ゆず油【効果・使い方】髪や頭皮、顔のオイルケア体験
ゆず油(ユズシードオイル)の効果や使い方、ゆず油3種類でスキンケアやトリートメント、ヘアパック、頭皮マッサージをした感想、レビューを公開します。
ゆず油とは
日常的にスーパーで目にするオリーブオイルやごま油などの食用油以外でも、アロマセラピーに興味があれば、ホホバオイル、マカデミアオイルなどなど、様々な植物オイルが作られているのを知っている人も多いでしょう。
中でも“ゆず油(ユズシードオイル)”をご存知でしょうか?
名前だけ聞いてイメージすると、なんだか柑橘系のいい香りのしそうなオイルですよね。
でも、今回ご紹介する“ゆず油”は、柚子の実や皮から採られるではなく、種子から抽出されるオイルのことで、厳密に言えば“ユズ種子油”のことです。
ユズ種子油は無色透明で、それ自体に香りはありません。
私のように、ゆずの爽やかな香りをイメージした人は、ちょっと残念に感じるかもしれませんね。
でもこのゆず油、香りはなくても、優れた効能を持っていることで注目されているんです。
ゆず油は、ゆず1個から、わずか0.5mlしか採れない希少オイルと言われています。
一般的に“ゆず油”として販売されているものは、ユズ種子油と他のオイルをブレンドしたものや、全く別のオイルに柚子の香りがつけられただけのものが多いので、ユズ種子油を試してみたいという人は、名前だけで購入せず、成分表記を必ずチェックしてみてくださいね。
ゆず油の成分
ゆず油には主に、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸がバランスよく含まれています。中でも、ゆず油の効果・効能に大きく影響しているのはオレイン酸とリノール酸です。
メーカーによって公表されている数値に若干の違いがありますが、おおよそ以下の含有量です。
・オレイン酸含有量およそ35%
・リノール酸含有量およそ35%
・パルミチン酸含有量およそ20%
その他の成分は、ステアリン酸、α-リノレン酸、アラキジン酸、イコセン酸、リグノセリン酸です。
ゆず油の効果・効能
ゆず油の具体的な効果・効能をご紹介する前に、まずはゆず油の注目すべき成分であるオレイン酸とリノール酸の働きについて見ていきましょう。
▼オレイン酸
私たちの皮膚に含まれる脂肪酸の中で最も多く、およそ20%を占めている成分です。肌や髪に馴染みやすく、乾燥肌に潤いを与える保湿力が特徴です。
含有量が多ければ多いほど、油の粘度が上がりますが、含有量およそ35%のゆず油はサラリとしたオイルです。ちなみに、“ベタつきが苦手”“油が重たく感じる”という意見も多い椿油のオレイン酸含有量はおよそ85%です。
比べてみると、ゆず油の付け心地は圧倒的に軽いです。
▼リノール酸
私たちの体内では生成できない成分で、保湿・抗炎症作用があります。
お肌や頭皮の環境を整え、健やかに保つ働きがあります。
それぞれの成分の働き、お分かりいただけましたか?
