アロエベラジェルを手作り【作り方・使い方】効果も解説も
アロエと言うと、「キダチアロエ」を連想する方が多いのではないでしょうか。あちこちの家庭でよく栽培されている、奇妙な形に伸びる、とげのある植物ですね。
見た目が美しいとは言えませんが、アロエの効能は幅が広く、古くから様々な症状を治癒することができると言い伝えられているため、今でも人気の高い植物です。
その為、常備薬として栽培している家庭も多いのですが、ここで言う「アロエベラ」はキダチアロエとは少し違うのです。
今回は、アロエベラの効能や、キダチアロエとの違い、さらにはアロエベラを使用したジェルの作り方などについてお話していきたいと思います。
「アロエベラジェル」と言う商品も販売されていますが、今回はこの商品を使用せずに作る、完全無添加のアロエベラジェルです。
敏感肌の方や小さなお子さんでも使用できるものですので、もしアロエベラを入手したら、ぜひ作ってみてくださいね。
アロエベラジェルとは
まずはアロエベラとキダチアロエの違いからお話していきます。
キダチアロエとは、木の幹から枝が延びるのと同じように、茎があり、そこから葉が伸びて育っていきます。
葉は細く、葉の中に含まれているゲル状の果肉の部分はあるものの、それ程多くは含まれていません。その為、果肉だけを取り出すことが難しく、薬として食べたり皮膚に塗ったりする場合は、表皮の部分も一緒にカットしてそのまま使用することになります。
しかし、表皮には強い苦みが含まれており、表皮ごと食べる場合は、決して美味しいとは言えません。
私も昔実家で、お腹の調子が悪かった時や風邪を引いてしまった時などに、よく父にキダチアロエをカットして食べさせられたものですが、とても苦くて食べるのが辛かったことを覚えています。
しかし、アロエベラは違います。
茎はほとんどなく、葉1本1本がしっかりと太く育つアロエベラは、葉の表皮を取り除いて果肉の部分だけをたっぷりと取り出すことが可能です。大きいものだと、1本の葉でもずっしりと果肉が含まれているので、800g~1㎏もの重さがあるものもあります。
アロエベラの果肉の部分は苦みも少なく、食べやすくなっています。効能としてはキダチアロエよりは劣ると言われていますが、アロエベラの果肉には肌や健康に欠かせない成分が豊富に含まれているため、食品や化粧品などに幅広く使用されているのです。
表皮を取り除くことが出来るので、苦味も少なく食べやすく、さらに使いやすく、副作用も少ない事から、世界的に見てみると、アロエの種類の中でも人気が高いのは、アロエベラになります。
ただし、アロエベラは寒さに弱いため、気温が氷点下になる東北や北海道で育てるのは難しくなってしまうのです。室内の温度管理された場所での栽培は可能ですが、昼夜の温度差が激しいとそれもまた枯れる原因となってしまいます。
ですから、雪の降る日本での冬場は、沖縄以外育てにくいと言われているのです。
一方、キダチアロエは寒い地方でも育つため、日本全国で手軽に飼育することができます。その為、日本ではキダチアロエの方が有名なのです。
しかし日本だからアロエベラを手に入れることができないと悲観的になる必要はありません。
実際、私も雪国に住んでいて、季節は冬ですが、アロエベラを手に入れることができました。今はインターネットという便利なショッピングツールがあるので、いつでも誰でも欲しいものを購入することができます。
近くのショップで販売されていない場合は、インターネットで探してみるといいでしょう。
果肉が豊富なアロエベラは、美肌や健康を目指す方の味方となります。
このアロエベラを殺菌消毒し、使いやすいジェルに作り変えたものが、「アロエベラジェル」です。
アロエベラジェルを作っておくと、化粧水代わりに使用したり、怪我や火傷の際にすぐつけることが出来、とても便利です。
アロエベラの主な成分
アロエベラには、以下のような抵抗力や免疫力を高めたり、殺菌・抗菌作用のある成分が豊富に含まれています。その為、様々な病気の治療にアロエは有効だと考えられていますね。
勿論医学的に解明されているわけではなく、ただの民間療法であり、薬と同じだけの力があるわけではないので、アロエを食べたら必ず病気が治るというわけではありませんが、抵抗力を高める力はありますので、それにより病気に対抗する力が備わるため、様々な病気が改善に向かうと考えられているのです。
アロエベラに含まれている主な成分は以下の通りです。
それぞれの効果・効能が違うので、詳しく見ていきましょう。
・アロイン
アロエの葉の、さらに皮の部分にある、苦味成分です。胃腸に効果があるため、便秘解消に効果的ですが、下剤として利用されることもあるため、摂取しすぎるとお腹が緩くなりすぎてしまいます。また、過剰摂取により子宮を圧迫してしまう恐れがあるので、妊婦さんは注意が必要です。
