こめ油は美肌に効果あるって本当?!実際に使ってみた

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こめ油は美肌に効果あるって本当?!実際に使ってみた
こめ油の効果を確かめるために、こめ油を顔に塗ったり、ボディケアしたり、髪の毛に塗ってヘアケアしたり、こめ油を飲んでみましたので感想を記載します。


もくじ

こめ油とは

近年ではオリーブオイルをはじめさまざまな「体に良い油」が話題になっていますが、日本人に馴染み深い食材でもある「お米」から採れる油も例外ではありません。

コイン精米機などで玄米から白米へ精白したことがある方は想像しやすいかもしれませんが、精米する途中で米糠が出てくるのをご存知かと思います。
この米糠から抽出してできる油がこめ油です。米糠から採れるので別名「米糠油」とも言われています。

米は食料自給率の低い日本でも自給できている食材であり、こめ油も国産のものが多いです。外国産の油に抵抗がある方も国産のこめ油なら安心して使えるのではないでしょうか。

こめ油は風味にクセがなく、さらっとしているため、どんな料理にも使うことが出来ます。
とくにフライ安定性がよく、揚げ煎餅やポテトチップスといった揚げ物によく使用されており、揚げ物がカラッと揚がることから揚げ物料理におすすめされていることが多いです。

こめ油はスキンケア・ヘアケアもできる

こめ油を使ったスキンケアやヘアケアを実践してみました。
今回使用したのは、蔵元美人コメ油です。
こめ油はスキンケア・ヘアケアもできる

ドラッグストアなどを探しましたがなかなか無く、結局ネットで購入しました。
こめ油の香りは無臭なので、香りに敏感な方でも問題なく使用できると思います。

こめ油を顔に塗ってみた

パッケージを開けると、きれいな青色のシールが貼られた瓶です。
こめ油を顔に塗ってみた

こめ油を手にとってみると、うすい黄色ですがほとんど透明に近いです。
こめ油の色

顔に塗ってみました。
洗顔後、化粧水をつけた後に乳液代わりに使用しました。
2滴ほど使用しましたが、十分な量でした。オイルなのでそれなりに重たさはありますが、オリーブオイルと比較すると軽い気がします。

ただ、マカダミアナッツオイルのようにすっと馴染むという感じではなく、肌なじみはよいけれどそれなりにオイルっぽさもあります。
今まで使った中では、ローズヒップオイルと同じくらいの使用感です。

つけた後はベタベタはしませんが、もっちりしっとりと保湿されている感じがします。
さらさらの仕上がりが好みという方には少し重たく感じるかもしれませんが、ベタベタしすぎず適度な保湿感が欲しい方にはおすすめできます。
顔に自然なツヤができていい感じです!
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ただし、後からメイクをする場合はヨレの原因になってしまうので、ティッシュオフしてからメイクをするか、こめ油をつける量を控えめにしましょう。

こめ油を髪につけてみた

ヘアオイルとしてこめ油を使用してみました。
3滴ほど手にとりすりあわせてから毛先を中心になじませます。
少し重たい感じがするので、弾むようなウエーブが欲しい方には不向きかもしれませんが、ツヤツヤのストレートヘアを目指している方にはちょうど良さそうです。
少しつけるだけでツヤがとても出るので、ツヤを出したい部分にだけつけてもよさそうです。

こめ油を髪につけてみた

つけすぎると椿油のように髪の毛を洗っていない人みたくなってしまうので、注意が必要です。反対に、その性質を利用して二日酔いメイクのときのヘアスタイルなどウェット感を出したい時にはやや多めにつけてもよさそうです。

こめ油は爪やボディなど全身に使用できる

顔や髪以外にも、爪やボディなど全身に使用することができます。
ひじやひざ、かかとなどカサつきやごわつきの気になる部分にも1~2滴手にとってなじませるだけでとてもしっとりします。爪につけても自然なツヤが出るのでネイルケア用のオイルとして使用するのもおすすめです。

食用のこめ油を購入!色々なレシピで摂取してみます

品質が高いことで有名な桑名の米油を購入して使用してみました。
米油の発祥の地といえば三重県。さらに200年以上の伝統のあるメーカーである油精のこめ油です。

食用のこめ油を購入!色々なレシピで摂取

こめ油人気で生産がなかなか追いつかずすぐに在庫切れになってしまう時期もありましたが、現在ではAmazonなどでも手に入れることができるようです。
こめ油はコレステロール値を低下させるということが実証されており、動脈硬化予防にも役立つ油なので日々の食事に取り入れてみるのもおすすめです。