それでは次に、ゆず油の具体的な効果・効能をご紹介します。
くせ毛や広がる髪をまとめる
ゆず油の保湿効果は、ダメージがありパサつく髪に特に有効とされています。ツヤとハリを与えてくれるので、くせ毛の人でもしっとりとまとまります。
また、紫外線やドライヤーの熱から、髪を保護してくれる働きもあるので、日常ケアとしておススメです。
フケや頭皮のかゆみを抑える
柚子油に含まれるリノール酸の保湿効果は、頭皮の乾燥によるフケやかゆみの改善に有効であると言われています。
育毛効果
頭皮の毛穴に詰まった皮脂の汚れは酸化して、雑菌を繁殖させ、頭皮の環境が悪化します。そうなると健やかな髪の毛を作ることができなくなります。
ゆず油に含まれるリノール酸には殺菌作用もあり、頭皮の雑菌を殺菌し、頭皮を健康的な状態に保ちます。
また、ゆず油には血行を促進させる効果もあります。
頭皮の血行を促進させることで、健やかな毛髪の生成や成長を促す効果が期待できます。
美白効果
ユズ種子のピュアオイルを販売している馬路村農業共同組合と高知大学の共同研究によると、ゆずの種子オイルには、肌の美白効果があり、人の肌に塗布するとメラニンの生成を抑制する効果があったそうです。
ヘアオイルとしてのゆず油の使い方
上でご紹介したように、保湿性や殺菌性に優れたゆず油は、ヘアオイルとして非常に優秀です。
今回は、口コミでも評価の高いウテナの“ゆず油無添加ヘアオイル”を購入しました。
ウテナのゆず油無添加ヘアオイルは、独自の低温圧搾製法で抽出した高知県北川村産ユズ種子油をはじめとする植物原料のみで作った無添加のヘアオイルです。
ウテナ公式サイトでは1本(60ml)1,000円(税抜)で購入することができます。
ドラッグストアやインターネット通販サイトでも入手可能で、定価より少し安く購入することができます。
昔から、植物由来のヘアオイルというと“椿油”が王道でした。「昔実家にあった!」という人など、どこかで一度は目にしたことがある人がほとんどではないでしょうか。
保湿性に非常に優れている一方で、髪のべたつきや、独特なにおいが気になるという人も多く、様々なヘアオイル商品を選択できる現代の若い世代の女性の間では「油が重くて使いにくい」と感じる人もいるようです。
それでも「ヘアオイルの使用感が好き」「無添加、自然派にこだわりたい」という人に、ゆず油無添加ヘアオイルはおススメです!
ウテナのゆず油無添加ヘアオイルには、ユズ種子油のみではなく、コメヌカ油がブレンドされていますが、全体的には軽くてサラリとしたテクスチャーです。
既にご紹介したとおり、ユズ種子油自体には香りはないため、このヘアオイルにはグレープフルーツ果皮油、ユズ果皮油、オレンジ果皮油で香りがつけられています。
手に取ると、爽やかな柑橘系の香りがフワッと広がり、気分を明るくしてくれます。ワンタッチで1滴ずつ適量を出せるボトルなので、ビンも汚れず使いやすいです。
クセのない透明のオイルで伸びも良く、香りも爽やかなので、思わず顔や身体にも使いたくなるようなオイルです。
早速いろいろな使い方を試してみました。
ゆず油をトリートメントとして使ってみる(ウテナゆず油無添加ヘアオイル)
まずは、洗い流さないトリートメントとして使ってみました。
②半乾きの髪の毛先を中心に髪全体へ、ムラなく馴染ませます。
③そのあとドライヤーで乾かします。
<トリートメント前>
<トリートメント後>
ドライヤーで乾かす際に、いつもより髪がずっしりと水を含んでいる気がして、乾きにくい感じがしました。
でも、翌日ハネやすい部分もまとまっていて、手触りもしっとりしていました。何もつけていない状態と比べて、重たい感じがして、ちょうどヘアワックスをつけた感覚と似ています。
普段、サラサラした軽い状態が好きな人よりも、ヘアワックスなどでしっとり仕上げるのが好きな人におススメの使い方です。
ゆず油で頭皮マッサージしてみる
