手作りはちみつパックを体験!お肌への効果は?作り方も解説
スキンケアやヘアパックによく入っている「はちみつ」ですが、単独でもケアに使えます。お肌に良い成分がたくさん入っていて、美人を作る優秀ケアアイテムです。
高品質なはちみつを食べると内側からきれいになる効果も期待され、肌表面と身体内部の両面からアプローチできる便利な食材と言えるでしょう。
はちみつが何となく肌にいいことは理解していてもどうやって活用したらいいのか分からない方のために、手作りはちみつパックの作り方や活用方法を紹介します。
お悩みにあわせたはちみつパックのアレンジした作り方、実際にはちみつパックを顔はもちろん、唇や髪の毛に試したときの効果や感想を交えつつ紹介していくので、是非参考にしてください。
はちみつパックの作り方【顔用】
テレビで紹介されて話題になったお顔用はちみつパックを作ってみましょう。作り方と言っても難しいことはなく、特別な材料もいりません。
用意するもの
いろいろなアレンジがありますが、マストで用意してほしいのは、はちみつ・サランラップ・清潔なタオルだけです。
1回に使用するはちみつの量は、大さじ1杯程度で十分です。はちみつにもいろいろな種類がありますが、のびがいいアカシアはちみつをチョイスしました。アカシアハチミツは果糖が多く、固まりにくい性質があります。はちみつ独特の癖がないので味が苦手な方でも、パックケアにチャレンジできます。
顔用はちみつパックを作る手順
顔用のはちみつパックの作り方、注意してほしいポイントを、順を追いながら見ていきます。ケアをはじめる前に一通りの手順を押さえて、確かな効果を実感しましょう。
1. 顔を包めるくらいの大きさで、三角形のラップを作ります。
お顔の側面の両側に使うので、同じ大きさの三角形を2セット作ります。やや大きめのラップを使ったほうがきれいな三角形が出来るはずです。三角形の底辺の長さがあごから頭の上くらいになるように調整し、すぐに使えるように準備しましょう。
2. 大さじ1杯くらいのはちみつを手に出します。
このくらいの量を使います。文章で読んだだけだと「足りないのでは」と感じましたが、実際に手にとってみるとかなり量があります。粘度が強いはちみつだとベタつきを感じることもあるはずなので、お好みの量で調整しましょう。
3. あごからこめかみ方向に向かって、上から下になじませていきます。
エステのリフトアップケアのイメージで、ほうれい線を持ち上げます。はちみつがついていると形状記憶されるような感覚が心地良く、ほほがすっと持ち上がります。強くこすると刺激になってしまうので、指の腹を使いつつ、優しく伸ばしていきましょう。
4. 両手でほほを持ち上げて、5分間キープします。
ただ待つだけだとほほが垂れ下がってしまうので、両手で持ち上げた状態でしばらく置きます。時間がたつごとにはちみつが肌に浸透していく感じが心地良く、すぐに5分たちました。大さじ1杯程度の量ならはちみつがたれてしまうことはないので、テレビを見ながらでも実践できます。
5. 1で作ったラップを取り出し、顔の両側をカバーします。
鼻と口をふさぐと危ないので、他の部分をつつんでいきます。画像では片側だけですが、同じ要領で両側をカバーしてください。手を置いただけより浸透力があがって、はちみつパックの効果が高まります。ラップの上からさらに両手を置いて、2〜3分放置してください。
6. ぬるま湯で洗い流して、清潔なタオルで拭きます。
タオルが汚れているとお顔に雑菌がついてしまうので、洗い立てのタオルを使いましょう。吸水性が優れたリネンタオルや肌に優しいワッフルタオルがおすすめです。
はちみつパックをした後に洗顔フォームで洗う必用はなく、ぬるま湯で流すだけで大丈夫です。もしくはお湯で濡らしたタオルでつつみこむようにはちみつをとり、保湿ケアをして仕上げます。
はちみつパックの作り方【唇用】
はちみつとワセリンを使ったリップパックの作り方、ケア方法の紹介です。乾燥によるひび割れ・縦じわ対策にも活用できるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
用意するもの
はちみつとワセリンを1:1で用意します。唇をカバーできれば大丈夫なので、それぞれごく少量でまかなえます。
イメージとしては、はちみつで唇を保湿した後にワセリンでふたをするスタイルです。乾燥対策にワセリンというイメージがありますが、そのものには保湿効果はありません。