こめ油を炊飯に使う

ちょっと意外かもしれませんが、毎日食べるご飯を炊く時にもこめ油を使うだけでお米がぐっとおいしく炊きあがります。

こめ油を炊飯時に入れることで、お米一粒一粒がふっくらと立っていてつやがあり、お米自体の味や香りが引き立ちます。また、ご飯の黄ばみを抑えることができるのでご飯をおいしく保存することが出来ます。

炊き方は、炊飯器のスイッチを押す前にこめ油を入れるだけです。

こめ油を炊飯に使う

水と分離しますが、そのまま炊飯ボタンを押せばOKです。
こめ油の量は、お米の量の1%が目安です。(お米2合なら小さじ半分程度)
こめ油は米糠から作られているので、自ずとお米との相性はよいのでしょうね。

実際に炊いて食べてみましたが、ご飯に油なんて…というイメージでしたが、普通のご飯と変わりないどころかたしかにふっくらとしているような気がします。

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もちもちとしていて香りもよく、スーパーで売っている一番安いランクのお米がまるで旅館の朝食に出てくるようなご飯に変身しました。
おひつに入れたご飯はふっくらとおいしいですが、それに近い感じがします。

研ぎ方も水加減も特に変える必要はなく、いつもご飯を炊く時と同じ要領でおいしく炊けて、おまけにビタミンEも摂ることができて保存するときもおいしく保存できるといいことづくめです。

お弁当のご飯にもこめ油を使って炊いたご飯ならパサパサせず炊きたてのようなおいしさが味わえそうです。

こめ油をお菓子作りに使ってみた

こめ油とお米の相性が抜群なので、米粉とこめ油を使ったお菓子をご紹介します。

米粉と米油の蒸しパン

米粉と米油の蒸しパン

<材料>
米粉…100g
砂糖…40g
卵…1個
牛乳…50cc
ベーキングパウダー…小さじ1
こめ油…大さじ1
お好きな具材…適量

<作り方>
1.米粉とベーキングパウダーはふるっておく
2.ボウルに卵を割り入れてほぐし、砂糖や牛乳を加えてよく混ぜる。
3.振るった粉類を入れ、混ぜる
4.ダマがなくなりなめらかになったら、こめ油と具材を入れる
5.アルミカップなどに入れて蒸し器で15分程度蒸したら完成(蒸し器がない場合はラップをしてレンジでもOK)

今回の具材は、お魚ソーセージ、枝豆、大豆の水煮、コーンを使用しました。
茹でたにんじんなど野菜を入れてもおいしいです。子どもも食べれるように甘さは控えめなので好みで調整して下さいね。

米粉とこめ油の相性がよく、素材の甘味が引き立っているように感じました。
もっちりふっくらとした仕上がりで、つやつやの蒸しパンに仕上がりました。
こめ油にクセがないのでこういったシンプルなお菓子にも安心して使うことができます。

こめ油で揚げ物をしてみました

こめ油のことを調べると、揚げ物に向いているといたるところで紹介されています。
それほど揚げ物に向いているのかと試してみたくなり、こめ油で天ぷらを揚げてみました。

こめ油で揚げ物をしてみました

材料も、使う粉も、全て普段通りです。違うのは揚げる油がこめ油ということだけです。
評判通り、揚げている最中に油酔いしてしまうこともなく、油切れがよいのでコンロ周りが汚れにくく天ぷらもべちゃべちゃすることなく、からっと揚がりました。
酸化しにくいという特徴を活かして、翌日の主人のお弁当にも天ぷらを入れましたが、嫌なニオイがしたりすることもなくおいしかったそうです。

普段は太白胡麻油で天ぷらをするのですが、こめ油でも太白胡麻油と同じくらいくどくないさっぱりとした天ぷらができあがりました。

こめ油を使ってみた感想

食料自給率の低い日本で国産のものを探すとなると苦労することが多いのですが、こめ油はほとんどが国産なので簡単に手に入れることができます。
こめ油でのスキンケアで言えば、国産のオイルでケアできる安心感は産地にこだわりがある方にとってメリットが大きいのではないでしょうか。

