ザ・ペニンシュラ東京 「ザ・ロビー」アフタヌーンティー 口コミ
今回のアフタヌーンティーレビューは、“ザ・ペニンシュラ東京”「ザ・ロビー」!最高にキュートでフォトジェニックな正統派アフタヌーンティーをいただいてきましたので、しっかりレポートいたします!
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」
ザ・ペニンシュラ東京でアフタヌーンティーをいただけるのは、ホテル1階のコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」。この項では、ザ・ペニンシュラ東京へのアクセスと、アフタヌーンティーをいただく「ザ・ロビー」についてご紹介いたします。
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」へのアクセス
ザ・ペニンシュラ東京は、香港をはじめとして、世界10都市でラグジュアリーホテルを展開する香港上海ホテルズ社が展開するザ・ペニンシュラホテルズの1つ。
なかでも旗艦ホテルである“ザ・ペニンシュラ香港”は“東洋の貴婦人”とも称される名門中の名門ホテルです。
日本では2007年に東京の有楽町エリアで開業。ペニンシュラのスタンダードと日本の文化・建築様式や歴史を尊重したホテルは、各都市の景観に上質さをプラスするような建物となっており、東京では日本の“灯龍”をイメージして作られたという縦長のシルエットが印象的です。
ザ・ペニンシュラ東京は皇居外苑と日比谷公園に面した場所に位置しています。
アクセスは非常に良く、東京メトロの日比谷線・千代田線・都営三田線の「日比谷」駅、そして東京メトロ有楽町線の「有楽町」駅の地下通路が直結しているほか、
JR山手線・京浜東北線の「有楽町」駅からも徒歩約2分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線・有楽町線の「銀座」駅も徒歩圏内。
「ザ・ロビー」は正面エントランスから入ってすぐの場所にあります。
この正面にあるシャンデリアは花火や蛍の光をイメージしており、なんと1313個のものLED電球を使っており、非常に人目を惹きます。
そしてこの、ロビー正面にあるオブジェ「臥龍の門」
割竹の裏面が使われており、龍が宇宙を守っているイメージで作られたのだとか。中華圏では龍は神様の使い。ザ・ペニンシュラ東京の守護神ともいえる存在です。
ザ・ペニンシュラホテル東京「ザ・ロビー」店内の雰囲気
ザ・ペニンシュラ東京の「ザ・ロビー」は和のテイストを活かしたロビーフロアの両サイドに設けられたオールデイダイニング。
朝食からランチ、アフタヌーンティー、ディナータイムまでをこちらの「ザ・ロビー」で過ごすことが可能です。
ランチ: 11:30 - 14:30
アフタヌーンティー: 13:00 - 21:00
ディナー: 18:00 - 22:00
写真の情報にある場所はテラスとなっていて、2つのバルコニーが設けられ、1つには生演奏が。もう一つには特別なバルコニー席があり、追加料金を払うことで、ロビー階を見渡しながら、お変わり自由のシャンパンが付いたアフタヌーンティーをはじめ、中国料理「ヘイフンテラス」のランチとディナーを各1日1組限定(4名まで)で楽しむことができます。※提供時間や予約に関して諸条件あり。
ソファや椅子は赤よりの朱色の絨毯が引かれ、ファブリックも同色でまとめられています。椅子やソファには、鮮やかな朱色の中に落ち着きを感じさせる日本風の意匠があしらわれていて、良く見ると絨毯には松葉、椅子には牡丹や桜など柄のバリエーションがあるのですよ。
こちらは、私が座ったソファ席ですが、藤の花があしらわれていました。
竹の格子に、着物の柄をイメージしたかのような「ペニンシュラスタンダードと日本文化が融合」された、上質で心地の良い空間が「ザ・ロビー」と言えるでしょう。
さらに、私が1名で訪れたというと、雑誌のサービスが。
人気ホテルのアフタヌーンティーは時間制であわただしく過ごすことも多かったりしますが、「どうぞごゆっくりお過ごしください」という気持ちを感じてとてもうれしく思いました。
これぞまさにペニンシュラのホスピタリティですね。
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」アフタヌーンティーレビュー
