ミラーネイル【やり方・セルフでやるコツ・デザイン集】
「鏡のような輝きが魅力のミラーネイル!」皆さんはご存じでしょうか。知っているけどやり方が分からなかったり、難しいのでは?と思っている方も多いようですね。
初めて挑戦するには少しハードルが高そうに見えるミラーネイルですが、パウダーを付けるだけでセルフネイルでも簡単にできてしまいます。今回はミラーネイルのやり方とコツ、デザインなども紹介していきましょう。
ミラーネイルの上手なやり方・コツ
ミラーネイルでも重要なのがパウダーのキメの細かさとこするときの力の強さです。ネットなどでもいろんなパウダーが販売されていますが、キメの細かさでただのグリッターネイルになってしまうこともあります。
力が強すぎても弱すぎても綺麗なミラーネイルにはなりません。粒子の細かいパウダーを使って、こするときの力加減もコントロールしながらミラーネイルを作っていきましょう。
ミラーネイルに必要なアイテム
まずはミラーネイルを作るために必要なアイテムを紹介します。
・チップ(基本的にミラーパウダーとセット売りされていますが、ない場合はアイシャドウのチップなどを代用できます)
・ベースコートジェル、カラージェル、トップコートジェル(カラージェルはお好みのものでOKです)
・ダストブラシ(ネイル上の余ったミラーパウダーを掃除できます)
・セロテープ(ミラーパウダーは粒子が細かいので粘着力の強いもので小物の掃除をしてください)
・マスク(アレルギーなどをお持ちの方は特に注意しましょう)
基本的に買い揃えないといけないものが少ないので、セルフネイルを楽しみたい方にも気軽に初められるのもミラーネイルの特徴です。ミラー感の一番出るカラージェルは黒ですが、そんなにミラー感の強いものではない方がいい場合は明るめのカラーを使うことでナチュラルな光沢になります。
ミラーネイルのやり方とコツ
ミラーネイルの簡単なやり方とコツをここでは紹介していきしょう。ちなみにジェルネイルでのやり方になりますので、マニキュアで試してみたい方はミラーネイルをマニキュアでもやってみるがありますので、そちらを参考にしてくださいね。
まずは自爪にヤスリをかけていきます。
ベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
ホワイトのカラージェルを使います。
ミラーネイルの場合、ベースカラーによって色の出方、ミラーネイルの見え方も変わってきます。一番鏡のようになるカラーはブラックですが、透明感のある自然なミラーネイルに仕上がるのは明るい白という感じですね。緑やイエローなど、ベースカラーを変えてみるのもミラーネイルの楽しみ方としてはとてもいいですね。
ホワイトのカラージェルを2度塗りします。色味がもっと欲しい場合は3度塗りでもOKです。
未硬化ジェルを拭き取ります。このときとても大事なのが、「ジェルクリーナーを使わずワイプのみで未硬化ジェルを拭き取る」ことです。ジェルクリーナーを使って拭き取ってしまうと、パウダーがネイルに上手に付かなくなってしまうので注意しましょう。
ミラーパウダーを紹介します。
こちらはネットショップ「イイネイル」の「クロムメタリックパウダーカラー0のミラーリフレクト」です。安価なのに綺麗なミラーネイルができると評判の高いミラーパウダーです。
ミラーパウダーの開け方ですが、フタを開けると粉が飛び散らないように密閉されています。その中蓋を剥がして使用します。中蓋は開封時のみで何度も使用する際に一緒に閉める必要はありません。
では実際に爪にミラーパウダーをつけていきましょう。
コツも一緒に紹介します。
ミラーパウダーは少量取るようにします。少量とって、こすりつけるように塗っていきます。初めは爪の上にのせてなじませるようにします。
次にこすりつけるように塗っていきます。こすりつける強さは弱すぎず強すぎない程度が理想的です。しっかりこするようにしましょう。爪と皮膚の細かい部分はミラーパウダーがつきにくいので念入りにこすりつけるようにしましょう。
中途半端な量や擦りつけ具合では、グリッター多めのネイルに見えてしまったり、逆にはげてしまうこともあります。
全体に光沢のあるミラーネイルが完成したら、ダストブラシで指の周りのムダなパウダーをはらいます。それでもパウダーが残っている場合は、セロテープなどの粘着面を使ってとっていきましょう。
トップコートジェルをかけて硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成になります。
5本の指すべてにミラーネイルを施すと写真のような仕上りになります。光沢のあるミラーネイルを楽しみたい方にもとてもおすすめです。
