卵白パック【作り方・やり方】効果を試してみた

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卵白パック【作り方・やり方】効果を試してみた

自宅にある卵で、いつでも簡単に出来る卵白パック。

卵は常備している家庭も多いため、思いついたその日にすぐパックを試すことが出来ますね。
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そのお手軽さとコスパの良さ、さらには効果の高さから、卵白パックはじわじわと人気が広がっているのです。

今回は、そんな卵白パックを実際に試し、パックの「作り方」や「やり方」、使用後の結果などをまとめてみました。


 


もくじ

卵白パックとは

卵白パックとは、卵の白身だけを使って作るパックのことを言います。
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卵は、栄養が豊富な「スーパーフード」として有名ですね。この栄養分を肌から吸収して美しくなろう!と考えたのが、卵白パックの始まりです。

卵には主に、以下のような栄養が含まれています。

・三大栄養素であるタンパク質や脂質
・カルシウム、マグネシウム、亜鉛、セレンなどのミネラル
・ビタミンA・B・D・E・K、葉酸などのビタミン

美容にも健康にも効果的な栄養素がふんだんに含まれているので、毎日食べたい食材のひとつでもあります。

しかし、もちろん食べることで美肌効果を得ることも出来るのですが、キレイにしたい肌に直接塗るという卵白パックは、もっと美肌への近道な気がしますね。

実際の効果はどうなのでしょう?

卵白パックの作り方

卵白の効果を知ったところで、今度は実際にパックを作ってみましょう。

卵白パックの作り方には、いくつか種類があるので、簡単な順にご紹介していきますね。

パックに使用する卵は、メーカーや産地等、特にこだわる必要はありません。どんな卵でも大丈夫です。

しかし、賞味期限が切れたものなど、鮮度が落ちたものだと肌トラブルを引き起こしてしまう危険性もあります。また、卵特有の臭いもきつくなってしまうので、パックに使う場合は、鮮度のいいものを選ぶようにしましょう。

泡立てない卵白パック

<用意するもの>
・卵1個
・卵黄と卵白を入れる容器
泡立てない卵白パック 用意するもの

<作り方>
卵黄と卵白に分けます。
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分けた卵白をそのまま手ですくい、顔に乗せるだけです。
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泡立てる卵白パック

<用意するもの>
・卵1個
・洗顔ネット
・卵黄と卵白を入れる容器
泡立てる卵白パック 用意するもの

<作り方>
卵黄と卵白に分けます。
卵白に洗顔ネットを浸して、泡立てます。
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泡立てたパックを顔に乗せていきます。
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メレンゲでパック

<用意するもの>
・卵1個
・卵黄用の容器
・ボウル
・泡だて器(電動があれば、電動でもOK)
メレンゲパック 用意するもの

<作り方>
卵黄と卵白に分けます。
卵白をボウルに入れて、泡だて器でメレンゲを作っていきます。電動だと楽ちんですね。
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うちには、100円均一で購入した小さな電動タイプの泡立て器があったので使ってみましたが、やはり100均のものは力が弱く、なかなか泡立ちません。
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大きいしっかりとした電動泡立て器があれば、短時間でメレンゲを作ることが出来ると思うのですが、私は、100均のものと手動のものしかなかったため、両方を交互に使いながら、約15分かけてメレンゲを作りました。
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しっかりとツノが立つメレンゲ状態になるまで混ぜたら、顔に乗せていきます。
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今回、私は3種類のパックを作ってみましたが、どれも卵白パックに変わりはありませんので、自分が作りやすいなと思う方法を試してみてくださいね。

この3種類のパックの使用感や効果、感想などもまとめてみたので、参考にしてみてください。


 

卵白パックを試してみた

では、実際に卵白パックを試してみましょう。

今回は作り方を変えることでパック効果に変化があるのかも試してみたかったので、泡立てていないもの、洗濯ネットで泡立てたもの、メレンゲにしたものの3種類のパックをそれぞれ使ってみました。

