マフラーの巻き方【オシャレ・かわいい】15選
長さやボリュームの違うマフラーを使って、いろいろな巻き方を実際にやってみました。
かわいい&オシャレな女子向けのマフラーの巻き方はもちろん、男性でもOKなマフラーの巻き方も写真でご紹介しますので、ぜひお気に入りの巻き方を見つけて下さいね!
マフラーを首にかけるだけ
オールマイティ!
マフラーの先をコートにインしてボタンを閉じるととても大人っぽくなります。
ただ首にかけただけで、1度も巻いていません。
首元の温かさには欠けますが、目線が縦に流れるのでモコモコになりがちな冬のコーデもすっきり見せてくれます。
アウターを脱いでトップスだけの首元にサッとかけるだけでも雰囲気が出ます。
冬に欠かせないレザージャケットもさらにシャープに見えますね。
シンプルクロス(片かけ巻き)
オールマイティーですが、あまりにも薄いマフラーでやってしまうと首元が寒々しい印象になりがちです。
首にかけた状態から片方をクルッと巻き付けるだけ!
シンプルクロス(片かけ巻き)のやり方
1.マフラーを首にかけます。
どちらか片方を長めにしておきます。
2.長い方を首に回して逆の肩にかけます。
シンプルクロス(片かけ巻き)は洋服やマフラーの種類を選ばない基本的な巻き方ですね。
ボリュームがあるマフラーならシンプルクロスでも首元が温かいです。
長いタイプの場合は、マフラーの長さを活かすことができます。
一周巻き(エディター巻き)
制服でもピーコートでもレザージャケットでも、比較的どんなアウターにも対応します。
スカジャンやブルゾンなどはエディター巻きくらいラフな方が雰囲気にあうと思います。
ボリュームがありすぎるマフラーを使ってしまうと首回りだけ浮いてしまうので気を付けて下さい。
首にぐるっと1周させるだけのスタイル。夏にTシャツ&薄手のストールでやってもかわいいですね。
一周巻き(エディター巻き)のやり方
1.マフラーを首にかけます。
長さが2:1になるようにすると、巻いた後に左右の長さがそろいます。
2.長い方を首にまきつけます。
3.長さと首元を整えます。
●長さのあるマフラーで一周巻き(エディター巻き)
耳まであったかいです♪
シンプルなマフラーだとアウターを選ばないですし、長いマフラーで左右の長さを変えてもかわいいですね。
ワンループ巻き
ワンループ巻きもわかりやすい巻き方です。
ピーコート、チェスターコートなどの軽くきっちり~しっかりキレイ系。
制服にもよく合います。
ワンループ巻きのやり方
1.マフラーの横幅を半分、長さも半分に折ります。
横にたたむときはキレイにせずに洋服に合わせてクシュッとさせても大丈夫です。
2.首にかけてわっかに手を入れます。
3.わっかから逆の方を引き出して形を整えます。
ワンループ巻きはシンプルなマフラーの方がかわいいと思います。
ボリュームのあるマフラーでもやってみましたが、首回りがもこもこで大げさな感じがします。どんだけ寒がりなんだ?と突っ込まれそう!
長さのあるマフラーもワンループ巻きに合わないですね。
せっかくの長さがぜんぜん活かせてなくて、適当に巻きましたという感じがでてしまいます。
シンプル&短めマフラーで、首回りをきちんと系にまとめたいときに良いと思います。
プレッツェル巻き(ミラノ巻き、ピッティ巻き)
きっちりキレイ目のコートやスーツによく合います。
レザージャケットに合わせるとかっこいい感じが増しますし、ダボッとしたニットなどに合わせるとホカホカ温かそうなやわらかい印象に!
プレッツェル巻きはミラノ巻き、ピッティ巻きとも呼ばれるとってもおしゃれな巻き方!