要所要所でのポイントも分かっていただけたのではないでしょうか。初心者の方でも簡単にチャレンジできるミラーネイルは季節を問わず人気のデザインネイルになります。
シルバーだけではなく、ゴールドやカラーメタルなども販売されているので、いろんなミラーネイルが楽しめますね。
ミラーネイルを使ったデザイン
ミラーネイルの基本的な作り方をマスターしたら、次はいろんなデザインに挑戦してみましょう。
ミラーネイルの輝きを活かしたデザインから、ベースカラーや組み合わせでナチュラルな仕上りになったりと、楽しみ方の幅が広がります。皆さんの好きなデザインはどんなものでしょうか。好きなデザインにチャレンジしてみましょう。
ミラーネイルでなみなみ(うねうね)
ミラーネイルの中でも少し変わった雰囲気を出す「なみなみミラーネイル」はよく見かけるデザインネイルですよね。立体感のあるものは難しいと思われますが、とても簡単に作ることができます。少しミラーネイルにアレンジを入れた、なみなみミラーネイルのやり方を紹介しましょう。
今回はカラージェルの「ミルク」を使ってミラーネイルを作ります。
なみなみの立体感を出すために、アクリルパウダーのクリアを使用します。アクリルパウダーは、100円ショップなどでも購入できます。なみなみのラインをより立体的に見せるのに役立つアイテムです。もしもお持ちでない場合、なみなみ部分の硬化を2.3度多く行えば問題ありません。
クリアジェルにアクリルパウダーを混ぜ込んでいきます。分量はクリアジェルの硬さによって異なりますが、クリアジェルが3、アクリルパウダーが1くらいから合わせていきましょう。
パウダーがダマにならないようにしっかり混ぜ込んで写真のようにしてください。硬さはアクリルパウダーを足しすぎると筆で伸びなくなるので、写真のように普通のジェルより少し硬いくらいにしておきましょう。
ネイルの方は、ベースコートジェルを塗って硬化、カラージェルを2度塗りした状態から始めます。カラージェルの未硬化ジェルは拭き取らないようにしてくださいね。
クリアジェルを細筆で取っていきます。細筆の長さはあまり短すぎるものではなく少し毛先の長い筆の方が使いやすく、曲線のラインも自然に描けます。
なみなみの線を描いていきます。写真は「描いて硬化」を2回した状態です。なみなみをもっと立体的に見せたい場合はこの工程を繰り返すとより立体的なラインが作れます。
カラージェルの未硬化ジェルをジェルクリーナーを使わずに拭き取ります。未硬化ジェルが多く残っているとパウダーがダマになることがあります。
表面はできるだけ無駄な未硬化ジェルが付いていない状態にしておきましょう。また、ジェルクリーナーを使って拭き取ると、ミラーパウダーが付かなくなるので注意しましょう。
シルバーのミラーパウダーを塗っていきます。パウダーが飛び散るので、クッキングペーパーなどを敷いておきましょう。
チップを使ってミラーネイルを作っていきます。ここでのポイントは、凹凸がある部分にミラーパウダーをこすりつけにくいところです。
ミラーパウダーはこすり付けて輝きを出していくので、チップの細い部分を使って丁寧にこすりつけていきましょう。また、初心者の方は凹凸の段差を少なくすることで細かい部分のこすりつけが不要になるので、立体感をあまり出さないようにすると失敗も少なくなります。
しっかり全体にミラーパウダーをこすりつけたらトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルをとって完成です。
他の指はべっ甲ネイルで仕上げました。「べっ甲ネイル」の記事もありますので、そちらを参考にこういったデザインネイルを組み合わせて作ってみましょう。
立体感を出すなみなみミラーネイルは、少し難易度が高そうですがとても簡単です。利き手側にもできるデザインでもありますよね。
初心者の方でもコツを掴めばセルフネイルでチャレンジできるので、立体感を楽しむミラーネイルにもトライしてみましょう。
ピンク系ミラーネイル
ピンク系のミラーネイルは、シルバーのミラーネイルよりも柔らかく優しい印象を与えるデザインネイルになります。
少しポップなデザインやグラデーションにしてもかわいいピンクのミラーネイルは派手すぎないのが特徴です。普段使いにもピッタリな優しい色合いを見せてくれるピンクのミラーネイルをここでは紹介しましょう。
今回使用したパウダーは100円ショップ「キャンドゥ」の「エアリーダストパウダー」のオーロラアクアです。オーロラピンクもあったのですが、ピンクの発色が強いので、ベースカラーを引き立てるようなミラーネイルを作るために、ブルー系のパウダーを選んでみました。ピンクの発色が強い方が良い方にはオーロラピンクがおすすめです。
まずベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ります。