・アロエエモジン
アロイン同様、苦味のある薬用成分です。腸を活性化させる作用や解毒作用があります。また、過剰摂取により、子宮を収縮させてしまう危険性もあります。
・アロエシン
殺菌、抗菌作用があります。シミやそばかすのもととなる物質を抑制する働きがあるため、積極的に摂取することで美肌効果が期待できます。
・アロエチン
殺菌作用、抗菌作用、抗カビ作用があります。解毒し、免疫力も向上させたり、腸内環境を整える働きもあります。
・アロエマンナン
果肉部分にあるねばねばとした成分です。抗潰瘍作用や抗炎症作用があります。傷を早く治癒させる力もあります。新陳代謝を高める作用もあるため、肌の老化防止に効果的です。
・アミノ酸
人間の体に必要不可欠な、たんぱく質を構成している成分です。脂肪を燃焼させたり、皮膚の再生を行ったり、免疫力を向上させる働きがあります。
・アルボラン
血糖値を下げる作用があります。
・ミネラル
カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅、カリウムなどの栄養素です。
・アロエエステロール
コラーゲンの量を増やす働きがあります。その為、食べ続けることで、乾燥を防ぎ、肌のハリや潤いを取り戻すことができます。
また、血糖値の上昇も防いでくれるので、糖尿病の方の治療の手助けもしてくれそうです。更に、体脂肪を減らす働きもあるため、ダイエット中の方にもお勧めです。
※キダチアロエの場合は、これらの成分の他に、以下のような成分も含まれています。
・アロエウルシン・・・潰瘍の回復を促す、抗潰瘍作用があります。キズ、火傷、虫刺されに効果的です。
・アロエニン・・・胃酸の分泌を整える働きがあります。
・サポニン・・・コレステロールや中性脂肪を抑える働きがあります。
使いやすさや果肉の量、副作用の少なさから考えるとアロエベラをお勧めしたいのですが、どうしてもキダチアロエしか手に入れることができないという場合は、キダチアロエでジェルを作っても、効果は十分期待できます。
ただし、その場合は刺激が強くなることが考えられるので、肌の調子を見ながら少量ずつ使用してみてくださいね。
アロエベラジェルの効果
アロエには様々な効能があるのですが、基本的には食べることで得られるものが多くなっています。しかし、肌の乾燥や荒れ、傷や火傷など、即効性を要する場合には、外側からアロエを使用すると効果的になります。
そこで、外用として使用するアロエベラジェルが、どのように作用するのか、アロエベラ自体の功能を見ながらジェルの効果について見ていきましょう。
ニキビへの効果
アロエベラには過剰な皮脂の分泌を抑える働きもあるため、ジェルを塗ることでニキビの発生を抑制させることができます。消炎作用もあるため、炎症を起こして赤くなったニキビにも効果的です。
さらに、細菌が繁殖するのを抑える、殺菌・抗菌作用があるため、ニキビの原因でもあるアクネ菌を退治する力もあります。アクネ菌が退治されれば、出来てしまったニキビや吹き出物の治癒にも効果的でしょう。
ターンオーバーを正常に戻す働きもあるので、古い角質を定期的に除去し、古いニキビ跡なども改善させることができる可能性があります。
また、アロエは食べることで腸の働きを活発にして便秘解消させる効果もあります。もし体の内側から外側からもニキビを予防したいのであれば、ニキビにアロエベラジェルを塗ながら、さらにアロエを食べると、外側の炎症を抑えながら、体内の老廃物によるニキビや吹き出物の発生も抑えるというダブルの効果が期待できるでしょう。
保湿効果
浸透力がとても高く、天然保湿剤としても人気のアロエベラ。肌に塗ることで、保湿成分が皮膚の奥までしっかりと浸透し、ハリと潤いのある肌に導いてくれます。
みずみずしさを取り戻すことができればシワやたるみの解消にもつながるので、老化防止効果も得られるでしょう。
美白効果
紫外線を抑制させ、シミやそばかすの発生を抑える働きがあります。既にできてしまったシミやそばかすなどにもアプローチすると言われています。
また、ターンオーバーが遅れると古い角質がいつまでも皮膚にとどまり、くすみとなってしまいますが、アロエにはターンオーバーを正常化させる働きがあるため、くすみを除去し、肌に透明感を与えることができるでしょう。
このようにして、シミ、くすみ、そばかすなどが除去されると、自然と美白に近づけることができますね。
炎症を抑える!日焼けしたお肌に
皮膚の炎症を抑える作用があるため、日焼けして火照った肌を落ち着かせ整える事が出来ます。
勿論、火傷の場合も、同じように消炎効果が働き、悪化しないよう落ち着かせてくれます。火傷直後にアロエを塗っておくと、跡が残らずきれいに治癒されると言われています。