卵白パックのやり方

①洗顔
メイクをしている場合は、クレンジングでしっかりとメイクを落とします。メイクをしていない場合も、皮脂や汚れを落とすために、まず洗顔しておきましょう。

②卵白準備
卵を取り出し、卵黄と卵白に分けます。

③パック準備
先ほどの作り方を参考に好きなパックを作ってみましょう。

今回、私は、3種類のパックを全て準備してみました。

左から、泡立てていないもの、洗顔ネットで泡立てたもの、メレンゲにしたものです。
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④顔に乗せる
でき上ったパックを顔に乗せていきます。

まずは、泡立てていないパックの写真です。卵白が透明なので、写真ではわかりにくいかもしれませんが、しっかりと卵白を塗っています。
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次が、洗顔ネットで泡立てたパックの写真です。
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そして、最後が、メレンゲ状にしたパックです。
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⑤2~10分放置
顔に乗せてから5~10分ほどそのまま放置と言われていますが、泡立てていないパックは2~3分でカピカピになってきたので、早めに洗い流しました。
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他の2つのパックは5分を過ぎると、部分的に突っ張ってきました。しっかり泡を乗せたところは5分以上経過しても大丈夫なのですが、薄く付けた部分は早い段階で乾いてツッパリ感が出てきてしまいます。

パックのつけ方によって、流すタイミングも変わってくる様です。
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上が、洗顔ネットで泡立てたもので、下がメレンゲのパックです。

時間を見て「10分経ったから流す」というのではなく、少しでも乾いた感覚やツッパリ感が出て来たら、5分経っていなくてもすぐに流すようにした方がいいと思います。

完全に乾いてしまうと、肌の乾燥やシワの原因となってしまいます。

⑥洗い流す
パックが乾いて来たら、水かぬるま湯でキレイに洗い流し、化粧水でお肌を整えましょう。


 

3種類でおすすめしたい卵白パックは?

3種類のパックをそれぞれ試してみた結果、どのパックも、使用後の効果に違いを見つけることが出来ませんでした。

もちろん、パックはまだ数回しか行っていないので、パック本来の効果がわからないのも当たり前ですし、肌にどの様に作用しているかは目で確認することが出来ないので、3種類それぞれ同じ効果かどうかはわからないのですが、今の段階では、どれも同じように感じてしまうのです。

しかし、使い勝手や、パックを作る際にかかる時間や手間などは全く違いました。

泡立ていないパックは簡単に準備することが出来ますが、塗りづらさを感じます。メレンゲは塗り易いのですが、作る手間と時間がかかってしまいます。

その結果、現段階で私が一番お勧めしたいと思ったのは、洗顔ネットを使用したパックです。

一番パックしやすく、それ程手間もかからなかったので、これから卵白パックをしようと思っているのであれば、洗顔ネットでぜひ試して欲しいなと思います。

しかし、他の2種類のパックにも良い点もあったので、それぞれの感想もまとめてみます。気になる方は日によって使い分けてみても楽しいかもしれませんね。

①泡立てていない卵白パックの感想

卵白を泡立てないまま使うので、パックの準備に時間がかからないところがいいですね。卵を割って、卵黄と卵白に分けたらすぐにパックに移ることが出来るので、お手軽です。

しかし、いざ顔に乗せようとすると、ドロンとした塊が指の間から零れ落ちてしまうので、ただの液体を顔に塗る事しかできません。

トロミのある部分を顔に乗せようとすると垂れてきて大変なことになるので、服を着た状態では、白身をたっぷりパックとして使うのは難しいと感じました。

サラサラした液体を顔に塗っただけだとパックしている感があまりなく、すぐに乾いてしまうので、少し物足りなさを感じてしまいます。

白身もたっぷり余ってしまいました。

入浴中など、身体に卵白が流れ落ちても大丈夫な状態にしてパックをするといいかもしれませんね。顔に塗るだけでは白身も余ってしまうので、入浴中であれば、首や手、足などにも使ってみてもいいでしょう。