次にゆず油で頭皮マッサージをしてみました。
②5分ほど置き、髪と頭皮をお湯でよくすすぎます。
③シャンプーでしっかり洗い流します。
<頭皮マッサージ前>
<頭皮マッサージ後>
洗い流さないトリートメント同様、しっとりとまとまります。
ただ、シャンプーでの洗い流しが1回だけだと、オイルが髪に残っている感じがあり、翌日、髪が重たい感じがして、若干オイルの臭いがしました。
すすぎをしっかりめに行うのがポイントです。
ゆず油で濃厚ヘアパック
バスタブでの時間を有効利用できる、濃厚ヘアパックも試してみました。
②約10分したらお湯ですすぎます。
放置時間、バスタブに浸かってオイルの香りを楽しもうと考えていたのですが、残念ながら香りはすぐに飛んでしまい、残りませんでした。
③シャンプーでしっかり洗い流します。
<ヘアパック前>
<ヘアパック後>
こちらもトリートメント同様、朝起きた瞬間から、ヘアワックスを塗ったような感じでしっとり整っています。
頭皮マッサージを試した翌日、髪にオイルが残っているような、重たい感じがあったため、しっかり目にすすいだつもりでしたが、まだ足りなかったようです。
翌日、重たさは頭皮マッサージほどではないものの、一日中、髪からオイル臭さが漂っていました。
ゆず油無添加ヘアオイルの口コミを見てみても、「時間が経つと酸化した油の臭いがする」という意見がチラホラ見られました。
オイル臭さや重さが気になる人は、量をつけすぎないこと、また、すすぎとシャンプーをしっかり目に行うこと、頭皮ではなく、髪にだけ塗布することをおススメします。
ゆず油トリートメント・軽く仕上げる使い方
いろいろな方法でゆず油を使ってみたのですが、ヘアオイルを普段使わない私にはどれも重たく仕上がりすぎる感じがありました。
そこで、ヘアワックスを塗ったような重たい感じが苦手・・・という人向けに、サラサラと軽く仕上がるゆず油の使い方を見つけたのでご紹介します。
②5分ほど置き、お湯でよくすすぎます。
③シャンプーでしっかり洗い流します。
この方法だと、リンスやトリートメントをしなくても、サラサラ、かつ程よくしっとりまとまります。
ゆず油無添加オイルミストでスタイリングしてみた(ウテナゆず油無添加オイルミスト)
ウテナでは、ゆず油無添加ヘアオイルのほかにも“ゆず油無添加オイルミスト”が販売されています。
価格は1本(180ml)1,000円です。
こちらもユズ種子油の他に、コメヌカ油がブレンドされており、ユズ果皮油、ユズ果実エキス、グレープフルーツ果皮油、オレンジ果皮油で香り付けされています。
透明のミストで、ゆず油無添加ヘアオイルよりも軽めに仕上がるのが特徴で、スタイリングや寝ぐせ直しにおススメです。
オイルが約15%含まれており、次の画像でお分かり頂けるように、ボトルの内部では、オイル層とウォーター層の2層に別れているため、使用前によく振って混ぜる必要があります。
乾いた髪やタオルドライ後の髪にスプレーしてなじませます。そのあと、手ぐしやブラシで整えて、自然乾燥もしくはドライヤーで仕上げます。
オイルミストと言っても、使い心地は水のようにさらりとしているので、重たくなりません。髪を保湿しながらも、サラサラと軽めに仕上げたい人にはおススメです。
シュッとスプレーした時には爽やかな柑橘の、自然な香りがフワっと漂いますが、セットが終わる頃にはほとんど香りは残っていないので、ヘアケア商品の人工的な香りが苦手な人にはおススメしたい商品です。
また、1日経ってもオイル臭さは全く感じませんでしたので、とても使いやすいと思います。
<オイルミスト使用前>
<オイルミスト使用後>
ゆず油で髪にいい木櫛を手作りしてみる
100均で購入できる木櫛、ゆず油でひと手間加えることで高級櫛にすることができます。
今回は、セリアで本つげ櫛を購入してきました。
ここからの作り方はとっても簡単です!