ただし、軽い火傷には効果的ですが、重度の火傷の場合は逆効果となってしまうこともあります。大きな火傷の場合は自己判断でアロエを使用するのではなく、医療機関でしっかりと診察を受けましょう。
傷への効果
アロエベラには抗炎症作用と殺菌作用があります。その為、小さな傷であれば、アロエを塗ることで殺菌消毒になりますし、炎症を抑え悪化するのを防ぐことができるでしょう。
重傷の場合は自己判断で使用するのは危険ですが、軽いすり傷、切り傷程度ならアロエベラジェルを塗ることで短期間で治癒させることができます。
また、傷が出来てから使用するまでの期間が短ければ短いほど、跡にならずきれいに治癒させることができます。
髪・頭皮への効果
アロエベラを頭皮に塗ることで、頭皮の余分な皮脂の分泌を抑えます。その為、皮脂による毛穴の詰まりから発生するトラブルや抜け毛を防止することができます。
頭皮の血行も促進させてくれるので、健康的で艶のある髪が育ちやすくなるでしょう。同時に白髪の予防もすることができます。
髪の毛にアロエベラを塗ると、キューティクルを守り、艶とハリのある美しい髪の毛に改善させていくことができます。
エイジングケア
アロエベラを皮膚に塗ることで、コラーゲンの生成量が増えると言われています。その為、弾力のある健康的な肌を甦らせることができるのです。
新陳代謝を促進させ、老化を進行させると言われている活性酸素も除去する働きもあるため、シミやシワ、そばかす、くすみなど、老化現象と言われている肌のダメージを改善させ、若返りが期待できます。
更に、塗るだけではなくアロエベラをそのまま食べることで、腸内環境を整え、溜った毒素を上手に排出する作用も期待できます。それにより、肌のくすみなども改善されるでしょう。
血行も促進させてくれるため、むくみなども解消されます。
この他にも、打撲や肩こり、歯痛や歯茎の腫れ、虫歯防止などにも効果があると言われています。
ただし、生のアロエには雑菌が含まれていることも考えられます。その為、使用する場合は必ず煮沸消毒をすることをお勧めします。アロエは熱にも加工にも強いため、煮沸消毒をしても効果は変わりません。
雑菌によって、治癒するはずの傷が悪化してしまうという事も考えられるため、特に傷口や火傷に使用する場合は注意しましょう。
手作りアロエベラジェルの作り方
一番高い効果が得られるのは、加工していない新鮮なアロエベラを使用することなので、自宅で栽培し、使うたびに必要な分だけカットして、常に新鮮なアロエを食べたり塗ったりしていくことが望ましいのですが、寒い地方で育ちにくいアロエベラですので、沖縄以外にお住いの方にとっては、家庭栽培するのは少し難しいですね。
また、家庭栽培できたとしても、カットしただけの生のアロエでは雑菌の心配があります。その為、使用するたびに消毒する必要があるのですが、これもまた面倒です。
さらに、美容目的で毎日顔などに使いたい場合は、そのままのアロエベラでは効果が高い分、刺激が強すぎてしまいます。
そこでお勧めしたいのが、天然のアロエベラで無添加のアロエエキスを作成し、そのエキスの濃度を調整したアロエベラジェルを手作りしておくことです。
防腐剤なども含まない完全無添加のジェルになるので、長期的な保存は出来ないのですが、冷蔵庫に入れておけば1週間程度は使用可能です。
これなら、冷蔵庫から取り出していつでもすぐに使う事が出来るので便利ですし、アロエエキスの量を少なめに調整したジェルであれば、毎日顔に使用することも可能です。
肌に負担をかける成分が含まれていないため、敏感肌の方でも安心して使用することができます。
ただし、アロエの成分でアレルギーを引き起こす場合もありますし、人によって肌に合わないこともあるので、必ずパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
用意するもの
・乳鉢
・ガーゼやお茶だしパック等(濾すため)
・アロエエキスを入れる容器
・アロエベラジェルを入れる容器
・計量スプーン
・計量カップ
この他にも、アロエベラをカットするための包丁やまな板、煮沸する為の鍋などが必要になります。
材料
・キサンタンガム・・・0.3g
・グリセリン・・・1ml
・精製水・・・30ml
まずはアロエベラがなければ始まりません。近くの生花店や、インターネットなどで購入しましょう。
私はインターネットでアロエベラの鉢を購入してみました。
インターネットでは、カットした葉だけも販売されていましたが、葉はカットされるとその瞬間から劣化が進んでしまいます。新鮮なアロエエキスを作りたかったので、まだ生きている鉢植えのアロエベラを用意してみたのです。
購入したアロエベラがきちんと育ってくれれば、今後もアロエベラジェルを作り続けることができますし、すり傷や切り傷、体調不良の時にも重宝してくれそうです。
