PLAYLIST マルチペインター 口コミ・評価
PLAYLIST マルチペインター「クリア」「ラベンダー」「ダークグリーン」「レッド」「オレンジ」を使ってみた感想・評価、他の体験者の口コミ、PLAYLIST マルチペインターの成分や使い方などを記載します。
PLAYLIST マルチペインターとは
PLAYLISTは、資生堂が展開しているスキンケア&コスメブランドのひとつです。2016年9月に新しく立ち上がったブランドなので、聞いたことがないという人もいるかもしれませんね!
実は私も、今回初めて知りました。「目にしたことないなぁ」と思っていたら、それもそのはず、PLAYLISTのアイテムは、2018年6月時点で、店舗販売されているのが銀座のSHISEIDO THE STOREのみ。
PLAYLISTはネット販売がメインとなっているようです。
そんなPLAYLISTは、ビューティーやファッションの現場で活躍しているヘアメイクアップアーティストのアイデアを、ギュッと詰め込んだアイテムが売りのブランドです。
中でも新しい発想で、メイクを自由に楽しめると話題なのが、マルチペインター。
まるで絵の具のような見た目で、単色で使っても、混ぜて使ってもOK!
自分だけのお気に入りカラーを作れて、アイシャドウ、アイブロウ、リップ、チーク・・・どの部分でもマルチに使えるのが魅力です。
PLAYLIST マルチペインターはどこで買える?
PLAYLISTマルチペインターは、資生堂の公式オンラインショップ“ワタシプラス”で購入することができます。
こちらは購入価格に関わらず、1点からでも送料無料なので気軽にオーダーできますね!
他にも、ロハコ、FLAG SHOP、Amazon、@コスメショッピングなどで取り扱いがあり、全て定価で販売されています。
実際に手に取って購入したい場合は、銀座にある資生堂の美容総合施設“SHISEIDO THE STORE”へ。
アドバイスを受けながら試せるので、近郊にお住まいで、色選びや使い方に不安がある人は、ぜひ利用してみてください。
PLAYLIST マルチペインターの口コミ
PLAYLIST マルチペインターのネット上での口コミをチェックしてみました。
まだ発売から間もないこともあり、口コミ総数はそれほど多くはありませんが、良い口コミ、悪い口コミ、それぞれ多かった意見をピックアップしてみると、マルチペインターの特徴が良くわかる結果になりました。
・顔中、マルチに使えて便利!
・斬新で、かわいい!
・少量でしっかり色付く
・メイクが楽しくなる
<悪い口コミ>
・透明感はあまりない
・テクスチャーが固め
・数本は購入しないと楽しめない
<私のコメント>
PLAYLIST マルチペインターの口コミの多くは、これまでになかった斬新なアイデアがウケて、「便利でかわいい!」という良い意見がとても多かったです。
わずかな量でもしっかり発色するので、アイシャドウやチークといったポイントメイクに使うだけではなく、クマ消隠しやニキビ隠しのために使っている人もいるようです。
悪い意見としては、「カラーに透明感があまりない」「質感が固い」というものが多く見られました。
また、顔のどこにでもマルチに使えるとは言え、「1本持っているだけでは楽しめない」という声も。
最大限に楽しむには、やはり何本か揃えて、色を組み合わせる必要はありそうですね。
1本当たりの価格は決して安くはないので、最低何本くらいそろえれば良いのか、気になるところです。
PLAYLIST マルチペインターを5色買ってみた
PLAYLIST マルチペインターをワタシプラスで実際に購入してみました。
(画像001:アップ1)
価格:1本2,500円(税抜)、パレット付き12色セット25,000円(税抜)
カラー:全14色
その他:無香料、アレルギーテスト済み
1本ずつ、シンプルなボックスに入っています。開けてみると、絵の具のようなチューブが入っています。
大きさや形からは、コスメとは思えませんね!
マルチペインターのカラーは全部で14色あります。
※この画像はPLAYLIST公式サイトより引用
今回は、使いやすそうな5色をピックアップしてみました。
●ラベンダー・・・アイシャドウや、透明感のあるチークを作るために使えるカラー
●ダークグリーン・・・アイラインや、アイシャドウのグラデーションに使えるカラー
●レッド・・・チーク、リップ、アイシャドウ、マルチに使えるカラー
●オレンジ・・・チーク、リップ、アイシャドウ、マルチに使えるカラー
色の組み合わせはお好みで自由自在なのですが、マルチに使うためには、レッドやオレンジ、ピンクなど、チークやリップに使えるカラーと、ネイビーやダークグリーンなど、アイラインやグラデーションに使える濃い目のカラーは、少なくともおさえておきたいところですね!