水分が外に逃げないようにカバーする働きをするものなので、ケア効果が高いはちみつとの組み合わせでパックします。
唇用はちみつパックを作る手順
作り方は簡単で、2つの材料を混ぜるだけです。ワセリンがかたまっていると混ぜにくいので、ムラなく仕上がるようによくこねます。
画像ではスプーンで作っていますが、指で混ぜたほうが簡単です。パック用のペーストができたら、指ですくって唇にぬります。
その上からラップでカバーして、5〜10分くらい放置します。放置時間がすぎたところでラップを外し、ぬるま湯で軽く流します。最後にもう一度ワセリンでふたをしてケア完了です。
なお、唇はデリケートな部分です。長時間放置すると、唇が荒れてしまう方もいます。途中で違和感があったら、無理せず中断して様子を見ましょう。使用頻度は週に数回が目安なので、週末や早く帰った日のスペシャルケアとして取り入れます。
はちみつヘアパックの作り方
はちみつヘアパックにはいくつかやり方がありますが、ベースのパック方法と手順を見ていきます。使用するはちみつの量はカップ2分の1くらいとやや多めです。髪のダメージがとくに気になるときなら、アボカドペーストもしくは卵黄を足してください。
用意した材料を全て混ぜて、ヘアパックペーストを作ります。はちみつだけの場合も卵黄などを足す場合もややゆるめのテクスチャになるので、バスルームでケアすると安心です。
2. はちみつがついた状態のまま、10〜20分置きましょう。
3. 通常通りシャンプー、トリートメントをして仕上げます。
この作り方でべたつきが気になる場合は、オリーブオイルやアボカドオイルを足しましょう。いろいろとプラスする材料の候補が出てきたので、それぞれの働きと目的を今一度まとめておきます。
アボカド:ビタミンEやオレイン酸豊富な食材で、傷んだ髪に十分な栄養を補充します。枝毛が気になるとき、パサつきがひどいときなどにプラスすることで、広がりをおさえてしっとりまとまる髪にします。
卵黄:髪の毛の材料になるタンパク質を補充して、ダメージ補修を促進する効果が期待されます。白身の部分は脂質を取り除く働きをするため、卵黄だけを使いましょう。オイリーヘアの方だとベタつきが悪化するリスクがあるので、全卵もしくは白身の部分を使います。
オリーブオイル:しっとりサラサラの手触りに仕上げる効果が期待されます。血行促進効果もある天然オイルなので頭皮の負担になりにくく、皮脂汚れが気になる方にもおすすめできます。
手作りはちみつパックを実際に体験してみた。効果は?
さて、ここからは実際に使ってみた感想と効果について紹介します。ネットで話題になったはちみつパックですが、期待通りの効果は得られるのでしょうか。ワクワクしながら検証した結果と気付いたポイントをまとめていきます。
顔にパックする
始める前はベタつきが不安でしたが、思ったほどひどい不快感はなく安心しました、はちみつをぬった瞬間には甘い香りがかなりしますが、少したつと落ち着きます。両手で5分押さえている間にだんだん質感が変わってきて、お肌が持ち上げられている感じを強く感じます。
肌にフィットしたうえでのリフトアップ感が心地良く、ハリ対策効果を強く感じました。ホットタオルではちみつを拭き取ると、肌がピンと張って元気になった気がします。年齢はだ美容液などでも、ここまで変化を感じたケアは少なく、はちみつパックの優秀さが分かります。
通常時の個人的な肌質としては、洗顔後すぐ化粧水をつけないとかなりストレスを感じるレベルです。はちみつパックをした後はしっとり潤った感じがして「今すぐ保湿したい」という感じはありません。
数時間たった後もしっとりした感じが残っていて、お肌がモチモチしています。市販のパックよりずっと手軽な材料でできるうえに、十分な効果を感じて満足です。
洗顔料にはちみつを混ぜる
顔へのパックに確かな効果を感じたわけですが、そもそも私はマメなタイプではありません。疲れて帰ってきた後にパックケアすることを、面倒に感じる日もあるはずです。
もっと手軽にケアする方法を探したところ、はちみつ洗顔を見つけました。市販の洗顔料をよく泡立てたうえでスプーン1杯のはちみつを混ぜるだけなので、何の負担もなく継続できます。
この方法でもはちみつのエモリエント作用を十分に感じることができ、お肌がしっとり潤います。普通に泡立てただけの洗顔料より優しい使い心地になって、肌への負担が減りました。
