ウォルマートカードの審査は厳しくない?特典・キャンペーンやポイントなどを解説
ウォルマートカードは、日本全国の西友・リヴィン・サニーがいつでも3%割引で利用できるとってもお得なクレジットカード!しかも年会費は永年無料!これだけでもすごいメリットだと思いませんか?
本記事ではウォルマートカードの審査難易度やメリット・デメリット、年会費、ポイント、特典・キャンペーン、返済方法、キャッシング枠、解約方法など詳しく解説していきます。
毎日の食品を西友・リヴィン・サニーで購入しているという方は、ウォルマートカードを持っておかないと本当にもったいないので、ぜひご覧になってくださいね。
ウォルマートカードとは?年会費や国際ブランドなど概要を紹介
ウォルマートカードの名称で親しまれていますが、正式名称は「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」となっており、国際ブランドはAmerican Expressしか選択することができません。
申し込み資格 | 高校生を除く18歳以上で連絡可能な方 ※主婦・学生・アルバイト・パート・年金受給者の方も申し込み可能 |
年会費 | 永久無料 |
国際ブランド | American Express |
付帯保険 | なし |
ポイント | セゾン永久不滅ポイント |
追加カード | ETCカード、家族カード |
スマホ決済 | Google Pay、Apple Pay |
入会特典 | 1,000円キャッシュバック |
公式サイト | こちら |
ウォルマートカードの年会費は?
ウォルマートカードの年会費は永年無料!追加カードとして家族カードとETCカードを発行できるのですが、この2つも発行手数料・年会費ともに永年無料になっています。
ウォルマートカードは、維持費が一切かからないクレジットカードということになりますね。
ウォルマートカードの付帯保険
残念ながらウォルマートカードには海外旅行傷害保険も国内旅行傷害保険もついていません。
ウォルマートカードは、海外で使うことは可能ですし海外利用分はセゾン永久不滅ポイントが2倍になるのですが、海外旅行には弱いクレジットカードとなりそうです。
American Expressは使いにくいって本当?
ウォルマートカードが気になる方は、普段の食品を西友、LIVIN、サニーで購入している方ではないでしょうか。
そういった方の中には「アメックスは日本で使いにくい」と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
American Expressは以前は日本国内ではとても使いにくいクレジットカードでしたが、その理由は加盟店が少ないから。
VISA・Mastercard・JCBが使えるお店でもAmerican Expressは使えないということはよくあるんです。
以前は、コストコでAmerican Expressが使えたので、ウォルマートカードを西友、リヴィン、サニー+コストコで使っていたという方もいました。
しかし現在、コストコで使えるクレジットカードは「コストコグローバルカード」というコストコの公式クレジットカード、またはMastercardブランドのカードのみとなってしまったのでAmerican Expressは使えなくなりました。
アメックス社はJCBと加盟店開放契約を結んでいる
現在、日本国内のアメックス事情はどうなったのかというと、アメックス社とJCBが加盟店開放契約を結んだことから、国内のJCB加盟店でAmerican Expressを使うことができるようになっています。
American Expressを利用できるようにするかどうかは加盟店ごとの判断になるため、全てのJCB加盟店がAmerican Expressに対応しているというわけではないのですが、以前よりは日本国内で利用しやすくなったことは間違いありません。
ウォルマートカード(American Expressブランドのクレジットカード)の使いやすさについては「日本国内のJCB加盟店でも利用可能なケースが多い」と考えておいて大丈夫です。
ウォルマートカードの審査は厳しくいない?
ウォルマートカードはいつものお買い物を西友、リヴィン、サニーでする人はぜひ持っておきたいクレジットカードですが、審査難易度はどうなのでしょうか?
ウォルマートカードの審査難易度は低め!
