東京ステーションホテル バー&カフェ 「Camellia」(カメリア)口コミ
たゆたう紫煙の中で水割りやワインを傾けるような大人の雰囲気を感じるホテルのバー。
今回ご紹介する、東京ステーションホテルの「Camellia」(カメリア)はまさにそんな雰囲気を漂わせているのですが、なんと嬉しいことに禁煙、さらにフードメニューも美味しく、女性一人でも気軽に立ち寄れて、女子会にもピッタリな場所なのです!
今回は実際に、東京ステーションホテルのバー&カフェ「Camellia」(カメリア)で女子会を楽しんできましたので、その様子を詳しくレポートいたします。
東京ステーションホテルのバーについて
東京ステーションホテルは、大正4年に東京駅丸の内駅舎内に誕生した、古い歴史のあるホテルで、主に東京駅舎の半分を占めています。
ホテルが位置する赤レンガ駅舎は、重要文化財に指定されている建物です。
2012年10月に東京駅の保存・復原工事の完成と共に創建当時の姿に甦った駅舎の中で営業を再開し、現在はラグジュアリーなクラシックホテルとして人気の高いホテル。
写真は東京駅丸の内南口のドームを中から眺めたところ。鷲や鳳凰などの装飾などが施されていて美しいですね。
そんな東京ステーションホテルにはバーが2件あります、1つは「oak」(オーク)、そしてもう一つは「Camellia」(カメリア)です。
実はバーが少ない東京駅近辺。東京ステーションホテルのバーは「ちょっと1杯」と大人の時間を過ごすのにうってつけなのです。
「oak」(オーク)は、想像通りの重厚な雰囲気の中、紫煙がたゆたうバーなのに対し、「Camellia」(カメリア)はランチタイムから営業しているバー&カフェで、禁煙でややカジュアルな雰囲気。
「oak」(オーク)にもある東京ステーションホテルの有名なオリジナルカクテル3種(東京駅、1915、トランスポーター)のほか、カメリアだけのオリジナルカクテルも揃えています。
東京ステーションホテル「Camellia」(カメリア)へのアクセス
東京駅直結(というかそのもの?)の東京ステーションホテルなのだから、この項を作るか迷ったのですが、カメリアはちょっとわかりにくい場所にあるのであえて説明いたします。(そのおかげでちょっと隠れ家っぽくなっているのかも?)
正面エントランスから入ることもできますが、そうするとぐるっと回って迷いやすいのです……
メイン・サブエントランスからではなく、宴会&レストランエントランスから入り、南エレベーターを2階に上がるのが「Camellia」(カメリア)への近道のポイントです。
丸の内口の中から東京ステーションホテルホテルに入るサブエントランス。フロントやロビーラウンジへ向かう場合はコチラから入りますが、「Camellia」(カメリア)への近道はこちらではありません。
東京駅構内の対面に位置する宴会&レストランエントランスから入ります。
間違える方が良くいるのか、こちらから入る時にどこに行くのか守衛さんに聞かれました。
フロントやロビーラウンジに行きたい場合は、こちらのエントランスから入ると迷ってしまうので注意です……
白い上品な内装が素敵です。
エレベーターで2階へ。
案内表示に従って行ってくださいね。
もちろん、正面エントランスから入って2階に登った場合も、ホテルの中はつながっているのでたどり着くことはできますが、かなり大回りになります。
東京ステーションホテル「Camellia」(カメリア)について
東京ステーションホテル「Camellia」(カメリア)は、1951年開業。
当時はバーでしたが、2012年のリニューアルオープンにランチやカフェそしてディナーとバーが楽しめるカフェ&バーになりました。ホテルのフレンチシェフが作るフードメニューは評価が高く、中でもビーフシチューなどの洋食が人気。
中に入ってみると、当日は金曜の夜ということもあり、なかなかの盛況(のちに満席)
確実に席を押さえたい場合は、予約していくことをおすすめします。
窓越しの駅舎の明かりが素敵で、ビビッドカラーのファブリックが印象的。
重厚感がありながらよそよそしくはない雰囲気で、ホテルバーのデビューにはぴったりな雰囲気。
カウンター奥のどことなくポップでレトロ感のあるSTATION HOTELのロゴは開業当時のままなのだそうです。
席は1人でもオッケーなカウンターほか、1~4名の少人数で使うのに勝手が良さそうなテーブル席。店内はそう広くはありませんが、席と席の間隔が比較的ゆったりしていることと、禁煙なので息苦しさは感じません。
東京ステーションホテル「Camellia」(カメリア)“プレジャーオブマルノウチ“レビュー
