
「クレジットカード審査のチカラ公式サイト」では、各クレジットカードの審査難易度、審査基準、審査に通すためのコツ、審査落ちする理由、審査が不安の方におすすすめのクレジットカードを案内しています。
その他のクレジットカードの審査難易度をチェックしたい方は以下をご覧ください。
クレジットカードの審査基準は、カードを発行する会社や種類などによって大きく異なってきます。
年齢や年収など自分のライフステージにあっていないクレジットカードに申し込んでしまうと審査落ちしてしまう可能性が大きいので、申し込みをする前に審査基準を知っておく必要があります。
クレジットカードの種類として「ゴールドカード」とか「プラチナカード」というものを耳にしたことがある人は多いと思います。
これらはクレジットカードの「ステータス」や「ランク」になり、ランクが高いクレジットカードは「ステータスカード」と呼ばれています。
ステータスカードは審査難易度が高くなります。
実際、これらのクレジットカードに申し込むには年収制限があったり、クレジットカード会社側から招待されなければ申し込みすらできないこともあります。
審査基準が低い(審査に通りやすい順番)はこうなっています。
ゴールドカード以上になると審査基準が上がることは想像できると思いますが、一般カードでも発行会社によって審査難易度が変わってきます。
クレジットカード発行会社と審査基準を、難易度が高い順にご紹介します。
銀行系クレジットカードは、その名のとおり銀行が発行するクレジットカードになります。
都市銀行はもちろん、地方銀行など全国の銀行が発行を行なっていますので、住んでいる街の地域に密着している銀行でもクレジットカードの取り扱いがあるはずですよ。
銀行名 | クレジットカード |
三井住友銀行 | 三井住友VISA SMBC CARD クラシック 三井住友VISA SMBC CARD プライムゴールド 三井住友VISA SMBC CARD ゴールド SMBC JCB CARDクラシック 三井住友VISAデビュープラスカード など ⇒三井住友VISAカード詳細 |
三菱UFJ銀行 | 三菱UFJ-VISA MUFGカード ゴールドプレステージ MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード など ⇒MUFGカード詳細 |
みずほ銀行 | みずほマイレージクラブカード/ANA みずほマイレージクラブカードセゾンSuica など ⇒みずほマイレージクラブカード詳細 |
りそな銀行 | りそなカード《セゾン》スタンダード Visa・MasterCard Visaクラシックカード Visaゴールドカード など |
銀行系クレジットカードは、最も審査難易度が高くなります。
例えば同じ年齢、年収の人が申し込んだとすると、会社員なら通過してもフリーランスは通過できないといった違いが出てくることになりますし、たとえ1社であってもカードローンで借り入れがあると通過できないケースもあります。
ただし、銀行系クレジットカードの中でも18歳~25歳の学生限定の「三井住友VISAデビュープラスカード(学生)」などもありますので、3C(※1)にあったカードを選べば審査通過の可能性は十分にあります。
※1)「3C」はクレジットカード審査の際に重視される軸のことです。非常に重要な項目になるので後ほど詳しく解説します。
交通系クレジットカードとは鉄道会社や航空会社が発行しているクレジットカードになります。
発行会社名 | クレジットカードの種類 |
ANA | ANAマスター一般カード ANA VISA Suicaカード ANA VISAワイドカード ANA VISAワイドゴールドカード など |
JAL | 普通カード CLUB-Aカード CLUB-Aゴールドカード プラチナカード など |
JR(ビューカード) | ビュー・スイカカード JALカードSuica JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード JREカード など |
東急(TOKYU CARD) | TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO TOKYU CARD ClubQ JMB TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド など |
交通系クレジットカードは銀行系クレジットカードの次に審査難易度が高いクレジットカードになります。
選び方にもコツがあり、例えばSuicaエリアでICOCA系クレジットカードを持っていてもICOCAが使えないことには話になりません。
地域によってはANAの発着があってもJALは飛んでいない空港もあります。
交通系クレジットカードを持つなら「自分が最も便利でよく利用する交通機関のクレジットカード」を検討することが大切ですし、引越しなどライフスタイルの変化に合わせて見直す必要も出てきます。
信販系クレジットカードは信販会社が発行しているクレジットカードになります。
信販会社とはお金の立て替えをしたりお金を貸したりする会社のことなのですが、直接お金を借りたことはなくても知らないうちに利用していることがあるんですよ。
エステの利用料金を分割払いで払ったり、楽器屋さんが取り扱っている分割払いでギターを買ったり、車をオートローンで買ったりすることを割賦払いと言いますが、これらは信販会社を利用した支払い方法になるんです。
名前を聞いたことがある信販会社も多いのではないでしょうか?
これら信販会社系クレジットカードは日常使いできるスーパーやコンビニなどと提携していることも多いです。
そのため貯めたポイントで暮らしがちょっとお得になったり、商品券などをもらえる機会も多かったりしますので、日常的に使いやすいクレジットカードのひとつとなるでしょう。
審査難易度には幅があり、アメリカン・エキスプレス・カードなどは年会費も安くはないですし審査も難しくなってきますが、オリコカード、セゾンカードなどは比較的審査に通りやすいと言われています。
即日発行できるクレジットカードもありますので、初めてのクレジットカードにも向いていますよ。
デパート、スーパー、コンビニ、家電量販店、商業ビル、総合ファッションビルに入っている小売店などなど、簡単に言うと「お店」が発行しているクレジットカードになります。
お店発行のクレジットカードなので、その種類は数え切れないほどありますが、いずれも審査難易度は低めになります。
流通系クレジットカードは、そのお店をよく利用するいわば一般消費者をターゲットにしているので審査難易度は低めになっています。
自社発行のクレジットカードがあれば顧客の囲い込みにもつながりますしね。
ただし、注意が必要なのが例えばAmazonが発行する「Amazonマスターカード」です。
Amazonマスターカードは、Amazon発行の流通系クレジットカードのように思えますが、実は三井住友カードが提携しているクレジットカードなんです。
このように流通系ではなく銀行系クレジットカードに分類される場合もあるので、申し込み前によく確認するようにしましょう。
消費者金融系クレジットカードの代名詞といえば、アコム発行の「アコムACマスターカード」です。
年会費無料、審査結果は最短30分でわかり、アコムの自動契約機(むじんくん)に足を運ぶことができれば土日でもクレジットカードの即日発行が可能です。
これまでご紹介してきた種類の中でいちばん申し込みやすくなっています。
他のクレジットカードとは審査基準が異なるので他がダメだったとしても、審査通過の可能性があります。
ただ、アコムからの借り入れを滞納しまくっているような場合は通過できませんし、デメリットもあるのでクレジットカードを初めて作る新社会人のような方にはオススメできません。
これからクレジットカードを作りたい人にとって、審査という文字だけでも不安になるのではないでしょうか。
でも、クレジットカード発行会社はそもそも「審査に落とそう」とは思っていないので基本的にはそこまで心配いらないんですよ。
ただ、審査には難易度があるのは確かなので、どうしても不安がある場合は、流通系クレジットカードから探すと良いでしょう。
なぜ流通系を推すのかというと、流通系クレジットカードは自分のお店を幅広い方に利用してもらいたいという理由から、審査基準が他よりも低くなっているから。
また、ひとことで流通系とまとめられていますが、種類は無限と言っても良いくらいありますので、頻繁に利用するお店もクレジットカードを発行しているはずです。
審査が甘く日常生活で便利に使うこともできるので、流通系から選べばまず間違い無いでしょう。
クレジットカード名 | 年会費 | 国際ブランド | 特徴など |
イオンカード | 無料 | JCB VISA MasterCard |
・全国のイオン系列店でたまるWAONチャージでポイント2重取り可能 ・家族カード、ETCカードを無料で作れる ・イオンシネマがいつでも300円引き |
ファミマTカード | 無料 | JCB | ・高校生を除く18歳以上の方であれば申し込み可能。 ・ETCカード年会費無料 |
ヤフーカード(Yahooカード) | 無料 | JCB VISA MasterCard |
・18歳以上で安定した継続収入があれば申し込み可能。 |
楽天カード | 無料 | American Express Mastercard VISA JCB |
・18歳以上で安定した継続収入があれば申し込み可能。 |
この他にも地域に根付いているドラッグストアがクレジットカードを発行していたり、毎日利用するような近所のスーパーが発行しているクレジットカードもありますので、普段のお買い物でよく行くお店でも案内を探してみると良いでしょう。
銀行系、信販系でも学生や新社会人などの若い人、それから年代別にクレジットカードの発行を行っています。これらの審査難易度はライフステージに合わせたものになっているので、比較的審査にも通りやすくなっています。
また、クレジットカードの中には支払い方法がリボ払いに限られているものもあります。こういったちょっと特殊なクレジットカードも審査難易度が低めに設定されています。
クレジットカード名 | 国際ブランド | 年会費 | 特徴など |
JCB CARD W | JCB | 無料 | ・39歳以下限定ですが、40歳以降も持つ続けることができます。 |
セディナカードJiyu!da! | Mastercard VISA JCB |
無料 | ・支払い方法は基本リボ払いですが、支払額をカード上限額と同じにすれば1回払いも可能 ・ダイエーとイオンの利用でポイント3倍 |
ライフカード(※1) | Mastercard VISA JCB |
無料 | ・初年度1年間ポイント1.5倍、誕生月は3倍 |
三井住友VISAデビュープラス(※2) | VISA | 初年度無料 次年度以降も実質無料。(2年目以降は1,250円ですが、前年に年1回のカード利用があれば無料) |
・18歳~25歳の人限定。 ・学生向けと新社会人向けがあります。 |
※1)ライフカードは現在、消費者金融アイフルの傘下となっていますので、審査基準消費者金融系クレジットカードと同等となり、難易度も下がっていると思われます。
※2)メガバンクである三井住友銀行提供なので審査が激甘というわけではありません。
ただし18歳以上であれば学生でも申し込み可能で、しかもアルバイトをしていることなどの収入に関する制限がないことから、かなり審査が柔軟に行われることが想像できます。
銀行発行のクレジットカードという安心感もあるので特に学生にはオススメで、在学中に作っておきたいクレジットカードのひとつです。
消費者金融系クレジットカードを代表するアコムACマスターカードはとても申し込みやすいカードになります。
ただし、アコムACマスターカードは支払い方法がリボ払いしかできず、一般的なクレジットカードのような1回払い、分割払い、ボーナス払いなどが一切できないんです。
実質1回払いにする裏技はありますが、毎回実行するのは面倒だと思います。
使い勝手の良いカードではないので、「とりあえずクレジットカードを作った実績が欲しい」とか「他のクレジットカード審査に落ちまくってしまった人」などには良いと思いますが、積極的にクレジットカードを使いたい人は他のカードから検討してみることをオススメします。
クレジットカードの審査において、実際にチェックされる項目を解説していきます。
すぐに改善するのは難しいかもしれませんが、事前に知っておくと良いこともありますよ!
