夫にギャンブルが原因の借金500万円があることが発覚したら?離婚するが42.3%
ある日突然、「実は借金が500万円あって・・・」と夫に言われたらどうでしょうか。
今回は、夫が妻に内緒でギャンブル、やむを得ない事情、浮気、キャバクラが原因で500万円の借金を抱えてしまったら離婚しますか?など、借金と結婚生活について300名の既婚女性にアンケートを実施しました。
- 1.あなたの年代を教えてください
- 2.夫にギャンブルが原因の借金500万円があることが発覚したら離婚しますか?
- 3.夫の借金500万円を作った理由がギャンブル以外のやむを得ない理由だったら?
- 4.夫の借金500万円を作った理由が浮気だったら?
- 5.夫の借金500万円を作った理由がキャバクラだったら?
- 6.夫の借金500万円の借入先が闇金(違法業者)だったらどうしますか?
- 7.夫の借金の理由が「日常家事債務」の場合、妻にも返済義務が発生することは知っていましたか?
- 8.(2)のギャンブルの借金に関する質問で「離婚をする」「話し合って決める」「離婚をしない」と回答したそれぞれの理由を教えてください
1.あなたの年代を教えてください
回答 | 割合(人数) |
20代 | 13.7%(41人) |
30代 | 48.0%(144人) |
40代 | 27.3%(82人) |
50代 | 9.3%(28人) |
60代以上 | 1.7%(5人) |
(N=300)
回答者の年代は30代が最も多く「48.0%(144人)」で、40代が「27.3%(82人)」、20代が「13.7%(41人)」と続いていて、半数近くが30代となっています。
2.夫にギャンブルが原因の借金500万円があることが発覚したら離婚しますか?
回答 | 割合(人数) |
離婚をする | 42.3%(127人) |
夫と話し合って決める | 49.0%(147人) |
離婚はしない | 8.7%(26人) |
(N=300)
借金が500万円あり、しかもお金を借りた原因がギャンブルだったことが突然発覚したら離婚するかどうかを伺いました。
最も多かった回答は「夫と話し合って決める」で「49.0%(147人)」です。
なぜ500万円もの大金を借りてまでギャンブルをしてしまったのか、まずは話を聞いてから離婚を検討したいと考えるのは自然な流れだと思います。
「離婚をする」と回答された方も「42.3%(127人)」いらっしゃいました。
ギャンブルが原因の借金が500万円もあることを突然告げられるわけなので、即離婚を検討してもまったくおかしくないことでしょう。
「離婚をしない」という方も「8.7%(26人)」いらっしゃいます。
なぜ離婚はしないと言えるのか、その理由もうかがっていますので最後にご紹介します。
3.夫の借金500万円を作った理由がギャンブル以外のやむを得ない理由だったら?
回答 | 割合(人数) |
離婚をする | 3.3%(10人) |
夫と話し合って決める | 58.3%(175人) |
離婚はしない | 38.3%(115人) |
(N=300)
借金の額は500万円でも、お金を借りた理由がギャンブルではないやむを得ない理由だった場合はどうでしょうか。
最も多い「58.3%(175人)」の女性が、「夫と話し合って決める」と判断しています。
ギャンブルが理由ではないにしても500万円は大金ですし、原因や経緯を聞いてみないことには判断もできません。
続いて多いのが「離婚はしない」で「38.3%(115人)」です。離婚ありきではなく、夫婦生活を続けていくための話し合いをしたいという感じでしょうか。
「離婚をする」という方は大きく減って「3.3%(10人)」となっています。
理由はどうであれ500万円の借金は重いですし、離婚しか考えられないという気持ちも理解できます。
4.夫の借金500万円を作った理由が浮気だったら?
回答 | 割合(人数) |
離婚をする | 82.7%(248人) |
夫と話し合って決める | 16.0%(48人) |
離婚はしない | 1.3%(4人) |
(N=300)
借金の原因が浮気だったら離婚しますか?という質問に対して、「82.7%(248人)」の女性が「離婚をする」と考えていました。非常に多い数字です。
ギャンブルが原因なら「42.3%(127人)」、ギャンブル以外のやむを得ない理由なら「3.3%(10人)」だったので、この浮気が原因の借金がもっとも女性が強く離婚を考える理由となりました。
家庭がありながらほかの女性に500万円も使うことは、妻の尊厳を傷つける行為です。許せないという気持ちは誰もが理解できることなのではないでしょうか。
「夫と話し合って決める」と回答した人は「16.0%(48人)」、「離婚はしない」は「1.3%(4人)」と少数となりました。
5.夫の借金500万円を作った理由がキャバクラだったら?
