足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」金利・返済方法・審査申込の流れ

足利銀行、通称「あしぎん」は栃木県宇都宮市を拠点とし、主に北関東を中心に店舗を展開している地方銀行です。

足利銀行が現在取り扱っているカードローンには「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」と「カードローン“Pop-MaisonⅡ”（ポップメゾンⅡ）」の2種類があるのですが、ポップメゾンⅡは足利銀行で住宅ローンを利用している方のみを対象としたカードローンであることから、一般の方の選択肢になってくるのは実質「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」一択ということになりそうです。

この記事では、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の金利や借入限度額や、審査難易度、審査申込から借り入れまでの流れなどを詳しくご紹介しますので、足利銀行営業エリアの方はぜひご覧になってくださいね。

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「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の特徴

利用対象者	・契約時年齢が満20歳以上75歳未満の方 ・足利銀行営業エリア内にお住まいの方 ・本人に安定的な収入がある方（年金受給者含む） ・保証会社（アコム（株））の保証を受けられる方 ・その他所定の融資基準を満たされる方
限度額	10万円～800万円
金利	1.5％～14.8％
遅延損害金	19.8%
借入方法	ATM、自動融資（オートチャージ） ※初回のみ振込融資も可能
返済方法	約定返済：足利銀行口座からの自動引き落とし 追加返済：ATM
担保・連帯保証人	不要
足利銀行の口座開設	必要
足利銀行への来店契約	不要
公式サイト	こちら

 

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの利用対象者は？

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caを利用するには足利銀行の口座が必要になるため、申し込みは足利銀行の営業区域内にお住まいの方のみを対象としています。

※以前は東京都にお住まいの方は申し込みできませんでしたが、現在は申込可能になっています。

あしぎんカードローン〈モシカ〉に申し込めるその他の要件は、本人に安定した収入がある満20歳以上75歳未満の方であること。年金受給者の方は対象になるのですが、専業主婦、学生の方は申し込むことができません。

他の銀行カードローンの場合、配偶者に収入があれば専業主婦もOKとしていることが多いのですが、その点、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は専業主婦には厳しいと言えますね。

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの限度額と金利

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の金利と限度額は以下のように設定されています。

利用限度額	金利（実質年利）
800万円	1.5％
700万円以上790万円以内	3.5％
600万円以上690万円以内	4.5％
500万円以上590万円以内	5.8％
410万円以上490万円以内	6.8％
310万円以上400万円以内	7.8％
210万円以上300万円以内	9.8％
110万円以上200万円以内	12.8％
100万円以内	14.8％

 

利用限度額は審査によって決定され、その金額に応じた金利で契約するということになります。

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caは低金利？他行との金利比較

他のカードローンと金利を比較する場合は、まず上限金利をチェックする必要があります。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の上限金利の「14.8％」は銀行のカードローンとしては平均的、もしくは若干高めの設定になっていることがわかります。

具体的にメガバンクや足利銀行と競合する地方銀行、ネット系銀行などのカードローン金利をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

メガバンクのカードローン

行名・カードローン名	金利（実質年率）
りそな銀行 カードローン	年1.99％～13.5％
みずほ銀行 カードローン	年2.0％～14.0％
三井住友銀行 カードローン	年1.5％～14.5％
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック	年1.8％～14.6％

 

地方銀行のカードローン

行名・カードローン名	金利（実質年率）
足利銀行 〈モシカ〉Mo･Shi･Ca	年1.5％～14.8％
埼玉りそな銀行 りそなカードローン	年1.99％～13.5％
群馬銀行 ナイスサポートカード	年2.0％～14.5％
栃木銀行 とちぎんスマイルカードローン	年6.8％～14.6％
東邦銀行 TOHOスマートネクスト	年4.8％～14.6％
武蔵野銀行 むさしのスマートネクスト	年4.5％～14.8％
常陽銀行 キャッシュピット	年1.5％～14.8％
きらぼし銀行 カードローン	年1.6％～14.8％