ウォルマートカードは「流通系クレジットカード」に分類されます。
流通系クレジットカードを簡単に言うと「お店」が発行するクレジットカードになります。
ウォルマートカードなら西友、リヴィン、サニーを利用する人に向けて発行していますし、他にも無印良品の公式クレジットカードである「MUJI Card」、ベルメゾン公式の「ベルメゾンメンバーズカード」なども流通系クレジットカードに属します。
流通系クレジットカードの発行目的は顧客の囲い込みになり、ウォルマートカードの場合は、西友、リヴィン、サニーを愛用してくれる人に広く発行したいということになります。
審査を厳しくしてしまっては顧客獲得にも繋がらないので、審査難易度はある程度低いと考えることができるんです。
ウォルマートカードは審査申込条件がとても緩い
ウォルマートカードの審査に申し込みができるのは、「高校生を除く18歳以上」の人になります。
社会人として働く方はもちろん、パート・アルバイトとして働く主婦の方、学生、配偶者に安定収入がある専業主婦の方もウォルマートカードの審査に申し込みができます。
また、ウォルマートカードは年金受給者の方の申し込みも歓迎していて、公式サイトにも「主婦・学生・アルバイト・パート・年金受給者の方もお申し込み受付中です。」と記載があるくらいです。
クレジットカード審査には上限年齢が設けられていないことがほとんどなのですが、収入が年金のみの方は返済能力の面で審査が不利になることもあります。
ウォルマートカードなら、年齢面でクレジットカード審査に不安がある方の申し込みも受け付けているので、気軽に申し込みをしてみてください。
American Expressは審査が厳しいんじゃないの?
ウォルマートカードの国際ブランドはAmerican Expressになり、アメックスは高い品質を保つために審査も甘くはないことが知られています。
そのためウォルマートカードもアメックスブランドのクレジットカードになるので、審査は甘くはないという見解もあります。
ただ、ウォルマートカードはそもそも申し込み条件が緩いですし、年会費も無料であることからAmerican Expressの厳しい審査基準が求められるわけではないんです。
ウォルマートカードの申し込み条件に該当していて信用情報機関に問題がなければ、どなたでも十分審査に通過する可能性はありますので「American Expressだから審査が厳しい」とは思わなくて大丈夫です。
ウォルマートカードの審査の流れが知りたい!
ウォルマートカードの申し込みはインターネットからできます。
西友の店舗でもウォルマートカードの申し込みは可能なのですが、インターネットならいつでもできるのでオススメはインターネットです。
2.内容確認の電話がかかってきます
ウォルマートカードの申し込みが完了すると、内容確認の電話がかかってきますので対応してください。
3.審査結果のお知らせ
ウォルマートカードの審査結果はメールでのお知らせになります。
4.クレジットカードのお届け
ウォルマートカードは審査結果メールが届いてから最短3営業日で発行され、受け取ったらすぐに使うことができます。ETCカードを同時申し込みした場合は、カード発行まで1~2日ほど追加でかかることがあります。
ウォルマートカードは審査結果がわかるのが比較的早く、口コミでは平日の午前中にゆとりを持って申し込みをした場合、その日のうち、または翌営業日に審査結果がわかることもあるようですよ。
ウォルマートカードの審査に落ちやすい人っているの?
ウォルマートカードの審査が落ちやすいと思われる人の例を見ていきましょう。
クレジットカードにはじめて申し込みをした
20代くらいまでの若い方ならはじめてのクレジットカード申し込みでも全く問題ないのですが、30代以降のクレジットカードを作ったことがない方は要注意。
クレジットカードの利用履歴は「クレヒス」と呼ばれています。
クレジットカードを作ったことがない人はクレヒスがない状態で、審査申し込みの際にクレジットカード会社にもわかってしまうことになります。
20代ならクレヒスがない状態であっても不自然ではありませんが、30代でクレヒスがないということは、状況がかなり不利になるんです。
30代以降でクレヒスがないということは、「これまで全て現金払いをしてきた堅実な人」と考えることもできるのですが、「ブラックリスト入りしていてクレジットカードを作れなかった人」ということにもなるんです。
例えば延滞が理由でブラックリスト入りした場合、延滞が解消されてから最長5年間記録が残り、この期間のことを「ブラック」「ブラック状態」「ブラックリスト」などと呼んでいます。
ブラックリスト中はクレジットカードを作ることができないので、5年間はクレヒスがない状態になります。
クレジットカード会社の方では、現金で支払いをしてきたからクレヒスがないのかブラックリスト入りしていたからクレヒスがないのかを判断できません。
そのため、ある程度年齢が高い人でクレヒスがない人というのは非常に警戒されることになってしまいます。
ブラックリスト入りしている方はウォルマートカードの審査通過は厳しい
・過去5年以内にスマホ代金の分割払いを延滞した
・過去10年以内に自己破産などの債務整理をした
など、お金のトラブルを起こしたことがある人などは現在もブラック状態である可能性があり、こういった人は、ウォルマートカードの審査通過はかなり厳しいでしょう。
他社から借り入れが多い方もウォルマートカードの審査通過は厳しいかも
カードローンなどでお金を借りている人は要注意!クレジットカードの支払いは後払いになることから、すでに借金がある人のことをとても警戒するんです。
同じ理由から、他社クレジットカードのキャッシング枠を使っている方もウォルマートカードの審査は厳しくなる可能性があります。
お金を借りているということは毎月どこかに返すお金があるということなので、ウォルマートカードの返済が遅れる可能性もあるということになってしまいます。
他社からお金を借りている人は、ウォルマートカードだけでなく、どのクレジットカードの審査も不利になると思っておきましょう。
ウォルマートカードの審査に通りたい!気をつけることはある?
