七十七銀行「77スマートネクスト・77カードローン」違いは?金利比較や審査申込方法

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七十七銀行「77スマートネクスト・77カードローン」違いは?金利比較や審査申込方法
七十七(しちじゅうしち)銀行は宮城県仙台市を拠点としており、東北では屈指の規模を誇る地方銀行です。

明治時代に設立された国立銀行としても知られる七十七銀行には、現在、以下の3種類のカードローンが用意されています。

・77スマートネクスト
・77カードローン
・77教育カードローン

いずれも銀行の略称でもある「しちしち」を冠したネーミングになっていますね。

上記のうち、77教育ローンは教育資金のための専用ローンなので、資金使途自由のカードローンとして選べるのは「77スマートネクスト」と「77カードローン」の2種類になります。

ここでは、七十七銀行「77スマートネクスト」「77カードローン」の申込資格や金利、限度額、お金を借りる方法、返済方法、申込方法の解説や、2つのカードローンの違いなどを解説していきます。


もくじ

七十七銀行カードローンの特徴

七十七銀行カードローンの特徴
まずは七十七銀行「77スマートネクスト」「77カードローン)」の特徴を一覧にまとめますので、違いを確認してみてください。

商品名 77スマートネクスト 77カードローン
特徴 幅広い方が申込可能な、七十七銀行のスタンダードタイプのカードローン。急ぎの場合には契約と同時に借り入れることも可能。 年収などの申込要件はあるが、七十七銀行の利用状況に応じた金利引下げがあるカードローン。金利を重視する方にオススメ! 自動融資機能つき。
利用対象者 以下の全ての条件を満たす個人の方
・居住地または勤務地が七十七銀行営業地域内の方
・契約時年齢20歳以上70歳未満の方
・安定した定期収入のある方
・所定の保証会社の保証を受けられる方
以下の全ての条件を満たす個人の方
・お住まいが東北6県または北海道の方
・年齢20歳以上68歳未満の方
・勤続年数1年以上または営業年数3年以上の方
・前年の税込収入(自営業の方は申告所得)150万円以上の方
・その他、所定の取扱い基準を満たす方
資金使途 自由。ただし事業性資金を除く 自由。ただし事業性資金、借入金返済資金を除く
限度額 10万円~800万円(10万円単位) 10万円~300万円
※前年度税込年収の2分の1以内
金利 1.5%~14.8%(固定金利) 11.0%(固定金利)
※WEB契約もしくは七十七銀行の利用状況により最大3.1%金利引下げ
※77住宅ローン利用中で窓口申込の方は一律4.8%
借入方法 ・七十七銀行ATM
・提携ATM
・七十七銀行窓口
・アプリ(振替融資)
・七十七銀行ATM
・提携ATM
・七十七銀行窓口
・アプリ(振替融資)
・自動融資
返済方法 約定返済:七十七銀行口座から口座振替(自動引落)
随時返済:店頭またはATMで専用口座に入金
約定返済:七十七銀行口座から口座振替(自動引落)
随時返済:店頭またはATMで専用口座に入金
担保・連帯保証人 不要 不要
口座開設は必要? 必要(申し込みと同時開設も可能) 必要
七十七銀行に来店は必要? 不要 不要
信用会社 エム・ユー信用保証株式会社 株式会社七十七カード
公式サイト こちら こちら

 

77スマートネクストと77カードローンは両方に申し込むことができないため、どちらかひとつを選択することになるのですが、利用条件にも特徴があるので選びやすいと思います。

ここでは簡単に説明しますが、七十七銀行に口座を持っていない方は77スマートネクストを利用しましょう。

どちらのカードローンも七十七銀行の口座が必要になるのですが、77スマートネクストなら来店不要で申し込みと同時開設が可能です。

後述しますが、七十七銀行に口座を持っていて給与振込口座に指定しているなど、すでに七十七銀行とお付き合いがある方が77カードローンを選ぶと、金利面でかなり有利な借り入れが可能です。

ただし、七十七銀行カードローンには勤続年数と年収の制限がありますし、条件によっては来店契約が必須となります。

以下、七十七銀行「77スマートネクスト」と「77カードローン」の利用対象者をさらに詳しくご紹介します。

七十七銀行カードローンの利用対象者は?