 

ネット系銀行のカードローン

行名・カードローン名	金利（実質年率）
イオン銀行 カードローン	年3.8％～13.8％
楽天銀行 スーパーローン	年1.9％～14.5％
住信SBIネット銀行 カードローン	年1.59％～14.79％
PayPay銀行 カードローン	年1.59％～18.0％
セブン銀行 ローンサービス	年12.0％～15.0％

 

貸金業者のカードローン

業者名・カードローン名	金利（実質年率）
プロミス	年4.5％～17.8％
アコム	年3.0％～18.0％
アイフル	年3.0％～18.0％
SMBCモビット	年3.0％～18.0％
レイク	年4.5％～18.0％
クレディセゾン MONEY CARD	年8.0％～17.7％
オリックス・クレジット VIPローンカード	年1.7％～17.8％
オリコ CREST	年4.5％～18.0％
ジャックス ミラジツカードレス	年4.2％～9.6％
JCB カードローン FAITH	年4.4％～12.5％
三井住友カード カードローン	年1.5％～15.0％
三菱UFJニコス ローンカード	年6.0％～17.6％

 

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの審査は厳しい？

基本的に、銀行のカードローンに「審査が甘い」と言えるものはありません。

警視庁のデータベースと照合し、申し込んだ方が反社会的勢力関係者ではないと確認することを義務付けられている点も、審査の慎重さの現れだと言えるでしょう。

ただ、そんな中でも、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は比較的審査が柔軟であると判断できる要素がいくつかあります。

どういった点から審査がそれほど厳しくないと言えるのかを解説していきましょう。

あしぎんカードローンの年齢条件が緩やか

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の申込要件のひとつに、「契約時の年齢が満20歳以上75歳未満の方」というものがあります。

この74歳まで申し込みが可能というのは、銀行のカードローンとしてはかなり緩い条件です。

参考に他の銀行カードローンの年齢要件を見てみましょう。

行名・カードローン名	申込時年齢の要件
足利銀行 〈モシカ〉Mo･Shi･Ca	20歳～75歳未満
群馬銀行 ナイスサポートカード	20歳～75歳未満
常陽銀行 キャッシュピット	20歳～75歳未満
セブン銀行 ローンサービス	20歳～70歳未満
PayPay銀行 カードローン	20歳～70歳未満
三井住友銀行 カードローン	20歳～69歳以下
栃木銀行 とちぎんスマイルカードローン	20歳～69歳以下
東邦銀行 TOHOスマートネクスト	20歳～69歳以下
りそな銀行 カードローン	20歳～66歳未満
みずほ銀行 カードローン	20歳～66歳未満
埼玉りそな銀行 りそなカードローン	20歳～66歳未満
住信SBIネット銀行 カードローン	20歳～65歳以下
武蔵野銀行 むさしのスマートネクスト	20歳～65歳以下
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック	20歳～65歳未満
イオン銀行 カードローン	20歳～65歳未満
きらぼし銀行 カードローン	20歳～64歳以下
楽天銀行 スーパーローン	20歳～62歳以下

 

年齢要件が緩やかということはそれだけ幅広い利用者を想定していることになりますから、審査は柔軟であると考えることができるのです。

あしぎんカードローンは年収条件がない

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」のQ＆Aに、年収が低いため審査が不安という質問に対して、「年収の高さよりも無理なく返済できるかどうかを審査するので、年収や職業に関係なく利用可能」という回答があります。

もちろん誰でも「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」でお金を借りられるわけではありませんが、申込条件に当てはまる方でしたら比較的柔軟に審査してもらうことができそうです。

あしぎんカードローンは特別に低金利というわけではない

一般的にローンは金利が低ければ低いほど審査が厳しくなる傾向にあります。

そのような中で「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は銀行のカードローンとしてはそれほど低金利ではないので、審査は特別厳しいものではないと推測することができます。

