HOTEL THE KNOT YOKOHAMA(ホテル・ザ・ノット ヨコハマ)【口コミ】泊まってきた!
横浜のTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)は、クラシカルな雰囲気を漂わせたライフスタイルホテル。
外観だけでなく、内装や家具や小物にこだわったインテリア、まるで外国のホテルに宿泊したかのような気分が味わえるお洒落なホテルです。
しかも価格もリーズナブルでコストパフォーマンス良好。横浜駅近辺には多数のホテルがありますが、ぜひ一度泊まってみてほしいホテルの一つです。
今回は、そんなTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)に実際に泊まってきましたので詳しくレポートいたします!
ホテル・ザ・ノット ヨコハマとは?
長年横浜の街で親しまれてきた「横浜国際ホテル」を2017年12月に全館リニューアルして誕生したのがTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)。
古いホテルをリニューアルと言うと、設備や内装が明るくなって近代的なホテルになりがちですが、THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)は、あえて古い建物のレトロ感を活かした仕上げで、独特の世界観を作りだしました。
エントランスを入ったロビーから、オリジナルのフレグランスが漂う、映画のセットのようなTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)の世界に引き込まれますよ。
こちらは2階にある、宿泊者や会議室利用者が自由に使えるラウンジ。
インテリアをはじめ、壁や床のテイストが客船の雰囲気を醸し出しています。THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)では、単にヴィンテージデザインにこだわるだけでなく、横浜のホテルとして、地元にまつわるコト・モノ・ヒトを取り入れており、壁に大胆に描かれたお髭の紳士は、横浜出身のイラストレーター、花井祐介氏によるもの。
「WELCOME TO HOTEL THE KNOT(ホテル・ザ・ノットへようこそ)MAKE YOURSELVES AT HOME(ご自宅のようにおくつろぎください)」と出迎えてくれます。
こちらの「THIS IS NOT JUST A HOTEL. THIS IS HOTEL THE KNOT(ただのホテルじゃありません。ホテル・ザ・ノットです)」というキャッチコピーも、ウィットに富んでいて素敵ですね。
全館フリーWi-Fiが使えますので、待ち時間もラウンジで快適に過ごすことができます。
THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)の「THE KNOT(ザ・ノット)」とは結び目のこと。ホテルを象徴するような結び目をかたどったキーホルダー。
キーもあえてカードキーなどでないところが、ホテルの世界観にマッチしていますね。
ホテル・ザ・ノット ヨコハマへのアクセス
ザ・ノット ヨコハマがあるのは、何かと便利な横浜駅。
各線横浜駅を降りたら、西口の左側、相鉄電車の方面から出てください。高島屋を目指すとわかりやすいです。
西口を出たら、高島屋を左に曲がってまっすぐ進みます。
THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)があるのは内海橋を渡った先です。横浜駅からTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)までは、まっすぐの道なので、出口さえ間違えなければ迷うことはありません。
途中には高島屋のほか、コンビニもありますし、歩いてすぐの場所にビブレやダイエーも。ホテル内には自販機以外は売店がないのですが、ホテルに併設するレストランPANWOKでもTOGOが可能、お部屋での軽食・飲み物を準備したい時にも困りませんよ。
ザ・ノット ヨコハマのお部屋はインテリアに注目!ヴィンテージ家具を配置したコンセプトルームも!
それでは、THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)のお部屋を紹介しましょう。
ロビーやラウンジを見た時点で期待が高まりますが、お部屋も船室をイメージしたデザインをそのままに、他にはないTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)だけのお部屋となっています。シックな色合いが大人の雰囲気で素敵ですね~!