イタリア フィレンツェで行われる世界最大級のメンズプレタポルテの見本市、「PITTI IMMAGINE UOMO (通称:ピッティ・ウォモ)」に参加していたファッション関係者がこの巻き方をしていたことからこう呼ばれるようになったとされています。
真正面にボリュームがでますし、横から見たときの立体感がすごく大人っぽいので、ビジネスシーンや夜のパーティなどしっかりした雰囲気と華やかな雰囲気を出したいときにおすすめ。
プレッツェル巻きのやり方
1.首にマフラーをかけます。
片方を長くして2:1の長さにしておきます。
2.長い方を首に1周巻きます。
3.短い方(写真の向かって右の青い方)を、首に巻き付けた部分の内側からひっぱりだしてわっかを作ります。
4.わっかに逆の方(向かって左の赤い方)を通します。
こうなります!
あとは形を整えれば完成です!
プレッツェル巻きは、ボリュームのあるマフラーや大判スカーフでやると華やかさがでます。
●フリース生地のマフラーでプレッツェル巻き
このマフラーはフリース生地を切っただけのシンプルマフラーです。温かいし使いやすいのですが、シンプルクロス巻きだとすべり落ちてくるのが難点。
プレッツェル巻きにすると真っ黒なのに動きが出ますし、こなれ感も倍増しますね。
●ボリュームのあるマフラーでプレッツェル巻き
わたしはけっこう好きなのですがどうでしょうか?
ボリューミーですが首元がいったん締まるので、大げさな感じはなく華やかな印象です。
レザージャケットはどうしてもシンプルで首元が寒そうになりがちですが、プレッツェル巻きで合わせるとゴージャス感も出ます。
華やかさはキープしつつもきちんとした感じを出したい年代の方や、そういう場所にとてもふさわしい巻き方ですね。
先日行った銀座にこんな感じのマダムがいた気がします(笑)
逆にシンプルなマフラーだと、巻き方に対してボリュームが足りない印象です。
ある程度ボリュームのあるマフラーの方が似合う巻き方ですね。
ポット巻き
男性のスーツ
シンプルなジャケットやコートなどで首元にボリュームが欲しいとき
ボリュームニットにもよく合います!
ポット巻きはマフラーの先端がきちんと揃うのが印象的な巻き方。長いマフラーでやる方がキレイにキマると言われていますが、個人的には短いマフラーでもかわいいと思います。
ポット巻きのやり方
1.マフラーを1周巻いて、首の前で大きな輪を作ります。
2.輪をクロスさせて・・・
3.両方のはじっこを輪の中に上から差し込みます。
まずは向かって右の青い方を上から差し込んでいます。
続いて左の赤い方を差し込んでいます。
両方差し込むとこうなります。
4.形を整えたらできあがり!
色がわかりやすかったので長いマフラーを使ってみましたが、あまりイケてないです。
わたしがかわいいと思った組み合わせはコレ!
●シンプルマフラーでポット巻き
ボリュームニット×シンプルなタータンチェックマフラーのポット巻きです。
正面から見るとこう!
マフラーがこういう柄だと、どちらかというとかわいい&元気いっぱいな印象になりますが無地だともっと大人向けになります。
●ボリュームのあるマフラーでポット巻き
わたしはこういう雰囲気も好き好きですが、大人っぽすぎて場違いな印象になる可能性もある組み合わせだと思います。
昼間のデートというよりは夜の雰囲気ですね(笑)
ゴージャス感は最高に出るのですが、かわいらしさに欠ける感じがします。男性ウケはあまり良くないかも。
クロスノット
男性のスーツやジャケット
かっちりした印象にしたいキレイ目コート。
クロスノットといわれる巻き方にはいろいろな種類がありますので、2種類ご紹介します。
どちらもクロスノットですが、2つめは「ダブルクロス」とも言われる巻き方です。
クロスノット1 やり方
1.マフラーの横と縦を折って首にかけます。
2.両はじのうち1本だけわっかの中に通します。
3.通していない方の端を、上からわっかに差し込みます。
4.形を整えます。
一見難しく感じますが、両はじを片方ずつわっかに通すだけなので実はとても簡単です!
●シンプルマフラーでクロスノット
すごく簡単にできるのに、男性のスーツ、ジャケットにもよく合うと思います。
もうひとつのクロスノット(ダブルクロス)も簡単ですよ。
クロスノット2(ダブルクロス)のやり方
これが完成形!