さて、女性一人でも気軽に立ち寄ることができる、東京ステーションホテルの「Camellia」(カメリア)で、1名から注文可能で、ディナー&ちょい飲みにちょうど良いメニューが2つ用意されています。“Marunouchi-Jikan(マルノウチ-ジカン)”と‟プレジャー オブ マルノウチ”です。
(1)“Marunouchi-Jikan(マルノウチ-ジカン)”
たくさん飲みたい方には、生ハムやカルパッチョ、バーニャカウダにボリュームある黒毛和牛のメンチカツサンドなどシェアできるおつまみを一緒にいただく飲み放題プラン。
アルコールは生ビール・スパークリングワイン・ワイン・カクテル・焼酎・ウィスキーなど。
フレッシュフルーツを使ったこのプランだけのオリジナルカクテル“Marunouchi-Jikan(マルノウチ-ジカン)”もオーダー可能。
17:00~20:00の間で2時間制(ラストオーダー90分)
前日まで要予約・2名様より予約可能
(2)‟プレジャー オブ マルノウチ”
今回は、ディナーにもピッタリなフルサイズのお料理と、ドリンク2杯をセットにしたお得なプラン。期間限定のラクレットチーズをふんだんに使ったチーズマニア他、人気のビーフシチューを添えたお料理もプラス料金で選択可能。
スパークリングワイン・ワイン・生ビール・ウイスキー・カクテル・ソフトドリンクから2杯まで。(+1000円でフリーフローに変更可能)
17:00~19:30ラストオーダー 席の利用は21:00まで
HPには2名よりとありますが1名でも予約可能
今回は、しっかりとお食事もいただきたかったので、‟プレジャー オブ マルノウチ”をセレクトしました。
なお、両プランともホテルのバーなので、一般のバーにあるような席料やチャージ、お通しはありません。
東京ステーションホテル「Camellia」(カメリア)“プレジャーオブマルノウチ“メニュー
“プレジャーオブマルノウチ“のメニューです。
フードを以下の中から1つ選びます。
期間限定メニューはチーズ大好きな方におすすめの「チーズマニア」から。カメリアの年間を通じて行っているチーズをたっぷり使った料理が季節ごとにチェンジする一押しのメニューです。
そのほか定番メニューもどれも魅力的。
ヘルシーに抑えたい方にはバーニャカウダやサラダも。2名からOKなプランなのですが、数名でシェアするとより楽しめそうに思いました。
ラクレットチーズとグリルソーセージ&ポテト
三種(牛・豚・鶏)ビアンドとキャベツのピリ辛煮込み チーズ風味焼
土佐あかうしのポルペット モッツァレラとトマト バジル アンチョビ風味 +400円
<定番メニュー>
新鮮野菜のバーニャカウダ
フィッシュ&チップス
シーフードドリア
スモークサーモン バジルエッグサラダ添え
海の幸と季節野菜のサラダ 地中海風
特大有頭海老のフライ 自家製タルタルソース 黒毛和牛のハンバーグステーキ
または 鮮魚のソテ +500円
黒毛和牛ローストビーフたっぷりのホットサンドウィッチ ポテトフライ添え +1,700円
黒毛和牛ミニッツステーキ ホテル特製黒毛和牛ビーフシチュー添え +1,900円
*メニューは随時変更になります。
いずれも、料理長が腕によりをかけて作るレストラン顔負けのフードメニューが「Camellia」(カメリア)の魅力です。
どれも美味しそうで選べません……!
悩みましたが、今回は、2名で訪れたので、
・海の幸と季節野菜のサラダ 地中海風
・特大有頭海老のフライ 自家製タルタルソース 黒毛和牛のハンバーグステーキ
をチョイスしてシェアすることにしました~
そしてこちらがドリンクメニュー
たくさんあるのでこの中から2種類は悩みますね~
・ドラフトビール
■ワイン
・スパークリングワイン
・白ワイン/赤ワイン
■ウィスキー
・バランタイン/カナディアンクラブ/フォアローゼス/ジャックダニエル/ジェムソン/ジョニーウォーカーブラック/竹鶴ピュアモルト
■焼酎
吉四六/吉兆宝山
■オリジナルカクテル
東京駅/トランスポーター
■スタンダードカクテル
ブラッディマリー/カシスオレンジ/コスモポリタン/ギムレット/ジントニック/マルガリータ/モスコミュール/スクリュードライバー/テキーラサンライズ
■ソフトドリンク
コーヒー/紅茶/オーガニックジュース(アップル・オレンジ)/ウーロン茶
*メニューは随時変更になります。
私(と友人)はお酒をそんなに飲まないので、最初の一杯はアルコール、最後の締めはコーヒーか紅茶にしようかなと決めましたが、プラス1,000円でなんとフリーフローにできるので、3杯以上飲みそうな場合は、フリーフロープランにしておいた方がお得だと思いました。(フリーフローはメンバー全員で統一する必要があります)
東京ステーションホテル「Camellia」(カメリア)“プレジャーオブマルノウチ“実食
まず最初はビール!