あしぎんカードローンは最低限度額が低めの設定

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の最低限度額は10万円になります。

また「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の、毎月の最少返済額は、かなり低めの「2,000円（利用残高が10万円以下の場合）」となっています（後の「返済方法」の項でも詳しくご紹介します）。

つまり足利銀行、もしくは保証を担当するアコム株式会社は「最低でも毎月2,000円を確実に返済できる人には10万円の融資が可能」と判断していると考えることができるんです。

もちろん審査は総合的なものになりますが、これらの点から、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の審査難易度は比較的低めであると判断できるのです。

こんな場合には審査落ちの可能性も

とりわけ厳しい訳ではないと考えられる「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の審査ではありますが、信用情報（これまでのローンなどの利用履歴）はしっかりチェックされることから、以下のような状況の方は審査落ちする可能性が高くなってしまいます。

それぞれを解説していきましょう。

他に多額もしくは複数件数の借り入れがある

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は銀行のローンですので、総量規制（年収の3分の1までしか借り入れできない規制）の対象にはなりませんが、返済能力を超えた貸付に二の足を踏むのは銀行も貸金業者も変わりありません。

そのため、信用情報を見て他の銀行や貸金業者から多額の借り入れがあることがわかると、審査ではかなり不利になってしまいます。

債務整理の履歴がある

任意整理、個人再生、自己破産の履歴は信用情報においてかなり大きなキズとなるので、審査落ちの原因になり得ます。

ただこれらのブラックな情報はいつまでも残り続けるわけではなく、5年（自己破産は10年）経過すると抹消されるため、それ以降に申し込んだ場合には審査には影響ありません。

長期延滞、強制解約など大きな金融事故を起こしたことがある

債務整理の情報と同様に長期延滞や強制解約の履歴も金融事故として信用情報のキズになります。

長期延滞は解消されてから5年、強制解約の記録も5年間信用情報に残るので、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の審査に確実に通りたいなら、これらの履歴が消えてからの申し込みをお勧めします。

足利銀行やアコムで延滞等、金融事故の経験がある

信用情報機関に収められているブラック情報は5年（自己破産のみ10年）経ったら消え、いわゆる「喪明け」の状態を迎えます。

が、もしそれらの金融事故を足利銀行や（保証会社となる）アコムで起こしていた場合、規定の期間を経過した後も社内情報に事故歴が残り続けることになるため、長期にわたって審査落ちする可能性が極めて高くなります。

申込内容に虚偽がある

審査ではご自身の勤務先や年収、借入状況などの情報を提供することになりますが、これらの虚偽の内容が含まれていることがわかると、「信用のおけない人物」と判断され、審査に通らなくなります。

勤務先は確認の電話がありますし、審査する側は年収についても大まかに把握しています。また、借入状況も信用情報を見ることで一目瞭然ですので、嘘をついてもすぐにバレてしまいます。

「申込時に提供する情報は正直に」が鉄則。また、間違いのないようしっかり確認して申込書を提出するようにしましょう。

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの審査申込方法

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の審査申込はインターネット、電話、郵送、FAXからできますが、ネットでの申し込みなら来店不要で契約まで完了する「WEB完結」を利用できるので、インターネットからの申し込みがいちばん簡単ですよ。

口座開設前に申し込みをするデメリット

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の返済は足利銀行口座からの自動引落になるので、融資を受ける前に口座を開設しないといけません。

足利銀行の口座がない方は「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の申し込みと同時に開設できるので事前開設は不要ですが、口座がない状態で申し込みをするデメリットもあるのでここでご紹介しておきます。

足利銀行へ来店が必要なケースもある

足利銀行の口座がある人がネット申し込みをする場合は来店不要なのですが、口座がない場合は開設のために足利銀行へ来店を求められるケースがあります。

足利銀行の口座開設自体はスマホアプリでもできるのですが、どうしても来店が必要な場合には最寄りの支店まで行かなければなりません。

足利銀行の口座がないと融資までに時間がかかる

足利銀行口座がある場合、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の契約当日に振込でお金を借りることができますが、同時開設の場合は、口座ができてから振込融資という流れ（またはローンカード到着後の融資）になるため、すでに口座を持っている人と比べると初回融資までに時間がかかることになります。