ただし、寒い地方への販売は休止しているショップも多いというのが現状です。寒さに弱いアロエベラですので、配送中に凍結してしまう危険性があるからです。
購入の場合は、凍結の心配がないかどうかをショップに確認しておくといいいでしょう。
また、購入後は日当たりのいい室内で保管し、夜はビニールや毛布などを被せて温かくする工夫をするといいでしょう。
1.アロエエキスの作り方
アロエベラジェルを作るには「1.アロエエキス」と「2.ベーシックジェル」を作る必要があります。
ここでは、まずアロエベラの果肉を使用した、アロエエキスを作りたいと思います。このアロエエキスを作っておくと、ジェルにも化粧水にも作り変えることが出来るので、便利です。
アロエベラの果肉の部分は、それだけでジェル状になっているので、果肉だけを取り出してそのまま使用する方法もあるのですが、生のアロエには様々な雑菌が付着している可能性が有ります。
もし雑菌に犯されていることに気付かないままジェルを作り、それを肌に乗せてしまうと、せっかく美肌に導くために作ったアロエベラジェルなのに、逆に肌にダメージを与えてしまうかもしれません。
そこで、まず、アロエベラを安心して使う事ができるようにするために、殺菌する必要が出てくるのですが、その方法は以下の2通りになります。
・アルコール消毒
・煮沸消毒
しかし、アルコール消毒の場合は、アルコールの刺激が気になります。人によってはアルコールの成分によってかぶれてしまうことも考えられるからです。
細かく刻んだアロエベラをホワイトリカーに漬け、数か月置くことでアロエエキスが出来上がるので、作り方としては簡単ではあるのですが、今回は敏感肌の方でも使用できる刺激の少ないジェルを作りたかったので、煮沸消毒を行いたいと思います。
また、葉の中の果肉の部分だけを使用して作る場合と、葉全体を使用して作る場合の2通りのアロエエキスの作り方をご紹介します。
葉の中のゲル状の果肉だけを使用する場合のアロエエキスの作り方
葉全体を使用するよりも効果は薄まりますが、副作用を引き起こす成分も減少しますし、刺激も少ないため、安全で穏かな効果を求めている場合は、果肉だけを使用することをお勧めします。
肌が弱い方も、果肉の部分だけを使ったジェルの方が低刺激で安心です。
①除菌します。
手は勿論のこと、アロエエキス作りに使用する道具を全てアルコールで除菌しておきましょう。
②果肉を取り出します。
アロエの葉を1本カットし、キレイに洗い、中の果肉を取り出します。包丁で片側の皮をむくと透明のゲルが姿を現すので、そのゲルの部分をスプーン等で削ぐようにして取り出すと簡単です。
新鮮で元気なアロエベラであれば、もっとシャキッとした果肉が取り出せるのだと思うのですが、冬の寒い時期に配送してもらったアロエベラであったため、少し元気がなくなっていました。その為、果肉の部分の引き締まり方が足りないようにも感じます。
寒い地域にお住いの方は、夏の暖かい時期を狙って購入した方が、もっと元気なアロエベラを使用できるかもしれませんね。
③すりつぶします。
果肉が生卵の白身のようなドロッとした塊の状態なので、乳鉢を使って滑らかにします。塊がうまく崩れない場合は、包丁で刻んだり、泡立て器やミキサーなどでかき混ぜてもいいでしょう。
ここでしっかりと塊を細かくしておかないと、後にジェルとして使用した際に、塊が肌に浸透せず使いにくくなってしまいます。どうしてもうまく滑らかにならない場合は、ガーゼなどで濾してもいいでしょう。
④煮沸します。
滑らかになったら、鍋に入れ、煮沸します。アクが出てきたら取り除きましょう。
私は、20cm程度の葉を2本使用したのですが、果肉の量はそれほど多くはなかったので、火にかけるとすぐに水分が蒸発してきました。その為、1分程度で取り出したのですが、使用する果肉の量が多い場合は、その量に合わせて煮沸する時間も長くしてくださいね。
煮ていると、少し青臭い香りが漂ってきます。軽く苦みも感じるような香りです。お茶の匂いにも似ていました。
⑤完成です。
容器へ移したら、アロエベラの果肉だけを使用したアロエエキスの完成です。
葉全体を使用する場合のアロエエキス作り方
葉全体を使用すると、薬効成分も豊富に含まれるため、様ざまな怪我や火傷、皮膚炎等に強い効果が得られます。美肌効果も期待できますね。
ただし、その分刺激も強くなってしまいます。葉全体を使ったアロエエキスを顔に使用する場合は、必ずパッチテストを行い、少量から試すようにしましょう。
大丈夫なら少しずつ使用する量を増やし、調整していきましょう。
①除菌します。
先ほどと同じように使用する道具や手を全て、アルコール除菌します。
②滑らかにします。
アロエの葉を1本カットして、キレイに洗います。その後、包丁でとげを取り除き、皮ごと細かく刻みます。さらに滑らかにするために、乳鉢などですりつぶしましょう。
③煮沸します。