1.マフラーを首に巻いてエディター巻きを作ります。
2.片方をわっかの上から逆サイドに向かって差し込みます。
3.1で作った輪と2を通してできたすき間に、まだ通してない方を上から差し込みます。
差し込んでいる途中です。
できました!
●シンプルなマフラーでクロスノット(ダブルクロス)
こなれ感はでますが、ややしっかりまとまっている感じじゃないですか?
女性の場合、ビジネスシーンでスマートな印象を出したいときは良いと思いますが、まとまりがでるのでデートや女子会にはちょっと物足りない巻き方に感じられるかも。
ぐるぐる巻き(フロント、バック、サイド)
なんでも!大人の女性でも良く似合いますよ。
ぐるぐる巻きは、無造作に首に巻き付けるだけの巻き方。
巻き終わりは後ろで結んでも良いですし、巻いている部分に差し込んでも良いですよ。ラフな感じがとてもかわいい巻き方です。
ぐるぐる巻きをサイドから見たところ。
温かそうだし、モコモコ感が冬っぽくて良いですね。
バックスタイル。後ろで結んでみました。
ボリュームのないごくごく普通のマフラーでやるとこんな感じ。
ぐるぐる巻きをするときは、首の上の方よりも肩の方にボリュームを持たせないとマフラーが浮いて見えてしまいます。
普通サイズのマフラーでも悪くはないけど、もっと大判サイズで巻いた方がラフさを出しやすそう。
リボン結び1
コクーンコートなどのどちらかというとかわいい感じのコート。
制服にもよく合います!
結び目のないリボン結びです。ちょうちょ結びを正面で作るとどうしても幼い印象になりがちですが、このリボン結びなら大人の女性でも合わせやすいですよ。
リボン結び1のやり方
1.マフラーを首に巻きます。
首のわっかをややきつめにした方がほどけにくくなります。
2.はじをキレイに折ります。
3.折り目をわっかの内側から外側に出します。
4.反対の折り目も同じように内側から外側にだして形を整えます。
サイドから見るとこんな感じです。
アイスカラーのマフラーでやったら遊び心のある大人の女性を演出できそうじゃないですか?
次はちょうちょ結びで作るリボン結びです。
リボン結び2
やっぱりラフリーなアウターがピッタリ!
首の正面でちょうちょ結びを作るだけなのですが、この結び方が似合うのは子供~10代までなんじゃないかなーという気がします。
大人女子が頑張りすぎるとイタい感じになっちゃうかも。
リボン結び2のやり方
1.マフラーを首にかけて片結びをします。
下になる方を短く、上を長くしておきます。首元はきっちりきつめに結んでください。
2.短い方で作った輪に長い方を巻き付けてちょうちょ結びにします。
3.りぼんの形を整えます。
大人の女性がタータンチェックのマフラーでやってしまうと幼くなりすぎるので、お出かけ前に鏡でよーくチェックするようにしましょうね!
片リボン結び
トレンチコート、チェスターコートなど。
片リボン結びはちょうちょ結びほど子供っぽさはありませんが、結び目が大きくなります。
マフラーの種類によっては結び目がだらーんと下がってしまうこともあるので、鏡を見ながら巻いて下さいね。
片リボン結びのやり方
1.首で片結びをします。
しっかりきつく結んでください。下になる方を少し短くしておきます。
2.短い方で輪を作って長い方をまきつけてちょうちょ結びを作ります。
3.巻き付けた方(最初に長くしていた方)を輪から引き出して形を整えます。
マフラーの柄にもよると思いますが、片リボン結びはスカーフでやる方がかわいいと思いました!
スヌード巻き(8の字巻き)
ぐるぐる巻きのようになるのでアウターを選びません。
コートを脱いでニットの上に直接巻いてもかわいい!
スヌードはマフラーのはじっこ同士をつないで輪っかにしてある防寒アイテム。
ニット素材のものやファー素材のものなど、いろいろ販売されていますが、マフラーの端を結ぶことで代用することもできます。
スヌード巻きのやり方
1.マフラーを首にかけます
2.対角線上の端を結びます。
結ぶのは対角線上のどちらか片方だけで大丈夫です。
3.顔の前でクロスさせて輪を作り頭を通して、マフラーをすっぽりかぶります。
かぶったところ!
