偽装質屋とは?正体は違法な闇金?

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若い方は全く馴染みがない商売かもしれませんが、「質屋」は、鎌倉時代から形を変えて存在し続けている庶民にとってとても便利なサービスです。

しかし、平成20年ごろから、この質屋を装って高齢者からお金を搾取する「偽装質屋」という闇金の手口が横行していることがわかっています。

ここでは、
・偽装質屋とは?
・偽装質屋の手口
・偽装質屋に騙された実際の事例
・偽装質屋の手口に引っかからないために大切なこと
・偽装質屋からお金を借りてしまった場合の対処方法
などをご紹介します。

ご自分のことはもちろんですが、ぜひ周囲の高齢者の安全を考えながらご覧になってみてください。


もくじ

偽装質屋とは?

偽装質屋は、その名の通り質屋を装って高い利息を請求してくる悪質業者・闇金です。

一般的な質屋では、貴金属、宝石、腕時計、ブランドバッグなどの担保となるものを質に入れることで、その品物の価値に見合ったお金を貸してくれます。

⇒質屋でお金借りる!無審査!大黒屋は即日融資OKでも高金利?

品物を担保にしてお金を借りている状態なので、返済期限は設けられることになりますが、返済ができなくても請求されることはありません。

返済できなかった場合は預けている品物が「質流れ」となり、所有権が質屋に移ることになります。質屋はこの品物を売却してお金に変えて、返済に充てるのです。

つまり、通常の質屋であれば、お金に困っている人は品物を担保にして安全にお金を借りることができて、質屋も利益を出すことができるので、お互いが良い関係になれるのです。

偽装質屋は、この質屋の性質を悪用して高齢者を騙そうとしてきます。

偽装質屋の仕組み

偽装質屋は、そもそも偽装質屋を怪しむような人は狙っておらず、高齢者のみを狙っています。高齢者でも融資が可能であるかのようなチラシで利用者を勧誘するのです。

お金に困っている高齢者が偽装質屋に問い合わせると「質屋の形でお金を貸しますので、なんでもいいから質に入れる品物を持ってきてください」などと言われることになります。

実際になんでもいいと言われて、壊れた時計などを持っていった60代男性場合は、その場で9万円を借りることができたそうです。

しかし、壊れた時計を質に入れて9万円借りられるならラッキー!と思うのは大間違いです。

偽装質屋の狙いは、利息という名目で長期間支払いを行わせることなので、当然、9万円返せば返済が終わるわけではありません。

返済は、毎回の年金支給日から数千円の返済を行うことになるのですが、この数千円のうちのほとんどは利息の返済となり元金の返済に充てられるのはごく少額です。

かといって、年金のみで生活をしている人が一括返済をするのは当然難しいので、嫌でも払い続けないといけないという地獄のような状況に陥ってしまうのです。

偽装質屋は、情報に疎く、お金に困っている高齢者を狙ったとても悪質な手口なのです。

偽装質屋は高齢者を狙う

国民生活センターによると、偽装質屋被害者の7割は60代以上の方となっているそうです。

偽装質屋が狙っているのは、お金を借りることに慣れていない高齢の年金受給者です。

年金受給者は、偽装質屋にとっては1回あたりの儲けは少なくても、安定した儲けにつなげることができるため狙われやすいのです。

通常の質屋は、質入れする品物の価値を査定して、それに見合った金額を融資しますが、偽装質屋は壊れた時計などにも高額融資を行います。

「壊れた時計に何万円も払ってもらえるのはそもそもおかしい」と思う人も多いと思いますが、偽装質屋はこういった判断力のある人を最初から狙っていないのです。

偽装質屋は実質的な「年金担保貸付」です

偽装質屋の相談事例を見ると、返済方法として要求されるのは、
・毎月決まった日に店頭で支払う
・年金支給日に質屋に通帳を持っていって、質屋が引き出しをする
・年金支給日に口座引き落としで返済をする
などの方法です。