もちろん、お部屋は全室禁煙。
THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)のお部屋の家具や備品は、インテリアブランド<ACME Furniture>とコラボレーションし、一部はオリジナルアイテムで構成されています。
デスクのライトやベッドランプなど照明のセンスも見習いたいですね。加湿器やポットに至るまでテイストを壊さないものが選ばれています。
ホテルの備品や家具は、販売されているものもあるので、気に入ったらぜひスタッフの方に問い合わせてみてくださいね。
さらに、ベッドのマットレスはアメリカNO.1の売り上げを誇るサータ社製で、寝心地の良さも追及。
室内に飾られた写真は、横浜を中心とした街のワンシーン。
各所にデザインされたメッセージは、「旅」をテーマとしており、客室でも異国情緒を感じる街・横浜を感じて頂ける演出です。
お部屋一覧を見ると、13種類ものお部屋があるTHE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)ですが、今回は「女子リキ」ということで、「女子が2名~で宿泊して、女子会を楽しく過ごせるお部屋」というオーダーをお願いしてみました!
ツインルームを中心にご紹介いたします。
ファミリーツインは22㎡のくつろぎ空間。バスルームがゆったり
今回宿泊したお部屋は「ファミリーツイン」。「ファミリー」と銘打っていますが、お友達同士やカップルにもおすすめです。
22㎡のゆったり空間には110cm幅のベッドが2つとゆったりと座れるソファがセット。
こちらはベッド側からみた室内。ドレッサー兼用にできる机もあります。
他にもツインルームはツイン・ワイドツイン・コンフォートツインといった種類がありますが、このファミリーツインをはじめ、4階フロアにあるワイドファミリーツイン・ラージツインは、バスルームを広めに作ってあるので、バスタイムを広いお風呂でゆったり過ごしたい人にもおすすめなのです。
ちなみに通常のツインルームはコチラ。
そしてバスルームはこちらです。
ファミリーツイン以上のバスルームの広さが良くわかりますね。
ラージツインー30㎡のゆったりスペース
ラージツインルームは、ファミリーツインよりもさらに大きなお部屋で、30㎡の広さがあります。
ベッドもやや大きめの120cm幅。
ベッドとリビングスペースを見ると、ファミリーツインよりもゆったりと寛ぐことができる広さが確保されていますね。
エキストラベッドを入れることで4名まで宿泊可能。
3名以上の女子会会場はこちらのお部屋がおすすめです。
10階にはヴィンテージ家具を使った、「ザ・ノット」の名を冠するオンリーワンのルームが!
THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)の10階には、ホテル名の「THE KNOT」を冠した、「オンリーワン」のお部屋たちが並びます。
それぞれのお部屋には、販売できないヴィンテージの家具や小物が置かれており、個性あふれるインテリアを楽しむことができるお部屋なのです。
5室限定のKNOTルームは、他の客室とは異なるドアのデザインを設置しているという凝りようです。
それでは、お部屋をいくつか見せていただいたので、順に紹介していきますね。
まずは「ザ・ノットファミリーツイン」25㎡のお部屋です。
船のマストを結ぶロープで天井からつりさげられた飾り棚には、ヴィンテージ感あふれる小物たちが飾られています。
味のある革ソファとスツール。クッションも個性的で、素敵なインテリアショップにいるみたいな気分が楽しめますね。
こちらは「ザ・ノットラージツイン」
ラージツインルームをグレードアップさせたかのような、31㎡の広々空間。
ザ・ノットファミリーツインに比べて、さらにゆとりあるソファスペース。こちらもラージツインルームと同様、エキストラベッドを入れて4名までの滞在が可能。
さらに魅力なのは、4階よりもゆとりある広さのバスルーム。
天井からのヘッドシャワーも加わり、充実のバスタイムが過ごせそうです。
アメニティも10階フロアは特別。
アメリカでもっとも歴史のあるアポカセリーからスタートしたC.O.Bigelow(シーオービゲロー)がチョイスされています。
アメリカの名ホテル「トライベッカ グランドホテル」や「ザ ハイライン ホテル」などの アメニティに選ばれる実力をぜひ楽しんでみてください。
10階フロアのザ・ノットルームは、広々としたお部屋でそれぞれのテイストが異なるので、制覇したくなりますね。
「でも、お高いんでしょう?」
そう思われたかもしれませんね。
ところが、通常の週末であれば、驚くほどお得な料金設定なのです。試しに一度、ホテル・ザ・ノット ヨコハマのWEBサイトで料金を検索してみてください。
「これなら、ザ・ノットルームにしてみようかな?」と思えることうけ合いですよ。
ホテル・ザ・ノット ヨコハマは備品にも注目!
