顔イボ除去【体験談】治療費は?保険適用された?できる原因も解説

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顔イボ除去【体験談】治療費は?保険は利いた?できる原因も解説
わずらわしい顔のイボって、どうしてできてしまうのでしょうか?なんとなく年を重ねたらできるようなイメージもありますが、水イボみたいに子供にもできるイボもありますよね。

わたしの顔にも治らないイボがあったので、皮膚科で除去・治療することにしました。

この記事では顔イボの除去・治療にかかった費用や経過の画像公開、イボの種類やできる原因や市販薬・自然治癒などについてまとめてあります。

筆者自身が顔のイボで悩んで実際に行ったことを詳しくご紹介してあるので、顔イボの除去・治療を検討中の方の参考になると思います。


 


もくじ

顔にできるイボの種類

イボにはいくつか種類がありますが、全てのイボが顔にできるわけではありません。顔にできやすいイボをご紹介します。

青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)

青年性という名前のとおり10代から起こりえるイボです。特に女性に多いと言われて「ヒトパピローマウイルス」というウイルスが原因で発症します。
見た目は皮膚と同じような色のものから褐色のようになることもあり、大きくても3mm程度とそこまで大きくなく、形はたいらです。

治療をしなくても自然に治ることもありますが、気がついたらできていていつの間にか増えていた!ということもあるので、大きくなったり増えたりしたら治療を検討しましょう。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

こちらもヒトパピローマウイルスが原因で発症するイボです。青年性扁平疣贅と違うところは、傷口から進入したウイルスが原因で起こること。

いろいろな形があり、1mm程度の小さなものから数センチにまで広がってしまうこともあります。触れると硬くザラザラしたイボは尋常性疣贅であることが多いようです。色は肌色に近いものから茶色味・黒みを帯びているものもあります。

このイボが主にできるのは、手指の関節やひざ、ひじなど摩擦が多いところですが、男性の場合、髭剃りでできた傷にウイルスが入り顔の下半分にイボが広がってしまうこともあります。
ぷよぷよした柔らかいものではなく硬さがあり、次第に表面がザラザラしてきます。

尋常性疣贅は削ったりすると出血しやすく、大きくなったり増えてしまうことがあるので、市販品を使って自分でケアするのは良策ではありません。

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

加齢によってできるイボです。皮膚の老化が原因なので、誰にでも起こる可能性があります。

色は肌色に近いものから黒褐色まで様々で、最初は1mm~2mm程度の小さなものですが徐々に大きくなります。複数できることもあり、場所も足の裏と手のひら以外の部位ならどこにでも現れます。

老人性という名称ですが、若いうちからできることもあります。加齢に伴うイボなので良性であることが多いのですが、こちらも気になるようでしたら医療機関に相談しましょう。

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)

ウイルスが原因でできる子供にも多いイボです。「水いぼ」と呼ばれるのはこの伝染性軟属腫になります。

形状は小さなものなら1mm程度、大きくても3mmくらいで柔らかいのが特徴ですが、大きくなると数センチサイズになることもあります。主に身体にできるイボですが、顔に現れることもあります。

伝染性軟属腫がやっかいなのは、イボがやぶれるとウイルスが広がってしまうところ。そのため子供のプールで感染することも多く、水いぼができている間はプールを禁止されることもあります。

また、ウイルスに触れた手で肌に触ると新たに発症することもあります。
自然に治ることもありますが、ウイルスを広げないためにも早めに治療を始めましょう。

顔のイボとニキビの違い

顔にできるイボ(特に青年性扁平疣贅)をニキビと勘違いしてしまうこともあります。当然ながらイボにニキビ治療を施しても治ることはないので、早い段階で見分けることが重要です。

ニキビは毛穴に皮脂や汚れなどが詰まって起こり、アクネ菌が増殖して赤く腫れたり白っぽい膿がたまるもの。形は半球状です。
青年性扁平疣贅は肌色に近いものから褐色のものが多く、よく見ると形が平坦であることがわかります。