つまり、偽装質屋が狙っているのは高齢者の年金であり、偽装質屋は実質的には年金を担保にした融資なのです。

しかし、年金担保貸付を民間業者が行うことはできません。

以前は年金担保貸付という制度があったのですが、平成22年12月に事業の廃止が閣議決定されて、令和2年の年金制度改正で関係法律の改正が行われました。

これを受けて、年金担保貸付制度そのものが令和4年3月末で新規申込の受付を終了することも決まっています。

令和4年4月以降は、年金受給権を担保にして融資申込みを受け付けることは、全て例外なく違法となるので、かなり厳しく規制されたことになります。

「年金を担保にした融資を行うことは違法」となることから、偽装質屋はわざわざ質入れさせて、その担保に対して融資を行うという質屋の形式をとっているのです。

偽装質屋に「質流れ」はない

正式な質屋であれば、借りたお金を期限までに返せなかった場合でも返済を求められることはありません。

担保として預けている品物は質流れとなってしまい質屋で販売されることになりますが、「返済できなくても品物を失うだけ」なので返済を求められることはないのです。

これは質屋を利用する上でのとても大きなメリットになります。

対して、偽装質屋では質流れの仕組みはありません。

借りたお金は高い利息をつけて返済を求められることになり、返済できなれければ延滞金も取られてしまいます。

この点からも、やはり偽装質屋は質屋を偽った高利貸しと言えます。

偽装質屋に安全性は全くありませんので、利用してはいけません。

偽装質屋は必ず返済させる

偽装質屋で一時的には現金を手に入れることができても、結果的には返済に困ってしまうことになります。

偽装質屋はどんなにお金に困っている高齢者からでも、必ず返済をさせます。

確実に返済させるために、偽装質屋は「年金支給日の返済」「年金支給日の口座引き落とし」で返済をさせようとします。

「年金支給日の返済であれば、無理なく返せますよ」などと相手のためを思っているかのような対応をしてきて、その裏では確実な返済を狙っているのです。

口座引き落としの設定をしてしまうと自動的に返済が行われてしまうので、返済を止めるためには完済するか、銀行で手続きをすることになります。

いずれにしても高齢の方には非常に厄介なことになるでしょう。

1度でも利用してしまうと、高い利息を支払った残りのお金で生活をしなければならないため、ますますお金に困ってしまうことが予想されます。

実際の偽装質屋の手口

偽装質屋が狙っているのは、借金について情報を持っておらず騙しやすいと思われる高齢者です。

実際に偽装質屋の手口に引っかかってしまった事例を3件ご紹介します。

偽装質屋の事例1:「質草はなんでもいい」と言われて9万円借りました

60代男性の事例です。

チラシを見て問い合わせたところ、「なんでもいいから質草を持ってきて」と言われたので、ゴミのような時計を持って行ったところ、9万円を借りることができました。

返済は年金支給日に2回に分けて、口座引き落としで行うことになりました。

一括返済しようと思いましたが、利息が高いので11万円以上も返済をしなければならず、到底支払うことができません。

借りたお金は返さないといけないと思いますが、生活ができません。どうすれば良いでしょうか。

年金受給者を狙った、典型的な偽装質屋の手口ですね。

お金に困ってしまったときに、9万円の現金を手にしてしまうと、ついそのまま借りてしまう気持ちもよくわかります。

そもそも偽装質屋はこういった人を狙っているので、引っかかってはいけません。

また、この方は口座振替で返済することにしたようですので、氏名、住所等の個人情報に加えて銀行口座情報も教えていることと思います。

こういった搾取された個人情報が悪用されるケースも横行していますので、くれぐれも注意が必要です。

偽装質屋の事例2:年金を担保に融資できると言われて

70代男性の事例です。

チラシで見た質屋で、使い古しの財布、壊れた時計、母の古いネックレスを質入れしたところ、高額な融資を受けることができました。

そして、「お金に困っているなら年金を担保にした融資もできます」と言われたので、すすめられる通りに借りてしまいました。

返済は、年金の支給日に質屋に通帳を持って行って、質屋がお金を引き出す形で行うことになりました。

生活にも困っているし、どうしたら良いでしょうか。

正式に許可を受けている貸金業者や真っ当な商売をしている質屋が、何の価値もない使い古しの財布などを担保にしてお金を貸すことはありません。

また、前の項目でお伝えした通り、正当な許可を受けた業者であっても年金を担保にした貸付を行うのは全て違法となります。

▼違法な年金担保融資に関するQ&A
Q1.どのような貸付が違法な年金担保融資にあたりますか。
A1.令和4年4月以降に、年金受給権を担保とした金銭の借入申込を受けるものは、例外なく全て違法な年金担保融資となります。