この項では、ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」のアフタヌーンティーについて、詳しくお伝えいたします。
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」のアフタヌーンティーとは
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」のアフタヌーンティーは、ザ・ペニンシュラ香港の同名のダイニングで供されるアフタヌーンティーを下敷きとした、正統派の英国式アフタヌーンティー。
ザ・ペニンシュラ香港は、宿泊者以外予約不可なので、「ザ・ロビー」には行列ができるほどですが、ザ・ペニンシュラ東京の「ザ・ロビー」では予約ができるのがありがたいですね。
開始時の13:00はランチのお客様もいらっしゃいますが、14:00以降であれば比較的空いてきますので、予約もそのあたりを狙うと良いと思います。
なお、“アフタヌーンティー”という名称ではありますが、夜の21:00までやっているので、お仕事帰りにも自分へのご褒美として行くのもおすすめです。
写真のスタンドは2名分ですが、ザ・ペニンシュラ東京のアフタヌーンティーは、1名からでも予約が可能です。
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」アフタヌーンティー実食レビュー
今回は、庭園をイメージした「ブルーミングアフタヌーンティー」をいただきました。
ザ・ペニンシュラ東京のアフタヌーンティーは、季節ごとにコンセプトを変えて、見る目を楽しませてくれます。
1名の場合は、こちらの小ぶりなスタンドになります。
いずれも、まるで鳥かごのようなアーチ形のデザインのスタンドに、芸術品のように美しいスイーツたちが並べられて、目にも楽しいアフタヌーンティーとなっているのが特徴ですね。
たまたま期間限定でロゼワインのグラスサービスがあり、午後からワインをいただくことに。Chêne Bleu Le Rose (シェーヌ・ブルー レ・ロゼ)というフランスのワインです。
甘くてフルーティなフルボトルワインで、最初はバラのようなフローラルな風味、そして柑橘、パッションフルーツの味わいが後を引きます。
それでは、ティーを選びましょう。
ザ・ペニンシュラ東京では、従来のティーに加え、ロサンゼルス発の最高級オーガニックティー“アートオブティー”とパートナーシップを組み、今まで以上に充実したラインナップを実現しました。
・オーガニック1896
・オーガニックダージリン
・オーガニックアールグレイ
・オーガニックイングリッシュブレックファスト
・オーガニックアモーレティー
・オーガニックモロッカンミント
・オーガニックココマッツカカオプーアル
・オーガニックフレンチレモンジンジャー
・オーガニックハイビスカスクーラー
・オーガニックラズベリーネクター
・オーガニックエジプシャンカモミール
■Classic Selection(クラシックセレクション)
・ザ・ペニンシュラ東京ブレンドティー
・ザ・ペニンシュラ東京ブレックファーストティー
・ザ・ペニンシュラ東京アフタヌーンティー
・ダージリン
・アッサム
・マスカット
・ジャスミン
・ペパーミント
・カフェインレスティー
このザ・ペニンシュラ東京のブレンドティーとブレックファーストティー、アフタヌーンティーの違いが気になったので、ホテルの方に聞いてみると、
・アフタヌーンティーは、アッサムの特徴が十分に生かすようブレンド
・ブレックファストティーは、ダージリンをベースにアッサムとセイロンをブレンドし、アフタヌーンティーよりも軽快で爽やかな飲み心地が特徴なのだそうです。
つまり、もともとどの茶葉が好きかで好みが別れそうですね。
ダージリン好きな人はブレンドかブレックファースト、アッサム好きな人はアフタヌーンティーが美味しく感じるのではないでしょうか?私の主観ですが……
それでは、せっかくなのでと1杯目に選んだのは、アートオブティーの“ラズベリーネクター”です。ルイボスベースでラズベリーの風味が加わり、スッキリ飲みやすい感じ。
ルイボスティーなのでノンカフェイン。
ティーセットはずっしりと思い銀製。見ているだけで優雅な気分になりそう。
自家製スコーンが運ばれてきました。プレーンと季節限定のブルーベリー
そしてスタンド!
美しい花をイメージした9品のスイーツとセイボリーがトレイに一つずつ置かれています。
スタンドのビジュアルもさながら、どれも彩りも美しくて食べるのがもったいない!