ウォルマートカードの審査に通過するためのコツがあったら知りたいですよね!ここでは申し込みの際に気をつけることをまとめます。
申し込み内容を間違えない
当たり前のことですが、ウォルマートカードの申し込みに記入する内容を間違えるのは非常に良くないことです。
インターネットからの入力の場合、必須項目は入力しないと先に進めないようになっているのですが、任意項目もできる限り埋めることをおすすめします。
クレジットカードは必ず後払いになる支払い方法なので、その人のお金の使い方や信用能力が非常に大切になります。
どんなお店でも信用できない人にはツケ払いを許してくれないのと同じです。
クレジットカード審査のような重要な審査でミスが多い人や記入漏れがあると、あまり信用できない人と思われてしまいます。
そればかりか、ウォルマートカードの申し込みに記入した内容と本人確認書類の内容が違う場合、「この人は嘘をついているのか?」とか「本人の申し込みではないのかもしれない」と思われてしまうことがあるんです。
入力ミスは確認をすることで絶対に防ぐことができますので、ウォルマートカードの申し込みに記入する内容は、十分に確認しましょう。
短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしない
1ヶ月間に3社以上のクレジットカードに申し込みをするなど、ごく短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしてしまうと、そのことが原因で審査に落ちることがあります。
1度にたくさんのクレジットカードに申し込みをしてしまうと、クレジットカード会社の方では「この人は、そんなにお金の余裕がないのかな?」と判断するんです。
ウォルマートカードに申し込みをするときは、できればウォルマートカード1社だけにしておきましょう。
ウォルマートカードの店頭申し込みの注意点
店頭で「ウォルマートカードを作りませんか?」と勧誘されることもあると思います。イオンでも「イオンカード」を紹介されることがありますよね。
こういった店頭で声をかけてくる人はあくまでもお仕事で声をかけているだけなので、勧誘されて申し込みをしたからといって必ず審査に通るわけではありません。
また、案内担当の方は必ずしもウォルマートカードについての詳しい知識があるわけではないので、メリットばかりを強調されてしまうこともあります。
店頭で「申し込みはこれで終わりなので、あとはウォルマートカードが届くのを待っていてください」など、簡単な説明しか受けられないこともあるようです。
店頭からの申し込みでも確認の電話がかかってくることになりますので、この電話に出ないとウォルマートの審査に落ちてしまうことになります。
店頭からウォルマートカードの申し込みをしたい場合は、不明点もしっかり担当者に確認するようにしましょう。
ウォルマートカードの特典・キャンペーンが知りたい!
ここではウォルマートカードの特典・キャンペーンをご紹介します。
ウォルマートカードの新規入会で1,000円キャッシュバック!
現在、ウォルマートカードの新規入会キャンペーンを行っているか公式サイトで確かめていただきたいのですが、新規入会キャンペーンが適用されると1,000円のキャッシュバックを受けることができます。
キャッシュバック条件は、ウォルマートカードに入会してカード発行月の翌月末までにカードを使うだけです。金額の指定はありません。
西友・リヴィン・サニーでウォルマートカードを利用すると3%オフ!
これはウォルマートカードを利用するとても大きなメリットで、西友・リヴィン・サニーのお買い物が毎日3%オフになるんです。
ウォルマートカードでお買い物をするだけで3%割引なので、食品やトイレットペーパー、洗剤など毎日絶対に必要なものがいつでも割引価格で購入できるのは非常に助かりますね!
なお、楽天西友ネットスーパーでウォルマートカードを利用すると2%オフとなります。
毎月第1・第3土曜日は5%オフ
こちらはウォルマートカードの特典ではなく、発行会社のセゾンカードの特典になるのですが、毎月第1・第3土曜日は西友・リヴィン・サニーのお買い物が5%オフになります(楽天西友ネットスーパーは対象外)。
家族カードも割引対象になる!