デメリットは以上ですが、どちらもやや大きな問題じゃないですか？

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は、すでに足利銀行口座を開設していて、いつも利用している人向けと言えるかもしれませんね。

ですので特に問題がないのであれば、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」への申し込みを検討中している間に、あらかじめ足利銀行の口座開設のみ行っておきましょう。

ではすでに足利銀行に口座を持っていることを前提に、ネットでの申し込みの流れを見ていきます。

ネット申し込み「WEB完結」の流れ

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの申し込みに必要な書類

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の申し込みに必要な書類は本人確認書類と、収入証明書です。

自営業の方などは源泉徴収票の提出ができないケースもありますが、確定申告書や納税通知書などの別の書類でも対応してもらえるはずですので確認してみてください。

⇒カードローンでお金借りる時の必要書類【運転免許証・健康保険証・印鑑証明・給料明細・マイナンバー等】

足利銀行は在籍確認を行う？

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の審査の過程で在籍確認も実施されることになりますので、勤務先に電話がかかってきます。

利用者本人が在籍確認の電話に出られなくても、会社の人が

「○○（利用者さん）は、ただ今席を外しております」
「○○（利用者さん）は、本日お休みをいただいております」

などと回答してくれるだけで在籍確認が取れたことになりますので、カードローンの利用がバレることも考えづらいですし、あまり不安に思う必要はありません！

⇒在籍確認・郵送物ナシのカードローン！会社・家族にバレずに内緒にできる

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの審査～融資までにかかる時間は？

まず、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の場合、申し込みから審査結果が出るまでに早くて2～3日かかります。

ネット申し込みの場合は審査結果がメールで届くので、このメールを確認するタイミングが早ければ3日程度で契約手続きが完了して初回の振込融資を受けられることになりますね。

他社から借り入れがあったりすると審査に時間がかかることになりますし、審査結果メールの確認や契約手続きが遅くなるとその分初回融資までの期間も長くなることになります。

また、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の申し込みと同時に足利銀行の口座を開設する場合は、さらに融資まで時間がかかり、ATMからの借り入れはローンカード到着後になります。

ローンカードの到着は最短で「契約手続きから10日後」くらいになるので、受け取るまでに申し込みから2週間くらいかかることもありそうですね。

いずれにしても、銀行カードローンは現在お金の貸し過ぎや多重債務を防ぐための規制を行っており、申し込みをしたその日にお金を借りる即日融資はできないことになっています。

消費者金融なら現在も即日融資に対応しているので、大至急借りる必要がある場合は、お金を借りる即日融資ガイド110番TOPページをチェックして即日融資可能な消費者金融からの借入も検討してみてください。

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの借入方法

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は1,000円単位での借り入れが可能なので、本当に必要な金額だけを借りることができます。

あしぎんカードローン〈モシカ〉の主な借り入れ方法は「ATM」からのキャッシングになります。

●足利銀行ATM（足利銀行・栃木銀行共同ATM含む）利用手数料

曜日	時間帯	ATM利用手数料
平日	7:00～8:45	110円
	8:45～18:00	無料
	18:00～21:00	110円
土日祝日	9:00～21:00	110円

※上記のATM利用手数料は借入時の手数料です。足利銀行ATMから返済する際のATM手数料は一律無料になります。
 

●その他金融機関ATM利用手数料

曜日	時間帯	ATM利用手数料
平日	8:45～18:00	110円
	その他の時間帯	220円
土日祝日	全日	220円

※コンビニATM（セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・E-netATM）では1度の利用につき一律220円かかります。
※ゆうちょ銀行は返済時、ATM手数料がかかりません。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の借入方法はATMがメインになりますので、なるべく平日8:45～18:00の間に足利銀行ATMから借りるようにすると手数料を節約できます。

