住宅ローンの負担を軽くしたい!借り換えのポイント教えて!【FP阿久津和宏氏が回答】

執筆:阿久津和宏氏

【FPが回答】住宅ローンを借り換えたい!ポイント教えて!

はじめに

住宅ローンの負担を軽くしたい、住宅ローンを見直したい、そんな方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

現に、私達が住んでいる日本は、「低金利」時代と言われてます。このことは、住宅ローンについても影響しており、住宅ローンも低金利です。だから借り換えしたほうがいいよ、などというお話はニュースや雑誌、ネット記事などでも、多く目にする機会もあるかと思います。

でも、なかなか重い腰が上がらない、とか、何から始めたら良いのかわからない・・・、
そういうお悩みをよく聞きます。

また、色々調べていたけど、忙しくなって頓挫している・・・などのお話もよくあります。

この記事では、このような方のために、すぐに実践できるように「借り換えをすすめるためのポイント」「借り換え検討するスタート時点のポイント」をまとめていきたいと思います。

ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

金利が下降傾向・・・は本当か?

まずはじめに、住宅ローン金利が下がっている、というお話からさせていただければと思います。
「金利は下降傾向・・・というお話は本当か?」少しだけ一緒に確認しましょう。

「フラット35の推移」を例にとって確認していきましょう
(※条件:返済期間21年以上35年以下、融資率90%、機構団信付)

「フラット35の推移」は、下記の表ような推移となっております。
(1ヶ月毎ですとわかりにくいので、この記事を書いている2019年9月とそれ以前は1月の数字を表記しています)

現在(2019年9月)と10年前(2010年1月)を比較していますと大きな変化がわかります。

2019年9月の最高利率(1.80%)と2009年1月の最高利率(3.52%)を比較しても、この10年間の間で、1.72%の差があります。

フラット35で借り入れをしていない方や変動金利で借り換えを希望されている方も、同じように、この期間で変化が生じていることでしょう。

最高 最低
2019年9月 1.80% 1.11%
2019年1月 2.07% 1.41%
2018年1月 1.99% 1.36%
2017年1月 1.69% 1.12%
2016年1月 2.09% 1.54%
2015年1月 2.12% 1.47%
2013年1月 2.94% 1.99%
2012年1月 3.20% 2.14%
2011年1月 3.40% 2.41%
2010年1月 3.52% 2.57%
2009年1月 3.83% 2.88%
2008年1月 3.46% 2.82%
2007年1月 3.53% 2.75%
2006年1月 3.57% 2.52%
2005年1月 3.59% 2.23%
2004年1月 3.95% 2.89%

【フラット35】借入金利の推移より抜粋

この表を見て、「思ったより変わっていないなぁ」とか「結構違いがあると思う・・・」などなど人によって様々な意見があるかと思いますが、

ここ2,3年間は横ばいの状態ですが、5年以上前に住宅ローンを新規借り入れした方にとっては、見逃せない状況であることはおわかりいただけましたか?(もちろん、皆さんの個々の状況によって差はありますのでその点はご了承ください)

金利の違いで支払総額はどれだけ違うのか?

次に、金利の違いで、支払総額はどれくらいの差があるのか?というお話です。

仮に1000万円を20年間の期間で借り入れした場合、上記の例を参考に、1.80%(2019年9月の最高金利の値)で借り入れした場合と3.52%(2010年1月の最高金利の値)で借り入れした場合の「返済総額」は以下の通りになります。

金利 借入額 返済期間 返済総額
1.80% 10,000,000円(1000万円) 20年 11,996,533円(1,199万6,533円)
3.52% 10,000,000円(1000万円) 20年 14,097,689円(1409万7,689円)
差異 - - 2,101,156円(210万1,156円)

生活や実務に役立つ計算サイト:ローン計算(毎月払)にてシミュレーション

例えば、約10年前にフラット35の上記条件(※条件:返済期間21年以上35年以下、融資率90%、機構団信付)と同じ条件で借り入れしていた方であれば、「2,101,156円の返済が不要になる」ということです。借り換え時の費用等は加味していませんが、大きな差、とは思えませんか?