クレジットカードの審査をするのはそれぞれのカード会社になりますが、判断するための項目はほぼ共通していて3つの軸に分かれています。
それらの頭文字をとって「3C」と呼んでいます。
この3Cはどこに申し込んだとしてもクレジットカード審査に共通すると思っておきましょう。
返済能力はクレジットカード支払い代金を継続して返済できるだけの力になります。「資力」と言われることもあります。
クレジットカードはその性質上、支払い方法が後払いになりますし、何ヶ月かに分けて支払う分割払いも選べます。そのため、クレジットカード審査にとって最も重要なのはこの「返済能力(Capacity)」になります。
「返済能力(Capacity)」審査では、簡単に言うと「安定した収入」があるかどうかをジャッジされることになりますので、職業、雇用形態、勤続年数、年収、家族構成などが評価の対象になります。
例えば、「年収350万円、35歳で誰もが知ってる大手企業で働く既婚男性のAさん」と「年収400万円、35歳で独身のフリーランス男性Bさん」がいるとします。
年収はBさんの方が高いですが、安定した収入があるのは大手企業からの給与収入があるAさんです。
しかもAさんは既婚であることから、これから先も大手企業を辞めにくく安定が続く可能性が非常に高いことになります。
こういった総合的な判断から、この場合「返済能力(Capacity)」が高いのはAさんとなるわけです。
「本人の性格(Character)」は「お金の使い方に表れる性格」になります。
具体的には、
などが挙げられます。
明るいとか暗いとか、そういった性格のことではありませんが、その人の人となりは判断材料になりますので、「嘘をつく性格の人」や「お金にルーズな人」は審査落ちすることになるでしょう。
「本人の性格(Character)」は、日本に3社ある「信用情報機関」に登録されている内容を確認することで判断されます。
信用情報機関には個人の過去のクレジットカード利用歴、カードローン利用歴はもちろん、申し込み歴、自己破産などの債務整理の記録なども一定期間残っています。
クレジットカード会社は提携している信用情報機関に照会をかけて申し込み者の信用情報を必ず確認するので、過去一定期間のお金の使い方に関するマイナス情報は必ずわかってしまうんです。
また、申し込み時に申告した年収が500万円だったのに信用情報機関に記録がある年収は350万円だったとします。
本当に年収が上がったのか、うっかり間違えたのか、審査通過のために嘘をついたのかまではクレジットカード会社の方で判断できませんが、少なくとも150万円も差があることは問題アリとされてしまいます。
年収、ローンの金額など信用情報機関に照会をかければわかることなのに、ざわざわ記入を求められるのは「自分の借り入れ状況を把握しているか」「嘘の申告をする人ではないか」といった「本人の性格(Character)」の審査のひとつだからです。
審査に自信がない項目ほど正確に記入しましょうね。
「資産や財産(Capital)」はわかりやすいのではないでしょうか。
持ち家、土地といった不動産など、万が一返済が滞った時に返済に当てることができる項目を「資産や財産(Capital)」と呼んで審査の対象としています。
地元から上京して独身暮らしの若い人などは資産と言えるものは無いと思いますが、クレジットカード会社も、こういった人たちはキャピタルが弱いということをわかっています。
もちろん、あれば有利になりますので正確に申告しましょう。
クレジットカード会社には毎日たくさんの審査申し込みがあります。それらをいちいち人の手だけでチェックしていたら、どんなに時間があってもさばききることができません。
そのため現在のクレジットカード審査の大部分は機械によって項目を点数化する「スコアリング方式」によって行われています。
100%機械に審査されているわけではありませんが、判断基準がしっかりあるので人の感情が入らず公平ですし審査時間の短縮にもなります。
点数のつけ方は公開されていないのですが、クレジットカード申し込みの際に記入する項目は全てがスコアリング審査の対象になっていると考えておきましょう。
審査項目は大きく「属性」と「信用情報」に分けることができます。
属性は、性別、年齢、職業、年収、家族構成などのその人の個人的な情報、性質、特徴になります。
クレジットカードは18歳未満の人は作ることができません。また18歳以上でも未成年の人は親権者の同意が必要になります。こういった条件の部分も年齢属性になりますね。
20歳以上の人の場合、その年代の平均と比べて他の項目が充実しているかどうかを審査されると思っておきましょう。
例えば、20代・30代の働き盛りでもあるけど遊び盛りの年代で、カードローン利用件数が多いとなると、「この人はクレジットカード支払いが滞る可能性が高いのでは?」と思われてしまいます。
また、40代・50代のミドル世代なのにクレジットカード利用歴やローンを組んだ実績が1度もないとなると、スーパーホワイトと判断されてしまい審査通過できないことがあります。
年収の高さはクレジットカードの利用限度額に関わってくるので、高いほど限度額が高くなる可能性がありますが、実は年収が0円の人でもクレジットカードを作ることはできるんです。
その例が学生で、学生の場合はアルバイトしておらず自分に年収がなくても自分名義のクレジットカードを作れます。(この場合は保護者の収入が信用となります)
また、新社会人や転職したばかりの人など勤続年数が1年未満の人は年収そのものを把握していないですよね。こういった場合は見込み年収を申告することになります。
嘘はダメですけど、本当にもらっている年収を1円単位で記入するわけでもありません。
実際のところ、年収に関しては「高さよりも安定性」が重要になります。
クレジットカード会社も年齢や職業などの複合でその人の年収を推測することはできるので、例えば個人経営の飲食店でアルバイトしているのに年収500万円など極端な金額を申告するとバレてしまいますが、年収の高さそのものよりも勤続年数や雇用形態などの「安定した返済能力」の方が重要となるのです。
勤務先(職種)はスコアリング審査において非常に重要となります。
安定した収入を得ているイメージがある「公務員」はスコアも非常に高くなります。公務員以上に点数が高くなるのが、医者、弁護士・税理士、薬剤師などの有資格者、それから議員さんなどです。
逆に低いのは無職、学生。それから華やかなイメージがある芸能人も年収にバラつきが出てくるので高得点ではありません。
勤続年数は長ければ長いほど、クレジットカードの審査に有利になります。
勤続年数は安定した収入(つまり返済能力)に直結するので、長く勤めている方が安定した返済できると判断されるのでスコアが良くなるんです。
また、勤務先をコロコロ変えている人は何か理由があったとしても「仕事が長続きしない性格」と思われてしまい「本人の性格(Character)」も不利になります。
雇用形態で見ると、
といった順にスコアが悪くなります。
ただし、無職でも実家に住んでいる人や学生の場合は、万が一返済ができなかった場合でも家族が返済してくれる可能性が高いので、最低限の限度額設定でクレジットカードの審査に通過できる場合があります。
本人にパート・アルバイト収入がある人よりも専業主婦の方が、クレジットカードの審査が有利になるのは、専業主婦を選択できるということは「配偶者に安定した収入がある」ということの裏付けとなるからです。
家族構成によって、クレジットカードの審査が有利になるか不利になるかを分けると以下となります。
家族構成 | 有利?不利? |
独身・親と同居 | 非常に有利 |
独身・親と別居 | 不利 |
既婚・子供がいる | 有利 |
既婚・子供がいない | 非常に有利 |
独身で親と同居しているケースは、住宅ローンや家賃などの本人負担がないので、返済が滞る可能性が低いと考えることができます。また、本人が返済不能になったとしても同居している家族が返済してくれる可能性が高くなります。
夫婦2人暮らしの場合は子供の教育費などにかかる負担がないことから、子育て世代よりも生活に余裕があると考えることができます。
ただ、既婚者の場合は子供にお金がかかりやすいですが、生活の安定性はありますし、独身で実家暮らしの人よりも仕事も辞めにくいと考えることもできます。
あくまでも総合的な判断のための材料ではありますが、家賃の負担がないとか、教育費がかからないなど、お金の負担が少ない人の方が有利になることは間違いありません。
居住形態は住んでいる家が自己所有なのか賃貸なのか等、お住まいの情報になります。
スコアが高い順に並べるとこうなります。
居住形態に対して負担している金額も必ず申告します。
持ち家なら住宅ローンの有無・負担額、賃貸なら家賃ですね。
そのため、例えば本人所有の一戸建てに住んでいる場合は有利になりますが、建てたばかりでこれから何十年も住宅ローンの返済がある場合などはその分マイナスされることになります。
またひとつの家に長く住んでいる人は、安定して家賃を払い続けている人ということの裏付けになるので居住年数も長いほど有利になります。
最近はあまり聞かなくなりましたが「下宿」とは一般的には大家さんが所有している家の一部を借りて住むことを指します。家そのものを借りるというよりは部屋を借りるという感じですね。
そのため学生専用アパートを便宜上「下宿」という呼び方をしている場合などは、居住形態はアパートになります。スコアが変わる可能性もありますので正確に記入するようにしましょう。
