チョコネイル デザイン6選&セルフで簡単【やり方・作り方】
チョコネイルといえばやはり「バレンタイン」を想像する方も多いのではないでしょうか。バレンタインでももちろんですが、スイーツ系デコレーションネイルの王道でもあるチョコネイルはマスターしておくと色々なデザインネイルにも応用が効きます!
ここでは、セルフで簡単にできるチョコネイルの作り方・やり方とチョコネイルデザイン集を紹介します。
チョコネイルのデザインとやり方
基本的なチョコネイルのやり方、簡単なやり方から応用編まで、ここでは様々なチョコネイルのデザインを紹介していきましょう。
一見難しそうに見えるチョコネイルも少しのコツとポイントで簡単にアレンジできます。
色々なチョコの表現のやり方を掴んで、セルフネイルでさり気なくチョコネイルを使ってみるのもいいですよ!
マットなチョコネイル
基本的なチョコソースがかかったチョコネイルを基礎の簡単なデザインネイルとして初めに紹介していきましょう。見るからに美味しそうなチョコソースがかかったネイルは、ベースカラーの選び方、チョコソースのかけ方にもポイントがあります。是非マスターしてみましょう。
ベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってカフェ系のカラーを使って2度塗りします。
カフェ系カラーとは、ラテやココアなどのカラーを指します。ヌーディーカラーやグレーなどのカラーや白もチョコネイルに合うカラーです。
黒や原色系のカラーよりもチョコネイルのデザインを活かしやすいカラーになりますので、このベースカラーを知っておくとチョコネイルが作りやすいので、覚えておいてくださいね。
アルミホイルにチョコカラーのカラージェルを出します。よりチョコソースの雰囲気を出したい時には、クリアジェルを足すとふっくらとした立体感とツヤ感が出るのでおすすめです。今回はカラーのみで施行していきます。
カラーを2度塗りした上からマットコートのジェルを塗って硬化しておきます。写真で分かりやすいように未硬化ジェルを拭き取っていますが、実際には拭き取らずに次の工程にすすみましょう。
アルミホイルに出したチョコカラーのジェルを細筆でネイルにのせていきます。コツは線の細さです。あえて細さを均一にしないで線を描くことでチョコソース感が一層出ます。ここにクリアジェルを足すと、さらに立体感も出るのでいいですね。
カラーに混ぜ込むのは、クリアジェルでもいいですし、トップコートを混ぜると硬化後に一度の拭き取りで完成させることができるので簡単に仕上げることができます。最後にトップコートジェルをチョコソースの部分に塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
アクセントの指にはゴールドのアクセサリーとチョコカラーに白のチョコソースをかけることで、ホワイトチョコソースを演出します。今回は横に線を伸ばすように描きましたが縦に線を伸ばしたり、格子状に重ねたりしてもチョコソースの雰囲気が出せる簡単なチョコネイルです。チョコネイルの基本となるデザインですので、是非マスターしておきたいところですね!
また、マニキュアでも簡単にできます。チョコソースの硬さの調整は片栗粉などでできます。細筆がない場合でも、爪楊枝を使うことで不規則なチョコソースの立体感も再現できます。ジェルでもマニキュアでもできるデザインネイルなので、初心者の方にもおすすめですよ!
ピンクチョコネイル&ハート
ピンク系のネイルにチョコネイルは鉄板のデザインネイルになります。赤の立体的なトリュフチョコはチョコネイルの中でも一二を争う人気です。ここではピンクのデザインネイル×赤のハートチョコネイルのやり方を紹介しましょう。
3Dパウダーを使用するので中級以上にはなりますが、100円ショップでも今では簡単に手に入るので、思い切って「中級チャレンジ!」もいいのではないでしょうか。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってチョコカラーを2度塗りしておきます。
3Dネイルの道具を揃えておきましょう。
※モノマーを蓋付きの容器に入れておく(パウダーと混ぜ合わせてミクスチャーにするもの)
※スカルプチャ用筆
※キッチンペーパー(ミクスチャーの微調整や掃除に使用します)
3Dのハートチョコのベースを作っていきます。
ミクスチャーの作り方は、筆にモノマーを取り、そのままパウダーも取ると筆上でミクスチャーができます。それを涙型を逆に作るようにネイルの上におきます。初めは平らに作って徐々にぷっくりさせると失敗が少ないですよ!
