働く30代女性に聞いた！１日のランチ代はいくら？１人で食べる派は何人？

働く30代女性の皆さん、今日のランチは何をいただきましたか？毎日のランチに満足していますか？

今回のアンケートは働く30代女子限定で、いつものランチについて徹底的に回答していただいています。

年収は？お弁当派？外食派？ランチ代にかけられるお金はいくら？1人で食べる？みんなで食べる？などなど、女性同士で聞きたくてもなかなか聞けないランチ事情について428名の女性にご回答いただきました！

---

あなたの職業（雇用形態）は？

回答	割合（人数）
正社員	37.1%（159人）
パート・アルバイト	36.2%（155人）
個人事業主（フリーランス含む）	10.0%（43人）
契約社員	7.7%（33人）
派遣社員	5.8%（25人）
その他	2.1%（9人）
公務員	0.5%（2人）
会社役員	0.2%（1人）
会社経営者	0.2%（1人）

（N=428）

回答者の職業は「正社員：37.1%（159人）」と「パート・アルバイト：36.2%（155人）」がほぼ同数となっています。

この数字は30代女性ならではと言えそうです。

女性の社会進出が進んできているとはいえ、正社員として働いていたけど結婚して子供を授かると、家庭のために働き方をパート・アルバイトに変える女性は多いものです。

これが「30代男性」だったら、正社員とパート・アルバイトがほぼ同数ということにはならないのかも？と思えてきます。

そして、3番目に多い働き方は「個人事業主（フリーランス含む）：10.0%（43人）」となっています。

「契約社員：7.7%（33人）」「派遣社員：5.8%（25人）」よりも多い数値となっていて、女性起業家や雇用されない働き方を選ぶたくましい女性も増えていることがわかります。

働き方が多様化していることを肌で感じられる数字ではないでしょうか。

あなたの年収はいくらですか？

回答	割合（人数）
100万円未満	24.1%（103人）
100万円以上200万円未満	21.7%（93人）
200万円以上300万円未満	25.2%（108人）
300万円以上400万円未満	15.2%（65人）
400万円以上500万円未満	8.4%（36人）
500万円以上600万円未満	4.0%（17人）
600万円以上700万円未満	0.7%（3人）
700万円以上800万円未満	0.2%（1人）
800万円以上900万円未満	0.0%（0人）
900万円以上1000万円未満	0.0%（0人）
1000万円以上	0.5%（2人）

（N=428）

30代女性の年収として最も多かったのは、「200万円以上300万円未満：25.2%（108人）」、次いで「100万円未満：24.1%（103人）」、「100万円以上200万円未満：21.7%（93人）」と続きます。

100万円未満から300万円未満という数字が非常に多いようですが、職業（雇用形態）別で見ると以下のようになっています。

	100万円未満	200万円以上300万円未満	100万円以上200万円未満
正社員	-	48人	9人
パート・アルバイト	74人	22人	56人
個人事業主（フリーランス含む）	22人	8人	9人
契約社員	1人	12人	12人
派遣社員	-	18人	4人
その他	6人	-	2人
公務員	-	-	-
会社役員	-	-	-
会社経営者	-	-	1人
合計	103人	108人	93人

 

正社員は「200万円以上300万円未満」が最も多く48人、パート・アルバイトは「100万円以上200万円未満」、個人事業主（フリーランス）は「100万円未満」が多いようです。

独身ですか？既婚者ですか？

回答	割合（人数）
既婚者	57.2%（245人）
独身	42.8%（183人）

（N=428）

「既婚者：57.2%（245人）」「独身：42.8%（183人）」ということで、既婚の方が約6割となっています。

1日のランチ代はいくら位ですか？

回答	割合（人数）
100円未満	6.1%（26人）
100円以上200円未満	8.2%（35人）
200円以上300円未満	14.0%（60人）
300円以上400円未満	14.3%（61人）
400円以上500円未満	15.9%（68人）
500円以上600円未満	13.6%（58人）
600円以上700円未満	8.6%（37人）
700円以上800円未満	8.2%（35人）
800円以上900円未満	3.7%（16人）
900円以上1000円未満	4.0%（17人）
1000円以上1300円未満	2.8%（12人）
1300円以上1500円未満	0.5%（2人）
1500円以上1700円未満	0.2%（1人）