ベースカラーにはベビーピンクのカラーを使いました。カラーは基本2度塗りしましょう。カラーを重ねる度に硬化をするようにします。
また、パウダーを付けるときには硬化したときの未硬化ジェルは拭き取らないようにしましょう。
未硬化ジェルが付いている状態でミラーパウダーをこすりつけるように塗っていきます。このとき、未硬化ジェルがパウダーと混じってだまになることがありますが、取り除いてパウダーを上掛けするようにすると表面に凹凸が出なくなります。
カラージェルがしっかり硬化されていない場合、表面がフラットにならないことがあるので、ミラーネイルをするときは硬化の時間をたっぷり取るようにしましょう。
また、パウダーをのせる前に全体的にしっかり硬化しているか爪楊枝などで削って色落ちしないかを確認してもいいでしょう。
全体的にパウダーを擦りつけて、ミラーネイルが完成したらトップコートジェルを塗って硬化します。未硬化ジェルを拭き取って完成です。
アクセントになる指にはクリアにハートのホログラムを敷き詰めたデザインをしています。
順番はベースコートジェルを塗って、クリアジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取らずにホログラムを並べ上からクリアジェルを重ねるように塗って硬化します。
ローズピンクのスワロフスキーをポイントに置いてトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。
ピンク系のミラーパウダーを使っても綺麗ですが、逆の色になるオーロラアクアなどもピンクとの相性バツグンです。
また、ミラーネイルだけではなく、デザインの中にポップなデザインを置くのか、ラインストーンのようにエレガンスなデザインを置くのかによってもピンクのミラーネイルは表情を変えてくれます。
ピンクと聞くと派手になってしまうのでは?と思うかもしれませんが、使うパウダーによっても印象は変わります。是非、いろんなミラーパウダーを合わせてみてくださいね。
ミラーネイル×フレンチ
ミラーネイルとマット仕上げのカラーを合わせたフレンチネイルを紹介します。メリハリのあるデザインネイルですので、爪先を引き立たせたいときなどにもおすすめのミラーネイルです。
ゴールドを使っていますが、他のカラーでも印象が変わって楽しめるのもフレンチだからこそです。ここでは簡単なミラーネイル×フレンチネイルの作り方も一緒に紹介します。
今回使用するのは、100円ショップ「キャンドゥ」の「フェアリーダストパウダーメタリックゴールド」です。お手軽な100円ショップのパウダーですが、綺麗なミラーネイルになると評判も高い商品です。
ベースコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってカラーを2度塗りします。未硬化ジェルはクリーナーで拭き取らず、ワイプのみを使って未硬化ジェルが薄く残るようにします。
今回はマットカラーを使用しましたが、仕上げにミラーネイルの部分だけをマスキングして、マットコートで仕上げる方法もあります。
フレンチにしたい部分にマスキングをします。フレンチラインが綺麗にでるように空気が入らないようにしっかりブロックしておきましょう。
また、フラットになりすぎると不自然と思う方はフレンチラインに沿ってカットしてください。絆創膏の端を使うのもナチュラルなフレンチラインを出すのに向いています。
ゴールドのパウダーをのせていきます。のせすぎるとグリッター感が強くなるので注意しましょう。
しっかりこすりつけるようにします。強くこすりつけるとムラができてしまうので、少量を弱→中くらいの強さで擦りつけていきましょう。
マスキングテープをゆっくりはがします。パウダーが舞って他の部分に付くことがあるので、そのときはジェルクリーナーで拭き取るようにしましょう。
トップコートはミラーネイルの部分だけトップコートジェルを塗り仕上げます。フレンチの部分以外にはマットコートジェルを塗ってメリハリフレンチミラーネイルの完成です。
薬指は全面ゴールドのミラーネイルに仕上げます。要領はミラーネイルのやり方とコツで紹介されているのと同じようにミラーネイルを作っていきます。
ゴールドの方がミラーネイルの粒子が細かいので、全面にしても自然な仕上りになります。
ゴールドのスタッズをポイントアクセサリーとして使用します。ジュエリーよりもデザインが締まるゴールドスタッズはおすすめです。
ブラウンとゴールドの組み合わせは、普段使いからフォーマルな装いまでオールラウンダーなデザインネイルになります。いろんな場面で活躍してくれるミラーネイルのフレンチは年齢層なども関係なくおすすめできます!