青年性扁平疣贅はニキビのようにポツッと赤くなったり膿が溜まるものではなく、皮膚がそのまま盛り上がったような形なので、まずはここで見分けると良いと思います。

ニキビと間違ってクリームなどを顔に塗り広げてしまうと、ウイルスも一緒に顔に伸ばしてしまうことになります。チェックするときもなるべくイボに触れないように気をつけて下さい。

顔にイボができる原因と予防方法

イボの原因がウイルスとわかっていても感染源が多岐にわたるため特定できない場合がほとんどです。また、ヒトパピローマウイルスは100種類以上もあり、感染力もそれぞれです。
もし同居中の家族にイボができたら

・タオルを共有しない
・イボに触れない
・触れたら手を洗う

など、ウイルスを広げないよう気をつけることがとても大切です。
男性の場合、シェーバーはこまめに洗浄する、カミソリはこまめに取り替えるなど衛生面にも気をつけましょう。

老人性疣贅は非ウイルス性ではなく加齢によってできるものですが、日ごろから肌を守ることで予防することができます。予防方法としては

・保湿をしっかり行い乾燥させない
・帽子、日傘を活用して紫外線をカット
・生活習慣を整えて免疫力を下げない

などがあげられます。

顔のイボがたくさん増える理由

顔のイボがいつの間にか他のところにもできてしまう理由はウイルスが広がったことが考えられます。ウイルスに触れた手やタオルが皮膚の他の部分に当たると、そこから新たなイボができてしまうのです。

また、ヒトパピローマウイルスは体内にも潜んでいるため免疫力が落ちたときにイボが広がりやすいこともわかっています。

筆記用具やスマホ、リモコンなどの接触でイボが増えることはあまりないと言われていますが、イボがなかった家族にもいつの間にか新しいイボができて家族全員に感染したというお話もあります。

増える原因を完全に排除するのは難しいので、増える前に皮膚科に行くことがいちばん有効です。

顔のイボは自分で除去できる?

木酢液やイボコロリなどを使って自分で顔イボの除去をやってみたというネット情報もありますが、あまりおすすめできることではありません。特にイボコロリは顔に使用してはいけないと添付文書に記載があります。
効果の有り無しよりも、症状が悪化する、目に入るなどの危険性が心配です。

何度もお伝えしていますが、イボはウイルスの感染が主な原因なので、指やピンセットなどでつぶすのもゼッタイにダメです!自己流の治療はイボが増える原因にもなりかねません。

わたしもイボが気になって指でぎゅーっとつぶそうとしたことがありましたが、これをやるとヒリヒリと痛くなりイボが少し大きくなってしまいました。

わたしたちはつい、「皮膚科に行くほどでもない」とか「市販薬でなんとかならないか」と考えがちですが、イボが増えたり悪化してから医療機関にかかるよりも軽症のうちに治療を始めた方が肌にも経済的にも負担は少ないですよ。

顔のイボは自然治癒する?

結論から言うと「自然治癒の可能性はゼロではない」という感じです。
伝染性軟属腫(水いぼ)でしたら自然治癒することもありますが、完全に治るまでにかなり時間がかかることもありますし、イボが破れると他のところに移ってしまいますし家族への感染の危険性もあります。

その他のイボも自然治癒することもあるのですが、治癒を待っている間にウイルスが広がってしまう可能性の方が高いので、あまり自然治癒にはこだわらないほうが良いと思います。

顔のイボに「ヨクイニン」は効く?

ヨクイニンはハトムギの種子で種皮を取り除いたものです。昔から民間療法にも使われており、漢方薬にも使用されています。
入手しやすいヨクイニンとしては

・市販の飲み薬
・市販の塗り薬
・処方薬

があります。

市販の飲み薬のヨクイニン

市販の飲み薬のヨクイニンには激的な効果はあまり期待できず、長期間の服用が必要になります。飲み薬には体質との相性もあるので飲み始めたら半年くらいは継続して様子を見ると良いと思います。

市販の塗り薬のヨクイニン

市販のヨクイニン塗り薬を使う場合は、まず顔に使用できるお薬であることを確認してから使用しましょう。こちらも使い続けるうちにイボがなくなったという声と、全く効果がなかったという声がわかれています。