櫛がまんべんなくオイルに浸るように、空気を抜きながら保存袋を櫛の形に畳むと、オイルが少量で済みます。特に歯の間には空気が入りやすいので、歯の先を上に向けてトントンと机に打ち付けて、空気を上に逃がしました。
保存袋でなく、ラップを使ってもOKです。
②1週間後に取り出したら1日掛けて自然乾燥させれば完成です。
ゆず油に漬ける前と比べると、木櫛の色が全体的に濃くなっています。香りはしませんが、木櫛を使うことで、髪の静電気が押さえられて、パサパサな髪もまとまりやすくなり、切れ毛や枝毛も防止できるそうです。
100均での木櫛と、少量のオイルで簡単に作れるので、ちょっと楽しいですね。
使っているうちに汚れてきたなと思ったら、全体にゆず油をつけて、歯ブラシで軽くこすって油を馴染ませてみましょう。
30分程時間を置くと、汚れが浮き上がってくるそうなので、歯ブラシでかき出し、ティッシュで拭き取ります。油が乾くまで半日ほど乾燥させればOKです。
少しお手入れをするだけで、たとえ100均の木櫛でも良いコンディションで、長く使うことができます。
スキンケアとしてのゆず油の使い方
上でご紹介したように、ゆず油製品は、他のオイルとブレンドされたものが多いですが、顔などのスキンケアにユズ種子油100%のものを使いたいという人は、ぜひ馬路村のumajiピュアシードオイル100を試してみてください。
馬路村公式サイトで1本(30ml)2,580円で販売されています。
購入の手続きをすると早速翌日、届きました。
開封すると、馬路村のパンフレットなども一緒に入っていました。
umajiピュアシードオイル100は、ユズ種子油100%の贅沢な美容オイルで、肌をストレスから守り、潤いを保ちながら、肌の機能回復を促します。
無色透明のトロリとしたユズ種子油そのもので、香り付けも一切されていません。
夜のケアとして、または就寝前のリラックス時に使用します。
天然成分なので、色や香りが時間と共に変化するため、開封後は4ヶ月を目安に使い切りましょう。
馬路ピュアシードオイルを顔に使ってみた(umajiピュアシードオイル)
化粧水で整えた清潔な肌に、適量を指先で押し込むように顔全体と首になじませます。ピュアシードオイルの後に美容液、クリームを塗布するとさらに効果が高まるそうです。馬
路村公式サイトのQ&Aでは、umajiの商品との併用を推奨しており、他のメーカーの化粧品と組み合わせて使う場合は、目的や使用順を確認の上、使用するようにとの記載があります。
早速、いつも使っている他メーカーの化粧水、美容液、クリームと一緒に使ってみました。
保湿力が高く、ベタつきはありません。塗布した感じも軽くて、他の美容液やクリームとの馴染みも非常に良く、いつもより美容液が浸透していく感じがしました。
塗布した翌朝は、目の周りもしっとりして、ちりめんジワが目立たなくなっている気がします。
<使用前>
<使用後>
ゆず油でスキンケア・ヘアケアした感想まとめ
今回、ヘアオイル、オイルミスト、美容オイルとしてゆず油を使用してみましたが、個人的には美容オイルが、ゆず油そのものを一番体感できるので、おススメしたい商品です。
ヘアオイルに関しては、私のようにヘアオイル自体を普段から使い慣れていない場合は、全体的に重たい仕上がりに感じてしまいがちです。
洗髪の際に使うなら、頭皮まで塗りこまず、毛先中心にケアすること、またしっかりとシャンプーで洗い流すようにしましょう。
既に普段から、椿油などのヘアオイルを使っているけど「ベタつきがどうしても気になる」「重たく仕上がりすぎる」と感じている人はぜひ、ゆず油を試してみる価値はありますよ!
また、オイルミストは使いやすく、香りも自然で、長く髪に残らないため、化学系の香料が苦手な人、無添加にこだわる人にはぜひおススメしたい商品です。
ゆず油についてのQ&A
優れた効能のあるゆず油ですが、使用していく中で疑問に思ったことがいくつかありました。実際に問い合わせをして得られた回答をご紹介しますので、参考にしてみてください。
光毒性が心配ですが?
アロマセラピーに興味のある人は、光毒性という言葉を聞いたことがあると思います。
レモンやグレープフルーツなどに含まれる一部の成分が、紫外線に反応し、シミや炎症を引き起こす原因となってしまう作用のことです。
日光に当たらなければいいとは言え、ヘアオイルやヘアミストとして使用する場合は、朝へアセットをして、オイルが残った状態で外出することもありますし、ちょっと気になりますよね。
まず光毒性についてですが、全ての柑橘系オイルに光毒性があるわけではありません。オレンジに似た果物“マンダリン”には光毒性がありませんし、花から抽出される“ネロリ”にも光毒性はありません。
同様に、ゆずの種から採られるユズ種子油には、光毒性の作用はないそうですので安心してください。
umajiピュアシードオイル100、日中使えないのはなぜ?