引用:厚生労働省「違法な年金担保融資にご注意ください」

偽装質屋の事例3:友人に「この会社は問題がある」と言われました

80代女性の事例です。

高齢者にもお金を貸しているとチラシに書いてあったので、事務所に行きました。
何かを預けたらお金を貸してもらえるということだったので、指輪を預けることにして5万円を借りました。

1ヶ月間に4,000円を支払えば、何回でも借り換えができるということだったので、店頭でお金を借りては返済して・・・と繰り返していました。

その後は、口座振替で返済をするように言われたので手続きをしましたが、引き落とし額が多いように感じていました。

友人に話したところ、「この会社は問題がある」と教えてくれました。
次回の年金支払日からの引き落としを止めたいのですが、どうすれば良いでしょうか。

最初から高齢者向けのチラシだったということなので、年金生活の方を狙った手口だったのでしょう。

借入額5万円に対して毎月の返済は4,000円ということですが、相手は偽装質屋ですので、この4,000円のうちの多くが利息の返済だったはずです。

おそらく、この80代女性も4,000円のうちいくらが元金の返済に充当されていたのかも理解されていないのではないでしょうか。

口座振替での返済になってからは引き落とし額が多くなっていたということですが、お友達からのご忠告を受けられて本当に良かったと思います。

偽装質屋の金利はどれくらい高いの?

正当な運営を行なっている質屋さんの注意喚起によると、偽装質屋では年利150%~300%の高金利で貸付を行なっているところもあるそうです。

▼利息の計算方法
借入額 × 年利(金利) × 借り入れ日数 ÷ 365日 = 利息

例えば、5万円を年利150%で30日間借りる場合の利息は、
5万円 × 150% × 30日 ÷ 365日 = 6,164円
となります。

年金支給日は2ヶ月に1回なので、利息は2ヶ月分で約12,000円です。

元金と合わせても「2ヶ月分の年金の中で62,000円を返済すれば良い」となると、無理のない金額にように思えてくる人もいるかもしれませんが、これこそが偽装質屋の罠なのです。

偽装質屋はそもそも年金受給者を狙っているので、払えない金額を要求してくることはありません。年金額を踏まえて無理せず払える金額を設定して、何度もお金を借りさせるのです。

借りてしまった人は、お金に苦しくてもなんとか完済できてしまうので(偽装質屋がそういう設定にしているため)、またお金に困ってしまった時に繰り返し利用してしまう人もいます。

本当は、利息を払う分だけ生活が苦しくなっているはずなのですが、一時的にお財布が潤ってしまうので、つい利用してしまう人もいるのだそうです。

お金を借りる側の、「ちゃんと返せるから大丈夫」という自信もあるのかもしれませんね。

偽装質屋と闇金は関係があるの?

偽装質屋は、ただ高利貸しでお金を貸すことはしません。必ず「なんでも良いので品物を持ってきてください」と言います。

偽装質屋のことを「金利の高い質屋」と思われるかもしれませんが、やっていることは闇金の手口と同じです。

偽装質屋の金利には違法性がある

そもそも質屋が設定できる金利は、法的に「年利109.5%まで」と決まっているため、これを超える金利で質屋を営むことはできません。

150%もの金利は間違いなく違法となります。

質屋としての許可を得ていないこともほとんどです

質屋を営むには「質屋営業許可」をとる必要があり、都道府県の公安委員会から発行される許可番号を店内の見やすいところに掲示する義務もあります。

偽装質屋は、この許可をもらっていないことも多い名ばかりの質屋として運営していることも多いのです。

なぜ、偽装質屋に引っかかってしまうの?