顔に使用できる市販薬でしたらとりあえず使ってみても良いと思いますが、塗り薬は安くはありません。ヨクイニン配合のクリーム「ぽっつるん」の場合、お値段が4,000円程度とかなり高額になります。

処方薬のヨクイニン

ヨクイニンは処方薬としても用いられています。こちらも体質によってはすぐに効く人もいますが、穏やかな効果しか感じられないこともあります。

イボといえばヨクイニンと考える方は多いかと思いますが、ヨクイニンがイボに効く理由はまだわかっていないんです。痛みが全くないのはありがたいですが、飲み薬・塗り薬は消極的な治療と言えそうです。

顔のイボに「サリチル酸」は効く?

サリチル酸はピーリング剤にも使用される成分で、角質を柔らかくする効果があります。イボにサリチル酸を塗ると固くなった角質が柔らかくなり、皮膚の下の方で新しい皮膚の生成が進みます。何日か継続すると古い角質(イボ)が取り除かれ、綺麗な皮膚が顔を出します。

サリチル酸自体はイボに効果的ですが、サリチル酸を含む「イボコロリ」は顔に使用することができませんし、正しく使用しないとお顔の他の部分に影響がでることもあります。使い方には十分注意しましょう。

顔のイボに「ハトムギ」は効く?

ハトムギを簡単に摂取する方法としてはハトムギ茶があげられます。お茶がイボに効くの?という感じですが、これが意外なことに、ハトムギ茶を飲んでいたらイボが薄くなったという人もいます。

ヨクイニンを含んでいるからと考えられますが、絶対的な効果があるというわけではありません。おばあちゃんの民間療法的に捉えておきましょう。

ちなみにヨクイニンはビタミンBをたっぷり含んでいます。ビタミンBは皮膚や粘膜の健康効果、皮脂コントロール作用があるため美肌作りには欠かせない成分ですよ。

顔のイボの治療法が知りたい

医療機関で行う顔のイボの治療法は症状によっていくつかにわかれます。

・レーザー治療
・液体窒素
・切除
・ステロイドなどの塗り薬

それぞれ詳しく見ていきましょう。

イボのレーザー治療

炭酸ガスレーザーやQスイッチヤグレーザーなどでイボを削り取ります。イボによっては1回で終わらず8回程度の照射が必要になることもあります。

施術後はかさぶたができるので、目立ちにくいシールのようなものを貼り状態によっては塗り薬が処方されることもあります。

レーザーはイボだけを狙って照射することができて出血も痛みも少ないため、ポピュラーに行われているイボの治療方法です。手術痕も残りにくくイボが再発しにくいというメリットもあります。

レーザーのデメリットはクリニックによって価格設定が大きく変わること。
3mm程度のものなら2,000円~3,000円くらい、1cmを超えると20,000円以上かかることもあります。クリニックによっては5mmまでは5,000円などの設定もあります。

液体窒素でイボを除去

液体窒素でのイボ取りは以前から行われている従来型の治療方法です。イボに液体窒素を塗布する方法は綿棒やガラス棒で直接塗る、ジェットスプレー式の容器から噴射するなど。
塗るよりもジェットスプレー式の方が効果が高く痛みも少ないようです。

液体窒素のメリットは保険適用になる場合が多く治療費が安いこと。1回あたり数百円で済む場合もあります。

液体窒素治療は低温火傷を人工的に起こして皮膚が再生するのを待つ治療法なので、痛みが強いことがあるのがデメリットです。また、治ったように見えてもイボの根っこが残っている場合があり、繰り返し治療をしないと完全になくならないこともあります。治療期間の目安は2・3ヶ月~1年程度です。