なぜ、このようなお話を最初にしたのかといいますと、今の時点で言えば、多くの場合(個々の事情により異なることもありますが)借り換え時期が遅くなればなるほど、借り換え効果が減少していくということです。

ですので、まずは、「着手する」というのが大切です、というお話を再確認していただきたかったからです。

第1のポイント:
借り換えをする時期が遅くなればなるほど、借り換え時の効果が減少する可能性が高い
 

では、着手すると決めたはいいけど次に何をすればよいのでしょう。借り換えのときに困ったことをヒアリングしますと、以下のような意見が多いです。

・何をしたら良いのかわからない・・・
・誰に聞いたらいいのかわからない・・・
・手続きなどが面倒ではないかと思い、ついつい先延ばしになってしまった・・・

などなど、金利の上昇の不安など、その他細かいことを上げればきりがないかもしれませんが、、大きく分けると上記のようになっています。

「そうそう、私もそうなの・・・」という方は特にお役に立てるかもしれません。
そこで、「着手する」という観点からお話を続けていきたいと思います。

借り換えの選択肢

借り換えに限ったことではないかもしれませんが、あなたには、手順に沿って、いくつかの選択肢があります。それらをご紹介しながら、「借り換えのポイント」を解説していきたいと思います。

流れとしては、「現状を把握」「有利な方法を探す」(「実行する」)ということになりますが、このように文字にしてしまうと、極めてシンプルなステップのように見えてしまいますが、できる方も多いかと思いますが、迷いや不安などが伴うこともあるでしょう。それらを一つ一つ確認していきましょう。

第2のポイント:
これから行う手順と選択肢を把握しましょう
 

STEP1-現状を把握する

「現状を把握する」とはどういうことかといいますと、実際に借り換えしてもあまり効果がないのでは仕方ないです。ですから、「有利な方法を探す」前段階としてまずは現状を確認してみましょう。

これはご自身で確認する事ができますし、専門の人に相談したり、シミュレーションしてもらうこともできます。

はじめに、確認しておくと良いこと、は下記のとおりです。
相談する際も、借り換えシミュレーションをする際にも必要になります。

・現在の住宅ローンの残高
・現状の金利
・変動金利か?固定金利か??
・固定期間付変動金利であれば、いつまで固定期間があるのか?
・月々のローンの返済額

くらいは把握しておくと良いでしょう。このあと、有利な方法(借換先)探しにをしていく上で借り換えシミュレーションをする場合など、上記の項目は必須と言えるでしょう。

まずはメモするなり、わかるようにしておくと良いでしょう。

第3のポイント:
「現在の住宅ローンの残高」「現状の金利」「変動金利か?固定金利か??」「固定期間付変動金利であれば、いつまで固定期間があるのか?」「月々のローンの返済額」は把握しておきましょう。
 

STEP2-有利な方法(借換え先)を探す(「実行する」)

このステップは、「インターネットで調べる」「インターネットで情報収集する」などをされる方も多いかと思います。もちろんこのあとご説明しますが、ご自身で調べてご自身で申し込んで、といった手順を踏む場合はよいですが、ここでつまづく場合もありますので、注意しましょう。

ここでは、借り換え先を探す上でのあなたの「選択肢」と「ポイント」をご紹介したいと思います。
ここでのあなたの選択肢は、大きく分けて3つ(4つ)です。

①自分で調べて自分で申し込む
②現在借り入れ中の銀行に相談・交渉する
③借り換え専門の会社に相談する・依頼する
(④ファイナンシャルプランナーに相談する)

①自分で調べて自分で申し込む

「時間がある方」「情報収集が得意な方」「自分ですべてを把握したい方」などにオススメの方法ですね。

先述しましたが、情報収集や知識を習得している間に忙しくなってしまったり、ややこしくてわからなくなったりして、頓挫する・・・などという場合もあるようですので、もしそうなりそうな方は別の方法と同時並行でされると良いでしょう。

注意点としては、借り換え時にかかる費用等の把握も同時にしておくと良いでしょう。計算上はお得になっても、費用等加味するとそうでもない・・・または少しの金利変動によって「借り換えしないほうが良かった」などとなるケースも少なからずあるようです。ご自身でお申し込みされる場合は、その点も確認が必要です。

第4のポイント:
自分でやろうと思っても、なかなか進まない・・・と感じたら、
②現在借り入れ中の銀行に相談・交渉する
③借換え専門の会社に相談する・依頼する
に着手しましょう。
 

②現在借り入れ中の銀行に相談・交渉する

現在借り入れ中の銀行に相談する・交渉するという方法もあります。このようなサービスをサポートされる方もたまに見かけますが、ご自身で実践することも可能です。

また、内部情報ですので、明確とは言えませんが、ある程度の準備(これくらいは下げてもいいといった許容範囲的なもの)もある、というお話もあるようですが、「交渉力」や「根拠の示し方」等が必要になるでしょう。