回答 | 割合(人数) |
離婚をする | 66.7%(200人) |
夫と話し合って決める | 30.0%(90人) |
離婚はしない | 3.3%(10人) |
(N=300)
借金の理由がキャバクラだったとしたら?というこちらも女性がらみの借金ですが、「離婚をする」と回答した人は「66.7%(200人)」です。
浮気ではないものの借金の額も大きいですし、原因が女性問題ということで許しがたいと感じる人が多いのでしょう。
「夫と話し合って決める」と考えている人は「30.0%(90人)」です。もうキャバクラには絶対に行かない等の約束をしてもらえたら許せるのかもしれませんが、しばらくは家庭内の雰囲気が悪くなりそうです・・・。
6.夫の借金500万円の借入先が闇金(違法業者)だったらどうしますか?
回答 | 割合(人数) |
離婚をする | 54.0%(162人) |
借金の理由によって考える | 41.3%(124人) |
離婚はしない | 4.7%(14人) |
(N=300)
お金を借りた相手が銀行や消費者金融などの正規の金融機関ではなく、闇金などの違法業者だった場合は、「離婚をする」と回答した人が「54.0%(162人)」となりました。
半数以上の女性が離婚すると考えているようです。
「借金の理由によって考える」も「41.3%(124人)」なのでかなり多いですが、取り立てが家族にまで及んでしまい、生活がおびやかされるようなことがあるかもしれません。
なお、違法業者から借りたお金に法的な返済義務はありません。しかし返済しなければ過度な嫌がらせをされてしまう可能性が高いです。
闇金問題に強い弁護士に速やかに相談するなどの対策が必要になるでしょう。
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7.夫の借金の理由が「日常家事債務」の場合、妻にも返済義務が発生することは知っていましたか?
回答 | 割合(人数) |
知っていた | 19.3%(58人) |
知らなかった | 80.7%(242人) |
(N=300)
「日常家事債務」は民法761条による定めです。
民法761条:日常の家事に関する債務の連帯責任
夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯してその責任を負う。ただし、第三者に対し責任を負わない旨を予告した場合は、この限りでない。<引用>e-Gov
日常家事債務に含まれるものは生活必需品の購入や家賃など、それから子供の教育費や医療費などもあります。
具体的な範囲は決められておらず、各家庭で資産や職業なども異なるため、どこまで連帯債務となるのかは個々のケースで異なると言えそうですが、自分がまったく知らなかった夫の借金の連帯責任を負わされることもあるということになるのです。
このことを「知っていた」という人は「19.3%(58人)」、「知らなかった」と答えた方は「80.7%(242人)」です。
婚姻届けを出すときに誰かが教えてくれるわけでもないですし、世間の既婚者でも知らないまま生活している人が多いのではないかと感じます。
8.(2)のギャンブルの借金に関する質問で「離婚をする」「話し合って決める」「離婚をしない」と回答したそれぞれの理由を教えてください
ギャンブルによる借金500万円が発覚したときに「離婚をする」「話し合って決める」「離婚をしない」と回答したそれぞれの理由を教えてもらいました。(質問2の回答の理由)
多かったご意見などをご紹介します。
「離婚しない」理由とは?
内緒の借金が500万円あり、その理由がギャンブルというケースでも離婚はしないと考えている理由はこちらです。
・ギャンブルは夫の心意気次第で止められると思っているので、次やったら離婚を視野に入れるという前提で最初は許すと思います。(30代)
・基本的に借金で離婚はしないが、不倫やキャバクラは許せないのでその時点で離婚。闇金の恐ろしさは知っているので、場合によっては離婚。(30代)
・ギャンブルによる借金は許せないが、まだ辞めてくれる可能性もあるのですぐに離婚せず、改善に努める(20代)
・私の旦那さんはギャンブルにそこまで興味ない方なので、やるとしたらそれなりの理由があるのだろうなと思うからです。(20代)
・子供3人いるし、子供達も父である夫の事が大好きだから、きちんと話し合う。(40代)