すりつぶしたものを鍋に移しましょう。煮沸消毒していきます。
アロエベラの葉全体を使用すると、苦み成分のアロイン等が含まれてしまいます。下剤としても使用される成分で、美肌には必要のないものとなります。
これらの不要な成分はアクとして出て来るので、しっかりと取り除くようにしましょう。
アクを取り除く前に水分が蒸発してしまう場合は、水を足しながら煮沸します。
私は化粧品として使用する目的でアロエエキスを作っていたので、ここでは精製水を足したのですが、もしアロエエキスをジュースとして飲んでいきたいのであれば、水道水でも構いません。
果肉の部分だけを煮沸したときよりも、青臭い香りが強く漂ってきます。
鮮やかな緑色の葉が茶色っぽく変化してきたら取り出しましょう。私は20cmの葉1本を使用し、5分ほど煮沸しました。
④濾します。
滑らかになったものの、まだ粒が残っているので、ガーゼやお茶パック等にアロエベラを注ぎ、しっかりと濾します。
⑤完成です。
絞り出したエキスを容器に移したら、完成です。
これで、果肉だけを使用したアロエエキス(左)と、葉全体を使用したアロエエキス(右)、2種類のエキスが出来上がりました。
傷口や小さな火傷にはエキスをこのまま使用しても構いません。また、このエキスをジュースとして飲むことも可能です。
さらに、アロエエキスに精製水だけを混ぜると、化粧水としても使用していくことができます。
今回はアロエベラジェルを作ることが目的なので、さらにこのアロエエキスをジェル状に変化させていきましょう。
2.ベーシックジェルの作り方
アロエベラジェルを作るには「1.アロエエキス」「2.ベーシックジェル」を作る必要があります。
今回は、手作りコスメを取り扱っているネットショップ「manday moon(マンデイムーン)」で公開されている、ベーシックなジェルのレシピを元に作ってみたいと思います。
参考:http://www.mmoon.net/recipe/70/
マンデイムーン、ベーシックジェルの作り方
・植物性グリセリン、オーガニック・・・1ml(1spoon×1)
・ベースウォーターもしくは精製水・・・30ml(大さじ2)
※ベースウォーターは安全性の高い1,2-ヘキサンジオールが含まれたものになります。防腐剤と保湿剤の役割を担った成分のため、精製水よりは長期保存が可能になります。
このレシピ通りシンプルなジェルを作った後、好きな素材をプラスすると、自分だけのオリジナルジェルを作ることができるのです。
精製水の代わりにフローラルウォーターを使用する事も可能ですし、精油を配合して香りと効能をプラスするのもいいでしょう。
このベーシックジェルにアロエのエキスをプラスして、アロエベラジェルにすることも可能か、とマンデイムーンに電話で確認したところ、
とのことでした。
そこで、このレシピでジェルを作った後に、先ほど作ったアロエエキスを加えてみようと思います。
まずはレシピ通り、ベーシックジェルを作ってみましょう。
①除菌します。
アルコール除菌で、使用する道具や容器を全て除菌しておきましょう。
②計量します。
グリセリンとキサンタンガム、精製水を計量します。私は、より安全性の高いものを作りたかったので、精製水を使用しましたが、長期保存したい場合は、ベースウォーターを使用しても構いません。
使用目的やお肌への刺激を考えたうえで、どちらか好きな方を選びましょう。
また、グリセリンは薬局に売っている安いもので構わないのですが、マンデイムーンでは、さらにお肌への効果を高めた、植物性グリセリン、オーガニックという商品も販売しています。
薬局のグリセリンよりも濃度が高く、保湿力もアップした商品なので、さらなる高い効果を求めている場合はお勧めです。
計量の際、18-8極厚計量スプーンがあると便利なのですが、持っていない場合は、計量カップや、少量から計ることができるキッチンスケールなどでも構いません。
計量後の写真を撮影してみました。
グリセリンと精製水は透明の液体なので、写真では見えづらいかもしれませんね。
③混ぜます。
キサンタンガムとグリセリンを容器に入れ、しっかりと混ぜ合わせます。
キサンタンガムとは、化粧水や乳液などにも配合されている、安全性の高い増粘剤で、水と混ざり合うことで粘りを出してくれる成分です。
これを配合することで、液体よりも粘りのあるジェルの触感を作りだすことができます。
スプーンで混ぜることも出来るのですが、マンデイムーンのレシピでは、泡立て器で混ぜた方が混ぜやすいという記載がありました。
実際混ぜてみると、キサンタンガムとグリセリンを混ぜる際はスプーンでも問題ありませんでしたが、この後精製水と混ぜ合わせる時は、泡立て器の方が便利でした。
今回の様な少量のジェルを作る場合は、通常の料理に使うような大きなものではなく、手のひらサイズの小さな泡立て器があるともっと便利です。