蓋を回し開けると、完全に絵の具です。
チューブを押すとカラーが出てきますが、口コミにあったように、テクスチャーは結構固めです。
思い切り押しても、少ししか出てきません。
それぞれのカラーを腕の内側に塗ってみました。
上半分は塗り重ね、下半分は指の腹で、ポンポンとぼかしています。
塗り重ねるとしっかり発色しますが、ぼかすと肌に自然に馴染み、使いやすそうです。
パープルに至っては、ぼかすとカラーがほぼわからなくなるので、透明感を出すために、広い範囲に塗っても違和感なく仕上がりそうですね!
口コミにあったように、カラー自体は、みずみずしく仕上がるような感じではなく、マットな発色です。
マルチペインターはクレンジングで簡単に落ちる?
マルチペインターのメイクオフには、どんなクレンジング剤が良いのかチェックしてみました。洗浄力がマイルドな順に、ミルクタイプ、リキッドタイプ、オイルタイプを試してみます。
それぞれのクレンジング剤を、指の腹でクルクルと同じ回数馴染ませます。
やさしく拭き取ったものがこちらです。
マイルドなミルクタイプでも、落とせていますね!
マルチペインターのために、特にクレンジング剤を用意する必要はなさそうです。
マルチペインターをチーク・リップ・アイシャドウ・アイブローとして使う
マルチペインターの面白いところは、色を混ぜて使えるという点。色を混ぜるときには、メイクブラシを使います。
専用のブラシが販売されていますが、口コミを見ていると、100均の安いものでも問題なく使うことができそうです。
ということで、私は今回、家にあった一般的なブラシでマルチペインターを使って試してみます。
チークとしてマルチペインターを使う
マルチペインターのレッド、オレンジ、パープルを混ぜて、ピンクを作ってみました。
マルチペインターのレッドはごくわずかでも濃く発色するので、混ぜるときには注意しましょう。
ブラシに適量取って、頬に色をのせていきます。
指の腹でポンポンと馴染ませます。
色をのせた瞬間は、「ちょっと濃いかな?」と感じたのですが、馴染ませると、ほんのりと自然に発色して、とても良い感じになりました!
仕上がりはサラっとしていて、思った以上に肌との密着感があります。
これは良いかも!
リップとしてマルチペインターを使う
次にリップです。
チークで作った色に、オレンジとレッドを追加してみました。
マルチペインターを唇に塗ってみると、このような感じ。
適度にやさしく発色します。
これだけでも十分カワイイですね!
ツヤ感を出したい場合は、クリアを上から塗り重ねましょう。
グロスを塗ったようなツヤツヤの仕上がりになりました。
マルチペインターのクリアは、グロスよりもやや固めで、とろみはなく、しっかりとしたテクスチャーです。
個人的には少し重たく感じたので、グロスとして使うためなら、普通の透明のグロスで良いように思いました。
アイシャドウとしてマルチペインターを使う
次にアイシャドウ。
アイシャドウは、パープルにレッドを少し混ぜて、ピンクっぽいカラーを作ってみました。
まぶた全体に色をのせます。
指でぼかして馴染ませます。
仕上がりがこちらです。
色ムラなく、綺麗に馴染みます。
アイシャドウで使ったカラーに、ダークグリーンを少量混ぜて、グラデーションにします。
まつ毛の生え際に、グラデーションカラーをのせます。
完成したアイメイクがこちら。
メイクの濃さも自由自在です。
アイラインをしっかり引きたい人は、まつ毛の生え際に濃いカラーをそのままのせるのも良いですね!
アイブロウとしてマルチペインターを使う
最後にアイブロウ。
ダークグリーンにレッドとオレンジを少量混ぜて、茶色を作りました。
眉毛にカラーをふんわりとのせます。
仕上がりはこのような感じです。
顔全体のメイクが、マルチペインターで完成しました!
楽しいだけではなく、マルチペインターのメイクは、崩れにくいのもポイント。
朝メイクをして、1日メイク直しなしで過ごした夕方の状態がこちらです。
飲食もしているので、リップは落ちていてもおかしくない状態だったのですが、まだちゃんと色が残っていて驚きました。
チークやアイメイクも、ヨレたり、汚く崩れたりすることなく、サラッとしています。
マルチペインターをクマ隠しに使ってみた
口コミで、クマを隠すためにマルチペインターを使っているという人が複数いたので、試してみました。
普段の私の目元がこちらです。
目頭の下にクマが出来ており、目元が全体的に茶色くどんよりとしています。
クマ消しに使うのは、レッド。
ごく少量ずつ、指の腹でトントンと目の下に馴染ませていきます。
その後、コンシーラーとファンデーションで仕上げると、どんよりとしていた目の下が明るく綺麗に整いました!