・ギャンブルにはまったのには、理由があると思うので、まず話し合いますが、離婚はしないと思います。自分が気づけなかったこともいけないと思うので、一緒に返済方法を模索していきます。(50代)
・完全に夫婦仲は冷め切る額ではあるが子供がいる以上は妻である自分だけの一存ではどうにもならない。旦那はともかく子供の意思を尊重して家族で話し合って決めるしか出来ないから。(40代)
・ギャンブル依存症は、病気だと考えているので、治せる可能性を信じて「離婚しない」を選択しました。(30代)
・借金の理由や時期や状況など様々だと思うので、話し合って決めるにしました(40代)
・私と子供に対し、生涯、負い目を負わせる(40代)
・一度の過ちであるなら、直ちに離婚という選択肢にはならないと思います。精神的に追い詰められてギャンブルにハマってしまった可能性も考えられます。離婚に至るのは、その後に信頼関係を築きなおせなかった場合だと思います。(30代)
・私は、主人がギャンブルとかの借金ならしょうがないかなあと思って許し、その後話し合いでギャンブルをやめるように説得し離婚はしませんが、浮気、キャバクラはどうしても女性として馬鹿にされた気がして許せないので絶対離婚します。(50代)
・ギャンブルをしたくなった理由は自分が原因でもありそうだから。(30代)
・その時にかんがえる(30代)
・500万円の借金まで膨れ上がってしまうのは依存症になっていると感じました。何がきっかけで依存になってしまったのかを考えることを優先します。しかし、一度は許せても再度同じ過ちを繰り返すようであれば、私には何もできないし、夫も治す気がないと判断して離婚します。(30代)
・ギャンブルを二度としないと誓うなら一時の過ちと思うので離婚はしません。(40代)
・浮気でなければ離婚はしないから(30代)
・家族関係や家庭内の問題ではなく、外側の問題だから。お金だけのことなら、返すことができれば、それで済む。愛情が無くなったわけではない。(60代以上)
・500万だったらコツコツ返済出来るからです。夫も反省するでしょうし、ギャンブルを本当は止めたかったのかもしれないなと思いました。離婚してその後一人で生きていく方が精神的に辛いです。(40代)
・500万の借金は痛いですが、夫の車を売却し自分も働きに出れば返済出来る金額だと思ったので「離婚をしない」を選びました。ただ、女性絡みだと借金返済の手助けをする気が失せてしまうので、離婚をしてしまうと思います。(30代)
・精神的な悩みなど抱えていて、そのようなことになったと判断しますので、まずは話し合いをして必要なら病院に連れて行ったりして解決を望むと思います。(50代)
・夫とは今までの生活である程度の信頼関係を築いていっているのでもし多額の借金が分かれば離婚という決断にはすぐ至らず、きちんと話し合いをし今後どんな風に返済していくのかなど事細かく話し合いをし離婚しないように家族で助け合って返済していきたいと思っています。(20代)
・夫の収入によって考えます。収入や預金ですぐ返せるのであれば、離婚しません。また借金をしたら離婚します。借金クセは治らないと思うので。(40代)
離婚しない理由もさまざまですが、1度目は許して2度目があったら離婚も考えるなど「初回は許す」という考えが目立つように感じます。
ギャンブルにハマってしまった理由が自分にありそう、関係の改善を考えたいと借金の原因を自分のこととして考えている女性もいらっしゃいます。
「子供のため」というご意見もありますね。
ただ、借金の額は500万円と決して少なくない金額です。
銀行や消費者金融からの借り入れだと利息も増えていきますので、一括返済できなかったら返済総額は500万円以上になってしまいます。
例えば金利14.5%で500万円借りていて、毎月10万円ずつ返済したとしても返済回数は77回(6年5か月)、返済総額は約765万円です。
愛情があれば一緒に返済していけると考えるのか、愛情があっても家族を続けていくのは厳しいと考えるのか意見が分かれるところだと感じます。
なお、ギャンブルによる借金なら離婚はしないと考えていても、キャバクラや浮気などの女性がらみの借金は許せない女性も複数いらっしゃいます。
女性の尊厳を踏みにじるような借金は、ギャンブル以上に許しがたいものがあるのかもしれません。
「離婚をする」理由とは?
離婚すると考える理由は聞くまでもないかもしれませんが、離婚という重い決断をせざるを得ない決定的な理由があるのでしょうか?