（N=428）

1日のランチ代はいくらくらい？という質問ですが、最も多い回答は「400円以上500円未満：15.9%（68人）」となっています。

ワンコイン以下を目安にしているという感じでしょうか？

500円は金額にしても「ランチ代としてこれくらいならOKかな？」と自分に許す感覚としても基準になりやすい数字だと言えるでしょう。

しかし、外でランチセットをチョイスする金額としては厳しい額になってきそうです。

次に多いのが「300円以上400円未満：14.3%（61人）」ですが、その次の「200円以上300円未満：14.0%（60人）」「500円以上600円未満：13.6%（58人）」とほぼ同率です。

働く環境や都道府県によってもランチ代にかけられる費用は大幅に違うものですが、毎日のランチタイムに1,000円以上かけているという層は全体の3.5％（15人）となっています。

昼食はお弁当（持参）ですか？外食（コンビニ等含む）ですか？

回答	割合（人数）
お弁当（持参）	57.0%（244人）
外食	43.0%（184人）

（N=428）

ランチタイムにいただく食事はお弁当または持参という方の方が多く「57.0%（244人）」、コンビニで購入するなどを含む外食派の方は「43.0%（184人）」となっていました。

ちなみに前の質問「1日のランチ代はいくら位ですか？」で「100円未満」と回答している26人の女性は、全員が「お弁当（持参）」と回答されています。

確かにお弁当持参なら1食あたり100円以下におさえることもできますが、作る手間などを考えるとランチ代として使っている金額に満足できているのでしょうか？

現状のランチ代に満足していますか？

回答	割合（人数）
不満	7.0%（30人）
やや不満	29.2%（125人）
どちらでもない	33.9%（145人）
やや満足	21.5%（92人）
満足	8.4%（36人）

（N=428）

毎日のランチ代に満足していますか？という質問ですが、もっとも多い回答は「どちらでもない：33.9%（145人）」となっています。

ランチはいつものことだし、これくらいが妥当という感覚でしょうか。

次いで多いのが「やや不満：29.2%（125人）」となっていて、もうちょっとお金をかけられたらランチが充実するかも？と感じている人もやや多いということがわかりました。

ただ、大多数の人が不満に思っているかというとそうではなく「満足」・「やや満足」と感じている人は29.9％（128人）もいます。

「不満」・「やや不満」としている人は36.2％（155人）です。

では、30代女性の皆さんの理想のランチ代はいくらくらいなのでしょうか？

1日のランチ代の理想の金額はいくらですか？

回答	割合（人数）
100円未満	5.4%（23人）
100円以上200円未満	5.4%（23人）
200円以上300円未満	6.3%（27人）
300円以上400円未満	7.7%（33人）
400円以上500円未満	15.2%（65人）
500円以上600円未満	17.5%（75人）
600円以上700円未満	9.8%（42人）
700円以上800円未満	6.5%（28人）
800円以上900円未満	3.0%（13人）
900円以上1000円未満	10.0%（43人）
1000円以上1300円未満	10.3%（44人）
1300円以上1500円未満	1.4%（6人）
1500円以上1700円未満	0.2%（1人）
1700円以上2000円未満	0.2%（1人）
2000円以上2500円未満	0.2%（1人）
2500円以上3000円未満	0.2%（1人）
3000円以上	0.5%（2人）

（N=428）

理想のランチ代についてご回答いただきましたが、最も多い金額がなんと「500円以上600円未満：17.5%（75人）」となっています。

現状で1日のランチ代として使っている金額は「400円以上500円未満：15.9%（68人）」という人が最も多かったので、100円アップできれば理想が叶うという慎ましい考え方をしている女性も多いことがわかりました。

さらに、その次に多いのは「400円以上500円未満：15.2%（65人）」です。働く30代女性はランチ代よりも他にお金を使いたいところがあるのかな？とも思えてくる回答ではないでしょうか。