他にも属性として審査される項目は、固定電話があるかどうかでしょう。
クレジットカード会社にとって連絡先は多い方が良いですし、固定電話があるということは自宅が確実にあるという証明になります。
スマホひとつで連絡を取り合える時代なので固定電話がなくて当然という風潮ですが、クレジットカード審査においては固定電話があった方が有利になります。
クレジットカード会社は以下のいずれかの信用情報機関と提携をしています。
クレジットカード会社はこれらの信用情報機関に照会をかけて申込者の信用情報を確認することになります。
クレジットヒストリー(以下クレヒス)は、クレジットカードやローンなどの利用履歴になります。
履歴になるので、契約内容、申し込みをした際の情報、取引(利用)内容など、良いことも悪いことも記録されていることになります。
良いクレヒスの最も大きな例は、「毎月延滞せずに支払いをしていること」でしょう。
当たり前ではありますが、安定した返済能力を好むクレジットカード会社からすると、この当たり前のことを滞りなくやっている人を高く評価するのです。
また、「クレジットカード利用額が高い人」も高評価となります。プラチナカードなどのステータスカードの審査では利用額にも注目されることになります。
悪いクレヒスの例は、「延滞している」「債務整理歴がある」など、お金に関してトラブルをおこした記録です。
延滞しても1日遅れたくらいでは信用情報機関に記録されることはありません。3ヶ月以上滞納したなど長期間滞納してはじめて記録されるものなので、信用情報機関に延滞歴があるということは余程のことなんです。
もっと悪い評価となるのが自己破産などの債務整理歴です。
債務整理を行なったということは借りたお金を満額返さずお金に関して大きなトラブルを起こしたということになるので、非常に悪い評価となってしまいます。
自己破産の記録は5年~10年のあいだ信用情報機関に記録が残るので、この間はクレジットカードの審査に受からないとも言われています。
消費者金融や銀行カードローンなどの借り入れ件数もクレジットカード審査結果に影響します。
すでに完済している場合は大きな影響はないと言われていますが、お金を借りたことがない人と比べると不利になるでしょう。
現在も借り入れがある人は収入以上のお金を必要としているお金にだらしない人と思われてしまうので、借り入れ件数が多いほど不利になってしまいます。
また、クレジットカードには現金を借りることができるキャッシング枠をつけることができるのですが、キャッシング枠は総量規制の対象となり、設定額は「他社から借りている金額と合わせて年収の3分の1以下」となります。
年収300万円の人がカードローンなどで100万円借りていると、キャッシング枠をつけることができません。
この場合、ショッピング枠だけでクレジットカードを発行するかどうかは審査次第となります。
在籍確認は申告した勤務先に実際に勤めていることを確認することを言います。
在籍確認の方法は、申し込みの際に記入した電話番号に実際に電話をかけてくる「電話在籍確認」で行われることが一般的ですが、最近では実施しないケースも増えてきています。
クレジットカード審査は機械によるところが大きいですし、すでに他社のクレジットカードを持っている場合は勤務先名や運転免許証番号、利用履歴、返済歴など重要なことが信用情報機関に登録されているので、今回の申し込み情報と照会すればある程度正しいかどうかわかることになります。
逆に、転職して勤務先名が変わった場合など、信用情報期間の記録と相違があった場合は在籍確認が行われることになるでしょう。
電話在籍確認で聞かれることはフルネーム、生年月日、住所など個人の基本情報になります。
会社にかかってくる電話でこれらを口にすると不審がられる心配がある場合は、「クレジットカードを新しく作ったから確認の電話でした」と堂々と言うと良いですよ。
クレジットカードを作ったことがある人だったらすぐ納得してくれるはずです。
クレジットカードの審査にかかる時間はカード会社によって異なりますが、アコムACマスターカードのように即日発行が可能なクレカもあります。
マルイが発行する流通系クレジットカードの「エポスカード」も店舗で受け取れば最短即日発行が可能です。
ただ、これは非常に稀な例なので、その他多くのクレジットカードは早くて3営業日、その他の場合は1週間~10日以上かかることもあります。
審査にかかる時間は審査難易度と比例するので、銀行系クレジットカードが最も遅く消費者金融系・一部流通系クレジットカードがいちばん早い傾向にあります。
時間がかかるケースとしては、カードローンによる借り入れ額が大きいなど、止むを得ず収入証明書を提出しなければいけない場合など、スコアリング審査だけではなく人の手による審査が発生した時でしょう。
基本的に審査項目が増えるほど時間がかかりやすくなります。
なお、審査時間をできるだけ短縮したい場合はキャッシング枠を0円にすると良いですよ。
総量規制の制限を受けなくなるので、その分審査も早くなりまします。お金を借りる予定がない場合はキャッシング枠を0円にして申し込むと良いでしょう。
審査に通過したいあまりに嘘の申告をしてしまうとどうなるかというと、結論から言うと審査に落ちます。
氏名や住所は本人確認書類でわかりますし、勤務先や年収などは信用情報を確認すればある程度わかります。
それなのに審査通過を狙って氏名や年齢まで虚偽申告する人は実際にいるんです。
なので、あなたがうっかりミスで氏名の漢字を間違えてしまったとしても、虚偽申告なのかうっかりミスなのかは考慮されません。
本人に聞いたら「うっかり間違えました!」と言うに決まってますのであえて確認もせずに審査に落とします。
親切に確認が入る例があるとしたら、そのクレジットカード会社のカードをすでに持っていて、別の発行会社から申し込みをした場合でしょう。
ただこのケースでも必ず確認してもらえるとは限らず、これまでのクレジットカードの使い方によっては審査落ちする可能性も十分にあります。
嘘はかならずバレますし、「クレジットカードは後払い」という特性から、嘘をつく人は確実に嫌われます。
クレジットカードの審査申し込みは虚偽申告もうっかりミスも同等になることをしっかり覚えておいて、入力ミスがないようにしてください。
クレジットカードの審査に落ちたということは「スコアリング審査において点数が平均を下回っていた」と考えることができます。
では、どういった理由でスコアリング審査の点数が低くなってしまうのでしょうか。
氏名、住所、生年月日などは、運転免許証などを見ればイッパツでわかるので一文字でも間違いがあったら、即審査落ちとなるでしょう。
身分証明書と申し込み内容を一致させるのは当然すぎるくらい当然のことなので、これが根本的にできない人は審査落ちとなってしまいます。
借金の額と件数も信用情報と照らし合わせればわかることです。こういった「調べればわかること」をあえて書かせるのも審査の一環なので正直に間違いのないように申告しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠からの借り入れも、カードローンも言い換えれば「借金」になりますよね。
すでに借金がある人に、後払い可能なクレジットカードを喜んで発行したいと考える会社はまずありません。
あくまでも目安ですが、消費者金融1社からの借り入れなら審査に不利だけどギリギリセーフ、2社以上になると審査落ちの可能性が濃厚と言われています。
ただし、住宅ローンやマイカーローンは「大口ローンが組める信用がある人」ということになるので、審査通過にはそれほど影響しません。
クレジットカードのリボ払いの残高が多い人も要注意です。
リボ払いは毎月少額の返済でも良いので便利なときもあるのですが、使いすぎてしまうと「一括払いや分割払いが厳しいほどお金に困っている人」と判断されてしまいます。リボ払いの使いすぎには注意しましょう。
延滞をしたことがある人は、信用情報機関に「延滞を解消した日から1年~5年」の間は延滞記録が残ることになります。
ですので、今現在はしていなくても過去に延滞していると不利になることがあります。
債務整理(任意整理・特定調停・個人再生・自己破産)の記録保管期間はさらに長くなり、5年~10年残ることになります。
債務整理は借りたお金をどうしても返せなくなった時の手続きになるので、貸した方には本来返ってくるはずの元金と利息が入らなくなる「貸倒れ」という状態になるんです。
クレジットカード会社も消費者金融も銀行も、この貸倒れを非常に嫌います。そのため、債務整理歴がある人は圧倒的に不利になるでしょう。
正社員と比べるとアルバイト・パートの属性は悪くなってしまいますし、正社員でも従業員数が5名以下のようなところに勤めている場合は、いつ傾くかわからないため不利になるでしょう。
期間限定で働いている期間工の方も好まれるとは言えません。
年齢が高すぎて定年が近い場合や、年齢の割には勤続年数が短く年収が少ない場合も不利になります。
年収に関しては多くもらっていることよりも毎月安定した金額を長くもらい続けていることの方が重要になります。
しかし、年収100万円のアルバイト勤務の人がゴールドカードに申し込むなど、身の丈に合わない申し込みをしたら年収が理由で審査落ちすることもあります。
機械がスコアリング審査するならコツなんてないのでは?と思えてくるかもしれませんが、そんなことはありません!
