青森銀行カードローン「Aキャッシング」金利や審査申し込みの流れ
青森銀行、通称「青銀(あおぎん)」は青森県青森市に拠点を置く地方銀行で、青森県を中心に、北海道、秋田県、宮城県、岩手県、東京都に合計92の店舗があります。
青森銀行のカードローンには「あおぎんカードローン Aキャッシング」と「教育カードローン」があり、その他クレジット機能を併せ持つキャッシュカード「aomo(アオモ)」でもキャッシングを利用することができます。
ここでは青森銀行のカードローン「Aキャッシング」を中心に、金利や限度額、審査申込の流れ、借入・返済方法などを詳しく解説していきます。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の特徴
正式名称 | あおぎんカードローン<Aキャッシング> |
利用対象者 | 以下の条件をすべて満たす個人 ・申込時年齢が満20歳以上で、最終返済時年齢が満75歳未満となる方 ・保証会社の保証が得られる方 |
使途 | 自由(ただし事業性資金は不可) |
借入限度額 | 10万円~1,000万円(10万円単位) ※WEB完結型の場合10万円~500万円(10万円単位) |
金利(実質年率) | 2.4%~14.5%(固定金利) |
借入方法 | ATM |
返済方法 | 約定返済:自動引落 随時返済:ATM |
最低返済額 | 2,000円 |
担保・保証人 | 不要 |
青森銀行の口座開設 | 必要 |
青森銀行への来店契約 | 不要 ※青森銀行の普通預金口座がない方は必要 |
保証会社 | アコム(株) |
公式サイト | こちら |
青森銀行は「Aキャッシング」の他にも「あおたす」というカードローンを展開していましたが、あおたすは現在、新規の申込受付を停止しています。
※青森銀行公式サイト内に一部、「あおたす」にも申し込めそうな記載がありますが、実際には申し込むことはできなくなっています。
「教育ローン(カードローン型)」は使途が教育資金に限定されていますし、「aomo(アオモ)」でのキャッシングもクレジットカード契約者しか利用できないため、幅広い方を対象としたカードローンと言えばこちらの「Aキャッシング」一択と言えるでしょう。
なお、青森銀行は2025年1月にみちのく銀行との合併が決まっていますが、合併して「青森みちのく銀行」となった後もカードローンはそのまま継続可能なので、安心してお申し込みください。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の利用対象者は?
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の利用対象者は「満20歳以上満75歳未満の個人」です。
年収や勤務形態に制限はないためパート・アルバイト、年金受給者の方も申し込みができますし、配偶者に安定した収入があれば本人に収入のない専業主婦・主夫も利用可能となっています。
「Aキャッシング」は一見、地方銀行の商品としては珍しく、対象者の居住地・勤務地にエリア制限のないカードローンのように見えますが、
・青森銀行普通預金口座をお持ちでない方は店舗での契約が必要
・青森銀行の「東京支店」とアプリでも開設できる「あおもりネット支店」の普通預金口座は取引対象外
・営業地域(※1)外にお住まいの方が口座を開設するには店舗での契約が必要
(※1)北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、東京都
であることから、「Aキャッシング」は実質的には青森銀行の店舗がお近くにある方のみが申し込めるカードローンだと捉えて間違いないでしょう。
青森銀行カードローンの限度額と金利
「あおぎんカードローン Aキャッシング」は契約時に決定される限度額の高さによって金利が設定されています。
●「あおぎんカードローン Aキャッシング」の限度額と金利
限度額 | 金利(実質年率) |
810~1,000万円 | 2.4% |
510~800万円 | 4.0% |
410~500万円 | 4.8% |