「ゆず油には光毒性の作用がないのなら、umajiピュアシードオイルは、なんで夜しか使えないの?」と疑問に思いませんか?
それは、ゆず油に限らず、美容オイルそのものの性質が原因です。
美容オイルが肌に残った状態で紫外線に当たると、モノによっては酸化してしまい、しみやくすみの原因になるリスクがあるのです。
もちろん、日中でも問題なく使用できる美容オイルもありますが、メーカーで夜の使用を推奨しているので、従ったほうが良いでしょう。
ウテナのヘアオイルとオイルミスト、グレープフルーツ果皮が入ってる?!
今回ご紹介したウテナゆず油無添加ヘアオイルとゆず油無添加オイルミストには、香り付けのためにグレープフルーツ果皮油やオレンジ果皮油が加えられています。
そこで、ヘアオイルの販売元である株式会社ウテナに、ヘアオイルとオイルミストの光毒性について、問い合わせてみました。
すると、製品に使用されているグレープフルーツ果皮油やオレンジ果皮油は、「IFRAという機関が定める国際基準に沿った配合をしているので、光毒性が発揮されることはありません」という回答を得ました。
IFRAについて調べてみたところ、“The International Fragrance Association”が正式名称のベルギーで創立された組織で、香料素材の発展を目的として、香料が安全に使われるためのガイドラインを示している機関だそうです。
光毒性に関しても、各精油が光毒性を発揮する濃度の目安を定めています。ウテナのヘアオイルとオイルミストには、その濃度以下で加えられているから安全ということのようですね。
念のため、ウテナのヘアオイルとオイルミストに使用されているユズ果皮油の光毒性についても確認してみましたが、こちらに関しても「光毒性の要因となる成分は入っていません」とのことでした。
ただ、光毒性の心配はなくなっても、他のアレルギー症状が出る可能性もありますので、お肌が弱い人、敏感な人、心配な人は、使用前にパッチテストを行うとより一層安心です。
エクステにも使える?
おしゃれのためにエクステをつけている人もいると思います。エクステって、つけた当初はつやつやして自分の髪と馴染んでいるのですが、日が経つにつれて、どうしても潤いがなくなり、バサバサになってしまいますよね。
もしゆず油ヘアオイルでヘアパックができたら、エクステを長持ちさせることができるのではないかと思いませんか?
そこで、ウテナゆず油ヘアオイルやオイルミストは、エクステにも使用できるのか問い合わせてみたところ、「ヘアオイルは、エクステの毛の素材が人毛の場合に限り、洗い流さないトリートメントとして、効果的に活用できます」との回答を頂きました!
人口毛の場合は、オイルが馴染みにくいので、おススメしないそうなので注意してください。
人毛のエクステをつけている人は、ゆずオイルの木櫛とともに、日常のケアに取り入れてみてもよさそうですね!
注意点としては、地毛とエクステを編んで繋げてある部分にオイルを浸透させると、充分にすすぐことができず、オイルが残ってオイル臭の原因になり兼ねないので、その部分は避けて、エクステの毛先のほうからケアしていく方法がいいのではないかと思います。
ゆず油は食用もある?
これだけ効能のあるゆず油、食用でもぜひ使ってみたいと思いますよね。
インターネット上で探してみたところ、食用のゆず油でヒットするものは、ゆず風味のオイルばかりで、100%ゆずのシードオイルは見当たりませんでした。
そこで、ピュアシードオイル100の販売元である馬路村農協に問い合わせをしてみたところ、「柚子種子油の、食用オイルとしての活用を検討しているが、消費期限も短く、また希少なオイルのため、食用としてはまだまだ商品化に至らないのが現状」とのことで、今後の取り扱いについても「未定」とのことでした。
開発・研究は進められているようなので、近い将来、店頭で見かけるようになるかもしれませんね。そのときはぜひ、食用のゆず油を試してみたいと思います。