七十七銀行のローンは全て、七十七銀行の営業区域内に居住されている方のみが利用対象者となっています。具体的には東北6県と北海道にお住まいの方が申込可能です。

その他の申込条件については、「77スマートネクスト」と「77カードローン」とでかなりの違いがあります。

77スマートネクストの利用対象者

七十七銀行「77スマートネクスト」の利用対象者は、契約時の年齢が20歳~69歳で安定した定期収入がある方です。

「77スマートネクスト」の場合、これ以外に申込条件はありませんので、アルバイト、パートで働く方や派遣社員、契約社員の方など、安定した収入があれば年収にかかわらず申し込むことができます。

77カードローンの利用対象者

七十七銀行「77カードローン」は利用条件がやや厳しくなり、まず年齢条件が20歳~67歳と若干狭まります。

なおかつ、お勤めをしている方なら勤続年数1年以上、自営業の方なら営業年数3年以上の勤務実績が必要となり、前年度の税込年収(自営業の方は申告所得)が150万円以上必要です。

77スマートネクストと比べるとハードルは上がりますね。勤務形態そのものには制限はありませんが、年収150万円以上となれば、条件を満たせないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、お勤めの方なら勤続年数1年でOKなのに自営業者さんは3年の営業実績が必要というのは、七十七銀行「77カードローン」は自営業の方に厳しいローンと考えることもできます。

WEB契約ならさらなる条件も

七十七銀行「77カードローン」をWEB契約で申し込む場合には、さらに以下の条件が加わります。

・年齢20歳以上65歳未満の方
・七十七銀行普通預金口座のキャッシュカードを保有している方

また、

・他のローンの借り換えが目的の方
・会社経営者・個人事業主の方
・七十七銀行に届け出ている住所と本人確認書類記載の現住所が異なっている方

はWEB完結では申し込むことができませんので、この点にも注意してください。

勤続1年未満だと絶対に申し込めない?

転職により現状、勤続1年未満となっている方については、転職の理由によって申込可能な場合があります。

ただしWEB完結では受け付けてもらえないので、まずは下記のローンセンターまで相談してみてください。

ローンセンターは12月31日~1月3日を除く全日、9:00~16:30の間、営業しています。

本店ローンセンター(本店3F):0120-06-4377/022-211-9752
長町ローンセンター(長町南支店2F):0120-52-4377/022-246-4466
泉ローンセンター(泉中央支店2F):0120-57-4377/022-218-6311
仙台東口ローンセンター(仙台東口支店2F):0120-58-4377/022-293-6077
石巻ローンセンター(蛇田支店内):0120-87-4377/0225-95-7788
杜せきのしたローンセンター(杜せきのした支店内):0120-89-4377/022-382-9277
六丁目ローンセンター(六丁目支店内):0120-00-5477/022-390-0020

専業主婦、学生は申し込みできる?

七十七銀行「77スマートネクスト」には、ご自身の収入のない専業主婦・主夫の方でも配偶者の方に安定した収入があれば申し込むことができますが、「77カードローン」は条件外となり、利用することができません。

なお、学生の方に関しては、「77スマートネクスト」「77カードローン」ともに申込不可となっています。

七十七銀行カードローンの限度額と金利

77スマートネクストの限度額と金利

七十七銀行「77スマートネクスト」の金利は借入極度額に応じて以下のように設定されています。

借入極度額 金利
50万円以下 14.8%
60万円~90万円 14.0%
100万円~200万円 12.0%
210万円~300万円 7.7%
310万円~400万円 6.9%
410万円~500万円 4.9%
510万円~600万円 4.5%
610万円~700万円 4.0%
710万円~790万円 3.5%
800万円 1.5%

 