ギャンブル依存は治らないと思うから
「離婚をする」と回答した人の多くが、ギャンブル依存は治らない、また繰り返すと思うなど、許しても同じことを繰り返しそうと考えているようでした。
・500万円をギャンブルに使ってしまうこと自体がもう病気の域なので話にならない。話し合っても結局は同じことの繰り返しをしてしまう可能性が高いから。(30代)
・ギャンブルはやめるのが難しく、もっと借金がふえそうだから(30代)
・ギャンブルグセは中々治らないと思うので、一緒にいることはできないと思ったからです。(30代)
・ギャンブルは麻薬のようなもので何度も繰り返させるので同じことがこれから先起こると思うからキッパリ見切りをつけた方が良いなと思ったからです。(40代)
・ギャンブルは、依存症になると借金を返したとしても何度も繰り返しそうなので、離婚すると思います。(40代)
・ギャンブルは中毒だから簡単に止めることができないから。ギャンブルはプラスになることがないから。(20代)
・ギャンブル癖は治らないし、家庭があるのに借金をしてまでギャンブルをするのはクズ以外の何物でもない。話し合う価値が無いので即離婚する。(30代)
・ギャンブルはやめられないと思うから。病気。(50代)
・ギャンブルは繰り返しそうなので離婚します。(30代)
・ギャンブルにそれだけハマるのは依存症だと思うので治らないと思うから。(40代)
・ギャンブルだと、完全に止められるとは思えないので。返してもまたギャンブルに使われてしまうなら別れると思う。(40代)
・ギャンブルで借金をする人は繰り返すから(30代)
・借金してまでギャンブルに注ぎ込むのは依存症なので、返済してもまた借金すると思います。子供にとっても良くないので、離婚一択です。(40代)
・ギャンブルは依存症の可能性があるので1度返済しても、また借金を繰り返す可能性があるから。(30代)
・ギャンブルが理由であれば、また同じ事をすると思うから(30代)
・ギャンブルでの借金は何度も繰り返すと思うため。マイナスを作る人と一緒にいてもプラスなことは起きないと思うから。(20代)
・数万円ならともかく、500万円もの借金をしてしまうほどならすでにギャンブル依存症レベルに思えてしまうので、話し合いをしても改善は望み薄と感じる。今後も借金をし続けそうなので、離婚を選択する。(40代)
・ギャンブル癖は一生治らないと思うから。(50代)
・ギャンブルは依存性が高い為、頑張って夫婦で借金を完済したとしても、またギャンブルで借金を作って、何度も同じ事を繰り返す事になると思うからです。(40代)
・ギャンブルは流石に看過できず、また繰り返す可能性も考えて500万という高額なのもあり離婚すると思います。(20代)
・また繰り返すと思うから。夫の快楽の犠牲になりたくない。(30代)
・ギャンブルでの借金なら、今後死ぬまでそれが続くため。(30代)
・500万もの大金をギャンブルに注ぎ込んでしまうのは依存性があり、簡単には治らないと思うから。また、金銭感覚が違い過ぎるから。(30代)
・借金してまでギャンブルする人は一生ギャンブルから抜けられないから。(30代)
・ギャンブルで借金を作る人は今後もギャンブルをやめられないと思うし、その借金の責任を負ったりそのせいで貧しい生活をしたりしたくないから。(30代)
・ギャンブルはやめられない依存性があると聞くので、そこまで借金をしてギャンブルをし続ける人と生きていくつもりはないし、支えようとも思えない。離婚しないという選択肢は自分を不幸にするだけに思えるので絶対離婚すると思う。(30代)
・話し合って決めても依存性が高そうで再び借金をつくりそうだから。(40代)
・今後もギャンブルで借金をし続けそうなので、関係を断ちたいと思った。(40代)
・「離婚をする」ギャンブルには中毒性があると聞いているからです。自分の人生、他人の借金で苦労するのは考えられません。(40代)
・借金をするほどギャンブルにのめり込む人はまたやりそうで怖いので。(30代)
・ギャンブルはなかなか辞められないので、また借金が増えるかもしれないから。(30代)
・500万円の借金になるまでギャンブルを続けたということは、かなりギャンブルに依存していて、たとえ500万円を返済しても、またギャンブルをして借金をしてしまう可能性が大いにあると思うから。(30代)
ギャンブル依存症という精神疾患もあるくらいですし、500万円まで借金を増やすくらいのめり込んでしまっていたら、本人だけでなく家族や周囲も協力して改善に努めなければ確かに繰り返してしまうかもしれません。
それぞれの人生ですから、そこまでは背負えないという考え方の女性もいらっしゃるでしょう。
信頼関係が築けない
自分が知らないところでギャンブルをしていて、さらに借金が500万円もあったら、とてもじゃないけどもう信用できないから離婚すると感じた方も複数いらっしゃいます。
・勝手に借金を作ってきた、結婚前に借金があった場合どちらにしろ嘘や隠し事をしたという時点で信頼関係は無くなるため。どんな理由にしても、借金をする前に相談がないと信用ができないため。(20代)