夫婦や家族のお買い物をする場合、メインのお買い物担当は妻でも支払いは夫の銀行口座から行いたい時ってありますよね。
そんなときに便利なのが家族カードで、ウォルマートカードでも家族カードを発行できます。
ウォルマートカードの場合、家族カードも本カード会員とほぼ同じサービスを受けることができるので、妻が自分名義の家族カードでお買い物をしても3%オフ・5%オフが適用されるんです。
3万円までならサインレスでお買い物ができる
近年はICチップが埋め込まれているクレジットカードならサインレス決済ができるようになっているので、そこまで大きな特典ではないのですが、ウォルマートカードでのお買い物は、1回あたり3万円(税込)までならサインレスでお買い物ができます。
ウォルマートカードのポイント還元は「セゾン永久不滅ポイント」
ウォルマートカードのポイントは「セゾン永久不滅ポイント」になり、ポイント還元率は0.5%で、1,000円につき1ポイントが付与されることになります。
このポイントはウォルマートカードの基本ポイントになるので、西友・リヴィン・サニー以外のお買い物でもたまります。
ウォルマートカードなら、公共料金の支払い、スマホ代金の支払い、ガソリンの購入、インターネットショッピングなどでもセゾン永久不滅ポイントが1,000円で1ポイントもらえます。
セゾンポイントモール利用で最大30倍!
「セゾンポイントモール」はクレディセゾン運営のショッピングモールです。
ウォルマートカードを使って、セゾンポイントモールを経由しインターネットショッピングをするだけで最大30倍のポイントがもらえます。
Amazon、Yahoo!、楽天、LOHACO、ベルメゾンネット、オムニセブンなどの大手ショップやお取り寄せグルメ、ベビー・キッズ用品店など様々なお店が登録されているので、経由するだけでいつも利用しているショップが今よりもお得に利用できますよ。
ウォルマートカードは海外利用でポイント2倍!
ウォルマートカードを海外で利用すると、セゾン永久不滅ポイントがいつもの2倍となり、1,000円につき2ポイントもらえることになります。
注意!3%オフはポイント対象外になる
ウォルマートカードを西友・リヴィン・サニーで利用すると3%割引を受けられるとご案内しましたが、この割引が適用された場合、セゾン永久不滅ポイントがつきません。
つまり、ウォルマートカードの場合、3%割引とポイント付与は併用されないんです。
ただし、5%オフの時はセゾン永久不滅ポイント付与も行われるので、ウォルマートカードを使った「大きなお買い物」や「まとめ買い」は「毎月第1・第3土曜日」がいちばんお得です!
注意!割引対象外になる商品もある
3%割引~5%割引は西友・リヴィン・サニーでウォルマートカードを使うだけで適用されるので、クーポンやアプリなどは一切不要です。
ウォルマートカードの3%割引~5%割引は、本当に便利で助かるのですが、一部割引対象外になる商品もあるんです。
酒類、たばこ、金券類、修理費、作業費、代行費、配送料、調剤薬、自治体指定ゴミ袋(一部自治体)、自動販売機の商品、一部専門店(テナント) など
お酒を飲む方にとっては、アルコール類がウォルマートカードの割引対象外になるのはかなり残念なのではないでしょうか。
また、指定ゴミ袋など、必ず使うものがウォルマートカードの割引対象外なのも残念です。
ポイント付与はあるけど還元率は低い
対象外商品は割引は適用されませんが、ポイント0.5%還元の対象にはなるので1,000円のお買い物につきセゾン永久不滅ポイントを1ポイントもらうことができます。
ただし、ポイント還元率0.5%というのは決して高い還元率ではありません。
ウォルマートカードで貯めたセゾン永久不滅ポイントの交換方法は?