イボの切除

イボの切除はハサミやレーザーを使って行います。液体窒素などで取りきれないくらい大きなイボをくりぬいたり、ポコッと突起しているイボを根元から切り取ります。

ハサミでイボを切り取った後はしっかり止血するので、ほとんど出血もなく傷跡も残りにくいですが、大きなイボの場合はくりぬいた後に縫合する場合もあります。

ステロイドなどの塗り薬

医療機関にかかって塗り薬だけで治療することはあまりないようですが、痛みがないので子供の水いぼなどに用いることがあります。
イボにサリチル酸などを含んだ絆創膏を貼って完治を目指します。

顔のイボ治療をやってみた

ここからはわたしが実際に行った顔のイボ治療と経過をご紹介します。

イボができたのは数年前です。気が付いたらポコッと肌が盛り上がっていて、触ったりつぶそうとしているうちに色が濃くなって目立つようになってきました。
顔のイボ治療をやってみた
色は薄い褐色で、大きさは3mmくらい。顔のイボは皮膚が薄いところにできやすいので、まさに多くの症例どおりのイボだと思います。
美容皮膚科で先生に診てもらったところ、液体窒素での除去が最適ということになりました。

 

顔のイボ 治療前の説明

この日、美容皮膚科に行ったのは別の治療のためだったんです。その診察が終わったあとに先生にイボが気になってるからいつか除去したいと思ってるという話をしたら、先生がその場で診てくれて「この大きさなら保険適用ですぐ取れるから今やります?」と言われ、サクッと液体窒素を当てたというのが治療の始まりでした。

この時点では、そう言われても・・・数年悩んだのにそんなに簡単に取れるの?けっこうお金がかかるんじゃ?と、不安しかありませんでした。

手術前の説明をまとめると

・この治療はイボに液体窒素を当てて火傷を起こして皮膚の再生にしたがってイボを取り除く治療法だから、数日は水ぶくれができて黒っぽくなるけどそれは正常な状態
・数日で水ぶくれが固まって自然にポロッと取れて綺麗な皮膚が出てくる
・水ぶくれが取れてもヤケドの治りかけみたいに肌色が変わるけど、時間が経てば綺麗になる
・イボは根が深いこともあるから1回の治療では終わらないことが多い
・水ぶくれを破らないように洗顔やメイクには注意して
・日焼けはしないでねー
・ちょっと痛いけど我慢してね
・保険が利くし、今日の治療にかかるお金は数百円です

こんな感じでした。

説明を受けて思ったことは、まず料金が安い!もっとお金がかかるかと思っていたので、費用面での安心感は大きかったです。

手術=イボがポロッと取れるみたいな感じを想像していたので、途中で水ぶくれができるとは思っていませんでしたが、説明に納得できたのでやってみることにしました。

顔イボ治療 手術の様子

治療は先生もわたしも椅子に座ったまま、向かい合った状態で行いました。
わたしは別の治療のためにメイクを落としていたのでそのまま治療に入りましたが、普通はメイクを落としてから手術を行うそうです。

こちらのクリニックの液体窒素はジェットスプレー式でした。スプレーは先生のデスクに置いてあったのでよく使うのかも。

液体窒素が入った大きめのヘアスプレー缶みたいな容器に細いノズルがついていて、ノズルの先から出る液体窒素をイボに直接スプレーしていきます。
シューっと出しっぱなしにする感じではなく、何度かにわけてプシュプシュと当てていきます。

顔イボ 液体窒素治療の痛み

最初はつめたっ!と思いましたが、すぐにあつい!に変わり、それから徐々に痛みが出てきて、先生がプシュプシュとスプレーするたびに痛みが強くなりました。

実際「いたたたた(泣)」と口に出してしまい、ひざに置いていた両手にも力が入ってギューっと握っていました。子供だったらホントに泣いちゃうくらいの痛みだったと思います。

液体窒素を当てていた時間は数秒だったと思います。1分もなかったはずですが、緊張と痛みでかなり長く感じました。

手術が終わったあとは液体窒素を当てているときほどの強い痛みはありませんでしたが、イボの部分がジンジンして痛さというかしんどさがありました。
特にお薬を塗ったりテープを貼ったりすることもなく、そのままの状態で診察室を出ました。