七十七銀行「77スマートネクスト」の借入極度額は10万円~800万円(10万円単位)の範囲で希望を出すことができます。

77スマートネクストの極度額は「前年度の税込み年収(自営業の方は申告所得)の2分の1」を上限として設定されることになりますのでその金額を参考にしてみてください。

ただし実際に借りられる金額(利用限度額)は借入極度額を上限として設定され、審査によって増減される仕組みになっています。

利用状況によっては利用限度額が0円になってしまうケースもあるので、十分に注意しましょう。

77カードローンの限度額と金利

七十七銀行「77カードローン」の(貸越)極度額は10万円、20万円、30万円、40万円、50万円、60万円、70万円、80万円、90万円、100万円、110万円、120万円、130万円、150万円、180万円、200万円、250万円、300万円から選択できます。

「77カードローン」も「77スマートネクスト」と同様に、極度額は前年度年収の2分の1が上限となります。

金利は極度額にかかわらず一律11.0%なのですが、七十七銀行との取引状況に応じて金利引下げの優遇があります。

七十七銀行との取引内容 金利引き下げ幅
消費者ローン・住宅金融支援機構 0.7%
給与振込・年金受取 0.7%
総合口座(定期預金10万円以上) 0.5%
積立預金・財形預金 0.5%
77カード 0.4%
5大公共料金・学費自動振替(2項目以上) 0.3%
全項目セットの場合 3.1%

※取引項目はカードローン取扱店での取引に限ります。
※取引状況は年に2回、定期的に見直されます。
 

例えば七十七銀行を給与振込口座に指定している場合、0.7%の引下げが受けられますので、10.3%での借り入れが可能になります。

七十七銀行「77カードローン」の場合、項目が複数あれば引下げ幅も大きくなりますので、例えば給与振込口座に指定していて定期預金額が10万円以上あれば9.8%で借り入れができます。

WEB契約なら金利7.9%!

七十七銀行「77カードローン」をWEB完結で申し込んだ場合には、利用状況に関わらず一律7.9%という低金利で契約することができます。

満たさなければならない条件がいくつかありますが、それでも7.9%の固定金利というのはかなりの好条件ですね!

77住宅ローン利用中なら金利4.8%に!

また、「77住宅ローン」を利用中で、なおかつ七十七銀行の窓口にて「77カードローン」を申し込んだ場合には、一律4.8%で契約することができます。

4.8%になるのは「77住宅ローン」の返済中のみですが、こちらもかなりの低金利です。

七十七銀行カードローンと他行カードローンの金利・限度額を比較

「77カードローン」は低金利だとご紹介しましたが、それでは実際に他行のカードローンと七十七銀行の「77スマートネクスト」「77カードローン」の金利、極度額(限度額)を比較してみましょう。

以下にご紹介するのは都市銀行、宮城県や東北でシェア率の高い地方銀行、居住エリアを気にすることなく申し込めるネット銀行が扱っているカードローンです。

初期利用時には上限金利が採用されるケースが少なくないため、上限金利を比較してみてください。

商品名 金利(実質年率) 限度額
七十七銀行 77カードローン 7.9%~11.0% 1万円~300万円
七十七銀行 77スマートネクスト 1.5%~14.8% 10万円~800万円
東北銀行 カードローン 切り札 7.5%~14.0% 10万円~1,000万円
仙台銀行 カードローンNEO 3.5%~14.5% 10万円~500万円
きらやか銀行 きらやかぷらすカードローン 4.5%~14.6% 10万円~500万円
岩手銀行 いわぎんカードローン エルパス 1.8%~14.6% 10万円~1,000万円
北日本銀行 カードローン スーパークイカ 3.0%~14.8% 10万円~500万円

 
 

<参考>都市銀行の金利と限度額

商品名 金利(実質年率) 限度額
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6% 10万円~500万円
三井住友銀行カードローン 年1.5%~年14.5% 10万円~800万円
みずほ銀行カードローン 年2.0%~年14.0% 10万円~800万円
りそな銀行プレミアムカードローン 年3.0%~年13.5% 10万円~800万円

 
 

<参考>ネット系銀行カードローンの金利と限度額

商品名 金利(実質年率) 限度額
イオン銀行 カードローン 3.8%~13.8% 10万円~800万円
楽天銀行 スーパーローン 1.9%~14.5% 10万円~800万円
住信SBIネット銀行 カードローン 1.89%~14.79% 10万円~1,000万円
auじぶん銀行カードローン au限定割 1.38%~17.4% 100万円~800万円
PayPay銀行 カードローン 1.59%~18.0% 最大1,000万円
セブン銀行 ローンサービス 12.0%~15.0% 10万円~300万円

 

77カードローンは全国的に見ても低金利なカードローン!

