。

加えてイオン銀行のATMも平日の時間内は手数料無料で利用可能。こうしたサービスは全国的に見ても珍しく、この利便性は荘内銀行カードローンの大きなメリットだと言えるでしょう。

荘内銀行カードローンの返済方法

荘内銀行カードローンの返済方法は、「カードローン1000」も「ドリームコンシェル カードローンプラン」もほぼ同じです。

基本の返済方法は自動引落

「カードローン1000」「ドリームコンシェル カードローンプラン」の約定返済は荘内銀行普通預金口座からの自動引落になり、返済日は「毎月5日(銀行休業日に当たる場合は翌営業日)」で、他の日を指定することはできません。

約定返済額は「前月末日の借入残高」によって決まります。

●荘内銀行カードローンの毎月の返済額(約定返済額)

毎月返済日の前月末日の借入残高 毎月返済額
30万円以下 5,000円
30万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 20,000円
100万円超200万円以下 30,000円
200万円超300万円以下 40,000円
300万円超500万円以下 50,000円
500万円超1,000万円以下(カードローン1000のみ) 60,000円

 

例えば「カードローン1000」で50万円借りた場合、毎月5日に10,000円が荘内銀行普通預金口座から自動的引落で返済され、残高が30万円以下になると5,000円ずつ引き落とされることになります。

50万円の限度額をもらう条件とは?

仮に荘内銀行カードローンで50万円借りた場合の約定返済額は10,000円になりますので、審査では「安定した収入があり毎月10,000円の返済が可能かどうか」をチェックされることになります。

30万円以下の借り入れなら返済額は5,000円なので、単純に2倍の返済能力が必要になります。

この返済額の違いから、限度額30万円と50万円の間には大きな壁があると考えることができます。

各銀行、保証会社ともに、カードローンの審査内容を公開していないので確実とは言えないのですが、50万円の限度額をもらうには最低でも、

・現在の仕事に就いて1年以上経っている
・年収は200万円以上

これくらいの条件は満たしてから申し込みをしたいところです。

総返済額はいくらになる?

ちなみに借りた30万円を約定分のみで返済していった場合、金利13.5%で借りられる「カードローン1000」と14.6%で借りられる「ドリームコンシェル カードローンプラン」ならどの程度利息の差が出てくるのかを計算してみました。

表はスライドしてご覧いただけます
ローン名 金利 約定返済額 返済期間(回数) 返済総額 うち利息分
カードローン1000 13.5% 5,000円 8年5ヶ月(101回) 502,253円 202,253円
ドリームコンシェル カードローンプラン 14.6% 5,000円 9年1ヶ月(109回) 541,242円 241,242円

※シミュレーターを使った試算になるため、実際の金額とは異なることがあります。

以上のように、1.1%の金利差が4万円弱の支払いの差を生み出すことがわかります。

ただ、どちらにしても20万円以上の利息を支払わなければならなくなることには変わりありません。元の金額を考えるとかなり大きいですね。

ですので、少しでも返済額を少なくするためには自動引落(約定返済)だけに頼らず、追加返済も積極的に行っていくことをお勧めします。

荘内銀行カードローンは追加返済もできる

荘内銀行カードローンを利用していて約定返済額以上の金額を返済できそうなときには、ATMから入金することによって、追加返済(繰上返済)が可能です。

追加返済するタイミングや金額は自由に決めることができます。

追加返済しても次回5日の約定返済が行われることには変わりありません。追加で約定返済額以上を入金したとしても次回返済はスキップされませんので、その点は間違えないように気をつけましょう。

荘内銀行カードローンの残高確認方法は?

荘内銀行カードローンの残高は荘銀ダイレクト(インターネットバンキング)や荘内銀行公式アプリにて確認することができます。

荘内銀行カードローンの約定返済額は前月末日の借入残高によって決定されますので、残高は常に把握しておくよう心がけましょう。

まとめ:荘内銀行カードローンはどちらで借りるのがお得?

荘内銀行カードローンは「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」とで特徴がかなり異なっています。

どちらがより合っているのかは利用者のライフスタイルで変わってきますので、以下の「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」のメリット・デメリットを確認してみてください。

荘内銀行カードローンでお金借りる共通のメリット・デメリット

荘内銀行の「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」には、次のような共通のメリット、デメリットがあります。

【共通のメリット】
・年収に関する申込要件がなく、パート、アルバイトの方も申込可能
・専業主婦(主夫)の方も申込可能
・毎月の返済は5,000円からと平均的で、返済負担は比較的少ない
・約定返済は自動引落なので手間がかからない
・手数料無料で利用できるATMが多い(荘内銀行・ゆうちょ銀行・イオン銀行ATM)

【共通のデメリット】
・利用者が荘内銀行の営業エリア内にお住まいの方に限られる
・利用するには荘内銀行の普通預金口座が必須で、持っていない方は開設が必要
・電話による在籍確認が必ずあり、その際、荘内銀行と名のりがある
・振込融資を受けることはできない
・ローンカード到着からの借り入れになるため、初回融資までのスピードが遅い(約2週間)
・借り入れや追加返済はATMからのみで、インターネットバンキングやアプリの利用は不可

カードローン1000のメリット・デメリット

荘内銀行「カードローン1000」には以下のようなメリット、デメリットがあります。

【カードローン1000のメリット】
・ドリームコンシェル カードローンプランよりも上限金利が低い(13.5%)
・1,000万円までの融資に対応(各自の限度額は審査による)

【カードローン1000のデメリット】
・正式契約するため荘内銀行への来店が必須

荘内銀行「カードローン1000」の魅力はなんといっても金利の低さでしょう。

銀行のカードローンは低金利のものが多いのですが、その中でも特に条件もなく上限が13.5%というのはかなりの低金利の部類に入ります。

ただ、店頭での契約が必須という点がひっかかってしまう方も多いかも……。

それさえクリアできるのであれば、就業状況や年収に条件なく申し込める「カードローン1000」は、なかなかの優良カードローンだと言えるでしょう。

ドリームコンシェル カードローンプランのメリット・デメリット

一方の荘内銀行「ドリームコンシェル カードローンプラン」のメリット、デメリットには次のようなものが挙げられます。

【ドリームコンシェル カードローンプランのメリット】
・WEB完結が可能

【ドリームコンシェル カードローンプランのデメリット】
・カードローン1000に比べ、金利が高くなる可能性がある
・申し込みの手順がやや煩雑
・専業主婦・主夫も利用可能だが借入上限は10万円

の「カードローン1000」と「ドリームコンシェル カードローンプラン」「ドリームコンシェル カードローンプラン」は条件さえ合えばWEB完結が可能。この申し込みのしやすさが大きな、しかし唯一となるメリットです。

確かに店舗に行くことなく契約できるのは良いのですが、(平均的な数字とはいえ)カードローン1000に比べると金利は高いですし、パートやアルバイトの方は30万円まで、主婦の方は10万円までといった制限が設けられているのもマイナスポイントです。

カードローンの選択肢が荘内銀行のみで、店舗での契約がどうしてもイヤという場合には、こちらの「ドリームコンシェル カードローンプラン」を選ぶ価値がありますが、そうでないのなら「カードローン1000」のほうをメインに検討されたほうが良いでしょう。

<北海道・東北の地方銀行>


 
 

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この記事の監修者 このサイトの監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している金融メディア運営の専門家。
   

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