では、実際に、パックをする前の写真と、パック後の写真も載せておきます。

まずは、パック前の写真です。
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そして、これが、泡立てていないパック後の写真です。
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見た目にはほとんど変化はありませんが、パック後のスッキリ感はあります。

泡たてないパックが上手く顔に乗らないという場合は、ティッシュやコットンなどに浸して、浸したものを顔に乗せてパックするといいかもしれませんね。

私も、手ですくってパックした後、コットンを使ったパックも試してみました。

すると、手で卵白をそのまま顔に塗るよりずっと楽ちんでした。コットンから卵白がポタポタ落ちてくるので、洗面所を離れることはできませんが、しっかりと肌に卵白が密着した状態を維持できるので、パックしている感が強いです。
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自分が行いやすいと感じる方法を試してみてくださいね。

②洗顔ネットで泡立てた卵白パックの感想

石鹸じゃないのに、洗顔ネットで泡立つの?と思ったのですが、ネットに白身を乗せてこすりあわせると、数秒で泡立ってきました。

案外簡単に泡立つのでびっくりです。

とてもきめ細かい泡なので、顔にも乗せやすいですし、泡立てないパックよりもずっとパックしている感が得られました。服を着た状態でパックをしても流れ落ちることもなかったので、いつでも行うことが出来て便利です。

こちらも、パック前の写真から見てみましょう。
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そして、これが、パック後の写真です。
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光の加減もあるのですが、若干くすみが取り除かれたような気もします。しっかりとパックをした感覚があり、泡立てていないものよりもスッキリ感も得られました。

③メレンゲパックの感想

メレンゲにするまでがとても面倒と感じてしまいました。電動の泡だて器があると便利なのですが、うちには100均の小さなタイプしかなかったので、なかなか泡立たず、腕が疲れてしまいました。

パックの為、と思えば頑張れるかもしれませんが、毎日この作業を繰り返すと考えると、面倒でやらなくなるかなと思ってしまいます。

さらに、実際に顔に乗せてみると、洗顔ネットで泡立てたものと変わりなく感じられたのです。

苦労したのに、洗顔ネットで数秒で泡立てたものと変わらないなら、メレンゲ状にする意味はないのでは?と思ってしまいました。

実際に皮膚表面では何が起こっているかは見えないので、もしかするとメレンゲ状にしたものの方が汚れをシッカリ吸着し、パックの効果が高まっているのかもしれませんが、美肌ケアは続けることが大切なので、泡立てるのが面倒で途中でやめてしまうくらいなら、効果が例え低かったとしても、手軽に泡立てられる洗顔ネット使用のパックを毎日行った方がいいのでは?と思ってしまいました。

ではパック前の写真から見てみましょう。
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次はパック後の写真です。
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やはりこちらも、他の2種類のパック同様、特に大きな変化はありませんでした。若干の透明感は得られたかな?という程度です。

こんなに苦労してパックを作ったのだから、効果が高いと嬉しいのですが、あまり変わらないのであれば、また作りたいなとは思えないような気がしてしまいます。

卵白パックをアレンジしてみた

卵白パックは、卵白のみで作ってもいいのですが、他の美肌作用のあるものを混ぜる事で、より効果の高いパックにすることも出来ます。

そこで、私もいくつか試してみました。

お好みの方法で試してみてくださいね。

また、私が試した方法以外にも、様々な食品を混ぜた卵白アレンジパックが存在している様です。ネット上でもたくさんアレンジ方法が紹介されていますし、自分なりに美肌効果がありそうな食品を混ぜ、アレンジしてみても楽しいでしょう。

 

A.卵白+はちみつ

乾燥が気になる時は、保湿効果の高いはちみつをプラスすると効果的です。ハチミツには老化の原因となる活性酸素を除去する働きもあります。

<用意するもの>
・卵
・ハチミツ(卵1個分の卵白に対し、ハチミツ大さじ1)
・卵黄と卵白を入れる容器
・洗顔ネット
・計量スプーン
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ハチミツを加えることで量も増えてしまうので、あらかじめ卵白を2分の1の量にしておいて、はちみつを小さじ1強程度に減らして作ってもいいでしょう。