・まずギャンブルをしていた事が離婚案件。交際時に確認したらギャンブルは「していない」だったので、信頼を裏切った事になる。また自分の稼ぎの中からやっているならまだしも、借金してまでやっているなら今後の生活も考えなければならないので、義実家に返品する。(30代)
・お金関係の隠し事は信頼関係が破綻するので結婚を続けていけないと思う(30代)
・お金にだらしない人とこれから先の将来を共にすることに不安を感じるし、もう信用できない。(50代)
・信用できないからです。(40代)
・信用できません。(40代)
・まず借金してまでギャンブルをしている時点で病気。そしてそれが500万に膨らむまで黙っていたことも人として信用できないので。(30代)
・基本的には隠して借金を作っていたら今後信用できないので離婚します。(20代)
・ギャンブルに500万円も使うなんて金銭感覚が全く違うし理解出来ない、もし返済したとしても今後も隠れて借金しそうで信じられないから。(30代)
悲しいことですが、信頼できない相手との結婚生活は難しいものです。
情は残っていたとしても、離婚という判断になっても仕方がないことでしょう。
ギャンブル+秘密の借金は許せない
内緒でギャンブルをしていて、さらに秘密の借金があったという事実を許しがたいと考える女性の声です。
・500万もギャンブルで借金を作るような男と老後は過ごしたくないから。(50代)
・妻に黙ってそれもギャンブルでこさえた借金なら更生の余地がないと私は判断するので、そんな夫に付き合って人生苦労したくないのでさっさと他人になります。(30代)
・相談もなく内緒で借金をすることがありえないので。(30代)
・自分の知らない所で知らないうちにしかもギャンブルで作ったものを自分が一緒になって払う理由がない。勝手に好き勝手遊んでいたんだから自分で何とかすべき。相手が借金してまで遊んでいた間自分は一生懸命家族のために働いて家事もしていたのに裏切り行為でしかないので離婚一択です。(40代)
・隠れてギャンブルをしている事にショックを受けるので。(20代)
・裏切られた気分になるから(40代)
・まず自分に内緒で借金を作っていたことが許せないし原因がギャンブルという依存性があり危険なものだと今後も借金を積み重ねていくと思うので早期に離婚を考える。(30代)
妻の知らないところでギャンブルをしていて、借金が500万円に膨れ上がるまで教えてもらえなかったという状況はとても悲しく辛いものがあると思います。
多額の借金を抱えていることも厳しいですが、裏切り行為を許せず一緒に生活はできないと思えても仕方がないでしょう。
価値観・金銭感覚が違いすぎる
好きで結婚した夫婦であっても500万円もの借金を作るまでギャンブルにのめりこむことがとても理解できない、金銭感覚も違いすぎると感じた女性もいらっしゃいます。
・やむを得ない状況ではなく、自分で賭け金やリスクを決めてする娯楽で借金をする感覚が分からない。根本的に価値観が合わないのではと感じるから。(30代)
・ギャンブルは仕方の無い出費ではないから。(30代)
・ギャンブルなどの賭け事に大金を支払う行為を許せないから。(20代)
・私利私欲で借金は許せないから。(50代)
・ギャンブルの借金は絶対に許せないから別れる(40代)
たしかに、こんな大金になるまでお金を借りてギャンブルをしたという事実は理解に苦しむものがありそうです。
価値観、金銭感覚が違いすぎることを実感してしまったら、生活を続けることは難しいですね。
ほかのトラブルも抱えることになりそうだから
これは私が「なるほど。たしかにそういう可能性もある」と思えたコメントです。
・人間として絶対に有り得ないことであり軽蔑するような事柄である為。(50代)
・ギャンブルで借金500万円もしてまで、周りが見えず自分の事にのめり込む程ギャンブルにハマるなら、今後何か問題があった時も冷静に判断がつかない人だな。と思うと先はないと思いました。(30代)
借金が500万円に達するまで家族に内緒でギャンブルを続けられるメンタルの持ち主なので、なにか別のトラブルを抱えている可能性も否定できません。
そう考えると、相手のことがちょっと怖く思えてきそうです・・・。
「話し合って決める」理由とは?
離婚する・しないと結論から入るのではなく、まずは話し合いたいと考えている女性は「49.0%(147人)」です。
半数近い方が夫の事情や気持ちにも耳を傾けたいと考えています。
まずは事情を聞いて反省しているなら離婚しない
「話し合って決める」と回答している女性の多くは離婚を前提としていません。
どちらかというと離婚をしないための前向きな話し合いをしたいと考えている人が多いようでした。
・ギャンブルが原因の借金であれば、どうしてここまで額が膨れ上がってしまったのかを聞き、反省の色が無ければ、そのまま離婚です。しかし反省をしているのなら、この借金をどうやって返していくのか話し合います。(40代)
・ギャンブル依存症はなかなか治らないので、今後夫がどのようにしていきたいのかをしっかりと把握して、今後を決めたい。(30代)
・1度は許せる余地があるので,反省度と今後への気持を確かめたい(40代)