4.結び目が見えなくなるように内側に入れ込んで、形を整えたらできあがり!
スヌード巻きは取れることがないので、アクティブに動くときや、むしろ家の中で肌寒いとき、ガーデニングなんかのときにとてもあっています。
●スヌード巻きを柔らかい雰囲気のマフラーで
白いフワッとした雰囲気のマフラーでスヌード巻きをやってきました。ある程度長さがあると、肩まで覆うことができるので、ニットの上にも良いですし、コートの上から巻いても今年風でかわいいですね。
●長さのあるマフラーでスヌード巻き
しっかり長さがあるマフラーを使うと本物のスヌードっぽく首回りに余裕のある巻き方ができます。
端っこはフリルの部分を軽く結んでいます。
アスコットタイ風
男性のスーツ、ジャケットなど。
どちらかというとメンズにおすすめ。
アスコットタイは男性がフロックコートやモーニングコートに着用するネクタイです。
きちんとした雰囲気が出やすいので、スーツの上にコートを着るときにとてもよく似合います。
アスコットタイ風のやり方
1.マフラーを首にかけます。
左右の長さは同じにせずに、片方を少し長くしておきます。
2.長い方を上にして首の前でクロスします。
3.首の正面で輪の下から長い方を引きだして、結び目の上にかぶせます。
4.形を整えたら完成!
先端をジャケットにインしてボタンを閉じたらおなかまでポカポカ温かいです!
ネクタイ風(プレーンノット)
男性のスーツ、ジャケットがよく似合います。
ピーコートなどの襟付きコートをよりキレイに着たいときにも良さそう。
ネクタイ風はマフラーのネクタイ巻きです。アスコットタイほどではないですがきちんとした印象になるので、やっぱりビジネスシーンに似合います。
ネクタイ風(プレーンノット)のやり方
1.首にマフラーをかけます。
ネクタイ巻きにするので、片方をやや長めにしておきます。
2.長い方を上にして首の前でクロス。
3.短い方の下を通して、もう1度クロスさせます。
短い方を軸にして長い方を2回巻き付ける感じになります。
4.長い方を首の輪の下から上に引きだします。
5.長い方を巻き付けてつくった輪に長い方を通します。
要はネクタイ結びなので、巻いてきた方を輪っかに通すだけです!
6.形を整えます。
フリース生地マフラーでやってみました。
ボリュームがでて首元はとても温かいですが、プレッツェル巻きやクロスノットの方が動きがあって面白いのではないでしょうか。
パーカーに似合うマフラーの巻き方は?
アウターにフードがついてたり、パーカーの上からブルゾンを着るときって、マフラーの巻き方に迷いませんか?
パーカーにマフラーはとてもかわいい組み合わせだと思いますが、失敗パターンもあるんですよね・・・。
たとえばコレ。
パーカー着てジャケット着て、マフラーまで巻いてるのに、首元にすき間があってすごく寒そうな人に見えます。ありがちな失敗例ですね。
パーカーにマフラーを合わせるときは、ぐるぐる巻きにすると女子っぽいかわいらしい雰囲気が出ます。
バックスタイルはこんな感じ。
パーカーの上にレザージャケットを着てみました。
パーカー自体がカジュアルな印象なので、これくらいゆる感があった方がかわいいのではないでしょうか。
パーカー+レザージャケットにプレッツェル巻きをするとこうなります。
個人的にはプレッツェル巻きのオシャレ感とパーカーがちぐはぐに見えるような気がするので、ぐるぐる巻きくらいラフな方が好きです。
続きまして、ダウンジャケットにぐるぐる巻きをやってみました。
バックスタイルです。
ダウンジャケットの前を開けてても温かいし、ボリュームのある素材同士ですが、首回りにボリュームが集中してることで、いかにも防寒対策!という感じは出ていません。
フードとぐるぐる巻きは、寒い冬を楽しめるかわいい組み合わせだと思います!