310~400万円 | 8.0% |
210~300万円 | 11.2% |
100~200万円 | 14.0% |
10~90万円 | 14.5% |
※WEB完結型は500万円が最高限度額になります。
「あおぎんカードローン Aキャッシング」の上限金利は14.5%となっており、この設定は銀行カードローンとしては平均的です。
ですので「青森銀行のカードローンは非常に低金利!」とまでは言えませんが、いつも利用している地元の銀行からこの金利でお金を借りられるというのは安心できると思います。
<参考>青森県内の人が申込可能な銀行カードローン金利・限度額比較
青森県にお住まいの方が申し込める銀行カードローンの金利と限度額をご紹介します。金利は特に上限金利に着目して比較してみてください。
行名・カードローン名 | 金利(実質年率) | 極度額(限度額) |
青森銀行 Aキャッシング | 年2.4%~年14.5% | 10万円~1,000万円 |
みちのく銀行 カードローン トモカ | 年4.9%~年14.0% | 10万円~500万円 |
青い森信用金庫 カードローン | 年9.8%~年14.3% | 10万円~300万円 |
東奥信用金庫 カードローン ステップ | 年11.5% | 30万円~100万円 |
東奥信用金庫 とうしんカードローン | 年14.3% | 10万円~50万円 |
岩手銀行 カードローン エルパス | 年1.8%~年14.6% | 10万円~1,000万円 |
北日本銀行 カードローン スーパークイカ | 年3.0%~年14.8% | 10万円~500万円 |
りそな銀行 カードローン | 年1.99%~年13.5% | 10万円~800万円 |
みずほ銀行 カードローン | 年2.0%~年14.0% | 10万円~800万円 |
三井住友銀行 カードローン | 年1.5%~年14.5% | 10万円~800万円 |
三菱UFJ銀行 カードローン バンクイック | 年1.8%~年14.6% | 10万円~500万円 |
イオン銀行 カードローン | 年3.8%~年13.8% | 10万円~800万円 |
楽天銀行 スーパーローン | 年1.9%~年14.5% | 10万円~800万円 |
住信SBIネット銀行 カードローン | 年1.89%~年14.79% | 10万円~1,000万円 |
セブン銀行 ローンサービス | 年12.0%~年15.0% | 10万円~300万円 |
auじぶん銀行カードローン | 年1.48%~年17.5% | 10万円~800万円 |
PayPay銀行 カードローン | 年1.59%~年18.0% | 1,000万円 |
Aキャッシングの金利は平均的
上の表を見ていただけると分かる通り、「14.5%」の上限金利は全国的には平均的な数字だと言えます。
ただ少し気になるのは青森銀行のライバルとも言えるみちのく銀行のカードローン「トモカ」の存在で、以下のような金利となっています。
●みちのく銀行カードローン「トモカ」の限度額と金利
利用限度額 | 金利(実質年率) |
10万円 | 14.0%(固定金利) |
30万円 | 12.0%(固定金利) |
50万円・100万円 | 10.0%(固定金利) |
200万円・300万円・500万円 | 4.9%(変動金利) |
青森銀行のAキャッシングは限度額10~90万円で一律14.5%の設定なので、明らかにAキャッシングのほうが高くなっています。
ただしみちのく銀行の「トモカ」はWEB完結での契約に対応しておらず、必ず店舗まで足を運ばなければいけません。
金利だけで選ぶならみちのく銀行「トモカ」の圧勝ですが、申し込みの簡単さでは青森銀行「Aキャッシング」のほうが勝りますので、この点を含めてしっかり検討してみてください。
青森銀行「aomo(アオモ)」の金利について
青森銀行のクレジットカード兼キャッシュカード「aomo(アオモ)」を所持していて、キャッシングの利用枠を設定している場合には、青森銀行ATMもしくは提携ATMからカードを使ってお金を借りることが可能です。