左右対象になるように同じようにミクスチャーをおいていきます。基本的に平らにミクスチャーをおいて、少しずつぷっくり立体感を出すようにしましょう。スカルプチャを使うときのコツとして、固まる早さがあるので、うまくできなかった時は筆で退けてしまうことをおすすめします。
一度硬化してしまうと、取れないのがスカルプチャーのデメリットでもあります。「早めに形を決める、できなかった時は早めにやり直す」これを覚えておくとスカルプチャを使ったときの失敗も少なくすみます。
また、スカルプチャーではなく、クリアジェルに3Dパウダーを混ぜて硬めのジェルでハートを作る方法もありますので、スカルプチャーが苦手な方はそういったやり方も試してみてくださいね。
赤のカラージェルでハートに色を着けていきます。今回は赤のチョコネイルですが、ピンクや、ベースカラーがピンクでチョコを3Dにしてもチョコネイルとしてはかわいいですよね。
カラーは色ムラが出ないように2度塗りしましょう。また、はみ出したりしないように細筆で塗るのがおすすめですね。ここでトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。ドーンと存在感のあるリッチなチョコネイルの完成です。
他のピンクのデザインネイルには変形ドットをピンク×チョコカラー×ホワイトで作りました。バレンタインにも、デートにもかわいい少しレトロなデザインの変形ドットになっています。
コツはチョコカラーのドットよりもホワイトのドットを小さめに描くことです。大きさに変化を付けるだけですごくかわいくなるので参考にしてみてくださいね。
また、赤の存在感抜群のチョコネイルもおすすめです。デザインネイルのワンポイントに使うだけでグンとチョコネイルらしさが出ます。ここぞというときの勝負ネイルにいかがですか。
金箔を使ったトリュフチョコネイル
金箔のかかったチョコは少し高級感のあるイメージですよね。そんなネイルがデザインネイルでも出来たらかわいいのにって思いますよね!
ここでは金箔をイメージしたチョコネイルのやり方を紹介したいとおもいます。材料は100円ショップでも手に入るものなので、簡単かつ上品な仕上がりになる優れネイル!です。
ゴールドを使っているのに品を感じる金箔チョコネイルは普段使いにもおすすめ!是非挑戦してみましょう。
まずはベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってチョコカラーを2度塗りしておきます。このとき未硬化ジェルは拭き取らないようにしましょう。
今回使用するのは、100円ショップ「セリア」の「クラッシュホロ」です。何色もあるカラーは魅力的ですよね。普通のホログラムと違ってランダムカットしてあるのがポイントです。金箔感を出すのにとても使いやすいアイテムになります。是非探してみてくださいね。
9色あるうちのゴールドを今回は使用します。一つずつフタが開け閉めできるようになっているので便利ですよ!
未硬化ジェルを拭き取らずにその上にクラッシュホロをランダムに置いていきます。ネイルの大きさによって変えるのですが、正方形に近い爪の形の方は正方形に、長い爪の方は縦に楕円を描くようにホロをおいていきます。
上からクリアジェルをのせて硬化します。トップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
他のネイルにはチョコソースを掛けて全体的にチョコの詰め合わせのようなデザインにしました。チョコソースを交差させる時のポイントは、交差する部分だけチョコソースを薄くかけるようにします。また左右対象にチョコソースをかけるときには、交互に線を引くようにするといいですね。
上品で少し洗練されたイメージの金箔チョコネイルは、普段使いにもぴったりなデザインネイルです。シンプルなワントーンカラーやフレンチなどにも合わせてデザインしてみてくださいね!