銀行カードローンは消費者金融と比べるともともと金利が低いのですが、上記でもおわかりのように平均すると14.0%台であることが多く、ちょうど77スマートネクストの14.8%程度が銀行カードローンの平均金利になります。

それに対し、77カードローンは金利引下げの優遇を受ける前でも11.0%と群を抜いて低金利ですし、七十七銀行を給与振込口座に指定する、公共料金の支払いを2つ以上設定するなど、比較的クリアしやすい条件でどんどん金利が下がります。

全国的に見ても、ここまで金利優遇があるカードローンは非常に珍しいんです。

確かに77カードローンには年収制限や勤続年数制限がありますが、制限といってもハードルはそれほど高くなく、むしろ、この程度の条件でこの金利の借り入れができるのは金利面でのメリットが非常に大きいカードローンだと言えるでしょう。

一方、77カードローンの申込条件に該当していて、今現在、七十七銀行とお付き合いがある人が77スマートネクストに申し込むメリットはほとんどありません。

WEB完結にて申し込める方はもちろんですが、店頭にて申し込む方も1度の来店でここまで低金利で借りられるのですから、長い目で見れば77カードローンを選ぶべきです。

七十七銀行カードローンの審査申込方法

七十七銀行「77スマートネクスト」と「77カードローン」の審査申込方法をそれぞれ解説します。

77スマートネクストの審査申込方法

七十七銀行「77スマートネクスト」には、

・インターネット(スマホ・パソコン)
・電話
・FAX・郵送
・店頭窓口

で申し込むことができます。

ただ、ネットから申し込んだ全ての方がWEB完結で契約できるというわけではなく、契約の手続きは七十七銀行の利用状況に応じて変わってきます。

WEB完結で契約

WEB完結での契約は七十七銀行の普通預金口座がありキャッシュカードを持っている方が利用可能です。

ただし住所や氏名など、七十七銀行に届け出ている情報が変更になっている方は店頭での契約が必要になります。

また、すでに七十七銀行で他のカードローンを契約している方は、既存のカードローンを解約しないと「77スマートネクスト」には申し込めないので、その手続きのために店頭での取り扱いになります。

窓口来店契約

・七十七銀行の普通預金口座を持っていない、もしくは口座があってもキャッシュカードをお持ちでない方
・申し込みと同時契約を希望しない方
・七十七銀行所定の本人確認が完了していない方

以上の方はWEB完結では契約できないため、店頭まで出かける必要が出てきます。

電話・FAX・郵送契約

インターネットを利用せずに、電話、FAX、郵送で七十七銀行「77スマートネクスト」に申し込むことも可能です。

これらの方法なら、七十七銀行の普通口座を持っていない方、申し込みと同時契約を希望しない方、七十七銀行所定の本人確認が完了していない方でも来店せずに申し込めます。

ただし、特に郵送の場合はカードローン利用までに最も時間がかかる契約方法になります。

電話・FAX・郵送契約であれば普通口座を作らずとも来店なしで申し込み可能です。しかし、どのみち利用開始までには、普通口座を開設しなければいけません。

店舗での契約が苦にならないという方は構いませんが、ほとんどの方は「できるならWEB完結でさくっと契約したい」と考えるのではないでしょうか。

ですので、77スマートネクストに申し込みをするなら、

・七十七銀行に普通預金口座をあらかじめ作っておく
(または77スマートネクスト申し込みと同時開設をする)
・住所や氏名に変更がある場合には事前に手続きを済ませておく