交渉ができたとして、そこで示された条件よりも有利な方法があればそちらに行けば良いので、ダメ元でご相談に行っておく、のはよいかとは思います。

あくまでも住宅ローンの相談ですので、将来の繰り上げ返済のための「資産運用商品」や「保険」などの提案がある可能性はありますが、そのお話は別の機会にしておきましょう。

本来の目的から遠のく可能性がありますので・・・

第5のポイント:
「ダメ元で」借り入れ中の銀行に相談・交渉してみましょう。他の商品の提案があっても、それは別の機会にしておきましょう。
 

③借り換え専門の会社に相談する・依頼する

「借り換えシミュレーション」や「借り換えで有利な銀行を示してくれる」サービスを提供している会社などがあります。依頼すれば、手続き等もフォローしてくれたりします。

あまり数が多くないからかもしれませんが、あまり活用されていない方法ではないでしょうか?住宅ローンに関して、プロ集団です。

費用はかかりますが、基本的には、「成果報酬」の場合が多いです。成果が出なければ費用がかからない、ということです。相談される場合は、お問い合わせや電話などで確認しておきましょう。

ちなみに、その会社の探し方、ですが、ネット検索で「住宅ローン借換え専門」などと検索すると、出てきます。
内容や実績などはそれぞれかと思いますが、何がどう有利なのか?不利なのか?を示してもらうことができます。

ご自身で探すよりも遥かに効率よくすすめることが可能になるのではないでしょうか?

また、借換えのときのお悩みの一つに「金利」の話がよくあります。借り換えするタイミングはいつか?といったお話ですが、中には毎月レポート等を送付して、随時アドバイスをもらえたり、相談できる会社もあるようです。アフターフォローがあると特に安心ですね。

会社などによりサービスの差があると思いますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
選択肢の一つとして、参考になればと思います。

3つの方法をご紹介しましたが、どれかに限定する必要はありません。すべてを併用しても良いですし、自分のやりやすい方法からはじめて見ると良いでしょう。

そうして、良い借り換え先が見つかりましたら、フォローを受けながら、実践に移ることができます。

第6のポイント:
借り換えのメリットの可否、借り換え先等をアドバイスしてくれる「借り換え専門会社」があります。
 

(④ファイナンシャルプランナーに相談する)

3つの方法とお話しましたが、(④ファイナンシャルプランナーに相談する)という方も一部いらっしゃいます。

筆者も住宅ローンや借り換えについて相談を受けることは多いです。

しかし、ファイナンシャルプランナーに相談して、借り換え先が特定できることはおそらく多くはないと思います。「住宅ローン専門ファイナンシャルプランナー」などという肩書を持っているFPを優先して選択したほうが良いと思われます。

一般的にファイナンシャルプランナーに相談するメリットは、住宅ローンの知識やその後のお金の流れ(キャッシュフロー)家計のお話など全体的に幅広く、その後のお金のことについて相談できる点です。「

ライフプラン表」や「キャッシュフロー表」というものを作成し、そこから今後の問題点や改善点をアドバイスしてくれるところが一般的に言うファイナンシャルプランナーの強みと言えます。

ファイナンシャルプランナーと言っても、それぞれの強みはあります。何が専門なのか?得意なのか?など最初に確認しておくと良いでしょう。

このことは銀行や借り換え専門会社では、詳しくはできません。

その他のお金のことについて、相談してある程度のその後の「指針」のようなものを固めておきたい場合や、今の自分が取ろうとしている方法が良いのかどうなのか?第二の意見がほしいなど、という場合はおすすめと言えます。

第7のポイント:
ファイナンシャルプランナーは、強みがそれぞれ人や会社によって違います。事前に確認しておくと良いでしょう。一般的には、住宅ローン以外のお金の流れについての問題点や改善点を相談できる相談場所です。
 

まとめ

住宅ローンの借り換えを実行していくまでのポイントをまとめました。

筆者はファイナンシャルプランナーとして、皆さんのお金が「必要なときに」「必要なお金が」「必要なだけ」あるようにするための、手法や考え方などを普段アドバイスをしています。残念ながら、借り換えをしたほうが良いと思っているけどなかなか次に進まない・・・、などのご意見をよくいただきます。