ミラーネイルにストーンを乗せる
ミラーネイルにスワロフスキーやスタッズなどのアクセサリーを盛りだくさんに施したデザインネイルです。ミラーネイルの輝きとプラス効果も出てとてもきれいなデザインネイルになります。アクセントカラーのピンクを組み合わせて女子力の高い仕上りにしてみましょう。
まずはミラーネイルの下地のカラーを塗っていきます。使うカラーは「ジェットブラック」ミラーネイルの輝きをより引き出してくれる黒系のカラーを使いましょう。
写真のように、ベースコートジェル、カラージェル2度塗りで硬化します。
ワイプで拭き取る時に、クリーナーは使用せずワイプのみで未硬化ジェルを拭き取るようにします。
ミラーネイルのやり方とコツの要領でミラーネイルを完成させます。
完成したらアクセサリーをネイル全面に盛っていきます。今回はアクセントカラーにピンクを入れたので、スワロフスキーのピンク、黒の輝きが引き立つジェットブラックのスワロフスキーも使用しました。
シルバーのスタッズを使ってメタリックな印象を付けましょう。下から大小を組み合わせながら敷き詰めていきます。
全部敷き詰めて最後にトップコートジェルを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取って完成です。アクセサリーの間に少しすき間を作るのがポイントになります。
今回ミラーネイル以外のピンクのカラーはサーモンピンクを使用、ワンポイントのスワロフスキーは小さめの同系色のピンクを使用しています。
ジュエリー色が強すぎるとキツく見えてしまうネイルでもあります。少し抜け感のあるデザインにするために、あえて単色の明るいカラーを選ぶのもかわいいですね。是非、ストーンを多くのせてみるミラーネイルもセルフで試してみてくださいね。
ミラーネイル×ドット
ミラーネイルも部分的な使い方をすることで、デザインやネイル全体の雰囲気も変わってきます。
ミラーネイルと聞くと少し派手な印象になりますが、ドットのような模様の中にミラーネイルを入れることでまた雰囲気の変わったミラーネイルが楽しめるでしょう。少しコツがいる工程もありますが掴んでしまえば簡単です!
まずはベースコートを塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取ってホワイトのカラージェルを2度塗りします。硬化した後は、未硬化ジェルをクリーナーで拭き取らず、ワイプのみで拭き取るようにします。
マスキングテープやセロテープなどをを使って「円型」にカットします。大きさは好みによって変えてくださいね。
今回はミラーネイルを魅せるように大きめのドットを作っていきます。写真の「円」で直径7㎜程度になります。大きなドット、小さなドットといろんなドットを作ってみるのも楽しいですよ!