美しい泡が印象的な一杯。
こちらはドラフトビールですが、「Camellia」(カメリア)では、クラフトビールにも力を入れていて、「よなよなエール」や「ブルックリンラガー」「常陸野ホワイトエール」なんかも期間限定で揃えてるんですよ(別料金)
まずアミューズです。
この日のアミューズは、一口サイズのガラスのスプーンに載ったレバパテと、魚介類のマリネ。
レバパテは全く臭みがなく、上品な味付け。トッピングの薄切りのイチゴ!の甘酸っぱさがほんのりと加わっています。
また、エビとホタテのマリネには大葉がトッピングされています。横の赤いソースはパプリカ。一緒に食べるとパプリカの甘みが広がります。
もっと海老とホタテを追加したい逸品。
スパークリングワインが欲しくなるアミューズでした。
そしてメインディッシュの一品目にオーダーしたコチラが、“海の幸と季節野菜のサラダ 地中海風”!
サーモン・トマト・パプリカの赤い色どりが美しい、海の幸がごろごろ入ったサラダです。
見た目よりボリュームがあり、こんな感じで2名で2回ずつ取り分けることができます!
野菜よりもエビ、ホタテ、イカが多い?という感じなので、サラダだけでも十分満たされそうな一品。
もちろん味もオリーブオイルベースのドレッシングにほんのり和風の味が隠し味になっていて、程よい味付けなのでお酒と一緒に食べ進めるのにいい感じです。
そして“特大有頭海老のフライ 自家製タルタルソース 黒毛和牛のハンバーグステーキ”!
ハンバーグもそうですが、このエビフライのボリュームにびっくり!
まさに特大海老の名をほしいままにしています。
野菜の付け合わせもありますし、これ1品で、ドリンク2杯なんて普通にお腹がいっぱいになりそうなメニュー!
真剣に半分こ(笑)
旨味たっぷりの肉汁が溢れます。
表面はしっかりとグリルされているのですが、中はミンチの舌触りがしっとりとしたハンバーグは、デミグラスソースが見た目よりもあっさり目でいくらでも食べられそう。
ハンバーグサンドにしたら絶対美味しい!と思える上品なハンバーグステーキです。
エビフライはとてもナイフに手ごたえをかじる仕上がりで、身が詰まったエビがぷりぷり!
タルタルソースがたっぷりついているので、たくさんつけて食べられるのも嬉しいです。
また、こちらの付け合わせの野菜は、サラダとはまた異なり、レーズンが入ってるだけあってフルーティ。
サラダとまた違った味付けで楽しめるようになっています。
ポテトはほのかにカレー風味でスパイシーな味わい。
メインと付け合わせの味の緩急で飽きさせません。
ラストは紅茶で締めました。
どれも美味しかったので、ぜひ他のメニューも食べて制覇したい気持ちになりましたよ!
東京ステーションホテルのバー&カフェ「Camellia」(カメリア)は、東京駅直結という抜群のアクセスで、バータイムを楽しみたい方にも、食事をメインで食べたい方にも、両方のニーズに応える、様々な利用が可能なお店。
ホテルの雰囲気を味わいながら、コストパフォーマンスも素晴らしく、正直なところ、教えたくない隠れ家みたいなとっておきのラウンジです。
お酒が飲めない人でもバーの雰囲気が味わえる素敵な場所なので、まずはランチやカフェタイムに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
東京ステーションホテル バー&カフェ 「Camellia」(カメリア)基本情報
https://www.tokyostationhotel.jp/access/
連絡先:03-5220-1951(代表:03-5220-1111)
アクセス:
■JR「東京」駅 丸の内南口改札から直結
■東京メトロ丸ノ内線 「東京」駅 … 丸の内南口改札方面 徒歩3分
席数:40席(全席禁煙)
営業時間:11:30〜24:00(L.O. 23:30)
■ランチ 平日 11:30~14:00(L.O.) 土日祝 11:30~15:00(L.O.)
■ディナー 17:00~22:00
■予約可能時間な時間帯:ランチ 11:30〜12:00までのご入店
ディナー 17:00〜19:00までのご入店
※喫茶利用の予約不可、お子さま(小学生以上)のご入店は、17:00まで
HP:https://www.tokyostationhotel.jp/restaurants/camellia/
ドレスコード:スマートカジュアル
WEB予約:https://www.tablecheck.com/ja/shops/camellia/reserve