皆さんお忙しくされているでしょうから、致し方ないかと思いつつも、その1日、1ヶ月、1年の間でお客様のお金の面で、「機会損失」が生じている、ということに心を痛めていることも事実です。

まずはスタートするところでの皆さんの不安を払拭できれば、もっと今よりもみなさんが「借り換えによってお金が有利に残る仕組み」を作れるのではないかと言う想いでこの記事を書きました。

どうか、必要なところがありましたら、ご参考にしていただければ幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

<執筆者>阿久 津和宏 氏

ファイナンシャル・プランナー

あくつFP事務所 代表
〒360-0816
埼玉県熊谷市石原641番地1
050-3707-3507

事業内容:
ライフプランニング
相続・事業承継
貯蓄・資産形成
住宅購入相談
住宅ローン相談
生命保険見直し相談
損害保険見直し相談
家計管理相談

その他、法人・事業主のサポートも行っています。



※以下の関連記事は「お金のプロへのインタビュー」編集部が執筆したものです。

住宅ローン審査の必要書類は?

住宅ローン審査では、いろいろな書類が必要です。聞いたことがない名前の書類もあって戸惑いますが、審査をスムーズに進めるためにも、きちんと準備したいところ。事前審査・本審査に分けて、必要な書類の種類と入手方法や注意点を紹介します。


住宅ローン契約の流れ

必要書類について触れる前に、住宅ローンへの申込から契約までの流れを紹介します。金融機関によっては審査の進め方が変わる可能性はありますが、基本的には以下の流れ。各ステップで必要な書類が変わるため、流れをきちんと理解しましょう。

1.仮審査(事前審査)に申し込み
2.仮審査(事前審査)結果の通知
3.本審査に申し込み
4.本審査結果の通知
5.住宅ローン契約

仮審査(事前審査)と本審査、ダブルの審査を行うことで、本当にお金を貸しても大丈夫かを判断します。事前審査は、最小限の情報から収入や職業、返済能力をチェックするもの。

自己申告の情報が主となり、金融機関ごとに定めた基準を満たしているかが見られています。

住宅ローンの本審査は、対象物件や本人に対するいろいろな書類を提出して、申告していた情報に間違いがないかを確認するもの。住宅ローン契約に対する最終的な判断を出すステップなので、より詳細な書類が必要です。

住宅ローン事前審査の必要書類と集め方

さて、それでは必要書類の説明に入ります。事前審査の必要書類は、大きく分けて5種類です。申込者の雇用形態によって必要書類が異なるケースもあるため、事前の確認をおすすめします。あくまでも一般的な内容として、必要書類と集め方を見ていきましょう。

1.金融機関が用意している書類

事前審査申込書や個人情報の取り扱いに対する同意書など、金融機関から指定された書類を提出します。提出書類に漏れがあると手続きに時間がかかるため、できる限りすべての項目を埋めてください。

書いている途中で分からないことがあったら、金融機関の担当者に確認しながら進めることが不備なく書類を用意するポイントです。

ネット銀行でも、住宅ローン担当の電話相談窓口を設けています。営業時間内に連絡をすればていねいに教えてくれますから、落ち着いて準備を進めましょう。

2.本人確認書類

本人確認書類には、運転免許証・健康保険証などが使えます。住宅ローンの事前審査ではコピーの提出で問題ない場合が多いのですが、両面が必要です。裏面が白紙でも提出が必要なので、間違えずに準備しましょう。

運転免許証がない場合の対応は、金融機関に確認したいところです。パスポートやマイナンバーカードのコピーで対応できることもあります。

いずれの書類を使う場合も、本籍やマイナンバーなど必要のない個人情報はマジックで塗りつぶすように指示されていることがほとんど。どの部分が必要かを確認して、指定通りに準備しましょう。

3.収入・所得に関する書類

収入・所得に関する書類は、雇用形態によって変わってきます。給与所得者なら、源泉徴収票もしくは住民税決定通知書・課税証明書が必要です。

源泉徴収票が手もとにない場合には、会社の担当者に再発行をお願いしましょう。住民税の決定通知書とは、5月・6月くらいに市区町村から送付される書類です。

課税証明書は、1月1日時点で住所があった場所の市区町村役場に依頼して発行を受けます。個人事業主には源泉徴収票がないため、前年度の納税証明書や確定申告書のコピーが必要です。