クレジットカードは信用第一なので、審査の3本軸である「Capacity(返済能力)・Character(本人の性格)・Capital(資産や財産)」を意識して、できることをやるだけでも結果は変わってきます。
クレジットカードの申込フォームに、年収や他社からの借り入れ額などを正確に入力することは基本中の基本です。
自分の情報を間違えない(嘘をつかない)ことは、誰にでもできることですよね。こういった根本的なことをやらない人、面倒くさがる人は信用できない人と判断されます。
本当にうっかり間違えてしまったとしても、それを判断するのは機械なので嘘の申告だと捉えられてしまうこともあります。
これは審査に不安があるときにかなりオススメできる方法です。
キャッシング枠を0円にしておくと、クレジットカード会社が嫌う貸し倒れの可能性を下げることになりますし「この人はお金に困ってない」と印象付けることができます。
また、すでに持っている他のクレジットカードを確認して、キャッシング枠が付いていたらそちらも0円にしてしまった方がさらに審査に有利になります。
消費者金融から借り入れがある場合、1社よりも2社、2社よりも3社と借り入れ件数が多くなるに従って審査は不利になります。
できれば全て完済するのが望ましいですが、難しい場合は少なくとも1社だけにできると良いでしょう。
1ヶ月の間に3社申し込むなど、あまりにも申し込みが多いと「申し込みブラック」という状態になってしまいます。
申し込みブラックは、「ごく短期間でこんなにクレジットカードの申し込みが必要なほどお金に困っている」と思われてしまうので避けるべき行為です。
クレジットカードは発行会社や種類によって審査難易度が変わります。
勤続年数が半年足らずでやや不安な場合は流通系クレジットカードの中から探すなど、発行会社も吟味してみると良いでしょう。
こう言ってしまうと流通系クレジットカードの選択が消去法のように感じてしまうかもしれませんが、全くそんなことはありません。
流通系クレジットカードは種類も豊富で、自分がよく利用するお店やサービスの特典を受けられますし、日常のお買い物に使うだけで航空マイルが貯まるクレジットカードもあるんです。
クレジットカードを2枚以上持っているヘビーユーザーの中にも流通系だけで固めている人もたくさんいますので、選びやすいし、便利だし、年会費も無料~格安と使い勝手の良いクレジットカードになると思いますよ!
年収は高さそのものよりも、身の丈にあったクレジットカードに申し込むことが重要です。
100万円未満~300万円程度なら一般カードに申し込めば安心でしょう。
500万円台ならゴールドカードでも大丈夫だと思いますが、そもそも年収制限がかけられている場合もあるので確認が必要です。
年齢が若い方は「三井住友VISAデビュープラス」などの若い人を対象にしているクレジットカードを選ぶと、年収も年齢に見合った審査をしてもらえます。
クレジットカードの審査に欠かせないとても重要な項目を確認してきましたが、ここからはちょっとした疑問や、クレジットカードの知識としてぜひ知っておきたいことをQ&Aでまとめます。
残念ながら審査なしで発行してもらえるクレジットカードはありません。申し込みをすればほぼ確実に発行してもらえる家族カードでも契約者の審査が行われます。
クレジットカードによる支払いは後払いになる以上、やはりその人の信用情報や属性の審査は必要になります。私たちも見ず知らずの人にお金を貸すことがまずないのと同じように、信用力は大切になってくるのです。
どちらもキャッシュレスで利用できるという共通点はありますが、デビットカードは預金口座からの即時引き落としとなるので、自分のお金を使うのと同じことなるんです。
そういった使い方をすることから審査も行われることがありません。
限度額は自分の預金残高までとなるので、クレジットカードの代わりとして使うのは厳しいでしょう。
クレジットカードの審査は申し込み時に1度行って終わり、というものではありません。
契約をした後に利用状況に問題がないことを確認するために「途上与信」という審査が行われるんです。
途上与信では主に滞納をしていないかなどの支払い状況、キャッシング枠の借り入れ利用状況、返済がきちんと行われているかどうかが確認されます。
また、例えば年収が高い人の場合、申し込み時の審査は有利になりますが、審査通過後のクレカ利用状況においてリボ払いを常用していてい支払い残高がたまっている場合などは要注意となります。
せっかく審査に通過したのにまた審査があるのはイヤだな・・・と思われるかもしれませんが、良いこともあるんですよ。
途上与信によってクレジットカードを適正に使っていることがわかると、自然と限度額が上がることがありますし、年収が高くクレジットカードの利用額も多い人には「プラチナカードに申し込みをしませんか?」と招待がくることもあります。
なお、途上与信は行わないクレジットカード会社もあるようですが、審査に通った後でも信用を損ねてしまうと解約されるケースもあることは覚えておきましょう。
名字の変更があった場合は必ずクレジットカードの名義変更をしなければいけません。これはクレジットカードの規約にも記載されていることです。
クレジットカードは本人しか利用することができません。そのため裏面には必ず署名をすることになるのですが、この署名欄も結婚後の氏名を書いておく必要があります。
旧姓のままクレジットカードを使っていて、お店でサインを求められた時に結婚後の姓を書いてしまったら、不正利用を疑われることもあります。
また、銀行の口座は名義変更したのにクレジットカードは変えていない場合、引き落としができなくなることもあります。延滞すると遅延損害金が発生してしまいますし、クレジットカードが使えなくなってしまいます。
結婚を機にお引越しをした場合は住所変更も行いましょう。これをやっておかないと、新しいクレジットカードが届かないといったトラブルが起こってしまいます。
結婚して専業主婦になったり、名義変更をすることでクレジットカード審査が不利になるのでは?と不安がある女性もいると思いますが、そんなことはありません。
女性の姓が変わるケースは珍しいことではありませんので、手続きさえきちんと行えばクレジットカードの使用に制限がかかるなんてことはありません!