紗々みたいなチョコネイル
チョコネイルの中でも人気のデザインネイルが「紗々(さしゃ)」のようにチョコソースを重ねたデザインネイルです。
どんな時期でも使えるチョコネイルでもありますので、セルフのやり方のコツを掴んでおくともっと楽しくネイルを楽しめますね。特に人気のチョコ×ホワイトで紗々のチョコネイルを作ってみました。是非参考にやってみてくださいね。
まずはベースコートを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。その上から白を2度塗りしていきましょう。今回はホワイトを使用しましたが、オフホワイトなどのベージュが入ったようなクリーミーホワイトを使うとよりチョコネイルに近いですね。可愛さやポップさでいうとホワイトの方がいいかもしれませんね。
ホワイトソース、チョコソースはジェルで作っていくのですが、少し硬めに作る必要があります。少し硬めに仕上げる理由として、
②一度で綺麗なチョコソースが引ける。
③爪楊枝のような身近なものでも簡単にチョコソースを引くことができる。
④カラージェルの量の調整がしやすい。
ということが挙げられます。
ここでは、3Dアートで使用する3Dパウダーをカラージェルに混ぜ込んでジェルの硬さを調整します。比率はカラージェル1:3Dパウダー1くらいです。メーカーによってカラージェルの硬さも変わってきますので、その辺はジェルの硬さを見ながら調整をおこないましょう。
マニキュアでも同じような調整を小麦粉や片栗粉ですることができます。マニキュアではむずかしいのでは?と思う方もマニキュアで簡単に作ることができるので挑戦してみましょう。
主役の「紗々」のような線を引いていきます。コツとして細筆を使ってまっすぐ線を引くのですが、多めにとって伸ばすように引くと細くまっすぐに線を引くことができます。フラットに線を引くのではなく、お餅を引っ張っていくような感覚で引いてくださいね。
本物の「紗々」を見本に3本ずつ線を引いていきます。線の間隔は均等を保つようにしてくださいね。また、早めに硬化することでカラージェルが垂れてしまって線が崩れてしまうことも防止できます。
ホワイトソースも同じように3本線で引いていきます。余ったところには色ちがいで線を引くようにします。カラーごとでしっかり硬化しましょう。
また、硬化したあとに未硬化ジェルを拭き取ると崩れることがあるので、優しくコットンで撫でるようにします。
プックリ感が足りない場合には、もう一層重ねたり、カラージェルだけをのせるのもありですね。
重ねる方のチョコソースも同じように重ねていきましょう。ホワイトの上にはチョコ、チョコの上にはホワイトが被るように線を引くのがコツですね。線がどうしてもジグザグになってしまいます。
ポイントとして、上下の線を引く時にあまり立体感を出さないようにするのもいいですね。横から見たときの断面図が△になってしまうような線は失敗しやすいです。少し丸みのある線を作るようにジェルの硬さにも工夫をしましょう。
仕上げのアクセントとして、真ん中に金箔を少しだけおきます。トップコートジェルでコーティングして、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
他の指はあえてシンプルな単色カラーにゴールドアクセサリーのみにしています。全ての指に「紗々」のチョコネイルでもとてもかわいいですね。
お菓子ネイルを強調したいときには全ての指でもかわいいですね。セルフでも、マニキュアでもできる簡単ネイルです。是非楽しんじゃいましょう。
板チョコみたいなチョコネイル
板チョコネイルはお菓子ネイルの中でも人気のチョコネイルです。フラットアートで板チョコの立体感を出すものもありますが、今回は実際に3Dにして板チョコをリアルに表現してみましょう。ポイントは板チョコを包む銀紙です。どんなもの使用すると失敗しにくいのか、おすすめのアイテムなども紹介しますね。
まずはベースコートを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってチョコカラーを2度塗りしておきます。未硬化ジェルは拭き取らなくてもOKです。
板チョコの部分を3Dにしていきましょう。普通のジェルでもOKですが、より立体的な仕上りにするために3Dパウダーを使用します。「紗々チョコネイル」でも作り方を紹介していますが、カラージェルとパウダーは同じ比率で混ぜ合わせるといい立体感が出ます。
カラージェルのメーカーによってや、そのカラーによっても固まり方は変わりますので、自分好みの硬さを探すのもおすすめです。
細筆をつかって小さな四角をいくつかかいていきます。はみ出しそうだからと無理矢理ネイルのキャンパス内に押し込むのではなくはみ出すようにしましょう。
銀紙を貼る部分は四角を作らないようにしておきます。そうすることでリアルな板チョコの立体感が再現できます。立体感が足りない場合何度か重ねて作りましょう。
斜めに銀紙を貼り付けるようにします。貼り付ける時は、硬化した後の未硬化ジェルを使用するといいです。
ここでミラーネイルを使ってより光沢のある板チョコネイルにすることもできます。
板チョコの部分をマスキングテープでしっかりガードしてミラーネイルを作るだけなので簡単です。こちらも未硬化ジェルにミラーネイルのパウダーを擦りつけるだけなので、初心者の方でも簡単にできると思います。
今回使用したのは100円ショップ「セリア」の「箔Foil」です。金箔のように薄くネイルに張り付きやすいので使いやすさも抜群です。
このようにピンセットで取りますがフワフワと軽く金箔のようなので、少しデリケートに扱うとより綺麗に貼り付けることができますね。カラーが銅と金とあったので、金色をチョイスしてみました。シルバー系でもかわいい板チョコネイルになりますね。
また、金箔を貼った上からアクリル絵の具などで、板チョコのパッケージを描いてもとてもかわいい板チョコネイルに仕上ります。
人差し指、薬指にはチョコソースをかけたトリュフチョコのようなデザインにしました。チョコソースはとても簡単です。 マットなチョコネイルを参考にしてみてくださいね。
中指にはホワイトチョコをイメージして真っ赤なハートでバレンタイン感を出してみました。女子力高めのチョコネイルになりますね。どんなデザインも合う板チョコネイル!是非、色々なデザインのチョコネイルをプラスして楽しんでみてくださいね。
垂れチョコネイル×カラースプレー
チョコネイルでも、特にチョコソースが垂れているデザインは思わず「おいしそう!」と言ってしまうくらいのクオリティですよね。だからこそ難しいのでは?と思われることも多いです。
しかし、作り方は意外と簡単!カラースプレーのチョコも使って本格的な垂れチョコネイルを作ってみましょう。こちらもマニキュアでも同じように作ることができるのでおすすめですよ!