慣れてきたら、自分にとっての適量がわかってくると思うので、調整してくださいね。

<作り方>
卵白を洗顔ネットでしっかりと泡立てます。
※洗顔ネットで作った卵白パックが一番使いやすかったので、ここでのアレンジも、私は洗顔ネットで泡立てて作りました。洗顔ネットが無い方は、もちろん液体のままでもいいですし、泡だて器でしっかりとメレンゲ状にして作っても構いません。
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泡立った卵白パックに、はちみつを混ぜ、さらに洗顔ネットでもみながら泡立てます。
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顔に乗せて、5分~10分程度放置し、ぬるま湯で洗い流します。
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簡単ですね。

ハチミツを混ぜることで、泡がしっとりします。泡立ちにくくなるかと思ったのですが、卵白だけで泡立てる時とそれほど泡の立ち方に変わりはありませんでした。

顔につける時は、しっとり感が増すので塗り易いのですが、その後、泡がしぼんでくると、成分が分離してしまったのか、あごからなぜかしずくがぽたぽたと零れ落ちてきました。

入浴中のパックであればいいのですが、服を着たままの場合は、洗面所等、こぼれおちても大丈夫な場所で行った方がいいかもしれません。

私は、泡のしっとり感に安心して、リビングでのんびり過ごしてしまったのですが、途中からぽたぽたとしずくが落ちてきたので、慌てて洗面所へ走りました。

落ちてきたしずくは少しペタペタしていたので、はちみつの成分かもしれませんね。

パックは、塗ったまま10分経過しても、はちみつのしっとり感が持続するので、乾燥して突っ張るような感覚はありませんでした。

これが、10分経過後の写真です。
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乾いてはいなくても、あまり時間を置きすぎると肌に刺激があってはいけないので、10分以内に洗い流すようにしましょう。

ハチミツの香りがリラックス効果にもつながるようですが、私としては、卵とはちみつのミックスした香りはちょっと甘すぎるかな?と感じました。

パックをしていると言うより、甘いパンケーキを顔の上で焼いているような気分です。

洗い上がりは、さっぱりではなく、しっとりした仕上がりでした。卵白だけのパックよりも保湿効果が得られるので、乾燥肌の方にお勧めです。

はちみつも卵白も、顔だけではなく髪にも効果的なので、髪のトリートメントとして使用してもいいでしょう。


 

B.卵白+オリーブオイル

オリーブオイルには、皮脂の成分と近いオレイン酸が含まれている為、お肌に使うことで保湿効果が高まります。また、角栓除去作用もあるため、黒ずみやくすみ対策にも効果的です。

<用意するもの>
・卵
・オリーブオイル(卵1個分の卵白に対し、オリーブオイル大さじ1)
・卵黄と卵白を入れる容器
・洗顔ネット
・計量スプーン
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<作り方>
卵白を洗顔ネットで泡立てます。
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泡立った卵白パックにオリーブオイルを加え、さらに泡立てます。
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顔に乗せ、5~10分程度放置し、ぬるま湯ですすぎます。
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当然のことながら、オリーブオイルは油なので、泡立った卵白の上にオリーブオイルを混ぜると、泡はどんどんしぼんでいってしまいました。

出来上がったパックとして写真を載せましたが、ほとんど泡はない状態ですね。その為、顔につける時は、ネットをそのまま顔にペタペタとつけるようにしました。

オリーブオイルを混ぜる時は、卵白にそのまま混ぜ、液状のパックとして使用した方が使いやすいかもしれません。

オイルが混ざっているので、乾きにくいかと思ったのですが、顔に薄く伸ばしたせいか、数分で顔がカピカピしてきました。

混ぜるオイルの量や顔に乗せるパックの量を見ながら、放置時間を調整してくださいね。

保湿効果を高めたい時は、パックの上から、蒸しタオルを当て2~3分置くと、毛穴が開きパック成分が肌に浸透し、潤い効果も高まるようです。

その後、優しくふき取るか、もしくはぬるま湯で洗い流すといいそうなのですが、オリーブの独特な香りが残りますし、油なので、外出する前ではなく、寝る前に行った方がいいかもしれませんね。