マスキングテープで作った型をネイルに貼っていきます。隙間ができないように注意しましょう。また、ランダムに置くのがポイントです。
初心者の方ならドットは大きめの方がおすすめですね。ドットがはみ出るようにするといいですね。むりやりキャンパスに押し込めるようなドットは見た目でも窮屈な感じがします。
ミラーパウダーを擦りつけていきます。擦りつけ方はミラーネイルのやり方とコツと全く同じです。マスキングの部分を気にすることなく普通にミラーネイルを作る感覚でおこなってくださいね。
全体にミラーネイルができたら、マスキングテープを剥がしていきます。このとき注意したいのが、パウダーをしっかり取り除けているかどうかです。パウダーが残っているとせっかくのドット柄も台無しになってしまいます。ピンセットなどを使い慎重に剥がすようにしましょう。
マスキングテープを取った状態です。少しパウダーがかかってしまっても、取ろうとしてドット柄が崩れてしまうことがあるので、少しくらいのパウダー残りは許容範囲内としましょう。ここでトップコートを一度塗って硬化、未硬化ジェルを拭き取っておきます。
白を強調するように、ネイルシールを貼っていきます。
使用したのは、100円ショップ「ダイソー」のネイルシールです。雪の結晶がミラーネイルの質感にマッチするネイルシールです。ネイルシールを貼り終えたらトップコートをもう一度塗って仕上げます。
他の指には逆チークネイルを施しました。「チークネイル」の記事もありますので、そちらを参考に是非、挑戦してみてくださいね。
白ベースのドット柄のミラーネイルは、いろんな季節にぴったりです。カラーの組み合わせもいろいろ楽しめますので、他のカラーでも挑戦してみましょう。
ミラーネイルの注意点
ミラーネイルはメタリックな仕上りになるネイルなので、肌への影響やアレルギーなどを気にする方もいらっしゃるでしょう。ここでは、ミラーネイルをする上で注意したいこと、防止する方法などを紹介していきましょう。
粉を吸い込んでしまわないように
基本、ネイルの施術をするときにはマスクを着用することを勧めています。粉塵などを吸ってしまわないようにですが、ミラーネイルの場合は特に粒子の細かい粉塵が舞い上がる可能性があります。アレルギーがない方でもマスクを付けてセルフネイルをするようにしましょう。
また、粉が散っていろんなところに付着することもあります。ミラーネイルの施術をしている際に、周りに必要最小限のものを用意しておくと、後々に粉を吸ってしまったり、いろんなところに粉が付着してしまうことも防止できます。
金属アレルギーの人は気をつけて
ミラーネイルを作る時に入っている原料の中に、「ミラーパウダー」や「魔鏡粉」というものがあります。
グリッターのみで輝きを出すタイプのミラーパウダーもありますが、本格的なミラーネイルを作るためには金属系の粒子も原料に入っている場合があります。金属アレルギーのある方は、原料の表記をよく読み使用することをおすすめします。
ネイルサロンなどでも、かぶれなどの症状が出る可能性のあるお客様には、ミラーネイルの施術はお断りしています。セルフネイルをする際には、金属アレルギーをお持ちの方は、使用を控えるようにしましょう。
金属アレルギーでもミラーネイルを楽しみたい方には、ネイルチップで作ったものを付けることをおすすめします。トップコートなどでしっかりコーティングしてつけ爪として使用するのであれば、ミラーネイルも楽しめますね。
ミラーネイルの掃除方法って?