さて、THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)では、その備品へのこだわりも注目すべき点があります。
お部屋にクローゼットはありませんが、しっかりとした木製ハンガーにはもれなくHOTEL THE KNOT YOKOHAMAの刻印が押してあるほか、マグカップもオリジナルのもの。
そして、省スペースとお洒落収納を両立している、スリッパとドライヤーをトートバッグに入れてつりさげる収納術も見習いたいですね。
ちなみに、下にある消臭スプレーも容器を入れ替え、ラベルをHOTEL THE KNOT YOKOHAMAのマグカップと同じデザインに変更しています。
写真左下に見える円筒型のスピーカーのようなものはまさかの加湿器。乾燥しがちなホテルのお部屋の必需品は、どのお部屋にも標準装備です。
お部屋に備え付けのドリップコーヒーには、ホテルのレストラン「PANWOK」のラベルが。横浜の老舗コーヒーメーカー「キャラバンコーヒー」のPANWOKオリジナルブレンドコーヒーです。
歯ブラシやブラシ、パジャマやタオルなど、普通にホテルにあるものは、お部屋に備え付けのものがあります。
女性に嬉しいのは、THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)ではDHCの基礎化粧品を、女性は1泊につき1セット(クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液・オリーブバージンオイル)フロントで用意していること。急なお泊りにも安心ですね。もちろんホテル内に洗濯機もありますよ。
ホテル・ザ・ノット ヨコハマのレストラン「PANWOK」
さて、ホテル滞在のお楽しみの一つはレストランの朝食。
THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)のレストランは「PANWOK」PANはフライパン、WOKは中華鍋を意味します。
洋食と中華の横浜の美食を一軒に詰め込まれたレストランです。
もちろん内装も、THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)の内装イメージそのままにモダンでおしゃれな仕上がりです。ラウンジと同じく花井祐介氏のイラストがこちらにも描かれています。
朝食からランチ・カフェ・ディナーまで提供するオールデイダイニングで、貸切パーティにも人気です。
横浜ならではの「洋食」と「中華」を両方提供してくれる、型にとらわれない形式の自由な発想の朝食ブッフェ。
テーブルにはサラダやスクランブルエッグ、ベーコンやソーセージといった定番メニューのほか、点心や蒸し野菜、海老団子揚げなど
目の前で作ってくれる出来立てフレンチトーストに、クリームをたっぷり添えて。
全てを揃えたくなってしまう、盛りだくさんの朝食が出来上がりです。
シンプルな食器はカラーデザインが統一されているので、見た目にもお洒落。
もちろん中華がゆやスープといったヘルシーな朝ごはんにもできますよ。自分の好きなもので、横浜での一日を楽しく始めましょう!
朝食:7:00~10:00(ラストオーダー9:30)ブッフェ形式 2,000円(宿泊客は1,600円)
ランチ:11:00~16:00(ラストオーダー14:30)ブッフェ形式 2,400円
カフェ:15:30~17:00(ラストオーダー16:30)オーダー形式
ディナー:17:30~23:00(ラストオーダー22:30)オーダー形式
WEBサイト: https://panwok.jp/
THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)は、横浜駅からアクセスの良い立地にもかかわらず、「旅」の気分をとても盛り上げてくれるホテル。
船室をイメージしたホテル内は、古いものを活かしつつ、新しいものをバランス良く取り入れた、レトロモダンなセンスが光る空間です。
横浜での宿泊先をお探しの方は、ぜひ一度泊まっていただきたいホテルですが、同時に、横浜が地元の方も、普段の生活の中で気分を切り替えたい時のホテルステイにおすすめ。
ぜひ一度泊まってみて、THE KNOT YOKOHAMA(ザ・ノット ヨコハマ)を味わってみてくださいね!
ホテル・ザ・ノット ヨコハマの基本情報
住所;〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2丁目16−28
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電話番号:045-311-1311
アクセス:横浜駅より徒歩5分・近隣にホテル提携駐車場3か所あり
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
WEBサイト:https://hotel-the-knot.jp/yokohama/