所轄税務署から発行を受けて、指定された期間分を提出しましょう。法人代表者だと、決算報告書のコピーが必要。経営が安定しているかを見て、信用力がチェックされます。

4.物件に関する書類

購入予定物件のパンフレットやチラシを用意します。土地を買って新築する人なら、間取り図・配置図や土地登記事項証明書、土地の公図の写しが必要です。

公図とは、法的に測量された土地の形状や広さを示す資料を指します。管轄法務局の窓口に行く方法の他、オンライン請求も可能です。取得方法がよく分からない人は金融機関の担当者に聞けば教えてもらえるはず。初めての手続きで戸惑うのは当然なので、恥ずかしがらずに聞いてみましょう。

5.住宅ローン以外の借入に関する書類

教育ローンやカードローンなど住宅ローン以外の借入がある人は、残高証明書もしくは償還予定表のコピーがいります。所得水準から考えて目一杯の借入をすでに行っている人に対しては、融資を行うことができないためです。

たとえ少額の借入でも、申告漏れはマイナス評価となりかねません。返済中の借金を今一度見直して、正直に申告しましょう。

【金融機関別】住宅ローン事前審査の必要書類

ここでは、金融機関の公式ホームページを参考にした事前審査の必要書類をまとめていきます。新規契約・借り換え・リフォームで書類の内容が変わってくることも多く、内容に応じた確認が必要です。

ネット銀行では書類の提出は求められないことが多くても、必要書類をあらかじめ集めて、フォームを埋めていった方がスムーズ。申込みを考えている金融機関の内容だけでも、目を通しておきましょう。

イオン銀行 住宅ローン事前審査の必要書類

お勤め先に関する資料 (源泉徴収票 など)

イオン銀行では、源泉徴収票など収入・所得に関する書類のみを用意するように書かれていました。ただ、フォームの入力項目には「土地・建物のお値段」と購入予定物件に関する内容も含まれます。物件に関する書類も手もとに用意してから入力を始めるとスムーズでしょう。

ソニー銀行 住宅ローン事前審査の必要書類

【借り換えの場合】
・ 現在の借り入れ内容がわかる「返済予定表」など
・ 現在のお住まいの広さ(平方メートル数)などがわかるもの

【ご購入・増改築(リフォーム)の場合】
・ お借り入れ金額や物件の広さ(平方メートル数)などがわかる、「売買契約書」や「工事請負契約書」、「重要事項説明書」など

引用:https://faq.moneykit.net/faq_detail.html?id=1230202

ソニー銀行も、仮審査段階では書類提出不要。住宅ローンと口座開設の申込を同時に行うフォームから仮審査を申請します。

公式ホームページでは物件に関する書類だけを用意すればすむように書かれていますが、前年の税込年収などもフォームの入力対象です。収入や勤務先に関する書類も用意して、転記する方法で進めるのがよいでしょう。

じぶん銀行 住宅ローン事前審査の必要書類

ご本人確認資料:住民票の写し など
収入関連資料:源泉徴収票 など
物件関連資料:売買契約書 など

引用:https://www.jibunbank.co.jp/guidance/homeloan/debut/document/

じぶん銀行の仮審査に申し込むには、マイページへの登録が必要です。マイページ開設は口座の有無を問わずにできますが、住宅ローン契約後には開設が必要。他の金融機関からでは、住宅ローンの返済ができません。

仮審査への申込を行った後、口座開設をすませておくとスムーズでしょう。仮審査の段階では書類の提出も不要です。ただし、公式ホームページでも事前準備を推奨していることから、早めの調達をおすすめします。

ARUHI 住宅ローン事前審査の必要書類(ARUHI フラット35の場合)

【すべての人が必要な書類】
ARUHI フラット35(買取型)・(保証型)長期固定金利型住宅ローン事前審査申請書 兼 個人情報の取扱いに関する同意書

【該当する人だけが必要な書類】
今回の住宅取得以外の借入内容に関する申出書(兼既融資完済に関する念書)
担保提供者に関する申出書
個人情報の取扱いに関する同意書(ARUHI専用)

引用:https://www.aruhi-corp.co.jp/download/flat-pre/

ARUHIの事前審査では、申請書や同意書が必要です。該当する人だけが必要な書類は3種類。「今回の住宅取得以外の借入内容に関する申出書」は、事前審査を申込む段階でカードローンやマイカーローンの返済を行っている人が提出します。