ミラーネイルをすると周りに粉が舞い散ってしまいます。掃除機やコロコロなどでも意外と頑固で取れないものです。それを防止するためにも、できるだけ省スペースでミラーネイルをおこなうようにしましょう。
また、掃除が簡単になるように、クッキングペーパーなどを敷き詰めるようにすると掃除が楽になります。
テーブルなどに付いてしまったミラーパウダーは、セロテープなどの粘着力の強いもので取るのがベストです。ペタペタと取るのではなく、擦るようにパウダーを取っていくと綺麗に掃除ができます。
身の回りの筆やマニキュアなどのネイル用品の掃除にも適しています。
肌に付いたミラーパウダーは洗い流すと綺麗に落ちます。肌に付着した際には、早めに洗い流すようにしましょう。
ミラーネイルをマニキュアでやってみる
ミラーネイルはやりやすさでみた場合、ジェルネイルの方がやりやすいデザインネイルですが、マニキュアでも作ることができます。少しコツがありますので、一緒に紹介していきましょう。
まずはベースコートを塗って好みのカラーを2度塗りします。カラーを完全に乾かしておきましょう。(今回は鏡のように仕上がる黒をベースカラーにしました)
マニキュアでミラーネイルを作る場合、パウダーをのせるタイミングが重要になってきます。パウダーをすぐにのせることが出来るように準備しておきましょう。
ミラーパウダーをのせる時にちょっとしたコツがあります。トップコートを塗ってトップコートが完全に乾ききてしまう直前にチップでパウダーを爪全体に付けていきます。
トップコートの乾き方が甘い場合や塗ってすぐのときに塗ってパウダーを擦りつけてしまうとマニキュアがヨレてしまいます。逆に乾ききってしまっていると、爪全体にパウダーがのりません。ですので、乾ききる直前というのがマニキュアでミラーネイルを作る時のコツですね。
また、トップコートを使わずにカラーが乾ききる前でもOKです。
マニキュアでミラーネイルをした感想としては、厚塗りになるとヨレやすくなってしまうということです。なので、カラーが乾ききる前にミラーパウダーをポンポンと全体に馴染ませる方がヨレ防止には有効かと思います。
パウダーを全体に馴染ませたら、薄く上から擦りつけていきます。多めにパウダーをのせてそれをはらうイメージで軽く擦っていきます。強く擦ってしまうと、カラーがはげてしまったり、ヨレてしまうこともありますので注意しましょう。
上手にマニキュアにパウダーをのせるコツとして、チップの両面を上手に使いましょう。パウダーを表でまずのせます。こすりつけるところまで表の面を使っておこないましょう。
パウダーを払うときには、裏面を使って軽くなでるように余分なパウダーだけを払うと、失敗も少なくミラーネイルを作ることができます。
マニキュアでミラーネイルを作る時は、マニキュアの乾く時とパウダーをのせるタイミングがとても大切です。
部分的なミラーネイルを行なうときにはマスキングテープなどを使うようにするのもいいですね。
ジェルネイルと違うところは、ヨレてしまうことなのでそこだけ注意をすれば難しいことではありませんね。ポイントに気を付けてマニキュアでもミラーネイルを楽しんでみましょう。
ミラーネイル Q&A
大人気!キャンドゥのミラーパウダーの比較
ミラーネイルをセルフで楽しみたい方に、身近なところで購入できるのが100円ショップ「キャンドゥ」の「フェアリーダストパウダー」のシリーズです。
王道のシルバーのミラーネイルやゴールドのミラーネイル、オーロラ系のカラーのバリエーションも豊富で人気の商品となっています。中でも人気のシルバーとゴールドを黒ベースで比較してみました。
シルバーとゴールドの粒子を比較してみまましょう。
少しゴールドよりもシルバーの方が粒子が荒い印象を受けます。他のオーロラ系のパウダーはゴールドと同じくらいの粒子の細かさです。シルバーの方が他のパウダーよりもグリッター感が強いですね。
実際にシルバーのミラーネイルを試してみました。ツルッとしたミラーネイルというよりは、グリッターが薄付きになるような仕上りですね。
何度か擦りつけてミラーパウダーを多めに付けてみましたが、パウダー自体の粒子の粗さがあるので、このくらいの仕上りになります。
本格的なミラーネイルを期待してシルバーを使うと、少しがっかりしてしまうかもしれませんが、存在感としてはミラーネイルと言えるくらいの仕上りにはなりますね。
同じ「キャンドゥ」の「フェアリーダストパウダー」のシルバーとゴールドの比較してみました。
やっぱり少しゴールドの方がメタリックな仕上りになっているのがわかりますね。他のミラーパウダーとも引けを取らないゴールドに比べると、シルバーはムラが出やすかったり、ヨレやすかったりという点があります。
100円ショップのクオリティではとても高い「キャンドゥ」なので、期待しすぎてしまうかもしれませんが、シルバー系のミラーネイルを作りたい場合にはシルバーのパウダーのみを使うよりも、オーロラのグリッターをシルバーのマニキュアやジェルのカラーの上から使う方がミラーネイル感が出ると思います。
また、粗いグリッター感があるミラーネイルがお好みの方にはおすすめのパウダーですね。
シルバー以外のパウダーは粒子が細かく、ミラーネイルにも適しています。ゴールドのミラーネイルを参考にしていただければ分かりやすいですね。
好みや良し悪しはありますが、100円ショップのクオリティとしては高いと思います。初めてのミラーネイルには十分役割を発揮してくれる「キャンドゥ」の「フェアリーダストパウダー」はプロからみても優秀です!ぜひ使ってみてくださいね。
アイシャドウで代用はできる?