ご自分で闇金や違法業者について調べる能力が高い方は、偽装質屋に引っかかってしまう心理がわからないかもしれません。

しかし、高齢者は事情が違います。

収入が年金だけでは融資してもらえないことも多い

まず、収入が年金受給だけという状態では、大手消費者金融では融資を断られてしまうことも多いのです。

例えば、アコムでは年金以外に安定した収入と返済能力が必須となりますので、収入が年金だけでは審査に通ることができません。

かといって、インターネットを使いこなして近所の中小規模の消費者金融を探すことも困難な人も大勢います。

少々怪しくても「80歳以上でも即日融資」などと書かれたチラシを頼ってしまうのです。

質屋の形式に慣れている

年齢が上がるほど質屋という形式に慣れているため、「品物を預けてお金を借りる」ということに抵抗がないという理由もあります。

また、純粋に「壊れた時計でも5万円貸してくれるなんてありがたい」と、お金を受け取ってしまう人もいます。

気持ちの問題もあるでしょう

本人も信用できるお店ではないとわかっていても、「必要なお金だから」「すぐに返済できるから」「この間もちゃんと返したから」という気持ちの問題で、お金を借りてしまうこともあります。

しかし、年金だけで生活をしている人にとって、この唯一の収入源を担保にしてしまうのはとても怖いことなのです。

偽装質屋に引っかからないための方法

偽装質屋の手口に引っかからないために、気をつけたいことをご紹介します。

怪しいチラシはすぐに破棄する

正当な許可を得て運営をしている貸金業者は、違法性のある年金を担保にした貸付などのリスクの高い融資を行うことはありません。

消費者金融であれば、きちんと審査を行ってその人が返済できる金額しか貸しませんし、質屋であれば、品物の査定を行って価値に見合った金額を融資することになります。

そのため、まともな貸金業者が「高齢者でも融資可能」「年金受給者でも即日融資できます」などとチラシに書いて、個人宅に配ることはあり得ないのです。

甘い言葉が書かれているチラシは信用せずにすぐに破棄するようにしましょう。

「話を聞くだけなら・・・」と、チラシに書かれている電話番号に電話をかけたり、お店に行くのも絶対にやめておきましょう。

お金が必要な時は周囲に相談

普段は年金だけでも生活できているけど、冠婚葬祭で一時的にお金が必要になったり、怪我や病気でどうしてもお金がかかるタイミングもあります。

どうしてもお金を借りる必要があるときには、自分ひとりで判断せずに家族や友人に相談しましょう。

お金のことは人に話しにくいかもしれませんが、あなたのことを心から心配してアドバイスをしてくれるはずです。

大切な個人情報を簡単に渡さない

偽装質屋では氏名、住所、電話番号などを必ず聞かれますし、年金手帳や年金が振り込まれる口座情報(通帳、銀行印、キャッシュカードなど)を提出するようにと言われるはずです。