説明から診察室を出るまでの時間は10分もかからなかったと思います。

顔イボ 液体窒素治療直後の写真

顔イボ 液体窒素治療直後
こちらは治療直後、美容皮膚科を出てすぐに撮った写真です。
イボそのものにはあまり変化がないように見えますが、周辺が赤く腫れていて、ヤケドをした直後みたいなジンジンする痛みが続いていました。
施術直後のメイクは駄目なので、このまま帰宅しました。

顔イボ 液体窒素治療 当日夜 経過写真

顔イボ 液体窒素治療 当日夜
液体窒素治療を行ってから6時間ほど経ったあとの写真です。
イボの色が白く変わって、周辺の赤みが増しています。写真ではイボ部分が膿んでいるようにも見えますが、化膿はまったくありません。
痛みはかなり引きましたがヒリヒリします。

顔イボ 液体窒素治療 翌日朝 経過写真

顔イボ 液体窒素治療 翌日朝
翌朝の画像です。イボ部分が黒く変化して血豆みたいになりました。イボの周りは油がピンポイントで跳ねてヤケドしたときにできる水ぶくれみたいな感じになりました。

水ぶくれ部分は赤いですが、その周りにぼんやり広がっていた赤みは引きました。痛みも引きましたがなんとなくいつもと違うような違和感があります。

場所がまゆ毛のすぐ下なのでこの状態はかなり目立ちましたが、軽いメイクなら大丈夫と言われていたので試してみました。
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下地、リキッドなしのパウダーファンデメイクだけでここまで隠すことができましたがそれでも目立ちますね。コンシーラーでもっと隠せそうですが、こすったり刺激しない方が良さそうなのであきらめました・・・。


 

顔イボ 液体窒素治療3日目朝 経過写真

顔イボ 液体窒素治療3日目朝
施術から3日目の朝です。きのうと比べると血豆みたいなイボの黒みの範囲が広がっています。触れてみると水ぶくれが少しだけ固まっていました。水分が多いぷよぷよした柔らかい感じではなく、プニプニとした弾力があります。もう痛みはありませんがちょっとかゆいです。

見た目は少し大きめのホクロが盛り上がっている感じ。気になるし早く取れないかなーとウズウズしますが、塗り薬もないので自然治癒力を信じて待つしかありません。

顔イボ 液体窒素治療3日目午後 経過写真

顔イボ 液体窒素治療3日目午後
水ぶくれがかなり引いてかさぶたのようになってきました。ぱっと見た感じはホクロです。イボより目立つし初対面の人にはホクロの周りが赤くなってる人だと思われそう・・・。

かさぶたのまわりが赤いですが、この赤い範囲が水ぶくれになっていた範囲だと思います。水ぶくれも腫れも落ち着いてきたのが自分でもよくわかりました。
痛みはまったくありませんが、かさぶたが痒いときと全く同じ違和感があります。

顔イボ 液体窒素治療4日目午後 経過写真

顔イボ 液体窒素治療4日目午後
水ぶくれはほぼ落ち着いてかさぶたになってきましたが、黒い部分がさらに広がってきました。施術した日と比べるとかなり黒く大きくなっているのでこれ以上濃くなったらイヤだなーと本気で思いました。

触れてみるとプヨプヨ感は全然ありません。イボよりも硬くなっていて、まさにかさぶたです。かさぶたがはがれかけているとき特有の痒みがあって、つい触りたくなります。

知人には「かさぶたできてるけどケガしたの?」と言われました。ケガのかさぶたみたいに見えたそうです。

顔イボ 液体窒素治療4日目夕方 経過写真

顔イボ 液体窒素治療4日目夕方
施術から4日目の夕方頃、いつものようにデスクワークをしていたらなんの前触れもなくかさぶたが取れました!手元にポトッと何か落ちてきたなーと思ったらかさぶただったんです。

新しく生まれた皮膚は赤く弱そうですがイボ状の突起はありません。じゅくじゅくした感じもなく、怪我が順調に治っているときと同じような感じです。
かさぶたがなくなったら痒みもスッキリなくなりました。かなり嬉しい!