・ギャンブルをするような人ではないと思っているので、何故ギャンブルにはまって借金までしたのか理由を聞いてみたいため。(50代)
・理由とどこから借りたかと返せる目処がある稼ぎかで考えます。(30代)
・依存度の高さや止める気があるのかなど理由を聞いてから判断したいと思うからです(30代)
・話し合って金を返す方法を探します。(20代)
・500万も借金をするということは、ギャンブル依存症に近いものだと思う。更生する気があるのなら話し合って決めたい。(30代)
・借金の理由がどんな理由であれ、まずは話し合って状況を把握したいので、どんなギャンブルをしてどのくらいの期間でそこまでの借金になったのか、今後どのように返済するつもりだったのかを詳しく聞いてからどうするかを決めたいと思う。(50代)
・ギャンブルの内容や今後について繰り返さないことが確約されるのなら話し合っても良いと思った。(50代)
・今後、改善の余地があるかどうかを確認したいため。(40代)
・夫の貯金額と、その後の対応次第。夫個人の貯金で返済可能であり、今後一切ギャンブルをしないと確約できるのであれば再構築もアリなので、まずは話し合いをしたい。(20代)
・ギャンブルで借金をつくってしまったことを反省していて、返す目処が立っているのか、これからどうするつもりなのか、きちんと考えていて、ギャンブルはもうやめるとケジメをつけられるのであれば離婚はしたくないからです。(30代)
・なぜそんなにギャンブルに大金を費やすまでになったのか理由を聞く(30代)
・どうしてギャンブルに手を出してしまったのか理由を聞きたいから。もしかしたら職場の先輩に誘われて断れなかったとか、ストレスを発散できなくてギャンブルに走ってしまったとかがあるかもしれないからまずは話を聞く。これからはギャンブルに絶対手を出さないと約束できるのかも確認して、約束してくれたら1回の間違いでは離婚はしないと思う。(20代)
・パチンコや競馬、競艇などは私も夫もやりませんが、二人とも共通してゲームセンターのクレーンゲームが好きです。(クレーンゲームもギャンブルに含めて回答しました。)お互いに節度を持って楽しむと約束していますし、500万円は多額すぎますが、ハマってしまう気持ちも理解は出来るので、話し合って決めることになるだろうと思い選択しました。(30代)
・とりあえずは相手の意見を聞きたい。どうしてそうなったのか、後は今後どうしていくのか。(40代)
・その500万円を解決(支払う)為にどういう手段を夫が持っているかを確認します。私が知る以外に貯金は無いだろうから、実親から借りるのか、働いて返すのか。話し合いはしますが、500万円も借金しておいて信頼関係も無いと思うので、話し合ってその後離婚かもしれないな、とは思います。(40代)
・ギャンブルをする人は繰り返しそうなので、今後ギャンブルをしないという固い決意があるかどうか確かめたいから。何のギャンブルにどのくらいの期間で使ったのかも知りたいから。(30代)
・ギャンブルにハマった理由をまず聞いて、キッパリ止められるかどうか判断したい(30代)
・とりあえず、夫の言い分や理由を聞いた上で判断したいから。(40代)
・500万という金額はとても大きいので離婚する、しないを簡単には決めることはできません。どうして借金を抱えることになってしまったのか、それに対する対処方法に考えはあるのか、反省の色はあるのか等、よく話し合って決めたいと思いますが、基本的には離婚しない方法を探っていきたいと思います。(40代)
・基本的に自分に迷惑がかかりそうな闇金なら離婚するけど、それ以外なら基本は話し合いして一度考えてみる。でもやむを得ない理由なら離婚せずに一緒に頑張ろうと思う。(30代)
・どのような精神状態でギャンブルにはまったのかを聞いてから、離婚するかどうか考えます。(40代)
・ギャンブルで借金は許せないけれどもうしないことを誓ってくれれば信じてあげたいから離婚はしません。(40代)
・話し合って決める。一度は許して変わる機会を与えるのが道徳的だと思うから。借金においては、人には引き返せず、人に打ち明けられないことが起こり得ると思うから。その人自体が悪ではないと思うから。(40代)
この、「まずは話を聞きたい」という声は「夫と話し合って決める」の中でもっとも多い回答でした。
ギャンブルで500万円もの借金を勝手につくってしまった以上、それが妻であっても夫であっても離婚となってしまっても仕方のないことです。
しかし、「話し合って決める」と考えている女性の多くは離婚を前提にしておらず、もうギャンブルをしないなら離婚はしない、返済できそうなら離婚はしない、冷静に話し合いたいなど、まずは相手の意見を聞いて離婚しない方法を模索したいと考えているようでした。
事情を聞くけど離婚もありえる
こちらは、まずは事情を聞くけど夫の言動次第では離婚の可能性も十分にあると考えている女性の声です。
・返せなくもない額だと思うので旦那と話し合いをして返せないようなら離婚もあると思う。(30代)
・借金するのにやむを得ない理由なら一緒に考えるが、理由が女なら借金自体、私には関係ないので離婚したい(30代)