④精製水を足します。
キサンタンガムとグリセリンがしっかりと混ざり合ったら、精製水を少しずつ足し、さらに混ぜていきましょう。油断しているとダマになってしまいます。
出来れば、ダマにならないよう混ぜる手を止めずに精製水を足していきましょう。もしダマになってしまったら、少しそのまま置き、馴染んでから再度混ぜると混ざりやすくなります。
⑤完成
しっかり混ざり合って、容器に移したら、ベーシックジェルの完成です。
少し緩いくらいだったので、もっと弾力が欲しい場合は精製水の量を少なめにしたり、キサンタンガムを少し多めに配合するといいでしょう。
3.アロエベラジェルの作り方
「1.アロエエキス」と「2.ベーシックジェル」を作ることができたら、やっとアロエベラジェル作りに取り掛かることができます。
と言っても、必要なものはほぼ仕上がっていますので、後はお好みで混ぜるだけです。
①除菌します。
アロエベラジェルを入れる予定の容器をしっかりとアルコール除菌しておきましょう。
②混ぜます。
ベーシックジェルを容器に注ぎ、そこに必要量のアロエエキスを足し、混ぜます。
私は、使用感を試したかったので、果肉だけを使用したアロエエキスを足したジェルと、葉全体を使用したアロエエキスを足したジェルの2種類を作ってみました。
③完成です。
容器の中でしっかりと混ぜ合わせたら完成です。
まだ初めてなので、アロエエキスを少量だけ混ぜてみましたが、使用感を確認しながら、肌に問題がなければ、アロエエキスをさらに足すことも可能です。
自分好みの濃度のアロエベラジェルを作ってみましょう。
アロエベラジェルの使い方
基本的には全身に使用することができます。
パッチテストをして問題がなければ、乾燥が気になる部分に塗ってみましょう。その他、化粧水として顔につけたり、トリートメント代わりに髪につけるのもいいでしょう。
では、実際に使ってみた使用感をお伝えしたいと思います。
アロエベラジェルでスキンケアしてみます
手に塗ってみた
アロエベラの果肉だけを使用したアロエベラジェルを手に塗ってみました。とてもみずみずしい触感です。
塗った後はなんとなくアロエの苦みのある香りが漂います。あまりいい香りではないので、気になる場合はジェルを精油等で香り付けしておくといいかもしれませんね。
最初はジェルが手の上を弾いて、なかなか馴染まなかったのですが、しばらく撫でていると浸透し、しっとりしていきました。
しかし、細かくしたはずの果肉が、ジェルの中に塊として残っていたため、塗り込んでも浸透せず手の甲に残ってしまいました。
「果肉だけでも程よいジェル状になるのでは?」「濾してしまうとせっかくのジェル状が台無しになるのでは?」と考えたのですが、やはり塊の部分はしっかりと濾して滑らかにしておいたほうが使いやすそうです。
しっかりと浸透すると、手の甲はサラサラの状態になりました。変なべたつきもなく、スベスベです。
その後、葉全体を使用したアロエベラジェルも手に塗ってみました。
葉全体を使ったアロエベラジェルの方が、濾した分、とても滑らかで塗りやすかったです。アロエの香りも強くなりますが、その分、効果も期待できそうな気がします。
塗り込むと、やはり最初は水のようなジェルが皮膚の上を滑るだけで、なかなか浸透してくれないのですが、撫でているとしっとりしてきます。
たまに少しピリッとした刺激を感じた部分もありましたが、気になるほどではありませんでした。多分、少し荒れて傷になっていた部分に入りこんだのだと思います。
手荒れがひどい場合は、もしかすると痛みを感じてしまうかもしれません。
こちらもしっかりと浸透すると、サラサラになりました。浸透してしまえばべた付きがないので、日中のハンドクリーム代わりに使用するのもいいかもしれませんね。
体に害のある成分が含まれていないので、アロエベラジェルを塗ってから料理をしても安心です。
顔に塗ってみた
使用感としては、やはり滑らかで効果が高そうな、葉全体を使用したアロエベラジェルの方が上に感じました。そこで、このジェルを化粧水代わりに、顔に塗ってみることにしました。
ひんやりして気持ちいいです。特に刺激もなく、化粧水と同じような感覚で使用することができました。浸透してくると、さらに肌の内部がひんやりしてくる気がします。
引き締め効果も期待できそうですね。
使用後、乳液をつけなくても、しっとり感が持続していたので、肌に潤いを与えたい時や引き締め効果を期待したい時、清涼感を求めているときにお勧めです。
パックとして使用してみた
コットンに沁み込ませて、パックとして使用してもいいですね。
コットンの上にアロエベラジェルを乗せると、浸透せず、そのままプルプルとした状態で乗ったままでした。これを指先で全体に伸ばして、顔に乗せてみます。