「aomo(アオモ)」を使ってのキャッシングに関しては青森銀行の公式サイトにあまり詳しく書かれていないため、ここで情報を整理しますと、次のようになります。
金利(実質年率) | 利用枠 | |
クラシックカード(一般カード) | 15.0% | 0万~50万円 |
ヤングゴールドカード | 15.0% | 0万~50万円 |
ゴールドカード | 9.5% | 0万~50万円 |
クラシックカード、ヤングゴールドカードはAキャッシングよりも金利が高いので、すでに「aomo(アオモ)」を持っている方や新たにクレジットカードが欲しい方以外は検討に値しませんが、ゴールドカードだとかなりの低金利で借りられるので、比べてみる価値はあるはずです。
ただし「aomo(アオモ)」には以下の年会費がかかりますので、この点を含めた比較検討が必要でしょう。
初年度年会費 | 2年目以降の年会費 | |
クラシックカード(一般カード) | 無料 | 1,375円(※2) |
ヤングゴールドカード | 無料 | 3,300円(※2) |
ゴールドカード | 5,500円 | 11,000円(※3) |
(※2)条件を満たすことで無料になります。
(※3)条件を満たすことで半額になります。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査申込方法
青森銀行カードローン「Aキャッシング」を契約するには、申し込みから契約までをWEBで完結できる方法と、店舗窓口にて契約を結ぶ方法があります。
「あおぎんカードローン Aキャッシング」は、返済用として青森銀行の(東京支店・あおもりネット支店以外の)普通預金口座が必須です。
青森銀行の普通預金口座がない方は口座開設とAキャッシングを同時に申し込むことができますが、その場合にはWEB完結申込は利用できません。
また、青森銀行の営業地域外にお住まいの方や、500万円以上の融資枠を希望する方もWEB完結は利用できず、青森銀行の店舗窓口に出かけて契約する必要があります。
Aキャッシング WEB完結型の申し込みの流れ
繰り返しになりますが、WEB完結を利用できるのは、
・融資枠が500万円以内で良い方
・お住まいが青森銀行本支店の営業地域内の方
といった条件を全て満たす方のみとなります。
青森銀行「Aキャッシング」公式ページの「WEB完結申込みはこちら」のバナーから進み、確認事項に全てチェックを入れると申込専用ページが開きます。フォームに必要事項を全て入力し、送信しましょう。
2.必要書類を提出
本人確認書類などをwebアップロードで青森銀行へ提出します。
3.審査・在籍確認
審査の一環として、青森銀行から勤務先等に在籍確認の電話連絡があります。
4.審査結果の連絡
青森銀行からメールが届きますので、記載されたURLからマイページにアクセスし、審査結果を確認してください。
5.契約内容確認
審査可決の場合、青森銀行から本人確認・契約内容確認のための電話連絡があります。
6.契約
青森銀行からメールが届きますので、記載されたURLからマイページにアクセスし、契約内容を確認してください。同意ボタンをクリック(タップ)すると契約手続きが完了します。書類の郵送などは不要です。
7.ローンカードの受け取り
後日、カードローン専用カードと契約書類が青森銀行から簡易書留郵便(転送不要扱い)にて届きます。ローンカードを受け取ったらATMからの借り入れが可能になります。
青森銀行の口座開設はアプリでも可能だけど…
青森銀行には「あおぎん口座開設アプリ」があるので、「それなら事前にアプリで口座を開設しておいて、それからAキャッシングに申し込めばWEB完結が可能なのでは?」と考える方も少なくないでしょう。
ですが残念ながら、これは不可。なぜなら「あおぎん口座開設アプリ」で口座を開設できるのはあおもりネット支店内においてのみとなり、この支店は返済用に対応していないからです。
つまりは青森銀行に普通口座を持っていない方(青森銀行東京支店やあおもりネット支店にしか普通口座を持っていない方を含む)がAキャッシングに申し込むには、必ず店舗まで足を運ばなければなりません。