こめ油は顔だけでなく、髪や爪など全身に使えるのでコストパフォーマンスがよいと思います。保湿力も高いですが、ひどくべとつくわけでもないのでオールシーズン使えそうだと思いました。冬など特に乾燥が気になる季節や部位には重ねづけすることでより保湿感が得られそうです。

食用のこめ油を使ってみて、一番いいなと感じたのはこめ油を使った炊飯です。
ご飯を炊く前にこめ油を少し入れるだけでこんなにも炊きあがりに差がでるとは思いませんでした。

本当に手軽に毎日のお米が簡単にワンランク上の味と食感になるだけでなく、ビタミンEも同時に摂ることができるので、個人的にも毎日続けたいと思いました。
こめ油をお肌につけて外からケアし、こめ油を食に取り入れて内側からケアすることで美容と健康の維持に役立つことを考えると、ローズヒップオイル内外美容法に通じるものがあると感じました。

お米を主食にしてきた日本人らしい「こめ油内外美容法」としてぜひ挑戦してみる価値があると思います。

こめ油の1日の摂取量は決まってる?

現段階において、こめ油の適切な摂取量というのは確立していないようです。
しかし、どんなによいものでも摂り過ぎはよくありません。

ましてや、こめ油という「油」ですので、カロリーはとても高いです。
体に良いからとたくさん摂り過ぎてしまうと、カロリーの過剰摂取になり、肥満の原因になります。

とはいえ、こめ油をどのくらい使っていいのか目安を知りたいものですよね。1日に大さじ1杯程度が目安とパッケージに書かれているこめ油もあるようです。
確かに、大さじ1程度なら脂質のとりすぎになってしまうほどの量ではないので、大さじ1を目安に摂取するというのもよいかもしれません。
カロリーは大さじ1杯で126キロカロリー程度です。

大さじ1を毎日計って摂取するのは難しいという方は、お料理に使っている油をこめ油に変えてみるだけでもよいかもしれません。

こめ油に変えたからといって、量を増やしたりせずにいつもどおりの使用量でこめ油を使うことで負担なく摂り過ぎも避けることができます。

こめ油にアレルギーはないの?

お米に対してアレルギー反応を起こす方もいるので、コメアレルギーのある方はコメ油の摂取も控えて下さい。

また、こめ油以外の油が混ざっていたり、こめ油を製造する過程で大豆などの成分が入っていることもあります。特に同じ工場で大豆油を製造している場合など、大豆にアレルギーがある方は注意しなくてはなりません。

アレルギーのある方は、購入する前にアレルギーに関する情報が載っていないかパッケージを見たり、メーカーに問い合わせてから購入することをおすすめします。

こめ油の保存方法と賞味期限

油が酸化しやすい条件として、酸素に触れる面積が大きい、温度が高い、光にさらされるという3つが挙げられます。これら3つを避けることがこめ油を上手に保存するポイントになります。光の当たらない涼しい場所でなるべく酸素に触れさせないようにして保存しましょう。

賞味期限は、こめ油が入っている容器によっても異なるようです。未開封の場合、缶なら2年程度、ペットボトルなら1年程度のようです。
ただし、これはあくまで未開封の場合の賞味期限です。
開封したら1ヶ月、どんなに長くても2ヶ月をめどに使いきってしまうことをおすすめします。

こめ油は選び方に気を付けないと危険なの?

こめ油の製造方法には、低温圧搾法と高温圧搾法があります。おすすめしたいのは低温圧搾法なのですが、こめ油が爆発的に売れている今、なかなか低温圧搾法のこめ油と出逢うことが難しいようです。

低温圧搾法と高温圧搾法では何が違うのでしょうか?

高温圧搾法の場合、製造過程でトランス脂肪酸を含んでしまう可能性が高いのです。
トランス脂肪酸は、心疾患や動脈硬化、不妊やアトピーなど様々な悪影響をもたらすといわれており、なるべく避けたいところです。

低温圧搾法ならば、トランス脂肪酸を含む可能性が低いので、なるべく低温圧搾法で製造されたこめ油を選びたいです。

ただ、なかなか入手が困難であることも事実で、スーパーなどで売られている価格の低いこめ油は、ほとんどが高温圧搾のものだと思います。

トランス脂肪酸の弊害が気になるという方は、ネットなどを使って多少待ったとしても低温圧搾法のこめ油を手に入れるほうがよいかもしれません。

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