・旦那がこれからどのような行動で誠意を示し、どのような計画で返済するのかを確認し、まじめに今後のことを考えているのかが重要だと思ったからです。まじめに考えていないようであれば離婚も考えます。(20代)
・一度チャンスを与える。それでまたギャンブルした時は離婚。(40代)
・ギャンブルが理由でも、真面目な良い夫で、普段はギャンブル癖が無く数回の不運で借金を作ってしまったのなら離婚しないかもしれませんが、不真面目なダメ夫でギャンブル癖があるような人なら離婚すると思います。(40代)
・初めてなら話し合いをしてもう二度としないという約束をして離婚しない。その約束を破ったらもう治らないので離婚する。(50代)
・一度で大損してしまったのならまだ考えられるけれど、ずっと依存してやめられず隠れて借金をし続けていたのなら離婚すると思います。(30代)
・返済計画を確認してこちらが納得できる内容なら離婚せず様子見。私や私実家をあてにするようなら離婚する。(30代)
・ギャンブルであれば、夫に離婚したくない意志があるなら辞められると思います。離婚はしたくないけどギャンブルも辞められないとなれば、私は離婚しますが、まずは夫の意見を聞きたいと思います。(20代)
・話をしてその後考え方が改善され、良い方向に向かいそうならば寄り添いますが、2度以上繰り返したり反省の色が見えない場合は離婚します。(20代)
・その先に、潔く辞められかの本気度を見極めたい。本人次第では、離婚もありえる。(40代)
・話し合いで、反省していてギャンブルを辞める意思がこちらに伝わったら離婚はしないですが、逆に反省の色もなく、ギャンブルを辞めるつもりがないなら即離婚したいからです。(20代)
・夫が借金を返済するのであれば離婚はしませんが、返済できないのであれば離婚するつもりだからです。(30代)
「本人が返済できるなら離婚はしない」「ギャンブルをやめられるなら離婚はしない」と条件付きで離婚しないことを選択している女性もいますが、話し合いでは前向きな結果になっても、実際に毎月の収入の中から返済するとなると何年もかかってしまいます。
離婚するにしてもしないにしても、しっかり話し合いをもつ必要がありそうです。
疾患の可能性もあるため
疾患によるギャンブル依存を心配して、一緒に改善したいと考えている女性もいらっしゃいます。
・まずどういう理由でギャンブルで500万も借金をしてしまったのかを聞いてから考える。例えばうつ病なんかの場合は金銭感覚がなくなってしまうので、本来の思考回路が働いてない可能性もあり、そんなときに借金があるから離婚するというのは考えにくいから。(50代)
・ギャンブルにのめり込むのは一種の病気であるため、カウンセリングの受診を勧め依存状態からの脱却を図る。離婚する・しないの問題よりも、当人の精神状態の安定および借金返済の目途を模索するのが先決であり、落ち着いたら夫の誠実さをじっくりと吟味し、夫婦としての将来を話し合いたい。(40代)
・息抜きは必要なので、どのくらいギャンブルにのめり込んでいるのかで変わる。依存症になってしまっている場合は公的機関と実家の手を借りて結婚を続けるか話し合う。(30代)
・病的なもので本人に治療する意思があるのなら、とりあえず治療をしてみてから考える。(50代)
・話し合って決めるにしました。ギャンブルの場合は依存などもあり、治療などをすれば、改善されると思うからです。また、ここで簡単に離婚にするとしたら、更に悪化すると思うからです。(30代)
・ギャンブル依存症かどうか話し合い、今後すっぱり辞められるかどうか返していけるか話しあってから決めたいから(40代)
・ギャンブル依存には、精神疾患とも言えると思うので、本人に受診して治療する気持ちがあるなら離婚せずに協力したい。(40代)
ギャンブルに無縁だった夫が500万円の借金を抱えるほどのめり込むということそのものが、自分自身ではどうにもできない疾患である可能性もあるでしょう。
離婚の話し合いの前に、心の病を治すことに協力したいというご意見でした。
子供のために
子供のために即離婚ではなく相談したいと考えている女性の声です。
・返す当ての有無と依存症の治療、クレジットカードの停止などの条件を飲み、誠心誠意対応してくれるのであれば話し合って決めたいと思います。改善の兆しがあるのであれば、子供たちの事を悲しませたくないので。(30代)
・子供もいるので、借金や今後の事など簡単には決められないので、しっかりと夫婦で話し合って決めたいと思ったからです。(30代)
・きっと繰り返すから、終わりがない。子供がかわいそうだから。(40代)
・500万なんて簡単に返せない。ギャンブルなんて一度してしまうとまたやりかねない。借金が減るどころか増える一方。子供がいるので、借金は出来ない。(30代)
・子供がまだ小さいので簡単には離婚できないため、まずは借金の理由を聞き、その理由によって今後どうするかを慎重に考える必要があるから。(30代)
・子供がいるいないでも答えが変わりそうですが、一度は話し合いの場を設けて相手の反省具合を確かめたいと思います。(40代)