クレジットカードを普通に使っている人にとっては「現金化って何?」という感じだと思いますが、こういった詐欺に合わないためにもぜひ知っておいてください。
クレジットカードの現金化は、クレジットカードのショッピング枠を換金目的のために利用することを言います。
クレジットカードで商品券や新幹線の回数券を買って中古買取ショップで売るだけでも換金できてしまうので、現金化の方法は難しくありません。
悪意がなくてもやってしまうことがあるかもしれませんが、これらはクレジットカード会社が規約違反としている行為のひとつになります。
悪質な場合になると、もうどこからもお金を借りられないような人たちを狙って、クレジットカード現金化を持ちかけてくる犯罪もあります。
クレジットカードの現金化がクレジットカード会社にバレてしまうとカードが使えなくなってしまうのですが、この現金化による制限を解除する方法はありません。
これから先、万が一でもお金に困るようなことがあったとしても利用規約に反するような使い方は絶対にしないようにしましょう。
キャバ嬢の方やホストの方など、夜職の方でも、クレジットカードの審査に通過することができますが、やはり正社員の方に比べると審査に通過しづらい属性です。
クレジットカード会社は、「安定した収入」を重視しますので、たとえ、昼間の仕事をしているサラリーマンに比べて、年収が高くても、月々で収入の変動が激しい歩合給のキャバ嬢の方やホストの方は、審査が不利になってしまうのです。
また、一般のサラーリーマンの方々に比べて、夜職・水商売の方は、転職率・離職率が高いので、勤続年数も少なくなる傾向がありますので、これも審査が不利になる原因です。
そして、夜職・水商売の方の場合、クレジットカード審査時に行われる在籍確認ができないケースも多いので、審査に落ちてしまう方も多くいらっしゃいます。(絶対にいけませんが、アリバイ会社を使って在籍確認する方もいるくらいです。)
ただ、夜の仕事・水商売の方でも、クレジットカードの審査に通過することができますので、詳しくは以下をご覧ください。
最初に言っておきますが、アリバイ会社は利用してはいけません。うっかり使ってしまわないようにこれから解説しますが利用はしないでくださいね。
アリバイ会社とはカードローンやクレジットカードの申し込みの時などに、在籍確認や電話の対応を行ってくれる会社のことです。偽造会社・在籍屋などと呼ばれることもあります。
勤めていることを証明(偽の証明)することで儲けているので、在籍確認の電話対応や在籍を証明するための書類(給与明細・勤務証明書)などの発行にも対応するといった手のこんだことを行なっています。
どういったときにアリバイ会社が使われるのかというと、無職の人など会社名が記入できない人、それから水商売などで本当に勤務している会社名を記入して申し込みしても審査に通過するかどうか不安な人がカードローンやクレジットカードなどに申し込む時などです。
少しでもクレジットカードの審査通過率を上げたい一心で、こういったところにお金を払って利用してしまうわけです。
アリバイ会社を使ってクレジットカードに申し込みをするということは虚偽の申請をすることになりますので、バレたらペナルティを受けることになります。
アリバイ会社の名前を書いたりアリバイ会社が発行した書類などを使ったりする行為は詐欺未遂罪となってしまいますし、実際にクレジットカード会社と契約してしまうと詐欺罪が成立してしまいます。
そうなると10年以下の懲役となってしまうこともありますし、クレジットカード会社から損害賠償請求を受けることもあります。
アリバイ会社やクレジットカード現金化を持ちかけてくるような会社は「困っている人を助ける善良な会社」ではありません。悪いことをやって契約できたとしても、自分が苦しむことになります。
アリバイ会社を使って虚偽の申告をすること、契約を結ぶことは犯罪行為であると覚えておきましょう。
預金残高はデリケートな情報ですし銀行には守秘義務があるので、銀行からクレジットカード会社に「○○さんの預金残高は100万円ですよ」などと伝えることはありません。
ただし、三菱UFJ銀行に預金をしている人が「三菱UFJ-VISA」に申し込むなど預金口座がある銀行系クレジットカードなら預金残高がわかっていますし、自己申告として入力を求められる場合もあります。
銀行口座の預金残高は絶対にクレカの審査に影響しないとも言い切れないということになります。
アルバイトでもパートでも、クレジットカードの審査に通過できます。
ただし、正社員などに比べて、アルバイト・パートは、「年収が低い」「収入が安定しない」「退職する可能性が正社員より高い」など、審査に不利な点が多いのも事実です。
アルバイト・パートの方が、クレジットカードの審査を通過するためのコツは、イオンカードやエポスカードなど「流通系カード」や、ACマスターカードなど消費者金融系のクレジットカードなど、審査難易度が低い年会費無料の申し込む、そしてキャッシング枠は0円に設定しておくのが無難です。
アルバイト・パートの方で、クレジットカードを作る予定の方は、以下をご覧ください。
無職・専業主婦・年金受給者の人は、いずれも自分で働くことでもらえる現金収入がありませんが、それぞれ立場が異なりますので審査通過の可能性も変わってきます。
専業主婦は配偶者に安定した収入があると判断されます。配偶者の年収を考慮されるので意外と審査に通りやすくなっています。
ただし、中には専業主婦はNGとしているカードもあります。こういった場合は、本人に収入がある配偶者が名義人(主契約者)となって、専業主婦本人は家族カードを作るという方法で対処できるでしょう。
また、総量規制により個人が借り入れできる金額は年収の3分の1に限られてしまうため、専業主婦はキャッシング枠をつけられなかったり、配偶者の承諾を得て収入証明書などを提出した上でキャッシング枠をつけられるようになるケースもあります。
審査通過率を上げたい場合は、キャッシング枠を0円に設定して申し込むようにしましょう。
年金受給者がまず注意すべきところはクレジットカードの年齢制限です。
69歳までの申し込みに対応しているクレジットカードは比較的ありますが、70歳以上になるとかなり審査は厳しくなってくるでしょう。
年齢条件が幅広いクレジットカードは、年収制限が別途設けられていない限り年金受給者も対象としていると考えて大丈夫です。
「イオンカード(G.Gマーク付)」など、高齢者に優遇があるクレジットカードもありますよ。
無職の人でもクレジットカード審査に通過することはあります。
どういった場合に通過できるのかというと、本人は無職でも返済能力があると判断される場合です。
もちろん、安定した収入がある人の方がクレカの審査に通りやすいのは事実ですが、無職だけど退職したばかりで預金残高が多い場合や、実家に住んでいて固定電話もある場合は通過できる可能性もあります。
ちなみに、家族カードなら無職の人(18歳以上)でも作ることができます。家族カードの審査を受けるのは主契約者である名義人なので、無職の人本人が審査の対象となることはないんです。
ただし引き落としは名義人の口座から行われますし明細にも載りますので、何にいくら使ったのかは必ずバレてしまうことになります。
未成年だからといって、クレジットカードの審査に必ず落ちてしまうということはありません。未成年でもクレジットカードの審査に通過している方もたくさんいます。
ただし、18歳未満の方、18歳以上の高校生はクレジットカードを作ることはできません。高校生以外の18歳以上の方がクレカの審査に申し込めます。
さらに、未成年の場合は「親権者の同意が必要」です。
また、未成年の方がクレジットカードの審査に申し込むときに気を付けておきたい点や、クレカの使い方の注意点、未成年の方が審査に通りやすいクレジットカードもあります。
未成年の方で、クレジットカードの申し込みを検討している方は、以下をご覧ください。
高校生はクレジットカードの審査に申し込んでも落ちてしまいますが、18歳以上の大学生・専門学校生・短大生など、高校生以外なら審査に通過することは可能です。 ただし、上記でも説明した通り、20歳未満の方は親権者の同意が必要です。
学生の種類 | 申し込み可能? | 親権者の同意 |
18歳未満・高校生 | 不可 | 同意があっても不可 |
18歳以上学生 (高校生以外) | 可能 | 不要 |
以下では、大学生、短大生、専門学校生など、学生がクレジットカードを申し込むには、アルバイトをしないとダメなのか?学生がクレジットカード審査に落ちる原因で代表的なものは何なのか?学生が審査に通りやすいクレジットカードはあるのか?などなど、詳しく記載していますので、学生の方はぜひご覧ください。
借入額が数百万円になることもあるので、奨学金がクレジットカード審査に影響したら大変ですよね。
でも大丈夫です。「奨学金を借りていること」がクレジットカード審査に影響することはありません。
ただし、延滞・滞納すると審査落ちしてしまうことがあります。
奨学金で最も知名度が高いのが「独立行政法人 日本学生支援機構」ですが、こちらは指定信用情報機関の「全国銀行個人信用情報センター」と提携していて、公式サイトにも一定期間以上返済が滞った場合は信用情報機関に登録されるといった内容の記載があります。
<参考>:奨学金を延滞した場合【日本学生支援機構】
返還が一定期間以上滞った場合、延滞となっていることが個人信用情報機関に登録されます。
・新規返還者については、返還開始後6か月経過時点で延滞3か月以上の場合に、個人信用情報機関に個人情報を提供し、当該機関に情報が登録されます(6か月経過以降は延滞3か月になった時点)。
・奨学金の貸与者全員の情報が登録されることはなく、延滞者のみが登録されます。
・一度登録されると、その後の返還情報(返還・延滞等)も登録され、返還完了後も5年間は登録されます。
・個人信用情報機関に延滞や代位弁済の情報が登録されると、クレジットカードが使えなくなったり、住宅ローンや自動車ローンなどの各種ローンが組めなくなる場合があります。
いくら進学のためとはいえ、奨学金も延滞してしまえばペナルティを受けることになりますので、借りたものはきちんと返済しましょう。