ちなみに、検証用に使った洗顔料は、ダヴ・クリアリニュー洗顔料です。角質ケアをうたった商品で小さなスクラブ粒子が入っているのですが、私にはやや刺激が強く数回使ったきりになっていたものです。
はちみつを混ぜることで優しい使い心地になって、毛穴ケア+保湿ができる理想の洗顔料になりました。どんな洗顔料と組み合わせるかで期待される効果が変わってくるはずなので、自分に合ったセットを検討してみましょう。
唇にパックする
はちみつパックをする前のリップは、下唇が乾燥してカサカサした状態でした。リップを頻繁にぬっていれば気になりませんが、エアコンのきいた室内や日差しの強い外にいると何となく嫌な感じがします。
基本のやり方で5~10分放置ということだったので、10分でチャレンジしました。やや血色が良くなって、余計な皮がなくなったイメージです。7~8分くらいたったところで皮がはがれてくるようなむずかゆさがあったのですが、ひどく気になる印象ではありません。
翌日にもしっとりした感じが残って、しっかりした保湿効果を感じます。一回検証しただけで完璧にダメージが改善されるということはありませんが、継続的な取組みでトラブルに悩まないリップを目指せます。
より効果をあげるアイディアとして、ラップの上からホットタオルをあてる方法もあります。水で濡らしたミニタオルをレンジで1分くらいあたためて、唇の上にのせてください。ワセリンが早くとけるのでベタつきが気にならず、リップパックが苦手な方におすすめです。
唇はターンオーバーが早い部位なので、数回のパックで変化が出ます。その分だけ元に戻るのも早いので、リップパックをさぼっているとすぐに以前と同じ状態になってしまいます。一度やったら大丈夫、というものではないので、継続的な取組みで理想の状態をキープしましょう。
髪にパックする
はちみつだけのヘアパックとオリーブオイルをたしたものの2種類を試しました。それぞれの結果と違いについてレビューします。
はちみつだけのヘアパック
まず、基本のやり方にそってはちみつパックを試してみます。はちみつそのものを髪にぬって、10分間置きます。頭皮がべたつくこともなく、優しい香りのヘアパックです。
紫外線ダメージを受けた髪全体のパサつきも気になっていたため、毛先のほうまで一緒にパックケアをためしました。
はちみつの洗浄効果か普段よりシャンプーの泡立ちが良く、髪がしっとりまとまりました。翌朝の寝癖がいつもより少なく、きれいな状態を維持できています。美容室のトリートメントを受けたかのような髪質になり、はちみつだけでこれだけの変化をかんじるならコストパフォーマンスが良く、おすすめです。
はちみつ+オリーブオイルのヘアパック
アレンジ例のひとつにあったオリーブオイルを混ぜる方法についても、効果を検証してみました。美容ケアでよく使用されるエクストラバージンオイルとはちみつ、混ぜるための容器を用意しパックペーストを作ります。
食用オリーブオイルを使っているからかオイルくささがややあって、気になりました。パックしている最中にもオイルの臭いが続くので、いわゆる「油物」が苦手な方にとっては抵抗を感じるかもしれません。
仕上がりに関してですが、はちみつだけの時よりサラサラの髪質になります。その分、まとまりを良くする効果はややマイルドに感じました。静電気が気になる時期などのケアとしては、やや不安が残ります。
使い分けとしては、シャンプー選びで「サラサラの指通り」を意識する方はオリーブオイル配合をおすすめします。「しっとりつややかな髪」のような表記に魅かれる方は、はちみつ単独使いがいいでしょう。
髪質は一人一人違うので、最適なケア方法も変わってきます。自分にあったパックレシピでヘアトラブルを防止しましょう。
手作りはちみつパックを使ってみた感想
はちみつパックを使ってみてまず感じたのは、ケアアイテムとしての汎用性です。いろいろなアレンジはありますが、ベースとなるのは、はちみつだけを使ったケア。
ひとつ用意するだけで、ここまでたくさんの使い道があるのが便利です。顔用パックについては美肌効果を強く感じ、20代後半以上の女性にこそ試してほしいケアと言えます。
高価なケアアイテムを使用するわけではないので気軽にスタートできるところもメリットで、継続的に使用するにはぴったりのケアアイテムと言えるでしょう。
はちみつパックQ&A
はちみつパックについてよく聞かれる質問と回答をまとめました。ケアをはじめる前に不安を解消して、安心してはちみつケアをはじめましょう。
食用のはちみつで大丈夫?