しかし、洗い上がりはしっとりなのですが、私はオイルの成分がいつまでも肌に残っている感じが気になってしまいました。

そのため、せっかくのオリーブオイルの保湿成分も流してしまうことになるのかもしれませんが、石鹸でさらに洗い流してしまいました。

石鹸で流しても、それほど突っ張る感じはなかったので、気になるようであればパック後しっかり洗っても大丈夫だと思います。

C.卵白+小麦粉

小麦粉には、美白作用や保湿効果があると言われています。また、ヨーグルトパックや緑茶パック等のつなぎにも使われることがありますね。

卵白パックも、小麦粉を使用することで、パックとしても使いやすくなるためお勧めです。

<用意するもの>
・卵
・小麦粉(卵1個分の卵白に対し、小麦粉大さじ1~大さじ2)
・卵黄と卵白を入れる容器
・計量スプーン
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<作り方>
卵白と小麦粉を混ぜ合わせます。
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ペースト状になってきたら、顔に塗ります。
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5分~10分程度放置し、ぬるま湯で洗い流します。
小麦粉と混ぜることで、塗り易いペースト状になると思ったのですが、大さじ1程度では液状に近い仕上がりでした。

もう少し塗り易くしたい時は、小麦粉を多めに混ぜるといいでしょう。

また、卵白に小麦粉を混ぜる時、ダマになってしまい、ウマく混ざり合わないので苦労してしまいました。少し大きめの容器に卵白を入れ、泡立て器でしっかり混ぜるようにしたほうがいいかもしれませんね。

パックを薄く塗った場合は乾くのが早いかもしれません。私も、3分程度でツッパリ感があったので洗い流してしまいました。5分経過していなくても、乾燥してきたと感じたら洗い流すようにしましょう。

このパックは気になるようなニオイもありませんし、すすいだ後、パックの成分が残っているような感覚もなかったので、その後石鹸で洗わなくても大丈夫です。

D.卵白洗顔

卵白は、パックとして使用してもいいのですが、洗顔として使うのも効果的です。特に最近は美容研究家である白河三來さんがブログで紹介しているため、卵白洗顔も人気が高まっていますね。

方法は簡単です。

卵白をタッパーなどの容器に入れ、そこから卵白を手ですくいあげて顔に塗っていくのです。卵白がこぼれ落ちそうになってしまうので、卵白を入れている容器を顔の下で構えておくと便利ですね。

そのまま卵白でマッサージしていきます。マッサージして手触りが軽くなった時が流すタイミングです。後はぬるま湯ですすぐだけです。

パックほど手間や時間がかからないので、お手軽ですね。

皮脂や汚れなどは落してくれるのに、保湿成分は残してくれるので、洗顔後も肌が突っ張りません。

卵白パックの注意点

卵白パックを行う上での注意点をいくつか挙げておきますね。

①放置しすぎない
放置しすぎると卵白が乾きすぎてしまい、ひび割れしてしまいます。すると、そこから小じわを発生させる危険性もあるので、完全に乾く前にすすぐようにしましょう。

時間は5分~10分程度と言われていますが、5分より短くても、乾いて来たと感じたらすぐに流すようにしましょう。

②排水溝が詰まらないように
卵白は、60℃以上の熱を加えると変性し白く固まってしまいます。

お湯ですすぐとき、60℃以上になることはないと思うのですが、パックを洗い流した後に熱いお湯を流してしまうと卵白が固まってしまうこともあります。

固まってしまうと、排水溝を詰まらせてしまう危険性もあるので、注意しましょう。

③パッチテストをすること
卵アレルギーがある方でも、卵白パックは問題ない方もいますし、卵アレルギーは無いのに、卵白パックだと肌が赤くなったり痒みが生じる、という方もいます。