WEB完結に対応している銀行カードローンが多い中でこの仕様は、普段青森銀行を利用していない方にとっては、なかなか敷居の高いものに映るのではないでしょうか。
Aキャッシング 来店型の申し込みの流れ
WEB完結でない場合には、以下のいずれかの方法で仮審査に申し込み、本申込みと契約手続きは実店舗にて行う形になります。
・WEB
・電話
・FAX
WEBからの仮申込み
青森銀行「Aキャッシング」公式ページの「WEBで仮申込みはこちら(来店型)」のバナーから仮審査申込フォームに進み、必要事項を入力して送信します。
電話での仮申込み
以下のAキャッシングお申込み専用ダイヤルから仮申込みを行います。青森銀行に口座をお持ちの方とお持ちでない方とで別々の番号になっています。
青森銀行に口座がない方:0120-586919
受付時間 平日 9:00~17:00
FAXでの仮申込み
「あおぎんカードローン仮審査申込書」をダウンロードするか青森銀行の店頭やATMで入手してください。
フォームに必要事項を記入したうえで、必要書類(本人確認書類(写し)、個人情報の取扱いに関する同意書、希望限度額50万円超の場合は収入証明書類)とともに以下の番号にFAXして申し込みます。
青森銀行FAX:017-732-1687
仮申込後の流れ
いずれかの方法で仮審査に申し込んだ後は、以下の流れとなります。
青森銀行ローンセンターまたは取引店からメールまたは電話があり、仮審査の結果が伝えられます。仮審査可決であれば、その際に借り入れの意思の確認も行われます。
2.在籍確認
お勤めの方については、勤務先等に在籍確認の電話がかかってきます。
3.本申込み・契約
青森銀行店舗窓口にて本申込みと契約手続きを行います。必要書類や印鑑を持って取引店までお出かけください。なお、提出する書類によっては再度審査が行われることがあります(ここで否決となるケースもあります)。
青森銀行カードローンの申し込みに必要な書類
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(個人番号カード)、パスポート、写真付住民基本台帳カード
WEB完結の場合には2種類必要です。
●収入証明書
源泉徴収票、所得証明書、確定申告書など
収入証明書は50万円を超える借り入れを希望する際に提出しますので、50万円以下でしたら不要です。
●普通預金口座の通帳とお届印
青森銀行は在籍確認を行う?
「あおぎんカードローン Aキャッシング」の在籍確認については、青森銀行公式サイト内に「お申込み受付後、『在籍確認』のため、ご勤務先に電話でご連絡いたします。」とはっきり記載されています。
一般的に在籍確認は、担当者の個人名で勤務先に電話がかかってくることになります。
もし同僚の方が、青森銀行の在籍確認の電話に出たとしても、カードローンの在籍確認だと用件が伝わることは絶対にありませんのでご安心ください!
審査申し込み~融資までにかかる時間は?
現在、銀行カードローンは即日融資に対応していないので、どのローンに申し込んでもその日のうちにお金を借りることはできません。
「あおぎんカードローン Aキャッシング」についても同様で、WEB完結で申し込んだ場合、契約完了までスムーズに進んでも融資まで1週間~10日程度かかることになります。
ローンカードを受け取ってからでなければお金は借りられないということになるので、基本的にスピード融資はできないと思っておきましょう。
※ちなみにクレジット一体型キャッシュカード「aomo(アオモ)」を申し込む場合だと、カード到着まで3~4週間ほどかかります。aomo(アオモ)でのキャッシングをお考えの方は、この点を併せて検討してみてください。
即日融資の必要がある方、急いでお金を借りる必要がある方は、青森銀行カードローンではなく、お金を借りる即日融資ガイド110番のトップページを確認して即日融資の対応をしているカードローンを検討してください。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査は厳しい?