食用のはちみつで大丈夫なのですが、購入するときに気をつけてほしいポイントがあります。以下2つのポイントを意識して、アイテム選びをしてください。
1 はちみつ加工品を避ける
天然はちみつは高価でやや癖があるため、何らかの加工をして売られていることがあります。「はちみつ加工品」の表記があったら、人工的に何らかの手が入っている証拠であって、天然はちみつとは異なります。
加工される段階で肌へ刺激となる添加物が入ることもあり、美容法としておすすめしません。せっかくパックをするのに逆効果になっては泣ききれません。美の維持には一定のコストがかかるものであって、高品質はちみつをおすすめします。
2 非加熱アイテムを選ぶ
市販のはちみつの中には製造工程で熱が加わっているものがあり、栄養成分が変わってきます。
美容目的で取り入れるなら、非加熱表記があるはちみつを選びましょう。たとえるなら、なま絞りジュースと市販のパックジュースの違いです。
より効果的に美と健康にアプローチできるのは前者で、なるべく熱を加えず作ったコールドプレスが適しています。話しがややそれましたが、はちみつについても同じです。確かな美容効果を実感するため、非加熱はちみつを選びましょう。
悪化しているニキビがある時も使って良い?
ニキビの原因にもよるので一概には言えませんが、炎症をおさえることを優先します。赤く腫れ上がったニキビに対処するには抗生物質やステロイドが必用で、重症化している場合は皮膚科医の指導のもとでケアします。
ただし一定レベルの抗菌作用が見込まれるため、ある程度治ってからの改善ケアには活用できます。アクネ菌やブドウ球菌をブロックして、繁殖を防ぐ働きが見込まれるためです。
パックすると刺激が強過ぎる場合は、はちみつ洗顔として取り入れましょう。ふわふわの洗顔泡を作る際に少量のはちみつを混ぜ混み、優しく包み込むようにケアします。
ニキビ対策にはマヌカハニーがおすすめ
少々お値段は張りますが、ニキビが気になる方にはマヌカハニーをおすすめします。ピロリ菌対策として有名になった高級なはちみつで、高い抗菌作用があります。抗生物質よりも高い抗菌作用があるとも言われていて、ニキビ予防・対策ケアにはぴったりです。
マヌカハニーの中にもグレードがあって「MGO」の含有量で抗菌力が決まります。MGOが高いほど抗菌高価も高くなるのですが、お値段も比例して高くなります。
スーパーのはちみつ売り場にも、有名なマヌカヘルス社のものが売っていました。MGO100+でこのお値段、もっとグレードが高いものだとさらに値が張る商品です。スキンケアだけでなく、癌やノロウイルスなどいろいろな病気対策に活用できるものなので、美意識の高い方は一度検討してみましょう。
毎日使ってもいいの?
アレンジ無し、ベースの作り方にそって作ったはちみつパックなら、毎日活用しても大丈夫です。重層と混ぜたりヨーグルトをプラスしたりしたものは、頻度を調整していきます。
いずれにしても、毎日使っていいかどうかの目安は、肌のコンディションを見ながら考えます。赤くヒリヒリした感じがあったり肌荒れしたりしたらケアをお休みするときで、時間を少しおいてからチャレンジしましょう。
1回のパック時間はどれくらい?
はちみつを顔にぬってから洗い流すまでの時間は、5分程度が目安です。余裕がある日のケアなら、5分たった後にさらに2~3分おくと良いとも言われています。
準備から洗い流すまでは15分程度と考えるのが妥当で、手間をかけずにできる手軽なケアと言えるでしょう。
放置時間にしても、肌質によって最適な長さが変わってきます。自分の肌と会話しながら、コンディションが整う長さを考えてみましょう。
アレルギーが心配な場合
はちみつアレルギーの方に、パックはおすすめできません。肌にのせただけで成分が浸透していき、気になる症状の引き金となるケースがあります。はちみつアレルギーの症状として、以下のような現象が考えられます。
・唇や喉がヒリヒリしたりイガイガしたりする
・息苦しくなったりめまいを感じたりする
・吐き気や動悸を感じる
これらは一例にすぎず、重症なアナフィラキシーショックが起こるケースもあります。はちみつを食べて感じるのと同じ症状が、パックでも起こるケースもあると意識しておきましょう。
はちみつケアをした後に異変を感じるようなら、専門医に相談します。そもそもアレルギーの自覚がある場合は、医師に相談したうえで挑戦すると安心です。
角栓にも効果はある?
粘度が高いはちみつを使用すると角栓に吸い付いて、すっきり取り除く効果が期待されます。言わば、天然の角栓パックのようなものです。
吸い付いた角栓を洗顔で落とすと、黒ずみが薄く目立たなくなってきます。吸着力がものを言うものなので、ドロドロしたテクスチャのはちみつが適しています。
食用はちみつの中でもサラサラしたシロップのようなものだと、思うような成果を期待できないことがあります。やや肌に負担はかかりますが、重層と混ぜてピーリングアイテムを作り、活用するのもひとつの手です。はちみつの保湿効果がピーリング後の肌を優しくいたわり、角栓オフした無防備な肌を守ります。