今回使用するカラースプレーの紹介をしますね。100円ショップ「セリア」の「スイーツデコ」の」パーツです。お菓子系小物にも活躍するパーツはジェルネイルやマニキュアでも使えるアイテムです。スイーツデコのパーツはネイルでも使えるものが多いのでチェックしておいてもいいですね。
まずはベースコートを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってカラージェルで雲のように塗っていきます。細筆を使ってもOKですが、ざっくりとした雲のようなデザインは平筆でも簡単に描くことができます。2度塗りして硬化しましょう。
上からチョコソースのように、チョコカラーを塗っていきます。ポイントは端っこの方を垂れさせるようにすることです。この時は細筆を使うと描きやすいですね。
また、立体感が欲しいときには、3Dパウダーをカラーに混ぜ込んで同じように描くとぷっくり立体感のあるチョコソースがけが完成します。硬化して未硬化ジェルを拭き取るときに、カラーが濁らないように優しく拭き取りましょう。
マニキュアでも同じようにチョコカラーを使うだけなのでとても簡単です。
最初に紹介したカラースプレーをのせていきます。カラースプレーはとても細かいパーツになりますので、写真のような専用トレイ(100円ショップでも購入可)などに入れて使うと使いやすいですね。
クリアジェルを全体に塗って、ウッドスティックや爪楊枝の裏に、トップコートジェルを付けてパーツをのせていくとやりやすいです。カラーはブルーやイエローなどのベースカラーと同系色でまとめてもかわいいですし、写真のようにランダムにカラースプレーを使うのもいいですね。
カラースプレーをのせて硬化、クリアジェルをのせて更に硬化して未硬化ジェルを拭き取ってトップコートジェルで仕上げます。
カラースプレーはデコレーションのパーツを使うのもいいですが、フラットアートにしたい方にはカラージェルを使って細筆で描く方法もあります。
よりチョコの立体感が欲しい方にはスイーツデコを、ジェルネイルの薄さを重視する方には筆で描く方法をおすすめします。描く方法もとても簡単ですが、初心者の方にはパーツのせの方がより簡単で完成度も高くなるのでおすすめですね。
親指は全体にカラーを塗ってシンプルなチョコのソースがけをしました。全て同じデザインで統一するよりも、少しだけ変わったデザインを入れるだけで単調なデザインになってしまうことがないのでいいですよ!
薬指にはアクセントになるようにパールでリボンのアートを作りました。パールの大小の組み合わせで隙間なく綺麗な配列ができるので、やってみてくださいね。またよりガーリー感が出てかわいくなりましたね。
ベースカラーはカラースプレーを使うのでお菓子系のパステルカラーを全ての指に使っています。このようにテーマに合わせてカラーを変えてポップさを出すのもポイントです。
チョコネイルのデザインをいくつか紹介してきましたがいかがでしたか?
「おいしそう!」「セルフでの簡単にできる!」と思っていただけたならうれしいです!
チョコネイルはチョコカラーだけではなく、その線の使い方や、他のカラーの色選びで色々な顔を見せてくれる魔法のようなデザインネイルです。
是非、バレンタインや大事な記念日に自分好みのチョコネイルを作って自分らしさを表現してみてくださいね!