顔イボ 液体窒素治療5日目朝 経過写真

顔イボ 液体窒素治療5日目朝
5日目朝、パウダーファンデで軽くメイクした状態です。赤くなっているのがわかりますが、きのうまでのデカかさぶたと比べるとかわいいもんです。
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5日目朝のメイク前の画像です。サイズは大きめのニキビ跡みたいな感じ。よーく見てみると真ん中がいちばん赤いです。ここにイボの根っこがあったのかな?


 

顔イボ 液体窒素治療7日目 経過診察

7日目のこの日、イボの液体窒素治療の経過の診察がありました。
液体窒素スプレーを片手に診察室に現れた先生を見て、またあの痛みがくるのか・・・と覚悟したのですが、イボの部分を見て軽く手で触れたあとに言われたことは

「これならもう当てなくて大丈夫ですね。液体窒素は必要ないです」

でした!
なんと1回の治療で終わったんです!数回はかかると思っていたのでたった1回で終わったのは本当に嬉しかったです。痛みを覚悟していた分だけ安堵感も強かった!

このときはイボが取れたことよりも液体窒素の痛みと、かさぶたがはがれるまでの見た目の悪さとムズ痒さを味わわなくて済むことの方が嬉しかったのを覚えています。

この日はお薬の処方などもなく、診察だけで終わりました。

顔イボ 液体窒素治療13日目昼 経過写真

顔イボ 液体窒素治療13日目昼
ここまで薄くなりました!場所が顔の目の近くなのでまだちょっと目立ちますが、もう傷っぽい感じはないのでファンデやコンシーラーをしっかり使っても大丈夫です。
かゆみ、痛みなどは全くありません。あとは皮膚の色が元に戻るのを待つだけです。

顔イボ 液体窒素治療1ヵ月後 経過写真

顔イボ 液体窒素治療1ヵ月後
どうでしょう?ものすごく薄くなってませんか?色は肌色よりもちょっと濃い感じで赤みはまったくありません。

経過観察は7日目の1回だけでしたが、他の治療で同じ美容皮膚科に通っていたので先生に診てもらったところ、跡はもっとキレイになるから大丈夫だよーと言われました。チラッと診ていただいただけなので費用もかかりませんでした。


 

顔イボ 液体窒素治療2ヵ月後 経過写真

顔イボ 液体窒素治療2ヵ月後
治療跡はここまで薄くなりました。イボの跡というよりもシミの色素沈着みたいになりました。ここにイボがあったことは自分から言わないとわからないと思います。

美白しないとこれ以上は薄くならないのかなーと思うくらい変化の少ない日々が続いています。

顔イボ 液体窒素治療3ヵ月後 経過写真

顔イボ 液体窒素治療3ヵ月後
イボを取ってから3ヶ月経ちました!
2ヵ月後に美白が要るかな?と思ったのですが、特別なことは何もしなくてもそれから1ヶ月でここまで目立たなくなりました。自分の顔にイボがあったことも忘れてしまうくらい凹凸もなくなって、見た目もキレイになりました。

この頃、いつも行っている美容室に行きました。液体窒素を当てた数日後にもここに来てイボ治療の話をしたのを思い出したので「そういえば、前に来たときはイボの手術の直後だったよねー」と言ってみたところ、イボがあったところはどこだっけ?という話になったので、イボを取ったところはどこでしょうクイズを出したのですが、美容師さんが指差したところはもともとあるホクロ!そこじゃないよー。

イボの手術跡は他人にはわからなくなるまで良くなっていたようです!
ホクロも取りたくなってきました(笑)

顔イボ 液体窒素治療4ヵ月後 経過写真

顔イボ 液体窒素治療4ヵ月後
4ヶ月経ちましたよ。どこにイボがあったかわからないくらいきれいになりました。よーーーく見たらうっすらシミみたいに見えなくもないですが、本物のシミの方が濃いくらいなので、自分では全く気になりません。

今ではイボがあったこと、治療をしたことを思い出すこともないくらいこの状態が当たり前になっています。イボそのものが自然治癒力で治ることはありませんでしたが、適切な処置をすればここまで綺麗になるってことがとてもよくわかりました。