目力をアップさせるアイシャドウですが、ゴールド、シルバー、オーロラ系のハイライトで使われるカラーなどは、ミラーネイルを作る時に代用できます。
普通のミラーネイルと同じくらいのグリッターの粒子の細かさもありますし、肌に馴染ませることができるくらいキメが細かいメタリック系のアイシャドウはネイルにも使う価値ありですね。パール系でカラーが入っているアイシャドウもミラーネイルに適しています。
使い方も、ミラーネイルと同じように使用することができます。一つ注意したいのは、マニキュアに使用する際にダマになりやすいということですね。
肌に使うパウダーは特に粒子が細かくなります。それを半乾きの状態でパウダーを馴染ませる方法をとるので、そのタイミングが難しくなります。
乾くタイミングが難しくないジェルネイルで使用することをおすすめします。初心者の方でも簡単に代用しやすいですよ!
ミラーネイルとメタリックネイルの違いは?
ミラーネイルと似ているマニキュアでメタリックな仕上りになるものもありますね。「ミラーネイルとどこがちがうの?」という質問もよくあります。実際のメタリックマニキュアとミラーネイルを比べてその違いを説明していきましょう。
こちらは「CANMAKE」の「ネイルポリッシュ05」です。メタリックな仕上りになるマニキュアですが、同じシルバーでどのくらい違うのかをみていきましょう。
グリッターの粒子はとても細かく、ラメやホログラムが入ったマニキュアよりもかなりキメが細かい仕上りになりそうですね。シルバーなので、ミラーネイルに近い仕上りも期待できそうなマニキュアです。
爪に塗ったときの仕上りです。向かって左は「CANMAKE」の「ネイルポリッシュ05」のメタリックネイル、右が白をベースカラーにしたミラーネイルになります。
並べて撮ると粒子が細かい分メタリックな仕上りになっていますが、少しぼやっとした仕上りになっているのがわかりますね。
ミラーネイルの方がしっかり輝きを持っていて、撮影している様子が写り込んでいるので、「ミラー感」を求めるのであれば、パウダーを使ったものがおすすめですね。
逆にマットコートを使うミラーネイルなどには、メタリックネイルを使うのもあり!だと思います。似ているけど仕上りに少し差のあるメタリックネイルとミラーネイルの比較でした。是非、セルフネイルの参考にしてみてくださいね。
ミラーネイルのパウダーはどこで売ってるの?
ミラーネイルのパウダーは身近なところでは先述で紹介した100円ショップ「キャンドゥ」などでも手に入ります。おすすめはオーロラ系、ゴールドです。人気商品なので、品薄になっていることもありますが、定番商品なので一番身近なところですね。
また、手芸用品店やコスメショップなどでも手に入ります。人気商品なので、ドラッグストアのネイル用品のコーナーでも置いていることもありますし、とても身近でお手頃価格で手に入ります。
もちろん、ネイル用品専門のネットショップなどでも300~2,000円くらいで販売されています。(プロ仕様のメーカーなどは少し価格が上がります)より本格的なミラーネイルを楽しみたいという方には、ネットショップのプロ仕様のミラーネイルがおすすめです。本当の鏡のような輝きが楽しめます。
ミラーネイルの楽しみ方、デザインなどを紹介してきましたがいかがでしたか?
いろんなミラーネイル、カラー別での楽しみ方も伝われば嬉しいです。ガッツリミラーネイルからオフィスや普段使いもできるミラーネイルなど、シーンに合わせて楽しむこともできます。
「難しい」「失敗しやすい」という印象もあるミラーネイルですが、ハードルが下がってセルフネイルでも少し取り入れてかっこいいデザインネイルを作りたいと思っていただければ嬉しいです。
本当は身近なミラーネイル!是非、いろいろと試してみてくださいね。