ことをお勧めします。

ちなみに七十七銀行の普通預金口座(総合口座)は、スマホの公式アプリを利用すれば来店不要で開設することができます(パソコンからは不可)。

以降、77スマートネクストの「WEB完結」による申し込みの流れをご紹介しましょう。

77スマートネクスト WEB完結の流れ

1.インターネットから申し込み
77スマートネクスト公式サイトの「お申込みはコチラ」から入力を進め、送信します。

2.申込受付
申し込みが受け付けられたら七十七銀行より申込IDが記載されたEメールが届きます。

3.本人確認資料提出
Eメール到着後、携帯にSMSで本人確認資料提出に関するメールが七十七銀行から届きますので、確認してアップロード提出します。なおここまでの流れの中で、七十七銀行から確認の電話がかかってくることがあります。

4.返済用口座の登録
77スマートネクストの返済用口座を設定するためのメールが届きますので設定します。七十七銀行口座を同時開設することも可能で、メールには案内が書かれています。希望する場合には七十七銀行のスマホアプリを使って開設しましょう。

5.審査結果の連絡
審査結果の案内が七十七銀行からメールで届きますので、記載されたURLからログインし、結果を確認します。可決の場合は契約手続きについても書かれているので手続きを行ってください。
※急ぎの場合にはこの時点で振込融資の手続きを取ることもできます。

6.契約手続完了
77スマートネクストの契約同意手続きが完了したら、七十七銀行から再度メールが届きます。

7.ローンカードとカードローン通帳の郵送
77スマートネクストのローンカードとローンカード口座の通帳が七十七銀行から郵送されてきますので、受け取ったらATMによる借り入れが可能となります。

WEB完結利用者は初回のみ振込融資も可能

七十七銀行口座を持っている方(同時開設する方を含む)は77スマートネクストにWEB完結で申し込みが可能なのですが、この場合の特徴として、審査結果の連絡を受けた後に1度だけ口座振込でお金を借りることができます。

この点は77カードローンにはない大きなメリットだと言えるでしょう。

ローンカードは郵送されてくるのでどうしても時間がかかってしまいます。ローンカードの到着前に融資を受けることができるのはありがたいですね。

77カードローンの審査申込方法

七十七銀行の「77カードローン」もWEB完結にて申込可能です。

まずは「77カードローン」にWEB完結で申し込んだ場合の流れからご紹介しましょう。

77カードローン WEB完結申込の流れ

1.申し込みと本人確認書類の提出
公式サイトの「お申込」から入力を進めます。本人確認書類のアップロード提出をお願いするメールが届きますので提出します。

2.確認の電話に対応
七十七銀行から確認の電話がかかってくることがありますので対応しましょう。

3.審査結果の連絡
申し込みから最短3営業日程度で、七十七銀行から77カードローンの審査結果のEメールが届きます。

4.契約
審査が承認された場合、届いたEメールにURLが記載されていますので、そちらからネット上で契約可能です。

5.ローンカードの郵送
契約が完了したらローンカード等が郵送されてきます。到着後より借り入れが可能となります。

七十七銀行の店頭で申し込む場合

77カードローンの申込要件を満たしていても、以下に該当する方は店頭での契約が必要となります。

・年齢が65歳以上の方
・使途が他のローンの借り換えの方
・会社経営者・個人事業主の方
・七十七銀行に届け出ている住所と本人確認書類記載の現住所が異なっている方

また、七十七銀行の住宅ローンを利用中の方も、店頭で契約することで特別金利(年4.8%)が適用されますので、断然有利です。

七十七銀行の店頭契約で申し込む場合には、まずお近くの本支店またはローンセンターまで電話等で相談してください。

店頭契約の場合でも、申込当日にローンカードを受け取ることはできません。審査に数日を要しますし、審査が承認されてもローンカードは後日の郵送となり、到着後より借り入れが可能となります。

七十七銀行カードローンの申し込みに必要な書類など

「77スマートネクスト」も「77カードローン」も必要書類はアップロード形式で提出ができます。

●本人確認書類
運転免許証、健康保険証、パスポート、個人番号カード(マイナンバーカード)など

※77スマートネクストへの申し込みに限り、七十七銀行の普通預金口座のキャッシュカードをお持ちで、WEB契約の場合には提出不要です。

●収入証明書
所得証明書、住民税決定通知書、課税証明書、確定申告書、源泉徴収票など

※77スマートネクストに限り、限度額50万円以下の場合は収入証明書の提出が不要ですが、77カードローンは必須となります。

●返済用預金口座の通帳と印鑑
※郵送契約、来店契約の場合のみ必要

七十七銀行は在籍確認を行う?