300円以下でも満足という層を合わせると17.1％（73人）になります。

このうちランチは「お弁当（持参）」という方は51人、「外食」の方は22人です。

外食派の方がこの金額で何をいただいているのか気になるところです（コンビニかな？）。

グラフを見ると、「900円以上1000円未満：10.0%（43人）」と「1000円以上1300円未満：10.3%（44人）」の層も他の金額よりも目立っていることもわかります。

飲食店のランチセットや定食の価格も1000円前後で設定してあることも多いですし、このラインもランチ代のひとつの目安になりそうですね。

ランチは「１人で食べる派？」「複数人で食べる派？」

回答	割合（人数）
一人で食べる派	65.9%（282人）
複数人で食べる派	34.1%（146人）

（N=428）

全体としては一人で食べる派が「65.9%（282人）」、複数人で食べる派が「34.1%（146人）」となっていて、約66％の方がランチタイムをひとりで過ごしています。

ランチタイムの過ごし方には色々な意見があるものですし、「本当はひとりで食べたいけど、環境的にそうもいかない・・・」という人も多いと思います。

逆に、ランチライムで女子会的なおしゃべりをすることで気晴らしになったり、仕事上の情報交換の場としている人もいるでしょう。

なぜひとりランチなのか、なぜ複数で食べるのか、その理由も回答していただいていて428通りのご意見を伺うことができました。

その中で傾向として多かったものや私が気になった理由をご紹介します。

なぜランチを１人で食べるのですか？

ひとりランチのメリットは、気を使うことなく自分の時間を過ごせるということが思い浮かびますが、実際、53人の方がランチタイムくらいはひとりでゆっくり食べたい、自分のペースでゆっくり食事をしたいなど、「ゆっくり」というワードを使っています。

ランチタイムくらいゆっくり過ごしたい派の皆さんの声

このほかにも
「気兼ねなく自分のペースで食事ができるからです。（abeilleさん：個人事業主（フリーランス含む））」
「休憩時間でも他人に気を遣いながら過ごすのが嫌なので、一人で食べる派。（ms89さん：正社員）」
「誰かを誘うのが面倒だから（purukoさん：正社員）」
など、ランチタイムくらい気を使わずにひとりで過ごしたいという声は非常に目立ちました。

食べることを楽しみたい！

仕事の合間とはいえ、ランチは大事な食事の時間です。

食べることに集中するため、食事を味わうためななど、食べるという行為を大事にしたいからひとりで食事をしている女性もいます。

ランチタイムこそスマホチェック！

スマホを触りたい、スマホで動画を見たい、インスタをチェックしたい、好きな音楽を聴きたいなど、自分だけのスマホ活用方法でランチタイムを楽しんでいるというご意見も目立っていました！

新型コロナウイルス感染防止を意識して

当然、外で働く30代女性にとっても新型コロナは脅威です。感染拡大防止の観点から1人ランチを選択している方もいらっしゃいました。

仕事の都合で1人で食べる女性も多い

もともとひとりで仕事をしている、シフトの都合で1人ランチになるなど、仕事の都合で1人ランチを選択せざるを得ない女性も多いようです。

1人で食べる派のその他のご意見

ここでは筆者が参考になったご意見や、そういう考え方もあるか～と感心したコメントをご紹介します。

働くママだからこそひとりランチを楽しみたい！

ランチタイムくらいは育児からも仕事からも離れたいという働くママの素直なご意見だと感じます。時間の使い方が上手な女性とも言えそうです。
1人の時間を作るからこそ、仕事・家事・育児それぞれをこなせるのかもしれませんね。