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの自動融資機能

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」には自動融資機能もあります。

自動融資はクレジットカード利用代金の引き落としや公共料金の支払いなどで、モシカ返済用口座の預金残高が不足した際に利用限度額の範囲内で自動的に不足分を融資してくれるサービスです。

たとえば、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」返済用口座に5万円の残高がある状態で、クレジットカード利用代金として8万円の引き落としがかかったとします。

通常なら、残高不足により引き落としが失敗となり延滞になりますが、自動融資機能をつけておけば不足分の3万円が自動的に融資されるので、クレジットカード代金は延滞することなく支払われることになります。

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の自動融資機能は、非常事態を防げる便利な機能ではあるのですが、逆に考えると「知らない間に自動的にお金を借りてしまう機能」でもありますので、預金残高は常に把握しておくようにしましょう！

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caの返済方法

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の返済方法は、足利銀行口座からの自動引落で、返済日は毎月5日（銀行休業日は翌営業日）、返済金額は「前月返済日の利用残高」によって決まっています。

前月返済日の利用残高	毎月の返済額
10万円以下	2,000円
10万円超 20万円以内	4,000円
20万円超 30万円以内	6,000円
30万円超 40万円以内	8,000円
40万円超 50万円以内	10,000円
50万円超 60万円以内	12,000円
60万円超 70万円以内	14,000円
70万円超 80万円以内	16,000円
80万円超 90万円以内	18,000円
90万円超 100万円以内	20,000円
100万円超 150万円以内	25,000円
150万円超 200万円以内	30,000円
200万円超 250万円以内	35,000円
250万円超 300万円以内	40,000円
300万円超 350万円以内	45,000円
350万円超 400万円内	50,000円
400万円超 450万円以内	55,000円
450万円超 500万円以内	60,000円
500万円超600万円以内	65,000円
600万円超700万円以内	70,000円
700万円超800万円以内	75,000円
800万円超	80,000円

 

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は最低返済額が非常に安く、利用残高が10万円以下の場合には、毎月2,000円の返済でも大丈夫です。

月々2,000円というのはもちろんのこと、利用残高がそれ以上の場合でも他のローンに比べ負担が軽い設定ですし、自動引落による返済なので手間もかかりません。

ただ、一見すごく良いことのように思えますが、約定返済だけで完済を目指すと返済期間が非常に長くなり、その分利息も大きくなってしまいます。

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の返済額をシミュレーションしてみましょう。

10万円＋利息を返しきるまでに6年以上もかかるという結果になりました。

なお、返済額は前月返済日の借り入れ残高によって変動するので、残高が減ると毎月の返済額も減ることになります。

20万円の返済の場合、借り入れ残高が10万円になるまでは毎月4,000円の返済ですが、それ以降は2,000円の返済になります。

同じように借入額30万円の返済例も見てみましょう。

足利銀行「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の場合、約定返済額が少ないことで返済期間が非常に長くなっていますよね。

ちなみに、30万円借りて最初から最後まで毎月1万円の返済を行なった場合、返済期間は3年2ヶ月（38回）で利息は76,921円、返済総額は376,921円になり、約定返済だけで完済したケースと比べると178,674円も利息が少なくなります。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」でお金を借りるなら、約定返済に加え、できる限り追加返済も行うことをオススメします。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の追加返済方法

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の追加返済（任意返済・随時返済）はとても簡単で、ローンカードを使ってATMから入金するだけです。

インターネットバンキングによる追加返済はできないのでATMに足を運ぶ必要があります。

ちょっと面倒ですが、お給料日の仕事帰りに足利銀行ATMに立ち寄って返済することを毎月1回の習慣にすれば、支払う利息が大きく変わってくるはずです。

ゆうちょ銀行も返済時ATM手数料が無料！

コンビニATMなどは返済時にもATM手数料がかかってしまいますが、足利銀行ATM（足利銀行・栃木銀行共同ATM含む）に加え、ゆうちょ銀行ATMも返済時手数料がかかりません。ぜひ場所を確認しておきましょう。