新卒でお財布が厳しい・・・という時期は誰にでもあるものなので、クレジットカード会社もそのあたりの事情はわかっています。
例えば「三井住友VISAデビュープラスカード」は、18歳~25歳の人向けなので、この年代の人向けの内容で審査をしてくれます。
このカードは26歳になると自動的に「三井住友VISAプライムゴールドカード」に切り替わるのですが、こうやってクレジットカードを使い続けてもらうことは、クレジットカード会社にとっても大きなメリットになります。
新社会人になって初めてクレジットカードを作るという人は多いですし、新卒者は将来の有望客と考えられているので、年収が低くても審査には通過しやすいと思っていて大丈夫です。
必ずしもクレカの審査に影響することはありませんが、一部のクレジットカードでは世帯年収の記入を求められます。
例えば「楽天カード」は、家族と同居している学生が申し込みをする場合、世帯年収を記入することになります。
学生でも親と同居している場合と、ひとり暮らしをしている場合がありますが、この場合の世帯収入がどうなるのかというと、
・ひとり暮らしの場合
自分のアルバイト収入が世帯年収になります。仕送りなどは含みません。
ただし、学生なら一人暮らしでも親の年収を含めても良いとか、一人暮らしでも住民票を移していなければ親の年収を合わせても良いといった考え方もあり、厳密には決まっていません。
虚偽の申告と受け止められないためにも、不安な場合は申し込み先のクレジットカード会社に問い合わせてみることをオススメします。
同一生計者は「あなたのお財布で生活している人」と言い換えることができます。
なんとなく一緒に住んでいたら同一生計者になるのかな?という気もしますが、住んでいる場所よりも生活費をまとめているかどうかが重要になります。
例えば、申込者本人である夫が単身赴任している場合は、離れて暮らす妻や子供も同一生計者になります。
学生寮に入っている子供に仕送りをしているなど、離れて暮らしているけど生活費はあなたが負担している場合は子供も同一生計者に含めます。
別居していると同一生計者とならないケースは、子供が社会人である、結婚して別世帯を築いているなど、独立していてお財布が別になっている場合です。
また、両親と同居していて家は一緒だけど生計はそれぞれの世帯で別になっている場合は、両親は同一生計者に含みません。
彼氏・彼女と同居している場合も、同一生計者にはなりません。もちろんシェアハウスに住んでいる人も同一生計者にはなりません。
ちなみに申込者本人が世帯主の場合、同一生計者は少ないほど良いですよ。
・年収500万円で同一生計者が7人
→7人を養う必要があるということなので、返済に回せる額が少なくなることが予想されるので不利になります。
申し込みの際に届けた内容に変更があった場合は、クレジットカード会社に速やかに連絡をする必要があります。
ただ、これは非常に優等生的回答で、わざわざ「無職になりました・・・」と伝える人はあまりおらず、実際は転職した後に新しい会社名を報告したりする人の方が多いようです。
クレジットカード会社に連絡しないことを推奨するわけではありませんし、次の会社が決まるまでに半年以上かかることが確定しているなど、間が空きそうなときは報告した方が良いですが、退職しても返済能力に問題がない場合などは大至急連絡しなくても怒られることはないでしょう。
賃貸物件を借りるときには契約者以外に連帯保証人が必要となりますが、近年では連帯保証人の代わりに保証会社を利用できるケースも増えています。
家賃の滞納がクレジットカード審査に影響するかどうかは、この連帯保証人・保証会社のどちらを利用するかによって変わってきます。
・連帯保証人をつける場合
親などに連帯保証人になってもらう場合は、延滞したとしても信用情報機関に記録されることはないのでクレジットカード審査には影響しません。
・保証会社を利用する場合
保証会社の中には「信販系保証会社」と呼ばれている会社があります。
これらの保証会社は信用情報機関と連携しているので、家賃を延滞してしまうと信用情報機関に登録されてしまい、クレジットカード審査にも影響します。
クレジットカード申し込みの際に記入する年収は、手取りではなく「総支給額」になりますので、税金や各種保険などを引かれる前の年収を記入します。
手取り20万円の人の場合、12ヶ月分にすると240万円になりますが、税金などを引かれる前の総支給額になると300万円を超えているというケースも珍しくありません。
もちろん、夏と冬にボーナスがある人ならボーナスも加えてクレジットカード会社に申告します。
自営業の人や個人事業主の場合は、収入の総額から経費を差し引いた「所得」を記入してください。
基本的に不要なカードは解約すべきです。少ない方が管理もしやすいですし、クレジットカードを紛失するリスクも低くなります。
ただ、2~3枚程度ならクレカを使い分けるシーンもありますし、実際に持っている人もいます。
審査の際に問題となるのは、年収に対して限度額が適正かというところです。
クレジットカード会社は、個人が持っているクレジットカードの限度額を信用情報機関を通して知ることができます。
例えばですが、年収300万円の人が3枚のクレジットカードを持っていて、それぞれに50万円のショッピング枠が付いているとします。
この人は150万円までショッピング枠でお買い物ができますが、4社目の審査を受けた時に、年収を考えるとこれ以上ショッピング枠を増やすのは厳しいと判断されてしまうことがあります。
また、ショッピング枠は年収の3分の1以下なので、すでに100万円付いている場合この人にはこれ以上つけることはできません。それが理由で審査落ちすることもあります。
使わないカードは解約してしまいましょう。
ちなみに、2018年のJCBの調査によるとクレジットカード保有数は「1枚~3枚」が最も多くなっています。
<参考>:JCB 【クレジットカードに関する総合調査】2018年度版 調査結果レポート(PDF)
申し込みブラックとは、クレジットカードに申し込みをしすぎたことが原因で審査に受からない状態になります。
1ヶ月の間に3社以上申し込みをするなど、短期間にたくさんのカード会社に申し込みをしてしまうと申し込みブラック状態になってしまいます。
クレジットカードやカードローンなどの申し込み情報は、信用情報機関に6ヶ月間記録が残ります。
クレジットカード会社はあなたの申し込み履歴も参照できるのですが、ごく短期間にあまりにも申し込みをしてしまうと「この人はこんな急いでクレジットカードを使いたいのかな?お金に困ってるのかな?」と思われてしまい、クレジットカードの審査に通らなくなるんです。
6ヶ月経てば申し込みブラック状態は解消されるので、心当たりがある人は半年待ってから再度、クレジットカードの審査に申し込みをしてみてください。
信用情報の状態は大きく分けると「ホワイト」「ブラック」「スーパーホワイト」になります。
クレジットカードを適正に利用していて、延滞せずに支払っている状態です。ごく当たり前にクレカを使っている人はホワイトになる、とも言えますね。
※「5年~10年が経過してブラックが解消されて、クレジットやローンの利用履歴がない白紙の状態」の場合もホワイトと呼ばれる場合があります。この場合、同じホワイトでも良い状態とは言えません。
延滞した、保証会社による保証履行が行われた、債務整理したなど事故情報がある状態です。ブラック状態になってもどこかから通知がくるわけではないので、知らない間にブラックリストに載っていることもあります。
近年ではスマホ・携帯電話の端末代金の分割払いが滞ることによる若い人のブラックリスト入りが増えているそうですよ。
まず、スーパーホワイトはホワイトと違って良い状態とは言えません。
スーパーホワイトは過去にクレジットカードやローンを利用したことがなく信用情報機関に記録がない状態です。
もちろん10代や20代前半の方ならスーパーホワイトでも問題ありませんが、30代前半くらいから年齢が上がるにしたがって、審査が厳しくなってしまいます。
なぜかというと、スーパーホワイトということは、
・現金主義で本当にクレジットカードなどを1枚も持っていない。ローンを1度も組んだことがない。
または、
・金融事故・債務整理を過去にして、一定期間が経過して信用情報機関から情報が削除された状態。
のどちらかになるから。
スコアリング審査では、どちらが原因でスーパーホワイトなのかは判断されません。そのため、これまで現金払いを貫いたことが理由で審査落ちしてしまうこともあるんです。
でも、現金主義から脱却したくてクレジットカードを作りたいのに、審査に通してもらえないのは困りますよね。
スーパーホワイト状態を解消するには審査に通りやすいクレジットカードに申し込んでみる、スマホを分割払いで購入してみるなど、何かしらのローンを利用してクレヒスを積むことが大切です。
スーパーホワイトに心当たりがある人は、早めに対策を行いましょう。
クレジットカードの作成に保証人・連帯保証人は不要です。
未成年の場合は親権者の同意が必要ですが、同意したからといって保証人になるわけではありません。
保証人・連帯保証人は利用者が返済不能となった場合に代理で請求されることになりますが、同意をした人が代理返済を求められることはありませんし、万が一請求されたとしても返済義務はありません。
また、専業主婦の場合は配偶者の勤務先や年収などを申告することになりますが、この場合も配偶者が保証人・連帯保証人になることはありません。
住宅ローン・マイカーローンが組めるということは、金融機関からそれだけの返済能力があると認められたことになります。この点はプラスです。
延滞せずに支払っていれば、さらにプラスになります。
ただ、これらの残高が多すぎるとクレジットカード会社にとっては、延滞の可能性が高くなるわけなのでマイナスでもあります。
とはいえ、本当に必要なお金なのでローンを組むこと自体は仕方がないですよね。延滞だけはしないように頑張って返済していきましょう。
クレジットカードのショッピング枠・キャッシング枠のどちらも限度額を引き上げてもらうことができますし、クレジットカード歴が長い人の中には実際に増額してもらったことがある人もいるのではないでしょうか?