これは女性のランチタイムあるあるかも・・・

ランチタイムにその場にいない人の噂話や悪口を言う人ってどこにでもいるような気がします。

悪口を聞くのも嫌だし、派閥に巻き込まれるのも嫌だし・・・、こういう環境では波風立てずにおひとり様ランチで過ごすのが正解のような気もします。

お弁当の見た目にまで気を使いたくない？

昨今では、人のお弁当のおかずを見渡してマウンティングしてくる「お弁当マウンティング女子」もいるようですよ。

そこまで意識していなくても、他人のお弁当の中身が気になるという人はいます。

テレビでも「昼めし旅～あなたのご飯見せてください～」、「サラメシ」もありますし、「突撃!隣の晩ごはん」もご長寿コーナーです。

隣の芝生が気になる人は多いのかもしれませんね！

しかし、お弁当女子の中には健康を意識したり、糖質・脂質を適度に制限するために、「見た目がおいしそうなお弁当」に全然こだわっていない人もいます。

また、節約のために毎日おにぎり弁当という女性もいるでしょう。

他人の視線やお弁当の見た目を気にしたくない女性もひとりランチを選んでいるようです。

なぜランチを複数人で食べるのですか？

ここからは複数人でランチをとっている30代女性の率直なご意見をご紹介します。

働く環境から複数人でランチしています

一斉に休憩をとる職場や社食ランチだから、みんなでご飯を食べるのが普通という女性もたくさんいらっしゃいました。

コミュニケーションでストレス解消！

女性はおしゃべりしたり共感し合うことでストレスを発散できたり、仕事を前向きに頑張れる傾向があります。

お子さんの年齢が近いなど共通点があると、会話も弾みそうですね。

気があう仲間とワイワイとランチをすることが出勤の楽しみでもあるのかも？

本当はひとりランチ希望だけど・・・

本当はひとりでランチ時間を過ごしたいけど、様々な理由で複数人でのランチになっている女性も多くいらっしゃいました。

ランチタイムは情報交換の場！

ランチタイムこそ仕事の話をしたりコミュニケーションを図ることで仕事に活かせると考えている女性もいます。とても良い意味で意識が高い女性たちだと思います。

みんなで「ランチ」を楽しみたい

仕事の休憩中とはいえ、ランチはランチ！

純粋に食事を楽しみたいからこそ、みんなでワイワイ食べたいというご意見の方もいらっしゃいます。また、みんなで食べたいというよりは「1人では食べにくい」というご意見もありました。

新型コロナ感染防止についてはどう考えている？

「3密」というワードは流行語にもなりましたが、1人ランチよりも複数人でのランチの方がどうしても密になりがちです。

この点について、複数でランチをしている30代女性の本音をご紹介します。

外食は自粛する、離れて食べる、おしゃべりは控えるなど、感染対策を行いながら貴重なランチ時間を過ごしているようですね。

その他の気になるご意見

複数でランチをとっている女性のご意見で、私が気になったコメントや素敵だな～と感じたコメントをご紹介します。

バランス型の職場もあるみたい？

毎回、行きたい人だけ一緒にランチをするというバランスの良いランチタイムを過ごしているご意見もありました。

自由参加なのは気楽で良いですね！

みんなのランチが気になる？

ひとりでランチをとっている人の中には、お弁当の中身を見られたくないと感じている人もいましたが、逆にみんなのランチが気になる女性もいるようですよ。

いつまでも仲良しご夫婦♪

旦那さんと一緒にランチをとっているという女性もいらっしゃいます。
家でもランチも一緒なんて、とっても仲良しですね。

働く30代女性のランチ事情は時代を反映している？（まとめ）

働く30代女性のランチ事情をチェックしてきましたが、最後に私が個人的に感じた今と昔のランチ事情の違いをご紹介します。

ランチに1,000円以上かけている女性は全体の3.5％（15人）となっていましたが、以前はもっと多かったのではないかと感じます。

仕事柄、場所柄ということもありますが、デジタルの成長・発展期に働いていた都内のIT系企業では、毎日ランチタイムに1,000円を超えるランチセットを食べに行く女性は年齢を問わず多かったんです。私もジャスト1000円ランチが普通だと感じていたので一緒に食べに行っていました。

その頃の30代先輩女性からは銀行の定期預金とは別に百貨店積立を利用しているという声もよく聞いていましたし、会話にも今ほど「節約術」とか「エコ」「収納術」などのワードは出ておらず、海外旅行のお土産を定期的にいただいたり景気が良い話が多かったように思います。

当時たまたまそういう環境だっただけかもしれませんが、今回のアンケートでは時代や社会情勢、経済がガラッと変わったことで、女性のランチに対する意識もシビアになったのかな？と感じました。

ランチタイムこそ1人でゆっくり過ごしたい女性も、気心知れた人たちと会話をすることでランチタイムを充実させられる人も、それぞれが満足のいく過ごし方ができると良いですね。