77スマートネクストや77カードローンの申し込みページには、「申込内容の確認のため、入力された電話番号に電話で連絡させていただくことがあります」等の記載がありますので、100%ではないものの在籍確認はあると心づもりしておいたほうが良いでしょう。

もちろんプライバシーには十分に配慮され、電話対応した方に行名を名乗られたり用件を話されたりすることはありませんが、「勤務先に電話がかかってくるのは絶対に困る!」という方は、以下のページを参考にしてみてください。

⇒在籍確認・郵送物ナシのカードローン!会社・家族にバレずに内緒にできる

七十七銀行カードローンの融資までにかかる時間は?

77スマートネクストは1週間~10日くらいかかる

七十七銀行「77スマートネクスト」は、申し込みから審査結果が出るまで早くても3営業日程度かかります。

そこから契約手続きなどを済ませて、七十七銀行からローンカードが郵送されてくる流れになるので、申し込みから融資までには1週間~10日程度はかかることになります。

77スマートネクストの場合、WEB完結で申し込みをすれば審査結果をもらった後に1度だけ振込融資を受けることが可能ですが、契約が完了した時間帯によっては即日融資が難しいこともあります。

77カードローンも10日くらいかかる

もう一方の七十七銀行「77カードローン」は振込融資に対応していません。

通常は契約完了から1週間程度でローンカードが郵送されてくるので、申し込みから融資を受けられるまでの期間は早くても10日程度となるでしょう。

なお、77カードローンは来店契約時に強く希望すればその場でローンカードを発行してもらうことも不可能ではありません。

必ず対応してもらえるとは限らないのですが、急いでいる場合は七十七銀行の窓口の方に伝えてみると良いでしょう。

※即日融資を希望する方は「今すぐお金借りる!即日融資&お得にお金を借りる方法」の記事をご覧ください。

七十七銀行カードローンの借入方法

七十七銀行のカードローンは、77スマートネクストも77カードローンも利用限度額の範囲内なら繰り返し何度でも、都合の良いタイミングで借入可能です。

ATMからの借り入れ

借入方法は77スマートネクストも77カードローンも同じで、基本的には「ATM」からになります。

●利用可能なATM
・七十七銀行
・E-net
・ローソン銀行ATM
・セブン銀行ATM
・東北銀行
・北日本銀行
・みやぎネット(仙台銀行、杜の都信用金庫、宮城第一信用金庫、石巻信用金庫、仙南信用金庫、気仙沼信用金庫)
など

なお、七十七銀行のカードローンは契約時に「七十七銀行ATM限定」か「他行ATM利用可」のどちらかを選択します。

「七十七銀行ATM限定」を選択したら利用できるATMは七十七銀行のもののみ。安易に借り入れしたくないという場合にはこちらを選ぶと良いでしょう。

「他行ATM利用可」を選択したらコンビニATMなど、上記の提携ATM全体で借り入れ・返済が可能になります。利便性を考えるならこちらを選ぶのが一般的なのではないでしょうか。

ATM利用手数料

七十七銀行ATMは平日の時間内なら、借り入れ・返済ともにATM利用手数料が無料です。

●七十七銀行ATM利用手数料

時間帯 ATM利用手数料
平日 7:00~8:45 110円
8:45~18:00 無料
18:00~22:00 110円
土日祝日 全日 110円

 
 

●コンビニATM利用手数料(E-net、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATM)

時間帯 ATM利用手数料
平日 8:45~18:00 110円
18:00~翌8:45 220円
土日祝日、12/31~1/3 0:00~24:00 220円

※毎月第1、第3月曜日の2:00~6:00、成人の日(1月第2月曜日)、海の日(7月第3月曜日)、敬老の日(9月第3月曜日)、体育の日(10月第2月曜日)の前日23:00~当日8:00は利用不可となります。