●ゆうちょ銀行ATM返済可能時間帯

平日	8:00～21:00
土日祝日	9:00～17:00

 

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Caは使いやすい？（まとめ）

いつも使っている地元の銀行でお金を借りられる安心感はありますが、正直なところ「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は、これといった特徴がないカードローンだと思います。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」は金利も平均的ですし初回融資までの期間も一般的な銀行カードローンと同等です。

最低返済額が2,000円なので返済負担が低いところはメリットと言えますが、逆に考えると追加返済を積極的に行わないと返済期間が長くなることになるので良し悪しといったところでしょう。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」の場合、最低1,000円から借りることができて、それ以降も1,000円単位での借り入れが可能なので、無駄のない借り入れができるところはメリットですね。

「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」を利用するなら、追加返済をしないと返済期間が長引いてしまうことも頭に入れておいてくださいね。

あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca以外のローン一覧

足利銀行のカードローン以外の使い勝手が良い商品には、資金使途が自由なローンの「フリーローン」、それからマイカーローンと教育ローンがあります。

足利銀行のフリーローン

商品名	あしぎんフリーローン	女性のためのフリーローン「ふるり」
利用対象者	・(株)オリエントコーポレーションの保証が受けられる方 ・満20歳以上で、最終返済時満75歳未満の人 ・継続安定した収入がある方（パート・アルバイトも可） ・足利銀行口座を持っている（開設できる）方	以・(株)オリエントコーポレーションの保証が受けられる方 ・満20歳以上で最終返済時満75歳未満の女性 ・継続安定した収入がある方（パート・アルバイトも可） ・足利銀行口座を持っている（開設できる）方
限度額	10万円以上500万円以内 WEB完結は300万円	10万円以上500万円以内 WEB完結は300万円
金利	4.5％～13.8％	4.5％～13.8％
資金使途	自由（事業性資金を除く）	自由（事業性資金を除く）
手数料等	取扱手数料（5,500円）、印紙代	印紙代

 

足利銀行のフリーローンは「あしぎんフリーローン」と女性専用ローン「ふるり」の2種類があるのですが、どちらも資金使途は（事業性資金以外であれば）自由ですし、限度額や金利、保証会社など、内容的には同じ商品です。

ただ1つ、あしぎんフリーローンは取扱手数料として5,500円（税込）がかかる点のみが異なっており、この点から女性の方は「ふるり」のほうを選ばない理由がありません。

足利銀行のフリーローンは年齢要件が緩やかである他、新卒者や転職後1年未満の方も見込み年収で申し込めますし（ただし学生の方は不可）、申し込みの際に資金使途を証明できる書類などの提出も不要と条件が良いのが魅力です。

カードローンのようにATMから何度でも融資を受けられるわけではないため利便性では劣りますが、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」より低い金利で契約できる可能性も高いので、ある程度まとまったお金が必要な場合はフリーローンを検討してみると良いでしょう。

足利銀行のマイカーローン「あしぎんマイカーローン“アポインと”」

利用対象者	・保証会社の保証を受けられる方 ・栃木県、群馬県、埼玉県、茨城県、福島県にお住まいの方 ・借入時満18歳以上65歳未満の方で最終返済時満70歳未満の方 ・安定継続した年収のある方
限度額	10万円～1,000万円
金利	0.95％～3.9％
資金使途	・車・オートバイ（中古車を含む）購入資金 ・自動車部品・用品の購入 ・車検・修理の費用 ・充電・給電設備資金 ・運転免許取得費用 ・自転車購入資金 ・その他自動車に関する資金 ・他社マイカーローンの借り換え　など など
保証会社	めぶき信用保証株式会社または株式会社オリエントコーポレーション
手数料	取扱手数料 5,500円、印紙代
公式サイト	こちら