パックをして肌荒れが起こってから、「卵白パックは合わない」と気づいても遅いので、アレルギーの有無にかかわらず、パック前にパッチテストを行うようにしましょう。

卵白を二の腕に塗って、自然乾燥させるだけです。まずは、そのまま30分待ち、30分後の肌状態を確認してみましょう。問題が無ければ1日~2日、出来れば入浴せずその後の肌状態を観察してみてください。

赤み・痒み・腫れ等が起こったらすぐに洗い流してくださいね。異常が起こらなければ、パックをしても大丈夫です。

④長期保存はしない
卵は痛みやすい食品なので、割ったらその日のうちに使い切る必要があります。卵白パックは食べるわけじゃないから大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、痛んでしまった卵を顔に塗ると肌トラブルを引き起こしてしまう危険性もあります。

パックを作り置きしたり、余った卵白パックをそのまま長期的に保存することはやめましょう。

その日作ったパックはその日のうちに使い切ってくださいね。

卵1個分の卵白をパックとして1度に使い切るのが難しいという場合は、卵料理をする際に、1回のパックに必要な量だけもらうようにするといいかもしれませんね。

⑤鮮度のいいものを選ぶこと
賞味期限が切れてしまい、料理に使えないからパックにするという事もお勧めしません。
食べられない卵ということは、顔に塗ってもトラブルを起こす危険性があるという事になります。パックをする時は、なるべく鮮度のいいものを使うようにしましょう。

卵黄と卵白を上手に分ける方法

卵黄と卵白を分ける際、どうしても失敗してしまうという方も多いのではないでしょうか。そこで、失敗しにくい方法が無いかと調べてみました。

いくつかご紹介するので、この中から、1番やりやすいと思う方法を試してみてくださいね。

①スタンダードな方法
殻を割って、片側の殻に卵黄を残し、卵白を用意していた容器に流すという方法です。たいていはこの方法をとると思うのですが、まれに黄身が割れてしまったり、殻が入ってしまうなど、失敗してしまうこともありますね。
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ただ、卵の他に道具を必要としないので、一番手軽な方法かもしれません。

②殻に穴を開ける方法
インターネットで調べていると、殻に2mm程度の穴を開けて、卵白を取り出す方法が紹介されていました。これだと失敗が無く、簡単で、卵の中に卵黄だけを残すことが出来るそうなので、試してみました。

しかし、穴を開けるというのも案外難しいものです。何で穴を開けようかと悩んだ結果、缶切りの先で開けてみることにしました。
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無事、穴は開きましたが、殻が粉状になって、卵の中に入ってしまったようです。
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でも、こんな小さな穴では、卵白は全然出てきません。
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さらに穴を広げてみました。
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でも、まだまだ出てきません。
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さらに、これくらい大きな穴を開けてみました。
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これだと、白身が出てきますが、同時に黄身も出てきそうでドキドキです。
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このようにして、無事、卵黄と卵白に分けることはできましたが、穴を開けるのに手こずってしまったので、割ってしまった方が簡単だったかも?と思いました。

この方法をもっと簡単に行うことが出来れば、卵黄用の容器を用意しなくてもいいので便利ですね。

少しヒビを入れて、そこから一部分だけの殻を剥がすようにして穴を開けた方がいいのかもしれません。但し、穴を広げ過ぎると、白身だけではなく黄身も殻から出てしまうので注意しましょう。

③ペットボトルを使った方法
これは、ゲーム感覚でとても楽しい方法になります。

一度、普通に卵を割ってお皿に中身を全て出してしまってから、黄身だけをペットボトルの入り口で吸い取って移すという方法です。
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ペットボトルは大きくても小さくてもいいのですが、柔らかくてへこませやすいものだと使いやすいです。

ペットボトルの真ん中をキュッと押しながら、入り口を黄身にくっつけます。優しく少しずつペットボトルを押していた力を緩めると、黄身だけが吸い込まれていきます。
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無事吸い込むことが出来ました。

今度は、この黄身を別の容器に押し出します。
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これで、キレイに黄身と白身を分けることが出来ました。

これなら簡単ですし、手も汚さず、楽しく分けることが出来ますね。

ただ、吸い込む力加減が上手くいかないと、このように黄身が割れてしまいます。
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失敗しないためには、優しくゆっくり吸い込むことが大切です。

この他にも、普通に割って中身を出した状態から、黄身だけをスプーンですくいあげる方法や、黄身と白身を分けるために作られた便利グッズなどを使った分け方等色々ありますが、どれも「絶対に失敗しない」とは言えないかもしれませんね。

失敗したら卵料理に使うつもりで、楽しみながら、色々試してみましょう。

卵白パックのQ&A

卵白パックに関する疑問をいくつかここで解消していきたいと思います。

卵白パックは効果があるの?