これらは他人に簡単に渡してはいけない情報です。

偽装質屋で稼いでいる闇金は、高齢者から取得した個人情報をさらに悪用して稼ぎを得ようとします。

自分の個人情報を闇金に知らせてしまったことで、家族や親戚も巻き込まれて嫌がらせをされてしまった事例も実際にあります。

「なんでもいいから品物を持ってきて」は怪しい

偽装質屋がどんな品物にもお金を貸してくれるのは、長期間にわたって年金から返済をさせようとするためです。

親切でもなんでもなく、高金利で貸付を行おうとする闇金の手口なのです。

壊れた時計に5万円の融資をするといったような、換金性の低いものに高額融資をしようとしてくる業者は明らかに怪しいので、偽装質屋を疑ってください。

「質流れ」がない質屋は偽装質屋です

質屋には質流れのシステムが必ずあります。

質流れをした時点で、品物は質屋のものとなってしまいますが、お金を借りた方も返済義務がなくなります。

質流れになると自動的に質契約が終了するのでトラブルもありません。

偽装質屋では、この質流れがないため必ず返済を求められます。

返済できないと延滞金を要求されることになるので、ますます返済負担が大きくなってしまいます。

契約をする前に質流れについても必ず確認して、「質流れはやっていない」などと言われたら絶対に契約しないでください。

営業許可証を確認してください

本来は怪しげな質屋には足を運ばないほうが良いのですが、どうしても行く必要がある場合は、店内に営業許可証が掲げてあることを確認してください。

正式な質屋であれば、少なくともお店の目立つところに営業許可証を設置しているはずです。

偽装質屋の被害にあった場合の相談窓口

「自分がお金を借りた質屋が、もしかしたら偽装質屋かもしれない」
「おじいちゃん、おばあちゃんが偽装質屋に騙されているかもしれない」

そう思った時に、いちばんやってはいけないことはひとりで悩み続けることです。

お金の悩みが自動的に解決することはありませんし、時間が経つにつれて不安が増していくばかりです。

まずは、家族など頼れる人にぜひ相談してみてほしいのですが、身近な人にこそ相談しにくいというときでもひとりで抱え込まずに以下の窓口に相談してみてください。

消費者ホットライン「188(いやや)」

消費者ホットライン「188(いやや)」は、全国の消費者のための相談窓口です。

消費生活全般における問い合わせ、相談、苦情などを受け付けていて「どこに相談をすれば良いかわからない」という内容でも相談することができます。

電話番号は市外局番なしの「188(いやや)」です。

自宅の固定電話や携帯電話、スマホから「1・8・8」を押すだけで消費者ホットラインに繋がります。(通話料は有料です)

<参考>消費者ホットライン

闇金対応に強い弁護士・司法書士

偽装質屋の金銭被害にあっている、これ以上取り立てをして欲しくないなど、具体的な対策を希望している場合は、闇金対応に強い弁護士・司法書士に相談をすると非常に効果的です。

⇒闇金問題を専門家に相談して嫌がらせストップ!費用・流れ・必要書類

法律に基づいて闇金に直接交渉して、これ以降の返済は行わないこと、取り立ても直ちに停止することなどをしっかりと話をつけてもらうことができます。

なお、弁護士・司法書士に依頼する場合には費用が発生しますので、支払いについても考えておかなければいけません。

費用面で心配がある場合は、まず「法テラス」に相談してみてください。

法テラスは、全国民が法的トラブルの解決のために必要な情報やサービスをわかりやすく受けられるように、法務省管轄で設立された法人です。

費用の相談も可能で、弁護士・司法書士に支払いが必要な費用を一時的に立て替えてもらえたり、生活保護を受給している場合であれば費用の支払いが免除となることもあります。

全国の弁護士会でも金銭トラブルを無料相談することが可能です。

▼弁護士会:法律相談センター
・借金等に関する法律相談
https://www.horitsu-sodan.jp/soudan/syakkinnsoudan.html

偽装質屋に騙されないために大切なこと(まとめ)

繰り返しますが、偽装質屋は高齢者を狙った闇金の手口です。

悪質であることは間違いないのですが、ただ、チラシがポストに投函されていても、こちらからコンタクトを取らなければ手口に引っかかることはありません。

日常生活において、どうしてもお金を借りる必要がある場合は、次のことを頭に入れて慎重に借入先を選んでください。

・まずは周囲に相談をする
・大切な個人情報を簡単に渡さない
・「なんでもいいから品物を持ってきて」は怪しい
・「質流れ」がない質屋は偽装質屋
・お店では営業許可証を確認すること

偽装質屋が狙っているのは、年金を受給している高齢者です。

こういった方の中には、お金に困っていることを周囲に言いにくかったり、生活に窮していて正常な判断ができにくいこともあります。

大切な家族や知り合いが偽装質屋に騙されることがないように、ぜひ周囲の高齢者にも「それは闇金だよ!」と教えてあげてください。


 

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この記事の監修者

この記事の監修者 この記事の監修者は、株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩(⇒プロフィールはこちら)」で、簿記1級の資格を持ち、10年以上、クレジットカードやローンなど金融系のWEBメディアを運営・管理している実績があります。
   

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