増額をする方法は2つあります。
ひとつは自然に上がるのを待つという方法で、他のローンやクレジットカードを含めて、延滞せずに支払いを続けていればこちらから申し込みをしなくても自然と限度額が上がることがあります。
ふたつめは増枠申請をして審査を受けることです。
クレジットカードの増枠申請とは、限度額を上げるための審査に申し込むことです。増枠申請をすると、申し込み時と同じようにスコアリング審査が実施されて、通過できれば限度額が上がることになります。
また、クレカの限度額は一時的にあげてもらうこともできますよ。
一時的に限度額を上げてもらえる例としては、限度額が30万円だけど引っ越し費用としてどうしてもまとめて50万円支払いたいとか、旅行費用の一括払いのために40万円必要な場合などでしょう。
こういった一時的な場合でも審査次第で枠を上げてもらえることができます。
クレジットカード会社の規定などにもよりますが、カード番号を変えてもらうこと自体は可能です。
確実に変えてもらえるケースが、紛失、盗難などでクレジットカードが手元からなくなってしまった場合です。
また、クレカの不正利用が確認された場合も変えてもらえます。
ただし、カード番号を変えるということはクレジットカードそのものを変更する必要があるということなので、トラブルとは関係なく利用者都合で変えてもらう場合は再発行手数料がかかることがあります。
休職中は無職とは違うため、クレジットカード審査にも通ると想像できそうですが、少なくとも休職期間は「安定した返済能力」に欠けることになります。
休業補償があったとしてもやはり通常もらえるはずの給与とは異なりますので、クレジットカードの審査通過は難しいでしょう。
また、在籍確認の電話がかかってきたときに会社の人が「○○は休職中で出社しておりません」などと回答してしまった場合もクレカの審査には通りません。
在籍確認の電話がないクレジットカードの審査に申し込めば良いんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、それでも休職中であることを隠して申し込みをすると虚偽の申告となってしまいます。
長くお休みすることがわかっているなら、休職前に申し込みをしましょう。
国際ブランドとは国際的に流通しているクレジットカードの区分けになります。
「区分け」というとなんだかややこしくなりますが、JCBとかVISAなどの名称は聞いたことがあるのではないでしょうか?これらはそのままクレジットカードの国際ブランドになります。
日本国内でクレジットカードに申し込む、以下の5つを知っておけば問題なしです。
VISA は、1958年創業で、知名度が世界でいちばん高いアメリカの国際ブランドです。世界でも日本でも使いやすいので、初めてのクレジットカードとしても選ばれています。
VISAはクレジットカードの発行は行っておらず、VISAからライセンスを得た業者がVISAブランドのカードを提供しています。
Mastercardは、世界で2番目の国際ブランドで、世界でも日本でも問題なく使えます。
マスターカードもアメリカの企業ですが、VISAはアメリカ方面に強くマスターカードはヨーロッパに強いと言われています。
とはいえ、日本人が観光で行くようなお店ではどちらも不便なく使えると思っていて大丈夫です。
ちなみにアコムが発行する「アコムACマスターカード」はその名の通りマスターカードブランドになるのですが、消費者金融が国際クレジットカードを発行するのは初めてのことです。
日本が世界に誇る国際ブランドがJCBです。日本国内では非常に使いやすいですが、海外では利用できないこともあります。
電子マネーの「QUICPay」はJCBの運営で、これにより2018年3月時点の会員数が前年比151.5%と増加しています。
アメックスは、ステータスカードとしてどこか敷居が高いところがあるのではないでしょうか。
実際、年会費は12,000円(税抜)からと高めですが、空港ラウンジサービスは同伴者も1名まで利用できるなど付帯サービスがとにかく豊富です。
Diners Clubは、アメリカを中心に日本でも展開を行っています。
ダイナースクラブもアメリカンエキスプレス同様にステータスカードという扱いになっています。また、世界初のクレジットカードはダイナースクラブと言われています。
お店でクレジットカードを利用する際に、使えるクレジットカード一覧の中に「銀聯(ぎんれん)カード」というのを見たことがありませんか?
銀聯は中国中央銀行が主導して作った国際ブランドです。中国人観光客が増えていることから日本でも加盟店が急増しているんです。
ダイナースクラブは急成長中の国際ブランドなので、これからも見かける機会が増えると思いますよ。
プリペイドカードは、利用前にお金を入金(チャージ)しておいて、その範囲内で利用できるカードです。
クレジットカードは後払い式ですが、プリペイドカードは前払い式になりますね。
チャージ残高が0円になるまで繰り返し使えることになるので、お金を使いすぎる心配もいりません。
自分が持っているお金の範囲しか使えない(チャージできない)ことになるので、審査も不要ですし、口座引き落としでもないので口座振替登録も不要です。
例えば「三井住友VISAプリペイド」なら、国際ブランドはVISAになるので、VISA加盟店なら世界中で利用できます。
クレジットカードとは性質が異なるので完全に代用になるわけではありませんが、キャッシュレスでのお買い物は可能です。
今現在、AIが審査を行っているクレジットカードはありませんが、クレジットカードの審査はすでに機械によるスコアリングで行われるので、これがAIに変わる日もそう遠くないと思いますよ。
ちなみに、カードローンのJ.Score(ジェイスコア)は、すでに人工知能による「AIスコア・レンディング」を導入しています。
クレジットカードがAI審査になったら「3C」の軸が変わってくることが想像できますね。
ETCカードは通常クレジットカードの追加カードとして発行します。
「ETCパーソナルカード」というクレジット契約なしで利用できるETCカードもあるのですが、これは1,234円の年会費と20,000円~80,000円のデポジット(保証金)が必要なので、あまりオススメしません。
すでにクレジットカードを持っている場合は、ETCカード自体の審査はまずありません。
ただし、クレジットカードの支払いに延滞があるとか、カードローンの借り入れが多い人などは審査が行われることもあります。
クレジットカードを持っていない場合は、クレジットカードを作るための審査が行われます。このクレジットカード申し込みの際にETCカードの同時申し込みもできますよ。
なお、クレジットカードとETCカードの年会費は別で、どちらも年会費がかかる場合などもありますので確認が必要です。
割賦販売法は「クレジットを規制している法律」になります。
割賦(かっぷ)販売とは購入代金を複数回に分けて分割払いすることで、クレジットカードによるお買い物も、翌月1回払い以外は割賦払いに分類されます。
クレジットカードのショッピング枠の限度額は割賦販売法に基づいて計算されて設定されることになります。
●割賦販売法の目的および運用上の配慮
この法律は、割賦販売等に係る取引の公正の確保、購入者等が受けることのある損害の防止及びクレジットカード番号等の適切な管理等に必要な措置を講ずることにより、割賦販売等に係る取引の健全な発達を図るとともに、購入者等の利益を保護し、あわせて商品等の流通及び役務の提供を円滑にし、もつて国民経済の発展に寄与することを目的とする。
引用元: e-Gov 割賦販売法 第1章
割賦販売法は私たちクレジットカード利用者を守り、不正利用を防止する法律と言い換えることもできます。
ここでは簡単に説明しますが、クレジットカードショッピング枠の利用限度額は「支払い可能見込み額の9割(経済産業大臣が定める割合)」で計算されます。
・年収
年収は申し込み時に申告を受けた金額で計算します。
・生活維持費
生活維持費は割賦販売法によって決まっている指標があるので、そちらを参照することになります。
居住形態 | 収入・生計を同一とする方の人数(本人・別居者も含む) 4人以上 |
|||
1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 | |
持家かつ住宅ローンなし または 持家なしかつ賃貸負担なし |
90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
持家かつ住宅ローンあり または 持家なしかつ賃貸負担あり |
116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
・年間請求予定額(クレジット債務)
リボ払い、分割払い、ボーナス払い、カードローン返済など、一括払以外の支払いを行っている残高になります。申し込みの際に記入する「他社借入額」が参照されます。また、信用情報機関に照会をかけて調査することになります。
年収350万円 - 生活維持費209万円 - 年間請求予定額(クレジット債務)60万円 = 支払い可能見込み額約80万円
利用限度額は支払い可能見込み額の9割になるので、「80万円 × 0.9」で、「72万円」を超えない額になるわけです。
・一般カード(シルバカード)
各クレジットカード会社が発行しているもっともスタンダードなカードになります。
特典や付帯保険などのサービスは、困らない程度に付いているという感じで充実度が高いわけではありませんが、年会費は無料または格安なのでクレジットカード利用歴が長い人でも一般カードで満足と考えている人も少なくありません。
クレジットカード入門向けに各社が選びやすいカードを提供してくれているので種類も豊富ですし、初めてクレジットカードを持つ人はこの一般カードからスタートすると良いでしょう。
・ゴールドカード
一般カードよりも特典が多くついているのがゴールドカードと考えるとわかりやすいと思います。具体例としては、優待、付帯保険、ポイント還元率が高い、空港ラウンジを利用できるなどがあります。
サービスが充実している分年会費は高くなります。一般カードなら無料~数千円ですが、ゴールドカードになると数万円かかることも珍しくありません。
ただ年会費を払ってでもメリットが大きいので、クレジットカード利用額が大きい人はゴールドカードも視野に入れてみましょう。
・プラチナカード
ゴールドカードのさらに上をいくステータスカードがプラチナカードです。
年会費だけで数万円かかり、年収制限、年齢制限も厳しくなるため誰でも作れるわけではありません。
その分の特典は、付帯保険が手厚くなる、ホテル利用時の優遇(割引やサービス)が大きい、空港ラウンジが無料で利用できるなど複数あります。
プラチナカードは持ってるだけで優越感に浸れると言う一面もありますね!