実際、パックをしてみた結果、それ程大きな効果や変化を感じられなかったというのが正直な感想です。

確かに、パックをしないよりは、した方が汚れも落ちてスッキリしているような感じはありますし、若干のくすみは改善されたようにも感じられます。

しかし、自然の食品によるパックになるので、数回の使用で劇的な効果が表れるという事も考えにくいですね。

もし刺激がある、肌トラブルが発生してしまう、などと言うことが無ければ、長期的に使い続けてみると、徐々に肌の変化に気づくことが出来るかもしれませんね。

卵白パックは臭い?

卵白パックは臭いという方が多い様なので、どうなのかな?と思ったのですが、私は、特別気になるような臭いは感じませんでした。

泡立てないパックは特にニオイそのものがほとんどありません。臭くて辛いと聞いていたので、全く匂いが無い事に驚き、娘にも確認してもらいましたが、やはり同じように「全然ニオイがない」と言っていました。

泡立てたタイプもほとんどニオイはないのですが、よくよく嗅ぐと、泡立てないものよりはほんのり甘い香りがしました。

しかし、パンケーキを思わせるような、美味しそうな香りなので、嫌だなと感じる方がいるのかな?と思う位です。

実際にパックしている間も臭いはほとんど感じなかったので、臭そうだからと避ける必要は全くないと思います。

卵白パックの頻度は?

通常、パックは肌への負担も考え、週に1回程度にした方がいいと言われていますが、このパックは肌負担が少ないので、毎日しても大丈夫と言われています。

1日に何回もする必要はありませんが、肌に問題がなければ1日1回程度であれば、毎日使っても大丈夫でしょう。

卵白パックは石鹸で洗わなくても大丈夫?

卵白パックは、ぬるま湯ですすぐだけで大丈夫と言われていますが、私は石鹸で洗った方がいいのでは?と思ってしまいました。

というのも、お湯でしっかりすすいだつもりだったのに、若干卵の成分が手に残っていたのか、数時間してから、手から少し傷んだ卵のような臭いがしてきたのです。

それ程刺激のあるニオイではありませんでしたが、「なんとなく卵臭い・・・」という感じでした。

顔は自分では嗅げないので分からなかったのですが、お湯ですすぐだけでは、ぬるぬるした卵の成分をキレイに落とすことはできないのでは?と思ってしまいます。

残った成分によって肌トラブルにつながるような気もしてしまいます。

実際に、卵パックで肌トラブルが起こることはなかったのですが、私は、しっかり洗い流したいな、と感じてしまいました。

ただ、石鹸で洗い流してしまうと、せっかくの保湿成分も流れてしまい、結局乾燥が進行してしまうのかもしれません。

・臭いが気になる
・時間がたってから肌に刺激を感じた

などと言う場合は、石鹸で洗い流した方がいいと思うのですが、

・肌トラブルが起こらない
・洗顔後の臭いも気にならない
・保湿効果を高めたい

という場合は、石鹸で流さなくても大丈夫かもしれませんね。肌状態を確認しながら、色々試してみてください。

卵白パックを試してみた結果、この方法は劇的な変化や美肌効果をもたらすパックとは言いにくいなと感じました。

但し、汚れを落としたりくすみを改善させたり、肌に潤いを残す作用はあるので、パックをしたいけれど買い置きのパックが無くなってしまった、買いに行くのも面倒、などと言う場合の為の、簡単なケア方法と考えるといいかもしれませんね。

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