顔のイボ治療にかかった費用

液体窒素を当てたのは1回だけだったので費用は激安でした!
その日お支払いした金額は1,200円でしたが、そのうちの何割かは別の治療に払ったものなので、実際にかかった費用は数百円です。

それから7日目の経過観察でもお支払いをしましたが、この日も数百円しか払っていないので合計しても1,000円ちょっとしかかかっていません。
イボの大きさや根深さにもよると思いますが、費用は1回数百円、所要時間は数秒と考えると、液体窒素によるイボ治療は痛みはあるものの、わたしが想像していたものよりもはるかに気軽にできるものでした。
数年も悩まないでもっと早く治療すれば良かったと心の底から思っています。

顔のイボ治療はレーザーと液体窒素のどっちが良いの?

レーザーと液体窒素のメリット・デメリットをまとめると

◆レーザーのメリット
・突起したイボも削り取ることができる
・血管も熱凝固させるので出血がほぼない
・痛みが少ない、麻酔をすれば痛みがあっても感じない
・液体窒素よりも少ない回数で除去できることが多い

◆レーザーのデメリット
・保険が適用されない場合が多いため費用が高い。費用はクリニックによって異なる

◆液体窒素のメリット
・ほとんどの皮膚科で保険適用。費用が安い

◆液体窒素のデメリット
・痛みが強い
・イボの表面を低音火傷で焼き切るような感じなので、根深いイボだど完了までに数回の治療が必要になる
・かさぶたが取れるまでの間、血豆のように黒っぽくなり見た目が良くない

治療方針はお医者様が決めることになると思いますが、もし選べるようならこんな感じで考えると良いと思います。

・お財布に余裕があって、治療後はなるべく早く治したい → レーザー
・痛みが少ない方が良い → レーザー
・保険適用が良い → 液体窒素

レーザーでも小さいイボでしたら2,000円くらいしかかからないこともあるので、希望の治療方法があれば先生に伝えてみると良いと思います。

顔イボの除去をやって良かったこと・悪かったこと

顔イボを除去して良かったことは?

・とにかく費用が安かった
わたしは市販薬などは一切試さずに病院でイボ治療をやったので、かかった費用は治療代の数百円と経過診察の数百円だけです。
イボが小さいうちに病院で相談して本当に良かったと思っています。

・イボがあったことすら忘れられる
顔の目立つところにあったし、鏡を見たりメイクするたびに気になっていたのですが、今ではイボがあったことを忘れるくらいツルンとしています。
コンプレックスというほどではありませんでしたが、プチストレスになっていたので取り除いたのは正解だったと思います。
年齢を重ねたらまたできるかもしれませんが、とりあえずこのイボから感染する心配もなくなったのでその点でも安心です。

・人の目が気にならなくなった
誰も見てなかったかもしれませんが(笑)、人と話すときになんとなく目線がイボを注目しているような気がしていたのも全然気にならなくなりました。
小さなことかもしれませんが自信に繋がるし、こういうことって男性にも女性にもメンタルに影響すると思います。

顔イボを除去して悪かったことは?

液体窒素が痛かったことと、治療直後からかさぶたが取れるまでは患部がイボ以上に目立っていたのでちゃんと治るか不安はありましたが、イボ治療をやらない方が良かったと思うことは特にありません。

幸いなことに痛い思いをしたのは1回だけでしたし、あれくらいの痛みなら我慢できます。
費用も安かったし、日常生活で気をつけることは触らないこと、日焼けしないことくらいでしたので負担もなかったし、悪かったことはありませんでした。

顔のイボは目立ちますし、コンプレックスに感じることもありますよね。原因がウイルスである以上できてしまったイボはスキンケアだけでなんとかできるものでもありませんし、安全に自分で取る方法も確立されていません。

顔のイボが気になるならまずは病院で相談してみると良いと思いますよ。手術は想像以上に簡単ですし、保険が適用されることもあります。
なかなか治らないイボは自然治癒にこだわりすぎずに、ぜひ皮膚科に相談してみてください。

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