七十七銀行アプリでも借り入れが可能

公式の「七十七銀行アプリ」をダウンロードし、その中にカードローン口座を登録することで、振替機能を使った借り入れが簡単にできるようになります。

アプリなら24時間いつでもどこでも利用できますし、わざわざATMまで行く必要もありません。残高確認もひと目でできますし、とても便利です。

「七十七銀行アプリ」に登録すると同時に七十七ダイレクトサービス(インターネットバンキング)も利用できるようになるのでいいこと尽くめですね。

七十七銀行窓口でも借り入れ可能

あまり利用する機会はないと思いますが、七十七銀行の窓口でもお金を借りることができます。

「通帳」「銀行届け印」「本人確認書類」が必要になるので、お金を借りる際は持参するようにしましょう。

77カードローンには「自動融資機能」もある

自動融資機能とは、自動引落の際に普通預金口座残高が足らない場合、極度額を限度として自動的に融資を受けられる機能です。

77カードローンで自動融資を受けられるケースは以下の場合です。

・5大公共料金、学費の自動振替時に預金残高が足りなかった
・クレジットカード利用代金の引落時に預金残高が足りなかった
・税金・保険料・その他払込金の自動振替時に預金残高が足りなかった

例えばクレジットカード利用代金として10万円の引き落としがあった際に口座に6万円しか残高がなかったとします。

この場合、自動的に4万円が融資されてクレジットカード代金の引き落としは延滞にならず正常に支払ったことになり、口座残高はマイナス4万円となります。

77カードローンは「自動融資機能」を使えば、残高不足によって延滞するという事態を避けることができますが、逆に考えると「知らない間にお金を借りていた」といったことにもなりかねないので、できるだけ残高不足にならないように普段から預金を管理しておかないといけませんね。

七十七銀行カードローンは極度額の増枠は可能?

銀行カードローンの増枠(増額)については、可能な場合に銀行側から打診があるのが一般的です。

ただ、七十七銀行の「77スマートネクスト」に関しては、利用者側から申し込みを行うことも可能です。

増枠を希望する方は下記までお問い合わせください。

スマートネクストお問合せ先:0120-60-7711
受付時間 9:00~21:00

増枠は希望すれば叶うというわけではなく、改めて審査を受ける必要があります。

可決のためにはある程度の期間の返済実績が必要で、一度でも延滞があれば審査に通る可能性は限りなく低くなってしまいますので、ゆくゆく増枠を申し込みたいとお考えの方は絶対に延滞しないように気をつけましょう。

七十七銀行カードローンの返済方法

約定返済の方法は77スマートネクストも77カードローンも、「毎月5日(銀行休業日の場合には翌営業日)」に「七十七銀行普通預金口座からの自動引落(口座振替)」になります。

毎月の返済額は77スマートネクストと77カードローンとで異なりますので、ひとつずつ見ていきましょう。

77スマートネクストの約定返済額

七十七銀行「77スマートネクスト」の場合、前月末日の借入残高に応じて、毎月5日に以下の金額が自動引落されます。

前月末日の借入残高 毎月の約定返済額
2,000円以下 借入残高全額
2千円超過10万円以下 2,000円
10万円超過230万円以下 4,000円
20万円超過30万円以下 5,000円
30万円超過40万円以下 7,000円
40万円超過50万円以下 10,000円
50万円超過100万円以下 15,000円
100万円超過150万円以下 20,000円
150万円超過200万円以下 25,000円
200万円超過250万円以下 30,000円
250万円超過300万円以下 35,000円
300万円超過350万円以下 40,000円
350万円超過400万円以下 45,000円
400万円超過450万円以下 50,000円
450万円超過500万円以下 55,000円
500万円超過600万円以下 60,000円
600万円超過700万円以下 65,000円
700万円超過800万円以下 70,000円

 

七十七銀行「77スマートネクスト」の毎月の最低限返済は2,000円で、この設定は全国規模で見てもかなり低い方です。

ただし、返済負担が少ないのはありがたいのですが、約定返済だけで完済を目指すと返済期間が非常に長くなりますので、お財布に余裕があるときには随時返済もぜひ行ってください。