・ブラックカード
最上級のクレジットカードです。プラチナカードやゴールドカードを利用している人がインビテーション(招待状)を受けることで持つことができる「招待制」になっているため、公式サイトに記載がなかったり招待基準が明かされいないなど未知な部分も多いです。
ブラックカードとして最も知名度が高いのはアメリカン・エキスプレス社の「センチュリオンカード」でしょう。
年会費は35万円、入会金だけで50万円、届いたクレジットカードはなんとチタン製と、都市伝説のようなクレジットカードですが、クレジットカード界の最高峰でもあることからセンチュリオンカードからのインビテーションを心待ちにして、日々せっせとクレヒスを磨いているユーザーもいます。
これも都市伝説のような話ですが、ブラックカードはあまりにも持っている人が少ないため、本物のブラックカードを持っていても周囲に気がついてもらえないという笑い話もあるようですよ!
宝くじは駅前などにある宝くじ売り場で現金を出して購入するのが一般的ですが、現在はインターネットを使ってクレジットカード決済で宝くじを買うことが可能になっています。
宝くじ公式サイトというものがあり、利用は24時間365日可能なので、今まで宝くじ売り場が近くになく、買うのを諦めていた方でもクレジットカードを使っていつでも購入することができます。
購入した宝くじの当選の確認もネット上で自動的に行われるのでとても便利です。
宝くじサイトの利用条件や使用できるクレジットカードの種類などは以下をご覧ください。
JAカードは三菱UFJニコスがJAバンクと提携して発行しているですが、「JA=農協」なので農業を営んでいる方しか発行できないと思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、農業を営んでいなくてもJAカードを発行することが可能です。
JAカードの種類や年会費、申込資格、国際ブランド、特典、各JAカードの審査難易度など詳しくは以下に記載してあります。
母子家庭(シングルマザー)だからと言って、クレジットカードの審査に落ちるこということはありません。母子家庭(シングルマザー)の方が、クレジットカードの審査に落ちた経験があるとしたら、別の原因が考えられます。
過去にクレジットカードの支払いを延滞したことはありませんか?
過去にカードローンなどの返済を延滞したことはありませんか?
このような経験がある方は、母子家庭(シングルマザー)とは関係なく、クレジットカードの審査に落ちる可能性が高くなります。
また、上記のような金融事故がなくても、パートさんなど年収が低い方は、ゴールドカードやプラチナカードなどステータスが高いクレジットカードは審査に落ちてしまう可能性が高いです。
以下の記事で、母子家庭の方(シングルマザー)のクレジットカードの審査について詳しく記載していますので、宜しければご覧ください。
外国人の場合、日本人よりも審査は厳しくなると言われており、安定した収入があり、個人信用情報も問題なくても、クレカの審査に落ちてしまう外国人の方もいらっしゃいます。
外国人の方がクレジットカードの審査に落ちてしまう主な理由は、
・日本語の読み書きができない
・日本語の会話ができない
・日本の永住権がない
この3つです。
※永住権がなくても発行可能なクレジットカードもあります。
以下では、外国人の方がクレジットカードの審査に通るコツや、外国人でも審査に通りやすいおすすめのクレジットカードなどを紹介していますので、宜しければご覧ください。
自営業(個人事業主・フリーランス)の方は、クレジットカードの審査に通りづらいと言われていますが本当なのでしょうか。
確かに、自営業(個人事業主・フリーランス)の方は、年収が高い方も多くいらっしゃいますが、サラリーマンのように毎月の収入が安定していません。
その「収入の安定性が低い」という点が、自営業(個人事業主・フリーランス)の方がクレジットカードの審査が不利になる最も大きな理由になります。
しかし、自営業だからと言って、クレジットカードを作ることができないわけではなく、開業届を出したり、法人カードではなく、一般カードに申し込んだり、審査に通過するためのコツはいくつかあります。
詳しくは「個人事業主・フリーランスでもクレジットカードの審査は通る?」をご覧ください。
正社員や公務員の方に比べて、派遣社員・契約社員はクレジットカードの審査に通りづらいと言われています。
派遣社員の方が不利になる主な理由は、1つの派遣先に長期間働くことが少ないので、クレジットカード会社に「安定した返済能力に欠ける」と判断される可能性があるからです。
契約社員の場合は、社会保険証が発行してもらえるケースも少なく、退職金も出ないため、やはり正社員と比べると安定性にかけます。また、契約更新は、基本1年、長期契約でも長くて3年更新が一般的なので、その辺も審査が不利になる理由です。
ただ、派遣社員・契約社員だからと言っておきらめる必要はありません。派遣社員・契約社員でもクレジットカードの審査に通る可能性は十分にあります。
以下では、派遣社員・契約社員がクレジットカードの審査に通るコツやおすすめのクレジットカードを紹介しています。
⇒派遣社員・契約社員はクレジットカード審査に通る?勤務先の記入や在籍確認は?
生活保護受給者は、クレジットカードの審査に通る可能性はほぼないと言って良いでしょう。
クレジットカードの審査に通過するためには「安定した収入」が絶対条件になりますので、生活保護受給者は該当しません。
また、生活保護になる前に作ったカードを所持・使用している方も口コミを見るといるようですが、これは規約違反になりますので、しっかり申告するようにしましょう。
生活保護受給者は、クレジットカードではなく、デビットカードなら所持することができますので、検討してみてください。
以下に生活保護受給者がクレジットカードを作れない理由や、デビットカードについて詳しく記載してあります。
⇒生活保護受給者はクレジットカード審査に通らない?所持・使用できる?
産休・育児休暇中でもクレジットカードの審査に通ることが可能ではありますが、仕事をしているときに比べて審査が不利になる場合があります。
産休・育児休暇中の場合、仕事をしているときに比べて収入は下がりますし、必ず仕事に復帰するとは限らない点が大きいです。
以下では、産休・育児休暇中にクレジットカードの審査に通すコツ、やってはいけないことなどを詳しく記載しています。
前科があっても、過去に延滞したり、債務整理を行っているわけではないので、クレジットカードの審査に通過することは可能です。
前科があっても、警察や裁判所からクレジットカード会社に連絡が行くことはありませんし、CICなど信用情報機関に通知が行くわけではありません。
もし、前科がある方がクレジットカードの審査に落ちたなら、前科以外に審査落ちした原因があります。
以下では、前科が原因でクレジットカードの審査に落ちる例や、犯罪歴と信用情報がつながるケースなどを記載していますので、宜しければご覧ください。
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