乾いたコットンを乗せているように見えますが、頬に触れている部分はジェルがタップリと含まれている状態で、とてもひんやりして気持ちいいです。
お風呂上がりの火照った肌に効果的ですね。
暑い夏、日差しを浴びた後や、入浴後、ホッと一息つきたい時に、アロエベラジェルのコットンパックはお勧めです。
化粧水として付けた時よりも、パック後の方が肌のしっとり感が強まります。その後の化粧水の浸透率もアップします。
美容液として使用してみた
お好みの美容オイルにアロエベラジェルを混ぜると、美容液として使用することができます。私はアロエベラジェルに、ホホバオイルの精製タイプを1滴だけ混ぜてみました。
混ぜると、透明のまま特に変化はないように感じたのですが、肌に塗ってみると浸透するスピードの速さを感じました。塗り伸ばすとすぐに肌が吸い込んでいき、さらにクリームを塗った後のようなしっとり感が持続します。
アロエベラジェルだけだと、水分で肌表面に幕を張っているだけのような感覚でしたが、オイルを加えることで、油膜がさらに肌表面を保護してくれているようです。
乾燥する季節や、乾燥肌の方は、与えた水分をしっかりと閉じ込める為にオイルをプラスするといいでしょう。
更に、固形のオイルではどうなるのか、固形になってしまっているココナッツオイルでも試してみました。
混ぜると、手のひらの体温でココナッツオイルが溶けだし、半透明のジェル状になりました。
ココナッツオイルの香りで、アロエの苦味のある香りはかき消されるのですが、ココナッツオイルの香りも強いので、何となく手のひらだけパン屋さんにいるような気分です。
パンのような粉砂糖のような、シナモンのような、ココナッツオイル独特の香りが漂ってきます。
手のひらに塗り広げてみると、ホホバオイルとは違い、粘りを感じました。両手を合わせてから離すと糸を引くほどです。
しばらく浸透するまで伸ばしてみましたが、浸透した後も、テカリは消えませんでした。手のひらがテカっているのがわかりますか。
この様なテカリが消えないのであれば、顔に塗ることに抵抗を感じてしまいますね。
手の保湿だけであれば問題ありませんが、顔につける美容液として使用するなら、アロエベラジェルに混ぜるのは、粘りの少ない、軽めのオイルを選んだ方が良さそうです。
ムダ毛処理後のケアとして塗ってみた
髭剃りやムダ毛処理の後のケアにも、アロエベラジェルは効果的だと言われていますので、ムダ毛処理をした後の腕に塗ってみます。
程よくしっとりしたのはいいのですが、冷蔵庫で保存しているせいもあって、とてもひんやりとしたジェルなので、腕に塗り広げると鳥肌が立ってしまいました。
しかし、脱毛後の毛穴の引き締めには、この清涼感が効果的かもしれません。特に、暑い夏場に使用すると、このひんやり感が気持ちいいかもしれませんね。
ムダ毛処理後だったのですが、アロエベラジェルを塗っても、痛みや刺激も感じることはありませんでした。
アトピー肌に使用してみた
息子のカサカサアトピー肌に塗ってみました。いつもは保湿剤を使用しているのですが、今回は保湿剤の代わりにアロエベラジェルを使用してみようと思います。
赤みも気になりますが、ところどころカサカサと乾燥している、息子の膝です。ここにアロエベラジェルをたっぷりと塗ってみました。
赤みが消えることはありませんが、しっとり感が出ます。つけてすぐは、保湿剤をつけた時よりも肌の潤いを感じました。息子は「少し白くなったみたい」と言っていました。
何となく、キレイになったようにも感じられます。
小さな傷もあったのですが、特にしみることもなく、痛みや刺激もないと言っていました。
しかし、10分くらい経過すると、サラサラの状態になってしまいます。乾燥しやすい息子の膝には、ちょっとしっとり感が足りないようにも感じました。
アロエベラジェルを付けた後、さらに保湿クリームをつけると、保湿クリームだけの時よりも潤いが持続するので、カサカサがひどい時はクリームとのダブル使いが良さそうです。
もしくは、テカリを気にしないなら、ココナッツオイルなど重めのオイルと混ぜたジェルでもいいでしょう。
アロエベラジェルで髪・頭皮ケアしてみた
シャンプーや増毛剤などでも、アロエベラエキスが配合されているものがあります。アロエベラは頭皮につけると、頭皮の乾燥を防ぎ、栄養を与え、頭皮状態を健康に保ってくれるので、抜け毛防止に役立つということがわかっているからです。
頭皮がカサカサしていたり、白髪や抜け毛が気になる方は、手作りのアロエベラジェルやアロエベラエキスを頭皮に塗り込んでみるといいでしょう。
また、ドライヤーの熱からも髪を守る力があるため、濡れた状態の髪の毛にアロエベラジェルとつけると、ドライヤーによって受けるダメージを抑えることができます。
更に、アロエにはキューティクルを修復してくれる力があるので、傷んだ髪の毛に塗ると、自然と髪の毛の艶とハリを取り戻すことができるでしょう。