ウォルマートカードで貯めたセゾン永久不滅ポイントはセゾンカードの支払いに使ったり、様々な品物やサービスの割引券などと交換することができます。
●1位:ポイントdeお買物サービス
ポイント交換レート:200ポイント → 900円分
セゾンカードの支払いに、200ポイントを900円分として使うことができます。
●2位:Amazonギフト券
ポイント交換レート:200ポイント → 1,000円分
200ポイントを1,000円分のAmazonギフト券と交換できます。
Amazonでのお買い物になんでも使うことができますよ。
●3位:UCギフトカード
ポイント交換レート:500ポイント → 2,000円分
デパート、スーパー、ショッピングセンター、ホテルなど50万以上の店舗やサービスで利用できるギフト券。
500ポイントを2,000円として交換できます。
●4位:ナイストリップ(JTB旅行券)
ポイント交換レート:1,200ポイント → 5,000円分
1,200ポイントをJTB旅行券の商品券5,000円分(1,000円×5枚分)と交換できます。
●5位:ANA
ポイント交換レート:200ポイント → 600マイル
200ポイント単位でANA600マイルと交換可能です。
マイルが反映されるには交換手続きから3~4週間程度かかりますので、利用予定がある場合は早めに手続きを行うようにしましょう。
この他にも、ウォルマートカードで貯めたポイントは、以下のようなポイント・マイル・サービス利用券などとの交換が可能となっています。
ポイント交換先 | 必要ポイント数 | 交換先のポイント数 |
nanacoポイント | 200ポイント | 920ポイント |
Pontaポイント | 200ポイント | 900ポイント |
dポイント | 200ポイント | 1,000ポイント |
JALマイル | 200ポイント | 500ポイント |
Tポイント | 100ポイント | 450ポイント |
スターバックスカード | 100ポイント | 450ポイント |
ちなみに以前は「SEIYUショッピングカード2,000円分」にも交換可能だったのですが、2019年5月15日をもって交換受付が終了となりました。
ウォルマートカードで貯めた「セゾン永久不滅ポイント」は有効期限がないポイントなので、じっくり貯めてから使うことができます。
ウォルマートカードのキャッシング枠で現金を借りる
ウォルマートカードにはキャッシング枠をつけることもできます。
キャッシング枠はクレジットカードを使って現金を借りることができる枠のことで、お買い物に利用するショッピング枠とは別になります。
●ウォルマートカードキャッシング枠の貸付条件
融資額 | 50万円、30万円、10万円のいずれか |
融資利率 | 12.0%~18.0% |
返済方法 | 一括返済方式、定額リボルビング方式 |
遅延損害金 | 年率 17.52%~20.00% |
担保・保証人 | 不要 |
例えば、ウォルマートカードの総利用枠が50万円の場合、ショッピング枠とキャッシング枠を合わせた合計が50万円になります。
極端な例ですが、このクレジットカードで50万円をキャッシング枠で借りた場合、ショッピング枠として使える金額は0円になってしまうんです。
くれぐれもウォルマートカードのキャッシング枠の使いすぎにはご注意くださいね。
キャッシング枠でお金を借りる方法は2種類ある
ウォルマートカードのキャッシング枠でお金を借りる方法は2種類用意されています。
ATMでお金を借りる
パルコ、西友、ゆうちょ銀行、コンビニ、地方銀行、信用金庫などのセゾンカード(SAISON CARD)のステッカーが表記されている全国145,000台以上のATMで現金を借りることができ、土日祝日でも最長24時間借り入れが可能です。
ウォルマートカードで海外キャッシング
海外の現地ATMなら、現地通貨をウォルマートカードを使って借りることができます。
日本円からの両替とは違うので日本円を持ち合わせていなくてもお金を借りられますし、少額でも必要な金額だけを借りることができます。
ウォルマートカードのキャッシングが利用できるATMはAmerican ExpressのマークがあるATMになります。
ウォルマートカードの海外キャッシングには必ず暗証番号が必要になるので、渡航前に確認しておくようにしましょう。
ウォルマートカードキャッシング枠の返済方法は口座引き落とし
ウォルマートカードキャッシング枠の返済は「1回払い」または「リボ払い」で行い、毎月月末締めで、支払いは翌々月4日の引き落としになります。
4月にウォルマートのキャッシング枠を利用して、1回払いで返済する場合、6月4日に元金+利息の合計額が1度に引き落とされることになります。
ウォルマートのリボ払いで返済する場合は、借り入れ残高に対して決まっている金額を毎月定額で返していくことになります。
借り入れ残高 | 標準コース | ゆとりコース |
1~100,000円まで | 10,000円 | 4,000円 |
100,001円~150,000円 | 8,000円 | |
150,001円~200,000円 | ||