「あおぎんカードローン Aキャッシング」は収入のない専業主婦・主夫や収入が年金のみという方も対象にしています。
また年齢要件も75歳までと比較的広く取ってあり、これらのことから申込条件は緩く、審査もそれほど厳しくないことが窺えます。
ただし注意したいのは、(審査の半分を担う)信用会社がアコム株式会社である点。
アコムは大手消費者金融として知られていることから、「審査はかなり甘いのでは?」と思われがちですが、アコムの利用時や他にアコムが審査を担当したローンで延滞や強制解約、債務整理などの金融トラブルを起こしたことがあると、まず審査には通らなくなってしまいます。
こうした信用情報の「キズ」は通常5年が経過すると抹消されるものですが、社内情報としては消えずに残り続けるので、これまでにアコムと何らかのお付き合いがある方は、そのときの利用状況を今一度思い起こしてみてください。
青森銀行カードローンの借入方法
「あおぎんカードローン Aキャッシング」でお金を借りる方法は「ATM」からのみで、振込融資や自動融資には原則対応していません。
・青森銀行ATM
・ATM相互無料提携金融機関(※4)
・E-net(ファミリーマート等コンビニATM)
・セブン銀行ATM
・ローソン銀行ATM
・イオン銀行ATM
・ゆうちょ銀行ATM
・全国キャッシュサービス加盟ATM
・ビューアルッテATM
など
(※4)みちのく銀行・北洋銀行・北海道銀行・東北銀行・北都銀行・荘内銀行・あすなろNET(青い森信用金庫・青森県信用組合・東奥信用金庫・東北労働金庫・JAバンク青森)・AAIネット(岩手銀行・秋田銀行)の各ATM
●ATM利用手数料と利用可能時間帯の例
・青森銀行ATM
曜日 | 時間帯 | 手数料 |
平日 | 7:00~8:00 | 110円 |
8:00~18:00 | 無料 | |
18:00~21:00 | 110円 | |
土日祝日 | 7:00~21:00 | 110円 |
※みちのく銀行などATM相互無料提携金融機関のATMやビューアルッテATMも同様に平日の9:00(一部ATMは8:45)~18:00は無料で借り入れが可能ですが、ビューアルッテについては時間外は220円のATM手数料がかかります。
・セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net
曜日 | 時間帯 | ATM手数料 |
全日 | 0:00~24:00 | 220円 |
※第1および第3月曜日の2:00~7:00は休止となります。
・イオン銀行ATM
曜日 | 時間帯 | 手数料 |
平日 | 8:00~18:00 | 110円 |
18:00~23:00 | 220円 | |
土日祝日 | 8:00~21:00 | 220円 |
・ゆうちょ銀行ATM
曜日 | 時間帯 | 手数料 |
平日・土曜 | 7:00~21:00 | 220円 |
日・祝日 | 7:00~20:00 | 220円 |
コンビニATMなら深夜でも借り入れが可能で便利なのですが、いつの利用でも毎回必ず220円のATM手数料がかかってしまうことになるのが痛いですね。
ただ、平日昼間の借り入れであれば青森銀行だけでなく、ATM相互無料提携金融機関のATMも無料で対応しているので、利便性は決して低くないと言えそうです。
青森銀行カードローンの返済方法
「あおぎんカードローン Aキャッシング」の約定返済(毎月の決まった返済)は、青森銀行普通預金口座からの自動引落になり、引落日は「毎月5日(銀行休業日にあたる場合は翌営業日)」で、返済金額は「返済日前日の借入残高」によって変わります。
返済日前日の借入残高 | 約定返済額 |
10万円以下 | 2,000円 |
10万円~20万円 | 4,000円 |
20万円~30万円 | 6,000円 |
30万円~40万円 | 8,000円 |
40万円~50万円 | 10,000円 |
50万円~60万円 | 12,000円 |
60万円~70万円 | 14,000円 |
70万円~80万円 | 16,000円 |
80万円~90万円 | 18,000円 |
90万円~100万円 | 20,000円 |
100万円超~150万円 | 25,000円 |
150万円超~200万円 | 30,000円 |
200万円超~300万円 | 40,000円 |
300万円超~400万円 | 45,000円 |
400万円超~500万円 | 50,000円 |
以降100万円ごとに10,000円追加 |