スコーンのクロテッドクリームとイチゴジャムも載せられています。
見た目の美しさだけでなく、アフタヌーンティーの食べる順番をあえて崩し、食べやすいようにスイーツとセイボリーを交互にしているのもポイント。
それでは1つずつ解説して参りましょう。
まずは、ペニンシュラのチョコレートプレートがついているのは、レモンのカップケーキ。
レモン風味のしっかりとした生地にイチゴ風味の酸味のあるクリームがマッチしています。上のお花もチョコレートです。
ラズベリーとローズのガトーオペラ。
上はラズベリーのゼリー、そしてスポンジの間にローズジャム、下にはチョコの土台。層になった美味しさを噛み締めます。
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ちょっと塩気のあるものが欲しくなり、次に手を伸ばしたのは、
スモークサーモンととんぶりのミニバンズ。
フォカッチャのようなふわふわのバンズに、ペースト状にされたスモークサーモンとキャビアのようにまずされたとんぶり。ワインとも良くあいます。
苺ジャムのボンボロンチーニ。
揚げドーナッツみたいな見た目ですね。甘いのかしょっぱいのか判別できません。
こういうの、中はトマトソースだったりするライスコロッケ?と思ったのですが、割ってみるとなんとイチゴジャム。素朴な甘さが美味しいです。
トロピカルなお花をあしらったこちらは、蟹と卵のミックスサンド。
パンも緑色で、周りにはキュウリが巻いてありますので、見た目も初夏っぽいですね。
キュウリの瑞々しさが、蟹風味とマッチしてぺろっと食べられます。
グリーンティーとマンゴープリン。
マンゴーと緑茶を組み合わせるというある意味斬新なデザート。ザ・ペニンシュラ東京のマンゴープリンは地下1階のザ・ペニンシュラ ブティック&カフェで売り切れも珍しくない人気商品。
ココナッツ風味強めのマンゴープリンと、緑茶の苦味が不思議とマッチ。甘さを引き締めます。グリーンとオレンジの配色も綺麗。
二杯目はザ・ペニンシュラ東京ブレンドティー。
やはり?アフタヌーンティーは定番紅茶がはまりますね。ダージリン好きの私にはとっても飲みやすいブレンドです。
クロワッサンタルトフランペ。
こういうのって、見た目は甘いデニッシュだったりするのですが、そこは一味違っていて、べーコン、チーズ、オニオンペーストの載ったセイボリー。
クロワッサンもパリパリの層の部分の食感が楽しめます。
英国式アフタヌーンティーといえば、外せないのがスコーン。
やはりザ・ペニンシュラホテルズはクロテッドクリームですね。ザ・ペニンシュラ東京はオリジナルで作っています。
クリームと
イチゴジャムはスタンドに乗っています。
見た目重そうですが、食べるとサクッと軽く、クロテッドクリームとイチゴジャムがよくあうスコーンはさすがのペニンシュラクオリティです。
野菜とオレンジマヨネーズのバスケット。
ソフトクリームのようなコーンにカリフラワー、ブロッコリーとミニトマトと赤キャベツなど色とりどりの野菜が載せられています。
上のパリパリは、玉ねぎ…?と思いきや蓮芋。一気にコーンごと食べると、酸味と甘みのあるマヨネーズと共にゴマの風味が広がります。コーンにゴマが練りこまれているのです。
ジヴァラチョコレートとパッションフルーツのタルトレット。
チョコレート風味とパッションフルーツそして、タルトの中に入っているカスタードが三位一体!ココナッツフィリングがまろやかさをプラスしています。
パンジーは本物ですが、白いお花はホワイトチョコです。
ポットをイメージした、ホワイトチョコレートをあしらったティーポットバタークッキー。
一見アイシングクッキーのようですが、ホワイトチョコレートなのですね。表面にはザ・ペニンシュラ東京の文字が。
ここまで食べると、さすがに大満足のアフタヌーンティー。
最後はコーヒーで締めくくりました。ティーメニューにはありませんでしたが、ちゃんとコーヒーもポットサービスで出してくれますよ。
ザ・ペニンシュラ東京のザ・ロビー。
バルコニーでは、生演奏が奏でられ、行きかう人々のざわめきの中でいただく絶品のアフタヌーンティー。
ブルーミング アフタヌーンティーは、上から見ると美しい初夏の庭園をイメージしたというのが良くわかります。
ザ・ペニンシュラ東京のアフタヌーンティーは、趣向を凝らしたスイーツとセイボリーが季節の移り変わりごとに新しいコンセプトで提供されるので、新たな楽しみが発見できますよ。
平日でも人気なので、ぜひ予約していってみてくださいね。
ザ・ペニンシュラ東京「ザ・ロビー」 基本情報
Google Map
連絡先:03-6270-2731
アクセス:
■東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線 「日比谷」駅 … 地下通路直結A6 ・A7出口
■東京メトロ有楽町線 「有楽町」駅 … 地下通路直結 A6 ・A7出口
■東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線 「銀座」駅 … C4出口 / 徒歩約3分
■JR山手線・京浜東北線 「有楽町」駅 … 日比谷口出口 / 徒歩約2分
席数:100席
E-mail: thelobbyptk@peninsula.com
営業時間:6:30 - 24:00
ブレックファスト: 6:30 - 11:00
ランチ: 11:30 - 14:30
アフタヌーンティー: 13:00 - 21:00
ディナー: 18:00 - 22:00
HP:http://tokyo.peninsula.com/ja/fine-dining/the-lobby-afternoon-tea
ドレスコード:カジュアル(タンクトップやサンダルといった軽装はご遠慮ください)