 

足利銀行「あしぎんマイカーローン“アポインと”」は、新車・中古車の購入を始め、車に関する幅広い項目に利用できるマイカーローンです。

あしぎんマイカーローンの場合、申し込みから融資までに必要な期間は1週間から2週間で、申し込みはネットからできるので来店不要です。

保証会社はめぶき信用保証株式会社、または株式会社オリエントコーポレーションが受け持っており、どちらの保証が受けられるのかによって契約金利が変わります。

また、めぶき信用保証の保証を受ける場合はWEB完結で契約するか店頭で契約するかによっても金利が変わることになります。

【めぶき信用保証が保証する場合の金利】
●WEB完結契約

融資金額	適用金利
200万円未満	年2.35％
200万円～500万円未満	年1.95％
500万円～800万円未満	年1.75％
800万円以上	年0.95％

 
 
●店頭契約

取引項目数（※1）	適用金利
1項目	年3.4％
2項目	年2.9％
3項目以上	年3.4％

（※1）足利銀行との取引状況によって以下の金利が適用されます。
（1）足利銀行住宅ローン（有担保）の利用⇒年2.7％
（2）以下の取引項目に応じて優遇金利適用
・給与振込または年金受取
・GOODYカードまたはあしぎんVisaデビット
・足利銀行アプリまたはインターネットバンキング
・WEB口座

【オリエントコーポレーションが保証する場合の金利】
年3.9％

足利銀行の教育ローン「あしぎん教育ローン（カードローン型）“カルチェラタン”」

利用対象者	・保証会社の保証が受けられる方 ・栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県・福島県にお住まいの方 ・契約時満18歳以上65歳未満の方 ・安定継続した年収のある方
限度額	10万円～1,000万円
金利	1.95％～3.2％（一括借入型は3.7％）
資金使途	本人または配偶者、子供、兄弟が必要とする教育関連資金 ・学校に納付する費用（入学金、授業料、施設費、諸会費等） ・アパート家賃 ・テキスト代 ・ひとり暮らしに伴う家電製品等の購入費用、引越し費用等
保証会社	めぶき信用保証株式会社または株式会社オリエントコーポレーション
公式サイト	こちら

 

例えば子供の進学や一人暮らしに必要な生活必需品を購入する場合などは、「あしぎんカードローン〈モシカ〉Mo･Shi･Ca」ではなく「あしぎん教育ローン（カードローン型）“カルチェラタン”」を検討してみてください。

あしぎん教育ローン（カードローン型）の場合、金利が最大でも3.2％なので、かなりの低金利でお金を借りることができますよ。

金利に関しては、マイカーローンと同様に、WEB完結契約か店頭契約か、店頭契約の場合には足利銀行とどれだけの取引があるかによって変わってくることになります。

●WEB完結契約の場合の金利

契約極度額	適用金利
500万円未満	年2.20％
500万円以上	年1.95％

 
 

●店頭契約の場合の金利

取引項目数（※2）	適用金利
1項目	年3.2％
2項目	年2.7％
3項目以上	年2.5％

（※2）足利銀行との取引状況によって以下の金利が適用されます。
（1）足利銀行住宅ローン（有担保）の利用⇒年2.5％
（2）以下の取引項目に応じて優遇金利適用
・給与振込または年金受取
・GOODYカードまたはあしぎんVisaデビット
・足利銀行アプリまたはインターネットバンキング
・WEB口座

※なお、審査によってめぶき信用保証の保証が受けられなかった場合は、オリコが保証会社となる一括借入型（証書貸付型）教育ローンの審査に回され、こちらの審査に通った場合には年3.7％での貸付が受けることが可能です。

カードローン型なので、ATMから必要なときに必要な金額だけを借りることができるので無駄がありませんし、追加で融資が必要になったときにもあしぎん教育ローン（カードローン型）は便利です！