クマもわかりにくくなっています。
マルチペインター「レッド」はクマ隠しだけでなく、リップやチークにも使える万能カラーなので、1本あると便利ですね!
PLAYLIST マルチペインターの成分
マルチペインターの成分は、カラーによって大きく4つに分かれます。
水添ポリイソブテン、トリイソステアリン、リンゴ酸ジイソステアリル、テトライソステアリン酸スクロース、DPG、トコフェロール
【ホワイト】
リンゴ酸ジイソステアリル、トリエチルヘキサノイン、シリカ、水添ポリイソブテン、トリイソステアリン、パルミチン酸デキストリン、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジメチルシリル化シリカ、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、DPG、水酸化Al、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、テトラデセン、トコフェロール、シメチコン、酸化チタン
【ディープグリーン/オレンジ/コーラル/イエロー】
リンゴ酸ジイソステアリル、シリカ、トリエチルヘキサノイン、水添ポリイソブテン、パルミチン酸デキストリン、トリイソステアリン、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジメチルシリル化シリカ、ジイソステアリン酸グリセリル、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、DPG、水酸化Al、テトラデセン、メチコン、トコフェロール、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、シメチコン、(+/-)酸化チタン、酸化鉄、硫酸Ba、赤202、青1、マイカ、赤201、黄4
【レッド/ラベンダー/ネイビー/ブルー/ライトブルー/ピンク】
リンゴ酸ジイソステアリル、トリエチルヘキサノイン、シリカ、水添ポリイソブテン、パルミチン酸デキストリン、トリイソステアリン、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジメチルシリル化シリカ、ジイソステアリン酸グリセリル、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、DPG、水酸化Al、テトラデセン、トコフェロール、ステアリン酸Ca、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、メチコン、シメチコン、(+/-)酸化チタン、酸化鉄、硫酸Ba、赤201、赤202、青1、マイカ、コンジョウ、黄4
いずれのカラーも、安全性の高い成分で構成されています。ただ、場合によっては注意しなければならない成分が、以下のものです。
●赤202などのタール色素
●マイカ
口紅で唇が痒くなったり、荒れてしまうことがある人や、金属アレルギーの人は、反応してしまうかもしれません。
お肌の調子を見ながら使いましょう。
PLAYLIST マルチペインターを使ってみた感想・評価
PLAYLIST マルチペインターを使ってみた感想をシンプルに表現するなら「楽しい!」の一言に尽きます。カラーを混ぜているうちに思いがけない色になったり、いつもワンパターンのメイクから卒業して、違う自分と出会えます。
まるでプロのメイクアップアーティストになった気分を味わえるのですが、その分、時間が掛かってしまうのがネック。
自分のお気に入りカラーが見つかるまでは、試行錯誤しながら色を混ぜていくので、平日の朝、忙しい時間に、短時間でマルチペインターを使いこなすのは難しそうです。
ちなみに今回、私が試した色の中で、お勧めのカラーを一本挙げるとするなら、迷わずレッドです。
リップやチークだけでなく、クマ隠しにも使えるので、1本あるととても便利!
次に使いやすかったのが、パープルでした。
そのままアイシャドウにしても良いし、チークカラーに混ぜても良いし、お肌に透明感を出してくれます。
逆に、「なくても良いかな」と思ったのは、クリア。
リップのグロスとして使えそうだと思ったのですが、あえてマルチペインターでなければならない決定打がなく、普通のグロスで十分でした。
最後に、実際にマルチペインターを使ってみた私が感じた良かった点と、イマイチだった点をまとめてみました。
・上品に発色し、肌馴染みが良い
・サラリと仕上がる
・ピタッと密着して崩れにくい
・カラーを揃えれば、メイクを自由自在に楽しめる
・1回のメイクに使う量はごくわずかなので、長持ちする
<マルチペインターのイマイチだった点>
・マルチにメイクを楽しむには、最低でも3本は必要
・メイク直しが難しい
・メイクに時間が掛かる
<マルチペインターはこんな人にオススメ>
・ワンランク上のメイクを楽しみたい人
・ワンパターンなメイクから卒業したい人
・密着度が高く、崩れにくいメイクを実現したい人
・メイクに掛ける時間を惜しまない人