77カードローンの約定返済額

七十七銀行「77カードローン」も前月末日の借入残高に応じて、翌月5日に以下の金額が自動引落で返済されます。

前月末日の借入残高 毎月約定返済額
5千円超30万円以下 5,000円
30万円超50万円以下 10,000円
50万円超80万円以下 15,000円
80万円超100万円以下 20,000円
100万円超150万円以下 25,000円
150万円超300万円以下 30,000円

 

七十七銀行「77カードローン」は最低限返済が5,000円なので、77スマートネクストよりも3,000円高い設定です。

そのため、77カードローンの審査では「毎月確実に5,000円の返済ができるかどうか」もチェックされることになります。

「基本的な返済負担をできるだけ抑えたい」「月々5,000円はちょっときついかもしれない」という方は、借入額が10万円以下で良いのであれば「77スマートネクスト」を選んだほうが良いでしょう。

ただし250万円超~300万円の間のみ、「77カードローン」のほうが約定返済額が少なくなる逆転現象が起こっています。

約定返済額は借入残高によって毎月変動があるのでそれほど気にする必要はないかもしれませんが、残高がこの枠に該当する期間が多そうな場合には、選択に熟考を要することになります。

追加返済はATMから

77スマートネクストも77カードローンも、ATMやアプリから入金することでいつでも随時返済ができます。

約定返済に加えて随時返済を行うことで残高は効果的に減っていきますので、少しでも支払利息を少なくしたい方は積極的に随時返済を行っていきましょう。

ただしATMやアプリからの返済は全て追加返済という扱いになるため、借入残高がある限り口座引落による約定返済は必ず行われます。

お財布事情が厳しいときには、その点のみご注意ください。

七十七銀行カードローンは選びやすいカードローン(まとめ)

七十七銀行「77スマートネクスト」には特筆できる特徴こそありませんが、申し込みがしやすい銀行カードローンであることは間違いありません。

77スマートネクストはアルバイト・パートの方はもちろん、専業主婦・主夫の方も申込可能ですし、毎月の返済負担も2,000円からと少なく、多くの方が無理なく利用できるようになっています。

もう一方の「77カードローン」は、とにかく低金利!

高くても11.0%でお金を借りることができるので、77スマートネクストと比べると3.8%も有利に借りられます。

WEB契約が利用できる方はそれから一律3.1%が引き下げられて7.9%という超低金利で契約できますし、仮にWEB契約ができない方でも給与振込口座を七十七銀行に指定するなど、比較的簡単な条件をクリアすることで最大3.1%の金利優遇を受けられます。

また、77住宅ローンを利用中の方ならさらに金利が下がり、なんと4.8%で融資を受けることができます。

さらにもう一点、自動融資機能を利用できるのも、77カードローンの特長です。

よって、以下の申込条件に該当しているのであれば、金利面や利便性を併せ持つ「77カードローン」を選んで間違いはないでしょう。

●77カードローンの申込条件まとめ
・お住まいが東北6県または北海道の方
・年齢20歳以上68歳未満の方
・勤続年数1年以上または営業年数3年以上の方
・前年の税込収入(自営業の方は申告所得)150万円以上の方

ただし77カードローンの場合、上記条件に該当していても、

・年齢が65歳以上の方
・七十七銀行普通預金口座のキャッシュカードを持っていない方
・使途が他のローンの借り換えの方
・会社経営者・個人事業主の方
・七十七銀行に届け出ている住所と本人確認書類記載の現住所が異なる方

はWEB契約ができず、七十七銀行店頭での申し込みとなります。

77カードローンの申込要件に当てはまらない方や店頭での契約には抵抗のある方、月々の返済額をできるだけ抑えたい方は、「77スマートネクスト」を選ぶと良いでしょう。

<宮城県の地方銀行>

<北海道・東北の地方銀行>


 
 

このサイトの監修者・専門家

この記事の監修者 このサイトの監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している金融メディア運営の専門家。
   

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