・子どもが小さいので、悩むと思います。(30代)
・子どもがいるので簡単には離婚できないです。これからギャンブルをしないなら離婚しないですが、これからギャンブルするようなら話し合います。(30代)
・子どもがいるので、なるべくなら離婚は避けたいと考えます。話し合いをしてギャンブルを2度とさせないこととしますが、ギャンブルをさせてしまった自分にも責任はあると思いますので、借金を返すことを重点的に話し合いをするかと思います。(50代)
子供のことを考えて離婚はしたくないと考えるご意見も複数ありましたが、「離婚をする」と考えている女性の中には「子供の今後のために離婚したい」と思っている方もいらっしゃいました。
自分にも責任があるかもしれないから
夫がギャンブルにのめりこんだ原因が自分にもあるかもしれないから、まずは話し合いが必要と考えている方のコメントです。
・ギャンブルに走った原因に自分自身が入っている可能性の有無や、単なる趣味だったのか、収入を得たかったのかなど、明確化して対処できそうなことがあるか、一緒に考えたいため。(30代)
・なぜそこまでハマったか理由も知りたいし、そこまで気づかなかった自分にも責任があると思うのでとりあえず話し合うと思ったから。(30代)
・こちら側にも責任があるかもしれないのでまず話し合ってみたいと思ったからです。(20代)
・普段の夫の態度などにもよりますが、気づければ自分も把握できたこと、今から止めることも可能だと思うので話し合って決めます。(30代)
・自分の旦那の性格からして、まずギャンブルをすることがないと思う。それでももし、そんな彼がギャンブルをするとしたら、自分が相当ストレスをかけてしまったのではないか?仕事でストレスがあってもわたしに話すことも相談も出来なくて一人で抱え込んでいたのでは?と思うから。なので、まず、話をしたいから。(30代)
相手を追い詰めるつもりは全くなくても、日常の何気ない言動から傷つけてしまうことは誰にでもあります。
自分のことも省みて判断するという考え方は大切なことかもしれません。
夫を信じたい
結果的に多額の借金を作ってしまっても夫のことを信じたい、愛情がなくなったわけではないので本人の意思を聞いて話し合いをしたいと思っている女性たちの声です。
・人として信用できないような理由の場合は離婚します。そうでなくて、やむをえない事情で借金がある場合には話し合います。離婚はせずに返せるものなら一緒に返します。(60代以上)
・夫のことを信用しているので基本的には離婚することはないと思うが、500万円も借金することになった理由をきちんと説明してほしい。話し合った結果「今後も改善できない」「借金取りに追われ続けそう」と判断したら離婚を考えると思う。(40代)
・離婚を決めるべきだとは思うが、今の優しい夫を愛しているので、ギャンブルそのものが過去の事で決別できているのか、それ以上の借金はないのか、今後は隠し事をしないようにできるか、返済する目途はあるのかなど話し合ってから決めたいと思う。(30代)
・その人のことを嫌いではないので今回のことを反省して活かせるかの意志次第と考えてます(30代)
・驚いてショックですが愛情があるのでいきなり離婚はできません。話し合って今後のことを決めたいです。(40代)
内緒のギャンブルで500万円もの借金を作ってきた夫をそれでも信じたいと思う妻の気持ちには賛否の声がありそうですが、世の中にはお金の問題、女性問題を乗り越えてきたビッグカップルもいますよね。
乗り越えた先には本当に信頼しあえる未来があるのかもしれません。
実際に経験したことがある方の回答
こちらは経験者の声です。
・実際に主人が借金をしていました。離婚も考えましたが、子供の事を考え、離婚はせずに貯金を取り崩し支払い、足りない分は、兄弟に借り返済しました。離婚するのは簡単ですが、意外となんとかなると思っています。それから20年近く経ちますが、幸せな結婚生活です。(40代)
世間的にはギャンブルにハマったら完全にやめることは難しいと言われていますが、強い意志を持って抜け出す人もいますし、借金もきちんと返済する人もいます。
本人の努力と周囲の協力でやり直せることもあるということがわかる参考になる口コミでした。
離婚したら生活ができない女性も
最後に、少数ではありますが自分自身の経済状況を考えると、離婚したら生活ができない、離婚した方が生活が苦しくなるからできないと回答されている方もいらっしゃいました。
・自分に経済力がないから(30代)
・離婚した方がその後の生活費が大変そうだから。(30代)
【夫と話し合って決める】
・自分自身の稼ぎが少ないので、離婚を即決するのが難しいです。そのため、とりあえず話し合います。その代わり、金銭的な余裕があれば、即離婚しているかもしれません…。(40代)
・現状、私はパート主婦で離婚することもリスクではあるので、よく今後について話し合うしかないからです。(30代)
アンケート方式:選択式のWEBアンケート
調査媒体:クラウドワークス
https://crowdworks.jp/
有効回答数:300
調査期間:2022年9月26日の1日間