この書類を出した後で借入が増えてしまうと審査が難航しやすいので、できる限りは控えた方がよいでしょう。「担保提供者に関する申出書」は担保提供者が3名以上いる場合だけ必要です。

住宅ローン本審査の必要書類と集め方

事前審査通過の連絡が来たら、本審査に進めます。事前審査よりも多くの書類を要求されて大変ですが、不備なくきちんとそろえましょう。以下で紹介しているものが本審査で必要になる可能性が高い書類の例です。

1.金融機関が用意している書類

住宅ローン借入申込書や団体信用生命保険申込書兼告知書など、事前審査とは違った書類を記入します。重複する内容も多いのですが、あらためて記入が必要です。

ネット銀行なら事前審査通過の連絡が来た後に送付される書類、対面の銀行なら窓口でもらった書類のすべてを記載すると考えればよいでしょう。事前審査で申告している内容と矛盾が起こらないように、ていねいに埋めてください。

2.本人確認書類

事前審査で提出している運転免許証・健康保険証などの他、住民票や印鑑証明が求められます。住民票や印鑑証明は土地の購入や補助金申請などいろいろな場面で使うため、必要な分をまとめて取得するとスムーズです。

ただし、取得からあまりにも時間がたったものは使えません。「3ヶ月以内に取得したもの」という指定がつくことが多く、しかるべきタイミングで準備しましょう。

なお、本審査以降に押印する機会があったら、基本的には実印です。実印と印鑑証明がそろった状態で行う契約は、法的にもとても重要なもの。「まぎれもなく、本人の意思で手続きしました」ということを示すために実印および印鑑証明が必要です。

3.収入・所得に関する書類

収入・所得に関する書類も、事前審査と重複するものが出てきます。給与所得者なら源泉徴収票と直期分の住民税決定通知書・課税証明書、個人事業主だったら前年度の納税証明書と確定申告書のコピーなどが必要です。

事前審査では「いずれか1点」とされていたものでも、本審査では両方が必要になるケースもあります。勤務先に発行をお願いするものはとくに早めの準備がおすすめです。

法人代表者だと、3期分の決算報告書と法人税納税証明書、法人事業税納税証明書が必要です。原則的には3期分が求められることが多いのですが、創業から3年経っていないなど特殊な事情がある場合は、担当者に確認しましょう。理由を説明しないで自己判断で対応するのは御法度です。

その他に確認が必要なケースとしては、転職をしたばかりの人があげられます。一般的には住宅ローン契約しにくい状況ですが、採用通知書や雇用契約書など、見込み年収が分かる書類を提出することにより、融資できることもあるためです。

女性だと、育休・産休を取得予定など収入・所得が大きく変わる可能性が高いときは別途書類を求められることがあります。住宅ローン申込前の相談段階で必要書類を確認のうえ、聞いたものをそろえてください。

4.物件に関する書類

本審査の書類の中でもそろえるのが大変な物件に関するもの。物件種別に必要になる可能性がある書類をまとめておきます。

原本が必要なのか、コピーでよいのかも忘れずにチェックしたいポイントです。金融機関によってはチェックリストをもらえることもありますから、1つずつ確認しながら準備しましょう。

【土地・建物購入】
・売買契約書のコピー
・重要事項説明書のコピー
・パンフレットやチラシ、販売図面、物件概要書など
・工事請負契約書のコピー
・建築確認済証のコピー
・間取図・配置図 ※パンフレットに記載がない場合のみ
・検査済証のコピー ※新築物件の場合のみ
・建物登記事項証明書
・土地登記事項証明書
・土地の公図
・住宅地図

【マンション購入】
・売買契約書のコピー
・重要事項説明書のコピー
・パンフレットやチラシ、販売図面、物件概要書など
・建物登記事項証明書

【土地のみ購入】
・売買契約書のコピー
・重要事項説明書のコピー
・パンフレットやチラシ、販売図面、物件概要書など

売買契約書、重要事項説明書など聞き慣れない名前が多くて戸惑いますが、不動産業者にお願いすれば、大体はそろえてくれます。ハウスメーカーの紹介を受けて住宅ローンを決めた人は、とくに説明をしなくても準備してもらえることが多いものです。

提携ローン以外のネット銀行を選択すると「必要な書類があれば言ってください」となるケースもあるのですが、チェックリストを提示すれば大丈夫。「自分ですべてやらないと」と肩肘はることはないので安心ください。

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