シャンプー後、トリートメントと同じような使い方をしてもいいですね。
カラーリングを繰り返しているので、ちょっと傷んだ髪ですが、アロエベラジェルとつけると、しっとりとした触り心地になります。
この後ドライヤーをかけても、いつものようなパサパサ感はありませんでした。ただ、アロエの香りが若干気になります。せっかくシャンプーやトリートメントでいい香りに仕上げているのに、アロエの香りに変えられてしまうのは少し残念ですね。
この場合は、やはり少量の精油等で香り付けしておくといいかもしれませんね。
また、乾いた状態の髪の毛にもつけてみました。
<使用前>
<使用後>
写真は、使用前と使用後です。
パサパサと広がっていた髪の毛が、ジェルの効果でしっとりとまとまります。
香りの問題だけ解決できると、トリートメントとしても、ヘアクリームとしても効果的なジェルだと思います。
【おまけ1】アロエベラを食べてみた
アロエベラを食べるとお腹が緩くなったり、子宮が収縮してしまう危険性があるため、お腹の弱い方や妊婦さんは避ける様、言われています。
勿論、アロエベラにはそのような作用があるのですが、あくまでも葉の皮の部分を大量に食べた場合のお話です。皮を取り除き、ゲル状の部分だけを少量食べる程度であれば、特に副作用の心配はないと言われています。(※自己責任でお願いします)
ですから、なるべく皮を取り除き、体調を確認しながら、適量を守って食べるといいでしょう。
ただし、身体を冷やす効果も含まれているため、あまり妊婦さんにはお勧めできません。
また、人によってはアロエベラを食べることでアレルギー反応が起こる可能性もあります。他の食べ物でアレルギーを持っている方は、注意しましょう。
アロエベラを食べた感想
様々な効果が期待できそうなアロエベラ。どんな味がするのでしょう?
小さくカットして、まずは透明な果肉の部分だけを食べてみました。
皮に近い部分はなんとなく苦みを感じますが、真ん中のジェル部分だけでは特に気になるような味はありません。無味無臭のゼリーのようです。
次に、皮ごとかじってみます。
皮が口の中に入りこむと、苦くて青臭い感じの味がしました。昔食べたキダチアロエに似ていますが、キダチアロエよりは苦みが抑えられていて、まだ、食べやすいですね。
しかし、いずれにしても、「美味しい」と思えるものではありませんでした。薬として、健康の為に食べなければならないと言われれば、食べ続けることはできますが、あえて食べたいものではありません。
健康面を気にして、食べていきたいと考えている方は、中の果肉部分だけを取り出し、他の味の濃い食べものと一緒に摂取するといいかもしれませんね。
ヨーグルトに入れると、天然のアロエヨーグルトになりますし、アロエエキスを作って、はちみつなどを混ぜてアロエジュースにしてもいいでしょう。
ただし、食べ過ぎると下痢になってしまう危険性もあります。1日に100g食べると美肌効果が高くなるという話もありますが、人によってはいきなり100g食べてしまうとお腹が緩くなってしまうかもしれません。
まずは少量から食べてみて、お腹の様子を見ながら少しずつ増やして慣らしていくといいでしょう。
【おまけ2】アロエベラ風呂に入ってみた
アロエベラをジェルにしたり、食べたりしてもいいのですが、生のアロエをお風呂に入れると、アロエの美肌効果で全身ツルツルになるという噂を聞いて、私も試してみました。
まずはアロエの葉を1本カットして、綺麗に洗い、とげを取り除きます。その後、細かく刻み、袋に入れましょう。
ガーゼや布で包んで輪ゴムで止めるだけでもいいですし、お茶だしパックなどがあれば、それを利用してもいいでしょう。
後は湯船に入れて、もみながら入浴するだけでOKです。
お湯に入れると、もっとぬめりが出てくるかと思ったのですが、気になるほどではありませんでした。袋を絞ると、アロエのエキスがしみ出てくるのですが、嫌なヌルヌル感ではありません。
しみ出たエキスを顔につけたり、アロエの入った袋で体を優しくなでると、アロエの美肌成分が肌に浸透していく感じがします。
1回の入浴ではそれ程大きな変化はありませんでしたが、何となくお肌がツルツルになったような気はします。入浴後、化粧水の浸透力も上がったように感じました。
肌が少し柔らかくなって、吸収しやすくなっているようです。
このように、アロエベラは、様ざまな使い方が出来る、万能薬です。
化粧水に、入浴剤に、シャンプーに、ジュースにと、形を変え、美容と健康の為に使ってみてはいかがですか。
また、ひんやりとした使い心地なので、冬場よりも、暑い夏場に使った方が気持ちが良さそうです。さっぱりとした清涼感を得たい時にも便利ですね。
消炎作用もあるので、夏の日焼けにも効果的です。
アロエベラ自体、温かい場所で育ち易いものですので、購入する場合も、夏の方が手に入れやすいでしょう。