200,001円~250,000円 | 15,000円 | 12,000円 |
250,001円~300,000円 | ||
300,001円~350,000円 | 20,000円 | 11,000円 |
350,001円~400,000円 | ||
400,001円~450,000円 | 25,000円 | 14,000円 |
450,001円~500,000円 | ||
500,001円~550,000円 | 30,000円 | 17,000円 |
550,001円~600,000円 |
例えば、ウォルマートのキャッシング枠で25万円借りて「ゆとりコース」で返済する場合は毎月12,000円ずつ返していくことになります。
金利18.0%で借りた場合の返済期間は26回(2年2ヶ月)、利息は54,017円なので、返済総額は304,017円になります。
なるべく短期間で完済するためには、毎月の決まった返済だけに頼らずに、お財布に余裕がある時にはどんどん追加返済を行うようにすると良いですよ。
ウォルマートの場合、追加返済はATMからいつでもできますし、セゾンカードの会員ページ「セゾンカードNetアンサー」からも手続きができます。
ウォルマートカード ショッピング枠の支払い(返済)について
ウォルマートカードのショッピング枠の返済は口座引き落としで行われます。
締め日 | 毎月10日 |
返済日(引き落とし日) | 翌月4日 |
ウォルマートカードの「キャッシング枠」は「毎月月末締めの翌々月4日払い」になりますので、「ショッピング枠」とは異なります。
ウォルマートカードの選べる支払い回数
ウォルマートカードの支払い回数は、以下の5種類から選ぶことができます、
・2回払い(手数料無料)
・ボーナス一括払い(手数料無料)
・ボーナス2回払い
・リボ払い
さらにリボ払いは3種類から選択できる
リボ払いは利用残高に対して毎月決まった金額を返済する方法ですが、ウォルマートカードのリボ払いは3種類から選択できます。
2.お買い物の時には1回払いにしておいて、お買い物の後に「リボ変更」サービスを利用して、後からリボ払いに変更する。
3. 「リボ宣言」サービスを利用して、全てのウォルマートカード利用をリボ払いに設定します。
なお、3の「リボ宣言」を設定すると、国内・海外を問わず、ウォルマートカードを使ったすべてのショッピング・キャッシング利用分が自動的にリボ払いになります。
ウォルマートカードを日常使いする方はリボ宣言ではなく、どうしてもリボ払いが必要な場合のみリボ払いで支払うようにすると良いでしょう。
ウォルマートカードには「分割払い」がない
ウォルマートカードには分割払いの設定がなく、3回以上に分けて支払いをする場合はリボ払いで支払うことになってしまいます。
ウォルマートカードを西友・リヴィン・サニーで食品や日用品を購入するためのメインカードにしたい場合は1回払いを利用することが多いと思いますが、長期間かけて支払う場合は必ずリボ払いになることを覚えておきましょう。
ウォルマートカードの解約・退会方法
将来、ウォルマートカードが不要になったら速やかに解約手続きを行うようにしましょう。
使わないクレジットカードを持ち続けているのは悪用される不正利用のリスクが高いことになってしまいますよ。
ウォルマートカードの解約・退会方法は2種類用意されています。
1.セゾンカウンターでウォルマートカードを解約
お近くのセゾンカウンターにウォルマートカードと本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証など)を持参して行き、
お近くのセゾンカウンターはこちらから検索できます。
2.インフォメーションセンター(電話)でウォルマートカードを解約
インフォメーションセンターに電話をかけて、ウォルマートカードの解約手続きを行います。
カード番号が必要になるので、手元にウォルマートカードを用意してから解約の電話してください。
電話番号もカード裏面に書かれていますので、ウォルマートカードが届いたら確認してみてください。
ウォルマートカードのまとめ
流通系クレジットカードは、そのお店やサービスをあまり利用しない人にとっては無用のクレジットカードになります。
ですので、ウォルマートカードは西友・リヴィン・サニーの利用者さん向けとなるということはしっかり理解しておきましょう。
西友・リヴィン・サニーで日々の食品を購入するくらい普段使いしている人は、ウォルマートカードを使わないと大きく損をすることになります。
年会費が無料なのに、ウォルマートカードを使うだけで3%オフになるので、マイナス・デメリット・リスクが何もないんです。
西友・リヴィン・サニー以外での特典はセゾン永久不滅ポイントが0.5%還元になりメリットが少なくなるので、ウォルマートカードを西友・リヴィン・サニー専用のサブカードにしても良いでしょう。
ウォルマートカードは年金受給者さんや主婦の方も申し込み可能なので、食料品や日用品を無理なく節約したい方には安心しておすすめできるクレジットカードですし、むしろこれらのお店を使う人はホントに「持っていないと損!」と言い切れます。