「あおぎんカードローン Aキャッシング」は借入残高によって毎月の返済額がかなり細かく分かれており、最低返済額は2,000円なので、返済負担は非常に軽いですね。
青森銀行カードローン 返済シミュレーション
青森銀行カードローンは「残高スライドリボルビング方式」という返済方式を採用しています。これは返済が進んで借入残高が一定額以下になると返済額も少なくなる返済方法になります。
例えば、「あおぎんカードローン Aキャッシング」で100万円借りた場合、当初の約定返済額は20,000円ですが、返済が進んで借入残高が90万円になると約定返済額は18,000円になり、最終的には毎月2,000円まで下がっていきます。
青森銀行カードローンで約定返済額だけで完済した場合の違いをシミュレーションしてみましょう。
例)金利14.5%で10万円借りた場合の返済例
借入額 | 10万円 |
毎月の返済額 (借入残高ごとの約定返済額) |
2,000円 最終回のみ259円 |
完済までの期間 | 6年6ヶ月 |
返済回数 | 78回 |
返済合計額 | 154,259円 |
利息の合計 | 54,259円 |
さらに、青森銀行カードローンで高額な借り入れではどうでしょうか。
例)金利14.5%で50万円借りた場合の返済例
借入額 | 50万円 |
毎月の返済額 (借入残高ごとの約定返済額) |
1回~23回:10,000円 24回~49回:8,000円 50回~83回:6,000円 84回~129回:4,000円 130回~205回:2,000円 最終回:1,950円 |
完済までの期間 | 17年2ヶ月 |
返済回数 | 206回 |
返済合計額 | 979,950円 |
利息の合計 | 479,950円 |
※金額はシミュレーターを使った試算になりますので実際の金額とは異なる場合があります。
「あおぎんカードローン Aキャッシング」は約定返済が青森銀行普通預金口座からの自動引落になるため、返済の手間はかかりません。
しかし、約定返済金額が低く設定してあることから、ずっと規定通りの返済を続けていたのでは、とんでもない額の利息を支払うことになります。
Aキャッシングは都合の良いタイミングで随時返済(追加返済)が可能です。規定額に追加して返済することで効率的に支払利息を抑えられますので、お財布に余裕があるときにはできるだけ追加返済を行うようにしましょう。
随時返済(追加返済)の方法は?
青森銀行カードローンの随時返済をしたいときはATMから行います。
お給料日や経済的に余裕ができたタイミングでどんどんATMから追加返済してきましょう。
「あおぎんカードローン Aキャッシング」はたとえ10万円の借り入れでも、約定返済だけに頼っていると完済までに6年6ヶ月もかかってしまうことを忘れないようにしてください。
まとめ:青森銀行カードローンのメリット・デメリットは?
カードローンを選ぶうえでポイントとなるのは、一般的に金利、申し込みや借り入れ、返済のしやすさなどが挙げられるでしょう。
これらの点から「あおぎんカードローン Aキャッシング」のメリットやデメリットをまとめると、以下のようになります。
・銀行カードローンとしては一般的な金利で利用しやすい
・青森銀行(東京支店またはあおもりネット支店以外)にすでに普通預金口座をお持ちであれば、WEB完結で申し込みから契約が可能
・銀行カードローンとしては審査難易度が比較的低め
・平日日中であれば手数料無料で借り入れできるATMが多数ある
・自動引落での返済なので手間がかからない
・月々の返済額が低い設定なので、負担なく返済することができる
<Aキャッシングのデメリット>
・銀行カードローンとしては特別低金利というわけではない
・青森銀行に返済用の普通預金口座がなければ、店舗に出かけての契約が必要
・借入開始までの期間が長い
・振込融資や自動融資には対応していない
・青森銀行のATMであっても、時間外や土日祝日の借り入れに手数料がかかる
・月々の返済額が低いため、約定返済のみでは返済期間が長引き、支払利息が増える
すでに青森銀行に普通預金口座がある方は問題ありませんが、そうでない方は店舗契約となることを考えると、「果たして新たに口座開設してまで……?」と疑問を感じます。
他の銀行に来店不要で契約可能なカードローンはいくつもありますし、その中には当然、青森銀行より金利が低いカードローンも存在しています。
ですので青森銀行カードローンに強いこだわりがないなら、他行のカードローンも一緒に検討してみることをオススメします。
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